JP2630300B2 - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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JP2630300B2
JP2630300B2 JP7073369A JP7336995A JP2630300B2 JP 2630300 B2 JP2630300 B2 JP 2630300B2 JP 7073369 A JP7073369 A JP 7073369A JP 7336995 A JP7336995 A JP 7336995A JP 2630300 B2 JP2630300 B2 JP 2630300B2
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video signal
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正明 小林
明弘 竹内
一啓 山西
弼一 三木
良富 長岡
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
などの映像信号記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1980年頃までは家庭用ビデオテープ
レコーダ(VTR)と業務用、放送用VTRとは、その
要求される再生画像の品質が全く異なっていたため、回
転シリンダの直径、テープ幅、信号処理方式などは全く
異なっていた。しかし、近年、ヘッド,テープの性能が
向上し、コンポーネント記録方式が開発されることによ
り、家庭用VTRの回転シリンダやビデオカセットを流
用し、業務用、放送用の用途に用いることのできるVT
Rが開発されてきた(例えば、MフォーマットやβCA
Mなどと称されるVTRあり、放送技術誌、1982年
10月号 P.872〜P.890に記載)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、家庭用VTR
の構成部品を一部流用したタイプのVTR(たとえば、
MフォーマットやβCAM)は回転シリンダ径やビデオ
カセットが家庭用VTRと同一であるにもかかわらず、
通常の家庭用VTR(例えば、VHS方式VTRやβ方
式VTR)で記録したテープを再生することはできない
という問題点がある。又、MフォーマットやβCAMな
どのVTRで記録したテープは通常の家庭用VTR(V
HS方式やβ方式VTR)で再生することができないと
いう問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
点を解決し、複数組のビデオヘッドを有する、回転シリ
ンダ装置でもってアナログ記録方式及びディジタル記録
方式を含む複数の記録信号方式の映像信号をスイッチ回
路で切り換えて記録再生する装置であって、記録時には
手動により上記スイッチ回路を切り換えることにより、
複数組のビデオヘッドとアナログ記録方式及びディジタ
ル記録方式を含む複数組の映像信号処理系の内、特定の
ビデオヘッドと特定の映像信号処理系とを選択して映像
信号を記録すると共に、特定の識別信号を記録し、再生
時には、上記識別信号を再生することにより得た識別信
号でもって、上記スイッチ回路を制御し、特定のビデオ
ヘッドと特定の映像信号処理系とを選択して記録された
映像信号を再生するように構成したものである。
【0005】
【作用】本発明は、上記した構成により、複数の記録信
号方式の映像信号を単一の回転シリンダ装置でもって記
録再生が可能になる。特に、再生の場合、あらかじめ記
録された識別信号を識別することによりビデオテープに
記録された信号処理方式によらず容易に適切な映像信号
処理系を選択することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参考に
して説明する。図1は本発明の要部構成を示すブロック
図である。本発明は、複数の記録信号方式の映像信号を
記録再生する装置に関するものであるが、図1では説明
を簡単にするため、2種類の記録信号方式(たとえば搬
送色信号低域変換記録方式およびコンポーネント映像信
号記録方式の2種類)。入力端子1には、コンポジット
信号(たとえば、NTSC信号)が入力され、入力端子
2,3,4には、3種のコンポーネント信号(たとえば
R,G,B信号)が入力されるとする。入力端子1に入
力された信号は第1の映像信号記録系5に供給され、た
とえば、VHS方式やβ方式で用いられている搬送色信
号低域変換方式の信号に変換され、第1のスイッチ回路
7に供給される。一方、入力端子2,3,4に入力され
たコンポーネント信号は、第2の映像信号記録系6に入
力されβCAM方式やM方式、あるいはMII方式などで
用いられている2チャネルコンポーネント方式の信号に
変換され、第1のスイッチ回路7に供給される。第1の
スイッチ回路7は手動スイッチ8の出力信号により制御
され、第1の映像信号記録系5あるいは第2の映像信号
記録系6のいずれかの出力信号を選択し、テープヘッド
系9に供給する。テープヘッド系9は、たとえば、βC
AM方式やM,MII方式などで用いられている2ch記
録の可能なテープヘッド系としておき、第1の映像信号
記録系5が選択された場合には、その内、1チャネルを
用い、第2の映像信号記録系6が選択された場合には、
2チャネルを用いるものとする。再生時に、第1の映像
信号記録系5が選択されたのか、第2の映像信号記録系
6が選択されたのかを識別することができるように、こ
こでは、同期信号部分のFM周波数を第1の映像信号記
録系5と第2の映像信号記録系6とでは異ならせしめて
おく。たとえば、第1の映像信号記録系5の場合は、
3.4MHzとし、第2の映像信号記録系6の場合には
4.4MHzとしておく。なお、再生時に、識別が可能
なようにする手段としては、上述した方法以外に、第2
の映像信号記録系6のみ水平帰線期間内に、バースト信
号を挿入する方法もある。又、映像信号に妨害とならな
い周波数帯にパイロット信号を挿入する、あるいは、同
期信号の時間幅,レベル,極性などを変える。又は、被
周波数変調信号の極性を変える。など種々の方法を用い
ることが可能である。このようにして、テープヘッド系
9で記録再生された信号は、第2のスイッチ回路10に
より、第1の映像信号再生系11あるいは第2の映像信
号再生系12に供給される。第2のスイッチ回路10は
後述する識別回路13の出力信号により制御される。た
とえば、ここで、第1の映像信号再生系11が選択され
たとすると、テープヘッド系9でもって再生された低域
変換搬送色信号は元のコンポジット信号に復調されて、
出力端子14に供給される。一方、同期信号部のFM周
波数(この場合3.4MHz)に相当するDC電圧A
が、識別回路13に供給される。このDC電圧Aは、た
とえばFM復調された同期信号部をレベル分離回路(図
示せず)で分離し、ホールド回路(図示せず)で映像信
号期間ホールドすることにより得られる。識別回路13
はコンパレータ(図示せず)で構成され、DC電圧Aは
内部基準電圧と比較される。これにより、現在得られて
いる再生信号は、第1の映像信号記録系5により記録さ
れた信号であることを識別し、第2のスイッチ回路10
を制御する。現在得られている再生信号が、第2の映像
信号記録系6により記録された場合も同様にして、識別
回路が識別し、第2のスイッチ回路10を制御する。こ
れにより、テープヘッド系9でもって再生された2チャ
ネルコンポーネント方式の信号は第2の映像信号再生系
12でもって、元の3種のコンポーネント信号に復調さ
れ、出力端子15,16,17に各々供給される。
【0007】次に、テープヘッド系9について述べる。
テープヘッド系9は、図2に示すような回転ヘッドシリ
ンダ18および図3に示すような磁気テープ19とから
構成されている。回転ヘッドシリンダ18は矢印20の
方向へ、モータ(図示せず)でもって高速回転させられ
る。回転ヘッドシリンダ18には、ビデオヘッド21,
22,23,24が取りつけられており、これらのビデ
オヘッド21,22,23,24が前記磁気テープ19
を走査することにより、図3に示すようなビデオトラッ
ク25,26,27,28を形成し、記録再生する。磁
気テープ19は矢印33の方向に走行させられる。な
お、ビデオヘッド21はビデオトラック25に対応し、
ビデオヘッド22は、ビデオトラック26に対応し、ビ
デオヘッド23はビデオトラック27に対応し、ビデオ
ヘッド24はビデオトラック28に対応する。又、ビデ
オヘッド21およびビデオヘッド23でもって第1のチ
ャネルを構成し、ビデオヘッド22およびビデオヘッド
24でもって第2のチャネルを構成する。第1の映像信
号記録系5が選択された時には、前記第1のチャネルを
使用し、第2の映像信号記録系6が選択された場合に
は、第1のチャネルおよび第2のチャネルを使用する。
又、ビデオヘッド21とビデオヘッド23は同一の回転
平面上にほぼ180゜離れた位置に取りつけられてお
り、各々のビデオヘッドのアジマス角をたとえば+6
゜,−6゜に設定する。ビデオヘッド22とビデオヘッ
ド24の回転平面は、ビデオヘッド21の回転平面より
上あるいは下方向に、図3に示すビデオピッチを単位と
して、1/2ビデオピッチ離れた平面とする。回転平面
上の距離としてはビデオヘッド22はビデオヘッド21
に対し、数百μmから数mm離れた所に取り付けられて
いる。ビデオヘッド24も同様である。磁気テープ19
上のビデオトラックとしては図3に示すように、いわゆ
るHアライメントが成立することが望ましい。なお磁気
テープ19上の斜線29,30,31,32は2チャネ
ル記録され場合の各々のビデオトラックに記録された水
平同期信号の位置を示しており、斜線のもつ角度は、各
々のビデオヘッドのアジマス角を模式図的に示してい
る。なお、ビデオヘッド22,24のアジマス角は共に
0゜であるとする。又、ビデオヘッド22,24のアジ
マス角が+18゜,−18゜の場合には、図4に示すよ
うなトラックパターンが得られる。又、ビデオヘッド2
2,24のアジマス角が−18゜,+18゜の場合に
は、図5に示すようなトラックパターンが得られる。
又、各々のビデオヘッド21,22,23,24のヘッ
ド幅は、図3に示すビデオピッチの1/2より広くても
狭くてもさしつかえない。広い場合には、2チャネル記
録の場合、重ね書きができるという利点がある。
【0008】又、図6に示すように、回転ヘッドシリン
ダ36上に、第1の映像信号記録系5の専用のビデオヘ
ッド34,35を設け、第2の映像信号記録系6の専用
のビデオヘッド21,22,23,24を設けてもよ
い。
【0009】なお、上述した説明は、搬送色信号低域変
換方式および、2チャネルコンポーネント方式の2種に
ついて述べたが、たとえば、搬送色信号低域変換方式お
よびディジタル記録方式などの組合せも可能である。
【0010】
【発明の効果】単一の回転シリンダ装置上に、複数組の
ビデオヘッドを取りつけ、これに対応した複数組の映像
信号処理系を組み合せることにより、容易に、1台のデ
ッキでもって複数組のフォーマットを記録再生すること
ができるためその工業的価値は大きい。また、再生の
際、あらかじめ記録された識別信号を識別することによ
りビデオテープに記録された信号処理方式によらず容易
に適切な映像信号処理系を選択することができ、取扱い
を簡易化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における要部構成を示すブロ
ック図
【図2】図1におけるテープヘッド系7を構成する要件
の一つである回転ヘッドシリンダを示す構成図
【図3】図1におけるテープヘッド系7を構成する要件
の一つである磁気テープのトラックパターン図
【図4】磁気テープ19の別のトラックパターン図
【図5】磁気テープ19のさらに別のトラックパターン
【図6】テープヘッド系7を構成する要件の一つである
回転ヘッドシリンダの別の構成を示す構成図
【符号の説明】
5 第1の映像信号記録系 6 第2の映像信号記録系 7 第1のスイッチ回路 8 手動スイッチ 9 テープヘッド系 10 第2のスイッチ回路 11 第1の映像信号再生系 12 第2の映像信号再生系 13 識別回路 18 回転ヘッドシリンダ 19 磁気テープ 21,22,23,24 ビデオヘッド 25,26,27,28 ビデオトラック 34,35 ビデオヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三木 弼一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 長岡 良富 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−191588(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数組のビデオヘッドを有する、単一の回
    転シリンダ装置でもってアナログ記録方式及びディジタ
    ル記録方式を含む複数の記録信号方式の映像信号をスイ
    ッチ回路で切り換えて記録再生する装置であって、記録
    時には手動により上記スイッチ回路を切り換えることに
    より、複数組のビデオヘッドとアナログ記録方式及びデ
    ィジタル記録方式を含む複数組の映像信号処理系の内、
    特定のビデオヘッドと特定の映像信号処理系とを選択し
    て映像信号を記録すると共に、特定の識別信号を記録
    し、再生時には、上記識別信号を再生することにより得
    た識別信号でもって、上記スイッチ回路を制御し、特定
    のビデオヘッドと特定の映像信号処理系とを選択して記
    録された映像信号を再生することを特徴とする映像信号
    記録再生装置。
JP7073369A 1995-03-30 1995-03-30 映像信号記録再生装置 Expired - Lifetime JP2630300B2 (ja)

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