JPS5910985B2 - 減衰能が大きいAl−Zn基吸振合金およびその製造方法 - Google Patents
減衰能が大きいAl−Zn基吸振合金およびその製造方法Info
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- JPS5910985B2 JPS5910985B2 JP12397180A JP12397180A JPS5910985B2 JP S5910985 B2 JPS5910985 B2 JP S5910985B2 JP 12397180 A JP12397180 A JP 12397180A JP 12397180 A JP12397180 A JP 12397180A JP S5910985 B2 JPS5910985 B2 JP S5910985B2
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- vibration absorbing
- absorbing alloy
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は各種の交通機関、大型機械の振動および騒音に
よる公害、各種精密機器、電子機器の振動による性能劣
化または生活環境に存在する種々な振動や騒音の害を防
止するのに最適な振動減衰能の大きいAl−Zn基吸振
合金に関するものである。
よる公害、各種精密機器、電子機器の振動による性能劣
化または生活環境に存在する種々な振動や騒音の害を防
止するのに最適な振動減衰能の大きいAl−Zn基吸振
合金に関するものである。
一般に減衰能力を比較するために用いる減衰能Q−1は
振動の1サイクル中に失われる振動エネルギーΔEおよ
び全振動エネルギーEと次式のような関係にある。
振動の1サイクル中に失われる振動エネルギーΔEおよ
び全振動エネルギーEと次式のような関係にある。
つまりQ−1の値が大きいほど短時間で振幅が小さくな
って減衰効果が大きいことになる。
って減衰効果が大きいことになる。
従来知られている吸振合金としては、ジエンタロイなど
のFe基合金やMn−Cu系合金、At−Cu−Ni系
合金およびN i − T i系合金などがある。
のFe基合金やMn−Cu系合金、At−Cu−Ni系
合金およびN i − T i系合金などがある。
ジエンタロイなどのFeの基吸振合金およびMn−Cu
系合金は犬ぎい振幅の振動では減衰能は大きいが、小さ
い振幅の振動に対しては減衰能は非常に小さい。
系合金は犬ぎい振幅の振動では減衰能は大きいが、小さ
い振幅の振動に対しては減衰能は非常に小さい。
さらに比重が8g/cffl前後で大きく、機器の軽量
化を条件とする場合には不適当である。
化を条件とする場合には不適当である。
またAt−Cu−Ni系およびNi一Ti系吸振合金は
冷間加工がかなり困難であるという欠点を有する。
冷間加工がかなり困難であるという欠点を有する。
本発明は従来の吸振合金に比較して軽量で減衰能の大き
い吸振合金を得るために、比重が2.79/cfflで
非常に小さいAtを基としてこれに重量比で30〜95
係のZn、残部A,l主成分とし、0.1 〜30%の
Sn, P b . Sb . 0.1〜20%のCe
.Cu.Ta,Nb.Ni ecOs Fe *S i
02 . A/,2 03 ,MgO, 0.1’/
yl 5’/o(7)Zr , S i ,T is
C a s C r * M o * W * 0.
1 〜1 0 %のB,Li,Te.Mgのうち一種ま
たは二種以上の全量0.1〜30%の畠賊分?加えてな
るA,/,−Zn基合金を250℃以上合金の融点以下
の温度で加熱してから200℃/秒〜1℃/秒の速度で
急冷するか1’C/秒〜0.00028℃/秒の速度で
徐冷することによって大きな減衰能を発揮すると同時に
高い延性と強度をもつ吸振合金を提供するものである。
い吸振合金を得るために、比重が2.79/cfflで
非常に小さいAtを基としてこれに重量比で30〜95
係のZn、残部A,l主成分とし、0.1 〜30%の
Sn, P b . Sb . 0.1〜20%のCe
.Cu.Ta,Nb.Ni ecOs Fe *S i
02 . A/,2 03 ,MgO, 0.1’/
yl 5’/o(7)Zr , S i ,T is
C a s C r * M o * W * 0.
1 〜1 0 %のB,Li,Te.Mgのうち一種ま
たは二種以上の全量0.1〜30%の畠賊分?加えてな
るA,/,−Zn基合金を250℃以上合金の融点以下
の温度で加熱してから200℃/秒〜1℃/秒の速度で
急冷するか1’C/秒〜0.00028℃/秒の速度で
徐冷することによって大きな減衰能を発揮すると同時に
高い延性と強度をもつ吸振合金を提供するものである。
次に本発明合金の製造方法について説明する。
まず上記の組成範囲の合金を空気中もしくは不活性ガス
中または真空中において通常の溶解炉によって溶解した
後十分に撹拌して均一な溶湯とし、砂型や金型などに鋳
込んで一塊を造る。
中または真空中において通常の溶解炉によって溶解した
後十分に撹拌して均一な溶湯とし、砂型や金型などに鋳
込んで一塊を造る。
なお、溶解する際には空気の遮断剤としてM g C/
,2 ,硼砂、Ca’F21KCZなどの全量0.5%
以下のフラツクスな用い、脱酸剤としてBeなどの全量
0. 5 %以下を添加してもよい。
,2 ,硼砂、Ca’F21KCZなどの全量0.5%
以下のフラツクスな用い、脱酸剤としてBeなどの全量
0. 5 %以下を添加してもよい。
次にこの鋳塊に次のごとき熱処理、加工?施す。
均質化処理のためなるべく高温においてすなわちその合
金の融点以下250℃以上の温度で1分間以上500時
間以下(好ましくは30分以上100時間以下)加熱す
る。
金の融点以下250℃以上の温度で1分間以上500時
間以下(好ましくは30分以上100時間以下)加熱す
る。
用途によっては鋳造のまま用いてもよいが、通常は常温
ならびに高温において、鍛造、圧延、押出、スエーシン
グあるいは引き抜きなどによって成形し、最後にその合
金の融点以下250℃以上の温度で5分間以上500時
間以下加熱してから常温マで急冷するか徐冷する。
ならびに高温において、鍛造、圧延、押出、スエーシン
グあるいは引き抜きなどによって成形し、最後にその合
金の融点以下250℃以上の温度で5分間以上500時
間以下加熱してから常温マで急冷するか徐冷する。
上記の鋳塊を高温で均質化処理するのは溶湯凝固の際の
鋳塊各部の温度差や固液両相の比重差などに基すいて起
る不均一な鋳塊の成分を均一にするためである。
鋳塊各部の温度差や固液両相の比重差などに基すいて起
る不均一な鋳塊の成分を均一にするためである。
そして最後に成形した合金をその融点以下250℃以上
の温度で1分間以上500時間以下加熱するのは熱処理
温度が250℃以下あるいは熱処理時間が1分間以下で
あると加工歪?の除去が充分でないからである。
の温度で1分間以上500時間以下加熱するのは熱処理
温度が250℃以下あるいは熱処理時間が1分間以下で
あると加工歪?の除去が充分でないからである。
またこの最終熱処理は合金のα相の基地中に共折β相な
どの第二相を適度に存在させるための必須な条件である
。
どの第二相を適度に存在させるための必須な条件である
。
すなわち合金のα相の基地中に共析β相などの第二相が
適度に存在すると振動応力が加わったときにそれらの境
界面で粘性的運動が引き起こされ、そのために振動エネ
ルギーが消費されて非常に大きい減衰能が得られるから
である。
適度に存在すると振動応力が加わったときにそれらの境
界面で粘性的運動が引き起こされ、そのために振動エネ
ルギーが消費されて非常に大きい減衰能が得られるから
である。
減衰能の大きさはα相とβ相の結晶粒界の面積に比例し
、一般に冷却速度が速いほど結晶粒が微細になり、粒界
の面積が多くなる。
、一般に冷却速度が速いほど結晶粒が微細になり、粒界
の面積が多くなる。
次に本発明の実施例について説明する。
第1表および第2表に示す組成の金属の全量100グを
アルミナ坩堝中で表面にArガスを通じながら高周波誘
導電気炉により溶解し、鉄型に鋳込んで直径lOWの鋳
塊を得た。
アルミナ坩堝中で表面にArガスを通じながら高周波誘
導電気炉により溶解し、鉄型に鋳込んで直径lOWの鋳
塊を得た。
次にこれを350℃で5時間加熱した後、その温度で直
径5771771まで鍛造し、ついで同じ温度で中間焼
鈍後冷間スエージングおよび引き抜きによって直径1.
1mの九腺にした。
径5771771まで鍛造し、ついで同じ温度で中間焼
鈍後冷間スエージングおよび引き抜きによって直径1.
1mの九腺にした。
これから長さ150調の線を切りとって、これな最終的
に300℃で1時間加熱後、170℃/秒の速度で急冷
して試料とした。
に300℃で1時間加熱後、170℃/秒の速度で急冷
して試料とした。
減衰能Q−1の測定は逆吊り捩り振子法により振動数約
IHZ、最大歪み振幅γm=1〜400X10−6で行
なった。
IHZ、最大歪み振幅γm=1〜400X10−6で行
なった。
減衰能Q−1の最大歪み振幅γm=10Xlo−6にお
ける測定値は純Atの値とともに第1表および第2表に
示す通りである。
ける測定値は純Atの値とともに第1表および第2表に
示す通りである。
つぎに第1図ならびに第2図にはAt−70%Zn合金
の減衰能c,− 1に及ぼすSntPb−sbならびに
Ce,Cu,Ta,Nb eNi添加の効果な示す。
の減衰能c,− 1に及ぼすSntPb−sbならびに
Ce,Cu,Ta,Nb eNi添加の効果な示す。
さらに第3図ならびに第4図にはAt−70%Zn合金
の減衰能Q−1に及ぼすC o sFe .S i02
,A7203.MgOならびにZrsSi.Ti.Ca
.Cr,Mo*W添加の効果を、第5図にはB ,L
i− T e * M g添加の効果な示す。
の減衰能Q−1に及ぼすC o sFe .S i02
,A7203.MgOならびにZrsSi.Ti.Ca
.Cr,Mo*W添加の効果を、第5図にはB ,L
i− T e * M g添加の効果な示す。
熱処理した純Atは第1表に見るように減衰能Q−1が
2 X 1 0−3で本発明の目的とする吸振材料とし
ては不適当であるが、Atに30〜95係のZnと他の
元素の一種または二種以上を全量で0. 1 %以上3
0係以下な添加すると第1表および第2表、ならびに第
1図〜第5図に示したように減衰能Q−1が非常に大き
い値となり、一般の金属の減衰能Q7’= I X 1
0−3程度の値に比較しても非常に大きい。
2 X 1 0−3で本発明の目的とする吸振材料とし
ては不適当であるが、Atに30〜95係のZnと他の
元素の一種または二種以上を全量で0. 1 %以上3
0係以下な添加すると第1表および第2表、ならびに第
1図〜第5図に示したように減衰能Q−1が非常に大き
い値となり、一般の金属の減衰能Q7’= I X 1
0−3程度の値に比較しても非常に大きい。
第6図には300℃で1時間加熱後170℃/秒の速度
で急冷した本発明合金の試料A7および試料A41と1
000℃で1時間加熱後徐冷したジエンタロイ( F
e − 2 1Mo − 0.5%Ti−15%Cr)
および800℃で2時間加熱後急冷し400℃で4時間
保持した70係Mn−Cu合金の20℃(常温)におけ
るQ−1のγmによる変化が対比して示してある。
で急冷した本発明合金の試料A7および試料A41と1
000℃で1時間加熱後徐冷したジエンタロイ( F
e − 2 1Mo − 0.5%Ti−15%Cr)
および800℃で2時間加熱後急冷し400℃で4時間
保持した70係Mn−Cu合金の20℃(常温)におけ
るQ−1のγmによる変化が対比して示してある。
同様に第6図には第5図と同じ合金の50℃におけるQ
−1のγmによる変化が示してある。
−1のγmによる変化が示してある。
これらの図で明らかなように本発明合金のQ−1は小さ
なγmから大きなγmまで減衰能Q−1が大きく、本発
明合金はあらゆる大きさの振動および騒音を軽減できる
大きな吸振性?持つことな示している。
なγmから大きなγmまで減衰能Q−1が大きく、本発
明合金はあらゆる大きさの振動および騒音を軽減できる
大きな吸振性?持つことな示している。
また本発明合金の減衰能Q−1は測定温度の上昇ととも
に大きくなる特徴を有する。
に大きくなる特徴を有する。
これはAt−C u − N i合金、Ni−Ti合金
およびMn−Cu合金の減衰能が30〜80℃の温度で
急激に小さくなるのに比較して実用上非常に有利である
。
およびMn−Cu合金の減衰能が30〜80℃の温度で
急激に小さくなるのに比較して実用上非常に有利である
。
その一例として第8図には第6図と同じ合金についてQ
−1の測定温度による変化が示してある。
−1の測定温度による変化が示してある。
ここで本発明合金のQ−1はγmlOX10−6のとき
の値、ジエンタロイおよびM n − C u合金は最
高値を示している。
の値、ジエンタロイおよびM n − C u合金は最
高値を示している。
Q−1カ褐度の上昇とともに大きくなるのは合金内の粘
性的運動力親度の上昇とともに活発になる結果によるも
のである。
性的運動力親度の上昇とともに活発になる結果によるも
のである。
さらに本発明合金の比重ρは一般の金属のρ一8 g/
caに比べてかなり小さく、延性すなわち伸びElは一
般の金属に比較してかなり大きい。
caに比べてかなり小さく、延性すなわち伸びElは一
般の金属に比較してかなり大きい。
またその引張強度σtは熱処理したAtのσt=8kg
/rrrAよりかなり大きい。
/rrrAよりかなり大きい。
例えば試料屋7についてはEt=4 1%,ρ= 5.
1 g/ctR .σt=15kg/rraft .
試料羨19はEt=3 4 % , ρ=5.0 g/
cry . a t = 1 6kg/raA ,試料
扁24はE/l,=18% , p=4.4g/awl
. at =1 6kg/rraftである。
1 g/ctR .σt=15kg/rraft .
試料羨19はEt=3 4 % , ρ=5.0 g/
cry . a t = 1 6kg/raA ,試料
扁24はE/l,=18% , p=4.4g/awl
. at =1 6kg/rraftである。
最後に本発明合金の組成を限定した理由について述べる
。
。
まず三元ならびに多元合金においてA,/JCZnおよ
び他の添加元素Sn,Pb,Sb,Ce,C u *
T a 9 N b s N it C o * F
e ,S iO 2 −A,ffz03.MgO,Zr
.Si,Ti,Ca.Cr.Mo,W,B,Li,Te
,Mgはいずれも減衰能Q−1の向上に寄与するばかり
でなく、Sn,Pbk除いて合金を強化するZnを重量
比で30〜95%と限定したのは濃度が下限に満たない
ときにはα相に対するβ相の混合割合が少なく粒界面積
が少なくなるので本発明の目的とする十分な減衰能が得
られないし、上限?越えるときには比重が太き<(7g
/cyfl以下が望ましい)なりすぎる。
び他の添加元素Sn,Pb,Sb,Ce,C u *
T a 9 N b s N it C o * F
e ,S iO 2 −A,ffz03.MgO,Zr
.Si,Ti,Ca.Cr.Mo,W,B,Li,Te
,Mgはいずれも減衰能Q−1の向上に寄与するばかり
でなく、Sn,Pbk除いて合金を強化するZnを重量
比で30〜95%と限定したのは濃度が下限に満たない
ときにはα相に対するβ相の混合割合が少なく粒界面積
が少なくなるので本発明の目的とする十分な減衰能が得
られないし、上限?越えるときには比重が太き<(7g
/cyfl以下が望ましい)なりすぎる。
またSn ,Pb ,Sbを0.1〜30%,C e
* C u e T a + N b ,N is C
o e F e *Si 02 ,At203.Mg
Oな0.1〜20係,Zr ,si.Ti.Ca.Cr
eMo.Wを0.1〜1 5 % * L ie T
e s M g s Bを0.1 〜10%のうち一種
または二種以上の全量を0.1〜30%と限定したのは
濃度が下限に満たないときには結晶粒界における粘性的
運動に対して副成分元素の添加の効果が少ないので、十
分な減衰能が得られないし、上記の上限30係を越える
ときには加工が全くできなくなり、Pb,Snでは十分
な強度が得られなくなるからである。
* C u e T a + N b ,N is C
o e F e *Si 02 ,At203.Mg
Oな0.1〜20係,Zr ,si.Ti.Ca.Cr
eMo.Wを0.1〜1 5 % * L ie T
e s M g s Bを0.1 〜10%のうち一種
または二種以上の全量を0.1〜30%と限定したのは
濃度が下限に満たないときには結晶粒界における粘性的
運動に対して副成分元素の添加の効果が少ないので、十
分な減衰能が得られないし、上記の上限30係を越える
ときには加工が全くできなくなり、Pb,Snでは十分
な強度が得られなくなるからである。
本発明合金の特徴は上述のように減衰能が大きいこと、
軽量であること、延性が大きく強度が高い上に非強磁性
であることであり、しかも湿度の上昇とともに減衰能が
大きくなることなどである。
軽量であること、延性が大きく強度が高い上に非強磁性
であることであり、しかも湿度の上昇とともに減衰能が
大きくなることなどである。
従って本発明合金は各種の交通機関、大型機械、電子機
器の可動部、磁界で作動する部品、各種家庭用品ならび
に建築などの構造材料に応用し、振動および騒音の防止
、軽量化を計るのに非常に好適である。
器の可動部、磁界で作動する部品、各種家庭用品ならび
に建築などの構造材料に応用し、振動および騒音の防止
、軽量化を計るのに非常に好適である。
第1図ならびに第2図は300℃で1時間加熱後170
℃/秒の速度で急冷したAt−70%Zn合金の減衰能
Q−1に及ぼすSn.Pb.sbならびにCe,Cu,
Ta,Nb,Ni添加の効果を示す曲線図であり、第3
図ならびに第4図は同様なAl−70%Zn合金の減衰
能Q−1に及ぼすC o.Fe .SiOz ,At
z03,MgOならびにZrtSi,Ti.Ca,Cr
.Mo,Wの添加効果を示す曲線図であり、第5図はB
+ L i,Te,Mg添加の効果を示す曲線図であ
り、第6図は本発明合金の試料屋7および試料A41と
ジエンタロイおよびMn−Cu合金について20℃にお
ける減衰能と最大歪み振幅との関係を対比して示す特注
曲線図であり、第7図は第6図と同じ合金の50℃にお
ける減衰能と最大歪み振隅との関係を示す曲線図であり
、第8図は第6図と同じ合金の減衰能と測定温度との関
係を示す特性曲線図である。
℃/秒の速度で急冷したAt−70%Zn合金の減衰能
Q−1に及ぼすSn.Pb.sbならびにCe,Cu,
Ta,Nb,Ni添加の効果を示す曲線図であり、第3
図ならびに第4図は同様なAl−70%Zn合金の減衰
能Q−1に及ぼすC o.Fe .SiOz ,At
z03,MgOならびにZrtSi,Ti.Ca,Cr
.Mo,Wの添加効果を示す曲線図であり、第5図はB
+ L i,Te,Mg添加の効果を示す曲線図であ
り、第6図は本発明合金の試料屋7および試料A41と
ジエンタロイおよびMn−Cu合金について20℃にお
ける減衰能と最大歪み振幅との関係を対比して示す特注
曲線図であり、第7図は第6図と同じ合金の50℃にお
ける減衰能と最大歪み振隅との関係を示す曲線図であり
、第8図は第6図と同じ合金の減衰能と測定温度との関
係を示す特性曲線図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量比にてZn30〜95%と残部A,l主成分と
し、副成分として0.1〜30%のSn,Pb,Sb
,0.1〜20%のCe*Cu,Ta,NbeNi
tco,Fe,SiOz .A,ffzoa ,Mg
0 ,0.1−1 5%のZr,Si,Ti.Ca.C
r * M o * W * O− 1−1 0%の
B * L i* .T e *Mgの何れか一種また
は二種以上の副成分全量0.1〜30%とからなシ、そ
のα相基地中に共析β相を存在させ減衰能g1が6×1
0−3以上としたことを特徴とする減衰能が大きいAt
−Z n基吸振合金。 2 重量比にてZn30〜95係と残部Atを主成分と
し、副成分として0.1〜30係のS n tP b
. Sb , 0.1 〜20%のC e s C u
s T a gNb,Ni ,Co,Fee SiO
z ,AZ203tMgO.0.1−1 5%のZ r
* S i* T ie C asCr.MO,O.
1〜10%のB,Li,Te,Mgの何れか一種または
二種以上の副成分全量0.1〜30%とからなる合金に
その合金場点以下250℃以上の温度で1分間以上50
0時間以下加熱し、200℃/秒〜0.00028℃/
秒の速度で冷却し、減衰能Q−1が6×IO−3以上と
することな特徴とする減衰能が大きいA,4−Zn基吸
振合金の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12397180A JPS5910985B2 (ja) | 1980-09-09 | 1980-09-09 | 減衰能が大きいAl−Zn基吸振合金およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12397180A JPS5910985B2 (ja) | 1980-09-09 | 1980-09-09 | 減衰能が大きいAl−Zn基吸振合金およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5751238A JPS5751238A (en) | 1982-03-26 |
JPS5910985B2 true JPS5910985B2 (ja) | 1984-03-13 |
Family
ID=14873840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12397180A Expired JPS5910985B2 (ja) | 1980-09-09 | 1980-09-09 | 減衰能が大きいAl−Zn基吸振合金およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910985B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS601938B2 (ja) * | 1981-04-08 | 1985-01-18 | 玉川機械金属株式会社 | すぐれた振動吸収性能と高強度を有するオ−デイオ部品用Zn合金 |
JPS607016B2 (ja) * | 1982-12-20 | 1985-02-21 | 三菱マテリアル株式会社 | 常温および高温強度のすぐれた防振性Zn合金 |
JPS607014B2 (ja) * | 1982-12-20 | 1985-02-21 | 三菱マテリアル株式会社 | 常温および高温強度のすぐれた鋳造用防振性Zn合金 |
JPS59197550A (ja) * | 1983-04-21 | 1984-11-09 | Mitsubishi Metal Corp | 強度のすぐれた防振性Zn合金部材の製造法 |
JPH01162740A (ja) * | 1984-02-14 | 1989-06-27 | Dowa Mining Co Ltd | 亜鉛−アルミニウム系高強度防振合金及びその製造法 |
JPS6191339A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | Dowa Mining Co Ltd | 亜鉛−アルミニウム系高強度防振性合金及びその製造法 |
JPH0776437B2 (ja) * | 1986-11-22 | 1995-08-16 | 新日本製鐵株式会社 | 耐食性および加工性にすぐれた合金めつき鋼材 |
CN103290265B (zh) * | 2013-05-21 | 2015-06-03 | 中南大学 | 一种高流动性的压铸锌合金及制备方法 |
CN104195371A (zh) * | 2014-09-18 | 2014-12-10 | 无锡贺邦金属制品有限公司 | 一种减振合金 |
CN104233139A (zh) * | 2014-09-19 | 2014-12-24 | 无锡贺邦金属制品有限公司 | 一种减振合金的退火方法 |
CN104233000A (zh) * | 2014-09-19 | 2014-12-24 | 无锡贺邦金属制品有限公司 | 一种减振合金的制造方法 |
CN107130157B (zh) * | 2017-07-10 | 2018-12-25 | 绵阳市胜源合金制造有限公司 | 一种稀土耐磨合金 |
-
1980
- 1980-09-09 JP JP12397180A patent/JPS5910985B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS5751238A (en) | 1982-03-26 |
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