JPS59124436A - 車両用無段変速機 - Google Patents

車両用無段変速機

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JPS59124436A
JPS59124436A JP23320782A JP23320782A JPS59124436A JP S59124436 A JPS59124436 A JP S59124436A JP 23320782 A JP23320782 A JP 23320782A JP 23320782 A JP23320782 A JP 23320782A JP S59124436 A JPS59124436 A JP S59124436A
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pulley
continuously variable
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variable transmission
movable
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Shiro Sakakibara
史郎 榊原
Shigeo Tsuzuki
繁男 都築
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/04Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/021Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing
    • F16H37/022Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing the toothed gearing having orbital motion

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はVベルト式無段変速機を用いた車両用無段変速
機に関する。
Vベルト式無段変速機、クラッチなどの発3!!装置、
前進後進切換機構およびディファレンシャル機構からな
る車両用無段変速機は、たとえば特開昭57−2984
5号公報に示されるような2軸式とした場合はつぎのよ
うな欠点がある。
a)発進装置として、湿式多板ブレーキを前後進で2ケ
用いており、これをすべらせながら発進する。したがっ
て大きな熱容量を必要とするため、ブレーキディスクの
枚数が多くなり、必ず大きな冷却機能を必要とする。
b)前後進切り換えとファイナルリダクション用に用い
ているプラネタリギアトレインの反力要素をブレーキで
制御するため入力トルクに対し、大きな反りがブレーキ
に作用し、大きなトルク容石が必要となる。
C)a)で述べたように通常、フリクションスタートと
よばれる発進方法を行なうため、坂路での発進制御がむ
ずかしい。
d)オイルポンプを用いているため、変速機入力エネル
ギーの一部をオイルポンプに食われ、動力損失がある。
e)ブレーキによるひきづり抵抗がある。
本発明の目的は、これらの欠点を解決するとともに、従
来の無段変速機の機能を備えた、軽量、コンパクト、低
コストな無段変速機を提供することにあり、このためつ
きのような手段を行なっている。
イ)発進@置としてフルードカップリング、トルクコン
バータなど流体継手、または遠心式ロックアツプクラッ
チ付流体継手を用いた。
口)流体継手冷却手段として、クランクシャフト中空部
よりエンジンオイルポンプにて供給されるエンジンオイ
ルを用いた。
ハ)前後進切り換え装置として、従来から手動変速機で
用いられているタイプのドッグクラッチ(かみ合いクラ
ッチ)を用いてメカニカルなブレーキ装置とした。
二)変速制御機構として、トーショナルコイルスプリン
グと、電磁ブレーキを用いた。
ホ)前後進切り換え、ニュートラル(N)→ドライブ(
D)、ニュートラル(N)→リバース(R)切り換えを
確実にブーるため、エンジン負圧によるザーボ機構を利
用した2重巻きタイプのブレーキバンドを用いた。これ
によって流体継手によって起こるクリープを防止し、ド
ッグクラッチ(ブレーキ)の断続を容易にする。
つぎに本発明を第1図に示す実施例に基づき説明する。
1はエンジン、10は変速機ケース、11はエンジンの
出力軸(クランク軸)、2はVベルト式無段変速機、3
はエンジンとVベルト式無段変速機との間に配された流
体継手であり、本実施例では直結クラッヂ付フルードカ
ップリングを用いている。
4は前進後進切換機構、5はディファレンシャル機構で
ある。
Vベルト式無段変速機2は、前記エンジン出力軸と同軸
心上で直列して配されているエンジンがわ端が閉じた中
空の入力軸21、入力軸と平行して並列されたVベルト
式無段変速機の中空の出力軸22、入力軸21上に設け
らた入力プーリ23、中空の出力軸22上に設けられた
出力プーリ24、入力プーリ23および出力プーリ24
の間を伝動するVベルト25、入力プーリ23の実効径
を変化させるサーボ機構2G、出力プーリ24の実効径
を変化させるサーボ機構21、入力プーリに設けられた
カム機構28からなる。
入力軸21は、軸心は中空とされベアリング211およ
び212により変速機ケース10に回転自在に支持され
るとともに、エンジンがわに段213、他方がわに外周
スプライン214および先端ねじ215が形成されてい
る。
出力軸22は、軸心は中空とされ、本実施例では後記す
る固定7ランジのスリーブと一体に形成されベアリング
221および222により変速機ケース10に回転自在
に支持されている。
入力プーリ23は、一端(図示右端)はスラストベアリ
ング216を介して前記入力軸の段213に当接され、
他端外周には外周スプライン231とキー溝232が設
けられたスリーブ状部233と、スリーブ状部233と
一体に形成され外周に入力軸の回転速度検出のためのス
リット234が周設された7ランジ部235とからなる
固定フランジ23A1該固定フランジ23Aのスリーブ
部233に軸方向に変位自在に外嵌され、内周壁に前記
固定フランジのキー溝232と対応するキー溝23Gが
形成されるとともに外周壁に第1のねじである被動ねじ
237が設けられたスリーブ状ハブ部238と、該ハブ
部238と一体に形成された7ランジ部239とからな
る可動フランジ23B1キー溝232および236内に
入れられ固定フランジ23Aと可動7ランジ23Bとの
軸方向の変位を許容するとともに軸まわりの回転を一体
的に行なうためのボールキー230および可動7ランジ
23Bの外周から他方がわに筒状に延して形成したブレ
ーキドラム23Gと該ブレーキドラム23C外周に巻設
した2重巻きタイプのブレーキバンド23Dとからなる
バンドブレーキ6からなる。
出力プーリ24は、外周にキー溝241、スプライン2
42、ねじ243、およびスプライン249が形成され
、出力軸22と一体に形成されたスリーブ状部244と
、該スリーブ状部244と一体に形成された7ランジ部
245とからなる固定7ランジ24Aと、該固定フラン
ジ24Aのスリーブ部244に軸方向への変位自在に外
嵌され、内周に前記キー溝241と対応するキー溝24
50が設けられ、外周に第1のねじである被動ねじ24
6が形成されたスリーブ状ハブ部247と該ハブ部24
1と一体に形成されたフランジ部248とからなる可動
7ランジ24B1およびキー溝241および2450内
に入れられ固定7ランジ24Aと可動フランジ24Bと
の回転を一体的に行なうためのボールキー240からな
る。
Vベルト25は、それぞれ前記入力プーリ2313よび
出力プーリ24の固定7ランジ23Aおよび間室フラン
ジ24Aと可動フランジ23Bおよび可動7ランジ24
Bのなす■字形の作用面に当接し摩擦面を形成する作用
面251および252が両側に設けられている。
入力プーリのサーボ機構26は、前記入力プーリの可動
7ランジ23Bの被動ねじ237に螺合する第2のねじ
である駆動ねじ261が内周に形成され、一端はスラス
トベアリング265を介して後記するカム機構の他方の
カムレース281に当接された可動フランジの駆動子で
あるスリーブ262、該スリーブ262とケース10と
の間に設けられスリーブ262を制動する湿式多板電磁
式のダウンシフトブレーキ263、スリーブ262の外
周に配された筒状のスプリングガイド264、該スプリ
ングガイド264とスリーブ262との間に配され可動
7ランジ23Bにエンジンがわ端が連結され、他方がわ
端は筒状のスプリングガイド264の他方がわ端に連結
された第1のアップシフトスプリング26G、スプリン
グガイドの外周に配され、エンジンがわ端はスプリング
ガイド264のエンジンがわ端に連結され、他方がわ端
はスリーブ262の他方がわ端に連結された第2のアッ
プシフトスプリング267からなる。
出力プーリのサーボ機構27は、前記可動7ランジ24
Bの被動ねじ246に螺合する第2のねじである駆動ね
じ271が内周に形成された駆動子であるスリーブ27
2と、該スリーブ212とケース10とを固定する湿式
多板電磁式のアップシフト用ブレーキ213と、スリー
ブ212と可動7ランジ2413との間に両端が連結さ
れて取4=Jけられたダウンシフト用トーションコイル
スプリング214と、出ツノ軸のスプライン242と嵌
合するスプラインが形成され、可動7ランジ24B側で
ある一方の面はベアリング275を介してスリーブ27
2の端面に当接され他方の面はベアリング221のイン
ナレースを介してナツト27Gで係止され、前記スリー
ブ272を軸方向に支持する支持リング217とからな
る。
カム機構28は、第2図にも示す如く入力軸21に外嵌
されたスナップリング218と入力軸端に形成された前
記ねじ215に螺合されたナツト217により軸方向に
固定されるとともに入力軸21のスプライン214とス
プライン嵌合した内周スプライン281が形成された一
方のカムレース282と、前記他方のカムレース287
と、これらカムレース間に介在されたテーパートローラ
−288と、該ローラー288のカバーリング289と
からなり、ローラー288はレース282と287の作
用面292と286どの間にはさまり、入力軸1と固定
フランジ23Aとの回転方向の変位に対応して可動7ラ
ンジ233を図示右方向に押圧する押圧力を変化させる
つぎにこのVベルト式無段変速機の作用を説明する。
(イ)定速走行時はブレーキ263および273が両に
解放される。
トルクの伝動は、入力軸21→力ム機構の一方のレース
282→テーパートローラ−288→他方のレース28
7→入カプーリ23→Vベルト25→出力プーリ24→
出力軸22の順でなされる。Vベルト25による伝達ト
ルクの大きさはVベルト25に加わる挟圧力に比例し、
該挟圧は可動プーリ23Bおよび該可動プーリと螺合し
たスリーブ262を介して他方のカムレース287に当
接され、カム機構の原理により人力プーリは回転方向に
微動し、テーパートローラ−288により軸方向に作用
する挟圧力Fcは、伝達トルクに対し、第2図に示す如
く比例して変化し、Vベルト25を挾む可動フランジ2
3Bに加わる挟圧力を伝達トルクに対応して変化させ、
これによりVベルト25の作用面と可動7ランジ23B
tjよび固定フランジ23A゛の作用面との面圧が変化
して当面後の挟圧力を変化させる。第4図においてはF
lは最高変速比のときにVベルトがスリップしない必要
挟圧力、F2は最低変速比のときにVベルトがスリップ
しない必要挟圧力、FOは従来の油圧サーボを用いたと
きの挟圧力、Fsはスプリングによる挟圧力を示す。第
3図のグラフからカムi構28を用いたVベルト式無段
変速機では伝達I・ルクが5kgm以下でも挟圧力と伝
達トルクが正比例し、Vベルトのプーリとの不必要な挟
圧力の発生が低減できることが判る。
(ロ)アップシフトはブレーキ273を係合させてなさ
れる。
スリーブ262おにび272は可動フランジのスリーブ
部238および247と相対回転し、可動7ランジ23
Bは入力プーリ23の有効径を増大させる方向(図示右
方)に−変位し、可動7ランジ24Bは出力プーリ24
の有効径を減少させる方向(図示右方)に変位し、変速
比の低減が行われる。変速比が制御設定値になった時点
でブレーキ273は解放される。
このアップシフト時出力プーリのサーボ機構の(・−ジ
ョンスプリング214は捩られてエネルギーの蓄積がな
される。
(ハ)ダウンシフトはブレーキ263の係合させてなさ
れる。
ブレーキ263が係合するとスリーブ262を固定し可
動7ランジ23Bを人力プーリ23の有効径の減少方向
(図示左方)に変位さけ、トーションスプリング274
はスリーブ212を回転駆動して戻り、可動フランジ2
4Bを出力プーリの有効径の増大方向(図示左方)に変
位させる。この人力プーリ23の可動7ランジ23Bの
変位はカム機構による可動7ランジ23Bの押圧力に逆
らってなされる。変速比が制御設定値になったときブレ
ーキ263を解放する。このダウンシフト時、入力プー
リサーボ機構2Gの第1および第2のアップシフトスプ
リング266おにび267は捩れてエネルギーの蓄積が
なされる。
このVベルト式無段変速機においてはブレーキ263.
273の電磁ブレーキが故障してブレーキが係合不能に
なった場合においては故障前の変速比のまま走行できる
。よって油圧サーボにより変速比を変更するVベルト式
無段変速機の場合の油圧洩れの如く不用意に変速比が変
更することが防止でき安全性に優れる。
フル−ドカップリング3は、入力プーリ23とエンジン
1との間に設けられ、外周にエンジン始動用リングギア
311が溶接されエンジンの出力軸11にボルト312
により連結されたドライブプレート31、該ドライブプ
レート31にボルト321で締結されたフロントカバー
32、外周が該フロントカバーに溶接され、中心はフル
ードカップリングの出力軸35にメタルベアリング33
1を介して回転自在に支持されるとともにオイルシール
332を介して該出力軸35との間隙がシールされてい
るポンプハブ335に溶接されたポンプインペラ33、
ポンプインペラとフロントカバー32との間に配された
タービンランプ−34、Vベルト式無段変速機の入力軸
21と一体に形成され、該入力軸21がわは中空とされ
エンジンがわは塞がれた前記フルードカップリングの出
力軸35、該出力軸35のエンジンがわ端にスプライン
嵌合されたタービンおよび直結クラッチハブ36、該ハ
ブ3Gの外周にリベツトイリされたダンパースプリング
371およびスプリングプレート372、該スプリング
プレート372の外周に取(=J’ IJられたウェイ
ト373、該ウェイト373の外周に配され/jスプリ
ング374、さらにその外方に配された遠心式ロックア
ツプクラッチの摩擦材375とからなる。
遠心式直結クラッチ31を有し、ポンプハブ335の外
周と自動変速機ケース10の側壁との間はオイルシール
101でシールされている。このフル−ドカップリング
3は中空とされたエンジン出力軸11が冷却用作動油の
供給油路111とされ、エンジンのオイルポンプから供
給されたエンジンオイルは、該油路111の端に設けら
れた凹所112内にフロントカバー12の中心に溶接さ
れた中心穴付センターピース323の中心穴を介してフ
ロントカバー32内に供給され、出力軸35のタービン
および直結クラッチハブ36とポンプハブ335との間
にフルードカップリング内部と出力軸35の中空部とを
連絡する穴355から出力軸中空部3501vベルト式
無段変速機の入力軸21の中空部210を介して自動変
速機ケースのリアカバー110に設けたドレイン12を
経てエンジンのオイルパンに帰還する。
前進後進切換機構4は、ドッグクラッチ41〈ブレーキ
′a装置)、第1のシンプルプラネタリギアセット43
、第2のシンプルプラネタリギアセット45からなる。
ドッグクラッチ41は操作レバーにリンクされたフォー
ク411、該フォークに係合され軸方向にスライドされ
るブレーキ用スリーブ413、第1のギア(スプライン
ピース)415、第2のギア(スプラインピース)41
1、スリーブ413と第2ギア417との間に設けられ
たシンクロギア〈シンク[1ナイザリング)419から
なる。
第1のプラネタリギアセット43はVベルト式無段変速
機の出力軸22に設けられた前記スプライン249にス
プライン嵌合したサンギア軸430上に形成されたサン
ギア431、ドッグクラッチ41の第2ギア417に連
結されるとともに第2プラネタリギアセツト45のサン
ギア451に連結されたリングギア433、ドッグクラ
ッチ41の第1ギア415に連結されるとともに第2リ
ングギア453に連結されたキ1!リヤ435、および
プラネタリギア437がらなり、第2プラネタリギアセ
ツト45は前記サンギア451、リングギア453とデ
フアレンジトル機構のギアボックスに連結された出力ス
リーブ450に設けたスプライン459にスプライン嵌
合されキャリヤ455およびプラネタリギア457から
なる。この前進後進切換機構41は、手動または自動に
よりドッグクラッチ41のスリーブ413が第2ギア4
17と歯合されリングギア433およびサンギア451
がケース10に固定されたとき設定変速比前進運動がな
され、スリーブ413が第1ギア415に歯合されキャ
リヤ435とリングギア453がケース10に固定され
たとき設定変速比の後進運動となる。このドッグクラッ
チ41の作動は前記Vベルト式無段変速機においてバン
ドブレーキ6で入力プーリを固定し、フルードカップリ
ング3でのひきづりによるVベルト式無段変速機出力軸
22の回転を停止させた状態でなされる。このバンドブ
レーキ6はエンジンの吸気負圧を利用した公知のサーボ
機構により作動される。
デファレンシャル機構5は、前記前進後進切換機構4の
出力軸である出力スリーブ450を入力軸とし、該入力
軸450に一体的に連結されたギアボックス52、差動
小ギア53.54該差動小ギアに歯合した差動大ギア5
5.56、該差動大ギアにスプライン嵌合された一方の
出力軸51および前記Vベルト式無段変速機の出力軸箱
1および第2のサンギア431.451、および出カリ
−1450を挿貫して配された他方の出力軸5Bからな
る。
13および14はデファレンシャル機構5の出力軸57
および58の端に設けられた等速ジヨイントである。
以上の如く本発明の車両用無段変速機は、中空の入力軸
に設けられサーボ機構により実効径が可変とされる入力
プーリ、該入力軸に並列された中空の出力軸に設けられ
サーボ機構により実効径が可変とされる出力プーリ、お
よび入力プーリと出力プーリとの間を伝動する■ベルト
からなるVベルト式無段変速機と、入力プーリのエンジ
ンがわ側方に設けられたエンジン出力軸に介してエンジ
ンオイルが循環される流体継手と、出力プーリの一方の
側方に設けた前進後進切換え機構と、該前進後進切換え
機構の一方の側方に設けられ、出力軸の1つは前記前進
後進切換え機構および前記Vベルト式無段変速機の出力
軸の中空部を貫通して取付けられたディファレンシャル
機構とからなるので、 A)発進装置として、流体継手を用いたため、発進に対
する制御は何ら必要とされず、発進がなめらかで熱容量
が大きく、エンジンのトルク変動を吸収でき、車両室内
へのエンジン振動の伝達、変速機のトルク変動に伴う振
動等が防止できる。
B)流体継手内に遠心式ロツタアップクラッチを用いた
ため、流体継手のスリップロスをなくすことができる。
。 C)遠心式ロックアツプクラッチは、遠心力により自ら
係合するため外部からのコントロールを何ら必要とせず
、構造がシンプルで低いコストである。また従来の右段
変速機に比し、無段変速機は本質的に変速ショックがな
い機構であるため、変速のたびにOツクアップクラッチ
を解除する必要がないので、無段変速機と遠心式ロック
アツプクラッチの組み合せは、利点が大きい。
D)流体継手の冷却としてエンジンオイルポンプより吐
出されるエンジンオイルを用いるため、変速機内に専用
のオイルポンプを必要とせず、低コストで動力損失がな
い。
E)手動式変速機で用いられているタイプのドッグクラ
ッチを用いたため、軽量、コンパクト、低コスト、ひき
づり抵抗がない。
F)2軸構造とし、入力軸方向の寸法を大幅に短縮でき
るため、車両回転半径を小さくできる。
また、等速ジヨイントの数を減らすことができる。
G)変速制御機構として、トーショナルコイルスプリン
グと、電磁ブレーキを用いたため、従来自動変速機のよ
うに油圧式摩擦伝動装置を用いず、シンプルで、低コス
トである。
H)オイルポンプ、パルプボディー等を用いないため、
従来の自動変速機に比し、油路形成のための加工工程が
大幅に低減でき、低コストで生産性に富む。
■)第1図に示した実施例の如くブレーキバンドに2重
巻きタイプを採用した場合は、通常の1重巻きに比し、
トルク容量が大きいため、サーボ機構を軽量、コンバク
]−にできる。
J)Vベルト式無段変速機のサーボ機構を電磁ブレーキ
とトーションスプリングとで行なうことにより、油圧サ
ーボを用いた場合に比較し、径方向の寸法を細くでき、
前進後進切換機構の係合要素にドッグクラッチを用いた
ことで、この部分の外径も細くできる。
!<)上記サーボ機構、ドッグクラッチの採用により油
圧を用いず変速を制御でき、油圧tII3tmのための
油圧制御回路が不用となるとともに、油路形成の必要性
がなくなるので、構造が単純化でき、製造コストが低減
できるとともにメンテナンスが容易となる。
L)ドッグクラッチおよび電磁ブレーキの操作は、手動
、自動の双方で容易に行なえるため同一の構成で手動で
も、自動でも制御できる。
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図はは本発明の車両用無段変速機の断面図、第2図
はカム機構の拡大図、第3図はカム機構の機能説明のた
めのグラフである。 図中 2・・・Vベルト式無段変速113・・・流体継
手 4・・・前進後進切換機lI5・・・ディファレン
シャル機構 第2図 第3図 に9 侶lLトレク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)中空の入力軸に設けられサーボ機構により実効径が
    可変とされる入力プーリ、該入力軸に並列された中空の
    出力軸に設けられサーボ機構により実効径が可変とされ
    る出力プーリ、および入力プーリと出力プーリとの間を
    伝動するVベルトからなるVベル1一式無段変速機と、
    入力プーリのエンジンがわ側方に設けられエンジン出力
    軸を介してエンジンオイルが循環される流体継手、出力
    プーリの一方の側方に設けた前進後進切換え機構と、該
    前進後進切換え機構の一方の側方に設けられ、出力軸の
    1つは前記前進後進切換え機構および前記Vベルト式無
    段変速機の出力軸の中空部を貫通して取付けられICデ
    ィファレンシャル機構とからなる車両用無段変速機。 2)vベルト式無段変速機は、それぞれ入力軸および該
    入力軸に平行して配された出力軸に設けられ、固定フラ
    ンジと該固定7ランジに対し軸方向に変位可能であると
    ともに前記固定7ランジと一体的に回転する可動7ラン
    ジとからなる入力プーリおよび出力プーリと、これら人
    力プーリおよび出力プーリ間を伝動するVベルI−と、
    前記各可動フランジまたは該可動7ランジと連動する部
    材に形成した第1のねじ、該第1のねじに螺合した第2
    のねじを有し、第1のねじと第2のねじとを相対回転さ
    せて可動7ランジを軸方向に変位させる駆動子および該
    駆動子の駆動機構からなる各可動7ランジのサーボ機構
    と、少なくも入力軸または出力軸の一方に設けられ、可
    動7ランジおよび固定7ランジとVベルトとの挟圧力を
    Vベルトの伝動1ヘルクに比例させるカム機構とからな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用
    無段変速機。 3)駆動機構は、駆動子を制動するブレーキであること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の車両用無段変
    速機。 4)駆動機構は、駆動子を回転駆動させるトーションス
    プリングであることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の車両用無段変速機。 5)vベルト式無段変速機は入力プーリまたは出力プー
    リを変速機ケースに固定するバンドブレーキを備え、前
    進後進切換機構は、第1および第2のプラネタリギアセ
    ットと、その構成要素を選択的に変速機ケースに固定す
    るドッグクラッチとからなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の車両用無段変速機。
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