JPS5910392B2 - 顔料組成物およびその製法 - Google Patents

顔料組成物およびその製法

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JPS5910392B2
JPS5910392B2 JP51014340A JP1434076A JPS5910392B2 JP S5910392 B2 JPS5910392 B2 JP S5910392B2 JP 51014340 A JP51014340 A JP 51014340A JP 1434076 A JP1434076 A JP 1434076A JP S5910392 B2 JPS5910392 B2 JP S5910392B2
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ジヨージ・ヘドル・ロバートソン
デビツド・プライス
レイモンド・ニコルソン・ビルレル
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Publication of JPS5910392B2 publication Critical patent/JPS5910392B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D17/00Pigment pastes, e.g. for mixing in paints
    • C09D17/003Pigment pastes, e.g. for mixing in paints containing an organic pigment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • C09B67/0041Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions mixtures containing one azo dye

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規顔料組成物及びその製造方法に関する。
未処理有機顔料は、一般的に着色力のような顔料特性に
難点があり、そしてまた被覆媒体表面に凝集する傾向が
ある。
塩基性基を含むある種のアゾ化合物を有機顔料へ付加す
ると、未処理顔料と比べて、改良された顔料特性を有す
る有機顔料組成物を与えることは既に知られている。
そのような公知の技術は、英国特許第1,138,46
5号および第1,139,294号明細書に述べられて
いる。本発明者等は、少くとも1つの塩基性窒素原子を
含むヘテロ環残基を有する特殊な顔料誘導体を有機顔料
に混和すると、特に油を基剤とした媒体において改良さ
れた顔料特性を有する顔料組成物を与えることを見出し
た。
従つて本発明は、 (a)アゾ顔料及び (b)次式1: A−+N=N−B)n (1) 〔式中、 nは1または2の数を表わし、 Aはnが1の数を表わすとき次式: (式中、R,はアセチル基またはシアノ基を表わし、R
,はフエニルカルバモイル基または次式(1),(2)
または(3):ノ で表わされる基を表わす。
)で表わされる基を表わし、 Aはnが2の数を表わすとき次式: (式中、R,は前記の意味を表わす。
)で表わされる基を表わし、 あるいはAは水酸基で置換されたナフチル基もしくは次
式(4):で表わされるベンゾジアゼピン基を表わし、
Bは未置換またはメチル基、ニトロ基、スルホ基または
塩素原子で置換されたフエニル基または次式(5)また
は(6):で表わされる基を表わすが、 但し、式1の化合物は前記式(1),(2),(3),
(4),(5)または(6}で表わされる基少なくとも
1つを有する。
〕で表わされる顔料誘導体を、アゾ顔料の重量に基づき
、0.5乃至20重量弊とからなることを特徴とする顔
料組成物を提供することにある。
本発明組成物の成分(a)のアゾ顔料は、好ましくはナ
フトールまたはアリールアミドアゾ顔料であり、特に好
ましくはアリールアミドアゾ顔料である。
好ましいモノ−アリールアミドアゾ顔料としては、例え
ば次のアミン:4−ニトロアニリン、2,4−ジクロロ
アニリン、2,4,5−トリクロロアニリン、4−クロ
ロ−2−ニトロアニリン、2−ニトロアニリン、4−メ
チル−2−ニトロアニリン、4−クロロ−2−メチルア
ニリン、2−メトキシ−4−ニトロアニリン、2−エト
キシ−4−ニトロアニリン、2−メチル−4−ニトロ−
アニリン、2−クロロ4−ニトロアニリン、2,4−ジ
ニトロ−アニリンから得られたジアゾニウム化合物と、
例えば次のアセトアセトアリールアミドリアセトアセト
アニリド、アセトアセト−m−キシリジド、アセトアセ
ト−0−クロロアニリド、アセトアセト−0−アニシジ
ド、アセトアセト一0−フエネチド、アセトアセト−5
−クロロ−2,4−ジメトキシアニリド、アセトアセト
−2,5ジメトキシアニリド、アセトアセト−2,5一
ジメトキシ一4−クロロアニリド、アセトアセト−o−
トルイジドアセトアセト一p−トルイジドおよびアセト
アセト−p−フエネチジドとをカツプリング反応するこ
とによつて得られる化合物が挙げられる。
好ましいジアリールアミドアゾ顔料としては、3,3′
−ジクロロベンチジン、3,3′−ジメトキシベンチジ
ン、3,3′,5,5′−テトラクロロベンチジン、4
,4′−ジアミノジフエニルメタンまたは4,4′−ジ
アミノージフエニルスルホンから得られるジアゾニウム
化合物及び上述のアセトアセトアリールアミドまたは例
えば1,4−または1,3−ビスーアセトアセトーフエ
ニレンジアミンと上述のモノアミンとをカツプリング反
応したビス−アセトアセト−アリールアミドとをカツプ
リング反応することによつて得られる化合物が挙げられ
る。適当なナフトールアゾ顔料としては、例えば上述の
ジアゾ化したモノ一またはジアミンを、β−ナフトール
または、3−ヒドロキシ−2−ナフトアニリド、3−ヒ
ドロキシ−2−ナフト−(2−メチル)−アニリド、3
−ヒドロキシ−2−ナフト−(2−′メトキシ)−アニ
リド、3−ヒドロキシ−2−ナフト−(2−メチル−4
−クロロ)−アニリドのような3−ヒドロキシナフトエ
酸アリールアミドとカツプリング反応することによつて
得られるものである。
本発明組成物の成分(b)に関しては、残基Aは次式:
A(NH2)n (式中nは1または2の整数を表わす。
)で表わされるアミン、または次式: N(H)n (式中nは1または2の整数を表わす。
)で表わされるカツプリング成分から得ることができる
Aがジアゾまたはテトラゾ成分A(NH2)nの残基で
ある場合は、好ましいアリール残基Aは、ナフチル、特
にフエニル残基であり、それぞれは場合によつては1ま
たはそれ以上の置換基で置換されている化合物である。
適切な置換基の例としては、ハロゲン原子、特に塩素お
よび臭素原子、炭素原子1乃至6のアノ中レ基、特にメ
チル基、炭素原子数1乃至6のアルコキシ基、特にメト
キシ基、ニトロ基、カルボン酸およびスルホン酸基、ア
ルカリ金属カルボキシレート基、アルカリ金属スルホネ
ートおよびアリールアゾ基が挙げられる。式(1)ない
し(6)で表わされる残基を含まない適切な特定のジア
ゾまたはテトラゾ残基Aは、本発明顔料組成物の好まし
い成分(a)を形成する好ましいモノ一およびジアリー
ルアミドアゾ顔料のアミン先駆物質の例として、前述し
たアミンから得られる化合物である。
他の適切なアミンとしては、例えば、4−メチルアニリ
ン−2−スルホン酸、4一クロロ一5−メチルアニリン
−2−スルホン酸、4−メチル−5−クロロアニリン−
2−スルホン酸およびアニリン−4−カルボン酸のよう
なスルホ一およびカルポキシ一置換アニリンが挙げられ
る。Aがカツプリン成分A(H)n(式中nは1の整数
を表わす。
)の残基であつて、式(1)ないし(6)で表わされる
残基を含まない場合は、アセトアセチルアリールアミド
またはβ−ナフトールの残基で、これらの残基は未置換
またはA(NH2)nとしてアリール残基Aとの関連で
上に述べた置換基の1つまたはそれ以上で置換されてい
るものが好ましい。一方Aがカツプリング成分A(H)
n(式中nは2の整数を表わす。)の残基であり、式(
1)ないし(6)で表わされる残基を含まない場合は、
フエニレン核が未置換または前述の置換基の1つ以上で
置換されている、1,3−ビスアセトアセチルーフエニ
レンジアミン残基が好ましい。式(1)ないし(6)で
表わされる基を含まない残基Bは、一官能価のジアゾ化
合物またはそれに対応する部分である残基Aの役割に依
存するカツプリング成分から得ることができる。
このように残基Aがカツプリング成分から得られた場合
は、好ましいジアゾ残基Bは、本発明組成物の好ましい
モノアリールアミド顔料成分(a)の先駆物質を形成す
る好ましいモノアミンから得られる残基と同じである。
同様にAがジアゾまたはテトラゾ成分から得られた場合
は、好ましい対応成分であるカツプリング成分BHは、
化合物A(H)nとの関連で上に述べた好ましいカツプ
リング成分A(H)n(nは1の整数を表わす。)と同
じである。式(1)ないし(6)で表わされる残基を含
まないカツプリング化合物A(H)nまたはB(H)n
の一例としては、次の化合物が挙げられる。
アセトアセトアニリド、アセトアセト−0−トルイジド
、アセトアセト−0−クロロアニリド、アセトアセト−
m−キシリジド、アセトアセト一4−クロロ−2,5−
ジメトキシアニリド、式(1)ないし(6)で表わされ
る残基を含む好ましいジアゾまたはカツプリング成分は
、次の1乃至3の群にはいるものである。
(1)ベンズイミダゾール型 1)次式l: で表わされるジアゾ成分 11)次式: (式中Yは−CH,CN または で表わされるカツプリング成分 (2)ピリジン型 1)次式: ノ で表わされるジアゾ成分 11)次式: (3) で表わされるカツプリング成分 ベンゾジアゼピン基 次式: で表わされるカツプリング成分。
式1で表わされる顔料誘導体は、A(NH,)n〔また
はB(NH2)〕から得られるジアゾニウムまたはテト
ラゾニウム化合物を、BHまたはA(Wnのカツプリン
グ成分とそれぞれ反応させることによつて製造すること
ができる。
使用される製造方法は、アゾ顔料生成の為の通常の方法
である。顔料組成物は、種々の技術のいずれによつても
製造することができる。例えば、別々に製造した、有機
顔料〔成分(a)〕と顔料誘導体1〔成分(b)〕とを
乾燥粉体として一緒に混合することもできる。しかしな
がら、好ましくは本発明の顔料組成物は、組成物の成分
a見Byを水性媒体中で接触せしめることによつて製造
することができる。最終組成物の望まれる性質によつて
、水性接触は異なつた方法をとることができる。好まし
い方法としては、成分a汲びb踏次の技術の1つを使用
して水性条件下で接触させる。
1)成分(b)の存在下で成分(a)を形成する11)
成分(a)の存在下で成分(b)を形成する。
これらの好ましい方法においては、成分(b)のジアゾ
またはテトラゾ成分は成分(a)のそれと同じである必
要はなく、事実残基A及びBのいずれかは式(1)ない
し(6)で表わされる残基を含むが、最良の結果を得る
ためには成分(b)の構造を成分(a)の構造とできる
だけ接近させるのが好ましい。第2の好ましい水性方法
は、1つの具体例としては、次式:A−(4N…N9ハ
ロゲン)n (IX)(式中Aおよびnは、
前記意味を表わす。
)で表わされるジアゾニウムまたはテトラゾニウム化合
物1つ以上と、次式:BH (式中Bは、前記意味を表わす。
)で表わされるカツプリング成分1つ以上とをカツプリ
ング反応させることからなる。1つは前記式(1)ない
し(6)で表わされる残基を含む2つの異なつたカツプ
リング成分BHが使用される場合は、望ましくは、本発
明の好ましい方法は段階方法で行なわれる。
このように、例えばで表わされるジアゾニウムまたはテ
トラゾニウム化合物は、最初1つのカツプリング成分と
カツプリング反応し、それから第2の異なるカツプリン
グ成分とカツプリング反応することができる。他に採る
べき方法として式で表わされる2つの異なるジアゾニウ
ムまたはテトラゾニウム化合物が使用されるときは、最
初第1のジアゾニウムをカツプリング成分とカツプリン
グ反応させ、次いで第2のジアゾニウムまたはテトラゾ
ニウム化合物のカツプリング反応を行なつてもよい。し
かしながら、少くとも1つは式(1)ないし(6)で表
わされる残基を含んでいるカツプリング成分の混合物を
、直接ジアゾニウムおよび/またはテトラゾニウム化合
物とカツプリング反応させる混合カツプリング技術を使
用するのが、本発明の好ましい方法を実施するのに好ま
しく、そしてより有利である。
ジアゾニウムおよび/またはテトラゾニウム化合物は、
単一の化合物またはその化合物の混合物であつてもよい
。その上、ジアゾニウムおよび/またはテトラゾニウム
化合物は、(1)ないし(6)で表わされる残基を含ん
でいても、またこの残基を含まなくてもよい。他の方法
としては、少くとも1つが式(1)ないし(6)で表わ
される残基を含んでいるジアゾニウムおよび/またはテ
トラゾニウム化合物の混合物をカツプリング成分とカツ
プ]リング反応させることができる。
カツプリング成分は、単一の化合物またはその化合物の
混合物でもよく、そしてカツプリング成分は、式(1)
ないし(6)で表わされる残基を含んでいてもまたはそ
のような残基を含まなくてもよい。本発明の顔料組成物
の実際の成分は、ジアゾニウムおよび/またはテトラゾ
ニウム化合物および出発物質として使用されるカツプリ
ング成分の性質と数に依存する。
好ましい例として、式(式中Aおよびnは前記意味を表
わす。
)で表わされる、単一のジアゾニウムまたはテトラゾニ
ウム化合物を、BlHおよびB2H(式中B1およびB
2は、前述の如く2つの異なつた残基Bを表わし、B1
およびB2の1つは、式(1)ないし(6)で表わされ
る残基を含む。)で表わされる、2つのカツプリング成
分の混合物とカツプリング反応させることができる。こ
の方法は、次式: A−N−N−B1 および A−N−N−B2 (式中A,BlおよびB2は前記意味を表わすQで表わ
される成分を含む本発明の顔料組成物を提供する。
他の方法としてc式で表わされる2つの異なるジアゾニ
ウム化合物は、式BHの単一のカツプリング成分とカツ
プリング反応して、次式:A,−N−N−BA2−N−
N−B (式中Bは前記意味を表わし、A1およびA2は前記定
義した2つの異なつた残基を表わし、そしてその1つは
式(1)ないし(6)で表わされる残基を含む。
)で表わされる成分からなる組成物を与える。別の可能
性としては、次式:A−(4N=NOハロゲン)2 で表わされる単一のテトラゾニウム化合物を式BHの2
つのカツプリング成分の混合物とカツプリング反応させ
ることができる。
更に他の可能性としては、式AH2の単一の二官能性カ
ツプリング成分を、次式:B1−CN=NCI9および B2−4N−=NCI9 (式中B,およびB2は、先に定義した2つの異つた残
基Bを表わし、そしてB1およびB2の1つは式(1)
ないし(6)で表わされる残基を含んでいる。
)で表わされる、2つのジアゾニウム化合物の混合物と
カツプリング反応させることができる。これら後半の反
応機構の各々においては、次式:B1−N=N−A−N
=N−BlB,−N=N−A−N=N−B2 B2−N=N−A−N−N−B2 (式中A,BlおよびB2は前記意味を表わす。
)で表わされる成分を有する組成物が得られる。これら
異つた技術の各々において、カツプリングの手順は、容
易で完全な反応を確保するように選ばれる。アセトアセ
ト−アリールアミドまたはピラゾロンのようなカツプリ
ング成分は好ましくはPH3.5乃至5.0でカツプリ
ング反応され、一方置換したナフトールはPH5.O以
上で有利にカツプリング反応される。カツプリング反応
完了後、生成物は例えば20乃至100℃の温度範囲に
上げ)固体物質を済過L7て除きそしてそれを乾燥する
ことによる通常の方法で分離することができる。本発明
組成物を製造するのにどの方法を使用するかは、顔料組
成物が使用される最終用途によつて影響される。このよ
うに成分a)が成分b)の存在下に製造された時そして
特に混合カツプリング技術が使用された時、生成した組
成物は、おそらく粒子と結晶の大きさの制御によつて、
例えば印刷インク媒体において重要な性質である、最適
の看色力と透明性を与える。成分b)が加えられる前に
成分a)が製造される先の多段方法においては、前者の
水性スラリーは、成分b)の混合前例えば90乃至10
0℃に加熱される。この方法は、成分a)の粒子または
結晶の大きさのいかな.る抑制をも阻市する。そしてそ
れ故増加した粒子および結晶の大きさの顔料の製造を容
易とし、それが特に塗料系のような媒体において使用す
るのに有利である。本発明の顔料組成物は、優れた適応
性を有する。本発明のこのような顔料組成物は、、改良
された着色力、光沢を有し、そして例えば、インクそし
て特に塗料媒体における流動性のようなレオロジ一の性
質を改良した。改良されたレオロジ一の性質は、分散体
を得る速度においておよび微粉砕機から取り除くことの
.できる分散体の量という点で有利である。
別の可能性としては、高顔料濃度が分散方法において使
用することができる。いずれの場合においても、商業的
利点は、改良された製造速度において得らノれる。
特に適当なインク媒体はグラビアイックおよび粘性印刷
インクであり、特に興昧のある塗料媒体は、長油および
短油アルキド塗料である。次に実施例により本発明を更
に説明する。実施例中の「部」は、特記しない場合は「
重量部」である。実施例中容量による部と同じ関連で述
べている「部」は、リツトルにつきKgのような「重量
部」である。実施例 1 200部の水と49.0部の10規定塩酸に、3ニトロ
−4−アミノ−トルエン30.4部含む溶液に、50部
の水に溶かした亜硝酸ナトリウム14.0部を−2℃乃
至0℃で4時間にわたつて加えることにより、ジアゾニ
ウム溶液を製造した。
生成したジアゾニウム溶液を活性炭で処理し、済過して
、0℃で水で500部にした。カツプリング成分容液は
、8.2部のカセイソーダを含む450部の水に溶解し
た34.6部のアセトアセトアニリドと1,8部の4.
7−ジヒトロー5ーメチルーJメ[オキソ一1H−2,3
−ペンソー1,4−ジアゼピンから製造した。
2つの浴液を7.0部の酢酸ソーダ三水和物と3.0部
の氷酢酸を含む500部の水の中に同時に流しこむこと
によつて、カツプリング反応させた。
添加速度は、PH4.5乃至5.0に維持されるように
そして過剰のジアゾニウム化合物が検知できないように
調節した。カツプリング反応が完了した時、そのスラリ
ーを70℃に加熱した。この温度に1時間保ち、それか
ら済過し、洗浄しそして501Cで乾燥した。このよう
にして得た顔料組成物16部を、長油アルキド樹脂装飾
塗料22.4部およびホワイトスピリツト40.6部中
にステイアタイト製10m1ボール250部で16時間
混練して、80%以上のミル排出量か与える流動性の練
り顔料を得た。
一方ベンゾアゼピンを当量のアセトアセトアニリドで置
き換えて、上述の如く、対照顔料組成物を正確に調製し
、それから同様にボールミル磨砕をすると僅か10%以
下しか排出されないチキソトロープの練り顔料が得られ
た。このように得られた顔料組成物を典型的な平版用ワ
ニス中に28%濃度に分散すると、生じたインクは、1
500ダイン/c!ilの降伏値を有し、0.573s
ec司の剪断速度で4700ポイズの粘度を有する。
一方ベンゾジアゼピンを添加しないで同様に対照物質を
製造すると、2,600ダイン/Crilの降伏値と9
100ポイズの粘度を有するものが得られた。4,7−
ジヒトロー5−メチルーJメ[オキソ一1H−2,3−ペ
ンソー1,4−ジアゼピン出発物質は、リードおよびス
タルホツフエン(RiedandStahlhOfen
)、ケミツシエベリヒテ(ChemBer.),195
7,90,828頁に記載された方法によつて製造した
実施例 2 ジアゾニウム溶液は実施例1と同様の方法で、3−ニト
ロ−4−アミノトルエン28.9部から製造した。
第2のジアゾニウム溶液は、10規定塩酸3.0部を含
んでいる水20部中に3−アミノピリジン0.9部を含
む溶液に、水5部中に亜硝酸ナトリウム0.7部を含む
溶液をO℃で添加することによつて製造される。カツプ
リング成分溶液は、カセイソーダ8.2部を含む水45
0部中に溶解した36.5部のアセトアセトアニリドか
ら製造した。
最初のジアゾニウム溶液とカツプリング成分溶液とを、
150部の水に酢酸ソーダ三水和物6.8部と氷酢酸3
.0部とを含む溶液中に、PFI4。
5乃至5.0を維持しかつ過剰のジアゾニウム化合物が
検知されないように滴加速度を維持しつつ、二つの溶液
を同時に流しこむことによつて一緒にカツプリング反応
させた。
最初のジアゾニウム溶液を加えた後、第2の溶液を使用
してカツプリング反応を続けたカツプリング反応が完了
した時、顔料スラリーを70℃に加熱しそしてこの温度
に1時間保ち、それから済過し、洗浄しそして50℃で
乾燥した。得られた組成物は、アミノピリジンを当量の
3ニトロ−4−アミノ−トルエンで置き換え同様の方法
で製造した対照物よりは、より優れた適用流動性を有し
ていた。
例えば、実施例1に記載したように装飾塗料で試験する
と、対照物が10%以下であるのに対し77%のボール
ミル排出量が得られた。実施例 3 実施例1と同様の方法で、3−ニトロ−4−アミノ−ト
ルエン28.9部からジアゾニウム溶液を製造した。
第2のジアゾニウム溶液は、10規定塩酸3.0部を含
む水20部中の2−(p−アミノフエニノレ)ベンズイ
ミダゾール2.1部に亜硝酸ナトリウム0.7部を0℃
で添加することによつて製造した。
カツプリング成分は、実施例2のように製造した。カツ
プリング反応は、第2−のジアゾニウム溶液を最初のジ
アゾニウム溶液の前に加える以外は実施例2に開示した
のと全く同じ方法で実施し7こ。顔料組成物を作りあげ
そして実施例2のように分離した。得られた組成物は、
2−(p−アミノフエニノ(ハ)ベンズイミダゾールを
当量の3−ニトロ−4アミノ−トルエンで置き換え同様
の方法で製造した対照生成物よりは、はるかに優れた適
用流動性を有していた。
例えば、実施例1に示したように装飾塗料で試験すると
、対照物が10%以下であるのと比べて82%のポール
ミル排出量が得られた。実施例 4 顔料組成物を、4,7−ジヒトロー5−メチルーJメ[オ
キソ一1H−2,3−ペンソー1,4ジアゼピン1.8
部を2−(4−アセトアセトアミノ)−フエニルベンズ
イミダゾール3.0部と置き換えた以外は実施例1と同
じ方法で製造した。
得られた組成物は、対照物よりは、はるかに優れた適用
流動性および光沢性を有していた。例えば、装飾塗料で
実施例1のように試験すると、対照物が10%以下であ
るのに対し87%のボールミル排出量が得られた。実施
例 5 ジアゾニウム溶液を、3−ニトロ−4−アミノトルエン
30.4部から実施例1に述べた方法で製造した。
カツプリング成分溶液は、カセイソーダ7.8部を含む
水400部中にアセトアセトアニリド33.1部を溶解
して調製した。
第2のカツプリング成分溶液は、カセイソーダ0.4部
を含む水50部中に2−アセトアセトアミノビリジン1
.8部を溶解して調製した。
ジアゾニウム溶液と最初のカツプリング成分溶液とを、
氷酢酸3.0部と酢酸ソーダ三水和物3,3部を含む水
500部中に、同時に添加することによつて一緒にカツ
プリング反応させた。添加速度は、…が4.5乃至5.
0に維持されかつ過剰のジアゾニウム化合物が検知され
ないように調節した。最初のカツプリング成分が全て消
費されたとき、第2のカツプリング成分を使用してカツ
プリング反応を続けた。カツプリング反応完了後、スラ
リーを70℃に加熱し、そして70℃に1時間保つた。
それから顔料を淵過し、洗浄し、50℃で乾燥した。こ
のようにして製造した顔料組成物は、適用系において優
れた流動性を有する。例えば、実施例1に述べた方法で
装飾塗料に試験した場合は、88%のミル排出量を与え
るが、一方対照試料は、同じ条件で10%以下であつた
。実施例 6 水1500部と10規定塩酸239部中の3−ニトロ−
4−アミノトルエン149.7部に、水500部中に亜
硝酸ナトリウム70.2部を含む溶液を0.乃至2℃の
温度で添加することによつてジアゾニウム化合物を製造
した。
生じたジアゾニウム溶液は、活性炭で処理し、淵過しそ
して0℃にて水で3000部にした。カツプリング成分
は、2000部の水と15部のカセイソーダに溶解した
168.1部のアセトアセトアニリドと8.7部の4,
7−ジヒトロー5一メチルーJメ[オキソ一1H−2,3
−ペンソー1,4−ジアゼピンから製造した。
それから溶液の…は、酢酸の添加によつて6.5(リト
マス試験紙)に調整し、そして32.7部の酢酸ソーダ
ニ水和物を加えた。それからジアゾニウム溶液を、カツ
プリング成分懸濁液に過剰のジアゾニウムを避けながら
50分間にわたつて加えた。
PHを、1規定カセイソーダを添加して、4.5乃至5
、0に維持した。生じたスラリーを70℃に加熱し、7
0℃で30分間保ち、ろ過し、洗浄して塩を除去し、5
0℃で乾燥した。このようにして得た顔料組成物を、長
油アルキド樹脂と、ホワイトスピリツト中に分散すると
、ベンゾジアゼピンを当量のアセトアセトアニリドと置
き換えて得た同様の調製物と比べて優れた流動性と光沢
を示した。
実施例 7 カツプリング成分を、159.3部のアセトアセトアニ
リドと17.4部の4,7−ジヒトロー5一メチルーJ
メ[オキソ一1H−2,3−ペンソー1,4−ジアゼピ
ンから製造することを除いて、実施例6に述べた方法を
繰り返えした。
長油アルキド樹脂塗料メジウム中で実施例1での実測値
と同様の結果が得られた。実施例 8 ペンソー1,4−ジアゼピンを2−シアノメチルベンズ
イミダゾールで置き換えること以外は、実施例6に述べ
た方法を繰り返えした。
長油アルキド塗料メジウム中で得られた結果は、実施例
1の実測値と同様であつた。
実施例 9 3−ニトロ−4−アミノトルエンを169.8部の2−
ニトロ−4−クロロ−アニリンで置き換えることを除い
て実施例6による方法でジアゾニウム化合物を製造した
カツプリング成分は、アセトアセトアニリドを201部
のアセトアセト−0−クロロアニリドと置き換えること
を除いて、実施例6の方法で調製した。
それからカツプリング反応したスラリーを実施例1のよ
うに処理した。
このようにして得た顔料は、4,7−ジヒトロー5−メ
チルーJメ[オキソ一1H−2,3−ペンソー1,4−ジ
アゼピンを当量モルのアセトアセト−0−クロロアニリ
ドで置き換えて得た生成物と比べて、優れた流動性と光
沢とを示した。実施例 10 カツプリング成分がアセトアセト−0−クロロアニリド
の代りに195部のアセトアセト−m−キシリジドであ
ることを除いて、実施例9で述べた手順で行つた。
このようにして得られた顔料生成物は、4,7−ジヒト
ロー5−メチルーJメ[オキソ一1H−2,3−ペンソー
1,4−ジアゼピンを当量モルのアセトアセト−m−キ
シリジドで置き換えた同様の生成物と比べて、長油アル
キド中で優れた光沢と流動性を有していた。
実施例 11 実施例1に述べたように、ジアゾニウム溶液を3−ニト
ロ−4−アミノトルエン30.4部から製造した。
カツプリング成分溶液は、8.2部のカセイソーダを含
む500部の水に35.9部の4,7−ジヒトロー5−
メチルーJメ[オキソ一1H−2,3ペンソー1,4−ジ
アゼピンを溶解することによつて調製した。
ジアゾニウムおよびカツプリング成分とを実施例1に述
べた方法で一緒にカツプリング反応させた。
生じたベンゾジアゼピン誘導体を沢過して分離し、洗浄
し、50℃で乾燥した。CI(カラーインデツクス)黄
色顔料1の試料を、実施例1に述べた方法で3−ニトロ
−4−アミノトルエン30.4部から製造したジアゾニ
ウム溶液と36.2部のアセトアセトアニリドから製造
したカツプリング成分溶液とをカツプリング反応するこ
とにより製造した。
CIを黄色顔料1の16部を、22.4部の装飾塗料長
油アルキド中実施例1に述べた方法で製造したベンゾジ
アゼピン誘導体0.8部および40,6部のホワイトス
ピリットとを一緒に練り混ぜると同じ配合物でCI黄色
顔料16部のみを練り混ぜたものより、ずつと優れた流
動性のものが得られた。
例えば、ミル排出量は、10%以下と比較して85%で
あつた。実施例 12 最初のジアゾニウム溶液(ジアゾニウム化合物(a))
は、水600部中37.1部の3−ニトロ−4アミノト
ルエンに、61.0部の10規定塩酸と16.8部の亜
硝酸ナトリウムとを、−2゜乃至0℃の温度で約4時間
にわたつて添加することにより製造した。
生じたジアゾニワム化合物(a)は活注炭で処理し、淵
過し、そしてO′Cの水で800部にした。第2のジア
ゾニウム溶液(ジアゾニウム化合物(b))は、25部
の3−アミノビリジン、6.75部の10規定塩酸、1
.9部の亜硝酸ソーダから30分にわたつて同様の方法
で製造した。
そして水で0にCにて125部にした。カツプリング成
分溶液を41.2部のβ−ナフトール、11.5部のカ
セイソーダおよび750部の水から、10乃至15℃で
製造した。
ジアゾニウム化合物(a)および(b)を一緒にし、P
Hが6におちるまでカツプリング成分溶液中に添加した
それからジアゾニウム化合物と炭酸ソーダ溶液とを同時
に添加することにより、過剰のジアゾニウム化合物を存
在させずにPHを6に維持した。カツプリングが完了す
るとPHを8.5に調節し、10.3部の水酸化カリウ
ムと150部の水の溶液中の変性ロジン誘導体〔ベツカ
サイト(Becka−Cite)1624〕6.7部を
加えた。それからそのスラリーをPH6.Oに調節し、
60℃に加熱し、淵過し、洗浄しそして乾燥した。21
部の顔料組成物を、19.6部の長油アルキドと29.
4部のホワイトスピリツトとを16時間ボールミルを混
練し、装飾塗料用として有用な流動性の顔料分散液を得
た。
標準開口部を使用して、この分散液の80%を105秒
で排出することができた。40部の3−ニトロ−4−ア
ミノトルエンを使用し、ジアゾニウム化合物(b)を省
略し、上述の手順により製造した比較顔料は、同じアル
キツド/ホワイトスピリツト分散液中で322秒で74
.4%の排出を与えた。
実施例 13 顔料誘導体を、9.4部の3−アミノビリジンと25部
の10規定塩酸と200部の水に亜硝酸ナトリウム6.
9部を含む溶液とを0℃でジアゾ化することによつて製
造した。
このジアゾニウム溶液を、300部の水と4.1部のカ
セイソーダにβ−ナフトール14.8部を溶かした溶液
中に15℃で添加した。PHは、10%カセイソーダ溶
液の必要量を添加して、その間中10乃至10.3に維
持した。カツプリングの間中過剰のジアゾニウム化合物
を存在しないようにしておいた。生じたスラリーは、P
H7に調節し、淵過し、塩化物イオンを洗浄して除去し
、50乃至55℃で乾燥した。この顔料誘導体の1.0
5部を実施例13の比較顔料ボールミル配合物に加えた
。微粉砕後、この分散液の78%は120秒で排出する
ことができた。生成物は、優れた光沢が得られる色彩装
飾ペイント配合物として有用であつた。実施例 14 最初のジアゾニウム溶液(ジアゾニウム化合物(a))
は、800部の水中で31.9.部の2−メトキシ−4
−ニトロアニリン、47.5部の10規定塩酸および亜
硝酸ソーダ13.1部から、O℃で、1時間で製造され
た。
第2のジアゾニウム溶液成分(ジアゾニウム化合物(b
)は、100部の水中で1.78部の3−アミノビリジ
ン、4.7部の10規定塩酸および亜硝酸ソーダ1.5
部から、0℃で30分で製造された。
カツプリング成分は、400部のメチルセルソルブに溶
解した、28.3部のビスアセトアセト一1,3−フエ
ニレンジアミンと8.3部のカセイソーダとそして更に
350部のメチルセルソルブを加えて製造した。それか
ら酢酸を加え、この溶液をPH6に調節し、そして50
部の酢酸ソーダを加えた。それから一緒にした、ジアゾ
溶液(a)及び(b)を、添加の間中過剰のジアゾニウ
ムが存在しないように、このカツプリング成分溶液に加
えた。生じたスラリーを淵過し、洗浄して塩化物を除去
し、50乃至55℃で乾燥した。この顔料21部を、1
9.6部の長油アルキドと29.4部のホワイトスピリ
ツトと一緒に16時間ボールミル粉砕した。
この分散液の81%は、標準開口部を通じて、89秒で
排出することができた0比較顔料は、33.6部の2−
メトキシ−4−ニトロアニリンにもとずいたジアゾニウ
ムの1つのみを使用し、同様の技術で製造した。
この顔料21?部を同一のアルキド配合物中に分散した
。そして同じ開口部から288秒で78%が排出するこ
とができた。同様に、処理した顔料2.2部を7.8部
のアルキド油性インク媒体に分散させると、同じ媒体中
で比較顔料の2.2部からの2620ポイズニの粘度と
比べて2180ポイズの粘度が得られた。実施例 15
ジアゾニウム溶液を、100部の水に9.4部の3−ア
ミノビリジンを含む溶液から10規定塩酸25.6部と
亜硝酸ナトリウム6.9部とを−2至0℃の温度で、一
時間にわたつて添加することによつて製造した。
生じたジアゾニウム溶液を活性炭で処理し、済過しそし
てO℃で水で250部にした。カツプリング成分溶液は
、200部の水に18℃jの温度でアセトアセト−2−
アミノビリジン18.7部とカセイソーダ4.5部を溶
解して製造した。
カツプリング成分とジアゾニウム溶液は、18℃で20
0部の水を含むカツプリング容器中に、…4.5乃至5
.0で、カツプリング成分を僅かに過剰4にし、ジアゾ
ニウムを過剰存在させずに、30分にわたつて同じ速度
で添加した。生じた顔料を淵過し、塩を洗つて除去しそ
して55℃で乾燥した。上述の顔料1部を、30部のイ
ルガライトイエロージイ(IRGALITEYelIO
wG)、15部の長油アルキドおよび54部のホワイト
スピリツトとボールミル粉砕した。流動性の分散液は、
30秒以下で92%の排出を与えた。30部のイルガラ
イトイエロージイを15部の長油アルキドと55部のホ
ワイトスピリツトと一緒にボールミルを粉砕すると、濃
厚分散液は、180秒で70%の排出を与え、顔料誘導
体による著しい流動性の改良を示した。
2つの配合物が10%の顔料で、顔料/結合剤を1/5
にし、ペイントを作ると、処理した生成物からのフイル
ムは優れた光沢と強度を有していた0実施例 16 ジアゾニウム分散液は、2.12部のカセイソーダを含
む100部の水に溶解した2−スルホ−4−メチルアニ
リン9.4部から3.5部の亜硝酸ソーダと10規定塩
酸17.4部を0乃至5℃の温度で15分にわたつて加
えることにより製造した。
カツプ.リング成分溶液は、200部の水に、9.34
部のアセトアセト−2−アミノビリジンと2.5部のカ
セイソーダとを18℃の温度で溶解することによつて調
製した。カツプリング成分とジアゾニウム懸濁液とを、
200部の水を含むカツプリング容器中に、18℃で過
剰のカツプリング成分と…を4.5乃至5.0に維持し
て、同じ速度で30分にわたつて添加した。
生じたスラリーをPH9乃至10に調節し、淵過し、洗
つて塩を除去しそして55℃で乾燥した。上述の誘導体
1部を、30部のイルガライトイエロージイ、15部の
長油アルキド及び54部のホワイトスピリツトと一緒に
ボールミル粉砕した。流動性の分散液は、30秒以下で
90.4%の排出を与えるように生じた。しかしながら
、30部のイルガライトイエロージイを15部の長油ア
ルキドと55部のホワイトスピリツトとボールミル粉砕
すると、180秒で70%の排出を与える濃厚分散液が
生じた。このようにして得られた顔料分散液は、塗料メ
ジウム中に練込むと塗膜における性質は、実施例15の
顔料分散液のものと同様であつた。
実施例 17 手順と比較とを、顔料誘導体をPH3でスラリーから分
離することを除いて、実施例16と同様に行つた。
このようにして得た顔料誘導体を塗料メジウムZO中に
練込んだ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)アゾ顔料及び (b)次式 I : A■N=N−B〕n( I ) 〔式中、 nは1または2の数を表わし、 Aはnが1の数を表わすとき次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1はアセチル基またはシアノ基を表わし、
    R_2はフエニカルバモイル基または次式(1)、(2
    )または(3):▲数式、化学式、表等があります▼(
    1)▲数式、化学式、表等があります▼(2)▲数式、
    化学式、表等があります▼(3)で表わされる基を表わ
    す。 )で表わされる基を表わし、 Aはnが2の数を表わすとき次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は前記の意味を表わす。 )で表わされる基を表わし、 あるいはAは水酸基で置換されたナフチル基もしくは次
    式(4):▲数式、化学式、表等があります▼(4)で
    表わされるベンゾジアゼピン基を表わし、Bは未置換ま
    たはメチル基、ニトロ基、スルホ基または塩素原子で置
    換されたフェニル基または次式(5)または(6):▲
    数式、化学式、表等があります▼(5)▲数式、化学式
    、表等があります▼(6)で表わされる基を表わすが、 但し、式 I の化合物は前記式(1)、(2)、(3)
    、(4)、(5)または(6)で表わされる基少なくと
    も1つを有する。 〕で表わされる顔料誘導体を、アゾ顔料の重量に基づき
    0.5乃至20重量%からなることを特徴とする顔料組
    成物。 2 アゾ顔料がアリールアミドアゾ顔料である特許請求
    の範囲第1項に記載した顔料組成物。 3 前記式 I において、Aが次式: A(NH_2)n (式中nは1または2の整数を表わす。 )で表わされるアミンから誘導される基である特許請求
    の範囲第1項、第2項または第3項のいずれか一項に記
    載した顔料組成物。 4 前記式 I において、nが1の整数を表わし、Aが
    場合により置換されているアセトアセチルフェニルアミ
    ド由来の基または水酸基で置換されたβ−ナフトール基
    である特許請求の範囲第1項に記載した顔料組成物。 5 前記式 I において、nが2の整数を表わし、Aが
    場合により置換されている1,3−ビスアセトアセチル
    −フェニレンジアミン残基を表わす特許請求の範囲第1
    項に記載した顔料組成物。 6 前記式 I において、Bが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼またはで表わされる
    ジアゾ成分由来の基である特許請求の範囲第1項記載の
    顔料組成物。 7 前記式 I において、Aが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼または(式中、Yは
    −CH_2CNまたは ▲数式、化学式、表等があります▼を表わす。 )で表わされる、カップリング成分由来の基である特許
    請求の範囲第1項に記載した顔料組成物。 8 前記式 I において、Aが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるカップリング成分由来の基である特許請求
    の範囲第1項に記載した顔料組成物。 9(a)アゾ顔料及び (b)次式 I : A■=N−B〕n( I ) 〔式中、 nは1または2の数を表わし、 Aはnが1の数を表わすとき次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1はアセチル基またはシアノ基を表わし、
    R_2はフエニカルバモイル基または次式(1)、(2
    )または(3):▲数式、化学式、表等があります▼(
    1)▲数式、化学式、表等があります▼(2)▲数式、
    化学式、表等があります▼(3)で表わされる基を表わ
    す。 )で表わされる基を表わし、 Aはnが2の数を表わすとき次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は前記の意味を表わす。 )で表わされる基を表わし、 あるいはAは水酸基で置換されたナフチル基もしくは次
    式(4):▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるベンゾジアゼピン基を表わし、Bは未置換
    またはメチル基、ニトロ基、スルホ基または塩素原子で
    置換されたフェニル基または次式(5)または(6):
    ▲数式、化学式、表等があります▼(5)▲数式、化学
    式、表等があります▼(6)で表わされる基を表わすが
    、 但し、式 I の化合物は前記式(1)、(2)、(3)
    、(4)、(5)または(6)で表わされる基少なくと
    も1つを有する。 〕で表わされる顔料誘導体を、アゾ顔料の重量に基づき
    0.5乃至20重量%の量で水性媒体中で接触せしめる
    ことからなる顔料組成物の製造方法。 10 次の技術: i)前記成分b)の存在中で成分a)を形成するii)
    前記成分a)の存在中で成分b)を形成するを接触させ
    る特許請求の範囲第9項に記載した構造方法。 11 前記成分b)の構造が前記成分a)の構造にでき
    るだけ近く接近している、特許請求の範囲第9項に記載
    した製造方法。 12次式IX: A−(^■N≡N^■ハロゲン)n(IX)(式中Aおよ
    びnは特許請求の範囲第9項に定義した意味を表わす。 )で表わされるジアゾニウムまたはテトラゾニウム化合
    物の1つまたはそれ以上を次式:BH (式中Bは、特許請求の範囲第9項で定義した意味を表
    わす。 )で表わされる1つまたはそれ以上のカップリング成分
    とカップリング反応する、特許請求の範囲第9項ないし
    第11項のいずれか一項に記載の製造方法。13 カッ
    プリング成分の少くとも1つは、式(1)ないし(6)
    で表わされる残基を含んでいるカップリング成分の混合
    物とジアゾおよび/またはテトラゾ化合物とを直接カッ
    プリング反応する混合カップリング技術を使用してなさ
    れる特許請求の範囲12項に記載の製造方法。 14 前記式IXで表わされる単一のジアゾニウムまたは
    テトラゾニウム化合物を、次式:B_1HおよびB_2
    H (式中B_1およびB_2は、特許請求の範囲第9項に
    定義したような、2つの異つた残基Bを表わし、B_1
    およびB_2の1つは、前記式(1)ないし(6)で表
    わされる残基を含んでいる。 )で表わされる2つのカップリング成分の混合物とカッ
    プリング反応し、次の成分:A−N=N−B_1および A−N=N−B_2 を含む顔料組成物を与える特許請求の範囲第13項に記
    載の製造方法。 15次式: A_1−^■N≡N^■ハロゲンおよび A_2−^■N≡N^■ハロゲン (式中A_1およびA_2は、特許請求の範囲第9項に
    定義したような2つの異なつた残基Aを表わし、その中
    の1つは前記式(1)ないし(6)で表わされる残基を
    含んでいる。 )で表わされる2つの異なつたジアゾ成分を、次式:B
    H(式中Bは特許請求の範囲第9項で定義した意味を表
    わす。)で表わされる単一のカップリング成分とカップ
    リング反応させ、次の成分:A_1−N=N−B A_2−N=N−B を含む顔料組成物を与える、特許請求の範囲第13項に
    記載の製造方法。
JP51014340A 1975-02-12 1976-02-12 顔料組成物およびその製法 Expired JPS5910392B2 (ja)

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