JPS645792B2 - - Google Patents
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- JPS645792B2 JPS645792B2 JP55174021A JP17402180A JPS645792B2 JP S645792 B2 JPS645792 B2 JP S645792B2 JP 55174021 A JP55174021 A JP 55174021A JP 17402180 A JP17402180 A JP 17402180A JP S645792 B2 JPS645792 B2 JP S645792B2
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- Japan
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- main
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims 1
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 claims 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/008—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、回転ヘツド型アジマス記録方式ビデ
オテープレコーダのごとき特殊（変速）再生可能
な磁気記録再生方法に関するものである。
オテープレコーダのごとき特殊（変速）再生可能
な磁気記録再生方法に関するものである。
近年、ビデオテープレコーダ（VTR）などの
磁気テープを用いた映像信号磁気記録再生装置ま
たは映像信号磁気再生装置において、再生時に、
記録時とは異なる速度で再生する特殊（変速）再
生機能に対する要望が高まつてきている。スチル
再生あるいはスロー再生については、再生ヘツド
出力の低下する部分が垂直帰線期間になるように
磁気テープの走行を制御する方式が提案され、ノ
イズバーがほとんど再生画面上に現われないスチ
ルあるいはスロー再生が実用化されている。しか
し、特殊（変速）再生機能の一つである高速再生
あるいは逆転高速再生をノイズバーなしで実現す
る方法は未だ提案されていない。
磁気テープを用いた映像信号磁気記録再生装置ま
たは映像信号磁気再生装置において、再生時に、
記録時とは異なる速度で再生する特殊（変速）再
生機能に対する要望が高まつてきている。スチル
再生あるいはスロー再生については、再生ヘツド
出力の低下する部分が垂直帰線期間になるように
磁気テープの走行を制御する方式が提案され、ノ
イズバーがほとんど再生画面上に現われないスチ
ルあるいはスロー再生が実用化されている。しか
し、特殊（変速）再生機能の一つである高速再生
あるいは逆転高速再生をノイズバーなしで実現す
る方法は未だ提案されていない。
本発明は、補助回転ヘツドを用い、そのアジマ
ス角および回転平面を選択することにより高速再
生中あるいは逆転高速再生中に生じる主回転ヘツ
ドの再生出力信号の低下を補ない、ノイズバーの
ない高速再生あるいは逆転高速再生を可能にした
ものである。加えて本発明は、スロー再生および
スチル再生中に生じる主回転ヘツドの再生出力低
下についても補なうことができる。さらに本発明
は、主回転ヘツドと補助回転ヘツドの切り換えタ
イミングを、主回転ヘツドの回転角から得るた
め、安定なヘツド切り換えタイミングを得ること
ができる。
ス角および回転平面を選択することにより高速再
生中あるいは逆転高速再生中に生じる主回転ヘツ
ドの再生出力信号の低下を補ない、ノイズバーの
ない高速再生あるいは逆転高速再生を可能にした
ものである。加えて本発明は、スロー再生および
スチル再生中に生じる主回転ヘツドの再生出力低
下についても補なうことができる。さらに本発明
は、主回転ヘツドと補助回転ヘツドの切り換えタ
イミングを、主回転ヘツドの回転角から得るた
め、安定なヘツド切り換えタイミングを得ること
ができる。
以下、本発明を図示の実施例に基いて説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例の要部構成図であ
り、第２図はアジマス記録された磁気テープのト
ラツクパターンを示している。第１図において、
Ｍ１は＋6゜のアジマス角を有する主回転ヘツドで
あり、Ｓ１は−6゜のアジマス角を有する補助回転
ヘツドである。Ｍ２は−6゜のアジマス角を有する
別の主回転ヘツドであり、Ｓ２は＋6゜のアジマス
角を有する別の補助回転ヘツドである。主回転ヘ
ツドＭ１とＭ２とは互いに180゜離れて配設されて
いる。補助回転ヘツドＳ１とＳ２も互いに180゜離
れて配設されている。これらの主回転ヘツドと補
助回転ヘツドは、たとえば、映像信号の２水平同
期信号期間に相当する距離だけ離れて第１図に示
すように、回転デイスク３の同一回転平面上に取
り付けられている。回転デイスク３は回転軸４を
介して、モータ５により、矢印９の方向に約
1800r.p.mの回転数で回転させられる。磁気テー
プ６は、ガイドポスト７および８に案内され、上
記回転デイスク３の周囲を180゜以上にわたつて巻
き付けられ、矢印１０の方向にピンチローラ１１
およびキヤプスタン１２でもつて走行させられ
る。上記磁気テープ６の模式的なトラツクパター
ンを第２図に示す。第２図において、トラツク９
９，１０１，１０３，１０５，１０７および１０
９は＋6゜のアジマス角を有する回転ヘツドで記録
され、トラツク１００，１０２，１０４，１０
６，１０８および１１０は−6゜のアジマス角を有
する回転ヘツドで記録されたトラツクである。第
２図の各々のトラツクにおける斜線は水平同期信
号記録位置を示し、その傾斜角はアジマス角を示
している。（磁気テープ６の幅方向中央部におい
ては斜線の記入を略してある。）なお、第２図は、
磁気テープ６が１倍速（記録時のテープ速度と同
じ）で走行しいいる時のトラツクパターンを示し
ている。それ故、１倍速再生時、主回転ヘツドＭ
１がフイールド開始点においてトラツク１０１の
始点を走査したとすると、そのフイールド終端に
おいてはトラツク１０１の終点を走査する。高速
再生時の一例として、Ｐ倍速再生時（ここでＰ＝
９とする）、主回転ヘツドＭ１がフイールド開始
点において、トラツク１０１の始点を走査したと
すると、そのフイールド終端においてはトラツク
１０９の終点を走査する。補助ヘツドＳ１は上記
主回転ヘツドＭ１と同一回転平面を有し、主回転
ヘツドＭ１に近接して（本実施例においては、映
像信号の２水平同期信号期間相当の距離だけ離れ
て）取り付けられているので、主回転ヘツドＭ１
とほぼ同一の走査を行なう。このような９倍速再
生時において、主回転ヘツドＭ１は＋6゜のアジマ
ス角を有するため、第３図Ａに示すようなヘツド
出力信号を得る。また補助ヘツドＳ１は−6゜のア
ジマス角を有するため、第３図Ｂに示すようなヘ
ツド出力信号を得る。通常、これらのヘツド出力
信号は搬送波周波数が約3.9MHzであるFM変調さ
れた輝度信号と色副搬送波周波数が約629KHzに
低域変換された搬送色信号とから成り立つてい
る。なお、第３図において、t1はフイールド開始
時刻を示しており、t2はフイールド終端時刻を示
している。
り、第２図はアジマス記録された磁気テープのト
ラツクパターンを示している。第１図において、
Ｍ１は＋6゜のアジマス角を有する主回転ヘツドで
あり、Ｓ１は−6゜のアジマス角を有する補助回転
ヘツドである。Ｍ２は−6゜のアジマス角を有する
別の主回転ヘツドであり、Ｓ２は＋6゜のアジマス
角を有する別の補助回転ヘツドである。主回転ヘ
ツドＭ１とＭ２とは互いに180゜離れて配設されて
いる。補助回転ヘツドＳ１とＳ２も互いに180゜離
れて配設されている。これらの主回転ヘツドと補
助回転ヘツドは、たとえば、映像信号の２水平同
期信号期間に相当する距離だけ離れて第１図に示
すように、回転デイスク３の同一回転平面上に取
り付けられている。回転デイスク３は回転軸４を
介して、モータ５により、矢印９の方向に約
1800r.p.mの回転数で回転させられる。磁気テー
プ６は、ガイドポスト７および８に案内され、上
記回転デイスク３の周囲を180゜以上にわたつて巻
き付けられ、矢印１０の方向にピンチローラ１１
およびキヤプスタン１２でもつて走行させられ
る。上記磁気テープ６の模式的なトラツクパター
ンを第２図に示す。第２図において、トラツク９
９，１０１，１０３，１０５，１０７および１０
９は＋6゜のアジマス角を有する回転ヘツドで記録
され、トラツク１００，１０２，１０４，１０
６，１０８および１１０は−6゜のアジマス角を有
する回転ヘツドで記録されたトラツクである。第
２図の各々のトラツクにおける斜線は水平同期信
号記録位置を示し、その傾斜角はアジマス角を示
している。（磁気テープ６の幅方向中央部におい
ては斜線の記入を略してある。）なお、第２図は、
磁気テープ６が１倍速（記録時のテープ速度と同
じ）で走行しいいる時のトラツクパターンを示し
ている。それ故、１倍速再生時、主回転ヘツドＭ
１がフイールド開始点においてトラツク１０１の
始点を走査したとすると、そのフイールド終端に
おいてはトラツク１０１の終点を走査する。高速
再生時の一例として、Ｐ倍速再生時（ここでＰ＝
９とする）、主回転ヘツドＭ１がフイールド開始
点において、トラツク１０１の始点を走査したと
すると、そのフイールド終端においてはトラツク
１０９の終点を走査する。補助ヘツドＳ１は上記
主回転ヘツドＭ１と同一回転平面を有し、主回転
ヘツドＭ１に近接して（本実施例においては、映
像信号の２水平同期信号期間相当の距離だけ離れ
て）取り付けられているので、主回転ヘツドＭ１
とほぼ同一の走査を行なう。このような９倍速再
生時において、主回転ヘツドＭ１は＋6゜のアジマ
ス角を有するため、第３図Ａに示すようなヘツド
出力信号を得る。また補助ヘツドＳ１は−6゜のア
ジマス角を有するため、第３図Ｂに示すようなヘ
ツド出力信号を得る。通常、これらのヘツド出力
信号は搬送波周波数が約3.9MHzであるFM変調さ
れた輝度信号と色副搬送波周波数が約629KHzに
低域変換された搬送色信号とから成り立つてい
る。なお、第３図において、t1はフイールド開始
時刻を示しており、t2はフイールド終端時刻を示
している。
第３図Ａに示すような、高速再生時において、
フイールド内に数本のノイズバー（ヘツド出力信
号が零の部分）の生じる点が従来例の欠点であ
る。本発明は、このような主回転ヘツドＭ１の再
生ヘツド出力の低下部分を、第３図Ｂに示すよう
な補助ヘツドＳ１の再生ヘツド出力信号でもつ
て、第３図Ｃになるように補なうことにより、ノ
イズバーのない高速再生画面を得ることを可能に
したものである。
フイールド内に数本のノイズバー（ヘツド出力信
号が零の部分）の生じる点が従来例の欠点であ
る。本発明は、このような主回転ヘツドＭ１の再
生ヘツド出力の低下部分を、第３図Ｂに示すよう
な補助ヘツドＳ１の再生ヘツド出力信号でもつ
て、第３図Ｃになるように補なうことにより、ノ
イズバーのない高速再生画面を得ることを可能に
したものである。
次に、上述した再生ヘツド出力の低下部分を補
い、ノイズバーのない高速再生画面を得ることの
できる回路構成の一実施例について第４図を参照
して説明する。なお、第４図において、第１図で
説明したものと同一の構成要素については同一の
符号を付している。主回転ヘツドＭ１の出力信号
は、前置増幅器１７で増幅されて、スイツチ回路
２１に供給される。補助回転ヘツドＳ１の出力信
号も前置増幅器１８で増幅されて、スイツチ回路
２１に供給される。スイツチ回路２１の出力信号
はスイツチ回路２３に供給される。
い、ノイズバーのない高速再生画面を得ることの
できる回路構成の一実施例について第４図を参照
して説明する。なお、第４図において、第１図で
説明したものと同一の構成要素については同一の
符号を付している。主回転ヘツドＭ１の出力信号
は、前置増幅器１７で増幅されて、スイツチ回路
２１に供給される。補助回転ヘツドＳ１の出力信
号も前置増幅器１８で増幅されて、スイツチ回路
２１に供給される。スイツチ回路２１の出力信号
はスイツチ回路２３に供給される。
一方、主回転ヘツドＭ２の出力信号は前置増幅
器１９で増幅されて、スイツチ回路２２に供給さ
れる。補助ヘツドＳ２の出力信号も前置増幅器２
０で増幅されて、スイツチ回路２２に供給され
る。スイツチ回路２２の出力信号はスイツチ回路
２３に供給される。スイツチ回路２３の出力信号
は映像信号復調回路２４を経て、出力端子２５に
出力される。また、第１図に示す回転デイスク３
には該回転デイスク３の回転位相を示すマグネツ
ト１３が取りつけられている。そして、固定部に
は、上記マグネツト１３の回転位相を検出する検
出ヘツド１４が取りつけられている。
器１９で増幅されて、スイツチ回路２２に供給さ
れる。補助ヘツドＳ２の出力信号も前置増幅器２
０で増幅されて、スイツチ回路２２に供給され
る。スイツチ回路２２の出力信号はスイツチ回路
２３に供給される。スイツチ回路２３の出力信号
は映像信号復調回路２４を経て、出力端子２５に
出力される。また、第１図に示す回転デイスク３
には該回転デイスク３の回転位相を示すマグネツ
ト１３が取りつけられている。そして、固定部に
は、上記マグネツト１３の回転位相を検出する検
出ヘツド１４が取りつけられている。
一方、上記回転デイスク３の回転角を示すとこ
ろの着磁された歯車１５が回転軸４に取りつけら
れている。そして、固定部には、上記歯車１５の
回転角を検出する検出ヘツド１６が取りつけられ
ている。上記歯車１５の歯数は256歯とする。
ろの着磁された歯車１５が回転軸４に取りつけら
れている。そして、固定部には、上記歯車１５の
回転角を検出する検出ヘツド１６が取りつけられ
ている。上記歯車１５の歯数は256歯とする。
次に本実施例の動作について説明する。
前述したように、Ｐ倍速再生時（ここで前述し
たようにＰ＝９とする）の主回転ヘツドＭ１と補
助ヘツドＳ１の１フイールド区間の再生信号を第
３図Ａ，Ｂに示す。
たようにＰ＝９とする）の主回転ヘツドＭ１と補
助ヘツドＳ１の１フイールド区間の再生信号を第
３図Ａ，Ｂに示す。
回転デイスク３の回転位相は、マグネツト１３
の接近を検出ヘツド１４で検出することで検出さ
れる。この検出信号をシユミツト・トリガ回路で
構成される波形整形回路２７に供給する。その出
力端には、第３図Ｄに示すようなパルス信号ｒが
得られる。このパルス信号ｒは５ビツトカウンタ
２８のリセツト端子Ｒと遅延回路２９に供給され
る。
の接近を検出ヘツド１４で検出することで検出さ
れる。この検出信号をシユミツト・トリガ回路で
構成される波形整形回路２７に供給する。その出
力端には、第３図Ｄに示すようなパルス信号ｒが
得られる。このパルス信号ｒは５ビツトカウンタ
２８のリセツト端子Ｒと遅延回路２９に供給され
る。
一方、上記５ビツトカウンタ２８のクロツク端
子CPには検出ヘツド１６の出力信号が供給され
ている。この検出ヘツド１６の出力信号は、回転
デイスク３に取りつけられた主回転ヘツドM1が
一周する毎に第３図Ｅに示すように方形パルスを
Ｌ個（ここでＬ＝256）発生する波形となる。す
なわち、５ビツトカウンタ２８の最上位ビツト＝
Q5のレベルは検出ヘツド１６の出力パルス〔第
３図Ｅ参照〕をＬ／２×（Ｐ−１）パルス（ここで、 Ｌ＝256、Ｐ＝９であるから16パルス）計数する
毎に反転する。さらに、パルス信号ｒでリセツト
されるため、Q5端子の出力信号は第３図Ｆに示
すような波形となる。第３図Ｆの波形がＬレベル
の時は、主回転ヘツドＭ１の出力レベルが補助ヘ
ツドＳ１の出力レベルより高い区間を示してい
る。同様に、第３図Ｆの波形がＨレベルの時は、
補助ヘツドＳ１の出力レベルが、補助ヘツドＭ１
の出力レベルより高い区間を示している。これ
は、９倍速再生時における各々の回転ヘツドの出
力エンベロープの変化があらかじめ予測されるた
め、回転デイスク３の半回転を第３図Ｆに示すよ
うに分割したことによる。９倍速再生時以外で
も、m/n倍速（但し、ｍは零を含む任意の整数、
ｎは正の整数）であれば、各々の回転ヘツドの出
力エンベロープの変化は、あらかじめ予測される
ため、回転デイスク３の回転を、９倍速時と同様
な手法で分割すればよい。Q5の出力信号はスイ
ツチ回路２１，２２の可動片を次に示すように制
御する。すなわち、第３図Ｆの波形がＬレベルの
時は、スイツチ回路２１，２２の可動片はＸ側に
接続され、Ｈレベルの時はＹ側に接続される。こ
れにより、スイツチ回路２１の出力端には、第３
図Ｃに示すような再生出力信号のレベルが極端に
低下する部分のない信号が得られる。次のフイー
ルドにおいては、主回転ヘツドＭ２と補助ヘツド
Ｓ２の出力信号が同様な処理を受け、スイツチ回
路２３のＸ端子に供給される。スイツチ回路２３
は、通常の２ヘツドヘリカルスキヤン型VTRで
用いられているヘツド切換用スイツチ回路と同一
の動作をするものであり、フイールド毎に、再生
ヘツド出力を切り換え、１チヤンネルの時間的に
連続した信号に変換して、映像信号復調回路２４
に供給する。この映像信号復調回路２４は周知の
ものを使用し得、ヘツド再生出力を映像信号に変
換して、出力端子２５に供給する。なお、スイツ
チ回路２３を制御するところの第３図Ｇに示す信
号は、通常のモノマルチバイブレータ回路２段で
構成される遅延回路２９より得られる。
子CPには検出ヘツド１６の出力信号が供給され
ている。この検出ヘツド１６の出力信号は、回転
デイスク３に取りつけられた主回転ヘツドM1が
一周する毎に第３図Ｅに示すように方形パルスを
Ｌ個（ここでＬ＝256）発生する波形となる。す
なわち、５ビツトカウンタ２８の最上位ビツト＝
Q5のレベルは検出ヘツド１６の出力パルス〔第
３図Ｅ参照〕をＬ／２×（Ｐ−１）パルス（ここで、 Ｌ＝256、Ｐ＝９であるから16パルス）計数する
毎に反転する。さらに、パルス信号ｒでリセツト
されるため、Q5端子の出力信号は第３図Ｆに示
すような波形となる。第３図Ｆの波形がＬレベル
の時は、主回転ヘツドＭ１の出力レベルが補助ヘ
ツドＳ１の出力レベルより高い区間を示してい
る。同様に、第３図Ｆの波形がＨレベルの時は、
補助ヘツドＳ１の出力レベルが、補助ヘツドＭ１
の出力レベルより高い区間を示している。これ
は、９倍速再生時における各々の回転ヘツドの出
力エンベロープの変化があらかじめ予測されるた
め、回転デイスク３の半回転を第３図Ｆに示すよ
うに分割したことによる。９倍速再生時以外で
も、m/n倍速（但し、ｍは零を含む任意の整数、
ｎは正の整数）であれば、各々の回転ヘツドの出
力エンベロープの変化は、あらかじめ予測される
ため、回転デイスク３の回転を、９倍速時と同様
な手法で分割すればよい。Q5の出力信号はスイ
ツチ回路２１，２２の可動片を次に示すように制
御する。すなわち、第３図Ｆの波形がＬレベルの
時は、スイツチ回路２１，２２の可動片はＸ側に
接続され、Ｈレベルの時はＹ側に接続される。こ
れにより、スイツチ回路２１の出力端には、第３
図Ｃに示すような再生出力信号のレベルが極端に
低下する部分のない信号が得られる。次のフイー
ルドにおいては、主回転ヘツドＭ２と補助ヘツド
Ｓ２の出力信号が同様な処理を受け、スイツチ回
路２３のＸ端子に供給される。スイツチ回路２３
は、通常の２ヘツドヘリカルスキヤン型VTRで
用いられているヘツド切換用スイツチ回路と同一
の動作をするものであり、フイールド毎に、再生
ヘツド出力を切り換え、１チヤンネルの時間的に
連続した信号に変換して、映像信号復調回路２４
に供給する。この映像信号復調回路２４は周知の
ものを使用し得、ヘツド再生出力を映像信号に変
換して、出力端子２５に供給する。なお、スイツ
チ回路２３を制御するところの第３図Ｇに示す信
号は、通常のモノマルチバイブレータ回路２段で
構成される遅延回路２９より得られる。
本発明は上述したように補助回転ヘツドを用い
るため、、高速再生時において、第３図Ｃに示す
ように再生出力信号レベルが極端に低下する部分
のない信号が得られる。これにより、ノイズバー
のない高速再生画像が得られる。またm/n倍速時
も同様にノイズバーのない再生画像が得られる。
さらに主回転ヘツドと補助回転ヘツドの切り換え
タイミングを、回転デイスクの回転角から得てい
るため、安定な切り換えタイミングが得られると
いう特長も有する。
るため、、高速再生時において、第３図Ｃに示す
ように再生出力信号レベルが極端に低下する部分
のない信号が得られる。これにより、ノイズバー
のない高速再生画像が得られる。またm/n倍速時
も同様にノイズバーのない再生画像が得られる。
さらに主回転ヘツドと補助回転ヘツドの切り換え
タイミングを、回転デイスクの回転角から得てい
るため、安定な切り換えタイミングが得られると
いう特長も有する。
第１図は本発明の一実施例の要部構成図、第２
図は磁気テープの記録パターンの一例を示した
図、第３図Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ，Ｆ，Ｇは第１図
および第４図における各部の信号波形図、第４図
は本発明の一実施例の要部回路構成図である。 Ｍ１……主回転ヘツド、Ｓ１……補助回転ヘツ
ド、Ｍ２……主回転ヘツド、Ｓ２……補助回転ヘ
ツド、１３……マグネツト、１４……検出用ヘツ
ド、１５……歯車、１６……検出用ヘツド、２
１，２２，２３……スイツチ回路。
図は磁気テープの記録パターンの一例を示した
図、第３図Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ，Ｆ，Ｇは第１図
および第４図における各部の信号波形図、第４図
は本発明の一実施例の要部回路構成図である。 Ｍ１……主回転ヘツド、Ｓ１……補助回転ヘツ
ド、Ｍ２……主回転ヘツド、Ｓ２……補助回転ヘ
ツド、１３……マグネツト、１４……検出用ヘツ
ド、１５……歯車、１６……検出用ヘツド、２
１，２２，２３……スイツチ回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ アジマス角が互いに異なる２個の主回転ヘツ
ドを有し、記録時の磁気テープ走行速度よりＰ倍
速い走行速度（Ｐ２の正整数）でもつて再生す
る磁気記録再生装置において、前記主回転ヘツド
の再生信号レベルが低下する区間を、補うことが
できるように設定された２個の補助回転ヘツド
と、前記主回転ヘツドが一周する毎に所定の回転
角において１パルスを発生する第１のパルス発生
手段と、前記主回転ヘツドが一周する毎にＬ個
（Ｌ＞１の正整数）のパルスを発生する第２のパ
ルス発生手段と、前記第１のパルス発生手段の出
力パルスをリセツトパルスとし、前記第２のパル
ス発生手段の出力パルスをＬ／２×（Ｐ−１）個カウ ントすることにより、前記主回転ヘツドの出力信
号と前記補助回転ヘツドの出力信号を切り換える
切り換え信号を発生するカウンタと、前記切り換
え信号でもつて、前記主回転ヘツドの出力信号と
補助回転ヘツドの出力信号とを切り換えるスイツ
チ回路とを具備し、前記主回転ヘツドの出力信号
が低下する部分を補助回転ヘツドの出力信号で切
り換えて補うことを特徴とする磁気記録再生方
法。 ２ 特許請求の範囲第１項の記載において、前記
補助回転ヘツドを、前記主回転ヘツドと同一回転
平面もしくは前記主回転ヘツドの回転平面に対し
トラツクピツチの偶数倍だけ離れた回転平面上に
おいて、前記主回転ヘツドに近接して取り付け、
かつ、前記補助回転ヘツドのアジマス角をほぼ
180゜離れた別の主回転ヘツドと同一のアジマス角
とすることを特徴とする磁気記録再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55174021A JPS5797282A (en) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | Magnetic recording and reproducing device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55174021A JPS5797282A (en) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | Magnetic recording and reproducing device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5797282A JPS5797282A (en) | 1982-06-16 |
| JPS645792B2 true JPS645792B2 (ja) | 1989-01-31 |
Family
ID=15971248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55174021A Granted JPS5797282A (en) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | Magnetic recording and reproducing device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5797282A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5936487A (ja) * | 1982-08-24 | 1984-02-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気再生装置 |
| JPS6069975A (ja) * | 1983-09-26 | 1985-04-20 | Victor Co Of Japan Ltd | 変速再生時における回転ヘツドの再生信号切換回路 |
| JPS6387087A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-18 | Nec Home Electronics Ltd | 磁気記録再生装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50153914U (ja) * | 1974-06-06 | 1975-12-20 | ||
| JPS5582574A (en) * | 1978-12-15 | 1980-06-21 | Sanyo Electric Co Ltd | Slow motion and still picture reproduction circuit |
-
1980
- 1980-12-09 JP JP55174021A patent/JPS5797282A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5797282A (en) | 1982-06-16 |
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