JPH01175485A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH01175485A
JPH01175485A JP62334333A JP33433387A JPH01175485A JP H01175485 A JPH01175485 A JP H01175485A JP 62334333 A JP62334333 A JP 62334333A JP 33433387 A JP33433387 A JP 33433387A JP H01175485 A JPH01175485 A JP H01175485A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープを用いてカラー映像信号や音声信
号の記録再生を行なうビデオテープレコーダーなどのカ
ラー映像信号磁気記録再生装置に関するものである。
従来の技術 従来の業務用、放送用ビデオテープレコーダー（ＶＴＲ
と略す）の分野においては、カラー映像信号を、輝度信
号と色信号の２チャネルのコンポーネント信号に分解し
て記録再生する方式が開発されている。たとえば、Ｍフ
ォーマットやβ−ＣＡＮなどと称されるＶＴＲであり、
放送技術誌。
昭和５７年１０月号、８７２〜８９０ページに記載され
ているような記録方式や、ＭＩＩフォーマットと称され
テレビジョン学会技術報告ＶＲ７０−２，７〜１２ペー
ジに記載されているような記録方式である。これらの２
チャネルコンポ一ネント方式ＶＴＲは、磁気テープに記
録される記録トランクにおいて、輝度信号トラックの隣
接には色信号トラックが存在するため、輝度信号記録用
ヘッドと色信号記録用ヘッドの間にアジマス角を設けて
も、ガードハンドのないヘタ書きによる重ね書き記録を
行なうと再生の際に不用な信号成分が干渉となって表わ
れ、結果的に再生画質を大幅に劣化させるという欠点が
あり、現在はガードハンドのない重ね書き記録は行なわ
れていない。すなわち、２チャネルコンポ一ネント方式
ＶＴＲにはガードハンドが必要であり、記録効率が悪い
という問題点がある。
更に各方式ごとに定まったテープ送り量は単一であり、
たとえば家庭用ＶＴＲの一方式であるＶＨ３方式におけ
る楼準モードと長時間モードといった同一のテープに対
する記録再生時間の使い分けができないという問題点も
持っている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の２チャネルコ
ンポ一ネント方式ＶＴＲの一例について説明する。第３
１は従来の２チャネルコンポーネントＶＴＲの要部ブロ
ック図である。第３図において、入力端子２７には、た
とえば、第２図（Ａ＞に示すような輝度信号が入力され
る。また入力端子２８には、たとえば、第２図（Ｇ）に
示すような時間軸圧縮多重された色信号が入力される。
ここでは従来の一例として輝度信号と時間軸圧縮多重さ
れた色信号とで２チャネルコンポ一ネント信号を形成し
ている。入力端子２７より入力された輝度信号はＦＭ変
調器２９に到り周波数変調（ＦＭ）され磁気ヘッド３１
および３３にて磁気テープに記録され、また再生時には
磁気ヘッド３１および３３にて再生された再生輝度信号
はＦＭ復調器３５において復調され出力端子３７より出
力される。一方、入力端子２８より入力された時間軸圧
縮多重された色信号はＦＭ変調器３０に到りＦＭされ磁
気ヘッド３２および３４にて磁気テープに記録され、ま
た再生時には磁気ヘッド３２および３４にて再生された
再生時間軸圧縮多重信号は、ＦＭ復調器３６において復
調され出力端子３８より出力される。従来例では、たと
えば、第２図（Ａ）、　（Ｇ）で示される輝度信号およ
び時間軸圧縮された色信号の磁気テープ３１への記録パ
ターンはそれぞれ第４図における４０１，４０３゜４０
５および４０２．４０４．４．０６のようになる。ただ
し第４図において、ａＹｂとはａ−フィールドのｂ−ラ
インを示す。
発明が解決しようとする問題点 従来の２チャネルコンポーネントＶＴＲにおいては、隣
接トラックのクロストーク妨害を抑えるためガードハン
ド３６が存在し、ヘタ書き記録や重ね書き記録に比べる
と記録密度が低いという問題点がある。更に、先に述べ
た標準モードと長時間モードといった同一テープに対す
る記録再生時間の使い分４ノができないという大きな問
題点がある。
本発明は上記問題点に鑑み、ＶＴＲの記録チャネルを２
チャネルから３チャネルに増やして記録可能な情報量を
大きくしてより高品位なカラー映像信号の記録再生が可
能で、テープ利用効率を低くしているガードハンドがな
く、かつ同一テープに対する記録再生時間を２種類以上
にすることが可能な３チャネルＶＴＲを提供するもので
ある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明においては、３チャ
ネルＶＴＲの回転シリンダの円周上に６個の磁気ヘッド
を回転シリンダの回転中心からの中心角がそれぞれ６０
度となるように配置し、各々の磁気ヘッドによる記録ト
ランクの中心線あるいは片端線の相対的位置関係が複数
のテープ送り速度に対して相似的に変化するようにする
。
作用 本発明は上述した構成により、高品位なカラー映像信号
を記録再生できる３チャネルＶＴＲでありながら、ガー
ドハンドのない高密度記録を実現し、更に同一テープに
対する記録再生時間を標準モードと長時間モードといっ
たように２種類以上持ったＶＴＲの実現を可能にする。
実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。第１図は本発明の一実施例における要部ブロック
図である。第１図においてたとえば、入力端子１には第
２図（Δ）に示すような輝度信号Ｙが入力され、入力端
子２には第２図（Ｂ）に示すような色差信号ＣＷが入力
され、入力端子３には第２図（Ｃ）に示ずような色差信
号ＣＮが人力される。そして、３つの入力信号はスイッ
チャ４に入り水平同期期間（ＩＨ期間）毎に切換えられ
て第２図（Ｄ）、　　（Ｅ）および（Ｆ）に示されるよ
うなＹとＣｗおよびＣＮがＩＨ期間毎に順番に切換ねっ
た形態の信号に変換される。第２図（Ｄ）の信号はＦＭ
変調器５において周波数変調され磁気ヘッド１０および
１３により磁気テープに記録される。第２図（Ｅ）の信
号は、磁気ヘッド１０および１３と磁気ヘッド１１およ
び１４の位置関係によって決まる磁気テープ上における
相対的時間差Ｔ１　（３分の１フィールド）だけ遅延回
路６により遅延させられＦＭ変調器７に到り磁気ヘッド
１１および１４により磁気テープに記録される。第２図
（Ｆ）の信号も第２図（Ｅ）の信号と同様に、磁気ヘッ
ド１０および１３と磁気ヘッド１２および１５の位置関
係によって決まる磁気テープ上における相対的時間差Ｔ
２　（３分の２フイール１′）だけ遅延回路８により遅
延させられＦＭ変調器９に到り磁気ヘッド１２および１
５により磁気テープに記録される。磁気テープ３１上に
記録された信号の記録トラックパターンを第５図に示す
。ただし、第５図においてａＹｂとはａフィールドのｂ
ラインを示す。第５図において矢印３２は磁気ヘッド１
０，１１．１２．１３゜１４および１５の走査方向を示
し、矢印３３は磁気テープ３１の走行方向を示す。記録
トランク５０１が磁気ヘッド１０により記録された記録
トランクであり、記録トランク５０２が磁気ヘッド１１
により記録された記録トラックであり、記録トランク５
０３が磁気ヘッド１２により記録された記録トラックで
あり、記録トラック５０４が磁気ヘッド１３により記録
された記録トランクであり、記録トラック５０５が磁気
ヘッド川４により記録された記録トランクであり、記録
トラック５０６が磁気ヘッド１５により記録された記録
１−ランクである。
６つの磁気ヘッド１０．１１．１２．１３゜１４および
１５はそれぞれ回転シリンダ２６の円周上に中心角で６
０度対称に取り（−１けられている。
回転シリンダ２６はカラー映像信号の１フィールド毎に
半回転するので、磁気ヘッド１０（１３）および磁気ヘ
ノ）”１１（１４）の位置角度差６０度分の磁気テープ
上における磁気ヘッド走査の相対的時間差の３分の１フ
ィールドだけ第２図（Ｅ）の信号を遅延させ、また磁気
ヘッド１０（１３）および磁気ヘノ）”１２（１５）の
位置角度差１２０度分の磁気テープ上における磁気ヘッ
ド走査の相対的時間差の３分の２フィールドだけ第２図
（Ｆ）の信号を遅延させてやれば第５図の様な記録トラ
ンクパターンが得られる。ただし、ここで６つの磁気ヘ
ッドのヘッド幅は等しくシリンダ回転平面に対する相対
高さは等しいとする。第５図においては、輝度信号Ｙの
隣接には輝度信号Ｙが位置し、色差信号ＣＷの隣接には
色差信号Ｃ１が位置し、また色差信号ＣＮの隣接には色
差信号ＣＮが位置する。このため、重ね書き記録（ヘタ
書き）を行なっても、隣接トラックからの妨害は画像の
相関性により低レベルに抑えることが可能であるので、
重ね書き記録によるガードハンドのない高密度記録が可
能となる。また第５図に示すように、各トランク間にお
けるアジマス記録が、重ね書き記録には有効な手段であ
ることは言うまでもない。また、本発明のＶＴＲにおい
ては各磁気ヘッドは隣接磁気ヘッドとの中心角が６０度
であるのでテープの走行速度を通常の１／ｎ　（ｎはｎ
＞１なる数）に変化させた長時間モード時にも各々の磁
気ヘッドの記録トラックパターンが、通常走行の時と相
似形となり、他のトランクに完全に重ね書きされないと
いう特徴を持つ。
すなわち、６つの磁気ヘッド’＋０．１１，１２゜１３
．１４および１５の回転シリンダ上の位置は、中心角６
０度、相対高さを等しくすれば、標準モードよりもテー
プ送りの遅いいかなる長時間モードに対しても記録トラ
ックパターンは相似形となり第５図の様になる。
以上のように長時間モードの時も標準モードの記録トラ
ックパターンと相似な記録ｌ・ランクパターンが得られ
るので、重ね書き記録を行なっても隣接トラックからの
妨害を低レベルに抑えることが可能である。
さて、再生時にはそれぞれ記録された時と同様の磁気ヘ
ッドで再生される。第１図において磁気ヘッド１０およ
び１３により再生された信号はＦＭ復調器１７に到りそ
の出力は第２図（Ｄ）に示される形態をした信号となり
遅延回路２０にて３分の２フィールドだけ遅延された後
、スイッチャ２２に到る。磁気ヘッドＩＩおよび１４に
より再生された信号はＦＭ復調器１９に到りその出力は
第２図（Ｅ）に示される形態をした信号となり遅延回路
２０にて３分の１フィールドだけ遅延された後、スイッ
チャ２２に到る。また磁気ヘッド１２および１５により
再生された信号はＦＭ復調器２１に到りその出力は第２
図（Ｆ）に示される形態をした信号となりスイッチャ２
２に到る。そしてこの第２図（Ｄ）、　　（Ｅ）および
（Ｆ）に示される形態の信号はスイッチャ２２でＩＨ毎
に切換えられて第２図（Ａ）、（Ｂ）および（Ｃ）で示
される輝度信号Ｙと２つの色差信号ＣＷおよびＣＮにそ
れぞれ復元されそれぞれ出力端子２３゜２４および２５
から出力される。
従来例の様に磁気ヘッド１０，１１および１２、そして
磁気ヘッド１３．１４および１５がそれぞれ回転シリン
ダ２６の円周上に近接して取り付けられている場合は、
標準モードおよび長時間モードの両モードで記録トラッ
クパターンが第５図の様にすることは幾何学的に不可能
である。
なお、上述した実施例においては３チャネルに分割され
たカラー映像信号としては輝度信号Ｙと２つの色差信号
ＣＷおよびＣＮを用いて説明したが、赤２青および緑や
黄、シアンおよびマゼンタの様な３チャネルの信号であ
れば本発明はあらゆる３チャネルに分割されたカラー映
像信号に適用可能である。又、磁気テープ上の記録トラ
ンクパターンは第５図に示した図に限定されるのではな
（、たとえば、ｎＨ（ｎは自然数）毎に輝度信号と色信
号とを切換え、輝度信号の隣接には輝度信号、色信号の
隣接には色信号が記録されるように信号処理を行なって
も同様の効果か得られる。
更に、信号処理により帯域の広い輝度信号Ｙば時間軸伸
張し、Ｙよりも狭い帯域の２つの色差信号Ｃ７およびＯ
Ｎは時間軸圧縮することにより、それらの時間軸伸張圧
縮後のベースハンド帯域幅をほぼ等しくして、隣接トラ
ンクに同種の信号が記録される様にした場合にも同様の
効果が得られる。
本発明は特にハイビジョンの様な高品位な信号を記録再
生するＶＴＲへの適用が適しており、ＭＵＳＥ信号や従
来のＮＴＳＣ信号の様な高品位ＴＶ信号に比べて帯域の
狭いＴＶ信号に対しては従来の２つの磁気ヘッドを用い
て従来のＶＴＲとして利用することも可能であり、たと
えばＶＨ３−ＶＴＲなどとの互換性を確保することも可
能である。
発明の効果 本発明に示す様に磁気ヘッドの回転シリンダの位置を回
転中心に対して６０度対称とし相対高さを等しく、また
ヘッド幅も等しくすることによって標準子−トと長時間
モードにおいて、磁気テープ上の記録トラックパターン
上で、輝度信号の隣接には輝度信号、色信号の隣接には
色信号が記録することが可能であるので、隣接トランク
間クロストークは著しく低減されるため良好な映像の記
録再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例における要部ブロック図、第
２回は第１図における各部の信号波形図、第３図は従来
の構成における要部ブロック図、第４図は従来の構成に
おける磁気テープ上の記録トランクパターン図、第５図
は本発明における標準テープ走行モードにおける記録ト
ラックパターン図である。 ４．２２・・・・・・スイッチャ、６．２１・・・・・
３分の１フィールド遅延回路、８．２０・・・・・３分
の２フイ一ルド遅延回路、５．７・・・・・・ＦＭ変調
器、１７゜１８・・・・・・ＦＭ復調器、１６・・・・
・・回転シリンダ回転方向、２６・・・・・・回転シリ
ンダ、３１・・・・・・磁気テープ、３６・・・・・・
ガードハンド。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）３チャネルに分割されたカラー映像信号を入力し
    それぞれ磁気テープ上に記録可能な信号に変換する手段
    と、切換スイッチによりキャプスタン・モータの回転速
    度を変化させることにより回転シリンダに供給する前記
    磁気テープの送り速度を可変する手段と、前記磁気テー
    プが約１８０度以上巻きつけられていて前記カラー映像
    信号の１フィールド毎に半回転する回転シリンダを具備
    し、前記回転シリンダの中心軸に対して６０度対称に配
    置されかつ、前記回転シリンダの回転軸に垂直な面に対
    しては相対高さは全て同じである６つの磁気ヘッドを具
    備し、前記３チャネルの信号を前記６つの磁気ヘッドの
    うち前記磁気テープと接している３つの磁気ヘッドに供
    給して前記磁気テープ上に記録し再生する手段と、再生
    された前記３チャネルの元の前記３チャネルに分割され
    たカラー映像信号に変換して出力する手段を具備するこ
    とを特徴とするカラー映像信号磁気記録再生装置。
  2. （２）６つの磁気ヘッドのヘッド幅は全て同じであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載のカラー
    映像信号磁気記録再生装置。
  3. （３）６つの磁気ヘッドのアジマスはシリンダ中心に対
    向するペアーが逆アジマスで、かつシリンダ中心に対す
    る中心角が６０度となるペアーも逆アジマスであること
    を特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載のカラー映
    像信号磁気記録再生装置。
  4. （４）６つの磁気ヘッドのうち３つの磁気ヘッドが常に
    記録モードあるいは再生モードとして駆動されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載のカラー
    映像信号磁気記録再生装置。
  5. （５）駆動されている３つの磁気ヘッドは前記シリンダ
    が６０度回転する毎に前記シリンダの逆回転方向に６０
    度づつシフトしていくことを特徴とする特許請求の範囲
    第（１）項記載のカラー映像信号磁気記録再生装置。
  6. （６）３チャネルに分割されたカラー映像信号はそれぞ
    れ輝度信号と２チャネルの色差信号であることを特徴と
    する特許請求の範囲第（１）項記載のカラー映像信号磁
    気記録再生装置。
  7. （７）３チャネルに分割されたカラー映像信号はそれぞ
    れ赤、青および緑の３原色信号であることを特徴とする
    特許請求の範囲第（１）項記載のカラー映像信号磁気記
    録再生装置。
  8. （８）磁気テープ上に記録される信号は隣接トラックの
    信号と相関を持った信号であるが如く信号処理された信
    号であることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記
    載のカラー映像信号磁気記録再生装置。
  9. （９）信号処理とは前記３チャネルの信号をスイッチャ
    で切り換えることを特徴とする特許請求の範囲第（８）
    項記載のカラー映像信号磁気記録再生装置。
JP62334333A 1987-12-29 1987-12-29 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0832064B2 (ja)

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