JPS5822908B2 - イロシンゴウキロクサイセイホウシキ - Google Patents

イロシンゴウキロクサイセイホウシキ

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JPS5822908B2
JPS5822908B2 JP50110678A JP11067875A JPS5822908B2 JP S5822908 B2 JPS5822908 B2 JP S5822908B2 JP 50110678 A JP50110678 A JP 50110678A JP 11067875 A JP11067875 A JP 11067875A JP S5822908 B2 JPS5822908 B2 JP S5822908B2
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山光長寿郎
北村貞文
有村一朗
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高密度記録再生のVTRに関し、さらに詳しく
言えば、隣接トラックからの妨害再生信号に影響されず
にジッタ補正を行うこさのできる方式を提供するこ吉を
目的とする。
従来からアジマス損失を利用した記録再生方法があるこ
とは公知であるが、特に最近長時間記録、即ち高密度記
録再生のできるVTRの開発が望まれてきている。
高密度化のため、狭トラツク化、低相対速度化、低テー
プ速度化を計り、磁気テープに隙間なくトラックを並べ
て記録再生を行い、トラック毎にアジマス角を持たせて
、トラック毎に磁化方向を変えて記録し、再生時隣接ト
ラックからの再生妨害信号を、アジマス角によるアジマ
ス損失により無視できるまで減衰させるのが、普通性わ
れている所謂アジマス記録方法である。
と[ころが、ここに一つの大きな問題が発生する。
即ち、アジマス損失は記録波長に関係し、記録波長が大
きい程アジマス損失は小さく、故に低域変換されたカラ
ー信号(クロマ信号)では損失も小さく、隣接トラック
からの妨害信号も大きいので、通常の処理ではこれを除
くことはできない。
そこで、次のような方法が行われる。
つまり、トラフだけ周波数(fHは水平同期周波数)を
異らしめて記録し、再生時にはfHごとのクシ形フィル
タをけスペクトラムが異なる)を除去する方法がある。
この方法は具体的には2つ考えられている。
第1のクロマ信号を1水平−期期間おきに位相を180
゜周波数だけ異なるように記録する方法である。
第1図にそのスペクトラムを示して説明する。
第1図Aはクロマ信号スペクトラム、Bは記録される低
域変換クロマ信号スペクトラムであり、foは副搬送波
周波数(NTSCで、3.579454MH2’)fO
は低域変換された副搬送波周波数を示す。
また、Dは記録される低域変換クロマ信号スペクトラム
、fHは水平同期周波数を示す。
Aはよく知られているように変調された場合の信号スペ
クトラムであり、fcを中心にfH毎に分布している。
AからBを作るのが上述の第1の方法で、つまり1水平
周期おきに位相を反転させる。
第2図は第1の方法による波形を示しており、ψはtH
(1水平向期周期)毎に位相が反転している。
点線は反転させない時の波形である。
ψ、はψの振巾1に対して2の振巾をもち、1水平向期
期間おきに波形の存在する波形で、ψ2は振巾工の連続
波である。
図より明らかなように、ψ=2ψl−ψ2で求められる
ψ、は、矩形波で100%変調を受けたものfPは第2
図f(P)で表わす矩形波である。
f(P)はよく知られているようにフーリエ級数で表わ
すとで表わされる。
一方、ψ2は図より明らかなように ψ2−81n
ωt となる。
上式よりψ”(1+ f(p))Slnωt 5in(
z)t ” f(p)Slnωtさなる。
ここでは、foを中心さしているが、これを適肖に周波
数変換すれば、第1図Bで示すものになる。
次に第2の方法、つまり第1図AからDを作り出すには
、周波数変換の時にAを周波数和及び差の周波数が得ら
れ、差をとったものはDのスペクトルになっている。
以上のように第1図Aから2つの方法によりBもしくは
Dを得ること波数が異っている点が共通している。
周波数を異らずことができるので、磁気テープに上記の
方法を施して記録するトラックと、何も処理しなくてf
cを中心さする単に低域変換した信号を記録するトラッ
クとを交互に並べれば再生時にたとえ隣接トラックから
信号が混入しても、周た信号との区別がつくことになり
、混入してきた信号が除去できることになる。
先に述べた原理に基づく記録時のブロック図を第3図お
よび第4図に示す。
ブロック図は輝度信号系については省略しクロマ系のみ
とする。
第3図第4図において同じ番号のものは同一機能をもつ
ものとする。
1は入力端子、2は帯域フィルタ、3は周波数変換回路
、4は位相反転スイッチング回路、5は記録アンプ、6
は磁気ヘッド、7は固定発振器、8はスイッチングの入
力端子、9はスイッチング回路、10.11は固定発振
器をそれぞれ示す。
第8図は、第1図AからBを作り出す方法を採用したブ
ロック図、第4図は第1図AからDを作り出す方法を採
用した場合のブロック図である。
第3図から説明を行うさ、端子1に入力されたビデオ信
号は帯域フィルタ2でクロマ信号のみ取り出され、周波
数変換回路3に入る。
固定発振器7の周波数は第1図で言うfQ+fc(たと
えば4.34MH2’)である。
この固定発振器7の信号は周波数変換回路3に入り、f
Q+fO−fQ=fcからfQという低域変換されたク
ロマ信号となる。
この信号は位相反転スイッチング回路4に入り、入力端
子8からのスイッチング信号により位相を反転したり、
またしなかったりのスイッチングを行う。
先に述べた原理から、テレビジョン信号の1フイールド
を1本のトラックに記録する場合は、フィールド毎に1
水平向期期間おきの位相反転したり、反転しなかったり
の操作を行う。
つまり、入力端子3へのスイッチング信号は、第3図6
に示したグラフのした信号があり、他のフィールドでは
全く信号なしという波形を入力すればよい。
こうして位相反転スイッチング回路4の出力には1フイ
ールドおきに第1図Bのスペクトルを持つ信号が、次の
フィールドではfcを中心としたAの周波数変換しただ
けの信号とが得られ、これを記録アンプ5で増巾し、磁
気ヘッド6で磁気テープに記録を行う。
磁気ヘッド6は1個のヘッドしか図示していないがアジ
マス記録の場合は当然2ヘツドヘリカルスキヤン型のV
TRを想定しているので実際は2コのヘッドかある。
第3図は位相反転スイッチング回路4を周波数変換回路
3の後に位置させているが3の前においても同様である
7方、第1図AからDを得るためには、第4図の周波数
変換回路3において周波数変換用の連続波をフィールド
毎得られる。
そのために、固定発振器10.11のイツチング回路9
でフィールド毎に周波数変換回路3に与える信号を固定
発振器10.、!=11とに切換えればよい。
入力端子12に入るスイッチング信号は第4図すに示し
た波形でよい。
再生時には、第5図および第6図に示す回路で再生を行
う。
尚、第5図、第6図においても、同一番号のものは同一
機能を持っているものとする。
また、クロマ系のみを示しており、輝度信号系は省略し
ている。
また、通常使われるヘッドアンプも省略している。
2つの磁気ヘッド13から得られた信号は、ヘッドアン
プ(図示せず)で回路処理し得るまで増巾された後、低
域通過フィルタ14に与えられるものとする。
第5図は第3図で記録した場合の再生フ胎ツク図、第6
図は第4図で記録した場合の再生ブロック図で、まず第
5図より説明を行う。
低域通過フィルタ14に与えられた信号は低域のみが取
り出され、低域変換された再生クロマ信号が得られる。
この信号は周波数変換回路15でもとのクロマ信号(3
,58ME(2’)にもどる。
16は第8図の14と同じもので、位相反転スイッチン
グ回路である。
ここでは、記録時と同様に第3図すに示した波形と同じ
信号でスイッチングを行う。
そして、1水平同期時間遅延素子17と加算器18とで
構成されるクシ形フィルタに入る。
該クシ形フィルタを通過した信号は、出力端子19に得
られる。
一方周波数変換回路15に入る連続波は、位相反転スイ
ッチング回路16の出力からパーストゲート回路20で
バースト信号のみを取り出し、位相比較器21に入る。
該位相比較器21では固定発振器22からの出力も入っ
ており、この信号とバースト信号上の位相比較を行う。
そして両信号の位相差に応じた電圧が得られる。
この電圧はループフィルタさしての低域フィルタ23に
入っており、可変発振器24の発振周波数を制御して周
波数変換回路25に至る。
ここには固定発振器22の出力がきており、両者の和の
周波数が得られる。
この信号を周波数変換用の連続波とする。
これでループが完成し、ジッタ補正が行われる。
つまり、再生信号は通常シックを持っており、時間軸変
動かある。
このため、位相変調されているクロマ信号に対して正常
な色復調がなされない。
従って、上に述べたループによりジッタ補正を行う。
即ち、再生信号をfc十Δfとし、Δfをジッタ成分と
すると、このΔfに位相同期した連続波を作り出し、f
o+fc+Δfという周波数と、入力信号とで周波数差
を取ると、fQという固定発振器22に位相同期した信
号が得られ、Δfを補正することかできる。
このようにしてジッタ補正された信号をクシ形フィルタ
17.18を通すと、隣接トラックからの妨害信号が除
かれて、出力端子19に出力が得られる。
また第6図では、位相反転スイッチング回路16がなく
、そのかわり入力端子26が設けられ、該端子26に記
録時さ同様第4図すに示す波形のスイッチング信号が与
えられる。
そして該スイッチング信号により可変発振器24はその
発振周波数子として可変容量素子(ダイオード)等を使
用している場合には、そのバイアス電圧をシフトさせれ
ばよい。
この結果、周波数変換回路15に入るここでもう一度、
隣接トラックからの妨害除去作用についてスペクトラム
の立場から述べる。
第7図は第1図AからBを得て記録した場合、つまり、
第5図のブロック図の再生方法についてのスペクトル図
、第8図は第1図AからDを得て記録し第6図のブロッ
ク図で再生する時のスペクトラムを示す図である。
まず、第7図から説明を行う。再生した信号は一般にa
で示すようになっている。
実線と点線は主信号吉妨害信号七の違いを示す。
全実線を主信号と考えると、このままbの如き特性を有
するクシ形フィルタを通す再生信号Cを得るこさかでき
る。
次のフィールドでは点線を主信号と考えられる。
この主信号は記録時に位相反転を受けたフィールドであ
って、再生時にも同様の位相反転を行うと、スペクトラ
ムは、dのように点線と実線吉か入れ換わる。
この信号をeの如き特性を有するクシ形フィルタを通す
こさにより、fのような点線のみを取り出すこ吉ができ
る。
次に第8図について述べる。
この場合も再生信号は、asbのように主信号上隣接ト
ラックからの妨害信号さが得られる。
今、実線を主信号き考えると、その時は正規の連続波(
fo+fc)で周波数変換を行って、dの如き特性のク
シ形フィルタを通すとfのように実線のみを得ることが
できる。
一方、次のフィールドを再生する時は点線が主信号とな
る。
この時は第6図入力端子26に信号が入り、世波数変換
回路15に入る連続波は(fQ+fc+て第8図Cの如
く得られる。
これをeの如き特性のクシ形フィルタを通すことにより
、gの点線のみの信号を得ることができる。
以上のように2つの方法によるいずれの方法によっても
、隣接トラックの信号を除去することができる。
ところがここに大きな間該が発生する。
つまりDG、DPの発生である。
第9図は磁気トラックのパターンを示す図で、矢印方向
にヘッドが走り、磁気トラックか形成されるとする。
先の説明にあったように、トラックフセットであるから
0 、180’、 0 、180°0.1800となっ
ている。
これを+、−で示すこさにする。水平同期期間おきに位
相を反転さするため、モH升+・・・・・・となる。
次のトラックでは再び反転を行わないので、+−←←−
・・・・・・となる。
さて今、第9図の真中のトラックを再生する時を考える
この時機構的な精度や、ヘッド取付の精度、磁気テープ
の伸縮等により、再生時に記録時と同一の軌跡をたどっ
てヘッドが再生されるこさは先ずないと考えられる。
従って、隣接トラックの信号をも再生されてしまう。
始めに述べたように輝度信号は3〜5MH2のFM波で
記録され、この信号はアジマス損失により隣接トラック
からは再生されず、妨害吉はならない。
ところか低域変換されたクロマ信号はアジマス損失か小
さいので妨害を与える。
この隣接トラックのクロマ信号は、一般的には、再生す
べき信号、つまり第9図の真中トラックの信号に対して
位相ずれがある。
この位相ずれは、機械的精度、アジマス角による位相差
、H並びの精度、記録時のヘッド回転ムラ等により起り
、記録信号としては位相ずれがないのであるが、再生時
には上記の原因により位相ずれθがあるものとする。
そして隣接トラックの信号は、処理を行ったトラックで
あるから水平同期期間毎に反転しない。
この様子を第10図に示す。aは再生信号を水平同期ご
さにベクトルで示した図で、Sは再生すべき主信号、N
が隣接トラ゛ツクから再生される妨害信号である。
そして、Sに対してNは位相ずれθを持っているとする
次の水平同期期間には、Sが180°反転するため−8
さなる。
このように水平同期期間ごとにSか反転するため、再生
の合成ベクトルはbの如<S+N、N−8,S+Nとな
る。
このS+N、N−8はSに対して水平同期期間ご吉に位
相が振れることを示している。
この信号か、位相比較器において固定発振器の出力と位
相比較されるため、位相比較信号はCのように基準レベ
ルに対して+−十一と振れることになる。
この電圧で、可変発振器を制御すると、電圧で周波数が
変化し、結果として位相が変化する訳であるか、位相は
周波数変化の積分値さして変化するため、dのように積
分した形で変化する。
このように基準に対して大きい位相変動か存在するさ、
可変発振器の位相はすぐには追従せず遅れて変化する。
そしてこの信号を周波数変換してジッタ補正を行うと、
ジッタ補正された信号も位相変化をもつこ吉になる。
つまり1水平同期の始めから終りにわたって、dのよう
に位相変動を受けたとするさ、eのように再生合成バク
1ヘルも水平同期の始めから終りにわたり成る角度の変
化をするこさになる。
次に水平同期期間ではdに示すように逆方向になるため
、再生ベクトルも逆方向に0度変化することになる。
このように水平同期期間中に位相が変化し、その変化方
向が水平同期期間毎に反対方向に変化した場合、次のク
シ形フィルタを通過した信号がどうなるのかが問題きな
る。
クシ形フィルタは1水平同期時間遅延素子と、減算器と
で構成される。
つまり遅延させた信号を180°反転して加え合わせる
ことになる。
fに遅延して反転したベクトル図を示す。
従って、e+fがクシ形フィルタ通過後の信号である。
第11図にSに対する合成ベクトル図を示す。
この図は、水平同期毎の反転をとめ、Sだけに注目して
いる。
各記号はベクトルを示し、αは位相変動角である。
第11図でクシ形フィルタ通過した信号は水平同期の始
めで硅、終りでF++flである。
ここに水平同期期間中に乙2S−々P1+P:2)のD
Pが発生し、ることかわかる。
この値は、実1験において許容値をはるかに越す場合も
存在する。
そこで本発明は、このように隣接の信号をヘッドが再生
した場合に発生するDG−DPを防ぐ為に、低域変換カ
ラー信号周波数のn + 1倍(n=1.2.3・・・
・・・)の周波数を持つ連続波をパイロット信号さして
記録再生し、再生時のジッタ補正及び周波数変換の機能
を上記パイロット信号にて行なわしむるパイロット記録
方式を用いる。
パイロット信号はFMされたビデオ信号及び低域に変換
されたカラー信号に影響を与えない位置に設定する必要
がある為、FMのディビニ−ジョン3.2〜4.6MH
2で低域カラー信号767KH2の場合1.5MH7辺
が適当である。
このようなことから現在パイロット周波数は低域変換色
信号周波数の2倍の周波数を利用している。
色信号か767KH2の場合パイロット周波数は1.5
3MH2の連続波信号である。
なおこのようなパイロット信号周波数とカラー信号周波
数よりも高くすると七の利点は、アジマス記録の場合カ
ラー信号に比ベパイロツト信号の方が隣接トラックの影
響を受けないことにある。
よって隣接トラックの影響で周波数逆変換の連続波の位
相変化が生じてDG−DPの発生する現象が軽減する。
このような特徴を有するパイロット方式の実施例を上げ
て説明する。
第12図、第13図に本発明の一実施例を示す。
尚、第12図および第13図は、前述した隣接クロマ信
号をクシ形フィルタで除去する第2の具体的な方法に基
づくものであり、第4図および第6図と関連性かあり、
故に同一構成要素については同一符号を記して説明を略
する。
第12図に於いて、27はパイロット信号混合器、28
はパイロット周波数切換器、29は第1のパイロット信
号発生器、30は第2のパイロット信号発生器である。
第13図に於いて、31はパイロット信号通過帯域フィ
ルタ、32は位相比較器、33は可変発振器、34はト
ラップを含むAPCループフィルタ、35は百分周器、
36は周波数変換器である。
第12図は記録系の回路を示し、パイロット信号周波数
はカラー信号周波数767KM2と、1.53MH2−
fHである。
カラー信号が767KH2の時パイロット信号が1.5
3MH2、カラー信号が1.53MH2−t’Hになる
ように切換回路9,28で同相に切換えて、各記録トラ
ックごとにこのような信号が繰り返し記録されるように
する。
第13図は再生回路を示し、検出されたパイロット信号
1.53MH2をカラー信号と同一周波数にする為、周
期35を通し、3.58MHz固定発振器22の和の周
波数より周波数逆変換用の連続信号を作り出し、周波数
変換器15で3o・58MHzのカラー信号を得て、1
7゜18のクシ形フィルタを通し、隣接カラー信号の妨
害を除去した3、58MH2力ラー信号を得ている。
又、この回路で再生色信号のジッタ補正が行なわれる。
即ち、再生色信号をfst+Δfst *fs2 +り
成分をΔfst sΔfs2とし、パイロット信号を同
じ< fPt+ΔfPzfP +ΔfP2(fP+とf
P2はfHの周波数差)、ジッタ成分をΔfP1゜Δf
p2J=すると、この時fPt=2fs1 、fP1=
2fs2であるので、fPs+ΔfP1司fs1+2Δ
f81゜fP2+ΔfP2−2fs2+2Δfs2とな
り、このパ和周波数をさると、fo+fs1+Δf84
.fo+f8□+Δfs21なり、再生信号との差をと
ると%’ fQに位相同期した信号が得られ、ジッタ成
分はキャンセルされる。
このような第12図、第13図に示す回路における、隣
りのトラックの再生信号がある場合の、周波数逆変換用
のパイロット信号の受ける影響と、32,33,34の
APC回路の効果及びDG−DPについて説明する。
記録されたパイロット信号は、隣接のトラックとの間で
fHの周波数差を持っている。
その為、隣接信号が入ッテ来た時の主トラツクのパイロ
ット信号は、第14図に示すようなfHの周期を持つ円
軌跡のベクトルを持つ、第14図で、マ、はノイズのベ
クトル、Slは主信号ベクトル、Plは合成ベクトルで
ある。
例えばこのような信号を時間軸で表わすさ第15図のよ
うに表わされる。
tは時間で、■は電圧を示し、IHH周期誤差電圧か変
化を受ける。
この振巾は第14図のマ、の長ざによって変化する。
この時の主信号ベクトルの変化をイに示す。第15図の
ア、イの波形と第10図のc、eの波形とを比較してみ
ると、nHのベクトルとn+1のベクトルの関連性か第
10図ではないか、第15図では常に同相で同じように
変化をする。
故に、第11図に示すようなりG−DPは生じない。
しかし、nHH番目n + I H番目は第15図ア、
イのな信号を基に周波数逆変換をした場合、3.58M
H2カラー信号も各H毎同様の位相変化を起こす為、こ
の位相変化はクシ形フィルタでは取り除けない。
よって、クシ形フィルタ出力3.58MH2信号は隣接
からの妨害カラー信号を完全に除去された信号として取
り出されるが、DG−DPは取り除かれず残ったままと
なる。
このような現象はパイロットどの理由により、あまり極
端には表われないが、隣接波の妨害信号がかなり多くな
ると目立ってくる。
このような新しいDG−DPを防ぐ為に、32゜33.
34のAPC回路か付加されている。
即ち、帯域フィルタ31で検出された1、53MH2と
1.53Mf(2−f Hの信号に位相同期した周波数
が、可変発振器33より得られるわけであるが、可変発
振器33の周波数変化は、位相比較器32で入力1.5
3MH2信号と可変発振器信号の位相を比較した比較電
圧により行なわれ、これによって可変発振器32の位相
が変化されるのである。
この時、今回路34を無視すると、隣接信号が入って来
た場合の比較電圧は第15図アと同じような波形となり
、このような変化がそのまま可変発振器33に伝えられ
前述さ同様に結果としてDG−DPが発生する。
しかし本実施例回路ではループフィルタ回路34(AP
C回路の応答性などを決定する時定数回路)に中心周波
数がfHであるトラップを設けている。
このようなトラップを設けると位相比較器32は隣接の
影響によってH周期の比較電圧が発生する(第15図の
ア)か、このH周期毎の成分はトラップによって減衰さ
せられる。
故に比較電圧は第15図アの平均値となり、結局直線と
なりH毎の変化は表わさない。
つまり、前述のDG−DPが発生しない。
このように本発明では、パイロット方式を用いる事によ
って隣接トラックからの妨害信号の影響を受けることな
く周波数逆変換用の連続信号を作り出すことが出来る為
、DG−DPは発生しない。
故に正常なカラー信号を再現出来る。
又、回路構成も連続波比較のAPCを付加すればよいの
であるから、簡単であり、更にパイロット方式である為
残留ジッタの少ない画像を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はアジマ不損失における隣接トラックからの妨害
除去する2つの方法を説明するためのスペクトラム、第
2図は第1図説明に用いる信号波形図、第3図は上記第
1の方法の記録系のブロック図、第4図は第2の方法の
記録系のブロック図、第5図および第6図はそれぞれの
方法における再生系のブロック図、第7図および第8図
はそれぞれの方法における再生法を説明するためのスペ
クトラム、第9図は上記2方法における欠点を説明する
ためのテープパターン図、第10図は同じく再生信号の
ベクトル図、第11図はDA−DPの発生を示すベクト
ル図、第12図は本発明方式における記録系の一実施例
を示すブロック図、第13図は再生系のブロック図、第
14図は隣接の影響を示すベクトル図、第15図は位相
変化を説明するためのベクトル図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 I NTSCビデオ信号の輝度信号を高域側で角度変
    調し、またカラーを低域側に周波数変換して記録再生す
    る方式であって、上記低域変換された信子同期周波数、
    n=0..1.2.3・・・・・うだけの周波シ数差を
    持たして記録するに、該低域変換色信号周波数の(m+
    1)倍(m=1 、2 、3・・・・・・)の周波数を
    持つ連続波を該低域変換色信号に重畳して記録する手段
    と、再生時、該(m+1)倍の連続波と可変発振器出力
    とで位相比較し且つ該位相比較出力型。 圧を水平同期周波数を中心周波数とするトラップ特性を
    有するフィルタを通したのち上記可変発振器の位相を変
    化させて(m+1)倍の連続波と位相し、固定発振器上
    和成分の連続波を作り、再生低域変換カラー信号を周波
    数逆変換し、8.58MHzカラー信号を得たのちクシ
    形フィルタを通し、該出力と角度復調された輝度信号さ
    の混合によりNTSCビデオ信号を再現する手段を有す
    ることを特徴とする色信号記録再生方式。
JP50110678A 1975-09-11 1975-09-11 イロシンゴウキロクサイセイホウシキ Expired JPS5822908B2 (ja)

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JP50110678A JPS5822908B2 (ja) 1975-09-11 1975-09-11 イロシンゴウキロクサイセイホウシキ

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JP50110678A JPS5822908B2 (ja) 1975-09-11 1975-09-11 イロシンゴウキロクサイセイホウシキ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0712117U (ja) * 1993-06-23 1995-02-28 サイティック株式会社 テープレス形吸収体製品

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JPH0712117U (ja) * 1993-06-23 1995-02-28 サイティック株式会社 テープレス形吸収体製品

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