JPS6312436B2 - - Google Patents

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JPS6312436B2
JPS6312436B2 JP16177479A JP16177479A JPS6312436B2 JP S6312436 B2 JPS6312436 B2 JP S6312436B2 JP 16177479 A JP16177479 A JP 16177479A JP 16177479 A JP16177479 A JP 16177479A JP S6312436 B2 JPS6312436 B2 JP S6312436B2
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JP
Japan
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signal
circuit
phase
color burst
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JP16177479A
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Inventor
Kenichi Hasegawa
Akira Murayama
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS6312436B2 publication Critical patent/JPS6312436B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複合カラーテレビジヨン信号中のカ
ラーバースト信号の位相と、基準の位相を有する
信号の位相とが90゜又は−90゜となつたことを検出
するカラーバースト信号の位相検知装置に関する
ものであり、さらに詳述すれば、簡易型磁気録画
再生装置(VTR)において、磁気テープ上より
再生されるカラーバースト信号の位相が90゜又は
−90゜であることを±30゜位の精度で検出せんとす
るものである。簡易型のVTRから再生されるカ
ラーバースト信号は、テレビジヨン放送のカラー
バースト信号と比較して一般に雑音が多く、しか
も、その振幅が、2つのヘツド間の出力信号のレ
ベル差やヘツドと磁気テープとの接触具合の変動
等により変化している。
まず本発明が応用されて特定効果のある家庭用
の簡易型VTRについて簡単に説明し、問題点を
明確にする。近年、家庭用として普及しつつある
簡易型VTRとして、VHS方式と呼称される方式
がある。この方式の詳しい説明は、例えばテレビ
学会誌(32、P876、1978年)等に記載されてい
るので、概略について述べる。VHS方式におい
ては、第1図のブロツク図に示すように、記録す
べき複合カラーテレビジヨン信号を入力端子1に
印加し、ローパス・フイルター2を介して複合輝
度信号を取り出して利得制御回路3により振幅を
制御する。この信号を、FM変調の前処理として
プリエンフアシスをプリエンフアシス回路4によ
り行つた後、FM変調回路5においてFM変調し、
デビエーシヨン3.4MHz〜4.4MHzなるFM変調波
が得られる。一方、入力端子1に印加された複合
カラーテレビジヨン信号の一部は、バンドパス・
フイルター6に印加され、カラー信号を抽出し、
利得制御回路7により振幅を制御する。このカラ
ー信号を周波数変換回路8へ入力し、出力として
約630KHzの周波数へ低域変換された低域変換カ
ラー信号を得て、FM変調回路5の出力である
FM変調輝度信号と混合回路9で混合して記録増
幅回路10へ入力する。この記録増幅回路10の
出力信号は、ヘツドA,Bへ供給されて、磁気テ
ープ上に書き込まれる。また入力端子1に印加さ
れた複合カラーテレビジヨン信号の一部は、水平
同期信号分離回路11へも入力されて、水平同期
信号が分離され、この水平同期信号に同期した連
続波を作成する同期発振回路12の出力として約
2.5MHz(水平同期信号の周波数の160倍の周波
数)が得られる。この約2.5MHzの連続波は4分
周回路13で分周されて、位相が互いに0゜+90゜,
180゜,−90゜である4つの630KHz連続波を得て、ス
イツチ回路14へそれぞれ入力される。このスイ
ツチ回路14の出力は、上記4つの連続波のうち
の1つが、水平同期信号に同期して次々と選択さ
れ、その位相は、ヘツドAが磁気テープに接触し
ているフイールドでは、0゜,+90゜,180゜,−90゜,
0゜,+90゜,……となる如く次々と選択され、また
ヘツドBが磁気テープに接触しているフイールド
では、0゜,−90゜,180゜,+90゜,0゜,−90゜,…
…とな
る如く次々と選択される。このスイツチ回路14
の出力信号と、水晶発振回路16の出力、即ち
3.58MHzの連続波とが周波数変換回路15へ入力
されて、出力として和の周波数4.2MHzの連続波
が得られて、これが周波数変換回路8へ供給され
る。
次に再生状態においては以下の如く動作する。
ヘツドAに誘起した再生信号は、ヘツドアンプ回
路21へ入力されて増幅され、またヘツドBに誘
起した再生信号は、ヘツドアンプ回路23へ入力
されて増幅されて、それぞれスイツチ回路22へ
入力される。どちらのヘツドが磁気テープに接触
しているかに応じてスイツチ回路22が切り換え
動作を行ない、スイツチ回路22の出力信号はロ
ーパス・フイルター20とハイパス・フイルター
24とへ供給される。さて記録時の信号スペクト
ラム配置は第2図の如く、FM変調されたFM変
調輝度信号と、低周波に周波数変換された低域変
換カラー信号とは周波数分割多重されている。従
つてハイパス・フイルター24の出力信号として
FM変調輝度信号が得られ、またローパス・フイ
ルター20の出力として低域変換カラー信号が得
られる。FM変調輝度信号は、リミツター回路2
5を介して、FM復調回路26においてFM復調
されて、もとの複合輝度信号に戻る。またローパ
スフイルター20の出力の、低域変換カラー信号
は周波数変換回路19へ入力されて、出力におい
てもとの周波数3.58MHzのカラー信号に戻る。こ
のカラー信号は、水平走査期間と同じ時間を遅延
時間として有する1H遅延線18と減算回路17
とより構成され櫛形フイルターに入力されて、隣
のトラツクからのクロストークを除去される。ク
ロストークを除去されたカラー信号と、FM変調
された輝度信号とは加算回路27で加算されて、
もとの複合カラーテレビジヨン信号となつて出力
端子28へ導かれる。
出力端子28の複合カラーテレビジヨン信号
は、水平同期信号分離回路11へも導かれる。そ
して、記録状態の時にも使用した水平同期信号分
離回路11、同期発振回路12、4分周回路1
3、スイツチ回路14、周波数変換回路15及び
水晶発振回路16により、4.2MHzの連続波を作
成し、周波数変換回路19へ供給している。
以上ごく大まかにVHS方式の信号処理を述べ
たが、記録時の信号スペクトラム配置は、第2図
のようになり、EIAJ統一I型VTRの場合と同様
の信号スペクトラム配置となつている。
統一I型VTRとの基本的な違いは、トラツク
間のガードバンドをなくして記録する場合に問題
となる隣接トラツクからのクロストーク妨害を解
決する手段としてのつぎの2点である。
1つは、回転磁気ヘツドA,Bのギヤツプ角度
を互いに逆方向に6゜傾けたアジマス記録を採用し
ている点である。
他の1つは、記録時のカラー信号の位相がライ
ンごとに90゜ずつシフトし、フイールドごとに位
相シフト方向が進相方向と遅相方向に切り換わる
ように周波数変換用の4.2MHz連続波を処理する
点である。
複合輝度信号は、FM変調波として高周波側
(短記録波長側)に主エネルギーをもつ信号とな
るためアジマス損失が大きくなり、隣りのトラツ
クに多少またがつて再生しても、FM変調波の特
徴によつてその妨害をほとんど受けない。
一方、カラー信号については低周波側(長記録
波長側)に変換されて記録されているため、アジ
マス効果は少なく、かつカラー信号は直角二相変
調されているため、クロストークに非常に弱い性
質をもつている。したがつて周波数変換用の
4.2MHz連続波の位相をラインごとに90゜シフトし
て記録し、再生時ライン相関をとることによつて
隣接トラツクからのクロストークを除去する方法
が用いられている。
このクロストーク除去の原理を模式図的に示せ
ば、第3図のようになる。
すなわち、原信号の信号ベクトルをイとすれ
ば、Aヘツドではラインごとに進相方向に90゜ず
つシフトした信号ロとして記録され、Bヘツドで
はラインごとに遅相方向に90゜ずつシフトした信
号ハとして記録される。第3図ニはAトラツクの
再生信号にBトラツクの信号が混入した状態を示
しており、ニの信号は記録時のシフト方向と逆方
向にラインごとに90゜シフトされてホのような信
号となる。さらに、ホの信号を1ライン遅延させ
て信号ヘを作成し、ホの信号とヘの信号とを加え
合わせる事によつてクロストークの除去されたト
のような信号が得られる。
この場合、カラー信号のライン相関が非常に強
いことを利用してクロストーク除去が行なわれる
が、通常のテレビジヨン放送の信号に対して、主
信号とクロストーク信号とのレベル比が1程度に
なつても実用上十分除去できる。
以上VHS方式VTRと呼ばれる、VTRの信号
処理の概要と、隣接トラツクからのクロストーク
の除去の原理について述べた。このように低域へ
周波数変換されるカラー信号の位相をラインごと
に90゜ずつシフトさせて、隣り合うトラツク間で
周波数インターリーブさせる場合、記録時に番地
と位相を指定する必要はないが、4.2MHzの連続
波の90゜ずつの位相シフトが記録時と、再生時と
は同じでなくてはいけない。しかし、再生時に、
ヘツドシリンダーの回転位相を検出する30Hzの
PGパルスが、テープの伸びあるいは縮み、機器
間の互換等々の理由により移動したり、再生信号
にドロツプアウトがあつたりした場合、再生され
た複合カラーテレビジヨン信号中のカラー信号の
位相が+90゜,180゜、又は−90゜の位相不連続が発
生する事がある。この位相不連続が先じると、テ
レビ受像機のAPC回路が速応せず、画面半分以
上(180゜の位相不連続の場合)又は画面の1/4以
上(±90゜の位相不連続の場合)の色相が狂つて
しまう。この対策として(1)第1図のブロツク図に
おける水晶発振回路16として、水晶を使用した
可変周波数発振回路と位相比較回路とを持つ
APCを採用する。(2)再生されたカラー信号中の
カラーバースト信号の位相を位相検波して、位相
不連続を検出し、この検出信号によりスイツチ回
路14(第1図)の選択動作を補正するの2つの
方法が採用されている。
(1)の対策は、可変周波数発振回路として、温度
安定度の要請から、水晶を使用した可変周波数発
振回路を使わざるを得ず、このようなAPCの位
相変化に対する応答性は、テレビ受像機のそれと
たいして違わない。せいぜいAPC内のループフ
イルターの特性の工夫により、前記画面上の色相
の乱れを半分程度にするのが限界である。
(2)の対策は、180゜の位相不連続を検出すること
は容易でであるが、±90゜の位相不連続を検出する
ことは非常に困難である(以下に理由を説明した
後に、その解決方法として本発明を述べる)故、
±90゜の位相不連続は、放置されている。
第4図のブロツク図は、この(2)の対策、即ち再
生カラーバースト信号の位相の不連続を検出する
回路系を追加した再生状態の従来例で、第1図の
ブロツク図の下半分であり、水晶発振回路16の
みが変更されている。第4図において、水平走査
期間と同じ時間を遅延時間として有する1H遅延
線18と減算回路17とより構成される櫛形フイ
ルターの出力に現われる再生されたカラー信号の
一部は、バーストゲート回路51へ入力され、カ
ラーバースト信号のみが取り出されて、2つの位
相検出回路55、及び52へ入力される。基準の
位相で発振する基準水晶発振回路56の出力(そ
の周波数は、3.58MHz)が前記位相検出回路55
へ、またその位相を移相器53により−90゜シフ
トして位相検出回路52へそれぞれ入力されてい
る。位相検出回路55の出力は、水晶を使用した
可変周波数発振回路54へ入力されて、その周波
数を制御する。この水晶を使用した可変周波数発
振回路54の中心周波数は3.58MHzであつて、出
力信号は周波数変換回路15へ入力される。以上
の、バーストゲート回路51、基準水晶発振回路
56、2つの位相検出回路52,55、−90゜移相
回路53、及び水晶を使用した可変周波数発振回
路54により、第1図の水晶発振回路16と同様
の働きをしている。
さて、位相検出回路55に入力されるカラーバ
ースト信号を ABsin(ωCBt+B) 基準水晶発振回路56の出力信号を AScos(ωCSt+S) とすると、位相検出回路55の内部で掛け算され
て ABsin(ωCBt+B) ×AScos(ωCSt+S) =AB・AS・1/2 {sin(ωCBt+ωCSt+BS) +sin(ωCBt−ωCSt+BS)} となり、適切なローパス・フイルターを通過させ
ると 1/2・AB・ASsin {(ωCB−ωCS)t+(BS)} となる。カラーバースト信号の周波数と、基準水
晶発振回路56の出力信号の周波数とは等しい
故、 ωCB=ωCSによつて 1/2AB・ASsin(BS) …(1) となる信号が位相検出回路55の出力信号として
得られる。カラーバースト信号の位相Bは、基
準水晶発振回路56の出力信号の位相Sと等しく
なるように水晶を使用した可変周波数発振回路5
4が動作する。水平同期信号の周波数の160倍の
周波数で発振する同期発振回路12が応答しきれ
ないジツターや、スキユーなどがあるため実際に
は位相Bは、位相Sを中心に変化しており、およ
そ(S±60゜)以内である。
第5図のグラフは基準の位相Sを0゜として、カ
ラーバースト信号の位相Bの変動する範囲を斜
線で示したものである。
第4図にもどり、位相検出回路52は、再生さ
れたカラーバースト信号の位相Bに、180゜の不連
続が起きた際に検出する回路である。
この位相検出回路52の入力信号は、 カラーバースト信号 ABsin(ωCBt+B) と、基準水晶発振回路56の出力信号を−90゜
シフトした信号 AScos(ωCSS−90゜) とである。したがつて位相検出回路52の出力
として 1/2AB・ASsin{B−(S−90゜)} =1/2AB・AScos(BS) …(2) が得られる。前述のように −60゜<(BS)<+60゜ であるから、 1/2AB・AScos(BS)>0 …(3) となる。第6図イのように、位相検出回路52
へカラーバースト信号がB1,B2,B3,……の如
く次々と入力されていると、この位相検波回路5
2の出力として第6図ロが得られる。第6図イの
カラーバースト信号B1及びB5はその位相B1
B5が位相Sと等しいので、カラーバースト信号
B1及びB5が到来したとき、出力電圧(第6図ロ)
は上昇する。以下同様にカラーバースト信号B1
B2,B3,B4,B5の位相B1B2B3B4B5
はそれぞれ {B1S B2 =+90゜B3S+180゜B4S−90゜B5S} であつて、2式に対応した出力が得られて、第
6図ロのようになる。即ち、カラーバースト信号
の位相Bが基準の位相Sと+90゜あるいは−90゜。
異なる時は、位相検波回路52の出力は現われ
ず、また位相Bが位相Sと180゜異なる時は出力が
下降する。したがつて再生されるカラー信号の
180゜の位相不連続を知るためには、第6図ロのグ
ラフの縦軸に示した電圧V180゜より高いか、低い
かを選別すれば良い。
ジツターやスキユー等によりカラーバースト信
号の位相Bが変動しても3式に示したごとく、
第6図ロのグラフの電圧VOより高い故、正確に
判別できる。
次に同様の方法によりカラーバースト信号の位
相の、±90゜不連続を検出するには、位相検出回路
55(第4図)を使うことが考えられる。第6図
ハは位相検出回路55の出力を示すグラフであ
る。カラーバースト信号の位相Bが基準の位相S
と±90゜異なる時に電圧変化が発生している。既
に述べた如く、再生カラーバースト信号の位相
Bは正常であつても第5図に図示する様に±60゜
位変動する故位相Bが (S+90゜−30゜)<B<(S+90゜+30゜)又
は、
S−90゜−30゜)<B<(S−90゜+30゜)の範
囲で検
出できなくてはいけない。しかしながら次のよう
な問題がある。
位相BBS+90゜のとき、1式より 1/2AB・ASsin90゜=1/2AB・AS×1.00 1/2AB・ASsin60゜=1/2AB・AS×0.87 となり、±90゜の位相不連続を検出するための電
圧は、かなり精度よく設定されなくてはならない
事が判る。さらに不都合な事に、簡易型VTRで
再生されるカラーバースト信号は、振幅変動が10
%前後である。1式の、振幅ABおよそ1.1倍〜1/
1.1倍の間で変動するから、±90°の位相不連続を
±30°の精度で検出することは不可能に近い。
本発明は、再生カラーバースト信号の位相B
に±90゜の位相不連続が発生したことを検出する
新規な装置を提供するものである。第7図のブロ
ツク図は、本発明の一実施例であり、第4図にお
いて、点線で囲み水晶発振回路16と示した部分
と置換すれば良い。第4図のブロツク図と同じ機
能のブロツクは、同一名称同一番号を使用してい
る。また第8図は第7図のブロツク図の説明に使
用する。バーストゲート回路51の出力信号は、
第8図イに示す如くであつて、2つの位相検出回
路55及び52へ入力されると共に、包絡線検波
回路105へも入力される。カラーバースト信号
の期間に等しい期間だけハイレベルとなるパルス
(第8図トに示す)が包絡線検波回路105の出
力として得られる。位相検出回路52の出力信号
は、2式に従つて信号であつて、第8図ロの如く
である。この出力信号は0゜検出回路101及び
180゜検出回路102へ印加される。まず0゜検出回
路は101、カラーバースト信号の位相Bが基
準の位相Sから±60゜以内である事を、即ち (S−60゜)<B<(S+60゜) である事を検出する回路であつて、選別レベル
である電圧V0°は、2式から 1/2AB・AScos(±60゜) =1/2AB・AS×0.50 に従つて設定すれば良い。
第8図イに示すカラーバースト信号B1,B2
B3,及びB4の位相B1B2B3及びB4は位相S
に対してそれぞれ0゜,+90゜,180゜,−90゜である。
上記のように電圧V0°を設定する事により、0゜検
出回路101の出力として、第8図ハに示す信
号、つまり位相が0゜のカラーバースト信号の到来
時のみハイレベルとなる信号が得られる。0゜検出
回路101で検出されるカラーバースト信号の位
相の範囲は、第9図の右下り斜線部分である。
次に180゜検出回路102は、カラーバースト信
号の位相Bが基準の位相Sと比較して(S+180゜
−60゜)<B<(S+180゜+60゜)である事を検出

る回路であつて、選別レベルである電圧V180゜は
2式から 1/2AB・AScos(180゜±60゜) =−1/2AB・AS×0.50 に従つて設定すれば良い。このように電圧V180
を設定する事により、180゜検出回路102の出力
として、第8図ニに示す信号、つまり位相が180゜
のカラーバースト信号の到来時のみハイレベルと
なる信号が得られる。180゜検出回路102で検出
されるカラーバースト信号の位相の範囲は、第9
図の左下り斜線の部分である。
0゜検出回路101の出力信号(第8図ハ)と
180゜検出回路102の出力信号(第8図ニ)と
は、オア回路103へ導かれる。また180゜検出回
路102の出力信号は、180゜検出端子108へも
導かれていて、180゜の位相不連続を補正するのに
使用される。オア回路103の出力信号は、0゜又
は180゜である事が検出された時のみハイレベルと
なる信号、第9図ホに示す如き信号が得られて、
インバータ回路104へ入力される。このオア回
路103の出力信号がハイレベルとなるのは、カ
ラーバースト信号の位相の範囲が第9図の斜線の
部分である。オア回路103の出力信号(第8図
ホ)はインバータ回路104で極性反転されて、
第8図ヘの信号となされて、包絡線検波回路10
5の出力信号(第8図ト)と共にアンド回路10
6へ入力される。アンド回路106の出力信号と
して第8図チの如き波形の信号が得られ、±90゜検
出端子へ導かれる。アンド回路106の出力信号
がハイレベルとなるのは、第9図の円内の斜線部
分以外の位相の時であり、つまり、 (S+60゜)<B<(S+120゜) (S−120゜)<B<(S−60゜) である。
ここで前述の如く、カラーバースト信号の振幅
ABが10%変化した場合の影響を調べる。電圧V0°
の設定は2式から、 1/2AB・AScos(±60゜) =1/2AB・AS×0.50 に従つて行つた。カラーバースト信号の振幅
ABが10%変動すると、 1/2(1,1AB)・AS×0.50 =1/2AB・AScos(±57゜) 1/2(1/1.1AB)・AS×0.50 =1/2AB・AScos(±63゜) となり、±(60゜±3゜)に設定されたようになつ
てしまうが、この程度の差異は実用上問題がな
い。
以上説明したように、本発明によれば、再生カ
ラーバースト信号の位相が±90゜不連続となつた
事を確実に検出できるものである。なお、+90゜の
位相不連続か、−90゜の位相不連続かまで詳しく検
出したい場合には、第7図の位相検出回路55の
出力信号(第6図ハの如き出力信号)を使用して
位相不連続が正か負かを判定すれば良いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のVTRの信号処理系を示すブロ
ツク図、第2図および第3図は同動作説明図、第
4図は従来のVTRの他の構成を示す信号処理系
を示すブロツク図、第5図および第6図は同動作
説明図、第7図は本発明の1実施例を示すブロツ
ク図、第8図および第9図は同動作説明図であ
る。 51……バーストゲート回路、52……位相検
波回路、53……移相回路、56……基準発振
器、101……0゜検出回路、102……180゜検出
回路、103……オア回路、104……インバー
タ回路、105……包絡線検波回路、106……
アンド回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基準の位相の信号を発生する発振回路と、カ
    ラーバースト信号が入力され、そのカラーバース
    ト信号の期間と一致するパルスを作成するパルス
    回路と、前記カラーバースト信号と前記発振回路
    の出力信号とが入力されて、これら二信号間の位
    相差を検出する位相比較回路と、その位相比較回
    路の出力信号を入力して、前記カラーバースト信
    号と発振回路の出力信号との位相差が0゜であるこ
    とを検出する0゜検出回路と、前記位相比較回路の
    出力信号を入力して、前記カラーバースト信号と
    前記発振回路の出力信号との位相差が180゜である
    ことを検出する180゜検出回路と、その180゜検出回
    路の出力信号と前記0゜検出回路の出力信号と前記
    パルス回路の出力信号とがそれぞれ入力される論
    理回路とを有し、前記カラーバースト信号と前記
    発振回路の出力信号との位相差が±90゜であるこ
    とを検出した信号を前記論理回路の出力として得
    ることを特徴とするカラーバースト信号の位相検
    知装置。
JP16177479A 1979-12-12 1979-12-12 Phase detector for color burst signal Granted JPS5684094A (en)

Priority Applications (1)

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JP16177479A JPS5684094A (en) 1979-12-12 1979-12-12 Phase detector for color burst signal

Applications Claiming Priority (1)

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JP16177479A JPS5684094A (en) 1979-12-12 1979-12-12 Phase detector for color burst signal

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