JPS607016B2 - 常温および高温強度のすぐれた防振性Zn合金 - Google Patents
常温および高温強度のすぐれた防振性Zn合金Info
- Publication number
- JPS607016B2 JPS607016B2 JP57223276A JP22327682A JPS607016B2 JP S607016 B2 JPS607016 B2 JP S607016B2 JP 57223276 A JP57223276 A JP 57223276A JP 22327682 A JP22327682 A JP 22327682A JP S607016 B2 JPS607016 B2 JP S607016B2
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- Japan
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- alloy
- vibration
- content
- excellent strength
- room
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、すぐれた常温および高温強度を有し、かつ
防振一性、耐食性、および耐摩耗性にすぐれ、さらに高
延性も保持するZn合金に関するものである。
防振一性、耐食性、および耐摩耗性にすぐれ、さらに高
延性も保持するZn合金に関するものである。
従来、例えば振動にさらされる自動車用オーディオ機器
や、騒音発生の著しい工業用ミシンには、前者では支持
板として、また後者では防音カバーとして防振性のすぐ
れたZn−AI−Cu合金が使用されている。
や、騒音発生の著しい工業用ミシンには、前者では支持
板として、また後者では防音カバーとして防振性のすぐ
れたZn−AI−Cu合金が使用されている。
上記の従来Zn−AI−Cu合金は、すぐれた防振性お
よび耐食性をもつものの、例えば上記の自動車用オーデ
ィオ機器の支持板においては、自動車エンジン熱により
加熱され、また上記の工業用ミシンの防音カバーにおい
ては、暁付塗装時に加熱されると、強度が低下し、これ
が原因で変形し易くなるばかりでなく、このような加熱
によって防娘性も劣化するようになるという問題がある
ものであった。
よび耐食性をもつものの、例えば上記の自動車用オーデ
ィオ機器の支持板においては、自動車エンジン熱により
加熱され、また上記の工業用ミシンの防音カバーにおい
ては、暁付塗装時に加熱されると、強度が低下し、これ
が原因で変形し易くなるばかりでなく、このような加熱
によって防娘性も劣化するようになるという問題がある
ものであった。
本発明者等は、上述のような観点から、特に高温強度に
すぐれ、かつ熱履歴によっても防振性の劣化の少ないZ
n合金を得べく研究をなった結果、重量%で、山:15
〜60%、 Cu:0.05〜3%、 Si:0.5〜7%、 Mn:0.01〜0.8%、 を含有し、さらに必要に応じて、 PおよびNaのうちの1種または2種:0.005〜0
.12%、を含有し、残り力立nと不可避不純物からな
る組成を有するZn合金は、すぐれた防振性、耐食性、
耐摩耗性、および延性を有し、かつ常温においては勿論
のこと、加熱を伴う条件下での使用に際してもすぐれた
強度を有するばかりでなく、すぐれた防振性を保持する
という知見を得たのである。
すぐれ、かつ熱履歴によっても防振性の劣化の少ないZ
n合金を得べく研究をなった結果、重量%で、山:15
〜60%、 Cu:0.05〜3%、 Si:0.5〜7%、 Mn:0.01〜0.8%、 を含有し、さらに必要に応じて、 PおよびNaのうちの1種または2種:0.005〜0
.12%、を含有し、残り力立nと不可避不純物からな
る組成を有するZn合金は、すぐれた防振性、耐食性、
耐摩耗性、および延性を有し、かつ常温においては勿論
のこと、加熱を伴う条件下での使用に際してもすぐれた
強度を有するばかりでなく、すぐれた防振性を保持する
という知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、成分組成範囲を上記の通りに限定した理由を説明す
る。
て、成分組成範囲を上記の通りに限定した理由を説明す
る。
{a)M
AI成分には、合金の防振性を向上させ、かつ軽量化す
る作用があるが、その含有量が15%未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方60%を越えて含有させ
ると、防振」性に劣化傾向が現われるようになることか
ら、その含有量を15〜60%と定めた。
る作用があるが、その含有量が15%未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方60%を越えて含有させ
ると、防振」性に劣化傾向が現われるようになることか
ら、その含有量を15〜60%と定めた。
{b} Cu
Cu成分には、Nとの共存において、合金の耐食性、特
に耐粒界腐食性を改善する作用があるが、その含有量が
0.05%未満では所望の耐食性を確保することができ
ず、一方3%を越えて含有させてもより一層の向上効果
は得られないことから、その含有量を0.05〜3%と
定めた。
に耐粒界腐食性を改善する作用があるが、その含有量が
0.05%未満では所望の耐食性を確保することができ
ず、一方3%を越えて含有させてもより一層の向上効果
は得られないことから、その含有量を0.05〜3%と
定めた。
‘c} SiSi成分には、合金の常温および高温強度
を改善し、かつ熱履歴を伴う条件下での使用に際しても
防振性の低下を抑制する作用があるが「その含有量が0
.5%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方
7%を越えて含有させると、溶解鋳造時にドロスの発生
が多くなることから、その含有量を0.5〜7%と定め
た。
を改善し、かつ熱履歴を伴う条件下での使用に際しても
防振性の低下を抑制する作用があるが「その含有量が0
.5%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方
7%を越えて含有させると、溶解鋳造時にドロスの発生
が多くなることから、その含有量を0.5〜7%と定め
た。
{d} MnMn成分には、Siとの共存において、合
金の延性および耐摩耗性を改善する作用があるが、その
含有量が0.01%未満では前記作用に所望の効果が得
られず、一方0.8%を越えて含有させると、延性に劣
化傾向が現われるようになるばかりでなく、Siと同様
に溶解鋳造時にドロスの発生が多くなることから、その
含有量を0.01〜0.8%と定めた。
金の延性および耐摩耗性を改善する作用があるが、その
含有量が0.01%未満では前記作用に所望の効果が得
られず、一方0.8%を越えて含有させると、延性に劣
化傾向が現われるようになるばかりでなく、Siと同様
に溶解鋳造時にドロスの発生が多くなることから、その
含有量を0.01〜0.8%と定めた。
{e} PおよびNa
これらの成分には、合金の延性をより一層向上させる作
用があるので、特に高延性が要求される場合に必要に応
じて含有されるが、その合有量が0.005%禾満では
所望の延性向上効果をはかることができず、一方0.1
2%を越えて含有させると、伸びおよび防振性が低下す
るようになることから、その含有量を0.005〜0.
12%と定めた。
用があるので、特に高延性が要求される場合に必要に応
じて含有されるが、その合有量が0.005%禾満では
所望の延性向上効果をはかることができず、一方0.1
2%を越えて含有させると、伸びおよび防振性が低下す
るようになることから、その含有量を0.005〜0.
12%と定めた。
つぎに、この発明のZn合金を実施例により具体的に説
明する。
明する。
実施例
通常の溶解法によりそれぞれ第1表に示される成分組成
をもった本発明Zn合金1〜24および比較Zn合金1
〜6の溶湯を調製し、砂型に鋳造して15仇舷×30柳
×1仇肋の寸法をもった銭片とし、ついでこれらの鉾片
に、防振性を付与する目的で、300〜40000の範
囲内の所定温度に2時間保持の条件で溶体化処理を施し
た。
をもった本発明Zn合金1〜24および比較Zn合金1
〜6の溶湯を調製し、砂型に鋳造して15仇舷×30柳
×1仇肋の寸法をもった銭片とし、ついでこれらの鉾片
に、防振性を付与する目的で、300〜40000の範
囲内の所定温度に2時間保持の条件で溶体化処理を施し
た。
つぎに、上記の鍵片より防振性を評価する目的で中36
柳×厚さ:2柳×長さ:10仇吻の寸法をもった試験片
を切出し、この試験片を用いて内耗値Q‐1(測定周波
数三800HZ前後)を測定した。
柳×厚さ:2柳×長さ:10仇吻の寸法をもった試験片
を切出し、この試験片を用いて内耗値Q‐1(測定周波
数三800HZ前後)を測定した。
また、同じく上記の銭片より、耐食性、特に耐粒界腐食
性を評価する目的で、中三5仇帆×厚さ:2肋×長さ:
50脚の寸法をもった試験片を切出し、この試験片を用
いて温度:970の水蒸気に48時間さらした後の最大
粒界侵食深さを測定した。さらに、同様に上記の銭片よ
り「平行部が中:3肌×厚さ:2肋×長さ:2仇肌の寸
法をもった引張り試験片を切出し、常温、503○、7
500、および10000における0.2%耐力、並び
に常温伸びを測定した。また、さらに上記の銭片より、
中:30側×厚さ;2柳×長さ:5仇咳の寸法をもった
試験片を切出し、大越式迅速摩耗試験機を用い、とり速
度:1、2、および3m/秒、摩擦距離:100の、最
終荷重:3k9、相手村:S45C、無潤滑の条件にて
耐摩耗性試験を行ない、各こり速度での比摩耗量を測定
した。
性を評価する目的で、中三5仇帆×厚さ:2肋×長さ:
50脚の寸法をもった試験片を切出し、この試験片を用
いて温度:970の水蒸気に48時間さらした後の最大
粒界侵食深さを測定した。さらに、同様に上記の銭片よ
り「平行部が中:3肌×厚さ:2肋×長さ:2仇肌の寸
法をもった引張り試験片を切出し、常温、503○、7
500、および10000における0.2%耐力、並び
に常温伸びを測定した。また、さらに上記の銭片より、
中:30側×厚さ;2柳×長さ:5仇咳の寸法をもった
試験片を切出し、大越式迅速摩耗試験機を用い、とり速
度:1、2、および3m/秒、摩擦距離:100の、最
終荷重:3k9、相手村:S45C、無潤滑の条件にて
耐摩耗性試験を行ない、各こり速度での比摩耗量を測定
した。
これらの測定結果を第1表に示した。船
鴻
第1表に示される結果から、本発明Zn合金1〜24は
、いずれもすぐれた防振性、耐食性、延性(伸び)、お
よび耐摩耗性を示し、さらにすぐれた常温および高温強
度を有するのに対して、比較Zn合金1〜6に見られる
ように、構成成分のうちのいずれかの成分含有量(第1
表に※印を付す)がこの発明の範囲から外れると「前記
の特性のうち少なくともいずれかの特性が劣ったものに
なることが明らかである。
、いずれもすぐれた防振性、耐食性、延性(伸び)、お
よび耐摩耗性を示し、さらにすぐれた常温および高温強
度を有するのに対して、比較Zn合金1〜6に見られる
ように、構成成分のうちのいずれかの成分含有量(第1
表に※印を付す)がこの発明の範囲から外れると「前記
の特性のうち少なくともいずれかの特性が劣ったものに
なることが明らかである。
上述のように、この発明のZn合金は、すぐれた常温お
よび高温強度、防腺性、耐食性、耐摩耗性、並びに延性
を有し、しかも加熱された状態にあっても高強度および
すぐれた防振性を保持するなど工業上有用な特性を有す
るのである。
よび高温強度、防腺性、耐食性、耐摩耗性、並びに延性
を有し、しかも加熱された状態にあっても高強度および
すぐれた防振性を保持するなど工業上有用な特性を有す
るのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Al:15〜60%、 Cu:0.05〜3%、 Si:0.5〜7%、 Mn:0.01〜0.8%、 Znおよび不可避不純物:残り、 からなる組成(以上重量%)を有することを特徴とする
常温および高温強度のすぐれた防振性Zn合金。 2 Al:15〜60%、 Cu:0.05〜3%、 Si:0.5〜7%、 Mn:0.01〜0.8%、 PおよびNaのうちの1種または2種:0.005〜0
.12%、 Znおよび不可避不純物:残り、 からなる組成(以上重量%)を有することを特徴とする
常温および高温強度のすぐれた防振性Zn合金。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57223276A JPS607016B2 (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 常温および高温強度のすぐれた防振性Zn合金 |
| US07/097,819 US4808243A (en) | 1982-12-20 | 1987-09-16 | High damping zinc alloy with good intergranular corrosion resistance and high strength at both room and elevated temperatures |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57223276A JPS607016B2 (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 常温および高温強度のすぐれた防振性Zn合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59113155A JPS59113155A (ja) | 1984-06-29 |
| JPS607016B2 true JPS607016B2 (ja) | 1985-02-21 |
Family
ID=16795584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57223276A Expired JPS607016B2 (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 常温および高温強度のすぐれた防振性Zn合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607016B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60169537A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-03 | Dowa Mining Co Ltd | 亜鉛−アルミニウム系高強度防振合金及びその製造法 |
| JPS6191339A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | Dowa Mining Co Ltd | 亜鉛−アルミニウム系高強度防振性合金及びその製造法 |
| JPS63309391A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-16 | Mitsubishi Alum Co Ltd | アルミニウム用ろう |
| JP4578631B2 (ja) * | 2000-07-03 | 2010-11-10 | 有限会社ヤブサキ自動車工業 | 車両の板金作業用当て金 |
| CN103397242A (zh) * | 2013-08-08 | 2013-11-20 | 常熟市东方特种金属材料厂 | 超塑性型阻尼减振合金 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5910984B2 (ja) * | 1980-08-11 | 1984-03-13 | 財団法人電気磁気材料研究所 | 減衰能が大きいAl基吸振合金およびその製造方法 |
| JPS5910985B2 (ja) * | 1980-09-09 | 1984-03-13 | 財団法人電気磁気材料研究所 | 減衰能が大きいAl−Zn基吸振合金およびその製造方法 |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP57223276A patent/JPS607016B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59113155A (ja) | 1984-06-29 |
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