JPS6316119B2 - - Google Patents

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JPS6316119B2
JPS6316119B2 JP2523280A JP2523280A JPS6316119B2 JP S6316119 B2 JPS6316119 B2 JP S6316119B2 JP 2523280 A JP2523280 A JP 2523280A JP 2523280 A JP2523280 A JP 2523280A JP S6316119 B2 JPS6316119 B2 JP S6316119B2
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JP
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acid
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terpene
above formula
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Taiji Minoda
Toshio Oomori
Hiroyuki Narishima
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Nissan Chemical Corp
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Nissan Chemical Corp
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、微生物によるテルペン酸の製造法に
関し、さらに詳しくは、 式 (式中nは1または2を意味する) を有するテルペンに特定の微生物を作用させて 式 (式中nは前述したものと同一意義を有する) を有するテルペン酸および(または) 式 (式中nは前述したものと同一意義を有する) を有するテルペン酸を製造する方法に関する。
上記テルペン酸()および()は、いずれ
も香料であるβ―シネンザールの合成原料として
有用であることがビユチ(Bu¨chi)等により報告
されている〔ヘルベチカ・キミカ・アクタ
(Helvetica Chimica Acta)50巻2440頁(1967
年)〕。従来、上記テルペン酸()および()
は化学的合成法によつて製造されており、微生物
の作用により製造する方法は現在まで知られてい
ない。
本発明者等は前記テルペン酸()および
()を微生物の作用により製造する方法につい
て研究した結果、本発明を完成した。
本発明は前記式()を有するテルペンを添加
した培地にシユウドモナス属、アクロモバクター
属、コリネバクテリウム属またはミクロコツカス
属に属する菌株を培養し、培地中に前記式()
を有するテルペン酸および(または)前記式
()を有するテルペン酸を生成せしめ、これら
を採取することを特徴とする前記式()を有す
るテルペン酸および(または)前記式()を有
するテルペン酸の製造法である。
本発明の方法において、原料として使用される
前記式()を有する化合物は、式中nが1であ
る場合はβ―ミルセンであり、nが2である場合
はβ―フアルネセンである。本発明の方法におけ
る生成物のうち、前記式()を有するテルペン
酸は、nが1である場合は2―メチル―6―メチ
レン―2,7―オクタジエン酸であり、nが2で
ある場合は、2,6―ジメチル―10―メチレン―
2,6,11―ドデカトリエン酸である。また、前
記式()を有するテルペン酸はnが1である場
合は、4―メチレン―5―ヘキセン酸であり、n
が2である場合は、4―メチル―8―メチレン―
4,9―デカジエン酸である。
本発明の方法においては、菌株として、シユウ
ドモナス属、アクロモバクター属、コリネバクテ
リウム属、またはミクロコツカス属に属し、前記
式()を有するテルペンを前記式()を有す
るテルペン酸および(または)前記式()を有
するテルペン酸に変換するものが使用される。
シユウドモナス属の例としてはシユウドモナ
ス・プチダ(Pseudomonas putida)S4―2(微
工研寄託番号5421号)およびシユウドモナス・ア
エルギノーザ(Pseudomonas aeruginosa)
S7B1、アクロモバクター属の例としてはアクロ
モバクター・シクロクラステス
(Achromobacter cycloclastes)S20B1(微工研
寄託番号第5423号)、およびアクロモバクター・
デルマルバエ(Achromobacter delmarvae)S
―17―B1、コリネバクテリウム属の例としては、
コリネバクテリウム・ハイドロカーボクラスタス
(Corynebacterium hydrocarboclastus)S10B1
(微工研寄託番号第5422号)、ミクロコツカス属の
例としては、ミクロコツカス・エスピー
(Micrococcus sp)S64B1(微工研寄託番号第
5424号)等をそれぞれあげることができる。
上記菌株のうち、シユウドモナス・プチダ以外
の菌株は、いずれも山田等により同定されたもの
であり、アグリカルチユラル・アンド・バイオロ
ジカル・ケミストリー(Agricultural and
Biological Chemistry)、27巻773頁(1963年)
にそれらの菌学的性質が記載されている。
また、シユウドモナス・プチダS4―2は、本
発明者等が長野県諏訪地方の土壌中から新たに分
離した菌株であつて、微工研に寄託受理番号第
5421号として寄託されており、以下の菌学的性質
を有する。
1 細菌の形態 形及び大きさ:桿菌、0.4〜0.6×1.2〜1.4μ 多性形:なし 運動性:あり、複数の極鞭毛をもつ 胞 子:なし グラム染色性:陰性 抗酸性:なし 2 生育状態 肉汁寒天平板培養 円形の集落を形成、滑らかな表面をもち、
色は白色乃至白色に近い黄褐色である 肉汁寒天斜面培養 おだやかに生育する。糸状 肉汁液体培養 薄膜を形成、濁る。
肉汁ゼラチン穿刺培養 上部で生育、液化せず。
リトマス・ミルク アルカリ性、凝固及びペプトン化はしな
い。
3 生理学的性質 硝酸塩の還元:あり 脱窒素反応:なし MRテスト:陰性 VPテスト:陰性 インドールの生成:なし 硫化水素の生成:なし デンプンの加水分解:陰性 クエン酸の利用: コーザーの培地:あり クリステンセンの培地:あり 硝酸塩の利用:あり アンモニウム塩の利用:あり 色素の生成:キング氏B培地で水溶性の螢
光性色素を生成する。
ウレアーゼ:陰性 オキシダーゼ:陽性 カタラーゼ:陽性 生育の範囲:PH5〜9で生育可、至適PH6
〜8。
生育温度:5〜35℃、至適温度20〜30℃ 酸素に対する態度:好気性 O―Fテスト:酸化型 糖類からの酸およびガスの生成 L―アラビノース、D―キシロース、D―
グルコース、D―マンノース、D―フラクト
ース、D―ガラクトース、シユークロース、
グリセリンからは酸を生成するがガスは生成
しない。
マルトース、ラクトース、トレハロース、
D―ソルビツト、D―マンニツト、イノシツ
ト、デンプンからは、酸もガスも生成しな
い。
3 栄養要求性 生育因子なし 以上の菌学的性質を有する菌について、バージ
エイのマニユアル(Bergey′s Manual of
Determinative Bacteriology)第8版に基いて
検索した結果、本菌株はシユウドモナス・プチダ
(Pseudomonas putida)と同定された。
本発明で使用する培地組成は、使用する菌株が
良好に生育し、かつ、前記テルペン酸()およ
び(または)()の生産を順調に行わしめるた
めに適当な炭素源、窒素源、無機塩及び天然有機
栄養物などからなる。
炭素源としては、グルコース、グリセロール、
アラビノース等の種々の炭水化物、n―ドデカ
ン、n―ヘキサデカン、あるいはケロシン等の
種々の炭化水素、グルコン酸、酢酸、コハク酸等
の各種有機酸、グルタミン酸、アラニン、トリプ
トフアン等の各種アミノ酸も使用可能である。ま
た、ミルセンあるいはフアルネセンを唯一の炭素
源としてもよい。
窒素源としては、アンモニア、塩化アンモニウ
ム、燐酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸
アンモニウム等の各種の無機および有機アンモニ
ウム塩、尿素、ペプトン、NZアミン、肉エキス、
酵母エキス、コーンスチープリカー、カゼイン加
水分解物等の各種含窒素有機物質、グルタミン
酸、アラニン等の各種アミノ酸等が使用可能であ
る。
無機物としては、各種燐酸塩、硫酸マグネシウ
ム等、さらに微量の重金属塩が使用されるが、天
然物を含む培地では必ずしも添加を必要としな
い。
また、栄養要求を示す変異株を用いる場合に
は、当然、その栄養要求を満足させる物質を培地
に加えなければならない。
培養は通常振盪または、通気撹拌培養などの好
気的条件下に行なうのがよい。水に難溶性の炭素
源等を使用する場合には、ポリオキシエチレンソ
ルビタン等の各種界面活性剤、あるいは、アセト
ン、エタノール等の有機溶媒を培地に添加するこ
とも可能である。培地のPHは5.0〜9.0、培養温度
は20〜35℃、培養期間は通常18〜120時間である。
本物質はこのようにして得られた培養液に、β
―ミルセンあるいはβ―フアルネセンを添加して
さらに培養を数時間ないしは数日間継続するかあ
るいは、培養菌体を水または適当な緩衝液に懸濁
し、β―ミルセンあるいはβ―フアルネセンを添
加して好気的に振盪あるいは通気撹拌することに
よつても得られる。また、β―ミルセンあるいは
β―フアルネセンを炭素源として培養した場合に
は、本物質は、培養液中にも蓄積する。
これらの培養液あるいは懸濁液からの目的物質
の採取および精製は、一般の有機化合物の採取お
よび精製の手段に準じて行なうことができる。た
とえば、これらから菌体その他を除去した液を
酸性とし、エチルエーテル等の有機溶媒を用いて
目的物質を抽出する。またこれからさらに酸性区
分の分画を行なつてもよい。このようにして得ら
れた抽出液を濃縮したのちシリカゲルクロマトグ
ラフイー、薄層クロマトグラフイー、ガスクロマ
トグラフイー等を用いて目的物質を単離すること
ができる。ベンゼンによる溶離液からは式()
を有するテルペン酸が得られ、ベンゼン―酢酸エ
チルによる溶離液からは式()を有するテルペ
ン酸が得られる。これらのテルペン酸は、分離・
確認を容易にするために、常法により、たとえば
ジアゾメタンによりメチルエステルとすることが
できる。
本発明の方法においては、通常式()を有す
るテルペン酸と式()を有するテルペン酸が同
時に培養物中に生成するが、培養法、培養時間等
培養条件を適宜選択することによつて両者の得量
をコントロールすることができる。例えば、β―
ミルセンまたはβ―フアルネセンを炭素源として
培養した場合、および培養時間が長い場合は式
()を有するテルペン酸が優勢に得られ、その
他の場合は式()を有するテルペン酸が優勢に
得られる。
さらに、本発明の方法における培養物の中に
は、上記テルペン酸()および()の他に 式 を有する4―メチル―3―ヘキセン酸が生成し、
このものは、前記ベンゼン―酢酸エチルによる溶
離液から得られる。
以上実施例により本発明の方法をさらに詳細に
説明するが、本発明は、これらによつて限定され
るものではない。
実施例 1 2―メチル―6―メチレン―2,7―オクタジ
エン酸の製造 (1) 硝酸アンモニウム5g、リン酸1カリウム
1.8g、リン酸2ナトリウム(12水塩)6.3g、
硫酸マグネシウム(7水塩)0.2g、塩化カル
シウム(2水塩)10mg、硫酸第1鉄(7水塩)
10mg、硫酸マンガン(4水塩)1mg、およびモ
リブデン酸アンモニウム(4水塩)1mgを精製
水1に加え、5規定水酸化ナトリウム溶液を
用いてPH7.2としたものを、5容三角フラス
コに入れ、121℃で10分間滅菌した後、β―ミ
ルセン5mlを添加して培地として用いた。これ
に、同様の組成の培地で30℃で2日間培養した
シユウドモナス・プチダ(Pseudomonas
putida)S4―2(微工研寄託受理番号第5421
号)を3%接種し30℃で18時間振盪培養を行な
つた。この培養物を塩酸を用いて酸性とした
後、半容のエチルエーテルで2回抽出を行な
い、抽出物を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、減圧濃縮を行ない、液量を100mlとした。
次いでこの濃縮物を、等容の炭酸水素ナトリウ
ム―水酸化ナトリウム緩衝液(PH12.5)で2回
抽出を行ない、さらにこれを塩酸を用いて酸性
とした後、等容のエチルエーテルで2回抽出を
行なつた。この抽出物を、水洗し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去すると油状
残渣が得られた。さらにこれをジアゾメタンを
用いてメチルエステルとした後、ガスクロマト
グラフにより分取を行なうことによつて、本物
質のメチルエステルが得られた。得られた本物
質の量をガスクロマトグラフによつて定量した
ところ、270mgであつた。
2―メチル―6―メチレン―2,7―オクタジ
エンメチルエステル IRスペクトルνKBr naxcm-1:1590,990,900 MS(m/e):93,105,120,121,41,91,
79,53,67,148,165,180(M+) NMRスペクトルCDCl3δppm: 1.60(s,3H;−CH3),1.88(s,2H;−
CH2−),2.39(s,2H;−CH2−),3.78
(s,3H;−OCH3),5.07(s,2H;=
CH2),5.27(d,2H;=CH2),6.43(q,
1H;−CH=CH2),6.79(s,1H;−CH=
C) (2) グリセロール10g、硝酸アンモニウム5g、
リン酸1カリウム1.8g、リン酸2ナトリウム
(12水塩)6.3g、硫酸マグネシウム(7水塩)
0.2g、塩化カルシウム(2水塩)10mg、硫酸
第1鉄(7水塩)10mg、硫酸マンガン(4水
塩)1mg、およびモリブデン酸アンモニウム
(4水塩)1mgを精製水1に加え、5規定水
酸化ナトリウム溶液を用いてPH7.2としたもの
を、5容三角フラスコに入れ、121℃で10分
間滅菌して培地として用いた。これに、同様の
組成の培地で30℃で2日間培養したシユウドモ
ナス・プチダ(Pseudomonas putida)S4―2
(微工研寄託受理番号第5421号)を10%接種し、
30℃で2日間振盪培養を行なつた。この培養液
を遠心分離して集菌し、1/15Mリン酸緩衝液
(PH7.0)で2回洗滌後、同緩衝液500mlに懸濁
し、β―ミルセン5mlとともに5容三角フラ
スコに入れ、30℃で4日間振盪した。この反応
液を除菌後、塩酸を用いて酸性とし、半容のエ
チルエーテルで2回抽出を行なつた。この抽出
物を水洗、脱水し、減圧濃縮を行なつた後、等
容の炭酸水素ナトリウム―水酸化ナトリウム緩
衝液(PH12.5)で2回抽出を行なつた。さらに
これを塩酸を用いて酸性とし、等容のエチルエ
ーテルで2回抽出を行ない、抽出物を水洗、脱
水し、溶媒を留去すると、室温で半固体状を示
す物質1.1gを得た。これをシリカゲルカラム
を用いて精製を行なうと本物質0.8gが得られ
た。
(3) アクロモバクター・シクロクラテスS―20―
B1、コリネバクテリウム・ハイドロカーボク
ラスタスS―10―B1またはミクロコツカス・
エスピーS64―B1を使用して実施例2と同様の
操作を行ない目的物質をそれぞれ0.2mg、0.6mg
および0.1mgを得た。
実施例 2 4―メチレン―5―ヘキセン酸の製造 硝酸アンモニウム5g、リン酸1カリウム1.8
g、リン酸2ナトリウム(12水塩)6.3g、硫酸
マグネシウム(7水塩)0.2g、塩化カルシウム
(2水塩)10mg、硫酸第1鉄10mg硫酸マンガン
(4水塩)1mg、モリブデン酸アンモニウム(4
水塩)1mgおよび精製水1の組成の培地10
を、水酸化ナトリウムでPH7.2とし、15容ジヤ
ーフアーメンターに仕込み、同様の培地でミルセ
ンを炭素源として、30℃で2日間培養した、シユ
ウドモナス・プチダ(Pseudomonas putida)S4
―2(微工研寄託受理番号第5421号)の培養液1
を植菌し、β―ミルセン50mlを添加して、温度
30℃、権拌毎分400回転、通気毎分2で66時間
培養後、β―ミルセン25mlをさらに加え、合計
115時間培養した。この培養液を遠心分離して除
菌し、減圧濃縮によつて全量を1とした。これ
を塩酸を用いて酸性とした後、等容のエチルエー
テルで2回抽出し、水洗および無水硫酸ナトリウ
ムによる脱水を行ない、減圧下、200mlまで濃縮
を行なつた。次いで、これを5%炭酸水素ナトリ
ウム水溶液100mlで2回抽出し、さらに塩酸を用
いてPH2としてから、200mlのエチルエーテルで
2回抽出を行なつた。この抽出物を水洗、脱水
し、溶媒を減圧留去すると油状残渣が得られた。
さらにこれをジアゾメタンを用いて、メチルエス
テルとした後、ガスクロマトグラフにより分取を
行なうことによつて、4―メチレン―5―ヘキセ
ン酸メチルエステル約1.1gが得られ、同時に副
生成物として4―メチル―3―ヘキセン酸メチル
エステル約1.0gが得られた。
4―メチレン―5―ヘキセン酸メチルエステル IRスペクトルνNujol naxcm-1:1590,990,900 MS(m/e):81,79,98,53,41,140
(M+),68,109,125 NMRスペクトルCDCl3δppm:2.58(s,4H;
−CH2−CH2−),3.72(s;OCH3),5.06
(s,2H;=CH2),5.23(d,2H;CH2
CH),6.42(q,1H;CH2=CH−) 実施例 3 4―メチル―8―メチレン―4,9―デカジエ
ン酸の製造 β―ミルセン5mlの代りに、β―フエルネセン
5mlを使用する以外は、実施例(2)と全く同一の操
作を行うことにより目的物質0.5gが得られた。
IRスペクトルνnaxcm-1:2400−3600,1685,
1640,1590,990,905 NMRスペクトルCDCl3δppm:11.6(s,1H),
6.88(t,1H),6.30(q,j=17および
11cps,1H),4.8−5.4(m,5H),2.2(m,
8H),1.82(s,3H),1.61(s,3H)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 (式中nは1または2を意味する) を有するテルペンを添加した培地にシユウドモナ
    ス属、アクロモバクター属、コリネバクテリウム
    属またはミクロコツカス属に属する菌株を培養
    し、培地中に 式 (式中nは前述したものと同一意義をする) を有するテルペン酸および(または) 式 (式中nは前述したものと同一意義を有する) を有するテルペン酸を生成せしめ、これらを採取
    することを特徴とする上記式()を有するテル
    ペン酸および(または)上記式()を有するテ
    ルペン酸の製造法。 2 式 を有するβ―ミルセンを添加した培地にシユウド
    モナス属、アクロモバクター属、コリネバクテリ
    ウム属またはミクロコツカス属に属する菌株を培
    養し、培地中に 式 を有する2―メチル―6―メチレン―2,7―オ
    クタジエン酸および(または) 式 を有する4―メチレン―5―ヘキセン酸を生成せ
    しめ、これらを採取して上記式()を有する2
    ―メチル―6―メチレン―2,7―オクタジエン
    酸および(または)上記式()を有する4―メ
    チレン―5―ヘキセン酸を得ることからなる特許
    請求の範囲第1項記載のテルペン酸の製造法。 3 式 を有するβ―フアルネセンを添加した培地にシユ
    ウドモナス属、アクロモバクター属、コリネバク
    テリウム属またはミクロコツカス属に属する菌株
    を培養し、培地中に 式 を有する2,6―ジメチル―10―メチレン―2,
    6,11―ドデカトリエン酸および(または) 式 を有する4―メチル―8―メチレン―4,9―デ
    カジエン酸を生成せしめ、これらを採取して上記
    式()を有する2,6―ジメチル―10―メチレ
    ン―2,6,11―ドデカトリエン酸および(また
    は)上記式()を有する4―メチル―8―メチ
    レン―4,9―デカジエン酸を得ることからなる
    特許請求の範囲第1項記載のテルペン酸の製造
    法。
JP2523280A 1980-03-03 1980-03-03 Production of terpene acid Granted JPS56124387A (en)

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