JPS59113895A - L−アスパラギン酸の製法 - Google Patents

L−アスパラギン酸の製法

Info

Publication number
JPS59113895A
JPS59113895A JP21299882A JP21299882A JPS59113895A JP S59113895 A JPS59113895 A JP S59113895A JP 21299882 A JP21299882 A JP 21299882A JP 21299882 A JP21299882 A JP 21299882A JP S59113895 A JPS59113895 A JP S59113895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aspartase activity
aspartic acid
activity
acid
aspartase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21299882A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Senhata
千畑 一郎
Masahiko Kizumi
木住 雅彦
Noriyuki Nishimura
西村 紀之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanabe Seiyaku Co Ltd filed Critical Tanabe Seiyaku Co Ltd
Priority to JP21299882A priority Critical patent/JPS59113895A/ja
Priority to EP83112148A priority patent/EP0110422A3/en
Publication of JPS59113895A publication Critical patent/JPS59113895A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P13/00Preparation of nitrogen-containing organic compounds
    • C12P13/04Alpha- or beta- amino acids
    • C12P13/20Aspartic acid; Asparagine

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はL−アスパラギン酸の製法に関し、更ニ詳シく
は高7スパルターゼ活性を有スルニジエリシア属に属す
る微生物を用いてL−アスパラギン酸を製造する方法に
関する。
従来、ニジエリシア・コリがアスパルターゼ活性ヲ[L
 7 b r)、この微生物を用いてフマール酸アンモ
ニウム(又はフマール酸、とアンモニウム塩)からL−
アスパラギン酸を酵素的に製造する方法が知られている
C Bull、 Agr、 Chem、 Soc、 、
 24 、296 (1960) 、 AppllMi
cobiol、 、 27.886(19741,特公
昭54−12553号、特公昭57−18867号〕。
しかしながら上記方法で用いられているニジエリシア・
コリのアスパルターゼ活性は工業的に充分満足し得るほ
ど高いとは云えないという問題かあり”た。加えてアス
パルターゼ活性を有するニジエリシア・コリがグルコー
スの如き資化されやすい炭素源の存在下においては他の
炭素源利用に関t”i、する酵素の生成が抑制されると
いう、所謂カタボライト抑制をうグルコース等の資化さ
れやす゛い炭素源を培地に加えるとアスパルターゼ活性
が充分に上昇せず、従ってL−アスパラギン酸の生成慣
が減少するという問題もあった。
かかる状況に鑑み本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、
エシエリシT属に属し。アスパルターゼ活性を有する親
株に較べて極めて高いアスパルターゼ活性を有する変異
株の取得に成功し、工業的有利なL−アスパラギン酸の
製造法を確立するに至った。
即ち1本発明はエシヱリシγ属に属シ10丁スパルター
ゼ活性を有する親株より誘嚇され、かつL−アスパラギ
ン酸を唯一の窒素源とするか、或いは窒素源および炭素
源とする培地で生育する高アスパルターゼ活性を有する
変異株の培養液、該培養液から採取した菌体もシ、<は
該菌体の処理物をフマール酸とγンモニ了に作用させる
ことを特許とするし一アスパラギン酸の製法である。
本発明で使月する高アスパルターゼ活性を有すル微生物
は、エシエリシ下属に属し、アスパルターゼ活性をイ1
する微生物を親株とし、該親株を変異誘起処理したのち
L−アスパラギン酸を唯一の窒素源とするか、或いは窒
素源と炭素源とする培地で培養し該培地で良好に生育し
得る菌株を採取することにより取得することができる。
親株たる微生物としてはエシエリシ了属に属しアスパル
ターゼ活性を有するもcノ)であれば特に限定されず。
例えばニジエリシア つり(ATCC11303)等を
好適に用いることができる。
変異誘起処理方法は通常の方法例えばN−メチル−N′
−ニトロ−N−ニトロソグアニジン処理。
紫外線照射等の方法を採用することができる。
変異処理菌の培養に際し用いられる培地中のL−アスパ
ラギン酸を唯一の窒素源とする場合、窒素源と炭素源と
する場合のいずれも培地中濃度として約0.005〜5
<であるのが適当である。又り一アスパラギン酸を唯一
の窒素源とする場合には炭素源としてグルコース、シュ
クロース等を用いることができ、その濃度は例えばクル
コースでよび炭素源とするときも、培地には通常の栄養
培地に用いられる各種塩類、微咀元素等を添加すること
もできる。
培養方法は常法でよく侍に限定されないが具体的にその
1例を示せば、フラスコに変異処理菌を植菌後、一定速
度(例えば希釈率0.05〜0.57時ンで培地を注入
しつつ、培養液を抜き取りその条件下で速く生育する菌
体を濃縮分離する。所謂連続培養法〔[細菌、ファージ
実験法」(たん白質核酸酵素別冊)35頁(1972)
]を好適に採用することができる。ついで該培養液を連
続培養法で用いた培地組成においてL−アスパラギン酸
を約0.1〜5%にした培地平板で生育した大きなコロ
ニーを採取することにより高アスパルターゼ活性を有す
る微生物を得ることができる。
かくして得られる高アスパルターゼ活性を有す取 る微生物としては壷体的には例えばニジエリシア・コリ
EAPQ−28(微工研菌寄第6792号ンエシエリシ
ア・コリEAPC−110(微工研菌寄m6793号)
、ニジエリシア・コリHAPo−130(微工研菌寄第
6794号)等をあげることができ、これらの微生物は
、いずれもそのアスパルターゼ活性が親株に比して約2
.5倍以上の活性を有する。
上記の如き本発明の微生物を培養するに際しては炭素源
、窒素源、有機栄養源、無機塩類などを含む通常の栄養
培地が使用できる。培養は常法により行なうことができ
0例えば培地のpHを5.0〜9.0に調整し。微生物
を接種したのちlO〜45八 ℃、好ましくは23〜37℃で好検的に培養すればよい
。又、上記培地にお轡てL−アスパラギン酸を炭素源、
窒素源として用いることができその際の添加、量は約0
.1・〜5・幅であるのが適当である。
かくすることより得られる上記微生物の培養液抜培養液
から採取される菌体もしくは該菌体の処理物を基質たる
フマール酸とアンモニアに作用させることによりL−ア
スパラギン酸を製することができる。
菌体の処理物としては例えば洗浄菌体、乾燥菌体、菌体
磨砕物、菌体の自己消化物、菌体の超音波処理物。菌体
抽出物又はこれらをゲル抱括法や吸着法等のそれ自体公
知の固定化方法により固定化したものがあげられる。
≠#−固定化したものの具体的としては菌体等を例えば
ポリアクリルアミドゲル、含硫多糖類ゲル(カラギーナ
ン。ファーセレラン等)、コラーゲンゲル、アルギン酸
ケル、ポリビニルアルコールゲル、寒天ゲルで固定化し
たものがあげられ。
ポリアクリルアミドゲルによる場合は例えは特公昭53
−1831号記載の方法により、又、含硫多糖類による
場合は例えば特開昭53−6483号記載の方法により
固定化することができる。コラーゲンゲ!シ、アルギン
酸ケル、ポリビニルアルコ−ゲル 昭51−144780号.特開昭49−30.582号
,特開昭49−80285号,特開昭51−1 3 9
、 4 8 4号記載の方法に従って固定化することが
できる。
基質たるフマール酸とアンモニア!」種々の形で反応系
に供給することができ.例えばフマール酸アンモニウム
塩として供給してもよく,史書こけフマール酸もしくは
その塩と無機アンモニウム塩トして供給してもよい。
フマール酸塩としては例えばフマール酸ナトリウム、フ
マール酸カリウムを好Ai !ご用[、Nることかでき
.無機アンモニウム塩としては例えば塩化アンモニウム
、硫酸アンモニウム、リン覗アンモニウム又はこれらの
混合物を好適に用いることができる。
フマール酸もしくはその填と無機アンモニウム塩を用い
る場合には.こn,ら2成分のモル比はl:1.5〜1
:2の間にあるのが適当である。
酵素2反応は約5〜50℃の広い温度範囲で実施するこ
とができるが微生物の酵素の安定性を考慮して20〜4
5℃で実施するのか好ましい。又。
酵素反応に際してそのpHは6〜10となるよう実施す
るのが好ましい。尚.上記酵素反応に際してはカルシウ
ム、マグネシウム、マンガン、ストロンチウム等の2価
金属イオンを添加するのが好ましい。これらの2価金属
イオンの贋度は0. 1〜lO ミ13モル程度でよく
.これにより酵素の安定性を高めることができる。
反応は微生物菌体を用いる場合にはバッチ法で実施する
のが好ま1−<、培養後集菌した微生物菌体を前記した
如き基質溶液にけん濁1,かくはんすることによってL
−アスパラギン酸が生成する。
又,固定化微生物を用いる場合の反応は固定化微生物が
水に不溶性であるため.バッチ法によるのみならず.カ
ラム法によって連続的に実施することもできる。例えば
固定化微生物をカラムに充填し.このカラムに基質溶液
を適当な速度で流下すれば.L−アスパラギン酸のべ含
む流出液が得ら,(しる。またバッチ法による場合は基
質溶液に固定化微生物をけん副させ,かくはんすること
によってL−アスパラギン酸が生成する。この場合には
反応終了液から固定化微生物を口過成いは遠心分離する
ことにより収得すれば再びこれを反覆使用することがで
きる。上記反応を実施するにあたっては反応進行率は微
生物の情.温度.反応時間、基質の流速(特に線速度)
その他により影響される。例えば、カラム法による場合
は使用する固定化微生物の量に従い基質溶液の流下速度
を,またバッチ法による場合はその反応時間を適当に調
整することでこより反応進行率を100%にまで高める
至適条件をり,出すことも容易である。
かくして反応液中に生成蓄積したL−アスパラギン酸の
分離精製は,a常のイオン交換樹脂法やその他の公知方
法を組合せて容易に行なうことができる。
以上の如き本発明方法は従来Lーアスパラギン酸の製造
に用いられたニジエリシア属微生物に較べてアスパルタ
ーゼ活性が格段に高いニジエリγ属微生物を用いるため
極めて高収率かつ短時間でフマール酸とアンモニアから
L−アスパラギン酸を製造することができるb又.本発
明に係る微生物のアスパルーゼ活性の上昇は現在、明確
ではないが恐らくアスパルターゼ生成に関与する遺伝子
の変異を生じたものと考えられる。しかもそのうち多く
のニジエリシア属微生物についてはカタボライト抑制7
1号解除されていることからグルコース・の如き資化さ
れ易い炭素源が存在しても了スパル散 ターゼ活性は低下しないという特急をも併せ有する。従
って本発明方法に係る微生物を培養するに際しては炭素
源が何であるかに左右されることなく高アスパルターゼ
活性を発現させることができ、L−アスパラギン酸を高
収亭で製造することができるものである。
以下9本発明を実験例、実施側により(に詳細に説明す
る。
尚、実験例及び実施例中のアスパルターゼ活性は0.1
M7マール酸アンモニウム(pH8,7,1m!J塩化
マグネシウム含有)と菌体又は菌体処理物とを接触させ
、37℃で1時間反応後1反応欣中のL−7スパラギン
酸をロイコノストリフ・メセンテロイデスP60を用い
るバイオアッセイ法CJ。
Biol、 Chem、 、 172.15 (194
8) ]により測定した。
実施例 グルコース3.0%、L−アスパラギン酸ナトリウム0
.015<、リン酸第1カリウム0.3%、リン酸第2
カリウム0.7 % 、 1iltf酸マグネシウム・
7水和物0.01%からなる培地50,4を含む50.
/容ベルコ社製スピナーフラスコにニジエリシア・ト コリAT(:C11303のN−メチル−N−二手培養
した。次いで培養液を生理食塩水で105〜lO6倍に
稀釈したのち、前記培地組成においてL−アスパラギン
酸ナトリウムを0.5%とし更に寒天1゜5%を加えた
平板培地に塗布した。1〜2日間で出現した大コロニー
を釣菌することによりニジエリシア・コリEAPc−2
8(微工研菌寄第6792号)、ニジエリシア・コリE
APO−110(機工@菌寄第6793号)を得た。こ
れらの微生物と親株たるニジエリシア・コリATCCl
l303についてアスパルターゼ活性を測定した。
結果は上記第】表に示す通りである。
第1表 基本@畦;リン酸第1カリウム0.3%、リン酸第2カ
リウム0.7%、硫酸マグネシウム・7水和物0.01
%、硫酸アンモニウム0.1%、L−アスパラギン酸ナ
トリウム0.2%、(pH7,0)上記から明らかな如
(BAPa−28は親株たるATCC11303に比べ
て、グルコースの存在下、不存在下のいずれの場合も3
倍のアスパルターゼ活性の上昇が見られた。このことか
らEAPI−28Lt7スパルターゼ活性の上昇はカタ
ボライト抑制の解除よりも、それ以外のアスパルターゼ
生成に関与する遺伝子の変異を生じた変異株であること
が認められる。
又、RPAQ−110は親株たるATCC11303に
比ベグルコース存在下で20倍、グルコース不存在下で
2.2倍のアスパルターゼ活性の上昇が見うワた。この
ことからEAPcl 10はアスパルターゼ活性の上昇
はカタボライト抑制の解除変異とともにそれ以外のアス
パルターゼ生成に関与する遺伝子の変異をも生じた変異
株であることが認められる。
実施例 L−アスパラギン酸ナトリウムO1<、リン酸第1カリ
ウム0.3%、リン酸第2カリウム0.7%、硫酸マグ
ネシウム・7水fl]物0.01<からなZ駿 培地に、実年例1と同様にN−メチル−N′−二トロー
N−二トロソグアニジンで処理したニジエリと同様に希
釈し前記培地組成に15いてL−アスパラギン酸ナトリ
ウムを0.5%とし更に寒天1.5<−を加えた平板培
地に塗布した。塗布後1〜2日間で出現する大コロニー
を釣菌することによりエシエリシγ・コ+J W A 
P o −130(微工研菌寄第6794号)を得た。
この微生物と親株たるニジエリシア・コリATCCI 
1303についてアスパルターゼ活性を測定した。
結果は下記第2表に示す1通りである。
第 2 表。
基本培地:実施例1で用いたものと同じ上記の結果から
明らかな如(EiAP″19−130は親株たるATC
C11303に比ベグルコースの存在下で25倍、グル
コースの不存在下で2.5倍のアスパルターゼ活性の上
昇がみられた。このことからエシエリシγ・コリEAP
c−130はカタボライト抑制の解除変異とともにその
他のアスパルターゼ生成に関与する遺伝子の変異をも生
じた変異株であることが認められる。
実施例] (11フマール酸アンモニウム3幅、第]リン酸カリウ
ム0.2%、@酸マグネシウム・7水和物0゜05%、
コーンスチーブリ力−4幅、ミースト2鴫を含む培地(
pH7,0)500−にニジエリシア・コリWAPC−
28を植菌し、37℃で24時間振とう培養した。この
培養液から遠心分離により集菌した菌体を生理食塩水1
6m1にけん濁し。
あらかじめ40℃に保温した3、2%ゲニューゲルWG
水溶液64−を加え40℃の温浴中で混合した。この混
合液を1Mフマール酸アンモニウム水溶液(pH8,5
,1rrLM塩化マグネシウム含有)中に滴下すること
によ5り球状ゲル(直径3+m)のアスパルターゼ活性
を有する固定化エシエリシγ壷コ961ノ(湿毒量)を
得た。この固定化菌体1f!のアスパルターゼ活性は8
60μmole/iyであツf。
(2)  上記(1)で得らnた固定化ニジエリシア・
コI761 Ifを外套管付カラム(41X 8 C1
1)に充填し、37℃にて48時間インキュベートする
ことにより活性化(アスパルターゼ活性158600(
Oμmole/hr’ )後、同温度にてIMフマール
酸アンモニウム溶液(pH8,5,1mM塩化マグネシ
ウム含有)1000−を50 m1hrの流速で流下し
た。流出液をpH2,8とすることにより結晶を析出さ
せた。析出晶をろ取することによりL−アスパラギン酸
122グを得た。
実施例2 山 ニジエリシア・コリIAPQ−28の菌体8グを生
理食塩水5mjにけん濁し、これにあらかじめ40℃に
保温した2、2幅ゲニューゲルWG水溶液(1%ローカ
ストビーンガム含有)80tnlを加えて混合した。こ
の混合液を冷却してゲル化させ、更に2%塩化カリウム
水/8[25−を静かに加え30分間静置した。得られ
たゲルを1辺3mの立方体に成型し2幅塩化カリウム水
溶液で洗浄した。得られゲル89.35’を冷エタノル
100−に浸漬し、これlこグルタルアルデヒドを最終
1度0.494になるように加え、水冷下に15分間す 静置した。ついでゲルをろ取し2%塩化カー≠ウム水溶
液で洗浄することによりアスパルターゼ活性を有する固
定化ニジエリシア・コIJ 85.6 F (温償11
 、47013 μ+noles/hy15’閂体)を
得た。
(2)上記(1)で得られた固定化ニジエリシア・コリ
ーIFを外套管付カラム(1,6an X 12 cm
 )に充填り、37℃にてIMフマール酸アンモニウム
水溶H(P+−18,5、lyn&lrnlグネシウム
含有)ヲ6 ml/hrの流速で昼夜連続して導スーし
経時的にアスパルターゼ活性を測定した。その結果20
日間経過後もなお活性の低下は殆ど認められなかった。
実施例3 ニジエリシア・コリKAPQ−28の菌体8 Pを0.
05Mリン酸緩衝液1;pH8−5) 50 rnlに
けん濁し9Kcで15分間音波処理を行なった。ついで
該けん濁液を遠心分離し得られる上澄液38−を弱塩基
性イオン交換樹脂デュオライ)−AT(米国、ダイアモ
ンドシャムロツタ社製)60−を充填したカラムに30
 dArで室温下に導通した。次に0.1闘リン酸緩衝
液(pt+ 8.53300−と0.4幅グルタルアル
デヒド300−を含む溶液で30分間架橋レグノ4ルア
ルデビドを充分洗浄して固定化酵素を調製した。この固
定化酵素を50rn1容量のカラムに充填し、IMフマ
ール酸アンモニウム(p)18.5.11M塩化マグネ
シウム含有)500+dを25−d/hrの流速で導通
した。流出液を合しpH2゜8とすることによりL−ア
スパラキン酸61Pを得る。
実施例4 ニジエリシア・コリEAPQ−28を用いテ実施例3と
同様にして得られた上澄液を硫安分画(30〜50%飽
和)し得られた沈殿を水5−に溶解した。この溶液を水
に対して1夜透析し透析内股を酵素液(γスバルターゼ
標品〕とした。ついでこの酵素液2−と3.2%ゲニュ
ーゲルWG水溶液12−を37℃の温浴中にて混合した
。該混合液を2%塩化カリウム水溶液中に滴下すること
により球状ゲル(直径約3■)を得た。得られた同であ
った。
実施例5 フマール酸了ンモニウム3<、mlUン酸カリウム0.
2 % 、硫酸マグネシウム・7水和物0.05%、コ
ーンスチーブリ力−4%、ミースト2%をす 含む培地(PH7,0)500−にエシェ中シア・コリ
gApo−28を植菌し、37℃で24時間培養した。
この培養液のpHをアンモニア水でp++ s、 5≠
X−100500〜を添加してさらに37℃で12時間
静置して酵素反応を行なった。反応終了液をろ過、濃縮
したのちρF12.3に調整し析出晶をろ取することに
よりL−アスパラギン酸の粗結晶を得た。ついで該粗結
晶を水から再結晶することによりL−アスパラキン酸4
6.1yを得た。
実施例6 (1)L−アスパラギン酸ナトリウム1.0%、リン酸
第1カリウム0.3%、リン酸第2刀リウム0゜7%、
硫酸マグネ、カラム・7水和物0.01%から掖 なる培地l/に実癒例1で得られたニジエリシア・コリ
EAPc−11Qを植菌し、30℃でlθ時間振とう培
養したのち遠心分離により集菌する。ついで菌体を生理
食塩水にけん濁する。この菌体けん濁液12−(湿菌体
6グ含有]に予め37℃番こ保温した3、2呪ゲニユー
ゲルWG(コペンハーゲンペクチンファクトリー社製の
カラギーナン)水溶液48−を加えてよく混合する。該
混合液を]M7マール酸7ンモニウム水溶液(pH8,
5。
1 yrLM塩化マグネシウム含有)中に滴下すること
にヨt)球状ゲル(直径約3 re )のアスパルター
ゼ活性を有する固定化ニジエリシア・コリsc+、sy
(湿菌叡Fj)を得た。この固定化菌体1グのアスパル
ターゼ活性は86.1μmolθ8 /FLrであった
12)  上記で得た固定化ニジエリシア・コリ59゜
5グを外套管付カラム(4am X 8 an )に充
填し。
37℃にて48時間インキュベートすることにより活性
化(アスパルターゼ活性、162000μm01ea 
/hr )後、同温度にてIM−/7−ル酸アンモニウ
ム溶液(p)18.5.1−塩化マグネシウム含有)る
ことによりL−アスパラギン酸1205’を得た実施例
7 ら (1)  実施例椿で用いた培地11!1こニジエリシ
ア・コ+1 aApc−130を1atJL−実施例3
と同様にして固定化ニジエリシア・コリ60y(湿噛直
fa)を得た。この固定化菌体lグのTスノ櫂ルターゼ
活性は114.5μl1llO1e/hrであった。
ζ2)上記(1)で得た固定化ニジエリシア・コリ60
7を外套管付カラム(4G×81)に充填し。
37℃にて48時間インキュベートすることによす活性
化(アスパルターゼ活gl 、 206100μωO1
e/fLr)後、同温度にてIMフマール酸アンモニウ
ム溶欣(ρt13,5,1ηLM塩比マグネシウム含有
〕1000−を50 ml/hrの流速で流下し1こ。
流出液をp)l 2.8とすることにより結晶を析出さ
せた。≠、・−−析出晶 をろ取することによりムーアスパラギン酸121v 8
 得 に。
自発手続゛補正書 昭和9年く」26日 特許庁長官殿 2、発明の名称 3、補市をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市東区道修町3丁目21番地(〒541)(
295)n1辺製薬株式会社 代表者松原一部 4、代理人 大wi、Mf大阪市淀用区加島3丁[+6JH+9号(
〒532)5、補正により増加する発明の数 補  旧  の  内  容 1、明細書第6頁3行目、同第12頁下から4乃至3行
目の 「微工研菌寄第6792号」 を 「微工研条寄第388号」 に訂正する。
2、同@6頁4乃至5行目、同第12頁下から2行目の 「政工研菌寄第6793号」 を 「微工研条寄第389号」 に訂正する。
3、同第6頁6行目、同第15頁4乃至5行目の「微工
研菌寄第6794号」 を 「微工研条寄@390号」 に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +1)  ニジエリシア属に属し、アスパルターゼ活性
    を有する親株より誘導され、かつL−7スパラギン酸を
    唯一の窒素源とするか、或いは窒素源および炭素源とす
    る培地で生育する高アスパルターゼ活性を有する変異株
    の培養液、該培養液から採取した菌体もしくは該菌体の
    処理物をフマール酸とアンモニアに作用させることを特
    徴とするL−アスパラギン酸の製法。 (2)  変異株がアスパルターゼ活性を有する親株よ
    り誘導され、かつL−了スパルギン酸を唯一の窒素源と
    するか、或いは窒素源および炭素源とする培地で生育す
    る高アスパルターゼ活性を有するニジエリシア・コリで
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 13)  7マール酸とアンモニアをフマール酸アンモ
    ニウムとして供給する特許請求の範囲第1項記載の方法
JP21299882A 1982-12-03 1982-12-03 L−アスパラギン酸の製法 Pending JPS59113895A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21299882A JPS59113895A (ja) 1982-12-03 1982-12-03 L−アスパラギン酸の製法
EP83112148A EP0110422A3 (en) 1982-12-03 1983-12-02 Process for producing l-aspartic acid

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21299882A JPS59113895A (ja) 1982-12-03 1982-12-03 L−アスパラギン酸の製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59113895A true JPS59113895A (ja) 1984-06-30

Family

ID=16631777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21299882A Pending JPS59113895A (ja) 1982-12-03 1982-12-03 L−アスパラギン酸の製法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0110422A3 (ja)
JP (1) JPS59113895A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970065723A (ko) * 1996-03-29 1997-10-13 히라따 다다시 L-아스파라긴산의 제조법

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2695638B1 (fr) * 1992-09-15 1995-04-07 Rhone Poulenc Chimie Procédé de préparation de l'acide L-aspartique via l'aspartate d'ammonium.
AT404839B (de) * 1996-09-20 1999-03-25 Chemie Linz Gmbh Verfahren zur herstellung von z-l-asparaginsäure-dinatriumsalz aus fumarsäure
EP0832982B1 (de) * 1996-09-20 2002-05-15 DSM Fine Chemicals Austria Nfg GmbH & Co KG Verfahren zur Herstellung von Z-L-Asparaginsäure-Dinatriumsalz aus Fumarsäure
EP0945513B1 (en) 1998-02-13 2005-09-21 Nippon Shokubai Co., Ltd. Method for producing L-aspartic acid
EA035353B1 (ru) 2017-02-28 2020-06-01 Акционерное Общество "Биоамид" Способ получения l-аспарагиновой кислоты и рекомбинантный штамм-продуцент аспартазы escherichia coli

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1394722A (fr) * 1963-05-06 1965-04-09 Ajinomoto Kk Procédé pour la production d'acide l-aspartique
JPS5617073B2 (ja) * 1971-10-28 1981-04-20
ZA824805B (en) * 1981-10-15 1983-04-27 Genex Corp Production of aspartase

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970065723A (ko) * 1996-03-29 1997-10-13 히라따 다다시 L-아스파라긴산의 제조법

Also Published As

Publication number Publication date
EP0110422A3 (en) 1985-07-31
EP0110422A2 (en) 1984-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS609797B2 (ja) イソマルチユロ−スの製造法
JPS59113895A (ja) L−アスパラギン酸の製法
JPS6254471B2 (ja)
SE457961B (sv) Foerfarande foer framstaellning av immobiliserad mikroorganism
JPS59183688A (ja) L−アスパラギン酸の製法
JPS63273486A (ja) 1−(4−メトキシフェニル)−2−アミノプロパンの製法
CA1167401A (en) Production of an immobilized enzyme system
JPS59232088A (ja) L−アスパラギン酸の製法
JPS58201985A (ja) グルコ−ス脱水素酵素の生産方法
JPH10295393A (ja) ビタミンkの製造法
JPS59113887A (ja) L−アスパラギン酸の製法
JPS58129972A (ja) 菌体内セリン分解酵素活性の抑制法
JPS60133883A (ja) 新規微生物及びそれを用いるl−アスパラギン酸の製法
US3783102A (en) Production of l-asparaginase
JPS6228678B2 (ja)
KR890001127B1 (ko) 푸럭토 올리고(Fructo-oligo)당의 제조방법
JPH01144989A (ja) コロミン酸の製造法
JPH0998779A (ja) トレハロース合成酵素、その製法及びそれを用いたトレハロースの製造法
JPS6041599B2 (ja) グルタチオンの製法
JPS6349097A (ja) イプシロン−ポリ−l−リシンの製造法
JPS6349075A (ja) イプシロン―ポリ―l―リシンを生産する菌株
JPS6125359B2 (ja)
JPH08280396A (ja) トレハロースの製造法
JPH0378998B2 (ja)
JP2801689B2 (ja) 菌体内セリン分解酵素活性の抑制方法