JPH0824376B2 - 静止画像信号記録用光ディスクの再生装置 - Google Patents

静止画像信号記録用光ディスクの再生装置

Info

Publication number
JPH0824376B2
JPH0824376B2 JP62017691A JP1769187A JPH0824376B2 JP H0824376 B2 JPH0824376 B2 JP H0824376B2 JP 62017691 A JP62017691 A JP 62017691A JP 1769187 A JP1769187 A JP 1769187A JP H0824376 B2 JPH0824376 B2 JP H0824376B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
still image
sub
control signal
fields
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62017691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63185297A (ja
Inventor
喜雄 平内
坦 北浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP62017691A priority Critical patent/JPH0824376B2/ja
Publication of JPS63185297A publication Critical patent/JPS63185297A/ja
Publication of JPH0824376B2 publication Critical patent/JPH0824376B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は帯域圧縮が施こされた高品位静止画テレビジ
ョン信号を記録するとともに静止再生を容易にした静止
画像信号記録媒体に関するものである。
従来の技術 高品位テレビジョン信号等の広帯域映像信号を放送衛
生の1チャンネルを用いて伝送する際に、その信号帯域
幅をサブナイキストサンプリングによって削減する方式
が「高品位テレビの新しい伝送方式〜MUSE〜」(NHK技
研月報、昭和59年7月)によりMUSE方式として掲げられ
ている。この方式は動き補正型多重サブナイキストサン
プリング伝送方式と呼ばれるものであり、詳細にはフィ
ールド間およびフレーム間でサンプリング位相にオフセ
ットを施し、4フィールドでサンプリング位相が一巡す
るような処理を行なって映像信号を伝送するものであっ
て、受信側ではフレームメモリを備えて伝送される映像
信号をこれに記憶し、順次伝送される4フィールド分の
信号を合成して1枚のテレビジョン画像を復元するもの
である。
このMUSE方式では前記参考文献で公表されているよう
に、第2図に示すようなフォーマットでMUSE信号を復元
するために用いるコントロール信号と称する制御信号群
が映像信号の垂直帰線期間にベースバンド多重される。
前記コントロール信号は第3図に示すように32ビットか
らなる制御信号群で構成され、復元の際の各種の信号処
理の制御に用いられている。これは光ディスクにMUSE信
号を光学的に記録する際にも同様に付加されている。
MUSE伝送方式の信号形態で静止画像を光ディスクに記
録したものは、特開昭60-191590号公報で公表されてい
る。従来例においては静止画像信号を光ディスクに記録
する際に、アドレス信号と称する新規の制御信号を垂直
帰線期間に多重して静止画像信号を連続再生するために
ピックアップのトラックジャンプ制御を行なっている。
発明が解決しようとする問題点 上記の例においては、アドレス信号なる元来MUSE方式
で伝送されるコントロール信号以外の新たな制御信号を
静止画像信号に多重しているが、前記制御信号は光ディ
スクの再生装置に関する単一の制御に留るものである。
また、前記制御信号はコントロール信号の予備ビットに
領域をとるものであって、元来MUSE信号に多重される信
号以外の制御信号を新たに付加してFM変調することによ
り記録側で前記信号付加のためのハードウェアの増大
等、新たな信号を付加するにもかかわらず期待される効
果が小さいという問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、元来MUSE方式で映像信号に
多重されて記録される32ビットのコントロール信号のう
ち色成分に係わるサブサンプル位相制御信号(以下CSSP
信号〔Croma Sub-Sample Phase信号〕と称する)の極性
と4フィールドから構成される映像信号の先頭走査位置
とを固定して記録することにより、従来の例として掲げ
たアドレス信号等新たな制御信号を多重して記録するこ
とを必要とせず、また映像信号記録側のハードウェアの
変更を一切必要としない高品位テレビジョン信号の映像
信号記録媒体を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明によればフレーム間およびフィールド間でのサ
ンプリング位相を制御するサブサンプル位相制御信号を
少なくとも含んだ所定の制御信号が、色成分と輝度成分
を時間軸多重し、サブサンプル方式により帯域圧縮が施
された映像信号の垂直帰線期間に多重され、4フィール
ドで1枚の静止画像を構成するような高品位テレビジョ
ン信号記録媒体であって、4フィールドを構成単位とす
る共通の静止画像の先頭走査位置と2フィールドで交番
する色成分のサブサンプル位相制御信号の極性との関係
を規定して記録することを特徴とする。
作用 本発明は前述した構成で、映像信号記録媒体に記録す
る際にCSSP信号の極性と映像信号の先頭走査位置とを規
定することにより、光ディスクの再生装置における静止
画像信号の再生を行なうことができる。
実施例 以下に本発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。第1図は本発明の実施例に係わる静止画像信号
記録媒体の再生装置の構成を示したものである。
第1図において、ディスク1には第2図に示すような
形態で正極性の水平同期信号と、線順次の色信号と、輝
度信号とが時間軸多重され、かつ音声信号、各種制御信
号群が映像信号の垂直帰線期間に多重されて共にFM変調
されて記録されている。
再生時、スピンドルモータ2によって回転駆動された
ディスク1上の情報に、ピックアップ3から光ビームを
照射し、その反射光を検出して電気信号に変換し、再生
回路4に送る。再生回路4ではピックアップ内のヘッド
アンプで増幅された信号をFM復調し、時間軸補正等の信
号処理を行ない光ディスクの再生装置の出力として信号
端子5よりMUSE信号を出力するとともに、検出回路6に
もMUSE信号を供給する。検出回路6ではMUSE信号から第
3図に示すコントロール信号のビット番号10に存在する
CSSP信号を検出する処理を行なう。
参考文献によると、MUSE方式は色成分を広帯域信号
(CW信号)と狭帯域信号(CN信号)に分割し、各々を1/
4に圧縮して線順次で水平帰線期間に時間軸多重し、第
4図に示すようなサンプリングパターンをもつ4フィー
ルドで一巡するサブナイキストサンプリングを行なって
いる。ここで○は4n番目、□は4n+1番目、●は4n+2
番目、■は4n+3番目のフィールドで伝送されるサンプ
リング点を示し、×で示した位置は信号が伝送されない
サンプリング点を示している。また、実線は奇数フィー
ルドの走査線を示し、点線は偶数フィールドの走査線を
示している。このサンプリングパターンによれば、伝送
されてきた信号を順次受信側で記憶して任意の連続した
4フィールド分の映像信号から静止領域の場合は第4図
に示したすべての点を用いて画像再生することができる
が、動領域の場合は、過去のサンプリング点を用いると
多線ぼけや網点等の障害が発生するため、現在のフィー
ルドのサンプリング点のみを用いて画像再生を行なって
いる。ただし、カメラのパンニング、チルティング等撮
像装置が平行移動するために発生する動きに対しては過
去のフィールドの映像信号を平行移動させて現在のフィ
ールドに重なるようにし、画面全体を静止領域扱いとし
て処理する動き補正をおこなっている。この動き補正を
行なうと動き量に応じてサンプリング位相が変化する。
そのため、送信側で映像信号の垂直帰線期間に多重する
コントロール信号の一部に映像信号の動き量が動きベク
トル信号、サンプリング位相がそれぞれ輝度成分、色成
分に対してのサブサンプル位相制御信号として割り当て
られ伝送される。
第4図に示したサンプリングパターンより明らかなよ
うに映像信号を画素単位でみると伝送される画素と伝送
されない画素が交互にならんでいる。サンプリング位相
とは前記伝送画素と非伝送画素を一組にして伝送画素が
左右どちらの位置にあるかを示したものであり、フレー
ム間オフセットの関係から2フィールド交番の4フィー
ルドで一巡するものである。ただし、先に記述したよう
な動き補正処理を併用しているために画面が平行移動し
てサンプリングの位置関係が変化した場合には、輝度信
号については動き量に応じてサンプリング位相を変化さ
せる必要があるが、色信号については輝度信号の1/4に
圧縮されているため輝度信号の場合と同様の精度でサン
プリング位相を変化させることは不可能でまたその必要
はない。したがって本発明で記述している色成分のサブ
サンプル位相制御信号(CSSP信号)は常に2フィールド
交番で変化する信号と規定される。
以上説明した形態のCSSP信号は制御回路7に送られ、
ここで前記CSSP信号の繰り返し周期すなわち映像信号の
4フィールド周期でピックアップ3を復帰方向にトラッ
クジャンプさせるように制御し、1枚の静止画像を形成
する高品位テレビジョン信号を連続再生することを可能
にする。
光学式ディスク等の記録媒体に記録される静止画像信
号は4フィールドを1枚の画像の構成単位として連続し
て記録されるわけであるので、ある4フィールド間を用
いて記録される静止画像信号とその前後の4フィールド
間を用いて記録されている静止画像信号とは基本的には
相関のないものである。したがって、第5図に示すよう
に例えば1枚の静止画像を構成する4フィールド期間の
映像信号の先頭位置11で2フィールドで交番するCSSP信
号12の極性が立ち上がるような関係に規定しておけば前
記CSSP信号12の立ち上がり位置にピックアップがトラッ
クジャンプをするように制御すれば常に連続的に記録さ
れた静止画像信号の中から1枚が誤りなく連続再生でき
る。なお、上記とは反対にCSSP信号の極性が映像信号の
先頭位置で立ち下がるように規定しても何等の問題点も
発生しないことは明らかである。
第6図はフレーム周期でスピンドルモータを回転させ
るような光ディスクの再生装置で再生するディスク1に
形成された記録トラックとCSSP信号の記録位置を模擬的
に示したものであり、●印及び○印は各フィールドの先
頭位置、特に○印は4フィールドで1枚の画像信号を形
成する先頭のフィールドの先頭位置を示し、×印はCSSP
信号の多重位置を示す。ディスクは本図の表面より見て
反時計回りに回転し、ピックアップはディスクの内周か
ら外周方向に移動してトラックをトレースする。ディス
クをフレーム周期で回転するようにスピンドルモータを
駆動すれディスクの一周にフィールド分の映像信号が記
録でき、第2図及び第3図でも明かなように各フィール
ド内の垂直帰線期間に多重されるCSSP信号はすべてのフ
ィールドの同一位置にあるため、奇数フィルドのCSSP信
号(…S3n−1,S1n,S3n,S1n+1…)と偶数フィードのCS
SP信号(…S4n−1,S2n,S4n,S2n+1…)の記録位置はそ
れぞれトラッキング方向に揃列される。CSSP信号はディ
スクへの記録位置がS1n,S1n+1…のとき立ち上がるよ
うに規定しているので制御回路7はその状態を検知し、
Tnで示した○印の位置でTJで示す矢印の向きに2トラッ
ク内周側のTn−1で示した○印の位置へピックアップを
トラックジャンプさせるように制御する。
発明の効果 本発明による静止画像信号記録媒体は、映像信号の垂
直帰線期間に多重記録されるCSSP信号の極性と静止画像
信号の第1フィールドの記録位置を固定して記録するこ
とによって、再生装置で、記録の際に新たに付加された
静止画像再生の目的のための制御信号を処理する必要な
く容易に静止画像を再生することができる。また、映像
信号記録側のハードウェアの一切の変更を必要としな
い。更にMUSEデコーダが小型化されてビデオディスクプ
レーヤと一体になった場合、MUSEデコーダ部分で検出さ
れる前記CSSP信号を用いることによって同様の機能が得
られることにより回路のより一層の簡略化が図られ、そ
の実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における静止画像信号記録媒体
を再生する再生装置のブロック図、第2図はMUSE方式で
伝送されてくる信号のフォーマット図、第3図はコント
ロール信号と称される制御信号群のビット割り当て図、
第4図はMUSE方式におけるサンプリングパターン図、第
5図はディスクに記録された静止画像信号とCSSP信号と
の位置の規定を示した図、第6図はフレーム周期でスピ
ンドルモータを回転させるような光ディスクの再生装置
で再生するディスクに形成された記録トラックとCSSP信
号の記録位置を示した模式図である。 1……ディスク、2……スピンドルモータ、3……ピッ
クアップ、4……再生回路、5……信号出力端子、6…
…検出回路、7……制御回路、11……映像信号の先頭位
置、12……CSSP信号の立ち上がり位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム間およびフィールド間でのサンプ
    リング位相を制御するサブサンプル位相制御信号を少な
    くとも含んだ所定の制御信号が、色成分と輝度成分を時
    間軸多重し、サブサンプル方式により帯域圧縮が施され
    た映像信号の垂直帰線期間に多重され、4フィールドで
    1枚の静止画像を構成するような高品位テレビジョン信
    号に関して、サブサンプルにより4フィールドに渡って
    構成される静止画像信号の第1番目のフィールド位置と
    2フィールド期間で交番する色成分のサブサンプル位相
    制御信号の極性の変化位置との関係を固定して記録され
    た光ディスクと、前記光ディスクに記録された高品位テ
    レビジョン信号を再生する再生回路と、前記再生回路で
    再生された高品位テレビジョン信号から色成分のサブサ
    ンプル位相制御信号を検出する検出回路と、前記検出回
    路で検出された色成分のサブサンプル位相制御信号の極
    性によりピックアップのトラックジャンプを制御する制
    御回路とを少なくとも備えたことを特徴とする静止画像
    信号記録用光ディスクの再生装置。
JP62017691A 1987-01-28 1987-01-28 静止画像信号記録用光ディスクの再生装置 Expired - Lifetime JPH0824376B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62017691A JPH0824376B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 静止画像信号記録用光ディスクの再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62017691A JPH0824376B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 静止画像信号記録用光ディスクの再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63185297A JPS63185297A (ja) 1988-07-30
JPH0824376B2 true JPH0824376B2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=11950843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62017691A Expired - Lifetime JPH0824376B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 静止画像信号記録用光ディスクの再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0824376B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61242478A (ja) * 1985-04-19 1986-10-28 Toshiba Corp 高品位テレビジョン信号再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63185297A (ja) 1988-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6459849B1 (en) Reproducing apparatus for reproducing a video signal including a plurality of small images
US4858025A (en) Electronic still camera
CA1316594C (en) Apparatus for recording and reproducing video signals
EP0405491A2 (en) Apparatus for recording and reproducing digital still image signal
JPH0824376B2 (ja) 静止画像信号記録用光ディスクの再生装置
US5289269A (en) Color television camera with details of luminance signal formation
JPH07105966B2 (ja) 静止画像信号再生装置
US5208677A (en) Video signal reproducing apparatus
JPH02283179A (ja) 画像信号記録装置
JP2699352B2 (ja) 記録装置
US4739419A (en) Apparatus for eliminating midfield skew error by delaying the lower half field of a T M format video signal to be recorded on the second of two tracks
JPS6161757B2 (ja)
JPH065937B2 (ja) 映像信号の記録方法、映像信号の記録装置および記録再生装置
JPS63146581A (ja) 静止画撮影再生方式
JP2689428B2 (ja) ヘリカルスキヤン形記録装置
JP2569735B2 (ja) 標準方式変換方法
JPS63146587A (ja) 静止画再生方式
JPS6331287A (ja) 映像信号記録再生装置
JPS61251282A (ja) 静止画再生方式
JPH0344714B2 (ja)
JPH0681291B2 (ja) 同期装置を有するビデオレコーダ
JPS63250289A (ja) 高速撮影信号の記録装置
JPS61121587A (ja) 映像情報再生装置
JPH07118796B2 (ja) ビデオ信号記録再生装置
JPS6334677B2 (ja)