JPH0476555B2 - - Google Patents
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- JPH0476555B2 JPH0476555B2 JP8396885A JP8396885A JPH0476555B2 JP H0476555 B2 JPH0476555 B2 JP H0476555B2 JP 8396885 A JP8396885 A JP 8396885A JP 8396885 A JP8396885 A JP 8396885A JP H0476555 B2 JPH0476555 B2 JP H0476555B2
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Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、高品位テレビジヨン信号を再生す
るビデオテープレコーダ(以下、VTRと称する)
のような高品位テレビジヨン信号再生装置に関す
る。 〔発明の技術的背景〕 高品位テレビジヨン信号を帯域圧縮して伝送す
る方式として、MUSE信号伝送方式が提案され
ている。このMUSE信号伝送方式の特徴のうち、
この発明の説明に関係するものに、次の2点があ
る。 第1に、この方式では、1フレームに1つの垂
直方向同期信号(以下、フレームパルスと称す
る)をもつていることである。MUSE信号の構
成(信号割当て)を第8図に示す。 MUSE信号は、同期信号、映像信号、制御信
号、音声信号を有する。第8図において、18は
1フレーム期間を示し、16,17はこの期間1
8の2つのフイールド期間を示す。 同期信号はフレームパルスと水平同期信号から
成り、それぞれフレームパルスライン1、水平同
期信号部15に存在する。映像信号はカラー信号
Cと輝度信号Yから成り、それぞれカラー信号部
3,10、輝度信号部4,11に存在する。制御
信号としては、ブロツクコントロール信号とコン
トロール信号があり、それぞれブロツクコントロ
ール部2,9、コントロール部5,12に存在す
る。音声信号は、付加情報とともに、音声/付加
情報7,14に存在する。6,13はクランプレ
ベル情報が存在するクランプレベル部である。 フレームパルスは、1フイールドおきに存在す
る。 第2に、この方式では、間引きサンプリング
(以下、サブサンプリングと称する)が適用され
ている。すなわち、この方式では、原画像を
64.8MHzでサンプリングした後、第9図に示すよ
うに、サンプリング点を1/4に間引いて伝送する
ようになつている。すなわち、今、2フレーム
(4フイールド)を1ブロツクと考えると、この
ブロツク内の各フイールドで伝送されるサンプリ
ングデータは、第10図のようになる。 4n番目のフイールド→サンプリングデータ(19) 4n+1番目のフイールド→サンプリングデー
タ(20) 4n+2番目のフイールド→サンプリング(21) 4n+3番目のフイールド→サンプリング(22) そして、サンプリングデータ23は伝送しな
い。但し、n=0、1、2、3…である。 受信側は、フレームメモリを用いて、受信信号
を順次記憶し、連続した4フイールドの画像信号
から内挿し、原画をほぼ忠実に再生する。一方、
動画像に対しては、フイールド内内挿により原画
を再生する。 サブサンプリング位相を示す符号データ(以
下、サブサンプリング位相符号と称する)は以下
のように規定され、コントロール信号の中に挿入
されている。 (1) 輝度信号Yのサブサンプリング位相符号 …第8図に番号48、611で示される水平ライン
で、サンプリング点が画面の右側のとき→1 (2) カラー信号Yのサンプリング位相符号 …第8図に番号44、607で示される水平ライン
で、サンプリング点が画面の右側のとき→1 ここで、サンプリング点が画面の右側にあると
は、第9図において、サンプリングデータ19,
20のように、伝送しないサンプリングデータ2
3のサンプリング点に対して、そのサンプリング
点が画面の右側に存在することをいう。同様に考
えて、画面の左側にあるサンプリング点とは、サ
ンプリングデータ21,22のサンプリング点を
いう。 〔背景技術の問題点〕 しかしながら、上述したMUSE信号伝送方式
の帯域圧縮伝送方式の場合、ビデオテープレコー
ダ(以下、VTRと称する)での再生において次
のような問題を有する。 すなわち、通常再生においては、第8図に示す
ような構成の正常なMUSE信号が再生されるの
で、その中の各種符号データを用いて正常な画像
を再生することができるが、低速再生、高速再
生、静止画再生などの特殊再生においては、片チ
ヤンネルトラツクのみの再生が行われたりするの
で、第8図とは構成の異なつたMUSE信号が得
られてしまう。したがつて、この場合は、正常な
特殊再生画像が得られなくなつてしまう。 〔発明の目的〕 この発明は上記の事情に対処すべくなされたも
ので、特殊再生時においても、帯域圧縮された高
品位テレビジヨン信号による画像を正常に再生す
ることができる高品位テレビジヨン信号再生装置
を提供することを目的とする。 〔発明の概要〕 この発明は、特殊再生において、フレームパル
スを含むフイールドのみの再生出力を得、この再
生出力から1フイールドおきにフレームパルスを
削除することにより、特殊再生画像の同期をとる
とともに、サブサンプリング位相符号の内容を特
殊再生モードに応じて置き換え、特殊再生画像を
得るようにしたものである。 〔発明の実施例〕 以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳細
に説明する。 第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図である。 ここに、倍速再生を代表として第1図の構成及
び動作を説明する。記録時には、モード信号入力
端子25に、記録モード信号を入力し、ロジツク
回路26にて、各スイツチ27,28の接続状態
を記録モードRに設定する。 入力端子30から入力されたMUSE信号は、
FM変調/記録回路31によつてFM変調される。
この変調出力は、記録/通常再生用回転ヘツド3
2a,32bに供給され、磁気テープ33に記録
される。ここで、2つの回転ヘツド32a,32
bのアジマスは、互いに逆アジマスとなつてい
る。 倍速再生時は、ロジツク回路26によつて、ス
イツチ27は再生モードMに設定され、スイツチ
29及びサブサンプリング位相変換回路38は倍
速の再生モードM1に設定される。このモードで
は、磁気テープ33に記録された信号は、特殊再
生用回転ヘツド34a,34bにより再生され
る。ここで、この2つの回転ヘツド34a,34
bのアジマスは、同一アジマスとなつている。ま
た、2つの回転ヘツドのヘツド幅は、特殊再生を
行なつても再生出力を得ることができるような幅
に設定されている。すなわち、この2つのヘツド
34a,34bのヘツド幅は、上記2つのヘツド
32a,32bのヘツド幅よりは広くなつてい
る。また、アジマス角は、フレームパルスを含む
フイールドのアジマス角と一致したものとなつて
いる。 ヘツド34a,34bの再生出力は、プリアン
プ/FM復調回路35で復調され、フレームパル
ス検出回路36、フレームパルス削除回路37に
入力される。フレームパルス検出回路36は、入
力信号からフレームパルスを検出し、1フイール
ドおきに、フレームパルス削除信号をフレームパ
ルス削除回路37に入力する。フレームパルス削
除回路37は、この削除信号を受けると、1フイ
ールドおきにフレームパルスを削除して、再生
MUSE信号を編成し、サブサンプリング位相変
換回路38に与える。サブサンプリング位相変換
回路38は入力信号のサブサンプリング位相符号
を入れ換える。 第2図に、MUSE信号とトラツクパターンの
関係を示す。記録MUSE信号41はフレームパ
ルス42a,44a,46aと映像信号42b,
43,44b,45,46bから成り、それぞれ
の信号は、磁気テープ33上のトラツク47,4
8,49,50,51に記録される。トラツク4
7,49,51は同じアジマス角で形成され、ト
ラツク48,50はこれとは逆の同じアジマス角
で形成される。 倍速再生時には、トラツク47,49,51が
再生され、フレームパルスを含むフイールドの信
号52が再生される。 この信号52は、フレームパルス削除回路37
を通ることにより、1フイールドおきに、フレー
ムパルスが削除され、再生MUSE信号53が得
られる。 このように、記録MUSE信号41では、フレ
ームパルスは1フレームに1つ存在するものであ
るが、これを倍速再生することにより、その再生
信号52では、フレームパルスは1フイールドご
とに存在する。したがつて、この信号52からフ
レームパルスを1フイールドおきに削除すること
により、本来の構成をもつ信号53を得ている。 次に、サブサンプリング位相符号の倍速再生時
の変換に関して考察する。今、記録時のサブサン
プリング位相符号54が第3図に示すように設定
されているものとし、フイールド番号(8n+
1)、(8n+3)、(8n+5)、(8n+7)にフレー
ムパルスが含まれているとする。このときのサブ
サンプリング点は、第4図、第5図に示す57,
58として設定される。ここで、サンプリング点
〜は次のようになつている。 …8n+1 フイールドのサンプリング点 …8n+2 フイールドのサンプリング点 …8n+3 フイールドのサンプリング点 …8n+4 フイールドのサンプリング点 …8n+5 フイールドのサンプリング点 …8n+6 フイールドのサンプリング点 …8n+7 フイールドのサンプリング点 …8n+8 フイールドのサンプリング点 この信号を記録し、倍速再生した場合、再生サ
ブサンプリング位相符号は、第3図の55のよう
になる。この符号を用いて、輝度信号Yを構成す
ると、第6図の59のようになる。この場合、フ
イールド番号(8n+1)、(8n+5)から再生さ
れたサンプリング点は、第6図の60となり、フ
イールド番号(8n+3)、(8n+7)から再生さ
れたサンプリング点は、61となる。そして、サ
ンプリング点62は欠落することになる。すなわ
ち、重なりが生じてしまう。 そこで、第3図の56に示すように、サブサン
プリング位相符号を変換してやると、第7図の6
3に示すように、サンプリング点の欠落がなくな
る。 ここで、第7図におけるサンプリング点、
は、第5図におけるサンプリング点、とはず
れがある。このずれによる画像への影響を少なく
するため、第1図に示すように、サブサンプリン
グ位相変換回路38の出力をフイルタ39に通
す。すなわち、本来は、重なり合う位置にあるべ
きサンプリング点をわざとずらしたので、再生画
像はずれることになる。このずれによる画像への
影響を除いてやる目的でフイルタ39を設けるわ
けである。これにより、解像度は低下するが、倍
速再生であるので、画像上特に問題はない。な
お、第1図において、40はフイルタ39の出力
が導びかれる出力端子である。 なお、以上は倍速再生モードを使つてこの実施
例を説明したが、他の特殊再生モードにおいて
も、同じように考えて、同様の処理がなされるこ
とは勿論である。 以上詳述したこの実施例によれば、特殊再生に
当つて、フレームパルスを含むフイールドの再生
出力のみを得、1フイールドごとにフレームパル
スの削除を行うことにより、MUSE信号の再編
成を行つているので、同期乱れのない特殊T再生
画像を得ることができる。 また、特殊再生モードに応じてサブサンプリン
グ位相符号を置き換えるようにしたので、再生サ
ンプリング点の欠落をなくすことができる。 なお、この発明は、VTRだけでなく、例えば、
ビデオテープレーヤにも適用可能である。つま
り、この発明は、帯域圧縮された高品位テレビジ
ヨン信号を再生する装置一般に適用可能である。 〔発明の効果〕 このようにこの発明によれば、特殊再生時にお
いても、帯域圧縮された高品位テレビジヨン信号
による画像を正常に再生することができる高品位
テレビジヨン信号再生装置を提供することができ
る。
るビデオテープレコーダ(以下、VTRと称する)
のような高品位テレビジヨン信号再生装置に関す
る。 〔発明の技術的背景〕 高品位テレビジヨン信号を帯域圧縮して伝送す
る方式として、MUSE信号伝送方式が提案され
ている。このMUSE信号伝送方式の特徴のうち、
この発明の説明に関係するものに、次の2点があ
る。 第1に、この方式では、1フレームに1つの垂
直方向同期信号(以下、フレームパルスと称す
る)をもつていることである。MUSE信号の構
成(信号割当て)を第8図に示す。 MUSE信号は、同期信号、映像信号、制御信
号、音声信号を有する。第8図において、18は
1フレーム期間を示し、16,17はこの期間1
8の2つのフイールド期間を示す。 同期信号はフレームパルスと水平同期信号から
成り、それぞれフレームパルスライン1、水平同
期信号部15に存在する。映像信号はカラー信号
Cと輝度信号Yから成り、それぞれカラー信号部
3,10、輝度信号部4,11に存在する。制御
信号としては、ブロツクコントロール信号とコン
トロール信号があり、それぞれブロツクコントロ
ール部2,9、コントロール部5,12に存在す
る。音声信号は、付加情報とともに、音声/付加
情報7,14に存在する。6,13はクランプレ
ベル情報が存在するクランプレベル部である。 フレームパルスは、1フイールドおきに存在す
る。 第2に、この方式では、間引きサンプリング
(以下、サブサンプリングと称する)が適用され
ている。すなわち、この方式では、原画像を
64.8MHzでサンプリングした後、第9図に示すよ
うに、サンプリング点を1/4に間引いて伝送する
ようになつている。すなわち、今、2フレーム
(4フイールド)を1ブロツクと考えると、この
ブロツク内の各フイールドで伝送されるサンプリ
ングデータは、第10図のようになる。 4n番目のフイールド→サンプリングデータ(19) 4n+1番目のフイールド→サンプリングデー
タ(20) 4n+2番目のフイールド→サンプリング(21) 4n+3番目のフイールド→サンプリング(22) そして、サンプリングデータ23は伝送しな
い。但し、n=0、1、2、3…である。 受信側は、フレームメモリを用いて、受信信号
を順次記憶し、連続した4フイールドの画像信号
から内挿し、原画をほぼ忠実に再生する。一方、
動画像に対しては、フイールド内内挿により原画
を再生する。 サブサンプリング位相を示す符号データ(以
下、サブサンプリング位相符号と称する)は以下
のように規定され、コントロール信号の中に挿入
されている。 (1) 輝度信号Yのサブサンプリング位相符号 …第8図に番号48、611で示される水平ライン
で、サンプリング点が画面の右側のとき→1 (2) カラー信号Yのサンプリング位相符号 …第8図に番号44、607で示される水平ライン
で、サンプリング点が画面の右側のとき→1 ここで、サンプリング点が画面の右側にあると
は、第9図において、サンプリングデータ19,
20のように、伝送しないサンプリングデータ2
3のサンプリング点に対して、そのサンプリング
点が画面の右側に存在することをいう。同様に考
えて、画面の左側にあるサンプリング点とは、サ
ンプリングデータ21,22のサンプリング点を
いう。 〔背景技術の問題点〕 しかしながら、上述したMUSE信号伝送方式
の帯域圧縮伝送方式の場合、ビデオテープレコー
ダ(以下、VTRと称する)での再生において次
のような問題を有する。 すなわち、通常再生においては、第8図に示す
ような構成の正常なMUSE信号が再生されるの
で、その中の各種符号データを用いて正常な画像
を再生することができるが、低速再生、高速再
生、静止画再生などの特殊再生においては、片チ
ヤンネルトラツクのみの再生が行われたりするの
で、第8図とは構成の異なつたMUSE信号が得
られてしまう。したがつて、この場合は、正常な
特殊再生画像が得られなくなつてしまう。 〔発明の目的〕 この発明は上記の事情に対処すべくなされたも
ので、特殊再生時においても、帯域圧縮された高
品位テレビジヨン信号による画像を正常に再生す
ることができる高品位テレビジヨン信号再生装置
を提供することを目的とする。 〔発明の概要〕 この発明は、特殊再生において、フレームパル
スを含むフイールドのみの再生出力を得、この再
生出力から1フイールドおきにフレームパルスを
削除することにより、特殊再生画像の同期をとる
とともに、サブサンプリング位相符号の内容を特
殊再生モードに応じて置き換え、特殊再生画像を
得るようにしたものである。 〔発明の実施例〕 以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳細
に説明する。 第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図である。 ここに、倍速再生を代表として第1図の構成及
び動作を説明する。記録時には、モード信号入力
端子25に、記録モード信号を入力し、ロジツク
回路26にて、各スイツチ27,28の接続状態
を記録モードRに設定する。 入力端子30から入力されたMUSE信号は、
FM変調/記録回路31によつてFM変調される。
この変調出力は、記録/通常再生用回転ヘツド3
2a,32bに供給され、磁気テープ33に記録
される。ここで、2つの回転ヘツド32a,32
bのアジマスは、互いに逆アジマスとなつてい
る。 倍速再生時は、ロジツク回路26によつて、ス
イツチ27は再生モードMに設定され、スイツチ
29及びサブサンプリング位相変換回路38は倍
速の再生モードM1に設定される。このモードで
は、磁気テープ33に記録された信号は、特殊再
生用回転ヘツド34a,34bにより再生され
る。ここで、この2つの回転ヘツド34a,34
bのアジマスは、同一アジマスとなつている。ま
た、2つの回転ヘツドのヘツド幅は、特殊再生を
行なつても再生出力を得ることができるような幅
に設定されている。すなわち、この2つのヘツド
34a,34bのヘツド幅は、上記2つのヘツド
32a,32bのヘツド幅よりは広くなつてい
る。また、アジマス角は、フレームパルスを含む
フイールドのアジマス角と一致したものとなつて
いる。 ヘツド34a,34bの再生出力は、プリアン
プ/FM復調回路35で復調され、フレームパル
ス検出回路36、フレームパルス削除回路37に
入力される。フレームパルス検出回路36は、入
力信号からフレームパルスを検出し、1フイール
ドおきに、フレームパルス削除信号をフレームパ
ルス削除回路37に入力する。フレームパルス削
除回路37は、この削除信号を受けると、1フイ
ールドおきにフレームパルスを削除して、再生
MUSE信号を編成し、サブサンプリング位相変
換回路38に与える。サブサンプリング位相変換
回路38は入力信号のサブサンプリング位相符号
を入れ換える。 第2図に、MUSE信号とトラツクパターンの
関係を示す。記録MUSE信号41はフレームパ
ルス42a,44a,46aと映像信号42b,
43,44b,45,46bから成り、それぞれ
の信号は、磁気テープ33上のトラツク47,4
8,49,50,51に記録される。トラツク4
7,49,51は同じアジマス角で形成され、ト
ラツク48,50はこれとは逆の同じアジマス角
で形成される。 倍速再生時には、トラツク47,49,51が
再生され、フレームパルスを含むフイールドの信
号52が再生される。 この信号52は、フレームパルス削除回路37
を通ることにより、1フイールドおきに、フレー
ムパルスが削除され、再生MUSE信号53が得
られる。 このように、記録MUSE信号41では、フレ
ームパルスは1フレームに1つ存在するものであ
るが、これを倍速再生することにより、その再生
信号52では、フレームパルスは1フイールドご
とに存在する。したがつて、この信号52からフ
レームパルスを1フイールドおきに削除すること
により、本来の構成をもつ信号53を得ている。 次に、サブサンプリング位相符号の倍速再生時
の変換に関して考察する。今、記録時のサブサン
プリング位相符号54が第3図に示すように設定
されているものとし、フイールド番号(8n+
1)、(8n+3)、(8n+5)、(8n+7)にフレー
ムパルスが含まれているとする。このときのサブ
サンプリング点は、第4図、第5図に示す57,
58として設定される。ここで、サンプリング点
〜は次のようになつている。 …8n+1 フイールドのサンプリング点 …8n+2 フイールドのサンプリング点 …8n+3 フイールドのサンプリング点 …8n+4 フイールドのサンプリング点 …8n+5 フイールドのサンプリング点 …8n+6 フイールドのサンプリング点 …8n+7 フイールドのサンプリング点 …8n+8 フイールドのサンプリング点 この信号を記録し、倍速再生した場合、再生サ
ブサンプリング位相符号は、第3図の55のよう
になる。この符号を用いて、輝度信号Yを構成す
ると、第6図の59のようになる。この場合、フ
イールド番号(8n+1)、(8n+5)から再生さ
れたサンプリング点は、第6図の60となり、フ
イールド番号(8n+3)、(8n+7)から再生さ
れたサンプリング点は、61となる。そして、サ
ンプリング点62は欠落することになる。すなわ
ち、重なりが生じてしまう。 そこで、第3図の56に示すように、サブサン
プリング位相符号を変換してやると、第7図の6
3に示すように、サンプリング点の欠落がなくな
る。 ここで、第7図におけるサンプリング点、
は、第5図におけるサンプリング点、とはず
れがある。このずれによる画像への影響を少なく
するため、第1図に示すように、サブサンプリン
グ位相変換回路38の出力をフイルタ39に通
す。すなわち、本来は、重なり合う位置にあるべ
きサンプリング点をわざとずらしたので、再生画
像はずれることになる。このずれによる画像への
影響を除いてやる目的でフイルタ39を設けるわ
けである。これにより、解像度は低下するが、倍
速再生であるので、画像上特に問題はない。な
お、第1図において、40はフイルタ39の出力
が導びかれる出力端子である。 なお、以上は倍速再生モードを使つてこの実施
例を説明したが、他の特殊再生モードにおいて
も、同じように考えて、同様の処理がなされるこ
とは勿論である。 以上詳述したこの実施例によれば、特殊再生に
当つて、フレームパルスを含むフイールドの再生
出力のみを得、1フイールドごとにフレームパル
スの削除を行うことにより、MUSE信号の再編
成を行つているので、同期乱れのない特殊T再生
画像を得ることができる。 また、特殊再生モードに応じてサブサンプリン
グ位相符号を置き換えるようにしたので、再生サ
ンプリング点の欠落をなくすことができる。 なお、この発明は、VTRだけでなく、例えば、
ビデオテープレーヤにも適用可能である。つま
り、この発明は、帯域圧縮された高品位テレビジ
ヨン信号を再生する装置一般に適用可能である。 〔発明の効果〕 このようにこの発明によれば、特殊再生時にお
いても、帯域圧縮された高品位テレビジヨン信号
による画像を正常に再生することができる高品位
テレビジヨン信号再生装置を提供することができ
る。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図、第2図乃至第7図は第1図の動作を説明
するための図、第8図はMUSE信号の構成を示
す図、第9図及び第10図はMUSE信号伝送方
式のサブサンプリングを説明するための図であ
る。 26……ロジツク回路、27,28,29……
スイツチ、31……FM変調/記録回路、32
a,32b,34a,34b……回転ヘツド、3
3……磁気テープ、35……プリアンプ/FM復
調回路、36……フレームパルス検出回路、37
……フレームパルス削除回路、38……サブサン
プリング位相変換回路、39……フイルタ。
ツク図、第2図乃至第7図は第1図の動作を説明
するための図、第8図はMUSE信号の構成を示
す図、第9図及び第10図はMUSE信号伝送方
式のサブサンプリングを説明するための図であ
る。 26……ロジツク回路、27,28,29……
スイツチ、31……FM変調/記録回路、32
a,32b,34a,34b……回転ヘツド、3
3……磁気テープ、35……プリアンプ/FM復
調回路、36……フレームパルス検出回路、37
……フレームパルス削除回路、38……サブサン
プリング位相変換回路、39……フイルタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1フレームごとにフレームに同期した信号が
付加されるとともに、帯域圧縮のための間引きサ
ンプリングにおけるサンプリング位相データが付
加されている高品位テレビジヨン信号が記録され
た記録媒体と、 特殊再生時、この記録媒体の再生出力として、
上記フレーム同期信号が付加されたフイールドの
再生出力だけを取り込む再生手段と、 この再生手段の取込み出力から1フイールドお
きに、上記フレーム同期信号を削除する同期信号
削除手段と、 特殊再生モードに応じて、上記同期信号削除手
段の出力に含まれる上記サンプリング位相データ
を変換し、再生サンプリング点の欠落をなくすサ
ンプリング位相データ変換手段とを具備した高品
位テレビジヨン信号再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60083968A JPS61242478A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 高品位テレビジョン信号再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60083968A JPS61242478A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 高品位テレビジョン信号再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61242478A JPS61242478A (ja) | 1986-10-28 |
JPH0476555B2 true JPH0476555B2 (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=13817343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60083968A Granted JPS61242478A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 高品位テレビジョン信号再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61242478A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0824376B2 (ja) * | 1987-01-28 | 1996-03-06 | 松下電器産業株式会社 | 静止画像信号記録用光ディスクの再生装置 |
-
1985
- 1985-04-19 JP JP60083968A patent/JPS61242478A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61242478A (ja) | 1986-10-28 |
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