JPS5912422B2 - 物品搬送装置 - Google Patents

物品搬送装置

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JPS5912422B2
JPS5912422B2 JP54089969A JP8996979A JPS5912422B2 JP S5912422 B2 JPS5912422 B2 JP S5912422B2 JP 54089969 A JP54089969 A JP 54089969A JP 8996979 A JP8996979 A JP 8996979A JP S5912422 B2 JPS5912422 B2 JP S5912422B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/52Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices
    • B65G47/56Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices to or from inclined or vertical conveyor sections
    • B65G47/57Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices to or from inclined or vertical conveyor sections for articles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動製造ラインにおける工作物の取扱いに関す
る。
自動製造ラインにおける各種工作物の製造に際しては、
ある種の作業は工作物を保持されなし第由な状態にして
行なうのが便利な場合もあるが、他の作業のためには゛
パレット″と呼ばれる可動保持台に載置、支持した方が
より便利となることがある。
即ちこの一例として、工作物を自由状態で各別の機械や
トランスファマシン、或は1トランスフアマシンの各別
のセクションにて加工し、これら機械間における搬送及
びまたは一時的貯溜に際してはパレットに支持した状態
とする場合が挙げられる。
また上記した搬送及びまたは貯溜の全体或は一部を、重
力に基くパレットの下坂軌道上の移動により達成する場
合、工作物をパレットに載置するとともに同パレットを
上昇させる必要がある。
この種の全体的な装置は昭和54年特許願第62770
号に詳述されている。
本発明の目的は低位置からパレットに工作物を搭載でき
ると同時に、同一機構内において上記工作物を高位置で
解放でき、これにより続く軌道沿いの重力移動に対する
エネルギを付与する機構を有する物品搬送装置を提供す
ることにある。
この種の装置においては、工作物の解放位置から搭載位
置まで空のパレットを戻す必要があるが、これはしばし
ば、パレットを重力により下坂軌道上で移動させること
により行なわれる。
本発明の他の目的は低位置でパレットから工作物を下ろ
すとともに高位置にて空のパレットを排出し、また同一
機構内にて解放後の工作物を所望部位に送給し得る機構
を提供することにある。
更に一地点から他地点への相関連した搬送を必要とせず
、工作物の貯溜のみが望まれる場合には、パレットに対
する積下ろしを主処理ラインの一点で行なえる。
その場合、工作物を下坂軌道上のパレットに貯蔵すると
同時に、待期中の空のパレットを同様の下坂軌道上に貯
溜するとすれば、パレットに対する積下ろしのみならず
、搭載パレットと非搭載パレットの両方を上昇させる必
要が生じる。
従って本発明は更に、単一ユニット内にてパレットに対
する積下ろしを行なえるとともに、工作物の解放と同時
に搭載パレットの受入位置より高位で非搭載パレットを
排出し、搭載時には非搭載パレットの受入位置より高位
で搭載パレットを排出し得る機構を有する物品搬送装置
を提供することを目的とする。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第3図に、工作物を搭載した状態のパレット
を示す。
即ち2は工作物、4は工作物2を支持したパレットであ
り、上記工作物2は図中、内燃機関のシリンダヘッドま
たは形状寸法がこれに類似した部品を代表している。
成形品または組立品である上記パレット4は、工作物2
の載置、支持に適した巣状の上面と、偏平な下面とを有
し、一連のローラからなる下坂軌道の上面に上記パレッ
ト下面が接触して自重により下降する。
6はパレット下面に取付けられた2個の案内ローラで、
パレット4の下降時、上記ローラ軌道の溝部(図示せず
)と協働して同パレット4を左右方向で案内する。
第4図は本発明を有利に適用できる装置の一例を示す。
第4図において、所定の作業が施こされて自動処理機械
8から排出された工作物2は、従来の動力型ローラコン
ベヤ10により次の自動処理機械12に送られて次の作
業が行なわれる。
この技術は現在の産業界で汎く使用されている。
しかしこの技術もコンベヤ10に対する処理機械8から
の排出並びに処理機械12に対するコンベヤ10からの
供給が同一速度で進行する限りは極めて好適であるが、
工具の交換或は他の遅延によりいずれか一方の処理機械
が一時的に不作動となった場合には、工作物の排出空間
がなくなったり工作物の供給が途切れたりするから、他
方の処理機械もその後短時間で不作動とする必要がある
この問題を解決する一方法として、搭載パレット及び非
搭載パレットの両方を貯えた天井軌道装置からなる貯溜
システムにローラコンベヤから除去した工作物を送った
り、逆に上記貯溜装置からローラコンベヤに工作物を追
加供給することができる。
例えば第4図において、線図として示される本発明の一
実施例には、前記ローラコンベヤ10に工作物2を供給
したり同ローラコンベヤ10から工作物2を除去したり
する昇降機14が含まれている。
即ちローラコンベヤ10に対する供給時には、■印で示
す搭載パレット16が、昇降機14の高位20を始端と
する軌道18の下端から昇降機14に送り込まれる。
ここで上記搭載パレット16は下坂軌道20i8上で列
をなしており、昇降機14により必要に応じて軌道終端
18から取上げられる。
続いて搭載パレット16の工作物2は上記昇降機14内
で下ろされてローラコンベヤ10に送られ、一方空とな
った非搭載パレット22は高位24を始端とする下坂軌
道に排出される。
該下坂軌道は前記昇降機14の低位26を終端としてお
り、○印で示す非搭載パレット22がこの軌道24−2
6上で列をなしている。
つまりローラコンベヤ10に1個の工作物2を供給する
場合、1個の搭載パレット16が軌道201B上の列か
ら取除かれ、1個の非搭載パレット22が軌動24−2
6上の列に加えられることになる。
逆にローラコンベヤ10から工作物を取除く場合、非搭
載パレット22が前記低位軌道26から昇降機14内に
受入れられてローラコンベヤ10からの工作物2を積載
された後、搭載パレット16として高位軌道20に排出
されて軌道20−18上の列に加わる。
従ってローラコンベヤ10から取除かれる1個の工作物
2に対し、1個の非搭載パレット22が軌道24−26
上の列から取除かれるとともに1個の搭載パレット16
が軌道2018上の列に追加される。
第4図の構成では、パレット4を水平面内で且各軌道2
018.24−26の一点で逆転させることにより、昇
降機14及びローラコンベヤ10に対するパレット4並
びに工作物の向きを維持する必要がある。
本実施例ではこれを、第4図中に大径の○印で示すとと
もに第5図に詳細を示したターンテーブル状の2個の回
転軌道部分28により達成している。
即ち第5図において30はフレームで、その一部には固
定ローラ軌道32が支持されると同時に、軸36及び軸
受38を介して短い可動ローラ軌道34が取付けられて
いる。
上記固定ローラ軌道32は可動ローラ軌道34の端部近
傍を終端とし、これらローラ軌道32.34の表面は同
一面内にあって直線的に一致している。
可動ローラ軌道34は前記軸36の軸線を中心に回転可
能であり、一方上記軸36はシリンダ、ラック・ピニオ
ン等、または減速装置等、図示しない従来の適宜機構に
より180°回転させられる。
またこれも従来構成であるため図示しないが、固定ロー
ラ軌道32からのパレット4が完全に可動ローラ軌道3
4に乗ると該パレット4を停止させる、後退可能なスト
ッパが設けられている。
このようにパレット4が停止させられると、可動ローラ
軌道34が180°回転させられて再度固定ローラ軌道
32に一致し、これによりパレット4の向きが逆にされ
る。
続いて前記ストッパが後退し、パレット4は固定軌道3
2上をそれまでとは逆の向きで下坂し続ける結果、昇降
機14には前記高位を出発したときと同じ向きで到着す
る。
本発明の一実施例である昇降機140機能的特徴を第4
図について上述したが、次にこの機能を達成するための
構造的特徴を第6図とその各種断面を参照して説明する
第6図に示す概略縦断面図において、40は下部スペー
サ42及び上部スペーサ44を介し適当な間隔で対設さ
れた2枚の側板である。
これら側板40にはピローブロック48(第7図)を介
して下部スプロケット軸46が回転可能に支持され。
該スプロケット軸46には2個のスプロケット50が固
設されている。
上記スプロケット軸46は適宜減速装置及びモータから
スプロケットまたはプーリ52とチェーンまたはベルト
54とを介して駆動されるが、最も有利な構成としては
、本発明者の米国特許第3789676号、第3859
862号、及び第4075911号に記載された如き間
欠駆動装置55を使用して前記スプロケット52を駆動
できる。
第6図、第9図、第10図において、58は2本のスタ
ブ軸からなる上部スプロケット軸、56は夫々軸受60
を介してこれらスプロケット軸58に支持されたスプロ
ケットである。
各スプロケット軸58は、前記側板40に支持された中
空のU字状フレーム640両端においてブロック62に
装着されている。
このように前記下部スプロケット軸46と異なり上部ス
プロケット軸58を一本としないのは、後述するように
必要な空隙を画定するためである。
66は夫々上下のスプロケット56,50間で作用する
2本の相離間した無端チェーンであり、これらチェーン
66からは2種類のパケットが吊下げられている。
即ちこれら2種類のパケットとは、以下Pパケット70
と称するパレット4を移送するものと、Wパケット72
と称する工作物を移送するものである。
そして第6図に示されるように上記Wパケット72とP
パケット70は、必要条件ではないが望ましくは一定間
隔で、チェーン66に交互して取付けられている。
またPパケット70及びWパケット72は共にピン74
を介して前記チェーン66に吊下げられているから、該
ピン74を中心として枢動自在であり、従って第6図に
示されるように常に一定の姿勢を維持する。
76は上記各ピン74に設けられた案内ローラで、前記
側板40に取付けられた溝部材78に案内されることに
より、パケット70.720移動時にピン74の位置を
制御する。
更にPパケット70、Wパケット72には第8図、第1
0図に示すように、補助的な案内ローラ80が設けられ
て前記溝部材78に案内されている。
これら案内ローラ76.80により、上下移動時の両バ
ケツ)70,720姿勢が制御される。
両溝部材78の両端は82(第7図、第8図)及び84
(第9図、第10図)で示すように鐘形とされ、案内ロ
ーラ80の進入を容易にする。
尚案内ローラ80はチェーン66に結合されてはおらず
、また上下両スプロケツ)56,50において溝部材7
8を移動している間のWパケット72及びPパケット7
0は共に、垂下状態で自由に吊下げられる。
この場合にもし両スプロケット56の軸58が連続して
いるとPパケット70、Wパケット72の上記垂下姿勢
がそれと干渉し合うため、上部スプロケット軸58を前
述の通り2本のスタブ軸としたものである。
前述のようにパレット4を位置決めしつつ支持するよう
に形成された各Pパケット70は、前記ピン74並びに
案内ローラ80を装着された2枚の側板90(第7図、
第11図、第12図)と、これら側板90を結合するス
ペーサバー92と、夫々上面をパレット4を支持すべく
形成されて上記スペーサバー92に片持支持された2本
の支持アーム94とで構成される。
一方工作物4を位置決めしつつ支持する各Wパケット7
2もPパケット70と同様、前記ピン74と案内ローラ
80とを装着された2枚の側板96(第7図、第8図)
と、これら側板96を結合するスペーサバー98と、夫
々上面を工作物2を支持すべ(形成されて上記スペーサ
バー98に片持支持された2本の支持アーム100とで
構成される。
ここで両支持アーム100の間隔はパレット40幅より
大きく設定されているから、支持アーム100はパレッ
ト4を通過し、パレット4の方は別に支持され、工作物
2はその支持アーム100において工作物2がパレット
4に支持されたならば取るであろう位置と上下方向で一
致するような位置を取る。
第7図、第8図において前記ローラコンベヤ10は、一
連の構造的支持体102と、これら支持体に支持された
取付板104と、該取付板104に立設されたライザ1
10,112と、一連のローラ106を支持して上記ラ
イザ110゜112内の軸受に適宜支持された軸108
とを具える。
114,116はそれら軸108に取付けられたスプロ
ケットで、適宜のチェーンループにより隣接した軸10
8に結合されている。
上記ローラ106は全て、適宜のモータ及び減速装置を
具えた従来の駆動装置(図示せず)により同期して駆動
される。
このローラコンベヤ10は、Wパケット72の支持アー
ム100及びPパケット70の支持アーム94が上下方
向で通過できる深さと幅の2個のクロスH18(第7図
)を取付板104に形成した点を除いて従来構造と同様
である。
第7図においてはこの空隙を、支持アーム100に対し
ては実線で、また支持アーム94に対しては点線で示し
ている。
上記空隙がローラ106の間隔によっても画定されてい
るのは熱論である。
工作物2がローラコンベヤ100ローラ106に支持さ
れている場合、該工作物2はWパケット72の支持アー
ム100が取上は得る位置に保持されることが必要であ
る。
この目的のために本実施例では、従来のシリンダ作動型
ストッパ即ちエスケープ119を使用して、支持アーム
100に取上げられるまで工作物2を一時的に適切な位
置に保持している。
同様にローラコンベヤ10に工作物2を供給する際にも
、支持アームは第7図に示された位置でこれを行なう。
上記したローラコンベヤ10上の工作物2の持上・載置
位置に加え、パレット用軌道と昇降機14との間にはA
軌道26上の非搭載パレット22の進入、B軌道24上
の非搭載パレット22の退出、C軌道20上の搭載パレ
ット16の退出、D軌道18上の搭載パレット16の進
入、に対する接続点が4個所に設けられている。
次にこれら4位置における機構を順次説明する。
まず第11図乃至第13図に、非搭載パレットの軌道へ
の進入点に設けられた機構を示す。
前記低位軌道26の固定部分の終端はクロスビーム12
0を介して側板40に支持されている。
122は軌道の可動部分をなすゲートで、伸張時、上記
固定軌道26の延長部となる、つまりゲート122上の
ローラが固定軌道26十〇ローラと同一面になる。
また固定軌道26の終端のローラとゲート122の始端
のローラとの間の空隙は、パレット4が固定軌道26か
らゲート122に乗り移るに十分な小ささに設定してお
り、ゲート122上に転動してきた上記パレット4は第
12図の位置4aでストッパ124により停止させられ
る。
126は上記ゲート122を支持した筒状のクロスビー
ムで、2枚の支持板128を介して同軸的な2本のスタ
ブ軸130に支持されている。
これらスタブ軸130の一方は対応する側板40を貫通
して外側に延び出し、この延出端に切換レバー134を
取付ゆである。
138は一端で側板40に装着されたシリンダで、該シ
リンダ138のU’Jンク素子136に上記切換レバー
134が結合されている。
また140は側板40に突設した2本のピンで、これら
ピン140によりシリンダ138は2位置間で切換レバ
ー134を駆動するものとされる。
該2位置とは、第12図に実線で示す前記ゲート122
の伸張位置と、同図に点線で示す後退位置とに対応する
ものである。
ゲート122が実線位置にある場合、Pパケット70(
第11図)及びWパケットは共に、干渉し合うことなく
ゲート122を通過して上下動できる。
そしてその際にパレット4が4a位置に存在すれば、上
昇中のPパケット70が該パレット4に係合してゲート
122から持上げ、上方に搬送する。
一方ゲート1220点線位置では、工作物2を搭載して
いるにも拘らずWパケット72が干渉なしに通過できる
第11図乃至鯖3図について上記した機構は、第6図に
おける固定軌道24に対する非搭載パレットの排出機構
にも略同様に適用できるが、該排出機構においてはゲー
ト142及び軌道24の傾斜方向を前記とは逆にする。
即ち上記ゲート142は2本のスタブ軸144に支持さ
れ、第13図について既述したと同様のシリンダ機構に
より伸張位置と後退位置との間を揺動させられる。
ゲート142が伸張位置にあると、そのローラが固定軌
道240ローラと同一面となり、従って下陣中のPパケ
ット70によりゲート142に載置されたパレット4は
固定軌道24上に転動して排出される。
逆にゲート142が後退位置にあると、工作物2を搭載
しているにも拘らずWパケット72が干渉なしに通過で
き、同様にPパケット70もパレット4を搭載している
にも拘らず干渉なしに通過できる。
次に第14図乃至第16図を参照して、第6図中の上部
右側に示される固定軌道20に対する搭載パレット4の
排出機構を説明する。
第14図乃至第16図において、固定軌道20の始端は
クロスビーム146を介して側板40に支持されている
148は可動部分をなすゲートで、第15図に実線で示
す伸張位置となったとき固定軌道20の延長部となり、
パレット4を固定軌道20上に転動させ得る。
150は上記ゲート148を取付けられたビームで、2
枚の支持板152を介して同軸的なスタブ軸154に支
持されている。
一方両スタブ軸154は夫々、ピローブロック156を
介して前記側板40に回転可能に支持されている。
スタブ軸154の一方は対応する側板40を貫通し、外
端に切換レバー134を支持している。
即ち該一方のスタブ軸154は切換レバー134を介し
て、第13図について説明した機構の略同−の駆動機構
により2位置間を駆動される。
第16図はシリンダ作動によるストッパの詳細を示し、
このストッパは、下降中のPパケット70により伸張位
置のゲート148に載置されたパレット4を一時的にゲ
ート148上に保持し、固定軌道20への転勤を阻止す
るために使用し得る。
第16図においてこのストッパ機構はゲート148に取
付けられており、ピン160を介してゲート148に枢
着された停止爪158と、この停止爪158を動作させ
るシリンダ162とで構成される。
これらシリンダ162及び停止爪158が伸張状態にあ
ると、停止爪158の外端がパレット4の下面に設けら
れた案内ローラ6に係合し、下方に傾斜した前記ゲート
148から外部に転動するのを阻止する。
逆にシリンダ162及び停止爪158の後退位置では、
停止爪158が案内ローラ6の移動路から退出するため
、パレット4は自由に転勤できる。
前記ゲート148の伸張位置においては、夫々パレット
4、工作物2を搭載していない限り、Pパケット70及
びWパケット72は共にこの部位を通過できる。
また同ゲート148が第15図に点線で示す後退位置に
ある場合には、パレット4を搭載したPパケット70及
び工作物を搭載したWパケット72が共に干渉なしに通
過できる。
尚ゲート148の伸張状態において、固定軌道20とゲ
ート148との間の空隙は、Pパケット70のスペーサ
バー92並びにWパケット72のスペーサバー98の通
過を許す幅とする。
第17図、第18図は、第6図の右下部に位置する固定
軌道18からの搭載パレット16の供給機構を示す。
第17図、第18図において、固定軌道18の終端はク
ロスビーム164を介して側板40に固定されており、
該終端はPパケット70のスペーサバー92及びWパケ
ット72のスペーサバー98の上下方向の移動路が画定
する面の直前に位置する。
166はクロスビーム168を介して側板40に固定さ
れたゲートで、固定軌道の一部として機能する。
上記クロスビーム168の位置は、第17図に点線で示
すWパケット72の支持アーム100及びPパケット7
0の支持アーム94のいずれとも干渉し合わないように
設定されている。
更にゲート166の他端側は、Pバケツ)70のスペー
サバー92とWパケット72のスペーサバー98との上
下移動路が画定する前記面の直後を終端としている。
従ってゲート166は、両スペーサバー92,98の通
過を許すと同時に軌道18からゲート166に転動する
パレット4が跨げる小ささの空隙が存在するものの、実
質的には軌道」8の単なる延長である。
170は固定的なストッパで、このストッパ170によ
りゲート166上の4c位置に停止させられたパレット
4は、上昇中のPパケット70により取上げられる。
尚この場合Wパケット72は、その支持アーム100間
の間隔が太きいため、上昇時にもパレット4は取上げず
、パレット4から突出した工作物2のみを持上げる。
この特徴は、各境界位置における作用に関連して後述す
る通り極めて効果的である。
更に搭載パレット16用の軌道18並びに非搭載パレッ
ト22用の軌道26における2進入位置には、従来構成
のエスケープが設けられている。
これら各ニステープは実質的に、2個のシリンダに駆動
されるか或は1個のシリンダに駆動されるとともに相結
合された後退可能な2個のストッパで構成されており、
第1ストツパは全てのパレット4を列内に停まらせ、第
2ストツパは最初のパレット4以外の全てのパレット4
を列内に停まらせる。
また順次の作動は従来の簡単なエスケープ機構により達
成される。
即ち通常は第1ストツパが全パレット4を停まらせるべ
く係合しているが、この第1ストツパが解放され且第2
ストッパが係合すると、先頭のパレット4がゲートまで
軌道を転動して行へそして該パレット4が転動した後は
、第1ストツパが再度係合すると同時に第2ストツパが
解放され、列内の全パレット4はパレット1個の長さだ
け前進して次のサイクルを待つ。
〔時計方向の作動〕
上述した機構はその回転方向及びゲートの作動順序特性
のみに応じて、パレット4に対する工作物の積下ろしを
行うことができる。
ローラコンベヤ10からパレット4に工作物2を積載す
る際には、両スプロケツ)50.56(第6図)が時計
方向に回転することにより、左側のチェーン部分のパケ
ット70.72を上昇させると同時に、右側のチェーン
部分のバケツ)70,72を下降させる。
この場合、非搭載パレット22の出口にあるゲート14
2は、搭載サイクルが終了するまで後退位置に保持され
、また搭載パレット16の出口にあるゲート148は伸
張位置に保持される。
1サイクルは、チェーン66が2パケツトピツチに等し
く且同種の2個のパケット間の距離に等しい、つまりP
パケット70から次のPパケット70或はWパケット7
2から次のWパケット72までの距離に等しい距離を移
動して行なわれる。
以下3位置の夫々における作用の説明の便宜上、上記チ
ェーン66の移動で代表される各サイクルを、同チェー
ン66の略等しい4段階の移動に分けて考える。
従って以下”移動単位″と称するチェーン66の各移動
段階は、以下の説明の目的で仮定するように全パケット
を等間隔で設けたとすれば、同種のパケット間の間隔の
1/4で且隣接する異種のパケット間の間隔の1/2に
等しい。
パレット4を上昇させて工作物を搭載する1サイクルの
4段階を通して、次に第19図乃至第23図を参照して
説明する作用がローラコンベヤ10と昇降機14との境
界で進行する。
第19図は4段階からなる1サイクルの初期における、
ローラコンベヤ10とチェーン66上の隣接パケットと
の状態を示す。
この初期状態では、工作物2がローラコンベヤ10上に
位置するとともに、空のWパケット72が上記位置の1
移動単位下方に位置し、また空のPパケット70が同位
置の1移動単位上方に位置している。
7第1段階においてチェーン66が1移動単位だけ上昇
すると、第20図に示すように、Wパケット72がロー
ラコンベヤ10上の工作物2の位置に達し、Pパケット
70は空のまま図外の位置まで上昇し、更に次のPバケ
ツI・70が空の状態で下方から区内に入る。
第2段階においてチェーン66が2移動単位だけ上昇す
ると、第21図に示すように、Wパケット72がローラ
コンベヤ10から工作物2を持上げるとともに、空のP
パケット70が空となったローラコンベヤ10の1移動
単位下方に来る。
更に第3段階においてチェーン66が3移動単位だけ上
昇すると、第22図に示すように、Wパケット72(工
作物2を搭載)が図外に上昇する一方、Pパケット70
が空のまま干渉なしにローラコンベヤ10を通過する。
最後に第4段階においてチェーン66が4移動単位だけ
上昇すると、第23図に示すような状態となって1サイ
クルが終了する。
即ち空のPパケット70がローラコンベヤ10の1移動
単位上方に位置し、空のWパケット72が同ローラコン
ベヤ10の1移動単位下方に位置している。
そしてこのチェーン66の移動が完了した時点で次の工
作物2が進入してパケット移動路に一致し、再び前記第
19図の状態となって次のサイクルを開始できる。
要するにチェーン66によりローラコンベヤ10を経て
上昇させられる間に、全てのWパケット72はローラコ
ンベヤ10から工作物を取上げるが、全てのPパケット
70は空のまま上昇し続ける。
次に第24図乃至第28図について、昇降機1404段
階の移動中に非搭載パレット4の入口にあるゲート12
2と昇降機14との境界で生じる作用を説明する。
第24図は4段階からなる1サイクルの初期における、
ゲート122と隣接パケットとの状態を示す。
この初期状態では、非搭載パレット4がゲ−)122上
にあり、空のPパケット70がこの位置の1移動単位下
方にあり、また工作物2を前記第19図乃至第23図の
態様で搭載したWパケット72が同位置の1移動単位上
方にある。
まず第1段階においてチェーン66が1移動単位だけ上
昇すると、第25図に示すように、空のPパケット70
がゲート122上の非搭載パレット4に達するとともに
、工作物2を搭載した上方のWパケット72が図外に上
昇し、下方の搭載Wパケット72が上昇して図中に入る
第2段階においてチェーン66が2移動単位を上昇する
と、第26図に示すように、Pパケット70がパレット
4を持上げてゲート122を空にする(第26図中点線
で示す)。
このとき上記Pパケット70はゲート122の1移動単
位上方にあり、次の搭載Wパケット72が同ゲート12
2の1移動単位下方にある。
そしてこの場合に、ゲート122は点線図示の伸張位置
から実線図示の後退位置に移動する。
次に第3段階においてチェーン66が3移動単位を上昇
すると、第27図に示すように、パレット4を搭載した
Pパケット70が図外に上昇すると同時に、次の搭載W
パケット72が後退位置にあるゲート122と干渉し合
うことなく同ゲート122の位置を通過する。
更に第4段階においてチェーン66が4移動単位を上昇
すると、第28図に示すように、上記Wパケット72が
ゲート122を通過してその1移動単位上方に位置し、
上記ゲート122は後退位置122aから伸張位置12
2に戻される。
この状態では前記パレット4はゲート122から持上げ
られて、Pパケット70に支持されたままゲート122
の3移動単位上方にあり、次の非搭載パレット70がゲ
ート122の1移動単位下方にある。
そしてこのチェーン66の移動終了時、次の非搭載パレ
ット4が軌道26からエスケープにより解放されて上記
ゲート122上に転動して停止させられ、前記第24図
の状態が再現されることにより、次のサイクルを開始し
得る。
要するに、チェーン66の移動とともにパケットがゲー
ト122の位置を上昇する場合、全てのPパケット70
はゲート122からパレット4を持上げるが、既にロー
ラコンベヤ10から工作物2を持上げた全てのWパケッ
ト72は後退位置にあるゲート122を通過するのみで
ある。
従ってゲート122の位置を過ぎて上昇しているパケッ
トは全て、夫々所定の物品を搭載していることになる。
これら搭載バケツ)70.72は順次、上部スプロケッ
ト56を経て右側のチェーン部分(第6図)により下降
させられ、パレット搭載モードでは常時伸張状態にある
ゲート148に達する。
次に第29図乃至第33図について、4段階からなるパ
レット4の1排出サイクル中に、搭載パレット4の出口
にあるゲート148と昇降機14との境界で生じる作用
を説明する。
第29図は上記1サイクルの初期における、ゲート14
Bとチェーン66上の隣接パケットとの状態を示す。
この初期状態では、パレット4を搭載したPパケット7
0がゲート148の1移動単位上方にあり、空のWパケ
ット72(前のサイクルで空になっている)が同ゲート
148の1移動単位下方にある。
尚第29図には示さないが、ゲ−N4Bの3移動単位上
方にあるWパケット72が工作物2を搭載していること
は明らかである。
まず第1段階においてチェーン66が1移動単位下降す
ると、第30図に示すように、搭載Pパケット70が非
搭載パレット4をグーN4B上に下ろす部位まで下降し
、一方弁搭載Wパケット72が上記ゲート148の部位
の2移動単位下方に位置することになる。
第2段階においてチェーン66が2移動単位下降すると
、第31図に示すように、上記Pパケット70はパレッ
ト4をゲート148上に下ろして同ゲート148の1移
動単位下方まで下降し、このパレット4はストッパ機構
(第16図)により一時的に同ゲート148上に保持さ
れる。
また工作物2を搭載したWパケット72がゲート148
の1移動単位上方に達する。
次に第3段階においてチェーン66が3移動単位下降す
ると、第32図に示すように、上記Wパケット72は工
作物2をゲート148上で待機中のパレット4内に下降
させて搭載し、一方弁搭載Pパケット70はゲート14
8の2移動単位下方まで下降する。
更に第4段階においてチェーン66が4移動単位下降す
ると、第33図に示すように、工作物2をパレット4に
搭載し終えたWパケット72がゲ−4148の1移動単
位下方まで移動する。
搭載状態となった上記パレット4はゲート148上のシ
リンダ式ストッパ(第16図)から解放され、ゲート1
48から軌道20に転動して行く。
この搭載パレット4がゲート148を離脱した直後にこ
の位置における1サイクルが完了し、次の搭載サイクル
を開始できる状態となる。
即ち搭載Pパケット70がゲート148の1移動単位上
方に位置する、前記第29図の状態が再現される。
要するにチェーン66の移動により各搭載パケット70
.72はゲート148を下方に通過するが、Pパケット
70はまず非搭載パレット4をゲート148上に下ろし
、このパレット4は次のWパケット72により工作物2
を搭載されるまで上記ゲート14Bに保持され、最後に
空となった上記Wパケット72が当該位置を離脱した直
後に搭載パレット4が排出されて1サイクルを完了する
上述したパレット4に対する搭載作用全体を要約すれば
、工作物2はWパケット72によりローラコンベヤ10
から持上げられ、非搭載パレット4はPパケット70に
より揺動するゲート122から選択的に持上げられ、こ
れら全てのパケット72.70は上部スプロケット56
を通過する時点では夫々搭載状態となっており、チェー
ン66の下降側では各パレット4がゲート148に載置
されて次のWパケット72から工作物2を積込まれると
いうことができる。
そしてゲート148を通過して下降した全てのパケット
70.72は空であり、夫々下部スプロケット50を経
てローラコンベヤ10、ゲート122に達して再び搭載
されるまで空のまま移動する。
以上各境界部分における作用を1サイクルを構成するチ
ェーンの4段階移動として説明したが、この1サイクル
の完了時には、ローラコンベヤ10による次の工作物2
の供給、次の非搭載パレット4のゲート122への転動
、或は搭載パレット4のゲート148からの転動等、外
部(非チェーン)作用が必要となる。
これら3種の外部作用が同時に起ると、3ケ所の境界部
分の夫々における各チェーン移動段階も同時に生じるこ
とになり、例えばローラコンベヤ10における第1段階
と同時に各ゲーH22,128においても第1段階が進
行する。
この場合には、各境界部分相互の位置に関して一定の間
隔を設定する必要が生じる。
即ちゲート122はローラコンベヤ10の2移動単位上
方(第6図に示す)に配設する必要があるが、パケット
のパターンに対する適正な関係を維持できるなら2+4
N(N=0.1.2・・・・・・・・・)移動単位上方
でもよい。
同様にゲート148の位置は、パケットのパターンに対
する関係を適正に維持しつつ、ゲート12204N(N
=1.2.3・・・・・・・・・)移動単位上方とせね
ばならない。
間隔に関する上記要求を避けるためには例えば、ローラ
コンベヤ10において第1段階が進行する間に、ゲート
122 、148では第2段階、第3段階、或は第4段
階が進行する、というように境界部分間の段階の関係を
ずらしてもよい。
またこれらの3境界部分の各段階を一致させる必要がな
げれば、それらの間隔に対しても特別な要求はない。
要するに1サイクル中には複数回の休止があるが、チェ
ーン66が3境界部分のいずれにおいても第4段階の終
了時に休止して同境界部分に関連した外部作用を生じさ
せればよいのである。
各境界部分における4段階移動の終端で必要となる単数
乃至複数の休止位置間の移動に際し、前記チェーン66
は単に駆動モータを起動、停止させることにより移動の
開始、停止を制御してもよいが、本発明者の前記米国特
許に記載された間欠駆動装置55を使用して達成させる
如き、自然な休止により分離された1加速・減速増分を
チェーン66の1移動単位とするのがより望ましい。
その場合には、夫々1単位移動に等しい1加速・減速増
分である各境界部分における4段階移動が1サイクルを
構成する。
そしてその際には、パケット位置を自然な休止に対して
適切に関連させておけば、工作物2またはパレット4は
常に、チェーン66の移動速度がゼロとなる点の極く近
傍で持上げられたり下ろされたりすることになる。
以上説明した通り本発明機構は、ローラコンベヤ10か
ら工作物2を取上げて低位の非搭載パレット4に積載し
、このパレット4を高位において排出できるものである
〔反時計方向の作動〕
前記機構はまた、スプロケツ)50.560反時計方向
の回転により、低位で軌道18が受取った搭載パレット
4から工作物2を下ろし、非搭載パレット4を高位の軌
道24に排出し、工作物2をローラコンベヤ10上に載
置することができる。
この作用モードでは、右側のチェーン66部分(第6図
)が上昇するとともに左側部分が下降する。
パレット4から工作物2を下ろす場合、ゲート148は
後退して後退位置に保持され、同様にゲート122も後
退位置となるが、ゲート142は後述するようにサイク
ルに応じて後退したり伸張したりし、ゲート166は常
時固定されている。
まず第34図乃至第38図を参照して、チェーン66の
4段階上昇時に生じるゲート166での作用を説明する
この4段階移動の初期においては第34図に示すように
、軌道18のエスケープから開放され転動してきた搭載
パレット4がゲート166上にあり、搭載Pパケット7
0が同ゲート166の1移動単位上方に位置するととも
に非搭載Wパケット72が1移動単位下方に位置してい
る。
チェーン66の4段階にわたる上昇に応じ、第1のパケ
ットであるWパケット72が上昇しつつ工作物2を持上
げるが、パレット4自体はゲート168に残る(第一3
5図、第36図)。
続(Pパケット70はこの非搭載パレット4をゲート1
66から持上げ(第37図)、チェーン66の移動終了
時にゲート166の1移動単位上方に位置する。
そして軌道18のエスケープから次の搭載パレット4が
転動してきてゲート166上で停止されられ、次のサイ
クルを行うことが可能となる。
尚ゲート166を経て上昇する全てのバケツ 。トは、
夫々の形状に応じて工作物2、非搭載パレット4のいず
れかを搭載している。
次に第39図乃至第43図は、チェーン66の4段階下
降時にゲート142で生じる作用を示す。
このサイクルの初期においては第39図に示すよ 。
うに、非搭載Pパケット70がゲート142の1移動単
位下方にあり、搭載Wパケット72が同ゲ−)142の
1移動≠位上方にあるとともに、ゲート142は前のサ
イクルで同ゲート142に載置された非搭載パレット4
が軌道24に転動し去った 5後に後退位置142aと
なっている。
チェーン6604段階にわたる下降に応じ、第1のパケ
ットであるWパケット72が工作物を支持したままゲー
ト142aを通過しく第40図)、この通過後に上記ゲ
ートは142位置に戻され(第41図)、・続いてPパ
ケット70がゲート142に非搭載パレット4を載置し
く第42図)て1移動単位下降し続け、1サイクルが完
了する(第43図)。
グー1142上の非搭載パレット4は軌道24に向げて
自由に転勤でき、この転動後にゲート142は142a
位置に後退して(第39図)次のサイクルが開始可能と
なる。
更に第44図乃至第48図は、チェーン6604段階下
降時にローラコンベヤ10で生じる作用を示す。
このサイクルの初期においては第44図に示すように、
ローラコンベヤ10上の載置位置は前のサイクルで積載
された工作物2が既に移送されているため空であり、非
搭載Wパケット72がローラコンベヤの1移動単位下方
にあり、また非搭載Pパケット70が1移動単位上方に
ある。
チェーン6604段階にわたる下降に応じ、非搭載Pパ
ケット70がローラコンベヤ10と干渉シ合うことなく
通過しく第45図、第46図)、次のパケットである搭
載Wパケット72が同位置を移動しつつ工作物2をロー
ラコンベヤ10上に載置しく第47図)、その後もこの
Wパケット72は1移動単位だけ下降して(第48図)
1サイクルが完了する。
そして上記工作物2はローラコンベヤ10により運び去
られて第44図の状態が再現され、次の1サイクルが開
始可能となる。
上記した作用順序は前記搭載順序とは本質的に逆であり
、次のように要約できる。
即ち工作物2及び非搭載パレット4は夫々適切なパケッ
トにより固定ゲート166から持上げられ、全てのパケ
ットは上部スプロケット56を通る際には搭載状態とな
っており、Pパケット70は各サイクル中で周期的に後
退させられるゲート142に非搭載パレット4を下ろし
、搭載Wパケット72は後退位置のゲート142を通過
してローラコンベヤ10に工作物2を下ろし、更に全て
のパケットは下部スプロケット50を通る際には非搭載
状態となっていて前記ゲート166にて再度搭載される
尚この場合にもパレットの搭載サイクルに関連した前記
各ゲートと同様、3位置におけるチェーン66の移動段
階が一致していれば特定の間隔に関する要求を満たさね
ばならない。
しかしそのような一致が不要で且各位置の最終段階の終
端における適宜の休止によって置換し得る場合には、排
出側及び供給側の軌道に関する要求に合致する限り、各
位置をいずれの移動単位位置に設定してもよい。
このように前記機構はスプロケット50,56の回転方
向を逆にするだけで、低位における搭載パレット4の受
入れ、同パレット4からの工作物2の排除、高位におけ
る非搭載パレット4の排出、並びにローラコンベヤ10
に対する工作物2の載置を行なうことができる。
以上説明した機構はパレットをいずれかのモードで上昇
させつつ積下ろしを行い得るものであったが、一台の機
構をパレットに対する積載及び上昇用に使用するととも
に、それとは別個の機構をパレットに対する除去及び上
昇用に使用する応用が数多く考えられる。
次にそのような各別の機構を有利に応用し得る装置を第
49図について説明する。
第49図において、処理機械180からの工作物2は機
械内トランスファシステムによりプラットホーム182
に排出され、次に第6図の機構を簡略化したパレットロ
ーダ184により上昇させられる。
一方弁搭載パレット4は低位軌道186に送られた後、
工作物2を積載されて高位軌道188に排出される。
上記パレットはこの高位軌道188をその終端190ま
で下坂して列をなすものであり、また該終端190がパ
レットアンローダ192への入口となる。
従ってパレットアンローダ192は上記軌道190にて
搭載パレット4を受入れ、空となったパレット4を高位
軌道194に排出するとともに工作物をプラットホーム
196に送る。
このプラットホーム196は次の処理機械198の入口
位置にあり、工作物2は上記プラットホーム196から
処理機械198に後者の内部トランスファシステムによ
り取込まれる。
同時に、高位軌道194の非搭載パレット4は自重によ
り低位軌道186まで下降して列をなす。
この構成によれば、貯溜はいうまでもなく、同一ライン
上の1位置から他の位置へ工作物2を搬送することがで
きるとともに、ローラコンベヤ10(第4図)が不要と
なる。
第50図は前記パレットアンローダ184を示す概略断
面図で、この機構は前記第6図の昇降機14と略同−で
あるが、次の点で異なる。
即ちスプロケット50,56は時計方向にのみ回転し、
搭載パレット入口の固定ゲート166及び非搭載パレッ
ト出口の可動ゲート142が設けられず、また可動であ
った搭載パレット出口のゲート148が固定ゲート20
0とされている。
上記パレットローダ184の3境界部位における作用順
序は、前記昇降機14の対応する各部位に関して説明し
たものと同一である。
即ちプラットホーム182からの工作物2の持上げ作用
は、ローラコンベヤ10がプラットホーム182とされ
た点を除いて第19図乃至第23図と同様である。
またゲート122からの非搭載パレット4の持上げ作用
は、軌道26が軌道186とされた点を除いて第24図
乃至第28図と同様である。
更にゲート200に対する搭載パレット4の載置及び排
出は、可動ゲート148を固定ゲート200に代えた点
以外は第29図乃至第33図と同様の作用順序で行なわ
れる。
尚ゲート148は、搭載サイクルの一部としては移動せ
ず、第6図の機構がパレットアンローダとして作用する
場合にのみ後退するものであった。
第52図は前記プラットホーム182における状態を示
し、内部トランスファ機構により図示位置に摺動させら
れた工作物はレール204゜206.208.210に
より左右を案内されるとともにストッパ212により前
進し過ぎないように停止させられる。
これら案内レール204〜210及びプラットホーム1
82は不連続であり、第52図に重なり合った状態で示
されるPパケット70のアーム94とWパケット72の
アーム100がスロット214を上下方向に干渉なしに
通過できる構成となっている。
次に第51図は前記パレットアンローダ192の概略断
面図で、この機構も、スプロケット50゜56の回転方
向が反時計方向のみであり、ゲート122 、148を
設けない点を除き、第6図の昇降機14と略同−である
このパレットアンローダ192の3境界部位における作
用順序は、前記昇降機14の対応する各部位に関して説
明したものと同一である。
即ち固定ゲート166におけるパレット4からの工作物
2の除去及び同パレット4の持上げは、軌道18を軌道
190に代えた点を除き、第34図乃至第38図と同様
の順序で行なわれる。
また可動ゲート142における非搭載パレット4の排出
作用の順序は、軌道24を軌道194に代えた点を除き
、第39図乃至第43図と同様である。
更にプラットホーム196への工作物2の載置順序は、
ローラコンベヤ10をプラットホーム196としたこと
を除き、第44図乃至第48図と同様である。
尚このプラットホーム196の構成は前記プラットホー
ム182(第52図)と略同−で、Pパケット70尚び
にWパケット72が自由に通過し得るスロットを具えて
いる。
前記ゲート122はチェーン66上のパケットに関連し
た一定の繰返し順序(第24図乃至第28図)を有し、
またこの順序はチェーン66の4移動単位(2パケツト
ピツチ)毎に繰返される。
従ってこのゲート122は、前記下部スプロケット50
用の駆動装置と同一の駆動装置により駆動される機構を
使用して動作させることができ、第13図の機構は設け
られない。
スプロケット50のピッチ円をチェーン66の4移動単
位の移動に等しいとすれば、下部スプロケット軸46は
ゲート122の1サイクル当り1回転することになる。
第53図にゲートを機械的に駆動する機構の一例を示す
この機構はパレットローダ184のいずれか一方の側壁
に取付けられて略垂直面内で作動するものであり、スプ
ロケット50のピッチ円は4移動単位に等しい。
第53図において、下部スプロケット軸46は側板40
外に突出し、この突出端部にクランクアーム220を支
持している。
222は一端を上記スプロケット軸46からずれたピン
224を介してクランクアーム220に枢着されたリン
クで、他端をピン226を介してアイドルリンク228
に枢着されている。
概アイドルリンク228は固定されたピン230を介し
て前記側板40に枢支されており、従ってピン230,
226間には仮想リンク232が存在する。
上記アイドルリンク228はまた、ピン236によりリ
ンク234に枢着され、ピン230゜236間には仮想
リンク232に対する角度を固定されて移動する他の仮
想リンク238が存在する。
リンク234の他端はピン242を介して駆動アーム2
40に枢着され、この駆動アーム240は前記ゲート1
22を支持したスタブ軸130の回動位置を制御すべ(
同スタブ軸130に固設されている。
上記リンク装置は直列的に作用する、夫々4本のバーか
らなる2リンク機構からなる。
即ち一方はクランクアーム220、リンク222、仮想
リンク232、及び軸46とピン230との固定的間隔
である基部リンクで構成された第1リンク機構であり、
他方は仮想リンク238、リンク234、駆動アーム2
40、及び軸130とピン230との固定的間隔である
基部リンクで構成された第2リンク機構である。
上記第1リンク機構はクランクアーム220の回動によ
り駆動され、その出力はピン230を中心とした仮想リ
ンク232の移動となり、この仮想リンク232の正確
な回動を他方の仮想リンク238が模して第2リンク機
構の入力とし、その結果、第2リンク機構の出力が前記
駆動アーム40及びゲート122に必要な揺動となる。
尚リンク機構の各割合、つまり長さ及び角度関係は、周
知の設計技術により幾何学的レイアウトに基いて決定で
きる。
第53図のリンク位置は第24図のゲート122の伸張
位置に対応し、また第24図のパケット位置は第53図
の下部スプロケット軸460回動位置に対応する。
この位置(第53図)からスプロケット軸46が1移動
単位に相当する90゜時計方向に回動すると、ピン22
4は224a位置に移動して駆動アーム240及びゲー
ト122が再び第53図、第24図の位置を得るが、チ
ェーン66は1移動単位上昇する(第25図)。
同時にこのスプロケット46の90°の回転時には、ク
ランクアーム220が゛中心線を越える(オーバーセン
ター)″ため仮想リンク232の移動量は比較的少く、
従ってリンク234に対して極めて゛オーバーセンタパ
状態に近い仮想リンク238の揺動量も少く、その結果
駆動アーム240及びゲート122の移動量も更に少い
ものとなり、ゲート122はこのチェーン66の移動時
には所期の如く実質的に静止している(第24図、第2
5図)。
スプロケット軸46が更に90°回転すると、ピン22
4は224a位置から第26図の状態に対応する224
b位置に移動する結果、仮想リンク232.238がピ
ン230を中心として大きく反時計方向に回動すると同
時に、駆動アーム240及びゲート122も大きく反時
計方向に回動し、ゲート122が第26図の位置まで後
退する。
スプロケット軸46が更に90°回転すると、ピン22
4が224b位置から224c位置に移動するとともに
、仮想リンク232.238、駆動アーム240、ゲー
ト122は更に若干時計方向に回動するがピン位置22
4bに対応したと略同−位置に戻る。
これはクランクアーム220が再び゛オーバーセンタパ
となるためである。
従ってゲート122を後退させたままの第27図の状態
が所期の通り達成される。
最後にスプロケット軸46が90°回転すると、ピン2
24が224c位置から出発位置224に移動して第2
8図の状態となる。
この移動により、両仮想リンク232.238がピン2
30を中心として大きく時計方向に回動して駆動アーム
240及びゲート122を大きく時計方向に回動させ、
従ってゲート122は所期の如(伸張されて1サイクル
が完了する。
一方ゲート142もまたチェーン66上のパケットに関
連した一定の繰返し順序を有しく第39図乃至第43図
)、この順序がチェーン66の4移動単位の移動毎に繰
返される。
従ってスプロケット軸46により駆動される機構を使用
してゲート142を動作させることができ、第43図の
シリンダ機構が不要となる。
ゲート1420所期移動を達成するための機構を第54
図に例示する。
第54図において、下部スプロケット軸46にはピッチ
円が4移動単位に等しいスプロケット50が取付けられ
ると同時に、クランクアーム250が固設されている。
該クランクアーム250はピン254を介してリンク2
52を駆動する。
リンク252の他端はピン256を介して、ピン260
により側板40に枢着されたアイドルリンク258に枢
着されている。
262は上記ピン260.256間の仮想リンクで、入
力リンクとしてのクランクアーム250リンク252、
及びスプロケット軸46とピン260との固定的間隔で
ある基部リンクからなる4本のバーによる第1リンク機
構の出力リンク262を構成する。
264は一端をピン266を介してアイドルリンクに枢
着されたリンク、270は該リンク264の他端にピン
268を介して枢着された駆動アームである。
更に272は、仮想リンク262に対して角度関係を固
定されたピン266゜260間の仮想リンクで、駆動ア
ーム270、リンク264、及びスタブ軸144とピン
260との固定的間隔である基部リンクで構成される4
本のバーによる第2リンク機構の駆動リンクとじて作用
する。
スプロケット軸46上のクランクアーム250がゲート
142の4段階作用(第39図乃至第43図)に対応し
、夫々90°からなる4増分にわたって反時計方向に回
動すると、上記リンク装置により所期のゲート142の
移動が生じる。
第54図のリンク装置の状態は第39図及び第43図の
ゲート142、パケットの状態に対応している。
まずスプロケット軸46が90°回動すると、ピン25
4が254a位置に移動してゲート142を第40図の
後退位置とする。
次の90゜の回動により、ピン254は254a位置か
ら254b位置に移動し、ゲート142を後退位置では
あるが第41図の伸張位置に移動し始め得る状態とする
更に次の90°の回転時、ピン254が254b位置か
ら254c位置に移動することにより、ゲート142は
伸張させられ、第41図に示すようにPパケット70が
パレツl−4を載置する前に伸張位置に達する。
最後にピン254が254c位置から出発位置254に
戻ると、クランクアーム250の゛′オーバーセンタ″
状態と、リンク264に対する仮想リンク272の近似
゛オーバーセンタ″状態とによりゲート142は効果的
に休止する。
第53図、第54図について上述した両リンク装置は、
それらの入力軸が1サイクルに対して1回転する必要が
ある。
これを最も簡便に達成するには、スプロケット50のピ
ッチ円を4移動単位とし、クランクアーム220.25
0を直接スプロケット軸46に取付ければよい。
しかし場合によってはこれが不可能で、スプロケット5
0のピッチ円を4移動単位より犬或は小とせねばならな
いことがある。
その場合には、側板40に副軸を回転可能に設け、これ
をチェーン66の4移動単位の移動に対して正確に1回
転するような回転比でスプロケット軸46から歯車また
はスプロケット及びチェーンを介して駆動すればよい。
そしてその際には、クランクアーム220及びまたは2
50を上記副軸に設ける。
第53図のリンク装置は第50図に示すように直接パレ
ットローダ184に設けることができ、同時に第6図の
昇降機14に対しても使用できるが、後者の場合には機
構のアンローダモードの作動時にゲート122を後退さ
せておく係止手段を含む必要がある。
この係止手段としては、例えばリンク234等のリンク
に代えてシリンダを設けるか、またはアーム240と軸
130との間或は軸46とクランクアーム220との間
にクラッチを設ければよい。
同様に第54図のリンク装置についても、第51図に示
すように直接パレットアンローダ192に取付けること
ができるとともに第4図の昇降機14にも使用できるが
、後者の場合にはローダモードの作動時にゲート142
を後退位置に保持する係止手段が必要である。
この係止手段は第53図のリンク装置に関して前述した
ものでよい。
尚第53図及び第54図に示したリンク装置は、本発明
に特に好適な例でしかなく、機械的に駆動される他のゲ
ート駆動機構を使用してもよい。
例えば適宜のカムをスプロケット軸46または1サイク
ルに1回転する副軸に取付け、カムフォロワを介して軸
130を動作させることができる。
また他の技術によれば、ゲート122または142を伸
張位置側にスプリングで附勢するとともに、チェーン或
はパケット上のカムを使用して1サイクルの適切な点で
上記ゲートをスプリングに抗して開けさせることになる
これら全ての機械的ゲート駆動技術は、第13図のゲー
ト駆動機構では必要であったシリンダ、弁、リミットス
イッチ、並びに制御装置を不要とすることを目的として
いる。
図示したすべての機構及び作用順序から明らかなように
、Wパケット72は非搭載パレット4を干渉なしに通過
でき、これは支持アーム100間の間隔をパレット40
幅より犬とすることで達成されている(第14図、第1
7図)。
これは極めて望ましい技術であるが、例えば内燃機関の
シリンダヘッド、カムシャフト、クランクシャフト等、
幅に対する長さの割合が大きい工作物に対してのみ使用
できるもので、上記割合が1:1に近づくにつれて実施
が困難となる。
この種の工作物を取扱う方法を、次に第55図を参照し
て説明する。
第55図において、280は幅に対する長さの割合が1
:1に近い工作物で、パレット282に支持されている
同図にはまた、側板96、スペーサバー98、及び工作
物280を支持する変形された支持アーム286からな
る変形されたWバケットと、側板90、スペーサバー9
2、及びパレット282を支持する変形された支持アー
ム290からなる変形されたPパケットとが重なり合っ
た状態で示されている。
図示の如く、Pパケットの支持アーム290は前記(第
17図)とは逆にWパケットの支持アーム286より外
方に延びている。
またパレット282には、実際のローダ作動時及びアン
ローダ作動時(第29図乃至第33図、及び第34図乃
至第38図)にPパケットの支持アーム286が通過し
得るスロット292が形成されている。
一方ローラ軌道及びゲートは、寸法線294に挾まれた
面域沿いにパレット282を支持する構成でもよく、更
に広いパレットの場合には、このパレットがPパケット
の支持アーム290に支持される面域より外方の面域で
支持するようにもできる。
更に第55図の構成では、支持アーム286.290が
通過できるスロットをローラコンベヤ10及びプラット
ホーム182,186にも形成する必要がある。
そして場合によっては、夫々2本の支持アームを通過さ
せる2個のスロットのみを設けるより、各アームに対応
する計4個のスロットを形成する方が適当である。
尚第55図及び第17図に示した相互関係は同等に使用
でき、工作物の形状により最適の選択が示されている。
次に第56図について、1台の上流側処理機械180か
らの工作物の流れを2台の下流側処理機械198,19
8aに向けて分割するために、パレットローダ184a
と2台のパレットアンローダ192,192aを使用し
た応用例を説明する。
第56図の全体的システム構成は前記第49図のものと
同様であるが、パレットローダ184aには既設の非搭
載パレット入口のゲート122の上方或は下方に他のゲ
ート122を付加するとともに、既設の搭載パレット出
口のゲート200の上方或は下方に他のゲート200を
付加し、これらゲート200の一方を可動として他方の
使用時には後退できるようにした点で異なる。
図中、パレットローダ184aをパレットアンローダ1
92゜192aに接続できる軌道を概略的に示し、パレ
ットの流れ方向(下坂)を重畳された矢印で示し、また
非搭載パレット及び搭載パレットの転勤状態を各々E、
Fで示す。
尚第50図から分かるように、複数の付加的ゲ−N22
を均一な移動単位間隔で設けてもよく、またいずれか一
方のゲート122がPパケットに非搭載パレットを供給
すべく選択されたとき、これらゲート122はいずれか
のパレットアンローダからの非搭載パレット列を選択す
る制御可能なスイッチとして作用する。
同様に第50図から、複数の付加的ゲート200を均一
な移動単位間隔で設は得ることが分かるが、°この場合
、最下方のゲート200のみは固定できるものの、それ
より上方のゲート200は前記ゲー)14B(第6図)
のように後退可能とする必要がある。
このような複数の出口位置及び入口位置を1台の昇降機
に設ける技術を更に拡大すれば、第57図に示すように
複数の平行な処理ライン間で相互移送をも達成すること
が可能となる。
第57図において、下方の2台の処理機械180 、1
98のみを考えた場合、点線が通常のオンラインの流れ
に使用される軌道を示し、第49図の流れのパターンに
対応する。
同様に上方の処理装置180a。198aもまた、点線
で示され且第49図のパターンに対応した軌道上でオン
ラインの流れを生ぜしめる。
一方実線で示された軌道は、夫々搭載パレットの供給と
非搭載パレットの戻りを必要とする処理機械180から
処理機械198aへの加工物の移送、或は処理機械18
0aから処理機械198への加工物の移送のために使用
される。
本例ではパレットアンローダ192,192aに搭載パ
レット入口用の複数のゲート166を付加するとともに
後退可能とする必要があり、同時に非搭載パレット出口
用に複数のゲー)142aを設ける必要もある。
これは第57図におけるパレットローダ184aに対す
る付加的ゲートと同様にして達成できる。
パレットローダ184a或はアンローダ192aに対す
る複数のゲートの付加に際しては、容易に理解し得る次
の要求を満たす必要がある。
即ち1種のゲートのうち1個は、1サイクルにおいて他
のゲートが後退して−・る開作動し、この作動ゲートに
関連した作用順序は第19図乃至第48図の線図に示し
た対応するゲートと同様とする。
以上説明した各実施例は全て、同数の2種のパケットを
チェーン周囲において交互に且間隔をおいて配設したも
のである。
次に第58図を参照して、3種類のパケットを使用して
更に柔軟性を増した構成を説明する。
この実施例は単一位置の機械、或は共通または隣接した
積載位置及び除去位置を有する複数位置のトランスファ
マシンに対する必要性を満たすものであり、進入してく
るパレット上の工作物を受取る、パレットから工作物を
除去する。
進入してくる工作物を機械に送る、完成した工作物を機
械から受取る、完成した工作物を非搭載パレットに積載
する、完成した工作物を搭載したパレットをパレットの
受取位置より高い位置で排出する、という作業を行なう
ことができる。
即ち第58図において、300は処理機械で、同機械3
00内に位置し支持された工作物302に対して何等か
の作業を行なう。
図示しないメカニカルハンド等の自動ローダ・アンロー
ダにより、上記工作物302が所定位置から処理機械3
00の工作位置まで矢印304方向に運ばれ、また工作
後の工作物306(工作物302と区別するために異な
る符号とした)が上記工作位置から他の所定位置まで矢
印308方向に運ばれる。
309は上記処理機械300に隣接して配設されたロー
ダ・アンローダとしての昇降機で、2組のスプロケツ)
310,312を支持した適宜のフレームを具える。
下部スプロケット組310及び上部スプロケット組31
2は夫々上記フレームに軸支され、前述したと同様の適
宜の駆動装置により駆動される。
314は上記スプロケット310.312間に相離間し
て設けられた2本のチェーンで、一連のパケットを略等
間隔で枢支している。
そしてこれらチェーン並びにパケットは前述したと同様
、溝に案内されている。
即ち上記チェーン316には、パレット318を支持す
べ(形成されたPパケット316と、処理機械300に
よる加工後の工作物306(◎で示す)を支持すべく形
成されたWOパケット320と、進入してくる加工前の
工作物302を支持すべ(形成されたW1パケット32
2とが順次設けられている。
工作物302を搭載したパレット318は低位軌道32
4に到着すると、適切なタイミングでエスケープにより
解放されて後退可能な可動ゲート326に転動する。
一方工作物306を搭載したパレット318は、後退可
能でストッパ(第16図)を設けられた可動ゲート32
8により昇降機309外に排出され、高位軌道330を
転動して行く。
これらが第1及び第2の境界位置であり、第3の境界位
置は、自動ローダ・アンローダがWOパケット320に
加工後の工作物306を積載したり、隣接したW1パケ
ット322から加工前の工作物302を除去して処理機
械300に運んだりする同処理機械300の位置となる
本実施例における干渉及び空隙に関する条件は第6図の
場合と同様で、空の状態の全てのバケツ)316,32
0,322は干渉なしに伸張状態のゲー)326.32
8を通過でき、またパケット320,322も空の状態
では伸張位置のゲート326,328を通過でき、更に
全てのバケツ)316,320,322は搭載、非搭載
に係らず干渉なしに後退位置のゲー)326,328を
通過し得る。
上記全てのパケット316,320,322の間隔は略
等しいが、本実施例は、パケット相互の干渉並びにゲー
ト後退用の空間及びパレット出入用空間のみにより制御
を受ける上記間隔が極めて不均一であっても作動する。
即ち1間欠駆動サイクルは2個の同種のパケットの間隔
またはピッチに等しいチェーン314の移動を要し、上
記間隔は3パケツトピツチに等しい。
種類を問わず2個の隣接パケット間の距離を前述と同様
2移動単位とすれば、■間欠駆動距離は6移動単位とな
る。
ここでチェーン314の1移動単位の移動を1段階とし
、6段階が1間欠駆動サイクルに相当するものとする。
チェーン314は1間欠駆動サイクルを通しで定速移動
させてもよいが、より望ましくは第6図の機構55を使
用して、ストロークが前述と同様1移動単位に等しい加
速・減速運動を生じさせ、■サイクルを6段階の加速・
減速で構成する。
前記スプロケツ1−310 、312は常時時計方向に
回転し、チェーン314の左側を上昇させると同時に右
側を下降させる。
ゲート326におけるサイクルは、加工前の工作物30
2を搭載したパレット318が軌道324上のエスケー
プにより解放されて上記ゲート326に達した時点で開
始される。
この時点で各パケットは、加工後の工作物306を搭載
したWOパケット302がゲート326の1移動単位上
方、空のW1パケット322が同ゲート326の1移動
単位下方、というように位置している。
そして上記パレット318がゲート326に位置した状
態でチェーン314の間欠駆動サイクルが開始される。
この間欠駆動サイクルの第1段階、上記W1パケット3
22(上昇)がゲート326上のパレット318の工作
物302に係合する。
第2段階後、このW1パケット322は工作物302を
ゲート326の1移動単位上方に持上る一方、空となっ
たパレット318をゲート326上に残した状態となり
、これと同時に空のPパケット316が上記位置の1移
動単位下方に達する。
第3段階後、Pパケット316が上記非搭載パレット3
18に係合し、続く第4段階後、これをゲ−)326の
1移動単位上方に持上げた状態となり、同時に工作物3
06を搭載したWOパケット320がゲート326の1
移動単位下方に達する。
このとき上記ゲート326は後退させられるが、機械的
に動作させられる場合には第4段階の進行中に後退させ
始めるようにしてもよい。
次に第5段階の終了時、ゲート326は完全に後退させ
られており、前記WOパケット320がゲート326位
置にある。
第6段階の終了時、このWOパケット320はゲート3
26位置の1移動単位上方にあり、ゲート326は再び
伸張されて1サイクルを完了する。
尚ゲート326は機械的に駆動される場合、工作物30
6を搭載したWOパケット320が離脱した直後に再び
伸張され始め、1間欠駆動サイクルの完了時に完全に伸
張状態となるようにしてもよい。
また上記ゲート326より上方のパケットは全て対象物
品を搭載しており、上昇してスプロケット312を経た
後、ゲート328に向けて下降する。
一方ゲート328におけるサイクルは、前のパレットが
軌道330に転動し去った後、空となった上記ゲート3
28が伸張された状態で開始される。
このとき、工作物302を搭載したW1パケット322
がゲート128の1移動単位下方にあり、パレット31
8を支持したPパケット316が同ゲート328の1移
動単位上方にある。
チェーン314の第1移動段階(ゲート328を経る下
降)の終了時、上記Pパケット316がパレット318
をゲート328上に下ろし、第2段階の終了時、この空
となったPパケット316がゲート328の1移動単位
下方に位置するとともに、パレット318は同ゲート3
28のストッパにより一時的に転勤を阻止されている。
そしてこのとき、工作物306を支持したWOパケット
320がゲート328の1移動単位上方に達している。
続く第3段階の終了時、上記WOパケット320の工作
物306がゲート328上で待機中の前記パレット31
8に積載される。
第4段階の終了時、空となった上記WOパケット320
がゲ−)328の1移動単位下方に位置するとともに、
この第4段階の進行中にWOパケット320が十分にゲ
ート328上のパレット318及び工作物306から離
れた時点で同パレット318が解放されて転動し去る。
尚その際、パレット318が完全に軌道330に達する
ことを確実にするために、上記第4段階の終了時に若干
の休止が必要となるかもしれない。
このようにパレット318がゲート328位置を脱した
後、同ゲート328は後退するが、このゲート328が
機械的に駆動される場合には第5段階において後退する
ようにしてもよい。
第5段階の終了時、工作物302を支持したWlパケッ
ト322が完全に後退したゲート328位置(伸張時の
位置)にあり、続く第6段階の終了時にはこのW1パケ
ット322が工作物302を搭載したままゲート328
位置の1移動単位下方に下降している。
そしてゲート328は再度伸張されるが、このゲート3
28は機械的に駆動される場合、W1パケット322の
離脱直後に再度伸張する構成でもよく、この伸張は次の
Pパケット316からパレット318が下ろされる直前
までは完了する必要はない。
これでゲート328におけるサイクルが完了する。
尚この場合、ゲート328を通過するパケットのうち、
工作物302を支持したW1パケット322のみが搭載
状態であり、WOパケット320及びPパケット316
は同ゲート328で空にされる。
次に昇降機309と処理機械300との間の境界位置に
ついては、2種類の作用順序が可能である。
第1は処理機械300の一部である機械的ローダが同機
械300の加工位置から加工後の工作物306を取除い
て矢印308で示すように非搭載WOパケット320に
積載した後、下方に移動して隣接したWlパケット32
2から工作物302を持−トげて矢印304で示すよう
に1−iF!榊械304の加工位置に運ぶものである。
この作用順序は上記ローダの移動パターンが複雑ではあ
るものの、昇降機側の移動を全く必要としない。
第2は処理機械300の前記ローダが機械300の加工
位置から加工後の工作物306を取除いて矢印308で
示すようにWOパケット320に積載した後、チェーン
314が2段階移動される間荷機するか若干後退し、工
作物302を支持したW1パケット322が同位置に達
したところで該工作物302を矢印308とは逆方向に
機械300の加工位置まで運ぶという順序である。
この作用順序はローダが矢印308方向に往復するだけ
でよいという長所を有するが、2段階のチェーン314
の移動に余分な時間がかかる結果、処理機械300に対
する積下ろしに要する時間が長くなるという短所もある
前記ゲート326.328の駆動には、第13図のシリ
ンダ或は第53図及び第54図に示したような機械的装
置或はその他前述したもののいずれを使用してもよい。
またWOパケット320とW1パケット322は機能的
には常に異なるがそれらの構造は、処理機械300によ
る加工が工作物302,306の上記パケット322.
320に対する被支持表面に影響を与えない場合には同
一としてよい。
更に前述したと同様、各境界位置における作用段階は同
時に進行する必要はなく、例えばゲート328で第1段
階が進行している間ゲート326では第4段階が行なわ
れるように構成できる。
従って相互から整数であればいかなる移動単位離間させ
てもよいゲートの配置が極めて柔軟になる。
第59図に前記昇降機309を利用した製造ラインの一
例を示す。
第59図において300゜300a、300bは工作物
302,306に対して順次作業を行う3台の処理機械
で、夫々昇降機309,309a、309bを付設され
ている。
作業員332は工作物302を手で低位軌道334上の
パレット318に積載し、これらパレット318は昇降
機336まで下方に転動して行く。
この昇降機336は本発明者の米国特許出願90894
1号(日本国特願昭54−62770)に記載の単純な
昇降機で、搭載パレット318を上昇させて高位軌道3
38に排出する。
この高位軌道318の上記パレット318は、昇降機3
09への入口となる低位軌道324を始端とする列の最
後尾まで転動して行く。
ここで加工後の工作物306は、パレット318上の加
工前の工作物302と交換される。
そして再度搭載状態となった上記パレット318は高位
軌道330に排出されて次の昇降機309aの低位軌道
324aまで転動し、そこで列をなす。
上記昇降機309aでも同様の積下ろしが行なわれ、加
工後の工作物306を搭載されたパレット318が高位
軌道330aから低位軌道324bへと転動して昇降機
309bに達する。
ここでも同様の積下ろしが行なわれ、パレット318は
処理機械300゜300a 、300bの全てにより加
工された工作物306を搭載して高位軌道330bに排
出される。
そしてこれらパレット318は前記低位軌道334に至
って列をなし、作業員332は上記パレット318上の
工作物306を加工前の工作物302と交換した後エス
ケープを操作し、再びパレット318を解放する。
上記技術は単に第59図に示した3台の処理機械のみな
らず、それ以上の処理機械にまで拡大できる。
また昇降機309に対して複数の入口ゲート及び複数の
出口ゲート(或は前記米国特許出願908941号に記
載の軌道スイッチ)を付加すれば、流れを複数の平行な
処理機械に向けて分割したり、逆に複数の平行な処理機
械からの流れを再び統一したり、或は複数の平行な処理
機械間で交差移送を行なわせたりすることができる。
前記各実施例については多くの場合、ローダ作用、アン
ローダ作用に係らず流出側のパレットを流入側のパレッ
トより高位で排出するのが望ましく且有利である。
しかし応用によっては、パレットの排出レベルを進入レ
ベルと同じか低(するのが望ましい場合がある。
前記各実施例の概念乃至構成は何等これを阻げるもので
はなく、必要に応じてパレット入口ゲートを高くしたり
パレット出口ゲートを低(したりすることで、外部軌道
システムにより決定される入口レベル及び出口レベルに
適合させればよい。
更に前記各実施例では複数のPパケット70並びに複数
のWパケット72を使用したが、例えば(第50図)P
パケット70を非搭載パレット入口用ゲート122の1
移動単位下方、Wパケット72をプラットホーム182
の1移動単位下方、というように1種類につき1個のパ
ケットのみをチェーンに設けても作用は行なわれる。
このようにチェーンに1種につき1個のパケットを取付
けた場合、1積載サイクルはチェーン66の全長に等し
い同チェーンの移動を必要とし、従って各パケットは1
サイクルの終了時には出発時の位置に戻ることになる。
即ちチェーン66周囲における移動を通して、1個のP
パケット70はゲート122から非搭載パレット4を取
上げてゲート200に運んで載置し、次の1個のWパケ
ット72はプラットホーム182から工作物2を取上げ
て上記ゲート122で待機中のパレット4に運んで積載
し、これら両バケツ)70,72は夫々の出発位置まで
移動し続けて1サイクルを終える。
尚このような応用例では通常、チェーン66を定速駆動
とする。
各種類1個のパケットとするこの技術は第6図、第51
図、第58図の各実施例についても同様に適用し得る。
以上要するに、チェーン式昇降機に複数種のパケットを
順次間隔をおいて取付けることにより、本発明は多種多
様の有益な機能を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はパレットに支持された工作物の平面図、第2図
は同端面図、第3図は第2図3−3線の側断面図、第4
図はローダ・アンローダとして作用する昇降機を使用し
たシステムの概略平面図、第5図はパレット回転機構の
側面図、第6図は上記昇降機の縦断面図、第7図は第6
図7−7線の横断面図、第8図は第7図8−8線の縦断
面図、第9図は第6図9−9線の横断面図、第10図は
第9図10iO線の縦断面図、第11図は第6図111
1線の横断面図、第12図は第11図12−12線の縦
断面図、第13図は第11図13−13線の要部側面図
、第14図は第6図14i4線の横断面図、第15図は
第14図15−15線の縦断面図、第16図は第15図
の拡大図、第17図は第6図17−17線の横断面図、
第18図は第17図18−18線の縦断面図、第19図
乃至第23図は工作物持上作用を順次説明する概略図、
第24図乃至第28図は非搭載パレット持上作用を順次
説明する概略図、第29図乃至第33図はパレットに対
する工作物積載作用を順次説明する概略図、第34図乃
至第38図はパレットからの工作物除去作用を順次説明
する概略図、第39図乃至第43図は非搭載パレット載
置作用を順次説明する概略図、第44図乃至第48図は
工作物載置作用を順次説明する概略図、第49図は各別
の昇降機からなるパレットローダ及びパレットアンロー
ダを使用したシステムの概略平面図、第50図は昇降機
パレットローダの縦断面図、第51図は昇降機パレット
アンローダの縦断面図ミ第52図は第50図52−52
線の横断面図、第53図はパレットローダにおける非搭
載パレット入ロゲートを駆動する機械的リンク装置の側
面図、第54図はパレットアンローダにおける非搭載パ
レット出ロゲートを駆動する機械的リンク装置の側面図
、第55図はパレット、工作物、パケットの異なる関係
を示す概略図、第56図は1台のパレットローダと複数
のパンツ)7ンローダとを使用したシステムの概略平面
図、第57図はライン間の交差移送に対するシステムの
概略平面図、第58図は3種類のパケットを使用 。 した昇降機の縦断面図、第59図は第58図の昇降機を
使用した処理ラインの概略平面図である。 2・・・・・・工作物、4・・・・・・パレット、10
・・・・・・ローラコンベヤ、14・・・・・・昇降機
、18,20,24゜26・・・・・・軌道、40・・
・・・・側板、46・・・・・・スプロケット軸、50
・・・・・・スプロケット、55・・・・・・間欠駆動
装置、58・・・・・・スプロケット軸、56・・・・
・・スプロケット、64・・・・・・フレーム、66・
・・・・・チェーン、70・・・・・・Pパケット、7
2・・・・・・Wパケット、T4・・・・・・ピン、9
0・・・・・・Pパケットの側板、92・・・・・・同
スペーサバー、94・・・・・・同支持アーム、96・
・・・・・Wパケットの側板、98・・・・・・同スペ
ーサバー、100・・・・・・同支持アーム、119・
・・・・・エスケープ、120・・・・・・クロスビー
ム、122・・・・・・ゲート、124・・・・・・ス
トッパ、126・・・・・・クロスビーム、128・・
・・・・支持板、130・・・・・・スタブ軸、134
・・・・・・切換レバー、138・・・・・・シリンダ
、136・・・・・・Uリンク素子、140・・・・・
・ピン、142・・・・・・ゲート、144・・・・・
・スタブ軸、146・・・・・・クロスビーム、148
・・・・・・ゲート、150・・・、・・ビーム、11
52・・・・・・支持板、154・・・・・・スタブ軸
、156・・・・・・ピローブロック、158・・・・
・・停止爪、160・・・・・・ピン、162・・・・
・・シリンダ、164・・・・・・クロスビーム、16
6・・・・・・ゲート、170・・・・・・ストッパ、
182・・・・・・プラットホーム、184・・・・・
・パレットローダ(昇降機)、192・・・・・・パレ
ットアンローダ(昇降機)、196・・・・・・プラッ
トホーム、200・・・・・・ゲート、204〜210
・・・・・・案内レール、214・・・・・・スロット
、220・・・・・・クランクアーム、222・・・・
・・リンク、224.226・・・・・・ピン、228
・・・・・・アイドルリンク、230・・・・・・ピン
、232・・・・・・仮想リンク、234・・・・・・
リンク、236・・・・・・ピン、238・・・・・・
仮想リンク、240・・・・・・駆動アーム、242・
・・・・・ピン、250・・・・・・クランクアーム、
252・・・・・・リンク、254,256・・・・・
・ピン、258・・・・・・アイドルリンク、260・
・・・・・ピン、262・・・・・・仮想リンク、26
4・・・・・・リンク、266・・・268・・・・・
・ピン、270・・・・・・駆動アーム、272・・・
・・・仮想リンク、184a・・・・・・パレットロー
ダ、192a・・・・・・パレットアンローダ、300
・・・・・・処理機械、302・・・・・・工作物(加
工前)、306・・・・・・工作物(加工後)、309
・・・・・・昇降機、310.312・・・・・・スプ
ロケット、314・・・・・・チェーン、316・・・
・・・Pパケット、318・・・・・・パレット、32
0・・・・・・WOパケット、322・・・・・・W1
パケット、324・・・・・・軌道、326.328・
・・・・・ゲート、330・・・・・・軌道。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1垂直走行部分および該第1垂直走行部分と逆方
    向に走行する第2垂直走行部分を有する無端コンベヤ6
    6と、 上記コンベヤに沿って間隔をあけて配置された複数の物
    品移送部材72およびパレット移送部材70と、 上記コンベヤを駆動する手段so、ssと、上記コンベ
    ヤの第1垂直走行部分に隣接して位置する物品支持部材
    10とを具えるパレット4に対して物品2の授受を行な
    う物品搬送装置において、 上記物品移送部材72とパレット移送部材70は互に形
    態が異なり上記コンベヤに沿って交互に離間配置され、 第1パレット支持部材122が上記コンベヤの第1垂直
    走行部分の近くに位置し、 第2パレット支持部材148が上記コンベヤの第2垂直
    走行部分の近くに位置し、 上記物品およびパレット移送部材70,72と上記物品
    およびパレット支持部材10,122゜148とが櫛歯
    噛合関係にあって空の移送部材70.72が空の支持部
    材10,122,148すべてを通過でき、 上記物品移送部材72が上記物品支持部材10から物品
    2を取上げるように構成されるとともに。 上記第2支持部材148上に支持されたパレット4を通
    過できるように構成され、 かくして上記物品移送部材72が上記物品支持部材10
    から物品を取上げ、上記パレット移送部材70が上記第
    1支持部材122がら空のパレット4を取上げ、次にパ
    レット移送部材70が空のパレット4を上記第2支持部
    材148上に載置し、後続の物品移送部材72が物品2
    を上記第2支持部材148上のパレット4に載置し、こ
    れによりパレットに物品を積載することを特徴とする物
    品搬送装置。 2 上記物品支持部材10を上記第1パレット支持部材
    122より低いレベルに設けた特許請求の範囲第1項記
    載の物品搬送装置。 3 上記第1パレット支持部材122が上記移送部材7
    0,720移動路外の位置に変位でき、これにより移送
    部材72上の物品2が該パレット支持部材122を通過
    できる特許請求の範囲第2項記載の物品搬送装置。 4 第1垂直走行部分および該第1垂直走行部分と逆方
    向に走行する第2垂直走行部分を有する無端コンベヤ6
    6と、 上記コンベヤに沿って間隔をあけて配置された複数の物
    品移送部材72およびパレット移送部材70と、 上記コンベヤを駆動する手段50.55と、上記コンベ
    ヤの第1垂直走行部分に隣接して位置する物品支持部材
    10とを具えるパレット4に対して物品2の授受を行な
    う物品搬送システムにおいて、 上記物品移送部材72とパレット移送部材70は互に形
    態が異なり上記コンベヤに沿って交互に離間配置され、 第1パレット支持部材122が上記コンベヤの第1垂直
    走行部分の近くに位置し、 第2パレット支持部材148が上記コンベヤの第2垂直
    走行部分の近くに位置し、 上記物品およびパレット移送部材70,72と上記物品
    およびパレット支持部材10,122゜148とが櫛歯
    噛合関係にあって空の移送部材70.72が空の支持部
    材10,122,148すべてを通過でき、 上記物品移送部材72が上記物品支持部材10から物品
    2を取上げるように構成されるとともに、上記第2支持
    部材148上に支持されたパレット4を通過できるよう
    に構成され、 かくして上記物品移送部材72が上記物品支持部材10
    から物品を取上げ、上記パレット移送部材70が上記第
    1支持部材122がら空のパレット4を取上げ、次にパ
    レット移送部材70が空のパレット4を上記第2支持部
    材148上に載置し、後続の物品移送部材72が物品2
    を上記第2支持部材148上のパレット4に載置し、こ
    れによりパレットに物品を積載する 物品搬送装置において、 第1パレット支持部材122と同一機能を有する第3パ
    レット支持部材142を第2垂直走行部分の近(に、ま
    た第2パレット支持部材148と同一機能を有する第4
    パレット支持部材166を第1垂直走行部分の近くに配
    置し、無端コンベヤの走行を反転して使用できるように
    したことを特徴とする物品搬送装置。 5 上記第3パレット支持部材142が物品を運んでい
    る上記物品移送部材72の移動路外の位置に変位できる
    特許請求の範囲第4項記載の物品搬送装置。
JP54089969A 1978-07-17 1979-07-17 物品搬送装置 Expired JPS5912422B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/925,216 US4249652A (en) 1978-07-17 1978-07-17 Workpiece vertical conveyor system
US000000925216 1978-07-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5548565A JPS5548565A (en) 1980-04-07
JPS5912422B2 true JPS5912422B2 (ja) 1984-03-23

Family

ID=25451400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54089969A Expired JPS5912422B2 (ja) 1978-07-17 1979-07-17 物品搬送装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4249652A (ja)
JP (1) JPS5912422B2 (ja)
CA (1) CA1102837A (ja)
DE (1) DE2928684C2 (ja)
FR (1) FR2431447A1 (ja)
GB (1) GB2026972B (ja)

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CA1102837A (en) 1981-06-09
JPS5548565A (en) 1980-04-07
FR2431447B1 (ja) 1983-11-25
US4249652A (en) 1981-02-10
DE2928684A1 (de) 1980-02-07
GB2026972A (en) 1980-02-13
GB2026972B (en) 1982-08-11
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