JPS5898550A - プレキヤスト床版の継手構造 - Google Patents

プレキヤスト床版の継手構造

Info

Publication number
JPS5898550A
JPS5898550A JP56197378A JP19737881A JPS5898550A JP S5898550 A JPS5898550 A JP S5898550A JP 56197378 A JP56197378 A JP 56197378A JP 19737881 A JP19737881 A JP 19737881A JP S5898550 A JPS5898550 A JP S5898550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shear
tension plate
panel
joint
joint structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP56197378A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0128162B2 (ja
Inventor
弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sho Bond Corp
Original Assignee
Sho Bond Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sho Bond Corp filed Critical Sho Bond Corp
Priority to JP56197378A priority Critical patent/JPS5898550A/ja
Publication of JPS5898550A publication Critical patent/JPS5898550A/ja
Publication of JPH0128162B2 publication Critical patent/JPH0128162B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プレキャスト床版の継手構造、特にパネル相
互間の継手構造に関する。
プレキャスト床版において、2〜3本の主桁上に設置す
るパネル相互間の継手部分は、一定の長さの鉄筋を′突
出させ、これを相互に重ね合わせた上で現場コンクリー
トを打設するのが通例である。
これを通常鉄筋重ね継ぎといっている。この鉄筋重ね継
ぎ部分が床版全体の中で占める比重はきわめて大きく、
鉄筋で25%あるいはコンクリートで3o%を上回ると
いわれ、現場省力を大きく阻害している。又、床版打ち
替えにおいては、交通事情から早期開放、即時開放が要
求され、この現場間詰コンクリートを極少に抑えること
が必要である。
プレキャスト床版の継手、特にパネル相互間の継手は、
受桁上に設ける場合と受桁に支持されない部位に設ける
場合とに大別される。
応力的には、正の曲げ応力を受ける場合と負の曲げ応力
を受ける場合、或は、載荷状況によりこれが交番する場
合が考えられる。
第1図は、継手の部位の想定図で載荷Aによる継手部a
1或は、載荷Bによる継手部すなどは正の曲げ応力、載
荷Cによる継手部すは負の曲げ応力を受ける。
如何なる場合にもプレキャスト床版が個々の挙動をしな
いように橋軸方向にも幅員方向にも連続した版体として
挙動する構造が必要である。版体に作用する応力は、剪
断、曲げと支点沈下による捻れ、その他の不加応力と考
えられるが継手構造検討要素としては剪断、曲げ配慮は
不可欠である。
本発明は、その構成を互に隣り合うパネル端方に剪断杯
を埋設し、端部接合部の一方に四部を、他方に凸部を設
けて嵌合するごとくするとともに隣り合う端部に外側よ
り接続するごとくテンションプレートを当て剪断ボルト
を用いてテンションプレート、パネル端部、埋設された
剪断鍵を連結してなるプレキャスト床版の継手構造とす
ることにより、剪断応力は、剪断鍵にもたせ、曲げ応力
はテンションプレートや剪断ボルトで分担させ、また上
記構成とともに端部接合部の界面、端部の外側とテンシ
ョンプレートとの界面にコンクリートより小さい弾性係
数の小さな樹脂を用いて接着してなるプレキャスト床版
の継手構造とすることにより載荷による版挙動を緩和す
るようにしたものである。
つぎに、′本発明の実施例を図面に基いて説明する0 第2図は、本発明の基本的実施例を示すもので、第3図
は、第2図に示したパネル端部接合部の部分詳細図であ
る。
1.2は互に隣り合うパネルで、このパネルl。
2の隣接すべき端部接合部は、一方のパネル1にあって
は凹部3が、他方のパネル2にあっては凸部4が設けら
れている。そして、パネル1.2の隣り合う端方にはP
C#4棒などによるアンカー筋を剪断鍵5.6として埋
設している。この剪断鍵5.6は、後述するテンション
プレートにアンカーボルトによって連結される状態で埋
設されている。7.8はエンドプレートである。
このようにしてなるパネル1とパネル2とは、その端部
の凹部3と凸部4とを嵌合して一体とし、隣り合う端部
を下側より接続するごとくテンションプレート9を当て
、ポル)10.11を用いてパネル1.2にアンカーし
たエンドプレート7.8を介して、テンションプレート
9と剪断鍵5、テンションプレート9と剪断鍵6を連結
する。ボルト1o、11はいずれも剪断ボルトとして作
用させるため、応力の繰り返しに耐える断面を持つのが
よい。
しかして、剪断応力は剪断鍵に持たせ、曲げに対して引
張側をテンションプレートで繋ぎ、曲げ応力をテンショ
ンプレートと剪断ボルトに分担させる。
第4図゛は、パネル1.2の端部接合部の界面、接合端
部外側とテンションプレートとの界面にエポキシ樹脂等
による樹脂接着材を用いた実施例を示すものである。
パネル1.2は第2図に示した実施例と同様に、パネル
1.2の対向する端部の一方には凹部3が、他方には凹
部4が設けられ、隣り合う端方それぞれにアンカー筋が
剪断鍵5.6として埋設している。このようにしてなる
パネル1とパネル2とはその端部の凹部3と凸部4とを
嵌合し、隣り合う端部を下側より接続するごとくテンシ
ョンプレート9を当てポル)10,11を用いてエンド
プレート7.8を介して、テンションプレート9と剪断
鍵5、テンションプレート9と剪断鍵6を連結するとと
もにパネル1.2の端部接合部の界面にコンクリートよ
り弾性係数の小さい樹脂12を注入し、またテンション
プレート9とパネル11テンシヨンプレート9とパネル
2との界面にも樹脂12を注入する。
ここでコンクリートより弾性係数の小さい樹脂を注入す
るのは、載荷による版挙動を緩和する構造とするためで
あり、また、パネル接合部の結果として生じる数譲の隙
間の利用をできるためである0 第5図は、負の曲げ応力を想定し、この構造をパネル上
面にも設けた実施例を示す。この実施例においては、上
面にテンションプレート9を既述の実施例における下面
への設置と同様に設け、剪断ボルト孔13を樹脂の注入
孔を兼ねさせることができる。このとき、ボルトナツト
における突起は、mN16.17面内処理とし、テンシ
ョンプレート9天端高を床版天端高へ揃えることも考え
られる。
なお、上述の実施例は、いずれもエンドプレートを介し
て、テンションプレートと剪断鍵とを連結しであるが必
ずしもエンドプレート4一般ける必要はない。
第6図は、床鋼板14.15を有するパネル1.2を用
いた継手構造を示すもので、上述した実施例のようなエ
ンドプレートは省略しである。
ここで第5図及び第6図に示した実施例はいずれも樹脂
が用いられていることを図示しているが、第2図に示し
た実施例と同様に樹脂が用いられない場合もある。
本発明は、上述のようにしてなるのでパネルによるプレ
キャスト床版において、剪断応力は剪断鍵にもたせるこ
とができ、曲げ応力はテンションプレートや剪断ボルト
に分担させることができる。
また、載荷による版挙動をそれぞれの界面にコンクリー
トより弾性係数の小さな樹脂により接着することにより
緩和することができる。
本発明が、かかる作用を有するため、従来の継手構造の
ように現場コンクリート間詰を極少に抑えることが可能
となり、現場省力を大きく前進させ、かつ、!交通規制
を早期に解除することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、床版の継手における載荷による応力発生の想
定図、第2図は、基本的な実施例を示す説明断面図、第
3図は、第2図の一部詳細断面図、第4図は、別の、基
本的な実施例を示す説明断面図、第5図及び第6図は、
別の応用実施例を示す説明図である。 図面において、112はパネル、3は四部、4は凸部、
5.6は剪断鍵、9.9はテンションブレー) 、10
.11は剪断ボルト、12は樹脂である。 特許出願人   ショーボンド建設株式会社代理人弁理
士  宇  野   晴  海第1図 第2図 第3図 第4因 手続補正畜(自発) 昭和5748月2日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、 1s件の表示 昭和56年特許顧第197378号 2、発明の名称 プレキャスト床版の継手構造 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 東京都新宿区市谷本村町34査地名 林  ショ
ーボンド建設株式会社 代表者  上 1)  昭 4、代理人 住所 東京都新宿区四絣宿7丁目10査19Jij(1
)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (2)第3頁12行目に「剪断跡」とあるを「アンカー
筋」と補正する。 (3)  第3頁13行目に「嵌合するごとくする」と
あるを1嵌合して剪断跡を形成する」と補正する0 (4)第3頁16行目に「剪断跡」とあるを「アンカー
筋」と補正する。 (5)  第4頁14行目から19行目にかけて「そし
て・・・である。」とあるを「そして、パネル1,2の
隣り合う端方にpaw棒などによるアンカー筋5.6が
埋設され、底面にはエンドプレート7.8が埋設され、
アンカー筋5.6とエンドプレート7.8は、後述する
テンションプレートにアンカーボルトによって連結され
ている。」と補正する。 (6)第5頁1行目に「嵌合して」とあるを「嵌合し、
剪断跡を形成して」と補正する。 (7)第5頁4行目に「剪断跡5」とあるを[アンカー
筋5」と補正する。 (8)  第5頁6行目に「剪断跡6」とあるを「アン
カー筋6」と補正する。 (9)  第5頁20行目に「アンカー筋が剪断跡5.
6として埋設」とあるを「アンカー筋5.6が埋設」と
補正する。 α0)第6頁5行目に「剪断跡」とあるを「アンカー筋
」と補正する。 (11)第6頁6行目に「剪断跡6」とあるを「アンカ
ー筋6」と補正する。 (12)第7頁6行目に「剪断跡」とあるを「アンカー
筋」と補正する。 (13)第8頁16行目に「剪断跡」とあるを「アンカ
ー筋」と補正する。 別紙 特許請求の範囲 ■ 互に隣り合うパネル端方にアンカー筋を埋設し、端
部接合部の一方に凹部を、他方に凸部を設けて嵌合して
剪断跡を形成するとともに隣り合う端部に外側より接続
するごとくテンションプレートを当て、剪断ボルトを用
いてテンションプレート、パネル端部、埋設されたアン
カー筋を連結してなるプレキャスト床版の継手構造。 ■ 互に隣り合うパネル端部にアンカー筋を埋設し、端
部接合部の一方に凹部を、他方に凸部を設けて嵌合して
剪断跡を形成し、隣り合う端部に外側より接合するごと
くテンションプレートを当て1、剪断ボルトを用いてテ
ンションプレート、パネル端部、埋設されたアンカー筋
を連結するとともに端部接合部の界面、端部の外側とテ
ンションプレートとの界面をコンクリートより弾性係数
の小さな樹脂を用いて接着してなるプレキャスト床版の
継手構造。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 互に隣り合うパネル端方に剪断材を埋設し、端部接
    合部の一方に凹部を、他方に凸部を設けて嵌合するごと
    くするとともに隣り合う端部に外側より接続するごとく
    テンションプレートを当て、剪断ボルトを用いてテンシ
    ョンプレート、パネルis、nuされた剪断材を連結し
    てなるプレキャスト床版の継手構造。 ■ 互に隣り合うパネル端部に剪断揮を埋設し、端部接
    合部の一方に四部を、他方に凸部を設けて嵌合するごと
    くし、隣り合う端部に外側より接合するごとくテンショ
    ンプレートを当て、剪断ボルトを用いてテンションプレ
    ート、パネル端部、埋設された剪断材を連結するととも
    に端部接合部の界面、端部の外側とテンションプレート
    との界面をコンクリートより弾性係数の小さな樹脂を用
    いて接着してなるプレキャスト床版の継手構造。
JP56197378A 1981-12-07 1981-12-07 プレキヤスト床版の継手構造 Granted JPS5898550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56197378A JPS5898550A (ja) 1981-12-07 1981-12-07 プレキヤスト床版の継手構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56197378A JPS5898550A (ja) 1981-12-07 1981-12-07 プレキヤスト床版の継手構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5898550A true JPS5898550A (ja) 1983-06-11
JPH0128162B2 JPH0128162B2 (ja) 1989-06-01

Family

ID=16373507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56197378A Granted JPS5898550A (ja) 1981-12-07 1981-12-07 プレキヤスト床版の継手構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5898550A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5879452B1 (ja) * 2015-04-28 2016-03-08 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 プレキャスト床版システム、橋構造、プレキャスト床版システムの設計方法、及び橋構造の製造方法
JP2016044467A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 日本車輌製造株式会社 床版構造
JP2016098490A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 株式会社ピーエス三菱 高架道路用コンクリート床版の構築方法
CN106567463A (zh) * 2016-11-10 2017-04-19 上海宝冶集团有限公司 华夫板施工缝防漏浆施工方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016044467A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 日本車輌製造株式会社 床版構造
JP2016098490A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 株式会社ピーエス三菱 高架道路用コンクリート床版の構築方法
JP5879452B1 (ja) * 2015-04-28 2016-03-08 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 プレキャスト床版システム、橋構造、プレキャスト床版システムの設計方法、及び橋構造の製造方法
JP2016205098A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 プレキャスト床版システム、橋構造、プレキャスト床版システムの設計方法、及び橋構造の製造方法
CN106567463A (zh) * 2016-11-10 2017-04-19 上海宝冶集团有限公司 华夫板施工缝防漏浆施工方法
CN106567463B (zh) * 2016-11-10 2019-03-15 上海宝冶集团有限公司 华夫板施工缝防漏浆施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0128162B2 (ja) 1989-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100704874B1 (ko) 강관으로 전단을 보강한 조립식 콘크리트 교각 구조
JP2000319816A (ja) 上下部複合部材の剛結構造
WO2020098452A1 (zh) 一种位于塑性区抗震耗能的装配式梁柱节点结构
JPS5898550A (ja) プレキヤスト床版の継手構造
JP2978903B1 (ja) 高架橋
JPH05340031A (ja) プレストレストコンクリート桁及びその製造方法
JPH1121816A (ja) 橋梁構造
JPH07317087A (ja) 鋼製壁と鉄筋コンクリート床版との接合構造
JPH0475322B2 (ja)
KR200436478Y1 (ko) 바닥판 콘크리트가 생략된 연속 프리스트레스트 콘크리트구조물
JP2831934B2 (ja) 下部構造物の構築方法
JPS61261556A (ja) 逆打ち工法に於ける柱と梁・スラブ接合部の補強方法
KR200392009Y1 (ko) 슬라브 폼의 장선과 멍에용 복합 틀재
JPH0718130B2 (ja) 複合橋脚
JP2886376B2 (ja) 杭頭部の定着部構造
KR100400189B1 (ko) 콘크리트 구조물의 하면 증후공법 및 그 장치
JPH0459426B2 (ja)
JP2960812B2 (ja) 鉄筋コンクリート柱の剪断補強方法
JP2003049487A (ja) 鋼部材とコンクリート部材との接合構造
JPS60181452A (ja) 床板の構築方法
KR100696298B1 (ko) 일체식교대 교량에 있어 교대와 에이치말뚝의 접합부구조및 그 시공방법
JP2579944Y2 (ja) 耐力壁組立構造物
JP2024037285A (ja) 合成床版の接合構造
JPS5925931Y2 (ja) π形鋼を用いた合成桁
JP2671754B2 (ja) 鉄骨鉄筋コンクリート構造体の構築方法