JPS5911854Y2 - パツキングケ−ス - Google Patents

パツキングケ−ス

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Publication number
JPS5911854Y2
JPS5911854Y2 JP12169378U JP12169378U JPS5911854Y2 JP S5911854 Y2 JPS5911854 Y2 JP S5911854Y2 JP 12169378 U JP12169378 U JP 12169378U JP 12169378 U JP12169378 U JP 12169378U JP S5911854 Y2 JPS5911854 Y2 JP S5911854Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
flap
flaps
notch
outer flap
Prior art date
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Expired
Application number
JP12169378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5538741U (ja
Inventor
一秀 炭鎌
純一 宮川
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP12169378U priority Critical patent/JPS5911854Y2/ja
Publication of JPS5538741U publication Critical patent/JPS5538741U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパッキングケースに関するもので、蓋体となる
フラップのうち外フラップの内フラップへの固定作業が
円滑に行え、かつその固定状態も良好なパッキングケー
スを提供しようとするものである。
従来のパッキングケースの蓋体となるフラップの固定の
仕方は一方のフラップにひもを取付け、他方のフラップ
に止め具を固定し、上記のひもをこの止め具に巻付けて
行っているが、この場合ひも、止め具を取付ける必要が
ありコスト高になるとともに固定のための作業性も悪い
ものであった。
また、内フラップにくり抜き穴を形威し、このくり抜き
穴に上記内フラップに重なる外フラップの一部分を挿入
してフラップを固定するものも提案されていたが、フラ
ップの固定状態が確実でなく、フラップが容易に抜け出
るという問題があった。
この欠点を除去するものとして従来、第6図に示すよう
に内フラップに略T字状の切込み100,101を入れ
るとともに、切込み100の両端部と切込み101の一
端部との間を結ぶ折り曲げ線102,103を設けて、
切込み100,101と折り曲げ線102とで囲まれる
部分104および切込み100,101と折り曲げ線1
03とで囲まれる部分105を内側方向に新曲可能とし
ておき、この部分に外フラップ106のコーナ一部を嵌
大してフラップを固定する手段も提案されていたが、こ
の場合は上記外フラップ106の嵌大の際、切込み10
0の端縁に外フラップ106の端部が喰い込み、この切
込み100の端縁が破れたり、外フラップ106が端縁
にひっかかって外フラップ106の嵌入が円滑に行なえ
ないという問題があった。
本考案は上記点に鑑みて考案されたもので、内フラップ
の切込みに工夫を加えることにより、内フラップへの外
フラップの嵌入が円滑に行えるようにするとともに、一
旦嵌大した後は外フラップが容易に抜け出ないようにし
たものである。
以下その一実施例を第1図〜第5図を用いて説明する。
第1図〜第3図において、1,2は底面フラップ、3,
4および5,6はおのおの蓋体となる内フラップおよび
外フラップで、この場合内フラップ3,4は内側に折り
曲げると端縁が重なるようになっている。
また外フラップ5,6はおのおの各コーナ一部を切欠い
て先端の幅が本体の幅より小さくなるように形戒すると
ともに、途中に折り曲げ線7,8を入れており、この折
り曲げ線7,8の部分より内側方向に折り曲げ可能とし
ている。
前記フラップ3,4には前記外フラップ5,6の各コー
ナ一部が嵌入する切込み3 a ,3 b ,4 a
,4 bを設けている。
この切込み3 a ,3 b ,4 a ,4 bは第
4図,第5図に詳細に示すように内フラップ3,4の付
根に近い部分に形或した全体の長さのほぼ半分程度の円
弧状の切込み9、この切込み9に連続する直線状の切込
み10を設けるとともに、この切込み9と切込み10の
連絡部分に近接した部分より、前記切込み10に対して
略垂直方向に第3の切込み11を設けている。
そして、切込み9の一端と第3の切込み11の一端との
間に折り曲げ線12を入れて、この切込み9,11およ
び折り曲げ線12とで囲まれる部分13を内,外方向に
折曲可能とする一方、切込み10の一端と第3の切込み
11の一端との間にも折り曲げ線14を入れて、この切
込み10.11および折り曲げ線14とで囲まれる部分
15も内,外方向に折曲可能としている。
この場合、第3の切込み11を境に切込み9を外フラッ
プ5,6に近接した位置側に形或しており、したがって
この切込み9,10.11に外フラップ5,6のコーナ
一部分を嵌入する場合、上記したように外フラップ5,
6を折り曲げ線7,8により略く字状に折り曲げること
ができるようにしている一方、切込み9を円弧状に加工
しているため、外フラップ5,6の切込み9,10.1
1への嵌入は、外フラップ5,6が切込み9の端縁に喰
い込むことなく円滑に行える。
なおこの場合、切込み10も円弧状に加工して全体を円
弧状に形或することも考えられるが、この場合外フラッ
プ5,6を嵌大した際、外フラップ5,6の上面に重り
合う内フラップ3,4の面積が小さくなるため、外フラ
ップ5,6が容易に抜けるおそれがある。
この問題もなくすために本実施例では図示するように第
3の切込み11より外フラップ5,6に近接した部分の
みを円弧状切込み9としている。
なお、切込み9と切込み10の連絡部分にもアール加工
を施して外フラップ5,6の切込み9から切込み10へ
の嵌入(移動)が円滑に行えるようにしている。
また第6図のように切込み100が先端から終端まで直
線状の場合、この端部より内フラップ3,4が容易に破
れるおそれがあるため、本実施例においては切込み9と
折曲げ線12との連結部および切込み10と折り曲げ線
14との連結部におのおのアール加工16.17を施し
ている。
この結果組立作業,輸送等の取り扱いにおいて、切込み
端部からの破れの進行はなくなる。
また本実施例において、外フラップ5,6を内フラップ
3,4の切込みに嵌入させる場合、外フラップ5,6は
内フラップ3,4の重なり部34を円滑に摺動すること
が要求されるが、凹部18がない場合、重なり部34の
端部に外フラップ5,6の端部が喰い込み、外フラップ
5,6が円滑に摺動しないという問題があった。
この点、本実施例によれば重なり部34に当接する外フ
ラップ5,6の端縁を一部切欠いて凹部18を形或する
ことにより、重なり部に外フラップ5,6の端縁が接触
しないようになり、外フラップ5,6の円滑な摺動が得
られる。
以上説明したように本考案によれば、外フラップの端縁
と当接する切込みを円弧状に加工し、この円弧状切込み
部分を第3の切込みを境に外フラップに近接した位置に
設けることにより、外フラップの内フラップの切込みへ
の嵌入が円滑に行えるとともに、内フラップと外フラッ
プとの重なり合う面積も広くとれるため外フラップが容
易に抜けるといったこともない。
また、円弧状切込みの一端およびこの切込みに連続する
略直線状切込みの一端をおのおのアール加工を施して折
り曲げ線と連絡することにより、切込みの端部からの破
れの進行も全くなくなる。
さらに、内フラツフ゜を内側に折り曲げたときの重なり
部分への外フラップの当接を防止するために外フラップ
の端縁に切欠き凹部を設けることにより、外フラップの
内フラップの切込みへの嵌入時、上記円弧状切込みと伴
せて外フラップの円滑な摺動が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるパッキングケースの
一部展開図、第2図,第3図は同パッキングケースの斜
視図、第4図は同パッキングケースにおける内フラップ
へ設けた切込みを示す図、第5図は同切込みと外フラッ
プの関係を示す斜視図、第6図は従来のパッキングケー
スにおける内フラップへ設けた切込みを示す図である。 3,4・・・・・・内フラップ、5,6・・・・・・外
フラップ、7,8・・・・・・折り曲げ線、9・・・・
・・略円弧状切込み、10・・・・・・略直線状切込み
、11・・・・・・第3の切込み、12.14・・・・
・・折り曲げ線、16.17・・・・・・アール加工部
、18・・・・・・切欠き凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋体となる一対の先端部分が互いに重なり合う内フラッ
    プおよび゛この内フラップの上に重なる一対の外フラッ
    プを備え、前記外フラップは各先端角部を切欠いて先端
    部の幅を基部の幅より狭くするとともに、途中に略く字
    状に折曲可能な折り曲げ線を設け、前記内フラップには
    前記内フラップの付根に近い部分が、前記外フラップの
    先端角部が嵌入される円弧状の切込みになされ、この円
    弧状の切込みの上記付根から遠い一端から外フラップよ
    り離れる方向に連続して略直線状切込が形或され、さら
    に、この円弧状切込みと略直線状切込みとの連結部分よ
    り略直線状切込みに対して略垂直になるように形威され
    た第3の切込みとからなる切込みを設け、前記外フラッ
    プの先端角部を前記円弧状切込みを嵌入開始部分として
    内フラップに嵌入するようにし、前記外フラップは前記
    内フラップの重なり部に当接する部分を切欠いて前記重
    なり部と外フラップとが接触しないように構或したパッ
    キングケース。
JP12169378U 1978-09-04 1978-09-04 パツキングケ−ス Expired JPS5911854Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12169378U JPS5911854Y2 (ja) 1978-09-04 1978-09-04 パツキングケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12169378U JPS5911854Y2 (ja) 1978-09-04 1978-09-04 パツキングケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5538741U JPS5538741U (ja) 1980-03-12
JPS5911854Y2 true JPS5911854Y2 (ja) 1984-04-11

Family

ID=29079085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12169378U Expired JPS5911854Y2 (ja) 1978-09-04 1978-09-04 パツキングケ−ス

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0620703Y2 (ja) * 1987-09-01 1994-06-01 本田技研工業株式会社 ガーニッシュの取付構造

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Publication number Publication date
JPS5538741U (ja) 1980-03-12

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