JPS59126395A - Ｐａｌ方式ｖｔｒ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はＰＡＬ力式ＶＴＲの特殊再生に関するもので
ある、。

従来は、■Ｈ８方式のＮＴＳＣ４時間モード等において
、テープパターン上の隣接トランク間で水平同期信号の
記録位ｍ　（■並びという）がずれているため、特殊再
生（例えばキュー、レビュー。

ステイル）時に、あるトラックから次の同アジマストラ
ックに移ったときに水平同期信号が乱れ、モニター上の
画面が乱れることがある。ＮＴＳＣでは２時間モード、
ＰＡＬでは６時間モード時にＨ並びがされているので、
２倍の記録時間を得るため一子−ブ速度を１／２にする
と（ＮＴＳＣ４時間モード等〕ヘッド、テープ間の相対
速度が変わり。

■並びがされないことになる。

そこで」二記のようにＨ並びがされていない記録パター
ンでの特殊再生時でも、後述するスキュージャンプパル
スを検出し、水平同期信号をそろえ、モニターの同期乱
れを除去することが行われている。、ＮＴＳＣ方式では
、クロマ信号を含んだ再生映１象信号を上記のようにス
キュージャンプ補正すれば正常な画像が得られたが、Ｆ
ＡＩ、方式では、Ｖ軸の色差信号が１水平期間ごとに位
相反転されているため、６時間モードのときにＮＴＳＣ
方式と同じ処理では後述の理由によりモニター内でＰＡ
Ｌパルスが乱れ、カラーキラーが動作し、モニター画像
に色がつかないことがある。

この発明はこの欠点を除去したものである。即ち、特殊
再生時にはへラドナツプが磁気テープ十の次の記録トラ
ックからの再生信号を得るのに応じて、再生クロマ信号
の遅延量を変え、これにより次々の再生クロマ信号の１
水平期間ごとの色差信号の位相を合せるようにしたＰＡ
Ｌ方式ＶＴＲを提供するものである。

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図はＰ　Ａ　Ｌ力式ＶＴＲの再生系を示すブロック
図である。図において１と２はへラドテップであり、３
け該テップからの再生信号を増巾する前置増巾器である
。増巾器３の出力はＨＰＦ４及びＬＰＦ５を通り、輝度
信号とクロマ信号に分離される。輝度信号は復調器６で
復調され、同期分離回路７と０．５　Ｈ遅延回路８、ス
イッチ９へと導かれる。通常再生時復調器乙の出力はス
イッチ９の破線側を経て混合器１１で後述のクロマ信号
と混合され、出力端子１２に導かれる。上記ＨＰ　Ｆ５
で分離されたクロマ信号は後述するスイッチ１４．１６
の破線側を通り、周知のＶ　ＨＳ方式のＰＡＬクロマ信
号処理回路１７に導かれる。

次に特殊再生時におけるパターンを説明する。。

１８は後述するスキュージャンプ検出回路である３、第
２図及び第５図において符号人。は一対の回転へラドテ
ップのうち第１のへラドテップＩＫよって走査される磁
気子−ブ」二の軌跡を示し、またＢｏは第２のへラドテ
ップ２によるものである。Ａ＋　、　Ｂ＋は次の回転時
における軌跡、Ａ２．Ｂ２．Ａ３．Ｂ３・・・・・は更
に次の回転時におけるものである工、これらの軌跡にお
いて矢印はＰＡＬ信号のＶ軸の色差信号の位相全示し該
矢印に添えた小数字は水平走査番号を示している３、矢
印Ｓは磁気テープの通常の走査方向を示す。これらの軌
跡はいわゆるアジマス記録されているので、実際は傾斜
があるものであり、又隣り合う軌跡にヘッドチップがま
たがっても該ナツプと同アジマスの軌跡からのみ再生信
号が得られる。３時間モードでは、第２図に示すように
１］並びがされている記録パターンになり、又６時間モ
ードでは第３図に示すように１１並びがされて・　　な
い記録パターンになる。通常の再生状態では軌跡ＡＯＩ
　ＢＯＩ　ＡＩｌ　Ｂｌｌ　Ａ２．　Ｂ２・・・・・の
アジマス（で合った前記ヘッドテップがこれらの軌跡上
音それぞれ走査するので正常彦モニター画像が得られる
。、上記第２図の６時間モード、第６図の６時間モード
において磁気テープ全高速走行させた状態で再生画ＩＪ
　ｋ得るいわゆるキューを行うとヘッドテップは同アジ
マストラック全しばら〈走査し次の同アジマストラック
Ｏで移り再びそのトラックをしばら（走査し、次の同ア
ジマストラックに移るように走査するが、第２同第ろ図
では１例として符号−の軌跡が示されている。（後述す
るレビューにおいても同様に走査し１例として符号ｄで
示している。）図のようにあるチップではＡ２→Ａ３、
別ｆｉｔ　’ｅ得るいわゆるレビューを行うと、例えば
あるテップではＡ４→Ａ３→Ａ２．・・・Ａ３→Ａ２→
ＡＩ−＋Ａｏ・・・、あるチップでは・・・Ｂ、→Ｂ２
→Ｂ１・・・と走査する。

次に磁気テープを停止した状態で再生両開を得るいわゆ
るス子イルを行うと、Ａｌ−＋ＡＯ→ＢＯ−＋Ａ１・・
と走査する。

このように特殊再生を行うと、６時間モードのとき同ア
ジマストラックから同アジマストラックに移ると、水平
同期信号のズレを生じる。

ここで、このズレを検出する前記スキュージャンプ検出
回路１８を説明する。第４図は既知のように水平同期信
号からこのズレを検出する前記スキュージャンプ検出回
路１８のブロック図と、このブロック図の各々の回路の
波形を示す。図において、（ａ）はビデオ信号よシ同期
分離回路７で分離さけたものであり、（Ｃ）は再びτ２
（はぼ水平同期信号の巾）でモノマルチ２０をかけ、こ
れらにより等価パルス、垂直同期信号を除きこれを比較
水平同期信号としたものである２、一方、この信号音の
こぎり波発生回路２１、サンプルホールド回路２２、Ｖ
ＣＯ回路２ろで水平同期信号の２倍の周波数で同期され
た基準信号（ｆ＋　ｋ得る。これらの回路２１゜２２．
２３の出力波形をそれぞれ（ｄｉ　（ｅｌ　（ｆｌで示
す０、この基準信号（ｆｌ’ｔＦ・Ｆ２４で１／／２カ
ウントダウンし、（ｇ）に示す信号を得る、この信号（
ｇｌと（ｃｌはＲ８−Ｆ−Ｆ２５に導入され、位相が比
較されて（ｈｌのスキュージャンプパルスが得られる。

即ちスキュージャンプパルス（ｈｌの波形が変化した時
、水平同期信号に前記のズレ全土じたことになる。

よって、このスキュージャンプパルスで、遅延回路８を
経てＬｌ、　５　Ｈ遅延した信号と、ストレート信号を
スイッチ９で切換えて前記Ｈズレを補正している。っ 前述したキュー、レビュー、ステイル時の上記Ｈズレと
同時にクロマ信号のＶ軸の１水平期間ごとの位相ズレも
第２図と第６図のように異ってくる。、実際は前述した
ように、同アジマスを［７ばら（走査し、次の同アジマ
スに移るかジャンプしたパターンのＰ９Ｔヲ軌跡Ｍのよ
うに走査したと仮定しても実質上色差信号の位相関係は
同一であるので、ここでは軌跡Ｍについて一説明する。

即ち、３時間モードのときキューを行うと、ヘッドの軌
跡はＡ。−１→Ａ、−４→Ａ２−７・・・・・・あるい
はＢ。−６１５→Ｂ１−ろ１８→Ｂ２−３２２→・・・
となシ、レビュ一時はＡ２−７→Ａ１−４→Ａｌ−１・
・あるいはＢ２−３２１→Ｂ１−３１８→ＢＯ−３１５
・・となり、捷たステイル時はＡｌ−＋Ａｏ→Ｂｏ−Ａ
Ｉ−＋Ａｏ・・・となり通常再生時と同じ走行となる。

即ち、Ｖ軸の位相はそろっていてモニター内のＰ　’Ａ
　Ｌパルスの検出は通常の再生時と同じ動作をり、誤動
作にならない。

ところが、第６図に示す６時間モード時は、前述した特
殊再生をするとｖ軸の色差信号はまったくでたらめとな
り、モニター内のＰ　Ａ　Ｌ　パルス検出は異常となる
。Ｅｌちキュ一時をみてみてみると第３図のＭの方向に
走査したと考えられる。（実際はキュー軌跡）　Ａｏ−
１→Ａ１−２→Ａ２−３あるいは４・・レビュ一時はこ
れの逆と考えられる。これはＶ軸の色差信号の位相ｆ矢
印ｊは全くでたらめになる、 これを３時間モードのように位相をそろえるには、キュ
一時Ａｏ−１ｉ基準にとると、Ａ１−２は０．５Ｈ遅Ｋ
、Ａ２　３　ｆ　１．　ＯＨ遅延、Ａ３−４ｉ１．５Ｈ
遅延、レビュ一時はこれと逆に０→１．５　Ｈ分１．Ｏ
Ｈ→０．５Ｈとすればよい、。

Ｂトラックにおいても同様である。

ステイル時においても、レビュ一時と同様のローテーシ
ョンである１、即ち第６図のステイル軌跡を詳細に図解
すると第５図のよう（Ｃなる３、次に、ステイル時のヘ
ッド走行を考えてみる。

第３図のステイル軌跡のパターンのＡ＋　、Ｂｏ’ｋ　
第５図に移して考える０、 通常再生時よりステイル再生時はトラックの走査距離が
０．７５　Ｈ分長くなり、図で示したステイル再生Ｓａ
のトラック全走査することになる。１まず、Ａｔｋ走査
する３、これ’２１−Ａとする。Ａ−１−＋Ａ−２’・
°Ａ　−３１４と走査し、ＢＯ−３１２→Ｂ。

−ろ１３と走査するが、このときＶ軸の色差信号の位相
を考えてみると、Ａ１−３１４は↑が０．２５Ｈ残って
いる。よってＢ。に移ったとき↑が０．７５Ｈあれば位
相はあってくる二このためには、Ｂｏのトランクを１゜
５　Ｈ分遅延すれば、この条件が満たされる。これに２
−Ｈに示す。次に、２−Ｂの終りを見ると、↓が０．５
Ｈ残っている１、よって再びＡ、に移るときＡ１に↓０
．５　Ｈがあればよい。これはＡ１をやはり１．５Ｈ遅
延させればよい、これを５−Ａに示す。次に、３−Ａの
終りをみると↓ｏ、７５Ｈ分あるため、次のＢ。は同様
に↓０．２５　Ｈ分あればよい。これにはＢｏｋ　１．
０　Ｈ分遅延させればよい。

以上のよう々考えを順序よくもってぐると、結果ヒレビ
ュ一時と同様のローテーション０→１．５１１−＋　１
．０　Ｆｌ　→０．５　）１−＋　Ｄ　Ｈ（７）遅延を
くりカエセばよいことになる。

第５図は巾のせ捷いヘッドテップで示したが第３図のス
テイル軌跡、即ちＡ１→Ａｏに途中でジャンプするヘッ
ドテップにおいても同様のローテーションを行えばよい
。。

次に、この色ローテーションを行う実際の方法を説明す
る。第４図（ｈ）で得られたスキュージャンプパルス（
第６図の（ａｌ）”ｅ第１図のＦ、Ｆ２８で１／／２ダ
ウンした第６図の（ｂｌのパルスを得る。この両パルス
を第１図のブロックで示したスイッチ１４゜１６にそれ
ぞれ加えると、遅延回路１３．１５により４種類の遅延
された信号が得られる。す々わチパルス（ａｌ　”ｋス
イッチ１４に、パルス（ｂｌ　ヲスイツテ１６に加よる
。パルス（ａｌがハイレベルのときスイッチ１４の実線
側、パルス（ａｌがローレベルのときスイッチ１４０点
線側、また、パルス（ｂ）がノ・イレベルのときスイッ
チ１６の実線、パルス（′ｂ）がローレベルのときスイ
ッチ１６の点線側にスイッチされる。この４種のモード
により第６図の（ｃｌに示した遅延信号が得られる。す
なわち１．５Ｈ→１．ＯＨ→０．５Ｈ→ＯＨ→１．５Ｈ
・・・・・・となる。

次Ｇて、これと逆のＱ　−＋　０．５　ｆ（→１．ＯＨ
→１，５Ｈ→ＯＨ・・・・・・のローテーションを得る
には第１図のスイッチ２７を実線側に切換え、パルス（
ａｌ　ｋ反転回路２６により（ｄｌのように反転し、（
ａ）と（ｅｌで前述したようにして（ｆ＋で示す４種の
遅延信号が得られる。

次にこの色ローテーション挿入の場所であるが第１図の
Ｖｌ（Ｓクロマ信号処理回路１７の前に入れる。これは
、このクロマ信号処理回路１７のＡＦＣ２９にスキュー
ジャンプ補正後の水平同期信号を入れることはＡＦＣ回
路の追従がう１（な（、モニター上ノイズバーの後に色
反転現象あるいはモニターによっては色がつかないこと
がある３゜そこでＡＦＣ回路に入れる水平同期信号はス
キュージャンプ補正後の水平同期信号を入れるとよい０
、こうすると必然的に前述のクロマローテーションはＶ
Ｈ８色信号処理回路′１７の前、即ちＬＰＦ５の後がよ
いことになる。

前述した色ローテーションの他の方法を以下に記す。第
２図１でおいて、ビテオヘッドカＡ。−＋　Ａ、→Ａ２
・・・あるいは・・・Ａ２→Ａｌ−＋Ａｏと特殊再生１
−だとき、ようになる。ＩＩＩちＡｏ　　１もＡ１−４
もＡ２−７も全く同位相、同極性の色差信号である。

これ全第５図の６時間モードに当てはめる。このとき同
位相、同極性で走査させるためにはＡ。−１→Ａｌ−４
→Ａ２−７→Ａ３−１０と走査すればよい、。

即ち、キュ一時は４．５Ｈ−＋３Ｈ→１．５Ｈ→０１］
→４．５Ｈのローテーションをすればよいことになる。

レビュー、ステイル時はＡ３−１→Ａ２−７→Ａ１−４
→Ａｏ−１のようにローテーション、即ちＯＨ→１．５
Ｈ−＋３．ＯＨ→４．５Ｈ→ＯＨのローテーションにな
る。

この発明は上記したように、■並びがなされていないＰ
ＡＬ刀式ＶＴＲ［おいて、再生されたクロマ信号全遅延
して再生された色差信号の位相を合せるようにしたから
、ＰＡＬ）くルスの異常により、モニターの色が消える
等の従来の欠点を除去することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すＰＡＬ力式のＶＴＲ
の再生系七加吋ブロック図、第２図はＰＡＬ３時間モー
ドの記録パターンを示す図、第ろ図はＰＡＬ６時間モー
ドの記録パターンを示す図、第４図はスキュージャンプ
検出回路のブロック図及びその動作を示す波形図、第５
図はステイル時のヘッド走行パターンを示す図、第６図
は再生クロマ信号の遅延時間のローテーションを示す図
、第７図はＰＡＬ信号のＶ軸、Ｕ軸の色差信号の位相関
係を示す図である。 １ろ・遅延回路、１５：遅延回路、１８ニスキユ一ジヤ
ンプ検出回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｈ並びがされていないＰＡＬ方式のＶＴＲにおいて、あ
   るトラックからの再生信号に続いて他のトラックからの
   再生信号が得られたことを検出する第１の手段と、再生
   されたクロマ信号を選択的に遅延する第２の手段と、第
   １の手段の検出出力によって第２の手段による遅延時間
   を定められた周期で変え、以ってトラックが変わるたび
   の再生色差信号の位相が合うように構成したこと全特徴
   とするＰＡＬ方式ＶＴＲ６