JP2689428B2 - ヘリカルスキヤン形記録装置 - Google Patents

ヘリカルスキヤン形記録装置

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JP2689428B2
JP2689428B2 JP62152532A JP15253287A JP2689428B2 JP 2689428 B2 JP2689428 B2 JP 2689428B2 JP 62152532 A JP62152532 A JP 62152532A JP 15253287 A JP15253287 A JP 15253287A JP 2689428 B2 JP2689428 B2 JP 2689428B2
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聰 島田
勝利 砂賀
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヘリカルスキャン形記録装置に係り、特に異
なるビデオ信号を同一テープ上に同時記録し、これらを
同時又は個別に再生することができるVTRに用いて好適
なものである。 〔発明の概要〕 第1のヘッドによるトラックを、トラック幅方向両側
の一部と重ね書きしてヘッド回転方向に後行した第2、
第3のヘッドによるトラックに間挿して形成することに
より、周知のヘリカルスキャン形記録装置による標準ト
ラック列の間に2チャンネル分を追加した3チャンネル
トラックパターンを比較的ギャップ幅の広いヘッドで形
成することができるヘリカルスキャン形記録装置であ
る。 〔従来の技術〕 同一対象を異なる角度からビデオカメラで撮像して、
二つのビデオ信号を同時に記録して再生する場合や、内
容が互いに関連している異なる二つの画像を記録して再
生表示する場合がある。前者の一例は、人間の左右の視
角差に相当する間隔をとった二台のビデオカメラで対象
を撮像して記録し、再生した二画面を合成して立体映像
を得る場合であり、後者の一例は、動画画面とその内容
に関連した図表のようなデータ画面とを同時表示させる
場合である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ビデオ録再機としてヘリカルスキャン形テープレコー
ダを使用する場合、回転ヘッドに二対以上設けて複数チ
ャンネル分のトラックを同時に形成しながら記録し、各
チャンネルを同時に再生し、各再生信号を複数のモニタ
受像機に送出することが考えられる。 しかしこのようにして記録されたテープの記録フォー
マットは、市販のVTRに対する互換性を満足しないの
で、記録した信号を市販VTRで再生することができな
い。 本発明はこの問題にかんがみ、少なくとも3チャンネ
ルの異種信号を記録再生することができ、しかも既存VT
Rとの互換性を信号劣化無く満足させ得るようにするこ
とを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明のヘリカルスキャン形記録装置は、回転ヘッド
ドラム2に設けられた第1のアジマスの第1のヘッド
(HC)と、上記回転ヘッドドラム2の回転方向に第1の
ヘッドHCより微小角度遅れて配置され、上記第1のアジ
マスとは逆の第2のアジマスを有し、先行して配置され
た上記第1のヘッドによる記録トラックの幅方向両側の
一部と重ね書きしてトラックを形成する第2、第3のヘ
ッド(HA、HB)と、上記第1、第2および第3の各ヘッ
ドとは逆アジマスを有し、これらのヘッドに対し上記回
転ヘッドドラムの略180度の対向位置に設けられた第
4、第5および第6のヘッド(HC′、HA′、HB′)とを
有する。 〔作用〕 第1(第4)のヘッドによるトラックを、トラック幅
方向両側の一部と重ね書きしてヘッド回転方向に後行し
た第2、第3(第5、第6)のヘッドによるトラックに
間挿して形成するので、ヘッドギャップの機械的幅によ
らずに記録パターンのみで高精度に狭トラック化するこ
とができる。 〔実施例〕 第1図に実施例のヘリカルスキャン記録フォーマット
を示す。この実施例では3チャンネルA、B、Cの記録
/再生可能である。磁気テープ1aの長手方向に沿って1
フィールドずつのトラックTB、TC、TAをこの順に密接配
列し、ガードバンドGを置いて次フィールドのトラック
TB′、TC′、TA′を順に密接配列してある。 トラックTA、TBは同一アジマスのヘッドで形成され、
これらの間にトラックTCがTA、TBとは逆のアジマスのヘ
ッドで形成されている。また次のフィールドのトラック
TA′〜TC′はTA〜TCの夫々に対して逆アジマスになって
いる。 第2図は回転ヘッドドラム2の概略平面図であって、
ドラム回転方向Rに沿って回転ヘッドHC、HA、HBの順に
ドラム周面上の略一ヵ所に集中して設け、これらに対し
てフィールド対となる回転ヘッドHC′、HA′、HB′を18
0対向した位置に設けてある。従って各A〜Cのチャン
ネルは殆ど同時に記録し、再生することができる。 第3図は一体化磁気ヘッドの平面図で、第4図A、B
は磁気ヘッドのギャップ面を示す正面図である。ヘッド
ベース3は回転方向に3分割されて、ヘッドHC、HA、HB
が各部先端に取付けられている。ヘッドHAとHBは後述の
ように2チャンネルペアとして使用するので、同時にト
ラックをトレースし得るように出来るだけ接近させて配
置してある。実施例ではHAとHBとのトラック上の走査方
向の間隔は約4H(H:水平同期区間)である。これらのヘ
ッドHA、HBの近接配置を可能にするために、各ヘッドの
コア4A、4Bとポールピース5A、5Bの配置を逆にしてい
る。なお必要があれば、A、Bチャンネル間のクロスト
ークを減少させるために、ヘッドHAとHBとの間にシリコ
ン樹脂6を橋絡させ、1ターンのショートリング7を巻
回してもよい。 ヘッドHCは第3チャンネル用として用いられ、回転方
向Rに先行した位置に取付けられている。ヘッドHAのギ
ャップ位置を中心にすると、実施例ではHCヘッドは走査
方向に約12H先行している。 180゜対向の一体化ヘッドHA′〜HC′も第3図とほぼ
同一の構成であるが、第4図A、Bに示すようにHA〜HC
に対してギャップのアジマス角が逆方向になっている。
即ち、ヘッドHA、HBのギャップ8のアジマス角を+7゜
とすると、ヘッドHCは−7゜で、ヘッドHA′、HB′、
HC′は夫々−7゜、−7゜、+7゜となっている。トラ
ック幅に対応するギャップ8の横幅は各ヘッド共約20μ
である。第1図に示すようにトラックTC(TC′)の両側
にトラックTA及びTB(TA′及びTB′)を形成するため
に、各ヘッドに高さ方向(回転ドラムの軸方向)の段差
を付けてある。 記録の際には、まずヘッドHCによって20μのトラック
TCが形成され、続いてその両側にヘッドHA、HBによる20
μのトラックTA、TBがトラックTCと一部オーバーラップ
して形成される。このためトラックTCの両脇が約5μず
つ重ね書きにより削られて10μの横幅となる。次に180
゜対向側のヘッドHA′〜HC′がテープに当たるまでにテ
ープ1aが約60μ進むので、約10μの無信号ガードバンド
Gを隔ててトラックTA′〜TC′が形成される。 3チャンネルのトラック配列のアジマスは、正、逆、
正、逆……………となるから、同アジマスのトラックが
隣接することが無く、クロストークは少ない。また2チ
ャンネルペアとして用いることができるトラックTB,
TA、TB′、TA′……………は互いに同一アジマスになる
が、逆アジマスのトラックTC、(TC′)とガードバンド
Gとが交互に間挿されるので、クロストークは非常に少
ない。なおチャンネルCと、他の一方のチャンネルA又
はBとで2チャンネルペアとしてもよい。 第1図に磁気テープ1aと重ね合わせて周知の家庭用VT
Rのβ Iフォーマットの磁気テープ1bを示す。このフォ
ーマットでは、トラックTD、TD′が幅27μ、ピッチ60μ
でフィールド交互に形成されている。テープ1a上のトラ
ックTA〜TC、TA′〜TC′のピッチ及び傾斜角がβ Iフォ
ーマットと合致するようにテープ速度及びスチル角を設
定すれば、一方方向の互換性が得られる。即ち、テープ
1aをβ IフォーマットのVTRにかければ、3チャンネル
の何れか1つ、例えばトラックTB、TB′を再生すること
ができる。このとき隣接トラックTC、TC′に再生ヘッド
がかかっても、アジマス効果によりクロストーク妨害は
生じない。またトラッキングつまみを調整すれば、トラ
ックTC、TC′及びTA、TA′も選択的に再生することがで
きる。 なお第1図のフォーマットパターンを修正して、各チ
ャンネルのトラック幅を略均等にすることも可能であ
る。またガードバンドGの無い密着記録を行ってもよ
い。 第5図に実施例の3チャンネルビデオ録再機の概略ブ
ロック図を示す。なお簡略のために180゜対のうち一方
のヘッドHA〜HCのみを示す。チャンネルA、Bの一組は
カラープロセスを伴い、例えば二画面合成式の立体映像
用にも用いられる。残りのチャンネルCはモノクローム
であり、他の2チャンネルと共に例えばRGB信号の3チ
ャンネル録再に用いられる。 第5図において、各チャンネルのビデオ信号VA〜V
Cは、輝度/クロマ(Y/C)分離回路10A〜Cに与えら
れ、分離された輝度信号が輝度プロセス回路11A〜Cで
処理(変調)されてから、記録アンプ12A〜C、録再切
換スイッチ13A〜Cを介し、ヘッドHA〜HCに供給され
る。再生時には、再生アンプ14A〜Cを通して得られた
再生信号が輝度プロセス回路15A〜Cで復調され、バッ
ファアンプ16A〜Cから再生ビデオ信号VA〜VCとして導
出される。 チャンネルA、Bに関しては、記録系にクロマプロセ
ス回路17A、B(周波数変換回路)が付属し、再生系に
低減クロマ用バンドパスフィルタ18A、B、再生クロマ
プロセス回路19A、Bが付属する。 ヘッドドラム2のサーボ系は、例えばBチャンネルの
ビデオ信号VBの同期信号を基準に動作する。Bチャンネ
ルの輝度信号が同期分離回路20に与えられ、分離された
同期信号を基準にドラムサーボ回路21が位相エラーをモ
ータドライブ回路22に導出し、ヘッドドラム2の回転が
制御される。またキャプスタンの回転周波数センサ24の
出力がキャプスタンサーボ回路25に与えられて、その速
度エラー出力がキャプスタンモータドライブ回路26に供
給され、キャプスタン27の回転が制御される。また再生
時には周知のように再生コントロール信号を基準にして
ドラム又はキャプスタンの位相制御が行われる。 なお上述の実施例では、各チャンネルのヘッドを近接
配置して同時期に各チャンネルの並行録再ができるよう
にしたが、各ヘッドに位相差及び段差を設けて配置し、
ビデオ信号の位相を各ヘッドの位相差に対応して電気的
に調整することにより、各チャンネルの並行録再を行う
ようにしてもよい。 〔発明の効果〕 本発明は上述のように、3チャンネルの異種信号を同
時記録することができるようにし、その際、第1(第
4)のヘッドによるトラックを、トラック幅方向両側の
一部と重ね書きしてヘッド回転方向に後行した第2、第
3(第5、第6)のヘッドによるトラックに間挿して形
成するので、ヘッドギャップの機械的幅によらずに記録
パターンのみで高精度に狭トラック化することができ
る。従って、周知のヘリカルスキャン形記録装置による
標準トラック列の間に2チャンネル分を追加してなる3
チャンネルトラックパターンを比較的ギャップ幅の広い
ヘッドでも形成することができ、しかも第1(第4)の
ヘッドによるトラックのアジマスがその両側に形成され
る第2、第3(第5、第6)のヘッドによるトラックの
アジマスと異なるので、再生時に比較的ギャップ幅の広
いヘッドを使用してもチャンネル間のクロストークが非
常に少ない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明によるヘリカルスキャン形記録装置によ
る記録フォーマット図、第2図は回転ヘッドドラムの略
平面図、第3図は一体化磁気ヘッドの平面図、第4図は
磁気ヘッドの拡大正面図、第5図は録再系のブロック図
である。 なお図面に用いた符号において、 1a、1b……磁気テープ 2……回転ヘッドドラム 8……ギャップ HA〜HC……磁気ヘッド HA′〜HC′……磁気ヘッド TA〜TC……トラック TA′〜TC′……トラック G……ガードバンド である。
フロントページの続き (72)発明者 林田 日出男 愛知県額田郡幸田町大字坂崎字雀ケ入1 番地 ソニー幸田株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−218606(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.回転ヘッドドラムに設けられた第1のアジマスの第
    1のヘッドと、 上記回転ヘッドドラムの回転方向に第1のヘッドより微
    小角度遅れて配置され、上記第1のアジマスとは逆の第
    2のアジマスを有し、先行して配置された上記第1のヘ
    ッドによる記録トラックの幅方向両側の一部と重ね書き
    してトラックを形成する第2、第3のヘッドと、 上記第1、第2および第3の各ヘッドとは逆アジマスを
    有し、これらのヘッドに対し上記回転ヘッドドラムの略
    180度の対向位置に設けられた第4、第5および第6の
    ヘッドとを有するヘリカルスキャン形記録装置。
JP62152532A 1987-06-19 1987-06-19 ヘリカルスキヤン形記録装置 Expired - Lifetime JP2689428B2 (ja)

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JPS63316301A JPS63316301A (ja) 1988-12-23
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04241588A (ja) * 1991-01-16 1992-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複数チャネル映像信号記録再生装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59104703A (ja) * 1982-12-03 1984-06-16 Sharp Corp ビデオテ−プへの信号記録方式
JPS59218606A (ja) * 1983-05-26 1984-12-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転ヘツド式磁気記録再生装置
JPS60237681A (ja) * 1984-05-10 1985-11-26 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

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JPS63316301A (ja) 1988-12-23

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