JPS59120098A - 12−ケト−3α,7α−ジヒドロキシコラン酸の製造法 - Google Patents
12−ケト−3α,7α−ジヒドロキシコラン酸の製造法Info
- Publication number
- JPS59120098A JPS59120098A JP22748782A JP22748782A JPS59120098A JP S59120098 A JPS59120098 A JP S59120098A JP 22748782 A JP22748782 A JP 22748782A JP 22748782 A JP22748782 A JP 22748782A JP S59120098 A JPS59120098 A JP S59120098A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコール酸(正しくは3α、7α、12α−トリ
ヒドロキシ−5β−コラン酸)から胆石/8解剤として
或いは利胆剤ウルツチオキンコール酸(UDC)の合成
原料として有用なケノデオキシコール酸(CD C)の
製造中間体である12−ケ1〜−3α、7α−ジヒドロ
キシ−5β−コラン酸(以下、本明細書において12−
ケトコール酸又は12−ケト体と略称することがある)
を微生物を用いで製造する方法に関する。
ヒドロキシ−5β−コラン酸)から胆石/8解剤として
或いは利胆剤ウルツチオキンコール酸(UDC)の合成
原料として有用なケノデオキシコール酸(CD C)の
製造中間体である12−ケ1〜−3α、7α−ジヒドロ
キシ−5β−コラン酸(以下、本明細書において12−
ケトコール酸又は12−ケト体と略称することがある)
を微生物を用いで製造する方法に関する。
従来、コール酸を原料としてCDCを合成する方法とし
て、コール酸の12位のヒドロキシル基を脱OHするた
めに、コール酸を選択的に酸化して12〜ケト体とした
後還元する方法やメシル化した後脱メシルし水添する方
法なとが種々知られている。しかしながら、これらの方
法は当然の半生ら各反応段階において反応性や選択性の
問題かあり、必ずしも満足出来るものではなかった。か
かる現状から、近年、微生物学的方法を利用してコール
酸から12−ケト体を製造する方法か提唱されている(
例えは、特開昭56−299984公報参照)。
て、コール酸の12位のヒドロキシル基を脱OHするた
めに、コール酸を選択的に酸化して12〜ケト体とした
後還元する方法やメシル化した後脱メシルし水添する方
法なとが種々知られている。しかしながら、これらの方
法は当然の半生ら各反応段階において反応性や選択性の
問題かあり、必ずしも満足出来るものではなかった。か
かる現状から、近年、微生物学的方法を利用してコール
酸から12−ケト体を製造する方法か提唱されている(
例えは、特開昭56−299984公報参照)。
本発明者等もコール酸からその12−ケト体を微生物を
用いて製造する方法について鋭意研究を進めた結果、ミ
クロコツカス属に属する微生物か12−ケト体生産能を
有することを見出し本発明をするに至った。
用いて製造する方法について鋭意研究を進めた結果、ミ
クロコツカス属に属する微生物か12−ケト体生産能を
有することを見出し本発明をするに至った。
即ち、本発明に従えは、ミクロコ・ノカス属に屈する1
2−ケト−3α、7α−ジヒドロキシコラン酸生産能を
有する微生物をコール酸を含む栄養培地で培養して培養
物中に12−ケト−3α、7α−シヒl−ロキシコラン
酸を生成せしめ、これを採取することから成る12−ゲ
トー3α、7α−ジヒドロキシコラン酸の製造法が提供
される。
2−ケト−3α、7α−ジヒドロキシコラン酸生産能を
有する微生物をコール酸を含む栄養培地で培養して培養
物中に12−ケト−3α、7α−シヒl−ロキシコラン
酸を生成せしめ、これを採取することから成る12−ゲ
トー3α、7α−ジヒドロキシコラン酸の製造法が提供
される。
本発明者等は東京都大田区多摩川の土壌よりコール酸を
含む培地で12−ケト体を生産する能力を有する菌を分
離することに成功し、この菌株をミクロコツカス(Mi
crococcus ) S D −101と命名し、
昭和57年12月17日工業技術院微生物工業技術研究
所に寄託(敬工研菌寄第6841号)した。
含む培地で12−ケト体を生産する能力を有する菌を分
離することに成功し、この菌株をミクロコツカス(Mi
crococcus ) S D −101と命名し、
昭和57年12月17日工業技術院微生物工業技術研究
所に寄託(敬工研菌寄第6841号)した。
土壌中よりの菌の分離は次の方法によった。
土壌を1%のコール酸ナトリウムを含む肉汁液体培地に
少量懸濁し、35℃で48時間集積培養を行ない、得ら
れた培養液の1白金耳量を1%のコール酸ナトリウムを
含む肉汁寒天平板培地に画線培養し、菌株を純粋分離し
た。これらの菌株を各々1%のコール酸ナトリウムを含
む肉汁液体培地で8〜72時間培養し、その培養液中の
12−ケト体の定量を行ない、12−ケト体の変換能の
高い菌株を得た。
少量懸濁し、35℃で48時間集積培養を行ない、得ら
れた培養液の1白金耳量を1%のコール酸ナトリウムを
含む肉汁寒天平板培地に画線培養し、菌株を純粋分離し
た。これらの菌株を各々1%のコール酸ナトリウムを含
む肉汁液体培地で8〜72時間培養し、その培養液中の
12−ケト体の定量を行ない、12−ケト体の変換能の
高い菌株を得た。
水弟は以下に述べる菌学的性質を有し、ノ\−シェイス
・マニュアル・オフ・デイタミネイテイブ・ハタテリオ
ロツー第7版及び第8版によりミクロコツカス属に属す
る細菌であると同定された。
・マニュアル・オフ・デイタミネイテイブ・ハタテリオ
ロツー第7版及び第8版によりミクロコツカス属に属す
る細菌であると同定された。
更にその他の生理学的性質により水弟はミクロコノカス
ルテアス及びミクロコソカスウアリアンスの額縁菌であ
ると考えられた。ミクロコツ3カス5D−101、ミク
ロコノカスルテアスIAM1056及びミクロコソカス
ウアリアンスIAM1099の菌学的性質を対比して列
挙すると次表の通りである。しかしなから、上記公知菌
株と比較してクエン酸、硝酸及びアンモニアの利用性、
OFテスト、糖類の酸化性並びにコール酸の資化性の点
で相違するので新菌株であると断定した。
ルテアス及びミクロコソカスウアリアンスの額縁菌であ
ると考えられた。ミクロコツ3カス5D−101、ミク
ロコノカスルテアスIAM1056及びミクロコソカス
ウアリアンスIAM1099の菌学的性質を対比して列
挙すると次表の通りである。しかしなから、上記公知菌
株と比較してクエン酸、硝酸及びアンモニアの利用性、
OFテスト、糖類の酸化性並びにコール酸の資化性の点
で相違するので新菌株であると断定した。
クラム染色:陽 性
形 態二球菌
大 き さ二直径0.8μm内外
多形性:なし
運動性:なし
鞭 毛、な し
胞 子:な し
集合形態 :2個〜30(11i1か集合して存在。
2、培養所見
肉汁寒天平板=3日間の培養で311m径程のコロニー
。a黄色円形 でわずかに盛り上がる。
。a黄色円形 でわずかに盛り上がる。
金縁。光沢あり。
肉汁寒天斜面・黄色。流れない。
肉汁液体 :白眉。黄色の沈渣。
肉汁セラチン穿刺:セラチンを液化。
BCPミルク:アルカリ性。ミルクは
変化なし。
3、生理学的性質
も青酸塩の還元:+
脱室反応 ニー
MRテスト ニー
VPテスト ニー
インドールの生成ニー
硫化水素の生成(クリクラ−培地)ニーデンプンの加水
分解、− クエン酸の利用(コーザー培地):+ 〃 (クリステンセン培地):→− 硝酸(No、)の利用:+ アンモニア(NH4)の利用:+ 色素の生成ニー ウレアーゼニー オキシクーゼ、− カタラーセ:+ 生育の範囲(pH) : 6〜12(温度)=10
°C〜38°C 酸素に対する態度:好気的 OFテスト:0 ノボヒオシン感受性、+ リソザイム感受性:+ 塩化ナトリウム存在下 生 育(5%):十 (10%)ニー (15%)ニー グリセリン −−十 し−アラヒノース − −− D−キンロース − −− リボース − −+ D−クルコース ± −+ D−マンノース −−± D−フラクトース ニー十 〇−カラクトース ± −十 マルトース −−+ ンユクロース −−± ラクトース −−± トレハロース −−−− セロヒオース −−十 り−ソルヒトール − ±D−マニト
ール −−− 糖 類 酸 カ ス 資化能イ
ノシトール −−− ラフィノース −−− スターチ −−+ コール酸 →−メチルセ
ルロース −■、ミクロコツカス・
ルテアスIAM1056の菌学的性質 1、顕微鏡(全電顕)所見 クラム染色:陽 性 形 態二球菌 大 き さ:直径O,Sμm内外 多 形4)11.:な し 運動性:な し 鞭 毛:な し 胞 子:な し 集合形態 :単一なものは少ない。双連。
分解、− クエン酸の利用(コーザー培地):+ 〃 (クリステンセン培地):→− 硝酸(No、)の利用:+ アンモニア(NH4)の利用:+ 色素の生成ニー ウレアーゼニー オキシクーゼ、− カタラーセ:+ 生育の範囲(pH) : 6〜12(温度)=10
°C〜38°C 酸素に対する態度:好気的 OFテスト:0 ノボヒオシン感受性、+ リソザイム感受性:+ 塩化ナトリウム存在下 生 育(5%):十 (10%)ニー (15%)ニー グリセリン −−十 し−アラヒノース − −− D−キンロース − −− リボース − −+ D−クルコース ± −+ D−マンノース −−± D−フラクトース ニー十 〇−カラクトース ± −十 マルトース −−+ ンユクロース −−± ラクトース −−± トレハロース −−−− セロヒオース −−十 り−ソルヒトール − ±D−マニト
ール −−− 糖 類 酸 カ ス 資化能イ
ノシトール −−− ラフィノース −−− スターチ −−+ コール酸 →−メチルセ
ルロース −■、ミクロコツカス・
ルテアスIAM1056の菌学的性質 1、顕微鏡(全電顕)所見 クラム染色:陽 性 形 態二球菌 大 き さ:直径O,Sμm内外 多 形4)11.:な し 運動性:な し 鞭 毛:な し 胞 子:な し 集合形態 :単一なものは少ない。双連。
四速か多い。多数の集合も
あり。鎖状はなし。
2、培養所見
肉汁寒天平板・4日間で1部、1週間で3鮪のコロニー
。淡黄色 で盛り上がる。光沢あり。
。淡黄色 で盛り上がる。光沢あり。
円形で金縁。
肉汁寒天斜面:黄色。
肉汁液体 :うすく白濁。白色の沈渣肉汁ゼラチン穿
刺:孔にそって糸状に生育、表面でも生育、 セラチンを液化せず。
刺:孔にそって糸状に生育、表面でも生育、 セラチンを液化せず。
BCPミルり;アルカリ性。ミルりは
変化なし。
3、生理学的性質
硝酸塩の還元:±
脱室反応 ニー
MRテスト ニー
VPテスト ニー
インドールの生成ニー
硫化水素の生成(クリグラ−培地):−テンブンの加水
分解ニー クエン酸の利用(コーサー培地)ニー クエン酸の利用:± (クリステンセン培地) 硝酸(NO,3>の利用ニー アンモニア(NH4)の利用ニー 色素の生成ニー ウレアーゼ:+ オキシダーゼ:− カタラーセ:+ 生育の範囲(ptl) : 7〜9.5(温度):
10°C〜40°C 酸素に対する態度:好気的 OFテストニー コール酸の資化能ニー グリセリン −− L−アラヒノース − − D−キシロース −− リボース + − D−グルコース −− 糖類なと 改−仮 ダニ ■〕−マンノース −− D−フラクト−ス −− I〕−ガラク1−−ス −− マ月ノトース −− 7ユクロース −− ラクトース − − 1−レバロース −− セロビオース − − D−ソルヒ1−−ル −− D−マユ1−−ル − − イノシトール −− ラフィノース − − スターチ − − グラム染色:陽 性 形 態:球菌 大 き さ:直径1μm内外 多形性・なし 運動性:なし 鞭 毛、な し 胞 子:な し 集合形態 :単一あるいは双連、四速、数十個の集合。
分解ニー クエン酸の利用(コーサー培地)ニー クエン酸の利用:± (クリステンセン培地) 硝酸(NO,3>の利用ニー アンモニア(NH4)の利用ニー 色素の生成ニー ウレアーゼ:+ オキシダーゼ:− カタラーセ:+ 生育の範囲(ptl) : 7〜9.5(温度):
10°C〜40°C 酸素に対する態度:好気的 OFテストニー コール酸の資化能ニー グリセリン −− L−アラヒノース − − D−キシロース −− リボース + − D−グルコース −− 糖類なと 改−仮 ダニ ■〕−マンノース −− D−フラクト−ス −− I〕−ガラク1−−ス −− マ月ノトース −− 7ユクロース −− ラクトース − − 1−レバロース −− セロビオース − − D−ソルヒ1−−ル −− D−マユ1−−ル − − イノシトール −− ラフィノース − − スターチ − − グラム染色:陽 性 形 態:球菌 大 き さ:直径1μm内外 多形性・なし 運動性:なし 鞭 毛、な し 胞 子:な し 集合形態 :単一あるいは双連、四速、数十個の集合。
鎖状はなし。
2、培養所見
肉汁寒天平板:48日間で2II11程のコロニー。濃
黄色。盛り上が る。円形で金縁。光沢あ り湿潤。
黄色。盛り上が る。円形で金縁。光沢あ り湿潤。
肉汁寒天斜面:黄色。
肉汁液体 :白濁。黄色の沈渣
肉汁ゼラチン穿刺:糸状に生育、セラチンを液化、表面
での 生育良好。
での 生育良好。
BCPミルク:アルカリ性。ミルクは
変化なし。
3、生理学的性質
硝酸塩の還元:±
脱室反応 ニー
MRテストニー
VPテスト 、−
インド−ルの生成ニー
硫化水素の生成: (クリグラ−培地)ニーデンプンの
加水分解ニー クエン酸の利用(コーザー培地):+ 〃 (クリステンセン培地):+ 硝酸(NO:)の利用二十 アンモニア(N H4)の利用・十 色素の生成:− ウレアーセ:− オキシターセ:− カタラーセ・+ 生育の範囲(pH) : 6〜1゜(/l!21度
):10°C〜40℃ 酸素に対する!ぷ度:好気的 OFテスト、O コール酸の資化能ニー 以下余白 4、糖類などの酸化とガス発生 グリセリン − I−−アラヒノース −− D−キンロース − リボース →−− D−グルコース 十 − D−マンノース − D〜フラクトース →−− D−ガラク1−−ス 十 − マルトース 十 − シュクロース − ラクトース −− トレハロース − セロビオース − D−ソルヒトール −− D−マニトール ± − イノシトール − ラフィノース − スターチ − 本発明方法Qこ従えは、ミクロコ・7カス属に属する1
2−ケ1−−3α、7α−ジヒドロキシコラン酸生産能
を有する微生物をコール酸を含む栄養培地で培養するこ
とにより12−ケト−3α、7 r、v−ジヒドロキシ
コラン酸を生成せしめる。栄養培地中のコール酸濃度に
は特に限定ばないが、目的12−ゲ]・体の収量、培養
条件及び経済的観点から一般には5〜500g/ff、
好ましくは4o〜300g/ρの濃度とする。
加水分解ニー クエン酸の利用(コーザー培地):+ 〃 (クリステンセン培地):+ 硝酸(NO:)の利用二十 アンモニア(N H4)の利用・十 色素の生成:− ウレアーセ:− オキシターセ:− カタラーセ・+ 生育の範囲(pH) : 6〜1゜(/l!21度
):10°C〜40℃ 酸素に対する!ぷ度:好気的 OFテスト、O コール酸の資化能ニー 以下余白 4、糖類などの酸化とガス発生 グリセリン − I−−アラヒノース −− D−キンロース − リボース →−− D−グルコース 十 − D−マンノース − D〜フラクトース →−− D−ガラク1−−ス 十 − マルトース 十 − シュクロース − ラクトース −− トレハロース − セロビオース − D−ソルヒトール −− D−マニトール ± − イノシトール − ラフィノース − スターチ − 本発明方法Qこ従えは、ミクロコ・7カス属に属する1
2−ケ1−−3α、7α−ジヒドロキシコラン酸生産能
を有する微生物をコール酸を含む栄養培地で培養するこ
とにより12−ケト−3α、7 r、v−ジヒドロキシ
コラン酸を生成せしめる。栄養培地中のコール酸濃度に
は特に限定ばないが、目的12−ゲ]・体の収量、培養
条件及び経済的観点から一般には5〜500g/ff、
好ましくは4o〜300g/ρの濃度とする。
本発明方法において使用することのできる培地としては
、irj記微η二物が培養乙こより増殖し得るものであ
れは仔Qのものでよく、例えば、炭素源としてり、11
、コール酸塩、リポース、クルコース、フラクl−−ス
、ンユクロース、酢酸、エチルアルコール、グリセリン
なと窒素源としては、ペプトン、肉エキス、酵母エキス
、コーンステイープリ力−等の有機窒素、硫酸アンモニ
ウム、塩化アンモニウム、硝酸すl−リウム等の無機窒
素が用いられる。
、irj記微η二物が培養乙こより増殖し得るものであ
れは仔Qのものでよく、例えば、炭素源としてり、11
、コール酸塩、リポース、クルコース、フラクl−−ス
、ンユクロース、酢酸、エチルアルコール、グリセリン
なと窒素源としては、ペプトン、肉エキス、酵母エキス
、コーンステイープリ力−等の有機窒素、硫酸アンモニ
ウム、塩化アンモニウム、硝酸すl−リウム等の無機窒
素が用いられる。
また、このほかにリン酸2水素カリウム、リン酸水素2
カリウム、硫酸第一鉄、硫酸マンカンなとの無機塩か添
加される。
カリウム、硫酸第一鉄、硫酸マンカンなとの無機塩か添
加される。
本発明方法におりる培養ば好気的条件下に、例えば通気
攪拌や往復振盪方法によって培養することができる。培
養条件は、特に限定はないが、一般的に言えは、温度2
5〜38°c、pH6,0〜9.0及び8〜96時間程
度の条件で実施する。
攪拌や往復振盪方法によって培養することができる。培
養条件は、特に限定はないが、一般的に言えは、温度2
5〜38°c、pH6,0〜9.0及び8〜96時間程
度の条件で実施する。
培養液又は培養物からの目的の12−ケト体の採取方法
は慣用方法に従って行うことかできる。
は慣用方法に従って行うことかできる。
例えば、培養液を遠心分離1し、上清を希塩酸で酸性に
した後、酢酸エチルで抽出する。溶媒を留去して生成物
を集め、メチルアルコールに熔解後、加熱還流してメチ
ルエステル化し、冷却して結晶化、再結晶化する。得ら
れたメチルエステルは常法に従って加水分解して目的物
を得ることかできる。
した後、酢酸エチルで抽出する。溶媒を留去して生成物
を集め、メチルアルコールに熔解後、加熱還流してメチ
ルエステル化し、冷却して結晶化、再結晶化する。得ら
れたメチルエステルは常法に従って加水分解して目的物
を得ることかできる。
以下に本発明の詳細な説明するか、本発明の範囲をこれ
らの実施例に限定するものでないことばいうまでもない
。
らの実施例に限定するものでないことばいうまでもない
。
実施例1
下記組成の培地を500mβの三角フラスコに1、00
m l加え、120°Cで20分間オートクレーブ中
で滅菌し、予め同−培地中で33°Cて24時間81(
験管振盪機で前培養したミクロコツカス5I)−101
の培養液5m6を接種し、33°Cで24時間ロータリ
ー振盪培養機で培養した。
m l加え、120°Cで20分間オートクレーブ中
で滅菌し、予め同−培地中で33°Cて24時間81(
験管振盪機で前培養したミクロコツカス5I)−101
の培養液5m6を接種し、33°Cで24時間ロータリ
ー振盪培養機で培養した。
培地組成
りIFcogニュートリエンドフロス 0.4%酵母エ
キス 0.1%コール酸す1
−リウム 1.06%純水に熔解し
p++を7.0に開棺 8時間毎に培養液10mnを採取し、遠心分離(800
0GxS分)し、その上清をlNHClでそのpHを]
、5乙こ調整した。等容のl!il:酸エチルで3回抽
山し、抽出酢酸エチル層を集め、溶剤を留去する。次い
でメタノール;水−75:25 (容積比)に0.0
2 M IJン酸を添加した溶媒(以下溶媒Aという>
10m1を加え、残渣を熔解し、高速液体クロマトクラ
フィー用の試料とした。
キス 0.1%コール酸す1
−リウム 1.06%純水に熔解し
p++を7.0に開棺 8時間毎に培養液10mnを採取し、遠心分離(800
0GxS分)し、その上清をlNHClでそのpHを]
、5乙こ調整した。等容のl!il:酸エチルで3回抽
山し、抽出酢酸エチル層を集め、溶剤を留去する。次い
でメタノール;水−75:25 (容積比)に0.0
2 M IJン酸を添加した溶媒(以下溶媒Aという>
10m1を加え、残渣を熔解し、高速液体クロマトクラ
フィー用の試料とした。
高速S体りロマトグラフィー(島原製LC−3Δ、カラ
ム0DS−PAK F411>を用い、これに24時
間培養した試料20μβを注入し、溶媒Aを1mρ/分
の速度で流し、屈折率検出器RID〜2八を用いて各ピ
ークの検出を行った。
ム0DS−PAK F411>を用い、これに24時
間培養した試料20μβを注入し、溶媒Aを1mρ/分
の速度で流し、屈折率検出器RID〜2八を用いて各ピ
ークの検出を行った。
得られたクロマトクラムは3つのピークから成っていた
。コール酸及びその誘導体の標準品について同一条件で
液体クロマトクラフィーを行った結\果、第一のピーク
は12−ケト−3α、7α−ジヒドロキソ−5β−コラ
ン酸と一致し、また第三のピークは原料のコール酸と一
致した。第二のピークは標準品と一致しなかった。
。コール酸及びその誘導体の標準品について同一条件で
液体クロマトクラフィーを行った結\果、第一のピーク
は12−ケト−3α、7α−ジヒドロキソ−5β−コラ
ン酸と一致し、また第三のピークは原料のコール酸と一
致した。第二のピークは標準品と一致しなかった。
次に標準品のピークの高さから各時間の抽出物中のコー
ル酸と生成12−ケト−3α、7α−ノビトロキシ−5
β−コラン酸(12ケト酸と略称)を定量した。結果は
下表に示す通りであった。
ル酸と生成12−ケト−3α、7α−ノビトロキシ−5
β−コラン酸(12ケト酸と略称)を定量した。結果は
下表に示す通りであった。
以下余白
Claims (1)
- 1、ミクロコツカス属に屈する12−ケト−3α、7α
−ジヒドロキンコラン酸生産能を有する微生物をコール
酸を含む栄養培地で培養して培養物中に12−ケト−3
α、7α−ジヒドロキシコラン酸を生成せしめ、これを
採取するごとを特徴とする12−ケト−3α、7α−ノ
ヒトロキンコラン酸の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22748782A JPS59120098A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 12−ケト−3α,7α−ジヒドロキシコラン酸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22748782A JPS59120098A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 12−ケト−3α,7α−ジヒドロキシコラン酸の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59120098A true JPS59120098A (ja) | 1984-07-11 |
JPS6225357B2 JPS6225357B2 (ja) | 1987-06-02 |
Family
ID=16861650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22748782A Granted JPS59120098A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 12−ケト−3α,7α−ジヒドロキシコラン酸の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59120098A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61282099A (ja) * | 1985-06-07 | 1986-12-12 | Showa Denko Kk | 12−ケト−3α,7α−ジヒドロキシコラン酸の製造方法 |
EP0539216A2 (en) * | 1991-10-24 | 1993-04-28 | Tokyo Tanabe Company Limited | Novel microorganisms and a process for preparing 3alpha, 7alpha-dihydroxy-12-keto-5beta-cholanic acid |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01132847U (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-08 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP22748782A patent/JPS59120098A/ja active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61282099A (ja) * | 1985-06-07 | 1986-12-12 | Showa Denko Kk | 12−ケト−3α,7α−ジヒドロキシコラン酸の製造方法 |
JPH0151998B2 (ja) * | 1985-06-07 | 1989-11-07 | Showa Denko Kk | |
EP0539216A2 (en) * | 1991-10-24 | 1993-04-28 | Tokyo Tanabe Company Limited | Novel microorganisms and a process for preparing 3alpha, 7alpha-dihydroxy-12-keto-5beta-cholanic acid |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6225357B2 (ja) | 1987-06-02 |
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