JPS5896546A - 電気絶縁材料の製造方法 - Google Patents

電気絶縁材料の製造方法

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JPS5896546A
JPS5896546A JP56196085A JP19608581A JPS5896546A JP S5896546 A JPS5896546 A JP S5896546A JP 56196085 A JP56196085 A JP 56196085A JP 19608581 A JP19608581 A JP 19608581A JP S5896546 A JPS5896546 A JP S5896546A
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JP
Japan
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silicone resin
electrically insulating
insulating material
resin
resins
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JP56196085A
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綿引 一則
直樹 林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気絶縁材料の製造方法に@する。
従来の電気絶縁材料としては、シリコーン樹脂以外のフ
ェノール樹脂、エポキシ樹脂、ジアクリル7タレート樹
脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂を結合剤として含有
させたガラス繊維シート、石綿シート等の繊維性物質を
積層したものが知られている。しかしこれらの積層体は
長期使用時の吸湿による電気特性の低下が著しく、耐ア
ーク性が低いという欠点を有する。tたシリコーン樹脂
を結合剤とした積層体は、教fiKよる電気特性の低下
はないが曲ゲ強度、衝撃強度が小さく、かつコスト高に
なる。tた積層体表面にシリコーン樹脂を塗布する方法
も考えられるが、−立積層成形しえ積層体表1fKシリ
コーン樹脂を密着させることは―シ<、長時間放置(6
ケ月以上)した抄、ヒートサイクル(150℃e−20
℃、10〜15サイクル)を行なうと気泡を生じ、さら
に耐アーク性を向上させるためシリコーン樹脂を厚塗り
(50μ以上)すると、上記のような長時間放置、ヒー
トサイクルを行なつ九場合、シリコーン樹脂内にヒビ割
れが発生する。資九、轟然ながら塗布表面の下地処理と
塗装、*き付けの工程が多くなる九めコスト高になる。
このように従来から知られている電気絶縁材料には、電
気絶縁材料として要求される種々の性能のうちいずれか
が満足され得なかった。
本尭@O目的は9機械強度を満足し、かつ−燃性、耐ア
ーク性に優れ、長期使用時の吸湿による電気特性の低下
の少ない電気絶縁材料を提供する事にある。
本発明はシリコーン樹脂以外の熱硬化性樹脂を含浸した
電気絶縁性繊維基材と、シリコーン樹脂以外の熱硬化性
樹脂を含浸し、かつ−表面にシリコーン樹脂を塗布した
電気絶縁性繊維基材とをシリコーン樹脂塗布面が外側に
なるように積層し一体に成形する電気絶縁材料の製造方
法に関する。
本発明においてシリコーン樹脂以外の熱硬化性樹脂の含
浸は公知の方法に従い1例えば熱硬化性樹脂を溶解した
溶液中に繊維性物質を浸して製造される。
本発明において用いられるシリコーン樹脂以外の熱硬化
性樹脂としては、フェノール樹脂。
エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、メラミン樹脂
等があり、これらは単独、あるいは混合して使用される
。また電気絶縁性繊維基材に用いられる繊維にはガラス
繊維シート、石綿シート尋が使用される。
シリコーン樹脂以外の熱硬化性樹脂の含有量は電気絶縁
材料の一燃性、耐アーク性、電気特性勢の点から電気絶
縁性繊維基材中に20〜35重量−含有することが好ま
しい、1九シリコーン樹脂は耐アーク性、耐湿性、成形
性の点から5〜50μの厚さに塗布することが好ましい
本発明の電気絶縁材料は0例えば次のようKして製造さ
れる。即ち、熱硬化性樹脂を含浸した石綿シートを用い
電気絶縁材料の両端の表面となる面(は、シリコーン樹
脂を5〜50μの厚さに塗布し、多層に積み重ねた彼一
体に成形することによ抄製造される。この成形方法には
特に制限はなく9例えば従来公知の熱圧縮成形機を用い
て行なうことができる。成形条件は特に制御はなく、電
気絶縁材料の製品厚jや樹脂の種類、使用量等圧応じ適
宜選択されるが。
通常加熱温度130〜180℃、圧力50〜300 b
/cts’、時間10〜90分S度である。
以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。
実施例1 フェノール樹脂を40重量%溶解したMEK溶液中に石
綿板(厚さ1.0■)を24時間含浸し。
次いで常温で24時間乾燥させフェノール含浸石綿板と
した。次に電気絶縁材料の両端の表面となる面、すなわ
ち上記フェノール含浸石綿板2枚を用いていずれもその
片方の面に第1図に示すようにシリコーン樹脂を平均2
5μの厚さで塗布し。
次いで90℃で4時間乾燥させ表面用プリプレグlとし
、さらにその後第2図に示す如く上記フェノール含浸石
綿板3を2枚およびその両端に表面用プリプレグ1をそ
れぞれ1枚ずつシリコーン樹脂層2を表になるように重
ねて160℃、200Kf/cm”の条件下で60分間
熱圧縮成形を行ない。
厚さ3mとし、その後180℃で24時間のアフターキ
ュアを行なって所望の電気絶縁材料を得た。
なお電気絶縁材料中の熱硬化性樹脂の含有量は27重量
暢であった。
比較例1 シリコーン樹脂を塗布せず、それ以外は実施例1と同じ
方法で行なった。
比較例2 シリコーン樹脂を60分間熱圧縮成形後の積層体表面に
塗布し、それ以外は実施例1と同じ方法で行なった。
実施例1.比較例1および比較例2で得た電気絶縁材料
の特性の比較を第1表に示す。
以下余C 第1表かられかるように比較例1の電気絶縁材料は耐ア
ーク性が低く、比較例2の電気絶縁材料はシリコーン樹
脂層と積層体の密着性が悪く煮沸後の電気特性(絶縁抵
抗)の低下が著しい。これに対し本発明になる電気絶縁
材料は耐アーク性も高く、シリコーン樹脂層と積層体の
密着性も良く煮沸後の電気特性の低下も少なかった。従
って長期使用時の吸湿による電気特性の低下が少ない。
本発明になる電気絶縁材料はシリコーン樹脂以外の熱硬
化性樹脂を含浸した電気絶縁性繊維基材と、シリコーン
樹脂以外の熱硬化性樹脂を含浸し。
かつ−表面にシリコーン樹脂を塗布した電気絶縁性繊細
基材とをシリコーン樹脂塗布面が外側になるように積層
し一体に成形するので、従来の電気絶縁材料に比しても
機械強度が低下せず、また難燃性、耐アーク性に優れ、
長期使用時の吸湿による電気特性の低下の少ない電気絶
縁材料を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図へa)は表面用プリプレグの斜視図、(b)はそ
の一部拡大側面図、第2図は本発明の実施例になる電気
絶縁材料の積層方法を示す側面図である。 符号の説明 1・・・表面用プリプレグ 2・・・シリコーン樹脂層
3・・・フェノール含浸石綿板 ¥11 図 循 2 口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 シリコーン樹脂以外の熱硬化性樹脂を含浸した電
    気絶縁性繊維基材と、シリコーン樹脂以外の熱硬化性樹
    脂を會浸し、かつ−表面にシリコーン樹脂を塗布した電
    気絶縁性繊維基材とをシリコーン樹脂塗布面が外側にな
    るように積層し、一体に成形することを特徴とする電気
    絶縁材料の製造方法。
JP56196085A 1981-12-04 1981-12-04 電気絶縁材料の製造方法 Granted JPS5896546A (ja)

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JPS5896546A true JPS5896546A (ja) 1983-06-08
JPS6137100B2 JPS6137100B2 (ja) 1986-08-22

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JPS62175296A (ja) * 1986-01-28 1987-07-31 Yamaha Motor Co Ltd 船舶の舵構造

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JPS6137100B2 (ja) 1986-08-22

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