JPH0641430Y2 - 多方式ビデオテ−プレコ−ダ - Google Patents

多方式ビデオテ−プレコ−ダ

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JPH0641430Y2
JPH0641430Y2 JP1986161473U JP16147386U JPH0641430Y2 JP H0641430 Y2 JPH0641430 Y2 JP H0641430Y2 JP 1986161473 U JP1986161473 U JP 1986161473U JP 16147386 U JP16147386 U JP 16147386U JP H0641430 Y2 JPH0641430 Y2 JP H0641430Y2
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JP
Japan
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head
signal
ntsc
delay circuit
delay
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JP1986161473U
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JPS6368280U (ja
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富士雄 吉田
哲康 志田
隆一 小森谷
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、NTSC、PAL、SECAM等の多方式ビデオテープレ
コーダに関する。
(従来の技術) フィールドスチル再生やスロー再生、あるいは標準モー
ドの数倍のスピードで録画再生を行うビデオテープレコ
ーダ(以下VTRと略記する)において、標準モード(2H,
3H)のピクチャーサーチ時に発生するノイズバーを低減
するために、第2図に示すダブルアジマス3へヘッド方
式、あるいは第3図に示すダブルアジマス4ヘッド方式
が実現されている。第2図及び第3図において、30はR
ヘッド、31はL′ヘッド、32はLヘッド、33はRヘッ
ド、34はL′ヘッド、35はLヘッド、36はR′ヘッドで
ある。
上記した各方式においては、第2図に示すRヘッド30と
L′ヘッド31、及び第3図に示すRヘッド33とL′ヘッ
ド34、R′ヘッド36とLヘッド35の各ヘッドギャップ間
隔lは、通常、NTSC方式では2H(740μm:但しVHS方
式)、PAL方式では2HP(622μm:但しVHS方式)と決め
られている。
つまり、第3図に示すダブルアジマス4ヘッド方式にお
いては、互いに異なるアジマス角を有する記録再生用の
Rヘッド33及びLヘッド35が回転ドラム上に180°の角
度間隔をもって配置され、Rヘッド33と同一アジマス角
を有する特殊再生用のR′ヘッド36がRヘッド33に対し
て180°−2HPの角度間隔をもって回転ドラム上に配置
され、Lヘッド35と同一アジマス角を有する特殊再生用
のL′ヘッド34がLヘッド35に対して180°−2HPの角
度間隔をもって回転ドラム上に配置されている。
(考案が解決しようとする問題点) このように、NTSC方式とPAL方式及びSECAM方式とでギャ
ップ間隔が異なるため、従来のNTSC。PAL、SECAM等の多
方式VTRでは、上記したダブルアジマス3ヘッド方式及
びダブルアジマス4ヘッド方式は実現されていない。
本考案は係る実情に鑑み、1組のダブルアジマス3ヘッ
ド又はダブルアジマス4ヘッドと遅延回路の組み合わせ
によって、従来のNTSC方式の専用機又はPAL方式及びSEC
AM方式の専用機と同等の機能を有する多方式VTRを提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の多方式ビデオテープレコーダは、互いに異なる
アジマス角を有する記録再生用の第1のヘッド及び第2
のヘッドが回転ドラム上に180°の角度間隔をもって配
置され、前記第1のヘッドと同一アジマス角を有する特
殊再生用の第3のヘッドが前記第1のヘッドに対して18
0°−2HP(但し、HPはPAL方式の1水平期間)の角度間
隔をもって前記回転ドラム上に配置され、前記第2のヘ
ッドと同一アジマス角を有する特殊再生用の第4のヘッ
ドが前記第2のヘッドに対して180°−2HPの角度間隔
をもって前記回転ドラム上に配置され、NTSC方式の再生
映像信号を、PAL方式の2水平期間分の時間とNTSC方式
の2水平期間分の時間との差の時間だけ遅延させる遅延
回路を備え、NTSC方式で記録された磁気テープをフィー
ルドスチル再生する場合に前記遅延回路を動作させるこ
とにより、前記第1のヘッド及び前記第3のヘッドで再
生された信号、又は前記第2のヘッド及び前記第4のヘ
ッドで再生された信号の内の一方の信号に含まれる1フ
ィールド毎の時間差を前記遅延回路で補正するものであ
る。
(作用) 第1のヘッドと同一アジマス角を有する特殊再生用の第
3のヘッドを、第1のヘッドに対して180°−2HP(622
μm)の角度間隔をもって回転ドラム上に配置し、第2
のヘッドと同一アジマス角を有する特殊再生用の第4の
ヘッドを、第2のヘッドに対して180°−2HPの角度間
隔をもって回転ドラム上に配置する。
つまり、ダブルアジマスヘッドの隣接するヘッド同士の
ギャップ間隔をPAL方式もしくはSECAM方式に基いて622
μmに設定し、これをNTSC方式で再生する時、NTSC方式
に基くギャップ間隔740μmと前記622μmとの差118μ
m分を遅延回路によって遅延する。これにより、再生タ
イミングのずれを無くし、画像の曲がりや色消え等のい
わゆるスキューの発生を防止する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案に係る多方式VTRの再生系の概略構成を
示している。
同図において、1はRヘッド(第1のヘッド)、2は
L′ヘッド(第4のヘッド)、3はLヘッド(第2のヘ
ッド)、4はR′ヘッド(第3のヘッド)であり、これ
らの配置関係は前記した第3図に示す各ヘッドの配置関
係と同様である。また、Rヘッド1とL′ヘッド2とギ
ャップ間隔、及びR′ヘッド4とLヘッド3とのギャッ
プ間隔はPAL方式によりそれぞれ622μm(但しVHS方
式)に設定されている。また、5〜8は再生アンプ、10
は第1切換スイッチ、11は第2切換スイッチ、12は第3
切換スイッチ、14は第4切換スイッチ、15は輝度信号復
調回路、16はクロマ信号復調回路、17は輝度信号(Y信
号)とクロマ信号(C信号)との混合回路、18はCCDか
らなる遅延回路である。
上記した構成において、NTSC方式により記録された磁気
テープ(図示省略)を再生する場合において、再生中に
L′ヘッド2−R′ヘッド4からR′ヘッド4−Rヘッ
ド1に切換えてフィールドスチル再生を行った場合、R
ヘッド1の出力は本来の再生タイミングより118μm(7
40μm−622μm)分だけずれることになる。このた
め、画像の曲がりや色消えといったいわゆるスキューを
生じる。そこで、Rヘッド1又はR′ヘッド4で再生さ
れる信号のうち進みすぎている方の信号をこの差118μ
m分だけ遅延回路18によって遅延させることにより、ス
キューを無くすことができる。
第1切換スイッチ10及び第2切換スイッチ11は、磁気テ
ープの走行速度やスチル再生、スロー再生等の各種情
報、又はサーチ時には各再生アンプ5〜8のエンベロー
プ出力レベルの情報に基く切換信号P1によって適宜切換
えられる。また、第3切換スイッチ12はヘッド切換パル
スP2によって適宜切換えられる。さらに、第4切換スイ
ッチ14には、NTSC方式の磁気テープを再生していると
き、前記第1切換スイッチ10及び前記第2切換スイッチ
11の切換信号P1に基く切換信号P3を与え、前記したスキ
ューの発生する時だけその再生を行うように、すなわち
遅延回路18側に切換わるようになされている。
例えば、R′ヘッド4−Rヘッド1に切換えてフィール
ドスチル再生を行った場合、R′ヘッド4によって再生
された信号は、第2切換スイッチ11及び第3切換スイッ
チ12を経て輝度信号復調回路15とクロマ信号復調回路16
とに入力される。輝度信号復調回路15によって復調され
た輝度信号は混合回路17に入力され、また、クロマ信号
復調回路16によって復調されたクロマ信号は同じく混合
回路17に入力され、ここで前記輝度信号と混合された
後、第4切換スイッチの端子b−aを経て出力される。
一方、Rヘッド1によって再生された信号は、第1切換
スイッチ10及び第3切換スイッチ12を経て輝度信号復調
回路15とクロマ信号復調回路16とに入力される。輝度信
号復調回路15によって復調された輝度信号は混合回路17
に入力され、また、クロマ信号復調回路16によって復調
されたクロマ信号は同じく混合回路17に入力され、ここ
で前記輝度信号と混合された後、この場合は遅延回路18
によって118μm遅延された後、第4切換スイッチ14の
端子c−aを経て出力される。これにより、Rヘッド1
の本来のタイミングで出力されることになる。
なお、本考案では、隣接するヘッド同士のギャップ間隔
をPAL方式によって設定し、NTSC方式の磁気テープを再
生する場合にスキュー補正を行うようにしているが、こ
れは、 118μmという機械的スキューに対する電気的遅延時
間が少なくてすみ、しかもCCDチップを応用する場合の
特性劣化が少ない。
本来のPAL方式は、R−Yの色素信号のベクトルが1H
(1水平走査期間)ごとに90°反転する複雑な方式であ
るため、わずかの信号の劣化でも色消えする等不安定な
傾向にある。したがって、ギャップ間隔の誤差、遅延誤
差、第4切換スイッチ14のレベル誤差等の累積は性能不
安定要素となるので、NTSC方式の方でスキュー補正を行
った方がシステム全体としての安定性を格段に改善する
ことができる。
スキュー量は予め分かっているので、遅延回路18とク
ロック周波数の設定のみでよく、また、第4切換スイッ
チ14の切換ロジックも第1切換スイッチ10及び第2切換
スイッチ11の切換信号と、NTSC信号及びPAL信号、SECAM
信号との簡単な論理回路で構成できる。
等の多くの利点を有するからである。
(考案の効果) 本考案の多方式ビデオテープレコーダは、ダブルアジマ
スヘッドのうち隣接するヘッド同士のギャップ間隔をPA
L方式もしくはSECAM方式に基いて設定し、NTSC方式で記
録された磁気テープをフィールドスチル再生する場合、
設定されたギャップ間隔とNTSC方式によるギャップ間隔
との差分を遅延回路によって遅延するように構成してい
る。すなわち、R−Yの色差信号のベクトルが1H(1水
平走査期間)ごとに90°反転する複雑な方式であるため
に、ギャップ間隔の誤差、遅延誤差等の累積によるわず
かな信号の劣化でも色消えする等不安定な傾向にあるPA
L方式もしくはSECAM方式ではなく、NTSC方式の方でスキ
ュー補正を行うように構成したので、システム全体とし
て安定性に優れた補正を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の多方式ビデオテープレコーダの再生系
の概略ブロック図、第2図はダブルアジマス3ヘッドの
概略平面図、第3図はダブルアジマス4ヘッドの概略平
面図である。 1…Rヘッド、2…L′ヘッド 3…Lヘッド、4…R′ヘッド 5〜8…再生アンプ 10…第1切換スイッチ 11…第2切換スイッチ 12…第3切換スイッチ 14…第4切換スイッチ 15…輝度信号復調回路 16…クロマ信号復調回路 17…混合回路、18…遅延回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なるアジマス角を有する記録再生
    用の第1のヘッド及び第2のヘッドが回転ドラム上に18
    0°の角度間隔をもって配置され、 前記第1のヘッドと同一アジマス角を有する特殊再生用
    の第3のヘッドが前記第1のヘッドに対して180°−2H
    P(但し、HPはPAL方式の1水平期間)の角度間隔をもっ
    て前記回転ドラム上に配置され、 前記第2のヘッドと同一アジマス角を有する特殊再生用
    の第4のヘッドが前記第2のヘッドに対して180°−2H
    Pの角度間隔をもって前記回転ドラム上に配置され、 NTSC方式の再生映像信号を、PAL方式の2水平期間分の
    時間とNTSC方式の2水平期間分の時間との差の時間だけ
    遅延させる遅延回路を備え、 NTSC方式で記録された磁気テープをフィールドスチル再
    生する場合に前記遅延回路を動作させることにより、前
    記第1のヘッド及び前記第3のヘッドで再生された信
    号、又は前記第2のヘッド及び前記第4のヘッドで再生
    された信号の内の一方の信号に含まれる1フィールド毎
    の時間差を前記遅延回路で補正することを特徴とする多
    方式ビデオテープレコーダ。
JP1986161473U 1986-10-20 1986-10-20 多方式ビデオテ−プレコ−ダ Expired - Lifetime JPH0641430Y2 (ja)

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JPS6368280U JPS6368280U (ja) 1988-05-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH048708Y2 (ja) * 1979-09-17 1992-03-04
JPS61108269A (ja) * 1984-10-31 1986-05-26 Sony Corp 記録再生装置
JPS61116493A (ja) * 1984-11-12 1986-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転ヘツド型磁気録画再生装置

Also Published As

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JPS6368280U (ja) 1988-05-09

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