JPS5918915B2 - 色信号処理回路 - Google Patents
色信号処理回路Info
- Publication number
- JPS5918915B2 JPS5918915B2 JP9575876A JP9575876A JPS5918915B2 JP S5918915 B2 JPS5918915 B2 JP S5918915B2 JP 9575876 A JP9575876 A JP 9575876A JP 9575876 A JP9575876 A JP 9575876A JP S5918915 B2 JPS5918915 B2 JP S5918915B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- color
- vir
- circuit
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
カラーテレビジョン受像機には、受信信号中に挿入され
たいわゆるVIR信号によりカラーレベルの自動調整や
色相の自動補正を行なわせるようにしたものがある。
たいわゆるVIR信号によりカラーレベルの自動調整や
色相の自動補正を行なわせるようにしたものがある。
VIR信号は、各垂直区間の19番目の水平区間に挿入
されるものであり、副搬送波周波数である3.58MH
2の正弦波信号であり、バースト信号と同位相で挿入さ
れる。
されるものであり、副搬送波周波数である3.58MH
2の正弦波信号であり、バースト信号と同位相で挿入さ
れる。
即ち、第1図において、T19は19番目の水平区間を
示し、PHは水平同期信号であり、SBはバースト信号
であり、SvがVIR信号である。そして、バースト信
号SBが黒レベル部分に挿入されるのに対して、VIR
信号Svは灰レベル部分に挿入されるもので、このため
、搬送色信号に位相歪を生じるときは、VIR信号Sv
も同様の位相歪を生じることになる。従つて、VIR信
号Svのバースト信号SBに対する位相のずれが搬送色
信号の位相歪となる。よつてこのずれに応じて例えば復
調軸を制御すれば位相歪による色相のずれを補正するこ
とができる。またVIR信号Svの振幅は搬送色信号の
レベルと対応関係にあるから、この振幅が一定になるよ
うに制御すればカラーレベルを一定にすることができる
。ところで、録画再生機からの再生信号が、このような
カラーテレビジョン受像機で受信される場合、上述のV
IR信号による補正が働くと不都合を生じることがある
。
示し、PHは水平同期信号であり、SBはバースト信号
であり、SvがVIR信号である。そして、バースト信
号SBが黒レベル部分に挿入されるのに対して、VIR
信号Svは灰レベル部分に挿入されるもので、このため
、搬送色信号に位相歪を生じるときは、VIR信号Sv
も同様の位相歪を生じることになる。従つて、VIR信
号Svのバースト信号SBに対する位相のずれが搬送色
信号の位相歪となる。よつてこのずれに応じて例えば復
調軸を制御すれば位相歪による色相のずれを補正するこ
とができる。またVIR信号Svの振幅は搬送色信号の
レベルと対応関係にあるから、この振幅が一定になるよ
うに制御すればカラーレベルを一定にすることができる
。ところで、録画再生機からの再生信号が、このような
カラーテレビジョン受像機で受信される場合、上述のV
IR信号による補正が働くと不都合を生じることがある
。
その一つの場合は、録画再生機が、記録系あるいは再生
系の色信号系に1水平周期の遅延回路をもつたくし形フ
ィルタを有する場合である。
系の色信号系に1水平周期の遅延回路をもつたくし形フ
ィルタを有する場合である。
即ち、記録系の色信号系にくし形フィルタを有するもの
としては、輝度信号と搬送色信号の分離のためにくし形
フィルタが用いられたものがある。この場合、そのいわ
ゆるC形くし形フィルタより得られる搬送色信号は、原
搬送色信号をCo、これが1水平期間の遅延回路にて遅
延されたものをCDとすれば、−で表されるもので、副
搬 送波周波数fs(3.58MH2)が1/2ラインオフ
セットの関係に選ばれており、また隣り合う水平区間で
の信号内容がほとんど変わらないことから、信号CDは
信号Coを位相反転させたものに等しいとみなすことが
でき、従つてこのくし形フィルタより得られる搬送色信
号は原搬送色信号と等価なものとみなせるものである。
としては、輝度信号と搬送色信号の分離のためにくし形
フィルタが用いられたものがある。この場合、そのいわ
ゆるC形くし形フィルタより得られる搬送色信号は、原
搬送色信号をCo、これが1水平期間の遅延回路にて遅
延されたものをCDとすれば、−で表されるもので、副
搬 送波周波数fs(3.58MH2)が1/2ラインオフ
セットの関係に選ばれており、また隣り合う水平区間で
の信号内容がほとんど変わらないことから、信号CDは
信号Coを位相反転させたものに等しいとみなすことが
でき、従つてこのくし形フィルタより得られる搬送色信
号は原搬送色信号と等価なものとみなせるものである。
ところが、このように記録系の色信号系にくし形フイル
タがあると、その記録信号中の、従つてその再生信号中
の19番目の水平区間Tl,でのIR信号は、位相が上
述のように搬送色信号の受ける位相歪と対応した関係に
ならなくなつたり、また振幅が搬送色信号のレベルと対
応した関係にならなくなつてしまう。
タがあると、その記録信号中の、従つてその再生信号中
の19番目の水平区間Tl,でのIR信号は、位相が上
述のように搬送色信号の受ける位相歪と対応した関係に
ならなくなつたり、また振幅が搬送色信号のレベルと対
応した関係にならなくなつてしまう。
例えば、第1図に示すように、もとの信号中の18番目
の水平区間Tl8にカラーバ一信号SCBが挿入されて
いるときは、再生信号中の19番目の水平区間Tl9に
は、VIR信号Svとこのカラーバ一信号SCBとが合
成されたものが現れ、位相も振幅も本来のVIR信号S
vとは全く異なつたものになつてしまう。
の水平区間Tl8にカラーバ一信号SCBが挿入されて
いるときは、再生信号中の19番目の水平区間Tl9に
は、VIR信号Svとこのカラーバ一信号SCBとが合
成されたものが現れ、位相も振幅も本来のVIR信号S
vとは全く異なつたものになつてしまう。
また、第2図に示すように、もとの信号の18番目の水
平区間Tl8にバースト信号SB以外に色副搬送波成分
が挿入されてないときも、振幅が本来のVIR信号Sv
の1/2になつてしまう。従つて、このような再生信号
が上述のカラーテレビジヨン受像機に供給されて、その
19番目の水平区間Tl,の色副搬送波成分により、上
述のようにカラーレベルの自動調整や色相の自動補正が
なされるときは、放送波をそのま\受信するときのよう
な正しい調整ないし補正がなされなくなつてしまう。
平区間Tl8にバースト信号SB以外に色副搬送波成分
が挿入されてないときも、振幅が本来のVIR信号Sv
の1/2になつてしまう。従つて、このような再生信号
が上述のカラーテレビジヨン受像機に供給されて、その
19番目の水平区間Tl,の色副搬送波成分により、上
述のようにカラーレベルの自動調整や色相の自動補正が
なされるときは、放送波をそのま\受信するときのよう
な正しい調整ないし補正がなされなくなつてしまう。
再生系の色信号系にくし形フイルタを有するものとして
は、本出願人が既に提案した特殊な高密度記録再生方式
をとるものがある。
は、本出願人が既に提案した特殊な高密度記録再生方式
をとるものがある。
これは、第3図Aに示すように、テープ1上に2個の回
転磁気ヘツドHA及びHBにより1フイールド毎に交互
に記録し、また再生を行う場合、同図Bに示すように、
ヘツドHA及びHBの空隙GA及びGBの、矢印2で示
す走査方向に対する傾きの角を互いに異ならせる。
転磁気ヘツドHA及びHBにより1フイールド毎に交互
に記録し、また再生を行う場合、同図Bに示すように、
ヘツドHA及びHBの空隙GA及びGBの、矢印2で示
す走査方向に対する傾きの角を互いに異ならせる。
そして記録にあたつては、輝度信号はFM変調し、搬送
色信号は低域側に周波数変換するが、第4図及び第5図
A,Bに示すように、ヘツドHAにより形成されるトラ
ツクTAの搬送色信号CAの搬送周波数FAとヘツドH
Bにより形成されるトラツクTBの搬送色信号CBの搬
送周波数FBを、互に周波数インターリーフする関係に
選ぶものである。
色信号は低域側に周波数変換するが、第4図及び第5図
A,Bに示すように、ヘツドHAにより形成されるトラ
ツクTAの搬送色信号CAの搬送周波数FAとヘツドH
Bにより形成されるトラツクTBの搬送色信号CBの搬
送周波数FBを、互に周波数インターリーフする関係に
選ぶものである。
再生にあつては、輝度信号はFM復調する。
また、搬送色信号については、ヘツドHAがトラツクT
Aを再生するときは再生搬送色信号をFs+FAなる周
波数の信号で周波数変換し、ヘツドHBがトラツクTB
を再生するときは再生搬送色信号をFs+FBなる周波
数の信号で周波数変換する。この方法によるときは、第
4図に示すように、隣り合うトラツク間にいわゆるガー
ドバンドを設けない場合でも、クロストークは著しく減
少し、従つて長時間の記録をなしうる。即ち、輝度信号
については、FM変調信号として記録され、周波数が高
いので、いわゆるアジマス損失によりクロストークは著
しく減少する。
Aを再生するときは再生搬送色信号をFs+FAなる周
波数の信号で周波数変換し、ヘツドHBがトラツクTB
を再生するときは再生搬送色信号をFs+FBなる周波
数の信号で周波数変換する。この方法によるときは、第
4図に示すように、隣り合うトラツク間にいわゆるガー
ドバンドを設けない場合でも、クロストークは著しく減
少し、従つて長時間の記録をなしうる。即ち、輝度信号
については、FM変調信号として記録され、周波数が高
いので、いわゆるアジマス損失によりクロストークは著
しく減少する。
また、搬送色信号についてみると、ヘツドHAがトラツ
クTAを走査するときは、再生出力は第5図Cに示すよ
うに、信号CAに対して信号CBがクロストーク成分と
して混入したものとなり、これがFs+FAなる周波数
の信号により周波数変換されると、同図Eに示すように
、もとのFsなる搬送周波数の信号CSAに対して破線
で示すこれと周波数インターリーフする関係のクロスト
ーク成分が混入したものが得られ、一方、ヘツドHBが
トラツクTBを走査するときは、再生出力は同図Dに示
すように、信号CBに対して信号CAがクロストーク成
分として混入したものとなり、これがFs+FBなる周
波数の信号により周波数変換されると、同図Fに示すよ
うに、やはりもとのFsなる搬送周波数の信号CSBに
対して破線で示すこれと周波数インターリーフする関係
のクロストーク成分が混合したものが得られる。従つて
、この周波数変換されたものをC形くし形フイルタに供
給すれば、同図Gに示すように、これよりは、クロスト
ーク成分のほとんどない搬送色信号が得られる。従つて
、結局クロストークのない再生カラー映像信号が得られ
る。このように再生系の色信号系にくし形フイルタを有
する録画再生機の再生信号でも、上述のように、記録系
の色信号系にくし系フイルタを有する録画再生機の再生
信号と同様に、その19番目の水平区間Tl,でのVI
R信号は、放送波中のそれとは異なつたものとなつてし
まい、これが上述のカラーテレビジヨン受像機に供給さ
れてカラーレベルの自動調整や色相の自動補正がなされ
ると、放送波をそのま\受信するときのような正しい調
整ないし補正はなされなくなつてしまう。
クTAを走査するときは、再生出力は第5図Cに示すよ
うに、信号CAに対して信号CBがクロストーク成分と
して混入したものとなり、これがFs+FAなる周波数
の信号により周波数変換されると、同図Eに示すように
、もとのFsなる搬送周波数の信号CSAに対して破線
で示すこれと周波数インターリーフする関係のクロスト
ーク成分が混入したものが得られ、一方、ヘツドHBが
トラツクTBを走査するときは、再生出力は同図Dに示
すように、信号CBに対して信号CAがクロストーク成
分として混入したものとなり、これがFs+FBなる周
波数の信号により周波数変換されると、同図Fに示すよ
うに、やはりもとのFsなる搬送周波数の信号CSBに
対して破線で示すこれと周波数インターリーフする関係
のクロストーク成分が混合したものが得られる。従つて
、この周波数変換されたものをC形くし形フイルタに供
給すれば、同図Gに示すように、これよりは、クロスト
ーク成分のほとんどない搬送色信号が得られる。従つて
、結局クロストークのない再生カラー映像信号が得られ
る。このように再生系の色信号系にくし形フイルタを有
する録画再生機の再生信号でも、上述のように、記録系
の色信号系にくし系フイルタを有する録画再生機の再生
信号と同様に、その19番目の水平区間Tl,でのVI
R信号は、放送波中のそれとは異なつたものとなつてし
まい、これが上述のカラーテレビジヨン受像機に供給さ
れてカラーレベルの自動調整や色相の自動補正がなされ
ると、放送波をそのま\受信するときのような正しい調
整ないし補正はなされなくなつてしまう。
また、このようにくし形フイルタがなくても、同様の問
題が生じることもある。
題が生じることもある。
即ち、録画再生機の再生系には、再生搬送色信号の時間
誤差を補正すべく、再生水平同期信号や再生バースト信
号により周波数変換用信号の周波数ないし位相を制御す
るAFC回路ないしAPC回路が設けられている。
誤差を補正すべく、再生水平同期信号や再生バースト信
号により周波数変換用信号の周波数ないし位相を制御す
るAFC回路ないしAPC回路が設けられている。
しかしながら、この場合、このAFC回路ないしAPC
回路がいまだ十分に応答していない間では、再生信号中
のVIR信号Svの位相が搬送色信号のそれと対応関係
になつてないことがあり、このようなときは、やはり上
述のくし形フイルタがある場合と同様の問題が生じる。
従つて、このような録画再生機よりの再生信号を用いる
場合には、録画再生機において記録すべき、あるいは再
生されたカラー映像信号から上述の所定の水平区間のV
IR信号を除去して、カラーテレビジヨン受像機に具備
されたVIR信号による補正回路が働かないように工夫
する必要がある。故に、くし形フイルタやAPC回路を
具備する録画再生機にあつてVIR信号除去回路が設け
られている場合には、当然のことながら、VIR信号の
欠除されたカラー映像信号しか得られない。
回路がいまだ十分に応答していない間では、再生信号中
のVIR信号Svの位相が搬送色信号のそれと対応関係
になつてないことがあり、このようなときは、やはり上
述のくし形フイルタがある場合と同様の問題が生じる。
従つて、このような録画再生機よりの再生信号を用いる
場合には、録画再生機において記録すべき、あるいは再
生されたカラー映像信号から上述の所定の水平区間のV
IR信号を除去して、カラーテレビジヨン受像機に具備
されたVIR信号による補正回路が働かないように工夫
する必要がある。故に、くし形フイルタやAPC回路を
具備する録画再生機にあつてVIR信号除去回路が設け
られている場合には、当然のことながら、VIR信号の
欠除されたカラー映像信号しか得られない。
そのため、このカラー映像信号を使用すると、色相やカ
ラーレベルはVIR信号に基づく補正とは全く関係のな
い補正がなされる結果、色相やカラーレベルの正しい補
正ができない欠点を有する。本発明は、このような点を
考慮してVIR信号による補正回路を十分に活用すべく
、VIR信号の欠除されたカラー映像信号に対しダミー
のVIR信号(擬似VIR信号)を付加して上述した欠
点を一掃したものである。以下図面を参照して本発明に
よるカラーテレビジヨン受像機の一汐1を詳細に説明す
る。
ラーレベルはVIR信号に基づく補正とは全く関係のな
い補正がなされる結果、色相やカラーレベルの正しい補
正ができない欠点を有する。本発明は、このような点を
考慮してVIR信号による補正回路を十分に活用すべく
、VIR信号の欠除されたカラー映像信号に対しダミー
のVIR信号(擬似VIR信号)を付加して上述した欠
点を一掃したものである。以下図面を参照して本発明に
よるカラーテレビジヨン受像機の一汐1を詳細に説明す
る。
第6図はその一実施例を示し、端子50に供給された例
えば再生カラー映像信号は3.58MHzのトラツプ回
路51を介して増巾器52に供給され、輝度信号が増巾
されると共に、これが遅延回路53を経てマトリツクス
回路54に供給される。
えば再生カラー映像信号は3.58MHzのトラツプ回
路51を介して増巾器52に供給され、輝度信号が増巾
されると共に、これが遅延回路53を経てマトリツクス
回路54に供給される。
再生カラー映像信号はまたバンドパスアンプ55に供給
され、搬送色信号が取り出される。この搬送色信号は復
調器56に供給されるも、これには周知の如く副搬送波
信号が供給される。すなわち、同期分離回路58にて分
離された水平同期パルスがバーストゲート回路59に供
給されてバースト信号が分離され、分離されたバースト
信号がリンギング増巾器60に供給され、連続波に変換
されると共に、これで後段の色副搬送波発振器61が制
御される。発振器61で得た副搬送波信号が上述の復調
器56に供給される。
され、搬送色信号が取り出される。この搬送色信号は復
調器56に供給されるも、これには周知の如く副搬送波
信号が供給される。すなわち、同期分離回路58にて分
離された水平同期パルスがバーストゲート回路59に供
給されてバースト信号が分離され、分離されたバースト
信号がリンギング増巾器60に供給され、連続波に変換
されると共に、これで後段の色副搬送波発振器61が制
御される。発振器61で得た副搬送波信号が上述の復調
器56に供給される。
従つて、この復調器56からは(B−Y)〜(R−Y)
の各色差信号が復調されることになり、これらはマトリ
ツクス回路54に供給され、R..G及びBの原色信号
となされた上で受像管63に供給されるものである。な
お、70及び71はVIR信号のゲート回路で、一方の
ゲート回路70で得た(B−Y)の色差信号は復調器5
6の前段に設けられたカラーレベル補正回路73にカラ
ーレベル補正信号として供給される。
の各色差信号が復調されることになり、これらはマトリ
ツクス回路54に供給され、R..G及びBの原色信号
となされた上で受像管63に供給されるものである。な
お、70及び71はVIR信号のゲート回路で、一方の
ゲート回路70で得た(B−Y)の色差信号は復調器5
6の前段に設けられたカラーレベル補正回路73にカラ
ーレベル補正信号として供給される。
同様に、他方のゲート回路71で得た(R−Y)の色差
信号は副搬送波信号の伝送系に設けられた色相補正回路
74にその補正信号として供給される。従つて、VIR
信号のレベル及び位相の変化に合わせてカラーレベル及
び位相の自動調整がなされるものである。本発明ではこ
のような構成を採るカラーテレビジヨン受像機にあつて
、搬送色信号の伝送系に色信号処理回路20が設けられ
る。
信号は副搬送波信号の伝送系に設けられた色相補正回路
74にその補正信号として供給される。従つて、VIR
信号のレベル及び位相の変化に合わせてカラーレベル及
び位相の自動調整がなされるものである。本発明ではこ
のような構成を採るカラーテレビジヨン受像機にあつて
、搬送色信号の伝送系に色信号処理回路20が設けられ
る。
この色信号処理回路20は位相及び周波数がVIR信号
と同一である基準信号Sv′をVIR信号のダミーとし
て使用するものである。基準信号の発振器としては図で
示すように色副搬送波発振器61が共用される。従つて
ここで得た色副搬送波信号は基準信号Sv′として位相
調整回路75及びレベル調整回路76及び第1のスイツ
チング回路22を経て合成器23に供給される。基準信
号の挿入位置は各垂直区間の19番目の水平区間である
から、19番目の水平区間だけオンとなるようなスイツ
チング信号Pcが第1のスイツチング回路22に供給さ
れる。
と同一である基準信号Sv′をVIR信号のダミーとし
て使用するものである。基準信号の発振器としては図で
示すように色副搬送波発振器61が共用される。従つて
ここで得た色副搬送波信号は基準信号Sv′として位相
調整回路75及びレベル調整回路76及び第1のスイツ
チング回路22を経て合成器23に供給される。基準信
号の挿入位置は各垂直区間の19番目の水平区間である
から、19番目の水平区間だけオンとなるようなスイツ
チング信号Pcが第1のスイツチング回路22に供給さ
れる。
ここで、テレビジヨン受像機の場合、端子50に供給さ
れるカラー映像信号としては上述したような録画再生機
を通さないものも入力するので、正しいVIR信号の挿
入されたカラー映像信号も供給されることになる。その
ため、判別回路80が設けられ、各垂直区間の19H毎
に得られる判別信号(回路83は判別信号形成回路であ
る)を判別回路80に供給して、IR信号がないときだ
け基準信号Sv′が挿入されるように構成される。
れるカラー映像信号としては上述したような録画再生機
を通さないものも入力するので、正しいVIR信号の挿
入されたカラー映像信号も供給されることになる。その
ため、判別回路80が設けられ、各垂直区間の19H毎
に得られる判別信号(回路83は判別信号形成回路であ
る)を判別回路80に供給して、IR信号がないときだ
け基準信号Sv′が挿入されるように構成される。
81は判別出力に基いて動作するスイツチング信号Pc
の形成回路を示す。
の形成回路を示す。
すなわち、第7図に示すように19番目の水平区間Tl
9のVIR信号Svの挿入期間で一の状態となるスイツ
チング信号Pcが形成され、これが第1のスイツチング
回路22に供給される。
9のVIR信号Svの挿入期間で一の状態となるスイツ
チング信号Pcが形成され、これが第1のスイツチング
回路22に供給される。
これによつてスイツチング回路22が基準信号Sv′の
挿入区間でオン、それ以外の区間でオフとされて搬送色
信号に基準信号Sv″が挿入される。なお、所定区間に
この基準信号Sv′を搬送色信号に挿入するだけでは第
7図で示すように70IREの位置に基準信号Sv′を
挿入できないので、この基準信号Sv′には所定の直流
レベルを付加する必要がある。
挿入区間でオン、それ以外の区間でオフとされて搬送色
信号に基準信号Sv″が挿入される。なお、所定区間に
この基準信号Sv′を搬送色信号に挿入するだけでは第
7図で示すように70IREの位置に基準信号Sv′を
挿入できないので、この基準信号Sv′には所定の直流
レベルを付加する必要がある。
このため、本例ではさらに合成器27と第2のスイツチ
ング回路28とを設け、直流源29で得た直流出力を上
述の所定区間のみ搬送色信号中に挿入して第7図のよう
なレベル関係となるようにしている。従つて、テレビジ
ヨン受像側ではこの基準信号Sv′に基づき、VIR信
号がある場合と同様に、色相及びカラーレベルの補正を
行うことができる。
ング回路28とを設け、直流源29で得た直流出力を上
述の所定区間のみ搬送色信号中に挿入して第7図のよう
なレベル関係となるようにしている。従つて、テレビジ
ヨン受像側ではこの基準信号Sv′に基づき、VIR信
号がある場合と同様に、色相及びカラーレベルの補正を
行うことができる。
以上説明したように本発明ではVIR信号のダミー用と
して基準信号Sv′を対応する水平区間に挿入したので
、IR信号がない場合でもカラーレベルや色相の調整が
できる効果を有する。
して基準信号Sv′を対応する水平区間に挿入したので
、IR信号がない場合でもカラーレベルや色相の調整が
できる効果を有する。
第1図及び第2図はIR信号の説明のための波形図、第
3図〜第5図は特殊な高密度記録再生方式を説明するた
めのもので、第3図は回転磁気ヘツドの配置とその磁気
空隙の状態を示す図、第4図はテープ上の記録パターン
を示す図、第5図はその説明のための周波数スペクトル
図、第6図は本発明に係るカラーテレビジヨン受像機の
一例を示す要部の系統図、第7図はその説明のための波
形図である。 20は色信号処理回路、10,61は基準信号発振器、
22,28はスイツチング回路、Pcはスイツチング信
号、SvはVIR信号、Sv′は基準信号である。
3図〜第5図は特殊な高密度記録再生方式を説明するた
めのもので、第3図は回転磁気ヘツドの配置とその磁気
空隙の状態を示す図、第4図はテープ上の記録パターン
を示す図、第5図はその説明のための周波数スペクトル
図、第6図は本発明に係るカラーテレビジヨン受像機の
一例を示す要部の系統図、第7図はその説明のための波
形図である。 20は色信号処理回路、10,61は基準信号発振器、
22,28はスイツチング回路、Pcはスイツチング信
号、SvはVIR信号、Sv′は基準信号である。
Claims (1)
- 1 受信信号中に挿入されたVIR信号をカラーレベル
の自動調整や色相の自動補正などに利用するテレビジョ
ン受像機において、入力映像信号の所定水平区間内に上
記VIR信号が欠如している間だけ色副搬送波基準信号
発振器よりの出力を擬似VIR信号として挿入するよう
にした色信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9575876A JPS5918915B2 (ja) | 1976-08-11 | 1976-08-11 | 色信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9575876A JPS5918915B2 (ja) | 1976-08-11 | 1976-08-11 | 色信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5321524A JPS5321524A (en) | 1978-02-28 |
JPS5918915B2 true JPS5918915B2 (ja) | 1984-05-01 |
Family
ID=14146376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9575876A Expired JPS5918915B2 (ja) | 1976-08-11 | 1976-08-11 | 色信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918915B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615127U (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-13 | ナ−ス鞄工株式会社 | ランドセル |
JPS6415537U (ja) * | 1987-07-11 | 1989-01-26 |
-
1976
- 1976-08-11 JP JP9575876A patent/JPS5918915B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615127U (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-13 | ナ−ス鞄工株式会社 | ランドセル |
JPS6415537U (ja) * | 1987-07-11 | 1989-01-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5321524A (en) | 1978-02-28 |
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