JPS6191339A - 亜鉛−アルミニウム系高強度防振性合金及びその製造法 - Google Patents

亜鉛−アルミニウム系高強度防振性合金及びその製造法

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JPS6191339A
JPS6191339A JP21311884A JP21311884A JPS6191339A JP S6191339 A JPS6191339 A JP S6191339A JP 21311884 A JP21311884 A JP 21311884A JP 21311884 A JP21311884 A JP 21311884A JP S6191339 A JPS6191339 A JP S6191339A
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casting
vibration
zinc
cast
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Ryuzo Takeda
武田 隆造
Yukio Ishibashi
石橋 幸雄
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Ryobi Ltd
Dowa Holdings Co Ltd
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Ryobi Ltd
Dowa Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)−技術分野 本発明は防振特性に優れた高強度の1n;、鉛−アルミ
ニウム系合金とその製造法に関するものである。
(ロ)浄1明の背、景 。
近年1.公害関係の環境規制の強化により各種機器9.
設備等からの騒音の発生防止が深刻な問題となっている
このような状況下で、各種機器に使用される材料の防5
振特性の改善が要求されており、この対策として従来か
ら多くの研究がなされ、各種の防振合金が開発されてい
るが、#PI鉄系のものは高温で熱エネルギーを多用し
、銅系のものはコスト高となり、また鉄材とプラスチッ
ク複合材はその接着性や耐豐性などに問題があるなど、
諸種の理由からなかなか実用化されていないのが現状で
ある。  ′(ハ)発明の開示 本発明者らは長期にわたる研究の結果、上記のような問
題点を解決し、防振特性に優れた合金を開発したもので
あり、その装造法は極めて容易で製造コストも安価であ
り、各種機器に幅広く利用することができる防振合金を
提供するものである。
亜鉛−アルミニウム系合金が防振特性を有するためには
、結晶組織の微細な”共析組織を持たせなければならな
いが、通常の鋳造品は粗大な共晶組織であって防振性に
乏しい。
しかし、いったんこの合金を275℃以上の温度で0.
5〜2.0時間均一化処理を施した後、急冷すると、共
晶組織ではなくて微細な共析組織にすることができ、防
振特性が向上する。
しかしながら、亜鉛−アルミニウム2元系合金(例えば
Anが10〜25wt%含有)では、熱処理した場合に
引張り強さくσB)が15Kg/llll12となり、
充分な値とはいえない。
そこで、本発明者らは亜鉛−アルミニウム系合金の防振
特性と引張り強度を向上させるとともに、鋳造時の共晶
組織の残存を極力抑制するために種々な添加元素の影響
を検討した結果、さらにSi 、B、Cr、Tt、Mn
、Zrめうちの少なくとも1種以上の元素を0.005
〜3.0%の範囲で加えることにより、前記の目的を充
分に満足せしめる合□金を開発するに至った。
本明細書における防振特性値は、捩り振動法(周波数2
Hz、試験片サイズは゛幅10mm、長さ100mm、
厚さ1m’s、)による振動減□衰曲線か、ら計算した
内耗値(Q−”)をもって表示した。
関係式は次の通りである。
δ= 1 / n * l n @A o / A n
ここで、 δ :対数減衰率 AO:減衰曲線における最初の波の振幅An:減衰曲線
におけるn番目の波の振幅Q−1= δ/π Q−1:内耗値 π  :円周上 Q−1′はl O−3台以上の値が望まれるが、防振合
金としては10−2台の値がより望ましいものである。
本発明は、AfLIO〜25wt%ならびにSt。
B、Cr、Ti、Mn、Zrの元素のうちの少なくとも
1種以上゛の元素を0:OQ5〜3.0wt%含み。
残“部が実質的にZnよりなる引張り強さ20Kg/■
2以上の防振特性に優れた合金である。
そこで1次に本発明合金を構成する上記合金成分の′添
加理由とその限定理由について説明する。
A9.は合金の内耗値(Q″″1)、引張り強さくσB
)および伸び率(δ)を改善する元素である。亜鉛にA
nを添加した場合の内耗値、引張り強さ、伸びに及ぼす
影響を1重力鋳造した後放冷した朽放し材と、熱処理(
360℃で1時間均一化処理後→水冷)材について試験
した結果を第1〜2図に示す。
これらから分るように、AMの添加はその含有量が10
wt%以下ではその効果はWJ著でなく、それ以上にな
ると諸性質における効果が明らかになってくるが、特に
内耗値に間しては25wt%をこえると低下することが
分かる。
Si 、B、Cr、Ti 、Mn、Zrなどの元素の添
加効果については、Zn−22wt%An合金1基本と
して、各々の添加元素が内耗値、引張り強さ、伸びに及
ぼす影響を調査検討したが、その結果は実施例に示す通
りであり、0.005 wt%以下では一上記特性の改
善効果が認められず、3wt%以上になるとその効果が
飽和する場合とか又は低下の影響を起こすなどの問題が
出て来る。また、3:0wt%を越え柩と鋳造時の偏析
が見られ、伸び率が著しく減少して3%以下になる場合
が生じ、好ましい結果が得られなかった。
本発明の合金の熱処理に際しては、重力鋳造の場合には
重力鋳、造後のこの合金を275℃以上の温度で0.5
時間以七均−化処理を施した後急冷するとよく、またダ
イカスト鋳造の場合にはこの合金を鋳型温度275℃以
上でダイカスト鋳造後急冷することにより、さらに熱処
理工程の煩雑さやコストの増加を防止することができる
なお、本発明の合金は切削性も通常で、複雑な形に機械
加工することも容易であった。
(ニ)実施例 実施例1 第1表のような種々の組成の合金を溶解して金型で鋳造
後、360℃で1時間均一化処理を行なった後、水冷を
行なったものにつき、防振特性(内耗値)、引張強度を
測定した。その結果を併せて示す。
試料lは比較例であり、試料2〜8が本発明合金である
(以下余白) 実施例2              ・第2表のよう
な組成の合金につき、1振特性(内耗値)、引張強度を
測定した。その結果を併せて表示する0本試験の測定サ
ンプルは、鋳型温度300℃でダイカスト鋳造後直ちに
水冷したものである。
試料lは比較例であり、林料2〜8が本発明合金である
(以下余白) 実施例3 第3表のような組成の合金につき、防振特性(内耗値)
、引張強度を測定した。その結果を併せて表示する0本
試験の測定サンプルは、鋳型温Btso℃でダイカスト
鋳造後、360℃で1時間均一化処理し、水冷したもの
である。
試料1は比較例であり、試料2〜8が本発明合金である
(以下余白) これらの実施例から分る通り、ダイカストの場合は鋳型
を高温に保持しておき、鋳造後水冷することにより微小
共析組織を出すことができるので、熱経済上有利である
。また、重力鋳造物の再加熱の場合は30分以上所定の
高温に保持することにより、共晶組織の消失による均一
組織が得られ、これよりも短時間であると均一化処理の
不十分な例が認められた。
(ホ)発明の効果 以りのように、本発明合金は重力鋳造で内耗値カ3.5
9X 10−2以上、引張’J 強すカ20 Kg /
 amz以ヒの材料を、またダイカスト鋳造では熱処理
の有無にかかわらず、内耗値が1.25X−10−2以
ヒ、引張り強さが28 Kg/ tsm2以上の材料を
容易に製造することができ、各種機器及び設備材料とし
て広く用いることができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はZnにAnを添加した場合の鋳放し材と熱処理
材の内部庁擦に及ぼす影響を示す比較グラフ、第2図は
同じくA9.添加による上記肉材の引張り強さと伸び率
に及ぼす影響を示す比較グラフである。 特 許 出 願 人 同和鉱業株式会社第  2 第2図 %未満」と、また同PIO行目にro、005 wt%
以ド」とある「 糸走 ネ山 、IE  ’Q?  (
’、自発)昭和59年11月二日 ’4シ’11i’長官 志 賀  学 殿1 、 ’l
)ヂ1の表示 特願昭59−213118号 2、発明の名称 1111鉛−アルミニウム系高強度防振性合金及びその
製造Iに 3、補正をする者 用件との関係  特許出願人 名称同和鉱業株式会社 4、代理人 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 (1)明細書4F1行目にr l 5Kg、/5m2J
とあるをr15Kg/mw”以下」と補正する。 5以上になると」とあるをr3wt%を越えると」と、
それぞれ補正する。 (3)明細書6P17行目に「毛力′Pf造の場合には
刊力鋳造後の」とあるを「重力鋳造法、ダイカスト鋳造
法その他の鋳造法による鋳造後の場合には、」と補正す
る。 (4)明細書6F20〜7P1行l]に「またダイカス
ト鋳造の場合にはこの合金を」とあるを「また特にダイ
カスト鋳造法による場合には、この合金溶湯を」と補正
する。 (5)明細書13P1〜5行目の「これらの実施例から
分る通り、・・・・11屯力鋳造物の再加熱の場合は」
とあるを「鋳造物の再加熱による均一化処理の場合は」
と補正する。 (e)明細書13P12〜13行11の「熱処理の有無
にかかわらず、」なる文Jを削除する。 (7)明細313P16行[jの「利点を有する。」の
次に「また、特に合金溶湯を鋳4す温度275°C以り
でダイカスト鋳造後急冷する方法によれば、熱処理工程
の煩雑さやコストの増加を防止することができる。」な
る文章を挿入する。 以   −I―

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Al10〜25wt%ならびにSi、B、Cr、
    Ti、Mn、Zrのうちの少なくとも1種以上の元素を
    0.005〜3.0wt%含み、残部が実質的にZnよ
    りなる亜鉛−アルミニウム系高強度防振性合金。
  2. (2)Al10〜25wt%ならびにSi、B、Cr、
    Ti、Mn、Zrのうちの少なくとも1種以上の元素を
    0.005〜3.0wt%含み、残部が実質的にZnよ
    りなる合金を鋳造後275℃以上の温度で0.5時間以
    上均一化処理をした後、急冷することを特徴とする亜鉛
    −アルミニウム系高強度防振性合金の製造法。
  3. (3)前記鋳造が重力鋳造あるいはダイカスト鋳造であ
    る特許請求の範囲第2項記載の亜鉛−アルミニウム系高
    強度防振性合金の製造法。
  4. (4)Al10〜25wt%ならびにSi、B、Cr、
    Ti、Mn、Zrのうちの少なくとも1種以上の元素を
    0.005〜3.0wt%含み、残部が実質的にZnよ
    りなる合金を鋳型温度275℃以上でダイカスト鋳造後
    急冷することを特徴とする亜鉛−アルミニウム系高強度
    防振性合金の製造法。
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