JPH0528959B2 - - Google Patents

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JPH0528959B2
JPH0528959B2 JP60299077A JP29907785A JPH0528959B2 JP H0528959 B2 JPH0528959 B2 JP H0528959B2 JP 60299077 A JP60299077 A JP 60299077A JP 29907785 A JP29907785 A JP 29907785A JP H0528959 B2 JPH0528959 B2 JP H0528959B2
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signal
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video signal
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Hiroyuki Kitamura
Yoshihiko Oota
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラー映像信号磁気記録装置及び磁
気記録再生装置に係り、特に、複合カラー映像信
号を色副搬送波を持たない特殊なコンポーネント
状態の信号(擬似コンポーネント信号)に変換し
て磁気記録媒体に記録すると共に、磁気記録媒体
よりの再生擬似コンポーネント信号を元の複合カ
ラー映像信号に復元するカラー映像信号磁気記録
装置及び磁気記録再生装置に関する。
従来の技術 一般に、複合カラー映像信号をVTRで扱う場
合、時間軸変動の影響、周波数帯域及び波形歪み
(スプリアス)の3点についてよく検討する必要
がある。ここで、放送用VTRで用いられる「ダ
イレクトカラープロセス方式」はこれらの検討項
目について妥協なく対応しているが、その反面、
例えば25〜40m/s程度の高速のテープ・ヘツド
相対速度でカラー映像信号を直接周波数変調
(FM)して記録及び再生しているため、高精度
なメカニズム、大規模な回路及び多量のテープ使
用量が必要となつてしまうという欠点がある。
これに対して、民生用又は工業用VTRで用い
られる「カラーアンダー方式」では、例えば数
m/s程度の比較的低速のテープ・ヘツド相対速
度で、かつ、搬送色信号を輝度信号のFM帯域よ
り低い周波数700kHz付近に変換してFM輝度信号
を重畳して記録及び再生しているため、上記放送
用VTRのような欠点は改善されている。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、上記VTRにおける「カラーアンダ
ー方式」の如き従来のカラー映像信号磁気記録装
置及び磁気記録再生装置において複合カラー映像
信号を記録及び再生した場合、複合カラー映像信
号の持つ情報量のうち実際には1/2程度しか再生
されず、VTRの再生画像において解像度、鮮鋭
度及び色の分解能の不足及びデイテールの欠如等
が発生してしまうという問題点があつた。
そこで、本発明は、複合カラー映像信号を擬似
コンポーネント信号に変換して磁気記録媒体に記
録すると共に、磁気記録媒体よりの再生擬似コン
ポーネント信号を元の複合カラー映像信号に復元
することにより、上記問題点を解決したカラー映
像信号磁気記録装置及び磁気記録再生装置を提供
することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明になるカラー映像信号磁気記録装置は、
パルス発生手段、A/D変換器、記憶手段、D/
A変換器及び記録手段より構成される。ここで、
パルス発生手段は、複合カラー映像信号の色副搬
送波周波数fscのn(但し、nは2以上の整数)倍
の周波数のサンプリングパルス及び制御信号を
夫々発生出力する。A/D変換器は、複合カラー
映像信号をサンプリングパルスでサンプリングし
てサンプリングデータを出力する。記憶手段は、
サンプリングデータを1水平走査期間内において
複合カラー映像信号の色副搬送波に対して同位相
となるサンプリング周期1/fsc毎のサンプリン
グデータ同志を1群とする全部でn群のデータに
変換し、n群のサンプリングデータを制御信号に
応じて1水平走査期間を単位として各群毎に直列
に配置して読み出す。D/A変換器は、記憶手段
の出力データをアナログ映像信号に変換して出力
する。記録手段は、D/A変換器の出力アナログ
映像信号を周波数変調して磁気記録媒体に記録す
る。
また、本発明になるカラー映像信号磁気記録再
生装置は、前記パルス発生手段、A/D変換器、
記憶手段及びD/A変換器と夫々同一の機能を有
する第1のパルス発生手段、第1のA/D変換
器、第1の記憶手段及び第1のD/A変換器と前
記の記録手段からなる記録系に再生手段、第2の
パルス発生手段、第2のA/D変換器、第2の記
録手段及び第2のD/A変換器からなる再生系を
付加した構成となつている。ここで、上記再生手
段は、磁気記録媒体の既記録信号を再生及び復調
して得た再生信号を出力する。第2のパルス発生
手段は、再生信号の色副搬送波周波数fscのn倍
の周波数の第2のサンプリングパルス及び第2の
制御信号を夫々発生出力する。第2のA/D変換
器は、再生信号を第2のサンプリングパルスでサ
ンプリングして、前記n群のサンプリングデータ
を復元して出力する。第2の記憶手段は、第2の
制御信号に応じて第2のA/D変換器よりのn群
のサンプリングデータから各群1つずつ順次各サ
ンプリングデータを抽出することを繰り返して読
み出す。第2のD/A変換器は、第2の記憶手段
の出力データをデイジタル−アナログ変換して、
元の複合カラー映像信号を復元して出力する。
作 用 前記パルス発生手段は、サンプリングパルス及
び制御信号を夫々A/D変換器及び記憶手段に供
給する。一方、複合カラー映像信号はA/D変換
器にてサンプリングデータに変換された後、記憶
手段に供給され、そこでデータの配列変換が行な
われて、前記n群のサンプリングデータに変換さ
れる。このn群のサンプリングデータはD/A変
換器にて前記擬似コンポーネント信号に相当する
アナログ映像信号に変換された後、記録手段によ
り磁気記憶媒体に記録される。
しかる後、再生手段により再生された上記アナ
ログ映像信号(再生信号)は、前記第2のパルス
発生手段、第2のA/D変換器、第2の記憶手段
及び第2のD/A変換器にて上記の記録時の信号
処理とは逆の信号処理が行なわれて、結局、元の
複合カラー映像信号に復元される。
次に、第1図〜第5図と共に本発明装置の一実
施例について説明する。
実施例 第1図及び第2図は夫々本発明になるカラー映
像信号磁気記録装置及び磁気記録再生装置の記録
系及び再生系の一実施例のブロツク系統図を示
す。ここで、まず第1図及び第3図A〜Eと共に
本発明装置の記録系の動作について説明する。
第1図において、入力端子1に入来した第3図
Aに示す如き複合カラー映像信号は、自動利得制
御回路(AGC回路)2を介してA/D変換器3
及びタイミングパルス発生回路4に夫々供給され
る。ところで、上記複合カラー映像信号は、周知
の如く、色副搬送波周波数fsc(例えば、NTSC方
式の場合はfsc=3.58MHz、PAL方式の場合はfsc
=4.43MHz)の色副搬送波を2種の色差信号で直
角変調して得た搬送色信号を輝度信号に帯域共用
多重化して得た信号である。
タイミングパルス発生回路4は、入来する複合
カラー映像信号から水平同期信号を分離し、この
水平同期信号を波形整形して得た1水平走査期間
(1H)周期のタイミングパルスPを発生して、フ
エーズ・ロツクト・ループ(PLL)5及び制御
装置6に夫々供給する。PLL5は、入来するタ
イミングパルスPに基づいて、例えば周波数3fsc
(NTSC方式の場合は、3fsc≒10.7MHz)のパル
ス信号P1及び互いに例えば位相が120°づつずれた
周波数fscの3相のパルス信号P2を夫々発生して
制御装置6に夫々供給する。
制御装置6は、パルス信号P1に基づき、周波
数3fscのサンプリングパルスPS、書き込み制御信
号PW、読み出し制御信号PR及びパルス信号P3
夫々生成して、A/D変換器3、ランダム・アク
セス・メモリ(RAM)7及びD/A変換器8に
夫々供給すると共に、パルス信号P1及びP2に基
づき、アドレス信号PAを生成して、RAM7に供
給する。
A/D変換器3は、入来する複合カラー映像信
号をサンプリング周波数3fscの上記サンプリング
パルスPSでサンプリングして、例えば1サンプリ
ング点当りの量子化ビツト数7ビツト又は8ビツ
トのデイジタルデータを生成する。ここで、第3
図Bは色副搬送波と各サンプリング点との関係図
を示し、色副搬送波上の各○印は各サンプリング
点を夫々示す。第3図Bにおいて、前記サンプリ
ング周波数は色副搬送波周波数fscの3倍である
ので、色副搬送波の1周期中に互いに位相の異な
る3種類のサンプリング点が現われる。この3種
類のサンプリング点における各サンプリングデー
タを夫々a1,b1,c1(又はa2,b2,c2等)とする
と、前記A/D変換器3は、量子化ビツト数7ビ
ツト又は8ビツトの上記各サンプリングデータを
順次に時系列的に合成したデイジタルデータa1
b1,c1,a2,b2,c2…を発生して、RAM7へ出
力する。
RAM7は、最小2H分の記憶容量を有し、入来
するデイジタルデータを並び変えて出力するため
のもので、入来するデイジタルデータを前記アド
レス信号PA及び書き込み制御信号PWに応じて所
定の番地に書き込み、その後、1Hを区切りとし、
かつ、各サンプリングデータの前記複合カラー映
像信号の色副搬送波に対する位相が互いに同位相
となるサンプリング周期1/fsc毎のデータ(同
位相データというものとする)同志を1群とし
て、a群のデータa1,a2…、b群のデータb1,b2
…及びc群のデータc1,c2…を夫々生成する。次
に、RAM7は、上記a群〜c群のデータを、第
3図Cに示す如く、a群、b群及びc群の順で直
列に配置して、前記読み出し制御信号PRに応じ
てD/A変換器8へ読み出す。
D/A変換器8は、入来するRAM7よりのデ
イジタルデータをデイジタル−アナログ変換
(D/A変換)して、第3図Dに示す如く、1H内
に時間軸が1/3に圧縮されて、a、b、cの3個
のカラー映像信号が配置されたアナログ映像信号
を発生し、エンフアシス回路9を介してFM変調
器10へ出力する。
FM変調器10は、入来するアナログ映像信号
を周波数変調(FM)して得た被周波数変調
(FM)アナログ映像信号を記録アンプ11へ出
力する。記録アンプ11は、入力端子12よりの
パルス符号変調(PCM)された音声信号(PCM
音声信号)及び上記FMアナログ映像信号を、図
示されない回転ヘツドドラムに180°対向して取り
付けられた回転ヘツドH1及びH2に供給する。こ
れにより、上記PCM音声信号及びFMアナログ
映像信号が図示されない磁気テープに記録される
(第3図E)。
ここで、NTSC方式を例にとると、前記アナロ
グ映像信号を伝送するのに必要な帯域は、5.4M
Hz(≒3fsc/2)以上となり、上記アナログ映像
信号をVTRにて記録及び再生する場合、VTRは
この帯域を十分通せなくてはならない。
この場合、NTSC方式を例にとると、ビデオ系
で6MHz−3dB程度の帯域を使うので、これをFM
系で確保することは、VTRは例えば8MHz〜9M
Hz程度のFMキヤリアを通す必要が生ずる。これ
に対処するために、テープ・ヘツド相対速度を高
め、よつて、回転ヘツドドラムの回転数を例えば
2倍にする必要がある。この結果、本発明装置に
よるテープフオーマツトは1フイールドの複合カ
ラー映像信号を2本のトラツクで構成するよう
な、所謂セグメント記録となる。
第4図は、本発明装置による一例のテープフオ
ーマツト図を示す。ここで、〜は各記録トラ
ツクの中心線を示し、各トラツクの中心線間の距
離(トラツクピツチ)は例えば19μmに設定され
ている。第4図において、に示すトラツクに例
えば0H〜131.25H、に示すトラツクには
131.25H〜262.5H、に示すトラツクには262.5H
〜393.75H、に示すトラツクには393.75H〜
525Hの前記FMアナログ映像信号等が記録され
ており、この〜に示す4本のトラツクで1フ
レームの複合カラー映像信号が記録される。
従つて、本発明装置では画面内スイツチングが
行なわれることとなる。この画面内スイツチング
は、接ぎ目の処理が難かしいので、特に複合カラ
ー映像信号を扱う時は、避ける方が無難である
が、本発明装置の記録信号は、前述の如く、コン
ポーネント状態に変換されているので、接ぎ目の
処理はスキユーが見えない程度に補正できれば良
いことになり、よつて、本発明装置により、タイ
ムベースコレクターへの負担は従来に比べて軽減
される。
ところで、前記の如く回転ヘツドドラムの回転
数を2倍にした時の隣接トラツク間のH並び条件
は、H飛び数が例えば0.75Hの奇数倍となること
があるが、この場合、例えばH飛び数として
0.75Hを例にとつても、テープ走行速度は標準モ
ード時の2倍となり、長時間化が出来なくなつて
しまう。そこで、第4図に示した例では、H飛び
数を0.25Hとして、隣接トラツク間ではH並びと
はならないが、1トラツクおき毎にH並びとなる
ようにしている。
これにより、アジマスヘツドの場合は、高速サ
ーチが可能となり、また、スチル再生時には前記
回転ヘツドH1及びH2は例えばに示す軌跡を通
ることになり、及びに示す2本のトラツクを
使つて、フイールドスチルが成立し、この時もH
の不連続が発生せず、良好なスチル再生画像が得
られることが判明した。
なお、隣接トラツクからのクロストーク妨害
は、FMインターリーブ効果を用いて低減する
が、この時、H並びしている場合と、H並びして
いない場合ではクロストークの影響の現われ方に
差があり、上記のようなH飛び数0.25Hの場合で
は、画面の中央部に隣接トラツクの同期信号部が
薄くゴーストのように現われるようになる。この
欠点が目立つようならば、例えば0.5Hの遅延を
1トラツクおき毎の信号に与えれば良く、本発明
装置のデイジタル回路による信号処理では、さし
て困難ではない。また、同期信号部のキヤリアを
高い方に設定するFM変調を採用して、上記の如
きゴーストを目立たなくするようにしてもよい。
次に、第2図及び第5図A〜Eと共に、本発明
装置の再生系の動作について説明する。ここで、
回転ヘツドH1及びH2により磁気テープから再生
されたFM再生信号はプリアンプ13及び14を
夫々介してスイツチ回路15に供給される。スイ
ツチ回路15は、回転ヘツドH1及びH2の夫々の
磁気テープ摺動走査期間に応じた入力端子16よ
りの切換信号に応じて、プリアンプ13及び14
の夫々の出力信号を切換えて交互に出力する。こ
れにより、連続したFM再生信号が得られる。こ
のスイツチ回路15の出力FM再生信号は、イコ
ライザ回路17を介してFM復調器18及びドロ
ツプアウト検出器19に供給されると共に、出力
FM再生信号中のPCM音声信号は出力端子20
を介して図示されない音声信号処理部へ出力され
る。
FM復調器18は、第5図Aに示す如く、入来
する出力FM再生信号をFM復調して得た第5図
Bに示す如き再生信号をA/D変換器21及びタ
イミングパルス発生回路22へ夫々出力する。タ
イミングパルス発生回路22は、入来する再生信
号から水平同期信号を分離し、この水平同期信号
を波形整形して得たタイミングパルスP′を発生し
て、PLL23及び制御装置24に夫々供給する。
PLL23ほ、入来するタイミングパルスP′に基づ
いて、周波数3fscのパルス信号P1′及び周波数fsc
の3相のパルス信号P2′を夫々発生して、制御装
置24に供給する。一方、水晶振動子25を有す
るクロツク回路26は、周波数3fscの基準クロツ
ク信号P4を発生して、制御装置24へ出力する。
制御装置24は、パルス信号P1′に基づき、サ
ンプリングパルスPS′及び書き込み制御信号PW
を生成して、A/D変換器21及びRAM27に
夫々供給すると共に、パルス信号P1′及びP2′に基
づき、アドレス信号PA′を生成してRAM27に
供給する。また、制御装置24は、基準クロツク
信号P4に基づき、読み出し制御信号PR′及びパル
ス信号P3′を生成して、RAM27及びD/A変換
器28に夫々供給する。
ところで、前記FM復調器18の出力再生信号
には、時間軸誤差(ジツタ)が含まれているた
め、PLL23の出力パルス信号P1′及びP2′にもジ
ツタが含まれることとなる。従つて、制御装置2
4より出力されるサンプリングパルスPS′、書き
込み制御信号PW′及びアドレス信号PA′にも再生
信号と同様のジツタが含まれることとなる。この
ため、後述するA/D変換器21及びRAM27
においては、互いにジツタが含まれる信号同志の
信号処理を行なうため、この信号処理に伴うジツ
タの影響はない。しかる後、D/A変換器28に
てジツタの含まれていない基準クロツク信号P4
に基づき生成された読み出し制御信号PR′及びパ
ルス信号P3′により上記RAM27からデイジタル
データを読み出して、D/A変換するため、結局
ジツタの含まれていないアナログ再生信号が得ら
れる。このようにして、ジツタに対する補償が行
なわれる。
A/D変換器21は、前記第5図Bに示す如き
再生信号をサンプリングパルスPS′に基づきサン
プリングして、例えば1サンプリング点当りの量
子化ビツト数7ビツト又は8ビツトの第5図Cに
示す如きデイジタルデータに変換して、RAM2
7へ出力する。このデイジタルデータは、1H当
り同位相の各データ群がa群、b群及びc群の順
で直列に配列されている。
RAM27は、前記RAM7と同様に、最小2H
分の記憶容量を有し、入来するデイジタルデータ
を前記アドレス信号PA′及び書き込み制御信号
PW′に応じて所定の番地に書き込み、その後、各
群のデータから1データずつ順番に取り出して、
第5図Dに示す如く、各データをa1,b1,c1
a2,b2,c2…の順で配列したデイジタルデータを
生成して、読み出し制御信号PR′に応じてD/A
変換器28へ読み出す。D/A変換器28は、上
記デイジタルデータをパルス信号P3′に応じて
D/A変換して、結局第5図Eに示す如き元の複
合カラー映像信号を復元して、出力端子29へ出
力する。
一方、前記ドロツプアウト検出器19は、入来
する再生信号にドロツプアウトが発生したことを
検出すると、検出信号を発生して、制御装置24
へ出力する。この場合、制御装置24は、現在の
水平走査期間とサブキヤリアの位相が同じの2H
前のデイジタルデータをRAM27から読み出さ
せて、D/A変換器28へ出力させる。D/A変
換器28は、入来する2H前のデイジタルデータ
をD/A変換して、現在の水平走査期間の複合カ
ラー映像信号として出力端子29へ出力する。
このようにして、複合カラー映像信号中の前記
同位相データをグループ化することにより、複合
カラー映像信号はあたかもコンポーネント信号の
如き性質を有するようになり、従来のサブキヤリ
アによる複合カラー映像信号伝送の欠点がなくな
り、以下に示す利点が得らえる。
輝度信号の帯域は、一般に4.2MHzであり、
一方、本発明装置による映像信号伝送帯域は、
例えばNTSC方式の場合は、5.4MHz以上なの
で、VTRの再生時において輝度信号を完全に
復元できる。
高域にエネルギーの大きな副搬送波成分がな
くなるので、本発明方式はFM伝送に適してい
る。
時間軸誤差(ジツタ)に対して安定な色信号
伝送が可能となる。
VTRの記録及び再生系共に、特別なカラー
プロセス回路が不要となる。
ガードバンドレス記録に対してアジマスヘツ
ドのみで対応できる。
一周波記録ができるので、スプリアス妨害の
発生がない。
Y/C分離していないので、高解像度が得ら
れ(NTSC方式の場合、例えば走査線数は430
本となる)、またタイムベースコレクタを使用
して、インターリーブ状態を確保した複合カラ
ー映像信号が得られる。
なお、本発明装置の信号処理は、第1図及び第
2図に示す如く、デイジタル回路で行なうほか
に、例えば電荷結合遅延素子(CCD遅延素子)
を使用してもよい。
また、PAL方式もNTSC方式と同様に、色副
搬送波に対する同位相サンプリング点の規則性を
有しているため、本発明装置をPAL方式の複合
カラー映像信号に対しても適用できることは勿論
である。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、複合カラー映像
信号を前記擬似コンポーネント信号に変換して磁
気記録媒体に記録すると共に、磁気記録媒体より
の再生擬似コンポーネント信号を元の複合カラー
映像信号に復元するようにしたので、ジツタに強
く、かつ、スプリアス妨害の発生がなく、また、
高域にエネルギーの大きな副搬送波成分がなくな
るのでFM変調による記録及び再生が容易とな
り、さらに、複合カラー映像信号の持つ情報量を
十分に再生復元することができる等の特長を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明になるカラー映
像信号磁気記録装置及び磁気記録再生装置の記録
系及び再生系の一実施例を示すブロツク系統図、
第3図A〜E及び第5図A〜Eは夫々第1図及び
第2図図示ブロツク系統の動作説明図、第4図は
本発明装置による一例のテープフオーマツト図で
ある。 1……複合カラー映像信号入力端子、2……自
動利得制御回路(AGC回路)、3,21……A/
D変換器、4,24……タイミングパルス発生回
路、5,23……フエーズ・ロツクト・ループ、
6,24……制御装置、7,27……ランダム・
アクセス・メモリ(RAM)、8,28……D/
A変換器、9……エンフアシス回路、10……
FM変調器、11……記録アンプ、12……
PCM音声信号入力端子、13,14……プリア
ンプ、15……スイツチ回路、16……切換信号
入力端子、17……イコライザ回路、18……
FM復調器、19……ドロツプアウト検出器、2
0……PCM音声信号出力端子、25……水晶振
動子、26……クロツク回路、29……複合カラ
ー映像信号出力端子、H1,H2……回転ヘツド。
【特許請求の範囲】
1 入力信号を記録用低域変換色信号に変換する
色信号記録処理回路と、再生低域変換色信号を所
望の出力信号に変換する色信号再生処理回路を備
えたビデオテープレコーダの色信号処理回路にお
いて、入力搬送色信号を色信号に復調し、この色
信号を、それの高域成分が低域側に折返されてフ
イールド周波数の1/2のオフセツトをもつてそれ
の低域成分と周波数インターリーブした信号に変
換し、該信号を直接又はいつたん所望の信号に変
換後、上記色信号記録処理回路に上記入力信号と
して印加する色信号帯域圧縮回路を設けたことを
特徴とするビデオテープレコーダの色信号処理回
路。 2 上記色信号帯域圧縮回路は、入力搬送色信号
を色信号に復調する色信号復調器、この色信号の
最高周波数より高くそれの2倍よりは低い水平走
査周波数の整数倍の周波数をもち、かつ1フイー
ルド毎に位相が1/2周期ずれるサンプリング信号
を発生する第1のサンプリング信号発生回路、こ
の回路からのサンプリング信号発生回路をもつて
上記復調色信号をサンプリングする第1のサンプ
リング回路、この回路によりサンプリングされた
信号から上記サンプリング信号周波数の1/2以上
の周波数信号を阻止する低域フイルタ及びこのフ

Claims (1)

  1. でサンプリングしてサンプリングデータを出力す
    る第1のA/D変換器と、該サンプリングデータ
    を1水平走査期間内において該複合カラー映像信
    号の色副搬送波に対して同位相となるサンプリン
    グ周期1/fsc毎のサンプリングデータ同志を1
    群とする全部でn群のデータに変換し、該n群の
    サンプリングデータを該第1の制御信号に応じて
    1水平走査期間を単位として各群に直列に配置し
    て読み出す第1の記憶手段と、該第1の記憶手段
    の出力データをアナログ映像信号に変換して出力
    する第1のD/A変換器と、該第1のD/A変換
    器の出力アナログ映像信号を周波数変調して磁気
    記録媒体に記録する記録手段と、該磁気記録媒体
    の既記録信号を再生及び復調して得た再生信号を
    出力する再生手段と、該再生信号の色副搬送波周
    波数fscのn倍の周波数の第2のサンプリングパ
    ルス及び第2の制御信号を夫々発生出力する第2
    のパルス発生手段と、該再生信号を該第2のサン
    プリングパルスでサンプリングして、前記n群の
    サンプリングデータを復元して出力する第2の
    A/D変換器と、該第2の制御信号に応じて該第
    2のA/D変換器よりの該n群のサンプリングデ
    ータから各群1つずつ順次各サンプリングデータ
    を抽出することを繰り返して読み出す第2の記憶
    手段と、該第2の記憶手段の出力データをデイジ
    タル−アナログ変換して、元の前記複合カラー映
    像信号を復元して出力する第2のD/A変換器と
    より構成したことを特徴とするカラー映像信号磁
    気記録再生装置。 3 該第2の記憶手段は、該再生手段の出力再生
    信号中の水平同期信号に基づいて、該第2のA/
    D変換器よりの該n群のサンプリングデータを書
    き込み、一方、該サンプリングデータの読み出し
    は別途生成した周波数n・fscの基準クロツク信
    号に基づいて行なうよう構成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載のカラー映像信号磁
    気記録再生装置。
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