JPH0453156B2 - - Google Patents
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- JPH0453156B2 JPH0453156B2 JP58241712A JP24171283A JPH0453156B2 JP H0453156 B2 JPH0453156 B2 JP H0453156B2 JP 58241712 A JP58241712 A JP 58241712A JP 24171283 A JP24171283 A JP 24171283A JP H0453156 B2 JPH0453156 B2 JP H0453156B2
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- JP
- Japan
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- signal
- circuit
- frequency
- phase
- frequency conversion
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Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 40
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 108010076504 Protein Sorting Signals Proteins 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 5
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/82—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
- H04N9/83—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal
- H04N9/84—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal the recorded signal showing a feature, which is different in adjacent track parts, e.g. different phase or frequency
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明はFM変調された輝度信号の低域側に
周波数変換されて記録されたPAL搬送色信号の
再生時の処理装置に関する。
周波数変換されて記録されたPAL搬送色信号の
再生時の処理装置に関する。
背景技術とその問題点
普及型の家庭用VTRやいわゆる8ミリビデオ
と呼ばれるカメラと一体型のVTRの場合、カラ
ー映像信号の記録にあたつて輝度信号はFM変調
して比較的高い帯域にもつてゆき、搬送色信号は
その低域側に周波数変換して記録するようにして
いる。
と呼ばれるカメラと一体型のVTRの場合、カラ
ー映像信号の記録にあたつて輝度信号はFM変調
して比較的高い帯域にもつてゆき、搬送色信号は
その低域側に周波数変換して記録するようにして
いる。
ところで、このVTRによつてPAL方式の映像
信号を記録再生する場合に、PAL方式の搬送色
信号は一方の変調色信号が1水平区間毎に反転し
ていることに注意しなければならない。即ち
PAL方式のカラー映像信号の搬送色信号は第1
図に示すように、ある1つおきの水平区間では、 F+=(EB−EY)+j(ER−EY) で表され、残りの1つおきの水平区間では、 F-=(EB−EY)−j(ER−EY) で表されるようになり、赤の色差信号の変調信号
の位相が1水平区間毎に反転しており、これに対
応して信号F+に対してはB−Y軸に対して135゜進
んだ位相のバースト信号B+が挿入され、信号F-
に対してはB−Y軸に対して135゜遅れた位相のバ
ースト信号B-が挿入されている。
信号を記録再生する場合に、PAL方式の搬送色
信号は一方の変調色信号が1水平区間毎に反転し
ていることに注意しなければならない。即ち
PAL方式のカラー映像信号の搬送色信号は第1
図に示すように、ある1つおきの水平区間では、 F+=(EB−EY)+j(ER−EY) で表され、残りの1つおきの水平区間では、 F-=(EB−EY)−j(ER−EY) で表されるようになり、赤の色差信号の変調信号
の位相が1水平区間毎に反転しており、これに対
応して信号F+に対してはB−Y軸に対して135゜進
んだ位相のバースト信号B+が挿入され、信号F-
に対してはB−Y軸に対して135゜遅れた位相のバ
ースト信号B-が挿入されている。
このPAL方式のカラー映像信号の色復調を行
うに当たつては、VTRから再生されたカラー映
像信号がテレビジヨン受像機に供給されるに当た
つて、上述のように1水平区間毎に正しく一方の
変調色信号即ち赤の色差信号の変調信号の位相が
1水平区間毎に反転している必要がある。
うに当たつては、VTRから再生されたカラー映
像信号がテレビジヨン受像機に供給されるに当た
つて、上述のように1水平区間毎に正しく一方の
変調色信号即ち赤の色差信号の変調信号の位相が
1水平区間毎に反転している必要がある。
VTRの通常の再生時には、この変調色信号の
反転の連続性については問題なく考慮されている
が、高速再生やスローモーシヨン再生等のように
複数のトラツクにまたがつて回転ヘツドが走査す
るような場合には、この1水平区間毎の反転の連
続性が損なわれることがある。
反転の連続性については問題なく考慮されている
が、高速再生やスローモーシヨン再生等のように
複数のトラツクにまたがつて回転ヘツドが走査す
るような場合には、この1水平区間毎の反転の連
続性が損なわれることがある。
即ち、第2図はPAL方式のカラー映像信号対
応のVTRのトラツクパターンの一例を示すもの
で、1本おきのトラツクTA1,TA2…は2個の
回転ヘツドの内の一方の回転ヘツドHAによつて
記録されるトラツクを、TB1,TB2…は他方のア
ジマス角がヘツドHAとは異なる回転ヘツドHB
によつて記録されるトラツクをそれぞれ示してお
り、また図中矢印で示すのは記録された搬送色信
号中のバースト信号の1水平区間(1H)毎の位
相を示している。なお、実際に記録される信号は
隣接トラツク間における搬送色信号のクロストー
ク除去のため、例えばトラツクTA1,TA2…に
おいては1水平区間ごとに搬送色信号は副搬送波
が90゜ずつ移相されて記録され、残りの1本おき
のトラツクTB1,TB2…においては副搬送波がそ
のままの位相で記録されているので実際の記録パ
ターン上のバースト信号の位相を示すものではな
く、再生時、トラツクTA1,TA2…に対して位
相復元されたものとした場合として示してある。
応のVTRのトラツクパターンの一例を示すもの
で、1本おきのトラツクTA1,TA2…は2個の
回転ヘツドの内の一方の回転ヘツドHAによつて
記録されるトラツクを、TB1,TB2…は他方のア
ジマス角がヘツドHAとは異なる回転ヘツドHB
によつて記録されるトラツクをそれぞれ示してお
り、また図中矢印で示すのは記録された搬送色信
号中のバースト信号の1水平区間(1H)毎の位
相を示している。なお、実際に記録される信号は
隣接トラツク間における搬送色信号のクロストー
ク除去のため、例えばトラツクTA1,TA2…に
おいては1水平区間ごとに搬送色信号は副搬送波
が90゜ずつ移相されて記録され、残りの1本おき
のトラツクTB1,TB2…においては副搬送波がそ
のままの位相で記録されているので実際の記録パ
ターン上のバースト信号の位相を示すものではな
く、再生時、トラツクTA1,TA2…に対して位
相復元されたものとした場合として示してある。
ところで、このテープパターンにおいては、水
平のアライメントが1HであるためPALカラー映
像信号のカラーアライメントはとられていない。
このため、高速再生モードにおいて第2図で破線
で示すような軌跡を回転ヘツドHAが描いて走査
した場合、その再生信号の取り出しは例えば同図
のa点においてトラツクTA1からトラツクTA2
へジヤンプする。この高速再生によつて得られた
再生信号中のバースト信号の位相をみてみると、
第3図Aに示すようにこのトラツクジヤンプの時
点aにおいてバースト信号の1水平区間毎の反転
の連続性(以下、バースト信号のシーケンスとい
う)は逆になつてしまう。したがつて、このよう
になつたPALカラー映像信号をモニタ受像機に
供給して映像を再生しようとすると、画面上で正
しい色再生が行われなくなつてしまう。
平のアライメントが1HであるためPALカラー映
像信号のカラーアライメントはとられていない。
このため、高速再生モードにおいて第2図で破線
で示すような軌跡を回転ヘツドHAが描いて走査
した場合、その再生信号の取り出しは例えば同図
のa点においてトラツクTA1からトラツクTA2
へジヤンプする。この高速再生によつて得られた
再生信号中のバースト信号の位相をみてみると、
第3図Aに示すようにこのトラツクジヤンプの時
点aにおいてバースト信号の1水平区間毎の反転
の連続性(以下、バースト信号のシーケンスとい
う)は逆になつてしまう。したがつて、このよう
になつたPALカラー映像信号をモニタ受像機に
供給して映像を再生しようとすると、画面上で正
しい色再生が行われなくなつてしまう。
以上はベータ方式のVTRによつてPAL映像信
号を記録再生する場合について説明したが、いわ
ゆる8ミリビデオの規格においても同様に水平の
アライメントが1Hあるいは2Hであるため、カラ
ーアライメントはとられておらず同様の問題が生
じる。
号を記録再生する場合について説明したが、いわ
ゆる8ミリビデオの規格においても同様に水平の
アライメントが1Hあるいは2Hであるため、カラ
ーアライメントはとられておらず同様の問題が生
じる。
そこで第4図に示すような搬送色信号の処理装
置が提案された。
置が提案された。
即ち、この例は8ミリビデオの場合の例で、記
録時1本おきのトラツクにおいては搬送色信号は
副搬送波が1水平区間毎に90゜ずつシフトさせら
れて記録されており、残りの1本おきのトラツク
は副搬送波がそのままの位相で記録されているも
のである。
録時1本おきのトラツクにおいては搬送色信号は
副搬送波が1水平区間毎に90゜ずつシフトさせら
れて記録されており、残りの1本おきのトラツク
は副搬送波がそのままの位相で記録されているも
のである。
第4図において、2個の回転ヘツドによつて再
生された信号は入力端1を通じて再生アンプ2に
供給され、このアンプ2の出力はハイパスフイル
タ3を介してFM変調された輝度信号が取り出さ
れ、これがFM復調されて再生される。
生された信号は入力端1を通じて再生アンプ2に
供給され、このアンプ2の出力はハイパスフイル
タ3を介してFM変調された輝度信号が取り出さ
れ、これがFM復調されて再生される。
またアンプ2の出力はローパスフイルタ4に供
給されて低域変換された搬送色信号が取り出さ
れ、これが周波数変換回路5に供給される。一
方、低域変換された搬送色信号の低域副搬送波周
波数fLに等しい周波数の信号を発生する可変周波
数発振器11が設けられ、この可変周波数発振器
11からの周波数fLの信号が位相制御回路12に
供給され、後述のように位相制御された後、周波
数変換回路14に供給される。
給されて低域変換された搬送色信号が取り出さ
れ、これが周波数変換回路5に供給される。一
方、低域変換された搬送色信号の低域副搬送波周
波数fLに等しい周波数の信号を発生する可変周波
数発振器11が設けられ、この可変周波数発振器
11からの周波数fLの信号が位相制御回路12に
供給され、後述のように位相制御された後、周波
数変換回路14に供給される。
一方、元のPAL方式の副搬送波周波数fSC(=
4.43MHz)の基準発振器15からの発振信号がこ
の周波数変換回路14に供給され、これよりは周
波数fSC+fLの信号と周波数fSC−fLの信号が得られ
る。そして、これらがバンドパスフイルタ16を
通じて周波数fSC+fLの信号のみが取り出され、こ
れが周波数変換回路5に周波数変換用信号として
供給される。
4.43MHz)の基準発振器15からの発振信号がこ
の周波数変換回路14に供給され、これよりは周
波数fSC+fLの信号と周波数fSC−fLの信号が得られ
る。そして、これらがバンドパスフイルタ16を
通じて周波数fSC+fLの信号のみが取り出され、こ
れが周波数変換回路5に周波数変換用信号として
供給される。
この周波数変換回路5においては、周波数fSC
+fLの信号から低域変換副搬送波周波数fLを減算
した、したがつてもとの副搬送波周波数fSC=
4.43MHzに戻された信号が得られ、これがバンド
パスフイルタ6を介して取り出される。
+fLの信号から低域変換副搬送波周波数fLを減算
した、したがつてもとの副搬送波周波数fSC=
4.43MHzに戻された信号が得られ、これがバンド
パスフイルタ6を介して取り出される。
この場合、副搬送波の位相は周波数変換回路5
において周波数変換用信号の位相が位相制御回路
12により変えられることにより、記録時、位相
シフトされていたものが戻される。すなわち、位
相制御回路12には端子13を通じて制御信号が
供給されて1水平区間毎に90゜位相シフトされて
搬送色信号が記録れているトラツクからの再生時
においてのみ、1水平区間毎に可変周波数発振器
11からの信号の位相を90゜シフトする操作がな
され、これにより、副搬送波の位相の復元がなさ
れる。バンドパスフイルタ6の出力は未だ隣接ト
ラツクからのクロストーク成分を含むものではあ
るが、これは2水平区間の遅延回路7と減算回路
8からなるC型くし型フイルタ9を介して除去さ
れ、出力端子10にはクロストークのない搬送色
信号が導出される。
において周波数変換用信号の位相が位相制御回路
12により変えられることにより、記録時、位相
シフトされていたものが戻される。すなわち、位
相制御回路12には端子13を通じて制御信号が
供給されて1水平区間毎に90゜位相シフトされて
搬送色信号が記録れているトラツクからの再生時
においてのみ、1水平区間毎に可変周波数発振器
11からの信号の位相を90゜シフトする操作がな
され、これにより、副搬送波の位相の復元がなさ
れる。バンドパスフイルタ6の出力は未だ隣接ト
ラツクからのクロストーク成分を含むものではあ
るが、これは2水平区間の遅延回路7と減算回路
8からなるC型くし型フイルタ9を介して除去さ
れ、出力端子10にはクロストークのない搬送色
信号が導出される。
なお、この場合において可変周波数発振器11
は、その出力が再生信号に対して一定の関係とな
るようにAPCがかけられる。即ち、くし型フイ
ルタ9を通じた信号の一部はバーストゲート回路
17に供給されてバースト信号が取り出され、こ
れが位相比較回路18に供給されると共に基準発
振器15からの周波数fSCの信号と位相比較され、
その比較誤差電圧がローパスフイルタ19を通じ
て可変周波数発振器11に供給されてその発振周
波数が制御されるようになつている。
は、その出力が再生信号に対して一定の関係とな
るようにAPCがかけられる。即ち、くし型フイ
ルタ9を通じた信号の一部はバーストゲート回路
17に供給されてバースト信号が取り出され、こ
れが位相比較回路18に供給されると共に基準発
振器15からの周波数fSCの信号と位相比較され、
その比較誤差電圧がローパスフイルタ19を通じ
て可変周波数発振器11に供給されてその発振周
波数が制御されるようになつている。
この信号処理装置において、前述したような、
バースト信号のシーケンスの補正を行うには次の
ようにしてなされる。
バースト信号のシーケンスの補正を行うには次の
ようにしてなされる。
即ち、くし型フイルタ9と出力端10との間に
スイツチ回路21が設けられると共にこのスイツ
チ回路21の一方の入力端には、くし型フイルタ
の出力信号が1H−λ/4(λは副搬送波の波長)だ け遅延する遅延回路22及び位相反転回路40を
通じた信号が供給され、他方の入力端にはくし型
フイルタ9の出力信号がそのまま供給されるよう
になつている。
スイツチ回路21が設けられると共にこのスイツ
チ回路21の一方の入力端には、くし型フイルタ
の出力信号が1H−λ/4(λは副搬送波の波長)だ け遅延する遅延回路22及び位相反転回路40を
通じた信号が供給され、他方の入力端にはくし型
フイルタ9の出力信号がそのまま供給されるよう
になつている。
また、くし型フイルタ9を通じた信号がバース
ト信号のシーケンスの検出回路30に供給され
て、シーケンスが正しいときはスイツチ回路21
はそのままの切換状態を保持し、シーケンスが逆
になつたときは、くし型フイルタ9を通じた信号
と遅延回路22よりの遅延された信号との切換状
態を反転するようにする。このようにすれば、反
転の連続性が損なわれたバースト信号のシーケン
スは元の状態に復帰するものである。
ト信号のシーケンスの検出回路30に供給され
て、シーケンスが正しいときはスイツチ回路21
はそのままの切換状態を保持し、シーケンスが逆
になつたときは、くし型フイルタ9を通じた信号
と遅延回路22よりの遅延された信号との切換状
態を反転するようにする。このようにすれば、反
転の連続性が損なわれたバースト信号のシーケン
スは元の状態に復帰するものである。
第5図はシーケンス検出回路30の一例であ
る。
る。
即ちスイツチ回路21を通じた信号はバースト
ゲート回路31を介して位相検波回路32に供給
される。一方、周波数fSC=4.43MHzの基準の発振
器15からの信号がスイツチ回路34の一方の入
力端に供給されると共に位相反転されて他方の入
力端に供給される。そして、このスイツチ回路3
4が、フリツプフロツプ回路36からの水平同期
信号HDの時点で「1」「0」の状態を反転する
信号によつて1水平区間毎に一方の入力端と他方
の入力端とに交互に切り換えられ、このスイツチ
回路34の出力が位相検波回路32に供給され
る。
ゲート回路31を介して位相検波回路32に供給
される。一方、周波数fSC=4.43MHzの基準の発振
器15からの信号がスイツチ回路34の一方の入
力端に供給されると共に位相反転されて他方の入
力端に供給される。そして、このスイツチ回路3
4が、フリツプフロツプ回路36からの水平同期
信号HDの時点で「1」「0」の状態を反転する
信号によつて1水平区間毎に一方の入力端と他方
の入力端とに交互に切り換えられ、このスイツチ
回路34の出力が位相検波回路32に供給され
る。
基準の発振器33からの信号の位相は例えば第
6図に示すように−(R−Y)軸に一致した位相
となつており、このためスイツチ回路34の出力
信号の位相は第3図Bに示すようになる。したが
つて、バースト信号のシーケンスが正しいときに
は第3図Cに示すように位相検波回路32から
は、バースト信号時点で正極性の出力信号が得ら
れ、前述のようにa点においてシーケンスが逆に
なつたような場合には位相検波回路32からは負
極性の出力信号が得られる。こうして得られた位
相検波回路32の出力DSはローパスフイルタ3
7を介してレベル比較回路38に供給され、基準
電圧ERと比較されて、この基準電圧ERより検波
回路32の出力が低いとき、即ち負極性の検波出
力が得られるときに「1」に立ち上がる信号がこ
の比較回路38より得られ、この「1」の立ち上
がりによつてフリツプフロツプ回路39が反転さ
れる。そして、このフリツプフロツプ回路39に
得られる出力信号SWがスイツチ回路21のスイ
ツチング制御信号として供給される。
6図に示すように−(R−Y)軸に一致した位相
となつており、このためスイツチ回路34の出力
信号の位相は第3図Bに示すようになる。したが
つて、バースト信号のシーケンスが正しいときに
は第3図Cに示すように位相検波回路32から
は、バースト信号時点で正極性の出力信号が得ら
れ、前述のようにa点においてシーケンスが逆に
なつたような場合には位相検波回路32からは負
極性の出力信号が得られる。こうして得られた位
相検波回路32の出力DSはローパスフイルタ3
7を介してレベル比較回路38に供給され、基準
電圧ERと比較されて、この基準電圧ERより検波
回路32の出力が低いとき、即ち負極性の検波出
力が得られるときに「1」に立ち上がる信号がこ
の比較回路38より得られ、この「1」の立ち上
がりによつてフリツプフロツプ回路39が反転さ
れる。そして、このフリツプフロツプ回路39に
得られる出力信号SWがスイツチ回路21のスイ
ツチング制御信号として供給される。
したがつて、バースト信号のシーケンスが逆に
なつた時点からスイツチ回路21は例えば遅延回
路22側に切り換えられることになりシーケンス
が逆になつた状態が補正されることになる。
なつた時点からスイツチ回路21は例えば遅延回
路22側に切り換えられることになりシーケンス
が逆になつた状態が補正されることになる。
また、この切換状態において、再びシーケンス
検出回路30において、シーケンスの逆転が検出
されたときはスイツチ回路21は図の切換状態に
戻り、シーケンスも正しくなるようにされる。つ
まり、シーケンスが逆になる毎にスイツチ回路2
1の切換状態は反転する。
検出回路30において、シーケンスの逆転が検出
されたときはスイツチ回路21は図の切換状態に
戻り、シーケンスも正しくなるようにされる。つ
まり、シーケンスが逆になる毎にスイツチ回路2
1の切換状態は反転する。
ところで第4図に示したような搬送色信号の処
理装置においてはバースト信号のシーケンスの逆
転を補正するため1H−λ/4の遅延回路22を用い ている。ところがこの遅延回路22は、通常、ガ
ラス遅延線を用いており、非常に高価であるとと
もに形状も大きく、実際の装置に組み込んだ場合
の実装面積が大きいという欠点がある。
理装置においてはバースト信号のシーケンスの逆
転を補正するため1H−λ/4の遅延回路22を用い ている。ところがこの遅延回路22は、通常、ガ
ラス遅延線を用いており、非常に高価であるとと
もに形状も大きく、実際の装置に組み込んだ場合
の実装面積が大きいという欠点がある。
発明の目的
この発明は以上の点にかんがみPAL信号の赤
の色差信号の変調信号の1水平区間毎の反転の連
続性の乱れの制御に当たつて、従来不都合を生じ
ているガラス遅延線を用いることなく、この連続
性の乱れの補正ができるようにしたものを提供し
ようとするものである。
の色差信号の変調信号の1水平区間毎の反転の連
続性の乱れの制御に当たつて、従来不都合を生じ
ているガラス遅延線を用いることなく、この連続
性の乱れの補正ができるようにしたものを提供し
ようとするものである。
発明の概要
この発明はPAL方式のカラー映像信号がいわ
ゆる低域変換方式によつて記録されたVTRから
の再生信号のうちの搬送色信号の処理において、
高速再生等によつてその一方の変調色信号の1水
平区間毎の反転の連続性がある時点から逆になつ
た場合に、それを補正するにあたつて、周波数変
換用の信号を低域副搬送波周波数fLと元の副搬送
波周波数fSCの和の信号と差の信号とを切り換え
ることによつて行うようにしたものである。この
ため、ガラス遅延線を用いなくてよいので、コス
ト的に、また、実装面で非常に効果があるもので
ある。
ゆる低域変換方式によつて記録されたVTRから
の再生信号のうちの搬送色信号の処理において、
高速再生等によつてその一方の変調色信号の1水
平区間毎の反転の連続性がある時点から逆になつ
た場合に、それを補正するにあたつて、周波数変
換用の信号を低域副搬送波周波数fLと元の副搬送
波周波数fSCの和の信号と差の信号とを切り換え
ることによつて行うようにしたものである。この
ため、ガラス遅延線を用いなくてよいので、コス
ト的に、また、実装面で非常に効果があるもので
ある。
実施例
第7図はこの発明装置の一例で、8ミリビデオ
の場合を例にとつた場合で第4図の例と同一部分
には同一符号を付してその説明は省略する。
の場合を例にとつた場合で第4図の例と同一部分
には同一符号を付してその説明は省略する。
この例においては周波数変換回路14からの信
号は周波数fSC+fLの信号を抽出するためのバンド
パスフイルタ41に供給されると共に、周波数
fSC−fLの信号を抽出するためのバンドパスフイル
タ42に供給される。そしてバンドパスフイルタ
41の出力は位相補正回路43を介してスイツチ
回路45の一方の入力端に供給され、バンドパス
フイルタ42の出力は位相補正回路44を介して
スイツチ回路45の他方の入力端に供給される。
そして、このスイツチ回路45がシーケンス検出
回路30の出力信号SWによつて切り換えられ、
その切り換れられた信号が周波数変換用信号とし
て周波数変換回路5に供給される。
号は周波数fSC+fLの信号を抽出するためのバンド
パスフイルタ41に供給されると共に、周波数
fSC−fLの信号を抽出するためのバンドパスフイル
タ42に供給される。そしてバンドパスフイルタ
41の出力は位相補正回路43を介してスイツチ
回路45の一方の入力端に供給され、バンドパス
フイルタ42の出力は位相補正回路44を介して
スイツチ回路45の他方の入力端に供給される。
そして、このスイツチ回路45がシーケンス検出
回路30の出力信号SWによつて切り換えられ、
その切り換れられた信号が周波数変換用信号とし
て周波数変換回路5に供給される。
この周波数変換用信号を切り換えることによつ
て副搬送波のB−Y軸に対する反転がなされる原
理について以下に説明する。
て副搬送波のB−Y軸に対する反転がなされる原
理について以下に説明する。
今、低域副搬送波の角周波数をω1、元の副搬
送波の角周波数をω2とし、再生された搬送色信
号の位相をθとした場合、周波数変換用信号とし
てω2+ω1の信号を用いた場合には周波数変換回
路5の出力(正しくはバンドパスフイルタ6の出
力)は次のようになる。
送波の角周波数をω2とし、再生された搬送色信
号の位相をθとした場合、周波数変換用信号とし
てω2+ω1の信号を用いた場合には周波数変換回
路5の出力(正しくはバンドパスフイルタ6の出
力)は次のようになる。
ω2+ω1−(ω1+θ)ω2−θ
次に周波数変換用信号としてω2−ω1の信号を
用いた場合には、 ω2−ω1+(ω1+θ)ω2+θ となり、再生搬送色信号において、θ=0をB−
Y軸と考えれば、この周波数変換用信号を切り換
えることによつて周波数変換して得られる信号の
位相はB−Y軸に対して反転されることになるも
のである。
用いた場合には、 ω2−ω1+(ω1+θ)ω2+θ となり、再生搬送色信号において、θ=0をB−
Y軸と考えれば、この周波数変換用信号を切り換
えることによつて周波数変換して得られる信号の
位相はB−Y軸に対して反転されることになるも
のである。
ところで、このように周波数変換用信号を切り
換えた場合には次のような問題点が生じる。
換えた場合には次のような問題点が生じる。
先ず、第1の問題点はAPCループの位相ロツ
ク点の変化である。即ち、APC回路は位相比較
回路18の両入力信号が位相差90゜となるように
働くものであるが、後述のような理由からこのロ
ツク点が、第8図に示す一方の入力信号である発
振器15からの信号の基準位相を0゜とした場合
に、他方の入力信号の位相が90゜遅れた位相点A
の場合と、90゜進んだ位相点Bの場合の2通りが
存在してしまうことになる。
ク点の変化である。即ち、APC回路は位相比較
回路18の両入力信号が位相差90゜となるように
働くものであるが、後述のような理由からこのロ
ツク点が、第8図に示す一方の入力信号である発
振器15からの信号の基準位相を0゜とした場合
に、他方の入力信号の位相が90゜遅れた位相点A
の場合と、90゜進んだ位相点Bの場合の2通りが
存在してしまうことになる。
即ち、例えば低域変換搬送色信号に位相誤差
Δθがあつたとすると、周波数変換用の信号とし
てω2+ω1で周波数変換した場合、 ω2+ω1−(ω1+Δθ)ω2−Δθ また、周波数変換用信号としてω2−ω1で変換
した場合、 ω2−ω1+(ω1+Δθ)ω2+Δθ となり、その位相誤差は逆相となる。
Δθがあつたとすると、周波数変換用の信号とし
てω2+ω1で周波数変換した場合、 ω2+ω1−(ω1+Δθ)ω2−Δθ また、周波数変換用信号としてω2−ω1で変換
した場合、 ω2−ω1+(ω1+Δθ)ω2+Δθ となり、その位相誤差は逆相となる。
APC回路は出力での位相誤差がなくなるよう
に働くから可変周波数発振器11の出力がω1+
Δθとなれば周波数変換回路5において、 (ω2+ω1+Δθ)−(ω1+Δθ)ω2 あるいは (ω2−ω1−Δθ)+(ω1+Δθ)ω2 と位相誤差がなくなるようになる。つまり可変周
波数発振器11ではスイツチ45の切換にかかわ
らず、同方向にその発振出力を補正することにな
り、このため位相比較回路18の出力としても同
方向となる。これに対して、この位相比較回路1
8の入力ではスイツチ45の切換によつて周波数
変換用信号を変えると、位相誤差方向が逆方向で
あるから、位相比較回路18においては、スイツ
チ回路45の切換によりロツク点がA点とB点の
2点持つことになり、ロツク位相が180゜変化すな
わち反転してしまう。
に働くから可変周波数発振器11の出力がω1+
Δθとなれば周波数変換回路5において、 (ω2+ω1+Δθ)−(ω1+Δθ)ω2 あるいは (ω2−ω1−Δθ)+(ω1+Δθ)ω2 と位相誤差がなくなるようになる。つまり可変周
波数発振器11ではスイツチ45の切換にかかわ
らず、同方向にその発振出力を補正することにな
り、このため位相比較回路18の出力としても同
方向となる。これに対して、この位相比較回路1
8の入力ではスイツチ45の切換によつて周波数
変換用信号を変えると、位相誤差方向が逆方向で
あるから、位相比較回路18においては、スイツ
チ回路45の切換によりロツク点がA点とB点の
2点持つことになり、ロツク位相が180゜変化すな
わち反転してしまう。
このことは、端子10の信号を扱う場合の後段
の回路において位相検波等の処理をしなければ何
等問題は生じないが、通常、この後段には自動カ
ラーキラー回路が設けられ、この回路では位相検
波方式がとられていることから、この出力端子1
0に得られる信号の位相が反転しているのは不都
合を生じる。そこでこの例においては、バースト
ゲート回路17と位相比較回路18との間にスイ
ツチ回路46が設けられ、バーストゲート回路1
7からのバースト信号がそのままスイツチ回路4
6の一方の入力端に供給されると共に位相反転回
路47を介して他方の入力端に供給され、スイツ
チ回路45の切り換えと同期にしてシーケンス検
出回路30の出力SWによつてこのスイツチ回路
46が切り換えられるようにされ、ロツク点が1
つになるようにされる。
の回路において位相検波等の処理をしなければ何
等問題は生じないが、通常、この後段には自動カ
ラーキラー回路が設けられ、この回路では位相検
波方式がとられていることから、この出力端子1
0に得られる信号の位相が反転しているのは不都
合を生じる。そこでこの例においては、バースト
ゲート回路17と位相比較回路18との間にスイ
ツチ回路46が設けられ、バーストゲート回路1
7からのバースト信号がそのままスイツチ回路4
6の一方の入力端に供給されると共に位相反転回
路47を介して他方の入力端に供給され、スイツ
チ回路45の切り換えと同期にしてシーケンス検
出回路30の出力SWによつてこのスイツチ回路
46が切り換えられるようにされ、ロツク点が1
つになるようにされる。
なお、この位相反転の処理の回路は、くし型フ
イルタ9とバーストゲート回路17の接続点と出
力端子10との間に設けてもよいしあるいは発振
器15から位相比較回路18に供給する信号路に
設けてもよい。さらには位相比較回路18と可変
周波数発振器11との間に設けるようにしてもよ
い。
イルタ9とバーストゲート回路17の接続点と出
力端子10との間に設けてもよいしあるいは発振
器15から位相比較回路18に供給する信号路に
設けてもよい。さらには位相比較回路18と可変
周波数発振器11との間に設けるようにしてもよ
い。
次に問題点となるのはバンドパスフイルタ6,
41,42における移相による切換時の位相ジヤ
ンプである。
41,42における移相による切換時の位相ジヤ
ンプである。
例えばバンドパスフイルタ6においてθ1の移相
があつたとする。今、スイツチ回路45によりバ
ンドパスフイルタ41が選択されているとする
と、APC回路によつてバンドパスフイルタ6の
出力信号がω2になるように、周波数変換回路5
においては、 (ω2+ω1−θ1)−ω1ω2−θ1 また、周波数変換回路14においては、 ω2+(ω1−θ1)ω2+ω1−θ1 となるように働き、可変周波数発振器11の出力
はω1−θ1となる。
があつたとする。今、スイツチ回路45によりバ
ンドパスフイルタ41が選択されているとする
と、APC回路によつてバンドパスフイルタ6の
出力信号がω2になるように、周波数変換回路5
においては、 (ω2+ω1−θ1)−ω1ω2−θ1 また、周波数変換回路14においては、 ω2+(ω1−θ1)ω2+ω1−θ1 となるように働き、可変周波数発振器11の出力
はω1−θ1となる。
このときバンドパスフイルタ42に切り換わる
と、周波数変換回路14においては、 ω2−(ω1−θ1)ω2−ω1+θ1 一方、周波数変換回路5においては、 (ω2−ω1+θ1)+ω1ω2+θ1 となり、バンドパスフイルタ6の出力ではθ1の移
相を受けてω2+2θ1の位相の変化がおこる。した
がつて、バンドパスフイルタ41,42の切り換
え時に可変周波数発振器11の出力がω1+θ1で
APCがロツクすることを考えても分かるように
切り換えによりスキユーと同様に2θ1の位相ジヤ
ンプがおこる。バンドパスフイルタ41及び42
の移相θ2,θ3についても、同様にしてスイツチ回
路45の切換時に位相ジヤンプの原因となる。
と、周波数変換回路14においては、 ω2−(ω1−θ1)ω2−ω1+θ1 一方、周波数変換回路5においては、 (ω2−ω1+θ1)+ω1ω2+θ1 となり、バンドパスフイルタ6の出力ではθ1の移
相を受けてω2+2θ1の位相の変化がおこる。した
がつて、バンドパスフイルタ41,42の切り換
え時に可変周波数発振器11の出力がω1+θ1で
APCがロツクすることを考えても分かるように
切り換えによりスキユーと同様に2θ1の位相ジヤ
ンプがおこる。バンドパスフイルタ41及び42
の移相θ2,θ3についても、同様にしてスイツチ回
路45の切換時に位相ジヤンプの原因となる。
このため、この例ではバンドパスフイルタ41
及び42の出力側に位相補正回路43及び44が
設けられるもので、例えば位相補正回路43にお
いては2θ1−θ2の位相補正がなされ、位相補正回
路44では−θ3の位相補正がなされる。
及び42の出力側に位相補正回路43及び44が
設けられるもので、例えば位相補正回路43にお
いては2θ1−θ2の位相補正がなされ、位相補正回
路44では−θ3の位相補正がなされる。
位相補正回路43で−θ2の位相補正を行い、位
相補正回路44で−2θ1−θ3の位相補正をするよ
うにしてもよい。
相補正回路44で−2θ1−θ3の位相補正をするよ
うにしてもよい。
さらには、バンドパスフイルタ6,41,42
の出力側にそれぞれ位相補正回路を設けて、それ
ぞれの移相分−θ1,−θ2,−θ3の位相補正をするよ
うに構成してもよい。
の出力側にそれぞれ位相補正回路を設けて、それ
ぞれの移相分−θ1,−θ2,−θ3の位相補正をするよ
うに構成してもよい。
発明の効果
以上のようにしてこの発明によればガラス遅延
線を用いることなく周波数変換用信号を切り換え
るだけでPAL信号の赤の色差信号の1水平区間
毎の反転の連続性が逆になつた場合にそれを補正
することが可能になり、コスト的にまた実装面で
非常に有利になるものである。
線を用いることなく周波数変換用信号を切り換え
るだけでPAL信号の赤の色差信号の1水平区間
毎の反転の連続性が逆になつた場合にそれを補正
することが可能になり、コスト的にまた実装面で
非常に有利になるものである。
第1図はPAL信号を説明するための図、第2
図はバースト信号のシーケンスの逆転が起る状態
を示す図、第3図はその説明のための図、第4図
は従来のPAL信号の処理装置の一例のブロツク
図、第5図はその要部の一例のブロツク図、第6
図はその説明のための図、第7図はこの発明装置
の一例のブロツク図、第8図はその説明のための
図である。 5は低域変換搬送色信号を元の搬送色信号に変
換するための周波数変換回路、14は周波数変換
用信号を得るための周波数変換回路、15は元の
副搬送波周波数の発振器、41及び42はそれぞ
れ低域副搬送波周波数と元の副搬送波周波数の和
及び差の信号を取り出すためのバンドパスフイル
タ、45はその切り換えのためのスイツチ回路、
30はバースト信号のシーケンスの検出回路であ
る。
図はバースト信号のシーケンスの逆転が起る状態
を示す図、第3図はその説明のための図、第4図
は従来のPAL信号の処理装置の一例のブロツク
図、第5図はその要部の一例のブロツク図、第6
図はその説明のための図、第7図はこの発明装置
の一例のブロツク図、第8図はその説明のための
図である。 5は低域変換搬送色信号を元の搬送色信号に変
換するための周波数変換回路、14は周波数変換
用信号を得るための周波数変換回路、15は元の
副搬送波周波数の発振器、41及び42はそれぞ
れ低域副搬送波周波数と元の副搬送波周波数の和
及び差の信号を取り出すためのバンドパスフイル
タ、45はその切り換えのためのスイツチ回路、
30はバースト信号のシーケンスの検出回路であ
る。
Claims (1)
- 1 FM変調された輝度信号の低域側に周波数変
換されて記録されたPALカラー搬送色信号の再
生時において、バースト信号の1水平区間毎の反
転の連続性が逆になつたことを検出する回路と、
上記低域変換された搬送色信号を元の副搬送波周
波数のものに変換するための周波数変換回路と、
低域変換副搬送波周波数をfL、元の副搬送波周波
数をfSCとしたとき、上記周波数変換回路の周波
数変換用信号として周波数fSC+fLの信号と周波数
fSC−fLの信号の2つを形成する回路とを有し、上
記検出回路の出力によつて上記バースト信号の1
水平区間毎の反転の連続性が逆になつたと検出さ
れたとき、上記周波数変換用信号としての周波数
fSC+fLの信号と周波数fSC−fLの信号とが切り換え
られるようにされたPAL搬送色信号の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58241712A JPS60132494A (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | Pal搬送色信号の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58241712A JPS60132494A (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | Pal搬送色信号の処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60132494A JPS60132494A (ja) | 1985-07-15 |
JPH0453156B2 true JPH0453156B2 (ja) | 1992-08-25 |
Family
ID=17078407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58241712A Granted JPS60132494A (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | Pal搬送色信号の処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60132494A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240893A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-02-21 | Sony Corp | Pal方式カラ−映像信号の再生装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527753A (en) * | 1978-08-21 | 1980-02-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Demodulation system for digital fm signal |
JPS5846786A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-18 | Sony Corp | 再生クロマ信号の処理回路 |
JPS58123687A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-22 | 株式会社デンソー | 点火プラグ用抵抗組成物 |
JPS58143685A (ja) * | 1982-02-20 | 1983-08-26 | Pioneer Video Corp | Pal方式カラービデオ情報記録ディスクの記録情報再生装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5876280U (ja) * | 1981-11-17 | 1983-05-23 | 三洋電機株式会社 | Palカラ−vtrの特殊再生回路 |
-
1983
- 1983-12-21 JP JP58241712A patent/JPS60132494A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527753A (en) * | 1978-08-21 | 1980-02-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Demodulation system for digital fm signal |
JPS5846786A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-18 | Sony Corp | 再生クロマ信号の処理回路 |
JPS58123687A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-22 | 株式会社デンソー | 点火プラグ用抵抗組成物 |
JPS58143685A (ja) * | 1982-02-20 | 1983-08-26 | Pioneer Video Corp | Pal方式カラービデオ情報記録ディスクの記録情報再生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60132494A (ja) | 1985-07-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |