JPS6412007B2 - - Google Patents

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JPS6412007B2
JPS6412007B2 JP54159551A JP15955179A JPS6412007B2 JP S6412007 B2 JPS6412007 B2 JP S6412007B2 JP 54159551 A JP54159551 A JP 54159551A JP 15955179 A JP15955179 A JP 15955179A JP S6412007 B2 JPS6412007 B2 JP S6412007B2
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JP
Japan
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video
signal
track
head
video head
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JP54159551A
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English (en)
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JPS5683835A (en
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Takenobu Isaka
Masaaki Kobayashi
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to US06/211,713 priority patent/US4389686A/en
Priority to EP80304413A priority patent/EP0030469B1/en
Priority to DE8080304413T priority patent/DE3067787D1/de
Publication of JPS5683835A publication Critical patent/JPS5683835A/ja
Publication of JPS6412007B2 publication Critical patent/JPS6412007B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
    • G11B5/588Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダにおいて、ス
チル再生時に生じた磁気ヘツドのトラツク跳びに
よる画質劣化防止機能を有するトラツキング装置
に関するものである。
従来の技術 近年、ビデオテープレコーダにおいて、高画質
なスチル再生画像を得るという目的で、オートト
ラツキング装置に関する検討がなされている。た
とえば、特開昭49−9919号公報には電歪素子を用
いて、ビデオヘツドの位置を通常の走行に加え
て、そのビデオトラツクに対してほぼ直角の方向
に移動させることにより、スチル再生において、
記録されたトラツクを走査することが提案されて
いる。又、テレビジヨン学合誌1978年vol.32No.
10p.833〜p.842には、シングルヘツドタイプの1
例である1インチCフオーマツトのビデオテープ
レコーダに自動トラツキング装置を適用した例が
示されている。
発明が解決しようとする課題 テレビジヨン学会誌1978Vol.32No.10p.833〜
p.842(特にp.839〜p.842)には、シングルヘツド
VTRにおけるスチル再生時の自動トラツキング
装置についての説明がなされている。このような
自動トラツキング装置は、通常、映像信号再生用
ビデオヘツドを電気―機械変換素子に取り付け、
上記電気―機械変換素子に、スチル時に所定のの
こぎり波信号とDITHER信号とを印加し、上記
DITHER信号と上記ビデオヘツドの再生エンベ
ロープとから、記録トラツクに対する前記ビデオ
ヘツドの位置を知り、スチル再生時においてオン
トラツクになるように制御ループを構成してい
る。
このような方式のトラツキング装置において、
複数個のビデオヘツドを用いうる場合、(たとえ
ば、VHS方式やβ方式のように2ヘツドを用い
る場合)、個々のビデオヘツドは、その再生エン
ベロープを基に前記の制御がなされるため、2フ
イールド程度の大きなトラツク跳びが生じた場合
希望トラツクを走査しているのか、2フイールド
前あるいは後のトラツクを走査しているのか判別
できず、トラツク跳びを検出できず、それを修正
できないため画質劣化が生ずるという問題があつ
た。
課題を解決するための手段 本発明は、上述した問題点を解決し、所定単位
長の映像信号が磁気テープの長手方向に対して所
定の傾きを持つビデオトラツクとして磁気テープ
上に記録するための異なるアジマス角度の2個1
組のビデオヘツドを有し、前記異なるアジマス角
度のビデオヘツドにより記録された磁気テープか
ら前記映像信号をスチル再生するのに、少なくと
も同一アジマス角度の2個1組の他のビデオヘツ
ドの機械的位置を電気―機械変換素子にて前記ビ
デオトラツクに対してほぼ直角の方向に移動させ
るようにした映像信号再生装置もしくは映像信号
記録再生装置におけるトラツキング装置であつ
て、前記同一アジマス角度のビデオヘツドにて再
生される再生映像信号から、それに含まれる垂直
同期信号の周期を計測する同期信号周期計測手段
を具備し、前記同期信号周期計測手段により前記
ビデオヘツドの機械的位置を制御するように構成
したものである。
作 用 本発明は上述した構成により、ビデオテープレ
コーダのスチル再生時において、いわゆる「トラ
ツク跳び」によるスチル再生画質の低下が生じな
いトラツキング装置を提供するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について、従来例と比
較しつつ図面を参照して説明する。
第1図はテレビジヨン学会誌1978年Vol.32No.
10p.833〜p.842に示唆されているがごとく
DITHER信号を用いたオート・トラツキング装
置の従来例の要部構成図であり、第2図は本発明
に係るオート・トラツキング装置の一例の要部構
成図である。なお、第1図と第2図で同一の構成
要素については同一の符号を付した。第1図にお
いて、1,2は同一角度(たとえば6゜)のアジマ
ス角を有したビデオヘツドであり、これらは例え
ば貼合せ型圧電素子のごとき電気―機械変換素子
18,19の自由端である先端に取付けられてい
る。前記電気―機械変換素子18,19の他端は
回転デイスク4に取付けられている。3はビデオ
ヘツド1および2の回転位相検出用のマグネツト
であり、これも回転デイスク4に取付けられてい
る。マグネツト3に対応して固定部側に回転位相
検出器6が設置されている。回転デイスク4は回
転軸6を介して直流モータ(図示せず)により回
転駆動され、約30Hz周期で高速回転する。回転デ
イスク4の位相制御については周知であるので、
ここでの説明は省略する。磁気テープ(第3図A
およびBは磁気テープ127として示す)は、回
転デイスク4の約180゜以上にわたつて巻き付けら
れ、通常再生時にはキヤプスタンとピンチローラ
にて定速駆動される。又、スチル再生時にはキヤ
プスタンを停止することにより停止される。かか
る磁気テープ駆動系についても周知であるため、
ここでの図示は省略する。
以下、スチル再生時における各部の動作を説明
する。
ビデオヘツド1および2の出力信号は、回転軸
6および回転トランス7を介して固定側の前置増
幅器8に供給される。前置増幅器8の出力信号
は、前記回転位相検出器5の出力信号がパルス処
理回路9で処理された信号(以下、ヘツド切換え
信号と称す)によりビデオヘツド1および2から
のRF信号を交互にスイツチングされ、エンベロ
ープ検波器10および復調器11に供給される。
エンベロープ検波器10は、ビデオヘツド1およ
び2にて再生されたRF信号の振幅変動を検出す
る。エンベロープ検波器10の出力信号は同期検
波器13の一方の入力端子に供給される。また、
同期検波器13の他方の入力端子には、
DITHER信号発生器14の出力信号が供給され
る。同期検波器13の出力信号は、加算器15で
前記DITHER信号発生器14の出力信号とスチ
ル用のこぎり波形信号とが加算されて直流増幅器
16および17に供給される。ここで、スチル用
のこぎり波信号は同期検波器13から出力される
ものである。(テレビジヨン学会誌1978年Vol.32
No.10p.841,左欄参照) この加算された信号は、前記電気―機械変換素
子18および19を駆動するに充分な電圧に増幅
され、導電性ブラシ20,スリツプリング21を
介して電気―機械変換素子18および19に印加
される。
なお、前記スリツプリング21は回転軸6に取
付けられている。一方、復調器11の出力信号は
出力端子12に供給される。
次に第2図の構成において第1図と異なる部分
について説明する。復調器11の他方の出力信号
は垂直同期信号分離回路22を介して時間―電圧
変換回路23に入力される。時間―電圧変換回路
23の出力信号はホールド回路24およびレベル
比較回路25に供給される。ホールド回路24の
出力信号はレベル比較回路25,トラツク跳び判
別回路26を介して加算器15に供給される。
次に従来例と本実施例の動作について説明す
る。
第3図Aは、磁気テープ127に記録された記
録トラツクパターンを例示している。第3図Aに
おいて、A0,B0,A1,B1,A2は、各々映像信号
の1フイールドを所定単位として記録されたビデ
オトラツクを示しており、A0,A1,A2は同一ア
ジマス角度(本実施例の場合+6゜)を有するビデ
オヘツド(図示せず)で記録され、B0,B1は別
のアジマス角度(本実施例の場合−6゜)を有する
ビデオヘツド(図示せず)で記録されている。
なお、各トラツクにおける斜線部分は、水平同
期信号の記録位置を示しており、梨地状の部分は
垂直同期信号の記録位置を示している。
又、各トラツクの同期期間には番号を付してい
る。A0トラツクは水平同期期間番号の□1の下端
から262.5上端までであり、垂直同期信号は、番
号□4の下端位置から始まり、その上端位置で終わ
る。B0トラツクは水平同期期間番号262.5の上
端から525の上端までであり、垂直同期信号は
265.5の下端位置から始まり、その上端位置で終
わる。なお、0.5の端数はその位置が水平同期信
号間隔の丁度中間であることを示している。
A1トラツクは水平同期期間番号の〔1〕の下
端から〔265.5〕の上端までであり、垂直同期信
号は〔4〕の下端位置から始まりその上端位置で
終わる。B1トラツクは水平同期期間番号〔262.5〕
の上端から〔525〕の上端までであり、垂直同期
信号は〔265.5〕の下端位置から始まりその上端
位置で終わる。
同様にA2トラツクは水平同期期間番号の下
端から262.5の上端までであり、垂直同期期間は
番号の下端位置から始まり、その上端位置で終
わる。
一方、Tcは前記映像信号の記録位置を示すコ
ントロール信号が記録されたコントロールトラツ
クである。コントロールトラツクTcにおいて、
130,131は1フレームに1回の割合で記録
されたコントロール信号であり、記録時にA0
ラツクの始点とコントロール信号130とが同一
のタイミングで記録され、A1トラツクの始点と
コントロール信号131とが同一のタイミングで
記録されたとする。スチル再生であるので、丁度
コントロール信号131が再生された時点で、磁
気テープ127の走行が停止されたものとする。
ビデオヘツド1の走査軌跡を第3図Bを用いて説
明する。ビデオヘツド1は水平同期信号番号
〔1〕を始点にして、矢印Pの軌跡となるように
磁気テープ127を走査する。なお、通常再生
(1倍速再生)の場合にはビデオヘツド1の走査
軌跡は水平同期信号番号〔1〕を始点にして、矢
印Qの軌跡となる。ビデオヘツド1の走査方向は
矢印129で示されており、通常再生(1倍速再
生)時の磁気テープ127の進行方向は矢印12
8で示されているため磁気テープ127の走行速
度が通常再生時のテープ進行速度からスチル再生
時の速度零に変わることに伴つて、ビデオヘツド
1の走査軌跡は、矢印Qから矢印Pに変わる。矢
印Pの走査軌跡は、ビデオトラツクA1をオント
ラツク状態で走査していない。これを補正するた
め、スチル用ののこぎり波信号が第2図に示す加
算器15に加算される。これによりのこぎり波信
号は最終的には電気―機械変換素子18を駆動し
て、スチル再生において矢印Pのヘツド走査軌跡
を矢印Rに変更するものである。つまり、のこぎ
り波信号はビデオヘツド1の走査開始点では電圧
が零で、走査終了点ではビデオトラツク1ピツチ
に相当する距離前記電気―機械変換素子18が偏
位するように作用する信号である。
以下第4図A〜Dを用いて、第2図の本発明の
実施例におけるトラツキング装置の回路とその動
作を説明する。
第4図Aは、エンベロープ検波器10に入力さ
れる再生信号の波形図、第4図Bはこの再生信号
が検波された後のエンベロープ信号の波形図、第
4図CはDITHER信号発生器14にX端子より
出力され、同期検波器13に入力される信号波形
図、第4図Dはパルス処理回路9に入力されるヘ
ツド切換え信号の波形を示す波形図である。
ここで、ビデオヘツド1および2の回転位相
は、マグネツト3と回転位相検出器5との組合せ
で検出される。パルス処理回路9では、例えばモ
ノマルチバイブレータ回路を3段使用することに
より第4図Dに示すごときヘツド切換え信号を得
る。そして、その立上がりエツジとビデオヘツド
1が、トラツクを走査し始めるタイミングとが一
致しており、立下がりエツジとビデオヘツド2が
トラツクを走査し始めるタイミングとが一致して
いるものとする。したがつて、ビデオヘツド1お
よび2で再生された再生信号は、前置増幅器8に
てパルス処理回路9からのヘツド切換え信号にて
交互に選択され、連続した信号に変換されてエン
ベロープ検波器10および復調器11に供給され
る。エンベロープ検波器10には第4図Aに示す
ような再生信号が入力される。エンベロープ検波
器10は、通常のダイオード検波回路で構成さ
れ、その出力端には第4図Bに示すようなエンベ
ロープを示す信号が出力される。
なお、第4図Aに示す再生信号はレベル変動を
受けているが、これは加算器15に上述した
DITHER信号を加えたことによるものである。
加算器15に、スチル用ののこぎり波形信号のみ
を加えた場合には、再生信号のレベル変動は生じ
ない。
同期検波器13には上記第4図Bに示すような
エンベロープ信号と第4図Cに示すような
DITHER信号発生器14のX端子出力信号が供
給される。その結果、ビデオヘツド1が現在ビデ
オトラツクA1を希望トラツクとして走査してい
る時に、ビデオヘツド1が上方向にずれた場合に
は、前記同期検波器13は走査位置修正信号とし
て負の電圧を出力し、逆に下方向にずれた場合は
正の電圧を出力する。なお、オントラツク時には
出力は零となる。このような走査位置修正信号
が、加算器15でDITHER信号発生器14のY
端子出力信号(X端子出力と同位相)と加算さ
れ、直流増幅器16および17,導電性ブラシ2
0,スリツプリング21を介して電気―機械変換
素子18および19に印加される。したがつて前
記ビデオヘツド1および2の走査位置がオントラ
ツクになるように修正され、ループが成立する。
なお、第4図Aに示したRF信号は、スチル再生
においてビデオヘツド1がビデオトラツクA1
対し上方向にずれた場合を示している。すなわ
ち、第3図Cに示す矢印R1が、ビデオトラツク
A1に対して上方向へずれたビデオヘツド1の中
心の軌跡を示している。このビデオヘツド1の動
きはその局部を詳細に見ると第3図Dのaに示す
ようにDITHER信号により、その走行方向と直
角の方向に周期的に振動しているためビデオトラ
ツクA1との重なり部分の面積が周期的に変動す
る。このため、この重なり部分の面積に対応して
トラツクA1より検出する信号の大きさも変動し、
第3図Dのbに示すような、変動するエンベロー
プのRF信号が得られ、したがつて第4図Aのよ
うなRF信号となる。
一方、ビデオヘツド1がビデオトラツクA1
対して下方向にずれた場合には、第3図Dのcに
示すようにビデオトラツクA1とビデオヘツド1
の軌跡の重なり部分の面積が周期的に変動する。
したがつて、この場合は、第3図Dのdに示すよ
うなエンベロープのRF信号が得られる。
すなわち、ビデオヘツド1がビデオトラツク
A1に対して上方向にずれた場合と、下方向へず
れた場合では、再生信号のエンベロープの位相が
異なるのでこれを検出して、ビデオヘツド1の走
行がビデオトラツクA1の中心上を通るように修
正できる。
しかし、ビデオヘツド1がトラツク跳びを生
じ、ビデオトラツクA2の上側を走行する場合、
例えば第3図Cの矢印R2に示すように走査した
場合には前述した原理により第4図Aと同様な
RF信号が得られる。このRF信号からはビデオヘ
ツド1が、ビデオヘツドA2へトラツク跳びを生
じたという情報は何も得られないのでこのような
大幅なビデオヘツドのずれ(すなわちトラツク跳
び)は検出できないことになる。
すなわち、第1図に示した従来の構成において
はビデオヘツド1または2がいずれかのビデオト
ラツクの上側にあるか下側にあるかは検出できて
も、希望ビデオトラツク上を走査しているのか、
あるいはトラツク跳びにより他のビデオトラツク
上を走査しているのかは上述したRF信号のみを
検出していたのでは判断できない。
なお、本発明においては、ビデオヘツド1およ
び2のアジマス角が同一である。これは本発明が
スチル再生におけるトラツキング装置に関するも
の、すなわち、第3図に示すように記録された磁
気テープ127をスチルモードで再生する装置に
関するものであるため、記録再生装置としてはア
ジマス角の異なる記録ヘツド(図示せず)が別に
2個必要である。又、再生装置としても通常の再
生を行うには、上述した記録ヘツドと同一の2個
1組のヘツド又は別の2個1組の再生ヘツド
(各々のアジマス角は記録ヘツドと同一)(図示せ
ず)が必要である。スチル再生においては同一記
録トラツク(たとえば、ビデオトラツクA1)の
みを再生することにより、記録時の時間的ずれの
ない連続した静止画を得る必要から、上述したよ
うな同一アジマスのビデオヘツド1および2を用
いるものとする。
次に、上述した「トラツク跳び」状態の検出お
よび補正について説明する。
上述したように、丁度コントロール信号131
が再生された時点で、磁気テープ127の走行が
停止されたものとする。ビデオヘツド1の走査軌
跡は第3図Bにおいて矢印Rで示される。「トラ
ツク跳び」の生じていない場合には、ビデオヘツ
ド2の走査軌跡は、ビデオヘツド1の走査に引き
続き、矢印Rを走査する。この場合、ビデオヘツ
ド1と2はともに、水平同期期間番号〔1〕下端
から走査を開始し、〔262.5〕の上端+1.5H(H:
水平走査期間を示す)まで、264H期間走査する。
これは、スチル再生時の走査軌跡Pが、上述した
電気―機械変換素子18および19により、補正
され、走査軌跡Rになるため、通常再生時の走査
軌跡Qの262.5H期間に較べ、1.5H増加するため
である。したがつて垂直同期信号が再生される間
隔も、通常再生にくらべ1.5H増加し264H間隔で
ある。
すなわち、トラツク跳びが生じていない場合
は、ビデオヘツド1と2は、交互に走査軌跡Rを
描き、この場合の走査軌跡Rの矢印の長さは
264Hであるため、垂直同期信号の間隔も264
Hがくり返しあらわれる。
一方、左側への「トラツク跳び」が生じた場
合、たとえば、ビデオヘツド1が、矢印Rをくり
返し走査し、次にビデオヘツド2が矢印Sをくり
返し走査した場合を考える。
この場合、スチル再生時には、電気―機械変換
素子18および19には上述したのこぎり波形信
号が印加されているため、ビデオヘツド1および
2の走査は補正線T上に始点を持ち、補助線U上
に終点をもつ。
つまり、この場合の垂直同期信号の間隔は、ビ
デオヘツド1がビデオトラツクA1上の番号〔4〕
の下端より、番号〔262.5〕の上端+1.5Hまで走
査する長さであり、これは262.5H+1.5H−3H=
261Hとなる。
次にあらわれる垂直同期信号の間隔は、ビデオ
ヘツド2が、ビデオトラツクA2上の番号の下
端より、番号262.5の上端+4.5Hまで走査した長
さ(264H)と、ビデオヘツド1がビデオトラツ
クA1上の番号〔1〕の下端から番号〔3〕の上
端まで走査した長さ(3H)の和であり、これは
267Hとなる。
以上のくり返しにより、ヘツド2の左トラツク
跳びが生じた場合は、261H→267H→261H→
267H……のようにまず261Hが、次に267Hの垂
直同期信号周期が検出される。
次に、ビデオヘツド2が右トラツク跳びを生じ
た場合の垂直同期信号間隔を考える。これは、ビ
デオヘツド1が矢印Rをくり返し走査し、ビデオ
ヘツド2が矢印Vをくり返し走査した場合であ
る。
この場合に、まず最初にあらわれる垂直同期信
号の間隔は、ビデオヘツド1がビデオトラツク
A1上の番号〔4〕の下端より番号〔262.5〕の上
端+1.5Hまで走査する長さ(262.5H−3H+1.5H
=261H)と、ビデオヘツド2が補助線Tよりビ
デオトラツクA0上の番号□4の下端まで矢印Vに
沿つて走査する長さ(6H)との和であり、これ
は267Hとなる。
次にあらわれる垂直同期信号の間隔は、ビデオ
ヘツド2がビデオトラツクA0上の番号□4の下端
より補助線Uまで矢印Vに沿つて走査する長さ
(258H)と、ビデオヘツド1がビデオトラツク
A0上の番号〔1〕の下端より番号〔4〕の下端
まで走査する長さ(3H)との和であり、これは
261Hとなる。
以上のくり返しにより、ビデオヘツド2の右ト
ラツク跳びが生じた場合は、267H→261H→
267H→261H……のように、まず267Hが次に
261Hの垂直同期信号周期が検出される。
このように、「トラツク跳び」が生じていない
場合には、垂直同期信号間隔は264Hのくり返し
であり、「トラツク跳び」が生じている場合には、
垂直同期信号間隔は261Hと267Hのくり返し(左
トラツク跳び)あるいは267Hと261Hのくり返し
(右トラツク跳び)になるため、垂直同期信号間
隔を計測することにより、「トラツク跳び」が生
じていないか、「トラツク跳び」が生じているか、
生じているならば、どちらの方向に生じているか
が判別できるため、その補正も可能になる。
次に、「トラツク跳び」の検出と補正について
述べる。
本発明の実施例である第2図においては、前述
したように復調器11からは第5図aに示したよ
うな再生映像信号が垂直同期信号分離回路22に
入力される。ここで映像信号から分離された第5
図bに示すごとき垂直同期信号は時間−電圧変換
回路23の一方の入力端子に入力され、さらに、
その他方の入力端子にはパルス処理回路9の出力
である第5図cに示すヘツド切換え信号も入力さ
れる。
上記時間―電圧変換回路23の構成例を第6図
に示す。
同図において、VS入力端子には前記第5図b
に示す垂直同期信号が、そしてHs入力端子には
第5図cに示すヘツド切換え信号が入力される。
Vs入力端子に入力された第5図bに示す垂直同
期信号は、論理回路である2入力NANDゲート
回路28および29の各一方の入力端子に入力さ
れる。Hs入力端子に入力された第5図cのヘツ
ド切換え信号は、同様にNANDゲート回路28
の他方の入力端子およびインバータ27を介して
NANDゲート回路29の他方の入力端子に入力
される。
故に、NANDゲート回路28および29の出
力端には、各々第5図のdおよびeに示すごとき
垂直同期信号が得られる。そして、それらの信号
はNANDゲート回路30,31および32,3
3で各々構成されたRSフリツプ・フロツプ回路
の各セツト入力端子Sおよびリセツト入力端子R
に入力される。前記フリツプ・フロツプ回路の出
力端には第5図d,eに示す垂直同期信号で交互
にセツト,リセツトされる第5図f,hに示すご
とき信号が得られる。
次に、抵抗R1とR2,コンデンサC1とC2,演算
増幅器35と36,スイツチ34と36で構成さ
れる積分回路で第5図f,hに示す信号のHレベ
ルの期間、前記各コンデンサC1およびC2にそれ
ぞれ充電され、第5図g,iに示す信号電圧が得
られる。したがつて、この第5図g,iに示す電
圧波形のピーク値を計測することは、再生映像信
号の垂直同期信号間隔の時間を計測していること
になる。なお、第5図g,iに示す電圧波形のピ
ーク値に差が生じているが、ピーク値の低い方の
垂直同期信号間隔が短かくて、ピーク値の高い方
の垂直同期信号間隔が長いことを示している。こ
こでは、261Hと267Hとである。
次に、第5図gの電圧波形のピーク値をホール
ド回路24にて次の1フイールド期間ホールドし
ておき、次フイールドのピーク値すなわち第5図
iに示す電圧波形とレベル比較器25で比較す
る。このレベル比較器25において前記第5図g
とiの電圧波形が減算処理されるため261H−
267H=−6Hに相当する電圧が出力されるる。ト
ラツク跳び判別回路26は、レベル比較器25の
出力信号が零に相当する電圧の場合には、トラツ
ク跳びが生じていないとして加算器15に零電圧
を加算する。一方、トラツク跳び判別回路26の
入力信号が、上述したように、−6Hに相当する場
合には、ビデオヘツド1がA1トラツクを走査し、
ビデオヘツド2がA2トラツクを走査している場
合であるので、トラツク跳び判別回路26は、ビ
デオヘツド2がトラツクピツチ2ピツチ分だけ
A1トラツク方向に移動するに必要な電圧を加算
器15に供給する。
同様に、ビデオヘツド1がA1トラツクを走査
し、ビデオヘツド2がA0トラツクを走査する場
合には、レベル比較器26には267H−261H=+
6Hに相当する電圧が出力される。このため、ト
ラツク跳び判別回路26はビデオヘツド2がトラ
ツクピツチ2ピツチ分だけA1トラツク方向に移
動するに必要な電圧を加算器15に供給する。
故に、ビデオヘツド1および2は、トラツク跳
びを補正しつつ上述した制御ループにより、オン
トラツク状態を保つことができるという非常に優
れた効果が得られる。
以上説明したように、本発明はビデオテープレ
コーダのスチル再生時において生じる「トラツク
跳び」を正確に検出し、スチル再生の画像劣化を
防止できるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の要部構成図、第2図は本発明
の一例を実施したビデオテープレコーダの要部構
成図、第3図A,B,Cは磁気テープの記録トラ
ツクパターンの一例を示す図、第3図Dはビデオ
ヘツドの軌跡とそれに対応する再生信号を示す
図、第4図A,B,C,Dは第1図における各部
の信号波形図、第5図a,b,c,d,e,f,
g,h,iは第2図における各部の信号波形図、
第6図は本発明の実施例で使用する時間―電圧変
換回路の構成例を示す図である。 1,2……ビデオヘツド、15……加算回路、
18,19……電気―機械変換素子、22……垂
直同期信号分離回路、23……時間―電圧変換回
路、24……ホールド回路、25……レベル比較
回路、26……トラツク跳び判別回路、27……
インバータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定単位長の映像信号が磁気テープの長手方
    向に対して所定の傾きを持つビデオトラツクとし
    て磁気テープ上に記録するための異なるアジマス
    角度の2個一組のビデオヘツドを有し、前記異な
    るアジマス角度のビデオヘツドにより記録された
    磁気テープから前記映像信号をスチル再生するの
    に、少なくとも同一アジマス角度の2個1組の他
    のビデオヘツドの機械的位置を電気―機械変換素
    子にて前記ビデオトラツクに対してほぼ直角の方
    向に移動させるようにした映像信号再生装置もし
    くは映像信号記録再生装置におけるトラツキング
    装置であつて、前記同一アジマス角度のビデオヘ
    ツドにて再生される再生映像信号から、それに含
    まれる垂直同期信号の周期を計測する同期信号周
    期計測手段を具備し、前記同期信号周期計測手段
    により前記ビデオヘツドの機械的位置を制御する
    ように構成したことを特徴とするトラツキング装
    置。 2 特許請求の範囲第1項の記載において、前記
    同期信号周期計測手段は、垂直同期信号の周期を
    計測することにより、前記ビデオヘツドが希望ト
    ラツクの隣接トラツクを走査しないように制御す
    るごとく構成されていることを特徴とするトラツ
    キング装置。 3 特許請求の範囲第2項の記載において、前記
    同期信号周期計測手段は、再生映像信号中の垂直
    同期信号間の水平同期信号数を電圧に変換する回
    路を含めて構成されていることを特徴とするトラ
    ツキング装置。
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