JPS59111762A - 消臭剤 - Google Patents

消臭剤

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Publication number
JPS59111762A
JPS59111762A JP57220140A JP22014082A JPS59111762A JP S59111762 A JPS59111762 A JP S59111762A JP 57220140 A JP57220140 A JP 57220140A JP 22014082 A JP22014082 A JP 22014082A JP S59111762 A JPS59111762 A JP S59111762A
Authority
JP
Japan
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dokudami
refrigerator
components
odor
deodorant
Prior art date
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Granted
Application number
JP57220140A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS619071B2 (ja
Inventor
児島 一夫
諸星 俊二
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Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd filed Critical Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
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Publication of JPS619071B2 publication Critical patent/JPS619071B2/ja
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 どくだみは漢方では重量と称せられ、種々の薬効(利尿
、緩下、できものの治療等)のあることが知られている
。此のどくだみを冷蔵庫に入れるとどくだみの特異臭に
より冷蔵庫内の悪臭がマスキングされ消臭効果がある事
が分った。此は従来の活性炭を主とする脱臭剤と異なり
、どくだみの特異臭で冷蔵庫等の悪臭を消除するもので
ある。本発明は此の機能を知悉するためどくだみ中の精
油を抽出して、此をガスクロマトグラフを使って分析し
、その成分を解明し、此の成分の種々の配合により消臭
剤を作ることを目的とする。
先ず最初にどくだみが消臭剤として役に立つことを実験
した結果を示す。
6〜7月頃が最盛期であるので、次の各地で採取したど
くだみの重量と含有水分を測った。
このどくだみを水洗し、サランラップの如き包装剤にて
包み両端は開放するが又はビニール袋に入れ袋表面に孔
を開けて此等を冷蔵庫(こ設置する。
比較の為、凍結乾燥したどくだみ及び大気中にて通風乾
燥したどくだみについても同じ様に設置し、その消臭効
果を試験した。
乙の結果約2001の冷蔵庫にどくだみの牛革又は冷凍
乾燥品を設置すると2〜3週間消臭効果が持続すること
が分った。
どくだみの特異臭はど< 12みの精油に含まれるカプ
リンアルデヒド  (CHa  (CH9)11 CH
O)メチルノニルケトン  (CH,CO(CL)、 
CH,)ラウリンアルデヒド  (CH,(CHa)、
ICHO)その他からなり、前記鶴見産のどくだみにつ
いての濃度の1例を示せば次の如きものである。
成分・濃度(牛車基準) ・カプリンアルデヒド  101wtpρ1°メチルノ
ニルケトン  14.1−t ppm・ラウリンアルデ
ヒド  16.2 wt ppm・その他力プリンアル
  122  wt ppmデヒドとして 此はガスクロマトグラフにより、市販の純試薬と比較す
ることに依り測定したものである。
この3成分以外としては、ミルセン、フェルシトリン等
20種以上が含まれている。
本発明はどくだみの精油それ自体を消臭剤とじて使用す
るのではなく、市販の純試薬を使用して精油組成に近い
調合をするか、精油成分1数種を配合してどくだみ特有
の嫌悪感のなし)薬を調整し、且消臭効果もある製品を
作る事にある。
では此の主な3成分をどう配合したらよL)l)>、1
)どくだみの配合比に類似した配合 2)取扱上不快感を与えない配合 3)各成分の含有量をその蒸発速度ζこ比例せしめ同時
に全成分が消失する様な配合が必要と思う。
此の様な配合をする為、先ず1)は省略し、2)の配合
に適するものを選ぶため色々な配合をした例を第1表に
示す。
第  1  表 注)膏印は刺激臭少く取扱い易いもの 第1図は上記配合例を3段にならべた図でイ→ハに従っ
てカプリンアルデヒド大で刺戟性小、二→ハ、メチルノ
ニルケトン大で甘味性大になり、口→二、ラウリンアル
デヒド小で刺激性少いことが分った。
此等の配合比で作った混合物の刺激臭、せ味臭等を勘案
して5人のパネラ−の一致する意見は斜線を引いた配合
(1,2,5,6,9,10)を指摘し此なら取扱上不
快臭のないものであることを認めた。
次に上記三成分の蒸発速度について次の実験を行った。
実験結果をグラフにしたのが第2図である。
第2図はラウリンアルデヒド、メチルノニルケトン及び
カプリンアルデヒドを濾紙の両面に浸漬後温度(4〜6
℃)の冷蔵庫内に放置してどれ丈重量が減るかを横軸に
時間を取って縦軸に重量で示したものである。
此の曲線から各薬品のc+/日当りの減量を推定するこ
とが出来る。(蒸発速度を示す。) ラウリンアルデヒドi 2.3 Xl0−′g /cd
/日となる。
注) 0.065−0.0595/ 12c/ X 2
日= 2.3 X IQ−4メチルノニルケトン;6.
9 Xl0−’ g /Cll11日注) 08O65
−0,485/ 24=6.9 Xl0−4カプリンア
ルデヒド; 20.IX 10” g / c++r 
/8注)此の場合曲線がカーブしているのでその傾向線
りを延ばして計算した 0、064−0.015 / 24=20.lX10−
4蒸発速度の測定結果より3成分が、同時期に消失する
成分組成を求めると+100g Ba5e)A;カプリ
ンアルデヒド、B;メチルノニルケトン、C;ラウリン
アルデヒド(以下此の記号で示す) 次の2式が成り立つ A       B       C 20、I X 10”    6.9X 10−42.
3X 10−′、A十B十〇=100% を満足しなければならぬ。
此の式を解くと A−68、B=24、C=8(%) と言う割合になる。
即ち3成分が同時蒸発して消失する組成は大凡此の割合
である。
次に以上に依って求めた成分比のものが消臭剤としての
効果があるかどうかを試験して見た。その結果は次の表
の如きものである。
試験の1例として常時使用している冷蔵庫の初期の奥の
消臭効果をみるため試料50mgを珪藻土の坦体25g
にしみ込ませて冷蔵庫へ設置した。
以上の如く初期の冷蔵庫の奥を清涼なる臭シ)(こした
効果があった。
尚使用時には多孔性担体に泌み込ませて使用するか、ア
ルコール等の溶剤に稀めで使用するのがよい。用途とし
ては冷蔵庫に限らず、ゴミバケツ、トイレ等に使用して
もよい。
又どくだみを直接使用する場合の時期的な不便がなく、
臭の種類によっても特別に配合した製品を作る事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は種々の配合例を3段に並べた図。第2図はラウ
リンアルデヒド、メチルノニルケトン及びカプリンアル
デヒドの純成分の時間を横軸にした蒸発曲線。Lは曲線
の傾度に沿って延長した線。 特許出願人  三菱化工機株式会社 代 理 人  (71671服部賢武 手続補正書 昭和58年12月6日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第220140号 2、発明の名称 消臭剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目6番2号名称 三菱
化工機株式会社 代表者  雲 瀬 富三部 4、代理人 住所 〒154東京都世田谷区太子堂3丁目30の5の
915 6、補正により増加する発明の数   なし7、?Ig
正対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 8、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄に於て 1)明細書の第4頁上から6行目 r (CH8CO(C)1g)s  C1−1s)Jと
あるをr (CHn (CHa ) s  C0CH3
) Jに訂正する。 2)明細書の第11頁最上段 「アルコール等の溶剤に稀めて使用する」の後に[か、
又はカラギーナン等のゲル化剤に分散させ固形化して使
用する」の文章を特徴する 特許出願人  三菱化工機株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カプリンアルデヒド30〜70%、メチルノニルケトン
    25〜50%、ラウリンアルデピド5〜20%とする範
    囲内で配合することを特徴とする消臭剤。
JP57220140A 1982-12-17 1982-12-17 消臭剤 Granted JPS59111762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57220140A JPS59111762A (ja) 1982-12-17 1982-12-17 消臭剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57220140A JPS59111762A (ja) 1982-12-17 1982-12-17 消臭剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59111762A true JPS59111762A (ja) 1984-06-28
JPS619071B2 JPS619071B2 (ja) 1986-03-19

Family

ID=16746520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57220140A Granted JPS59111762A (ja) 1982-12-17 1982-12-17 消臭剤

Country Status (1)

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JP (1) JPS59111762A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61143065A (ja) * 1984-12-15 1986-06-30 松下電工株式会社 消臭剤
JPS61143066A (ja) * 1984-12-15 1986-06-30 松下電工株式会社 消臭剤
JPS61206448A (ja) * 1985-03-09 1986-09-12 松下電工株式会社 消臭剤

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61143065A (ja) * 1984-12-15 1986-06-30 松下電工株式会社 消臭剤
JPS61143066A (ja) * 1984-12-15 1986-06-30 松下電工株式会社 消臭剤
JPH0222670B2 (ja) * 1984-12-15 1990-05-21 Matsushita Electric Works Ltd
JPH0222671B2 (ja) * 1984-12-15 1990-05-21 Matsushita Electric Works Ltd
JPS61206448A (ja) * 1985-03-09 1986-09-12 松下電工株式会社 消臭剤
JPH0222672B2 (ja) * 1985-03-09 1990-05-21 Matsushita Electric Works Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
JPS619071B2 (ja) 1986-03-19

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