JPH048708Y2 - - Google Patents

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JPH048708Y2
JPH048708Y2 JP1979128238U JP12823879U JPH048708Y2 JP H048708 Y2 JPH048708 Y2 JP H048708Y2 JP 1979128238 U JP1979128238 U JP 1979128238U JP 12823879 U JP12823879 U JP 12823879U JP H048708 Y2 JPH048708 Y2 JP H048708Y2
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JP
Japan
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signals
recording
rotating drum
ntsc
pal
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JP1979128238U
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JPS5646373U (ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、PAL(CCIR)方式の映像信号及び
NTSC方式の映像信号を記録再生し得る記録再生
装置に関する。
PAL若しくはCCIR方式の映像信号を記録再生
するVTRとNTSC方式の映像信号を記録再生す
るVTRとにおいては、両者の回転ドラムの径を
同一に設計して部品の共用化を図ることがある。
この場合NTSC用のVTRでは、一対のビデオヘ
ツドの角度割りを180°にし、一方、PAL用の
VTRでは、角度割りを180°−α°(α°:0.5水平区間
に相当する角度)にして各トラツクと直交する方
向に水平同期信号の記録位置が整列するようにし
ている。
従つて、NTSC信号及びPAL信号を記録再生
し得るVTRを構成する場合、一対のヘツドに第
3のヘツドを追加する必要があり、コスト高とな
ると共に、ヘツド取付けスペースの関係でドラム
加工が困難になるという問題点がある。
本考案は上述の問題点にかんがみてなされたも
のであつて、第3のヘツドを追加することなく、
NTSC/PAL共用機を構成することを目的とし
ている。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
本実施例においては、第1図に示すような
PAL用の回転ドラム1を使用している。ドラム
1には磁気テープ3が巻回され、矢印方向に走行
される。PAL信号の記録再生のときドラム1は
25Hzで矢印方向に回転される。一対の磁気ヘツド
2A,2Bは180°−α°の角度割りで取付けられて
いる。このドラム1を30Hzで回転させてNTSC信
号を記録または再生するときには、Bヘツド2B
を基準にすると、Aヘツド2Aがα°に相当する時
間t〓だけ早く再生を開始する。従つてヘツド2A
とは180°の位相差で同一アジマスの新たなヘツド
2B′を設ければ、このドラムを用いてNTSC信
号の記録再生を行うことができる。
ヘツドを追加しない場合には、Bヘツド2Bに
供給する信号またはBヘツドから再生される信号
を時間的にt〓だけ進ませればよい。これはAヘツ
ド2Aに供給またはAヘツドから再生される信号
をt〓だけ遅らせることと等価である。即ち、第2
図に示すようにAヘツド2Aの記録/再生信号を
t〓だけ遅延させれば、実質的に1フイールドごと
に180°交互の記録/再生ができる。
第3図は本実施例のVTRの記録再生系のブロ
ツク図を示している。PAL信号を記録/再生す
るときには遅延線4,5は用いられない。NTSC
信号を記録するときには、入力映像信号が遅延線
4を通る経路と、通らない経路とに分岐され、こ
れらの経路はスイツチ6によつて切換えられる。
遅延線4の遅延量t〓は、PAL信号に関しては
0.5HPAL分である。ドラムの回転周期はPAL記
録/再生のとき、625HPALであり、NTSC記録/
再生のとき525HNTSCであるから、 t〓=0.5×525/625HNTSC =0.42HNTSC である。
スイツチ6は、回転ドラムの周期を検出して得
られるPGパルスに基いて形成される第4図に示
すような制御信号SWによつて切換えられる。こ
の制御信号は制御回路7によつて形成され、Aト
ラツク記録時に高レベル、Bトラツク記録時に低
レベルとなる信号である。スイツチ6の出力は記
録系回路8、記録アンプ9を介してヘツド2A,
2Bによつて磁気テープ3に記録される。即ち、
Bトラツク記録時には、スイツチ6が接点6b側
に接続され、入力信号がそのままの位相で記録さ
れる。またAトラツク記録時には、スイツチ6が
接点6a側に接続されるので、入力信号が遅延線
4を通つて記録される。この結果、Aヘツド2A
の位置がα°だけ遅れ位相にシフトされた状態と同
一の状態で記録が行われ、信号がNTSCフオーマ
ツトで記録される。
NTSCフオーマツトのテープを再生する時に
は、再生アンプ10、再生系回路11を通つた再
生信号が、遅延線5を通る経路と、通らない経路
とに分路され、これらの経路はスイツチ12によ
つて選択される。スイツチ12は、記録時と同様
に第4図の制御信号SWによつて切換えられる。
従つて、ヘツド2A,2Bが180°−α°の角度割り
を有していても、正しくNTSC信号が再生され
る。
なお遅延線4,5は共用することができる。こ
れらの遅延線4,5としてはガラス遅延線或いは
CCD遅延線を用いることができる。ガラス遅延
線を用いる場合には、第5図のようにビデオ信号
をAM変調器14を用いて、例えば、4.43MHz×
3(または3.58MHz×3)帯域に変調してから遅
延線4を通し、スイツチ6の出力をAM復調器1
5で元の帯域に復調するように構成することがで
きる。
本考案は上述の如く、磁気テープ上に形成され
る各トラツクと直交する方向に水平同期信号の記
録位置が整列するように、180度よりもN度偏位
させて回転ドラム上に配された一対のPAL信号
用ビデオヘツドと、上記回転ドラムのNTSC信号
用回転速度における上記N度偏位に対応した遅延
時間を有する遅延回路とを備え、上記回転ドラム
の周期に応じて得られる制御信号により、上記回
転ドラムがNTSC信号用の回転速度で回転してい
ることが検出されたときには、上記一対のPAL
信号用ビデオヘツドのうちの一方のビデオヘツド
に対する信号の入出力を上記遅延回路を介して行
うように構成したものである。従つて、PAL信
号を記録再生できるだけでなく、一対のPAL信
号用ビデオヘツドの他に第3のビデオヘツドを追
加しなくても、電気的補正によつてNTSC信号を
も記録再生できるので、PAL信号のみでなく
NTSC信号も記録再生し得る記録再生装置を簡単
な構成でもつて提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用するVTRの回転ドラム
の略平面図、第2図はAヘツド及びBヘツドの時
間関係を示すグラフ、第3図は本考案の実施例を
示す映像信号記録再生系のブロツク図、第4図は
第3図の波形図、第5図は遅延方法の具体例を示
すブロツク図である。 なお図面に用いられている符号において、1…
…回転ドラム、2A,2B……ヘツド、4,5…
…遅延線、6……スイツチ、12……スイツチ、
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気テープ上に形成される各トラツクと直交す
    る方向に水平同期信号の記録位置が整列するよう
    に、180度よりもN度偏位させて回転ドラム上に
    配された一対のPAL信号用ビデオヘツドと、 上記回転ドラムのNTSC信号用回転速度におけ
    る上記N度偏位に対応した遅延時間を有する遅延
    回路とを備え、 上記回転ドラムの周期に応じて得られる制御信
    号により、上記回転ドラムがNTSC信号用の回転
    速度で回転していることが検出されたときには、
    上記一対のPAL信号用ビデオヘツドのうちの一
    方のビデオヘツドに対する信号の入出力を上記遅
    延回路を介して行うように構成した映像信号記録
    再生装置。
JP1979128238U 1979-09-17 1979-09-17 Expired JPH048708Y2 (ja)

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JP1979128238U JPH048708Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17

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JP1979128238U JPH048708Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17

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JPS5646373U JPS5646373U (ja) 1981-04-25
JPH048708Y2 true JPH048708Y2 (ja) 1992-03-04

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ID=29360075

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641430Y2 (ja) * 1986-10-20 1994-10-26 シャープ株式会社 多方式ビデオテ−プレコ−ダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336210A (en) * 1976-09-15 1978-04-04 Sony Corp Magnetic recorder
JPS5389313A (en) * 1977-01-17 1978-08-05 Sony Corp Video signal recorder

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52107811U (ja) * 1976-02-12 1977-08-17

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Publication number Publication date
JPS5646373U (ja) 1981-04-25

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