JPS6117392B2 - - Google Patents

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JPS6117392B2
JPS6117392B2 JP53018696A JP1869678A JPS6117392B2 JP S6117392 B2 JPS6117392 B2 JP S6117392B2 JP 53018696 A JP53018696 A JP 53018696A JP 1869678 A JP1869678 A JP 1869678A JP S6117392 B2 JPS6117392 B2 JP S6117392B2
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JP
Japan
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frequency
pulse
recording
signal
horizontal periods
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JP53018696A
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Minoru Morio
Tadahiko Nakamura
Masahiro Kanbara
Yukio Kubota
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS54111216A publication Critical patent/JPS54111216A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、映像信号の変換装置、特に映像信
号のフイールド周波数(垂直周波数)の変換装置
に関する。
現在、各国で行なわれているテレビジヨンの標
準方式には、大きく分けて、NTSC方式、PAL方
式及びSECAM方式があり、テレビジヨン受像機
や録画再生機は、それぞれの方式向けに作られて
いる。
このため、たとえば、NTSC方式の放送が行な
われている地域において制作されたビデオテープ
などをPAL方式ないしSECAM方式の放送が行な
われている地域で再生しようとする場合には、
MTSC方式用の録画再生機とNTSC方式用のモニ
タ受像機をわざわざ用意しなければならず、はな
はだ不便である。
テレビジヨンの標準方式の変換装置も存在する
が、これはもつぱら放送局用のものであつて、き
てめて高価であり、一般向けのものではない。
このため、記録時はその地域での方式のものが
記録でき、一方、再生時に別の地域での方式のも
のとして再生できるような録画再生機が望まれ
る。
ところで、テレビジヨンの標準方式の違いは、
走査方式の違い、色信号の伝送方式の違いなど多
岐にわたるが、そのなかでも問題となるのは、走
査方式の違い、とりわけフイールド周波数(垂直
周波数)の違いである。そして、この点からみる
と、各国の標準方式は、フイールド周波数が60Hz
で1フレームにおける水平期間の数が525NTSC
方式とフイールド周波数が50Hzで1フレームにお
ける水平期間の数が625のCCIR方式とに大別さ
れる。
この発明は、この点を考慮して、簡易な構成に
より、フイールド周波数を一の方式の周波数から
他の方式の周波数に変換することができるように
したものである。
たとえば、2個の回転磁気ヘツドを180゜の角
間隔で取り付け、テープを案内ドラムに180゜強
の角範囲にわたつて斜めに巻きつけて移送させる
形の録画再生機を考えよう。
このような録画再生機で、CCIR方式の信号、
すなわちフイールド周波数が50Hzで1フレームに
おける水平期間の数が625の信号を記録するに
は、テープを一定速度で走行させた状態で、回転
磁気ヘツドをフレーム周波数に相当する25Hzで回
転させる。これにより、テープ上には、1フイー
ルドすなわち1/50秒につき1本の斜めの記録トラ
ツクが形成される。
そして、この発明では、このテープの再生にあ
たつて、テープを記録時と同じ速度で走行させる
とともに、回転磁気ヘツドを30Hzで回転させる。
このようにすると、1秒間に50本の記録トラツク
が60本の再生トラツクで再生されることになり、
フイールド周波数を60Hzに変換することができ
る。
このようにして得られた再生信号は、1フレー
ムにおける水平期間の数が依然として625であ
る。そして、この再生信号をBBD(バケツト・
ブリケード・デバイス)などのメモリーに書き込
み、その読み出しにあたつてクロツクの周波数を
適当に選ぶとともに、625の水平期間のうちの連
続しない100の水平期間を欠落させて残りのもの
が連続するようにする。このようにすると、1フ
レームすなわち1/30秒における水平期間の数を
525に変換することができる。
このようにして、走査方式に関して、CCIR方
式からNTSC方式への変換を行なうことができ
る。
上述のような録画再生機で、NTSC方式の信
号、すなわちフイールド周波数が60Hzで1フレー
ムにおける水平期間の数が525の信号を記録する
には、テープを一定速度で走行させた状態で、回
転磁気ヘツドをフレーム周波数に相当する30Hzで
回転させる。これにより、テープ上には、1フイ
ールドすなわち1/60秒につき1本の斜めの記録ト
ラツクが形成される。
この場合には、このテープの再生にあたつて、
テープを記録時と同じ速度で走行させるととも
に、回転磁気ヘツドを25Hzで回転させる。このよ
うにすると、1秒間に60本の記録トラツクが50本
の再生トラツクで再生されることになり、フイー
ルド周波数を50Hzに変換することができる。
このようにして得られた再生信号は、1フレー
ムにおける水平期間の数が依然として525であ
る。そして、この再生信号をメモリーに書き込
み、その読み出しにあたつてクロツクの周波数を
適当に選ぶとともに、525の水平期間のうちの連
続しない100本の水平期間を各々2回重複して読
み出して全体が連続するようにする。このように
すると、1フレームすなわち1/25秒における水平
期間の数を625に変換することができる。
このようにして、走査方式に関して、NTSC方
式からCCIR方式への変換を行なうことができ
る。
ところで、このように変換を行なう場合、再生
トラツクは記録トラツク上に正しく位置しない。
このため、この発明では、さらに、回転磁気ヘツ
ドがその回転軸の方向に、したがつて記録トラツ
クの巾方向に僅かに動きうるようにし、再生にあ
たつて実際に動かして各再生トラツクを記録トラ
ツク上に正しく位置させるようにする。
すなわち、CCIR方式からNTSC方式への変換
を行なう場合には、5本の記録トラツクのうち4
本の記録トラツクを各々1回づつ正しい位置で再
生し、残りの1本の記録トラツクを2回それぞれ
正しい位置で再生するようにする。逆に、NTSC
方式からCCIR方式への変換を行なう場合には、
6本の記録トラツクのうち5本の記録トラツクを
各々1回づつ正しい位置で再生し、残りの1本の
記録トラツクを再生しないようにする。
回転する磁気シート上で磁気ヘツドをその半径
方向に一定速度で動かして螺旋状のトラツクを形
成する形の録画再生機の場合にも、同様の変換を
行なうことができる。この場合には、再生にあた
つて、磁気ヘツドを記録時と同じ速度で移動させ
るとともに、磁気シートを目的とする方式のフイ
ールド周波数に対応した速度で回転させる。ま
た、磁気ヘツドの位置を磁気シートの半径方向
に、したがつて記録トラツクの巾方向に遂次僅か
にずらすことにより、再生トラツクを記録トラツ
ク上に正しく位置させることができる。
第1図は、この発明による変換装置の一例で、
CCIR方式からNTSC方式への変換がなされる場
合である。
1はテープ案内ドラムで、たとえばモータ2に
より回転する上ドラムと固定の下ドラムからな
る。そして、その上ドラムに回転磁気ヘツドHA
及びHBが180゜の角間隔で取り付けられる。この
場合、ヘツドHA及びHBがその回転軸の方向に僅
かに動きうるようにされる。すなわち、たとえ
ば、帯状のバイモルフ板3A及び3Bの一端が上
ドラムの固定され、このバイモルフ板3A及び3
Bの遊端にヘツドHA及びHBが取り付けられ、バ
イモルフ板3A及び3Bに電圧が与えられると、
その極性と大きさに応じて、バイモルフ板3A及
び3Bが彎曲し、ヘツドHA及びHBが回転軸の方
向に変位するように、される。
そして、磁気テープ4が案内ドラム1に180゜
強の角範囲にわたつて斜めに巻き付けられ、キヤ
プスタン5とピンチローラ6によつて矢印7の方
向に移送される。8はキヤプスタン5の駆動用モ
ータ、9はコントロールヘツドである。
一方、上ドラムないしその回転軸に関連してパ
ルス発生器10A及び10Bが設けられ、ヘツド
A及びHBがテープ4上を走査し始める位置にき
たときにパルスPA及びPBが得られるようにされ
る。
テープ4には、上述のようにして、CCIR方式
の信号が記録されている。第2図Aにおいて、実
線で示す斜めのトラツクR1,R2,……R5はその
記録トラツクである。記録された映像信号は、テ
レビジヨン受像機の映像検波出力が記録に適する
ように処理されたもので、カラー映像信号の場合
には、たとえば、輝度信号がFM変調されるとと
もに搬送色信号が低域変換されたものである。
また、テープ4の一側縁には、コントロールパ
ルスとして、周波数がCCIR方式のフレーム周波
数である25Hzでデユーテイが50%の矩形波が記録
されている。第2図Aで、上向きの矢印はその立
ち上がりを、下向きの矢印はその立ち下がりを示
す。
そして、このテープ4が次のようにして再生さ
れる。
すなわち、パルス発生器10Aより得られるパ
ルスPAが位相比較器11に供給されて30Hzの基
準パルスと位相比較され、その比較誤差電圧がア
ンプ12を介してモータ2に供給されて、ヘツド
A及びHBが上述のように30Hzで回転するように
される。
なお、基準パルスとしては、たとえば後述の読
み出し用のクロツクの分周パルスが用いられる。
すなわち、80は固定発振器で、SNをNTSC方
式の色副搬送波周波数である3.58MHz、HN
NTSC方式の水平周波数である15.734kHzとする
と、これより、周波数がたとえば4SN=910H
すなわち14.318MHzの読み出し用クロツクが得
られ、これが分周器84で1/910に分周されて周
波数がHNすなわち15.734kHzのパルスHGが得ら
れ、これが分周器13でさらに1/525に分周され
て30Hzの基準パルスが得られる。
このようにヘツドHA及びHBが30Hzで回転する
ので、パルスPA及びPBは、第2図D及びEに示
すように、各々周期が1/30秒で、互いの間隔が1/
60秒となる。
このパルスHA及びHBはフリツプフロツプ回路
14のセツド側及びリセツト側に供給されて、フ
リツプフロツプ回路14より、第2図F及びGに
示すように、ヘツドHAがテープ上を走査する期
間で「1」となりヘツドHBがテープ4上を走査
する期間で「0」となるパルスSA及びその反転
パルスSBが得られる。
一方、テープ4は記録時と同じ速度で移送され
る。したがつて、コントロールヘツド9にて、第
2図Bに示すように、上述のテープ4に記録され
たコントロールパルスの立ち上がり立ち下がりが
正及び負のパルスとして1/50秒の間隔で再生され
る。そして、この再生コントロールパルスCT
分周器15で1/5に分周されて、第2図Cに示す
ように、周期が1/10秒のパルスCXが得られ、一
方、たとえば信号SAが分周器18で1/3に分周さ
れて、第2図Hに示すように、やはり周期1/10秒
のパルスPXが得られ、位相比較器16において
パルスCXがパルスPXと位相比較され、その比較
誤差電圧がアンプ17を介してモータ8に供給さ
れて、図のようにパルスCX及びPXが一定の位相
関係になり、再生トラツクの6本のうち1本が記
録トラツク上に正しく位置するように制御され
る。第2図Aにおいて、鎖線で示す斜めのトラツ
クP1,P2,……R6はその再生トラツクで、ヘツ
ドHAによる再生トラツクP1が記録トラツクR1
に正しく位置している。
残りの再生トラツクR2,……R6は記録トラツ
ク上に正しく位置しない。このため、分周器18
からのパルスPXが鋸歯状波電圧発生回路19に
供給されて、第2図Iに示すように、周期1/10秒
で、ヘツドHAが再生トラツクP1を形成し始める
時点で零となり、ヘツドHBが再生トラツクP4
形成し始める時点で最大値1/2VOから最小値−1/
2VOに瞬時に変化する鋸歯状波電圧ESが得られ
る。
そして、この鋸歯状波電圧ESがサンプリング
ホールド回路20及び21に供給されてパルスP
A及びPBによりそれぞれサンプリングホールドさ
れ、第2図J及びKに示すように、それぞれ階段
状のサンプリングホールド電圧EXA及びEXBが得
られる。
したがつて、サンプリングホールド電圧EXA
は、ヘツドHAにより再生トラツクP1,P3,P5
形成される期間では、再生トラツクP1,P3,P5
それぞれ記録トラツクR1,R3,R4に対するずれ
の方向及び量に対応した値になり、同様に、サン
プリングホールド電圧EXBは、ヘツドHBにより
再生トラツクP2,P4,P6が形成される期間では、
再生トラツクP2,P4,P6のそれぞれ記録トラツク
R2,R4,R5に対するずれの方向及び量に対応し
た値になる。
そして、上述の電圧VOは、これがアンプ2
6,27を通じてバイモルフ板3A,3Bに与え
られたとき、ヘツドHA,HBがテープ4の移送方
向と逆の方向でみて記録トラツクの1ピツチ分だ
け動かされるような値にされる。
したがつて、サンプリングホールド電圧EXA
びEXBがアンプ26,27を通じてバイモルフ板
3A及び3Bに与えられれば、再生トラツクP1
P2,P3,P4,P5及びP6は、鎖線で示すトラツクの
位置からずらされてそれぞれ記録トラツクR1
R2,R3,R4,R4及びR5上に正しく位置するよう
になる。
ところで、再生にあたつて、このように、テー
プ4の移送速度が記録時と同じで、ヘツドHA
びHBの回転速度が記録時と異ならされるとき
は、実際は、再生トラツクの傾きも記録トラツク
R1,R2,……のそれと異なるようになり、サン
プリングホールド電圧EXA及びEXBがバイモルフ
板3A,3Bに与えられない状態では、第2図A
において、破線で示す斜めのトラツクP1,P2,…
…R6が再生トラツクとなる。したがつて、サン
プリングホールド電圧EXA及びEXBがバイモルフ
板3A及び3Bに与えられても、ヘツドHAある
いはHBは、パルスPAあるいはPBの得られる時
点で記録トラツク上に正しく位置するだけで、す
なわち、再生トラツクP1,P2,P3,P4,P5及びP6
は、その始端において記録トラツクR1,R2
R3,R4,R4及びR5上に正しく位置するだけで、
その終端にいくにつれてこれよりずれ、終端にお
いてはテープ4の移送方向でみて記録トラツクの
1ピツチの1/6分だけこれよりずれる。
このため、フリツプフロツプ回路14からの信
号SA及びSBが三角波電圧発生回路22及び23
に供給されて、回路22から、第2図Lに示すよ
うに、ヘツドHAにより再生トラツクP1,P3,P5
が形成される期間で零から1/6VOに直線的に変化
する三角波電圧EYAが得られ、回路23から、同
図Mに示すように、ヘツドHBにより再生トラツ
クP2,P4,P6が形成される期間で同様に零から1/
6VOに直線的に変化する三角波電圧EYBが得られ
る。そして、加算器24において、サンプリング
ホールド電圧EXAと三角波電圧EYAが加算され
て、第2図Nに示すような制御電圧EZAが得ら
れ、加算器25において、サンプリングホールド
電圧EXBと三角波電圧EYBが加算されて、同図O
に示すような制御電圧EZBが得られ、制御電圧E
ZA及びEZBがアンプ26及び27を通じてバイモ
ルフ板3A及び3Bに与えられる。
したがつて、再生トラツクP1,P2,P3,P4,P5
及びP6は、その始端から終端にかけて記録トラツ
クR1,R2,R3,R4,R4及びR5上に正しく位置す
るようになる。
このようにして、フイールド周波数が60Hzに変
換された再生映像信号が得られる。第3図の上段
は、その時間的関係を示すもので、この状態で
は、再生信号の1フレームにおける水平期間の数
は依然として625で、水平周波数はHNの625/525
倍の18.731kHzである。
そして、このようにして得られたヘツドHA
びHBよりの再生信号は、スイツチ回路28でフ
リツプフロツプ回路14からの信号SA及びSB
より切り換えられて取り出され、アンプ29を通
じて復調回路30に供給され、復調回路30にお
いて、FM変調された輝度信号が復調されるとと
もに、低減変換された搬送色信号がもとの周波数
に再変換され、さらにこの搬送色信号が色復調さ
れて、復調回路30から、輝度信号Y、赤の色差
信号R−Y及び青の色差信号B−Yが得られる。
この段階でも、1フレームにおける水平期間の数
は625で、水平周波数はHNの625/525倍の
18.731kHzである。
そして、この輝度信号が3つのスイツチ回路4
1,42及び43に供給される。
一方、電圧制御発振器70から、周波数が上述
の固定発振器80から得られる読み出し用クロツ
クの周波数である910HNの625/525倍の、すなわ
ち17.045MHzの書き込み用クロツクが得られ、こ
れが分周器74で1/910に分周されて周波数がH
の625/525倍の18.731kHzのパルスHFが得られ、
一方、復調回路30から得られる輝度信号が水平
同期信号分離回路75に供給されて水平同期信号
が取り出され、位相比較器76においてパルスH
Fが水平同期信号と位相比較され、その比較誤差
電圧で電圧制御発振器70が制御されて、発振器
70が水平同期信号に同期し、パルスHFが水平
同期信号の時点に一致するようにされる。
そして、このパルスHFがゲートパルス発生回
路77に供給され、また、このパルスHFが分周
器78で1/25に分周されて、第3図の時点t0にお
いてパルスが得られ、このパルスもゲートパルス
発生回路77に供給され、回路77から、第3図
に示すように、復調回路30から得られる輝度信
号の連続する25の水平期間を一巡の周期とする3
つのゲートパルスF1,F2及びF3が得られる。
そして、このゲートパルスF1,F2及びF3がス
イツチ回路41,42及び43に供給されて、そ
れぞれの「1」の期間において、スイツチ回路4
1,42及び43がオンとなつて、輝度信号が取
り出される。そして、この取り出された輝度信号
が、それぞれ910のステージを有するメモリー5
1,52及び53に供給される。したがつて、連
続する25の水平期間のうちの6番目、12番目、18
番目及び24番目の水平期間はメモリー51,52
及び53のいずれにも供給されない。
一方、電圧制御発振器70からの書き込み用ク
ロツクが3つのゲート回路71,72及び73に
供給され、ゲートパルスF1,F2及びF3がゲート
回路71,72及び73に供給されて、ゲート回
路71,72,及び73より、ゲートパルス
F1,F2及びF3の「1」の期間において書き込み
用のクロツクが取り出され、このゲート回路7
1,72及び73より得られる書き込み用クロツ
クがメモリー51,52及び53に供給される。
したがつて、第3図に示すように、上述の連続
する25の水平期間のうちの6番目、12番目、18番
目及び24番目の水平期間を除いた水平期間が、メ
モリー51,52あるいは53に順次書き込まれ
る。
一方、上述のように、固定発振器80から得ら
れる周波数が910HNの読み出し用クロツクが分
周器84で1/910に分周されて周波数がHNすな
わち15.734kHzのパルスHGが得られるとともに、
このパルスHGが分周器88でさらに1/21に分周
される。パルスHGの周波数は上述のパルスHF
それの525/625すなわち21/25であるから、パルス
Gの21周期ま復調回路30から得られる輝度信
号の25水平期間分の時間となる。そして、この場
合、分周器78から得られるパルスにより分周期
84及び88がリセツトされて、第3図に示すよ
うに、パルスHGの21個に1個が時点t0において
得られるとともに、分周器88からは時点t0にお
いてパルスが得られるようにされる。
そして、このパルスHGと分周器88からのパ
ルスがゲートパルス発生回路87に供給されて、
回路87から、第3図に示すように、復調回路3
0から得られる輝度信号の連続する25の水平周期
に相当する。パルスHGの連続する21周期を一巡
の周期とする3つのゲートパルスG1,G2及びG3
が得られる。
そして、固定発振器80からの読み出し用クロ
ツクが3つのゲート回路81,82及び83に供
給され、ゲートパルスG1,G2及びG3がゲート回
路81,82及び83に供給されて、ゲート回路
81,82及び83より、ゲートパルスG1,G2
及びG3の「1」の期間において読み出し用クロ
ツクが取り出され、このゲート回路81,82及
び83より得られる読み出し用クロツクがメモリ
ー51,52及び53に供給される。
したがつて、第3図に示すように、メモリー5
1,52あるいは53に順次書き込まれた上述の
連続する25の水平期間のうちの6番目、12番目、
18番目及び24番目の水平期間を除いた水平期間
が、新たに1番目、2番目、……21番目の水平期
間として、順次読み出され、各メモリー51,5
2及び53より読み出された水平期間は、合成さ
れて連続したものとしてNTSCエンコーダ60に
供給される。
このようにして、復調回路30から得られる輝
度信号の連続する25の水平期間が21の水平期間の
連続したものとして読み出され、したがつて復調
回路30から得られる輝度信号の連続する625の
水平期間が525の水平期間の連続したものとして
読み出され、1フレームにおける水平期間の数が
525に変換される。したがつて、また、水平周波
数も15.734kHzに変換されることになる。
図では、スペースの都合上省略されているが、
復調回路30から得られる赤の色差信号及び青の
色差信号についても、全く同様に、それぞれ3つ
のメモリーの系により1フレームにおける水平期
間の数が525に変換されてNTSCエンコーダ60
に供給される。
そして、NTSCエンコーダ60から、NTSC方
式用のテレビジヨン受像機において受信しうるテ
レビジヨン信号ないし映像信号が得られる。
なお、スイツチ回路41,42及び43がメモ
リー51,52及び53の出力側に設けられ、こ
れが読み出し用のゲートパルスG1,G2,及びG3
によりその「1」の期間においてオンとなるよう
にされてもよい。
NTSC方式からCCIR方式への変換も、冒頭に
述べたような方法によりなしうる。ただし、この
場合、水平周波数の変換にあつては、一部の水平
期間を2回重複して取り出すようにするので、4
つのメモリーよりなる系が必要である。
上述のように、この発明によれば、録画再生機
で再生を行なう際に走査方式とりわけフイールド
周波数の変換を容易に行なうことができる。した
がつて、一の方式の放送が行なわれている地域に
おいて制作されたビデオテープなどを他の方式の
放送が行なわれている地域で再生しようとする場
合に、わざわざ一の方式用のモニタ受像機を用意
する必要がなく、ビデオテープなどを通じての全
世界的なコミユニケーシヨンを容易にはかること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の装置の一例の系統図、第2
図及び第3図はその説明のための図である。 HA及びHBは回転磁気ヘツド、3A及び3Bは
バイモルフ板、4は磁気テープ、5はキヤプスタ
ン、9はコントロールヘツド、10A及び10B
はパルス発生器、30は復調回路、51,52及
び53はメモリー、60はNTSCエンコーダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転体に取付けられた再生走査手段を記録媒
    体に形成された記録トラツクを横切る方向に移動
    させる移動手段と、上記再生走査手段と上記記録
    媒体の相対速度を第1のフイールド周波数と異な
    る第2のフイールド周波数に対応するように上記
    回転体の回転数を制御する回転制御手段と、上記
    第1及び第2のフイールド周波数の差に応じて形
    成される制御信号により上記移動手段を制御して
    上記第1のフイールド周波数を有する映像信号が
    記録された上記記録媒体より上記第2のフイール
    ド周波数を有する映像信号を得るようにした映像
    信号の変換装置。
JP1869678A 1978-02-21 1978-02-21 Converter of video signals Granted JPS54111216A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1869678A JPS54111216A (en) 1978-02-21 1978-02-21 Converter of video signals

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1869678A JPS54111216A (en) 1978-02-21 1978-02-21 Converter of video signals

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54111216A JPS54111216A (en) 1979-08-31
JPS6117392B2 true JPS6117392B2 (ja) 1986-05-07

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