JPS5910664B2 - 5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロンの製法 - Google Patents

5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロンの製法

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JPS5910664B2
JPS5910664B2 JP51047929A JP4792976A JPS5910664B2 JP S5910664 B2 JPS5910664 B2 JP S5910664B2 JP 51047929 A JP51047929 A JP 51047929A JP 4792976 A JP4792976 A JP 4792976A JP S5910664 B2 JPS5910664 B2 JP S5910664B2
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JP
Japan
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acid
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acetoacetylaminobenzimidazolone
diketene
carried out
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JP51047929A
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ウイルフリード・ザーム
ウオルフガング・シレル
エルンスト・ヒレ
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D235/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings
    • C07D235/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D235/04Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles
    • C07D235/24Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached in position 2
    • C07D235/26Oxygen atoms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 米国特許第1982675号、第2152132号及び
第3304328号明細書から、遊離アミンとジケテン
を反応させてアセトアセチルアミドを製造することは既
に公知である。
反応媒体としては不活性有機溶剤又は水が使用される。
原料を良く溶解する有機溶剤を用いて実施した場合ジケ
テン化はしばしば速やかに、完全に進行するが、目的生
成物はまたそれの良好な溶解性のためにほんの僅か単離
されうるにすぎない。原料が僅かしか溶解しない場合に
は、妥当な空収量(スペース・イールド)を得るために
懸濁液中で処理することが必要である。しかしながらこ
の場合、必然的に原料は沈殿する反応生成物中に包含さ
れ、そのために最終生成物が不満足な純度で得られる。
この純度では該生成物はアゾ顔料用カップリング成分と
して直接使用することはできない。同様なことが水性懸
濁液中での処理に対してもいえる。5=アミノベンズイ
ミダゾロン−(2)のジケテン化に際し、上述の欠点を
避けるために原料塩基の水溶液から高められた温度で始
めるならば、品質上満足な反応生成物が得られるが、原
料の僅かな水溶性(水30部中塩基約1重量部)のため
に耐え得ない大きな反応容積が必要となる。
今や本発明者は下記の方法によれば5−アセトアセチル
アミノベンズイミダゾロン−(2)が5−アミノベンズ
イミダゾロン−(2)とジケテンを反応させてなること
によつて経済的方法で及び卓越した純度で得られること
を見い出した。
即ち本発明によれば5−アミノベンズイミダゾロン−(
2)を1ないし7、好ましくは3ないし7、殊に4〜7
のPKa一値を有する酸の塩の形で水溶液として使用す
ることである。この場合原料としてはC1〜C3アルカ
ンカルボン酸の、シユウ酸の又はリン酸の塩が殊に好都
合である。前記多塩基酸に於て、塩形成のために酸のど
の解離段階を使用するのかは、上述のPKa一範囲から
判る。それ故リン酸の場合、第一の、好ましくは第二の
解離段階が問題になる。リン酸の場合、該5−アミノベ
ンズイミダゾロンを最初にリン酸の第一塩として約80
ないし100℃で溶液となし、澄明化助剤を用いて該溶
液を澄明にし、次いでジヶテン化の前にリン酸の水素原
子をアルカリ金属原子によつて置き換えることが殊に好
都合である。これは水酸化ナトリウム又は一カリウム1
モル当量−これを30ないし50%水溶液の形で使用す
るのが有利である一を添加することによつて好都合に行
われる。ジケテンとの反応は約40ないし100℃の間
、殊に60ないし100℃の温度で行うのが有利である
ジケテンを可能な限り速やかに(一度に)添加するのが
好ましい。目的生成物の単離は約20ないし50℃の間
で好都合に行われる。本発明により使用される塩は遊離
塩基に比して数倍も容易に溶解するので、本発明による
方法は申分のない品質の生成物とを生じると同時に高い
空時収量を生じる。生成物の品質を改善するためにはた
とえば不活性ガスを重畳させて空気中の酸素の影響を排
除することが好ましい。
しかしながら溶解された酸素をも結合する酸化防止剤を
反応混合物中に加えることがより好ましい。酸化防止剤
としては亜硫酸、亜硫酸水素−、二亜硫酸一又は亜ニチ
オン酸−アルカリ金属塩並びに二酸化イオウが顧慮され
る。亜硫酸水素ナトリウムが好ましい。原料は工業的に
対応するニトロ化合物の還元によつて得られるので、原
料が工業的品質である場合には、場合によりまだ存在す
る5−ニトロベンズイミダゾロンをアミノ化合物に還元
する還元剤を添加することが更に好都合である。
この反応は発生期の水素によつて行うのが最も簡単であ
る。而してこの水素は亜鉛の添加によつて遊離させるの
が好都合である。この際に生じる亜鉛イオンはホスフエ
ートイオンを添加して沈殿させそして分離させるのが有
利である。酸化防止剤と還元剤を組合せて使用するのが
殊に有利である。
例1 5−アミノベンズイミダゾロン−(2)37.2yを攪
拌下水530m1及び85%リン酸8.5m1から成る
混合物に約90℃で溶解し、活性炭57と共に60分間
攪拌し、次いで澄明にした。
その後50%苛性ソーダ溶液6.5m1を添加した。8
0℃で激しく攪拌しながら一度にジケテン(96%)2
5m1を添加した。
この反応混合物を20℃に冷却し、アセトアセチルアミ
ノベンズイミダゾロン一(2)をヌツチエ上に沢取し、
水洗し、100℃で循環空気乾燥器中で乾燥した。収量
:5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロン 49
.57分解点:353℃ 例2 反応の実施は例1に準じて行つたが、50%NaOHの
代りに50%苛性カリ溶液9.8m2を使用した。
収量:5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロン
49.3y例3 反応の実施は例1に準じて行つたが、85%リン酸17
m1及び50%苛性ソーダ溶液13m2を使用した。
収量:5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロン
49.37例4 反応の実施は例2に準じて行つたが、85%リン酸17
m1及び50%苛性カリ溶液19.6m′を使用した。
収量:5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロン
49.2y例5 5−アミノベンズイミダゾロン37,27を攪拌下水5
30m1及び酢酸(100%)15yから成る混合物に
約90℃で溶解し、活性炭57と共に60分間攪拌し次
いで澄明にした。
その後60ないし90℃でジケテン(96%)25me
を用いてジケテン化し、例1で行つた様に後処理した。
収量:5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロン
49.07例6 5−アミノベンズイミダゾロン37。
2yを攪拌下水530m1及び酢酸(100%)15y
から成る混合物に約90′Cで溶解し、活性炭57及び
亜鉛末0.5yと共に10分間攪拌した。
その後85%リン酸0.5m2を添加し、次いで澄明に
した。その後ジケテン(96%)25m′を用いてジケ
テン化し、例1に於て行つた様に後処理した。収量:5
−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロン 49.3
7例7 反応の実施は例1に準じて行つたが、付加的に40%重
亜硫酸ナトリウム溶液7.5m1を添加した。
収量:5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロン
49.2y例8 反応の実施は例1に準じて行つたが、付加的に40%重
亜硫酸ナトリウム溶液7.5m1及び亜鉛末0.5yを
添加した。
収量:5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロン
49.3y例9 反応の実施は例5に準じて行つたが、付加的に40%重
亜硫酸ナトリウム溶液7.5m2を添加した。
収量:5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロン
49.5V例10 反応の実施は例6に準じて行つたが、付加的に40%重
亜硫酸ナトリウム溶液7.5m′を添加した。
収量:5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロン
49,3y例11 反応の実施は例10に準じて行つたが、酢酸の代りに蟻
酸11.57を使用した。
収量:5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロン
49.27例12 反応の実施は例10に準じて行つたが、酢酸の代りにプ
ロピオン酸18.5yを使用した。
収量:5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロン
49.07例13 反応の実施は例10に準じて行つたが、酢酸の代りにシ
ユウ酸(モノナトリウム塩)28yを使用した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 5−アミノベンズイミダゾロン−(2)とジケテン
    を反応させて5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾ
    ロンを製造するに際して、5−アミノベンズイミダゾロ
    ン−(2)を1ないし7のpKa−値を有するC_1−
    C_3アルカンカルボン酸、シユウ酸又はリン酸の塩の
    形で水性溶液として使用することを特徴とする上記5−
    アセトアセチルアミノベズイミダゾロン−(2)の製法
    。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法に於て、酸として
    多塩基酸を使用する場合ジケテンとの反応の前に酸の水
    素原子の一部をアルカリ金属原子によつて置き換えるこ
    とよりなる方法。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の方法に於
    て、反応を40ないし100℃で行うことよりなる方法
    。 4 特許請求の範囲第1項ないし第3項に記載のいづれ
    か一つの方法に於て、酸化防止剤の存在下操作すること
    よりなる方法。 5 特許請求の範囲第1項ないし第4項に記載のいづれ
    か一つの方法に於て、還元剤の存在下操作することより
    なる方法。 6 特許請求の範囲第1項ないし第5項に記載のいづれ
    か一つの方法に於て、ジケテンを可能な限り速かに添加
    することよりなる方法。
JP51047929A 1975-04-29 1976-04-28 5−アセトアセチルアミノベンズイミダゾロンの製法 Expired JPS5910664B2 (ja)

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DE2518922A DE2518922C2 (de) 1975-04-29 1975-04-29 Verfahren zur Herstellung von 5- Acetoacetylaminobenzimidazolon-(2)

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JPS51131876A JPS51131876A (en) 1976-11-16
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CH (1) CH603597A5 (ja)
DE (1) DE2518922C2 (ja)
FR (1) FR2309542A1 (ja)
GB (1) GB1534077A (ja)
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IT (1) IT1062997B (ja)
NL (1) NL7604355A (ja)

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FR2309542A1 (fr) 1976-11-26
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