JP2005119712A - 箱 - Google Patents

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博俊 小杉
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Abstract

【課題】 ガムテープなどを使わなくてもふさぐことができるようにした箱を提供することである。
【解決手段】 少なくとも一方の開口13は、その開口の一の対向辺に内側折曲片14,15を設け、他の対向辺に外側折曲片16,17を設けるとともに、上記両内側折曲片の折り線18,19上に挿入スリット20,21を形成し、この挿入スリットに挿入する挿入片26,27を両外側折曲片の両側に設け、この挿入片の基端に引っ掛け部26c,27cを設け、挿入片を挿入スリットに挿入したとき、挿入片の基端に設けた引っ掛け部が挿入スリットの両端に引っかかる構成にしている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば、段ボール箱のように、物を搬送するのに適した箱に関する。
従来から知られているこの種の箱は、箱本体の一方の開口に4枚の蓋片を設け、これら蓋片のうち、互いに対向する辺に設けた蓋片を突き合わせ、その外側になった2枚の蓋片をガムテープ等で接着して、上記一方の開口をふさぐようにしていた。
本件に関しては、従来技術がごく一般的なので、特に、先行技術文献調査をしていない。
上記のように従来の箱においては、その蓋片をガムテープ等で接着して開口をふさいでいたので、例えば、それを開けるときには、ガムテープをはがすか、あるいはそのガムテープをカットしなければならなかった。しかし、ガムテープをはがすには爪が汚れたり損傷したりするが、特に、爪を伸ばした女性の場合には、ガムテープをはがすこと自体躊躇する傾向がある。
この発明の目的は、ガムテープなどを使わずに蓋をすることができるとともに、その蓋が簡単には開かないという二律背反的な課題を同時に解決できる箱を提供することである。
この発明は、箱本体を平面四角形とするとともに、上下両方の開口を、折曲片を重ね合わせてふさいでなる箱を前提にするものである。
第1の発明は、上記箱を前提にしつつ、少なくとも一方の開口は、その開口の一の対向辺に内側折曲片を設け、他の対向辺に外側折曲片を設けるとともに、上記両内側折曲片の折り線上に挿入スリットを形成し、この挿入スリットに挿入する挿入片を両外側折曲片の両側に設け、この挿入片の基端に引っ掛け部を設け、挿入片を挿入スリットに挿入したとき、挿入片の基端に設けた引っ掛け部が挿入スリットの両端に引っかかる構成にした点に特徴を有する。
第2の発明は、一対の外側折曲片であって、互いに突き合わされる辺に切り欠き凹部を形成した点に特徴を有する。
第3の発明は、上記挿入片の基端に対応する位置であって、外側折曲片の両側に切り込みを形成し、上記引っ掛け部を挿入スリットに押し込んだとき、外側折曲片が上記切り込みから持ち上がる構成にした点に特徴を有する。
第1の発明によれば、一対の外側折曲片を折り曲げてその挿入片を挿入スリットに挿入することによって、その挿入片に設けた引っ掛け部が内側折曲片に引っ掛かる構成にしたので、一度引っ掛け部を引っ掛けてしまえば、それが簡単にあかなくなる。しかも、外側折曲片を強制的に開けば、引っ掛け部が破損してそれを簡単に開けることができる。つまり、従来のようにガムテープをはがしたりしなくてすむので、爪を伸ばした女性などは、その爪を傷めるような問題がいっさいなくなる。
このように第1の発明によれば、前記した二律背反的な問題を同時に解決することができる。
第2の発明によれば、切り欠き凹部を形成したので、この凹部に指を入れて外側折曲片を強制的に開けることができる。
第3の発明によれば、挿入片の基端に対応する位置であって、外側折曲片の両側に切り込みを形成し、上記引っ掛け部を挿入スリットに押し込んだとき、外側折曲片が上記切り込みから持ち上がる構成にしたので、挿入スリットに対して挿入片が奥まで挿入されるとともに、その挿入片に設けた引っ掛け部が内側折曲片に確実に引っ掛かる。したがって、外側折曲片が簡単に開いたりしない。
図示の実施形態における箱本体Hは、その平面形状を四角形にしている。つまり、この箱本体Hは、図3の展開図に示すように4枚の側壁片1〜4を、それらの境界に設けた折り線5〜7を折り曲げて角筒状にしたものである。なお、図中符号8はノリ代で、このノリ代8を反対側の側壁片4に貼り付けることによって、上記したように角筒状の箱本体Hが構成される。このようにした箱本体Hの底面は、すでに公知の4枚の折曲片9〜12を重ね合わせながら閉じるものである。
一方、開口13(図2参照)側は、その一方の対向辺に内側折曲片14,15を設け、他方の対向辺に外側折曲片16,17を設けている。
上記内側折曲片14,15は、それを図2に示すように折り線18,19から開口側に折り曲げるようにしているが、その折り線18,19のほぼ中央部分には、挿入スリット20,21を形成している。
また、外側折曲片16,17は、折り線22,23から開口側に折り曲げることによって、その長辺a1,a2が互いに突き合わされるが、その長辺a1,a2がこの発明の突き合わせ辺に当たる。そして、一方の外側折曲片16の突き合わせ辺に一対の切欠き凹部24,24を形成し、他方の外側折曲片17の突き合わせ辺にも一対の切欠き凹部25,25を形成している。このようにした切欠き凹部24,25は、図1からも明らかなように、両外側折曲片16,17を折り曲げたとき、互いに対向する関係にしている。
さらに、上記一方の外側折曲片16の両側に一対の挿入片26,26を設け、他方の外側折曲片17の両側にも挿入片27,27を設けている。これら挿入片26,27は、上記長辺a1,a2に連続する円弧部26a,27aと、この円弧部26a,27aの先端から連続する直線部26b,27bとを形成している。そして、この直線部26b,27bは、挿入片26,27の展開状態において長辺a1,a2とほんのわずかだけ角度を保つようにしている。
また、上記直線部26b,27bの基端すなわち挿入片26,27の基端には円弧状の凹部からなる引っ掛け部26c,27cを設けるとともに、外側折曲片16,17には、上記引っ掛け部26c,27cの円弧に連続する切り込み28,29を形成している。
上記のようにした挿入片26,27は、外側折曲片16,17を閉じるとき、図1に示すようにその外側折曲片16,17に対して直角にする。そして、上記のように外側折曲片16,17を閉じるときに、それに対して直角にした挿入片26,27を前記挿入スリット20,21に挿入するものである。
上記のように挿入スリット20,21に挿入片26,27を挿入することによって、挿入片26,27は、図4に示すように、それらの円弧部26a,27aが挿入スリット20,21内で互いに対向するとともに、外側折曲片16,17を完全に閉じたときには、それらの長辺a1,a2が突き合わされるとともに、図4からも明らかなように、その引っ掛け部26c,27cが挿入スリット20,21の縁から押し込まれて内側折曲片14,15に引っ掛かる。
そして、上記のように切り込み28,29を形成しているので、図4に示すように、挿入スリット20,21に挿入片26,27を押し込んだとき、切り込み28,29で段差を作りながら、挿入片26,27が押し込まれるとともに、その引っ掛け部26c,27cが挿入スリット20,21の縁から押し込まれ、内側折曲片14,15に完全に引っ掛かることになる。もし、この切り込み28,29がなければ、図5に示すように、引っ掛け部26c,27cが内側折曲片14,15にぴったりと引っ掛からなくなる可能性がでてくる。しかし、この実施形態のように切り込み28,29を設けておけば、引っ掛け部26c,27cが、常に、内側折曲片14,15にぴったりと引っ掛かることになる。
上記のように引っ掛け部26c,27cが内側折曲片14,15に引っ掛かれば、外側折曲片16,17が簡単に開くことはなくなる。
このようにした外側折曲片16,17を開くときには、前記切欠き凹部24,25に指を突っ込んで、それを強制的に持ち上げれば、上記引っ掛け部26c,27cが破損するので、その外側折曲片16,17を開くことができる。
上記のようにした箱を使うためには、まず、底面側の折曲片9〜12をその折り線30〜33から折り曲げながら重ね合わせて、その底面をふさぐ。
そして、底面とは反対側の開口13を開放した状態でそこから物を入れた後、まず、内側折曲片14,15を折れ線18,19から開口13側に折り曲げる。そして、次に、外側折曲片16,17を折れ線22,23から折り曲げるが、このときには、挿入片26,27を外側折曲片16,17に対して直角に折り曲げておく。
上記の状態で外側折曲片16,17を折り曲げつつ、その挿入片26,27を挿入スリット20,21に挿入する。そして、外側折曲片16,17を完全に折り曲げてその長辺a1,a2を突き合わせるとともに、挿入片26,27の引っ掛け部26c,27cを挿入スリット20,21内に押し込む。このように引っ掛け部26c,27cを挿入スリット20,21内に押し込むことによって、引っ掛け部26c,27cが挿入スリット20,21の縁である内側折曲片14,15に引っ掛かる。したがって、外側折曲片16,17が不用意に開いたりしなくなる。
上記のようにして閉じた外側折曲片16,17を開くときには、その切欠き凹部24,25に指を引っ掛けて外側折曲片16,17を強制的に持ち上げれば、引っ掛け部26c,27cが破損する。このように引っ掛け部26c,27cが破損すれば、外側折曲片16,17を簡単に開くことができる。
なお、この発明の箱は、ボール紙製、段ボール製あるいは樹脂製であってもよいもので、箱形状を形成できる素材であれば、その材質は問わない。
この発明は、物を搬送する段ボール箱などに最適である。
上側折曲片をほとんど閉じた状態の斜視図である。 上側折曲片を開いた状態の斜視図である。 展開図である。 挿入片を挿入スリットに挿入した状態の説明図である。 切り込みがないときの引っ掛け部の状況を示した説明図である。
符号の説明
H 箱本体
13 開口
14,15 内側折曲片
16,17 外側折曲片
18,19 内側折曲片の折り線
20,21 挿入スリット
22,23 外側折曲片の折り線
24,25 切欠き凹部
26,27 挿入片
26c,27c 引っ掛け部
28,29 切り込み

Claims (3)

  1. 箱本体は平面四角形とするとともに、上下両方の開口を、折曲片を重ね合わせてふさいでなる箱において、少なくとも一方の開口は、その開口の一の対向辺に内側折曲片を設け、他の対向辺に外側折曲片を設けるとともに、上記両内側折曲片の折り線上に挿入スリットを形成し、この挿入スリットに挿入する挿入片を両外側折曲片の両側に設け、この挿入片の基端に引っ掛け部を設け、挿入片を挿入スリットに挿入したとき、挿入片の基端に設けた引っ掛け部が挿入スリットの両端に引っかかる構成にした箱。
  2. 一対の外側折曲片であって、互いに突き合わされる辺に切り欠き凹部を形成した請求項1記載の箱。
  3. 上記挿入片の基端に対応する位置であって、外側折曲片の両側に切り込みを形成し、上記引っ掛け部を挿入スリットに押し込んだとき、外側折曲片が上記切り込みから持ち上がる構成にした請求項1または2記載の箱。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100806220B1 (ko) * 2006-05-17 2008-02-22 한일종합인쇄(주) 과일 포장용 박스
CN109335200A (zh) * 2018-11-09 2019-02-15 刘宇 一种可组装成免胶带纸箱的纸板结构

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