JPS5894366A - 調味料製剤 - Google Patents

調味料製剤

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JPS5894366A
JPS5894366A JP56189816A JP18981681A JPS5894366A JP S5894366 A JPS5894366 A JP S5894366A JP 56189816 A JP56189816 A JP 56189816A JP 18981681 A JP18981681 A JP 18981681A JP S5894366 A JPS5894366 A JP S5894366A
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JP
Japan
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oil
sodium
phosphoric acid
seasoning
acid
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JP56189816A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Katagiri
片桐 清
Kozo Ogawa
小川 浩三
Mitsuhiro Taguchi
田口 充洋
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、呈味性のある57−リボヌクレオチド類とリ
ン酸化合物類および(または)アミノ酸とを油脂類で被
覆した調味料製剤に関する。
従来5′−リボヌクレオチド類は、例えば5′−イノシ
ン酸ナトリウム、5′−グアニル酸ナトリウムなどのよ
うに独特の旨味をもち、呈味力が強く、塩なれ効果など
風味の改良効果などを示すことから、食品の調理・加工
時に調味料1晶質改良剤として広く利用されている。
この5′−リボヌクレオチド類は一般食品中では化学的
には安定であるが、酵素いわゆるホスファターゼ(脱リ
ン酸酵素)によって容易に分解されリン酸が除去されそ
呈味力がなくなる。このホスファターゼは生の動物性食
品、植物性食品や微生物を利用する醗酵食品など広範囲
の食品中に存在している。したがって、ホスファターゼ
活性のある食品には、加熱処理をして酵素を不活性化し
たのちグーリポヌクレオチド類を添加しなければならな
い。
しかしながら、一般の食品工業では、加熱処理するかな
り前に各棟調味料を添加、混合した後加熱するもの(例
えばかまぼこ・ちくわなどの水産ねり製品、ソーセージ
などの畜肉ねり製品)もあり、または味噌などのように
加熱が好ましくない食品もある。
一方、5′−リボヌクレオチド類等を油脂類等で被覆し
た調味料製剤が市販されているが、これら製剤に関する
報告や追試実験の結果によれば、食品中での安定性に関
しては必ずし一部分なものとはいえない。これは、被覆
が不十分であったり、被覆している油脂類等にピンホー
ルが一部分存在してい九りして、ホスファターゼが完全
に失活していない時期に5′−リボヌクレオチド類が一
部分解されるのではないかと考えられる。
そこで、本発明者らは、上記の事情に鑑み、食品素材に
悪影響を与えることなく、5′−リボヌクレオチド類を
食品中で安定に存在させうる方法を見い出す目的で鋭意
研究した結果、5′−リボヌクレオチド類とリン酸化合
物類および(または)アミノ酸類とを混合し、得られた
混合物を油脂類で被覆すると、所期の目的を達成するこ
とができることを見い出し、これに基づいてさらに研究
した結果、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、5′−リボヌクレオチド類とリン
酸化合物類および(または)アミノ酸類との混合物を油
脂類で被覆した調味料製剤である。
本発明で用いられる5′−リボヌクレオチドIfトは、
リボシルプリンヌクレオチドやりボシルピリミジンヌク
レオチド類をいい、具体的には例えば、アダノシン、グ
アノシン、イノシン、シチジン。
ウリジン、キサントシンなどのりボヌクレオシドや、デ
オキシアデノシン、デオキシグアノシン。
デオキシイノシン、グオキンシチジン、デオキシウリジ
ン、デオキシキサントシンなどのデオキシリポヌクレオ
シドの5′位におけるモノリン酸エステルあるいはシリ
ン酸エステル)トリリン酸エステルなどのポリリン酸エ
ステルなどが挙げられる。
さらには、これらの無Sまたは有機の樵でもよく、該塩
としてはたとえばナトリウム塩、カリウム塩、カルシウ
ム塩、アルミニウム塩、アミノ酸塩などが挙げられる。
これらの5′−リボヌクレオチド類は粉末、結晶、顆粒
などいずれであってもよい。またこの他に食塩、グルタ
ミン酸ナシリウムなどの調味料その他の添加剤との混合
物など、5′−リボヌクレオチド類を含有する調味成分
であってもよい。
リン酸化合物類としては、例えば、リン酸、メタリン酸
、酸性メタリン酸、ビロリン酸、酸性ビロリン酸、ポリ
リン酸、フィチン酸などの低〜高分子のリン酸あるいは
それらの樵J[(例、ナ) I)ラム塩、カリウム塩)
があげられるが、なかでも、縮合リン酸あるいはその塩
類が好ましく、たとえば水産ねり製品へ使用する場合に
は、酸性ビロリン酸塩やメタリン酸塩を使用した調味料
製剤がよく、畜肉ね9製品へ使用する場合には、ビロリ
ン酸塩、ポリリン酸塩、メタリン酸塩を使用した調味、
料製剤でよい結果がえられる。リン酸化合物は一種で用
いても十分にその効果を発揮するが、二線以上の混合物
で使用した方が効果的でしかも使いやすい場合がある。
アミノ酸類としては、たとえばグルタミン酸。
アヌバラギン酸、a−アミノアジピン酸などの酸性アミ
ノ酸、あるいはリジン、アルギニン、ヒスチジン、シス
チン、Vスティン、ベタインなどまたはそれらの酸塩類
(例、−塩酸塩、二塩酸塩)などがあげられる。これら
の混合物でもよい。
本発明の調味料製剤における5′−リボヌクレオチド類
とリン酸化合物類および(または)アミノ酸類との量比
については、通常グーリボヌクレオチド類1重量部に対
して、リン酸化合物および(または)アミノ酸類が約0
.05〜50重量部、好ましくは約0.1〜10重量部
である。
共存物質としてのリン酸化合物類とアミノ酸類について
は各々単品でも差支えない。また両者を併用する場合に
はいかなる配合比で用いてもよい。
本発明で使用される油脂類としては、常温で固体であり
かつ水に溶解せず熱時溶融するもので食用に供し得るも
のであれば何れでもよい。該油脂類としては、通常的4
0〜100℃で溶融するものが好ましい。上記油脂類と
しては、植物性または動物性油脂、あるいはこれらの油
脂を硬化させた硬化油などが挙げられる。
該油脂類の例としては、たとえば牛脂硬化油。
魚硬化油、極度牛脂硬化油、鯨硬化油、菜種油硬化油、
大豆硬化油、落花生硬化油、ヒマシ油硬化油、綿実油硬
化油、サフラク油硬化油などの硬化油、およびそれらの
混合物、九とえばサフラク油およびベニバナ油を主成分
としたL−B・ワックス(日本油脂株式会社製)、ヒマ
シ油の硬化油であるカスター・フックA(日本油脂株式
会社l1l)、カスターワックスB(日本油脂株式会社
製)。
たとえばラウリン酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ス
テアリン酸、ベヘン酸などの脂肪酸、およびそれらの硬
化物類、たとえば牛脂硬化脂肪酸。
魚油硬化脂肪酸、鯨油硬化脂肪酸などの硬化脂肪酸、た
とえばミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステ
アリルアルコールなどのアルコール類やパラフィン、ス
テアリン酸トリグリセフィト、アセチン・ファツト(バ
ナセー)S−315゜日本油脂株式会社製)などが挙げ
られる。これらの混合物でもよい。
本発明で用いる油脂類として、上記し丸物質にサラに必
要に応じてソルビタンモノステアレトナどのソルビタン
脂肪酸エステルやショ糖脂肪酸エステル、モノグリセリ
ン脂肪酸エステル、大豆レシチンなどのいわゆる乳化剤
やワツクヌ類、ロウ類又は多糖類、ガム類などを適宜併
用してもよい。
本発明で用いる被覆剤としての油脂類の量としては、と
くに制限はされないが、被覆効果が十分発揮できる量す
なわち、従来から知られているコーティング方法で被覆
効果が発揮できる量があればよく、一般には、5′−リ
ボヌクレオチド類およびりン酸化合物類および(または
)アミノ酸類の合計量の1重量部に対して油脂類の被覆
物質は約0.5〜5重量部が通常使用される。被覆剤の
量が少ない場合には被覆の効果がほとんどなくなプ、逆
に多過ぎる場合には、被覆の効果は完全となるが、主剤
のターリボヌクレオチド類の濃度が非常に少なくなり、
油脂類が多量に食品に添加されることになり食品に斑点
が生じたり、調理時油滴が浮いたすするので好ましくな
い。
なお、本発明でいう量比は、製品すなわち製剤中の各成
分の量比をいうものとする。
被覆方法としては、たとえば5′−リボヌクレオチド類
とリン酸化合物類および(または)アミノ酸類との混合
物を約60〜90℃付近で加熱溶融し九油脂類の中に添
加し、均一に分散させ、冷却塔内にスプレーするスプレ
ーコーティング法、上記熔融した混合物をたとえば押出
し造粒機や圧砥造粒機で適当な大きさの顆粒にする方法
、9に、流中に5′−リボヌクレオチド類と共存物質と
を流動せしめ被覆剤の溶液を噴霧し、コーティングする
方法、又はコーティングパン中に上記混合物を入れ、こ
れに被覆剤の液を噴霧しコーティングする方法などいず
れの方法も採用することができる。
このようにして得られた調味料製剤は、たとえば約20
〜250メツシユ、さらに好ましくは約28〜200メ
ツシユの大きさの粒子のものが都合が良い。なお、上記
において、メツシュUJIS(日本工業規格)による。
製剤の粒子の大きさを上記の範囲のものとするためには
、たとえば、ヤリャ式電動篩、振動篩。
ロータツブマシン、ジャイロシフターなどの種線にJ工
Sの金網をセットして篩過、整粒する。
本発明の調味料製剤を利用しうる食品としては製造工程
中に加熱されるものあるいは家庭での調理時に加熱され
る食品が適している。たとえば、かまぼこ、ちくわ、揚
げかまぼこなどの水産ねり製品、ソーセージ、ハム、ハ
ンバーグなどの畜肉ねり製品9袋詰後加熱される漬物類
、味噌類、珍味類、ギョウザ、シューマイなどのそう菜
類などがあげられる。
本発明の調味料製剤は、生の食品類の加熱前に混合工程
で添加するもので、その間はホスファターゼが存在して
いても5′−リボヌクレオチド類は油脂類で被覆されて
いる上に、共存しているリン酸化合物類やアミノ酸類に
よって酵素作用を直接受けず、分解されることはなく安
定で、加熱・調理されホスファターゼが失活した後に、
コーティングしである油脂類が溶融し、呈味性が発揮さ
れ、ターリボヌクレオチド類が食品中に安定な状態で存
在しうるものである。
また、本発明の調味料製剤は、ダーリボメクレオチド類
tデ嘔−ゼの存在する生の食品中でも安定に存在させる
ことができ、調理や製造の過程でかけられる加熱工程に
よって被覆剤が溶融し、その際、ターリボヌクレオチド
類が裸となシ、その呈味性が十分に発揮されるものであ
る。
以下KsliI験例、実施例および使用例を挙げて、本
発明をさらに具体的に説明する。「部」はとくKことわ
プのないかぎシ、重量部を表わす。
実験例/ 5′−イノシン酸ナトリウムと酸性ビロリン酸ナトリウ
ムとの量比を変えて・、その混合物と等量の極度牛脂硬
化油(融点的60℃)で被覆した各種のサンプルを調製
し、5′−イノシン酸ナトリウムのかまぼこ中での安定
性を比較検討した。
被覆剤(油脂類)を加熱溶融し、その中に粉末状ノ5′
−イノシン酸ナトリウムと酸性ビalJン酸す) IJ
ウムとの混合物を投入し十分に分散し、得られたペース
ト状混合物の温度を75〜85℃に調整後、ディスクの
直径15C11の回転円盤型噴霧装置を用いて、回転数
5000rpm付近で、30℃以下の室内に噴霧被覆造
粒した。
なお、かまぼこの製造法については後述の使用例1に記
載の方法に準じて行なつ九。各種サンプルは、5′−イ
ノシン酸ナトリウムとしてかまぼこのすり身中に0.1
%添加し、均一に混合して分散させた後、折径4.5c
mのチュ7プにつめ、40℃1時間の坐りを行なって、
85℃50分間の加熱を行ない、ケーシングかまぼこを
製造した。
このようにして製造したかまぼこおよびすり身に各サン
プルを添加直後、85℃50分間の加熱処理を行なつ九
添加直後のかまぼこの両者の5′−イノシン酸ナトリウ
ムの分析を行ない、添加直後の含量に対する残存率でき
−イノシン酸す) IJウムの安定性を表わした。
第1表 以上のように、5′−イノシン酸ナトリウムと酸性ピロ
リン酸ナトリウムとの混合物を油脂類で被覆した粒子は
、かまぼこ中で安定であり、ダーイノシン酸ナトリウム
と酸性ビロリン酸ナトリウムの量比は、5′−イノシン
酸ナトリウム1重量部に対し0.05〜50重量部の試
料が良好であった。
実施例/ 極度牛脂硬化油980gに大豆レシチン20gを加え加
熱溶融したのち、これに粉末状の5′−イノシン酸ナト
リウム500g、酸性ビロリン酸ナトリウム500gを
加えてホモジナイザーで十分に分散させ、得られ九ペー
スト状混合物の温度を85℃に調整したのち、回転円盤
型噴霧装置(ディスクの直径:15cso、回転数60
0Orpm)を用いで、30℃以下の室内に噴霧して、
被覆造粒した。得られた調味料製剤の粒子は細かく(約
28〜150メツシユ)良好であり、またその噴霧状態
も良好であった。
実施例λ 極度牛脂硬化油1160gを加熱溶融し九のち、これに
粉末状の5′−イノシン酸ナトリウム250gwcf−
グアニル酸ナトリウム250g、L−グルタミン酸34
0gを用いて、実施例/に記載の方法に準じて調味料製
剤を製造した。得られた調味料製剤の粒子は全体に細か
く(約28〜150メツシユ)、またその噴霧状態も良
好であった。
実施例3 極度牛脂硬化油1000gを加熱溶融したのち、これに
粉末状の5′−グアニル酸ナトリウム500g、ビロリ
ン酸ナトリウム500gを用いて実施例/に記載の方法
に準じて調味料製剤を製造した。
得られた調味料製剤の粒子は全体に細かく(約28〜1
50メツシユ)、またその噴霧状態も良好であった。
実施例病 大豆硬化油3200gにダッシュミツロウ200gを加
え加熱溶融したのち、これに粉末状の5′−イノシン酸
ナトリウムiooog、¥スティン塩酸塩600gを用
いて、実施例1に記載の方法に準じて調味料製剤を製造
した。得られた調味料製剤の粒子は全体に細かく(約3
−2〜150メツシユ)、またその噴霧状態も良好であ
った。
実施例! 極度牛脂硬化油2500gを加熱溶融したのち、これに
粉末状の5′−イノシン酸ナトリウム600g、5′−
グアニル酸ナトリウム600g、5’−シチジル酸ナト
リウム100gおよびピロリン酸ナトリウム800g、
L−アスパラギン酸400gを用いて、実施例/に記載
の方法に準じて調味料製剤を製造した。得られた調味料
製剤の粒子は全体に細かく(約28〜115メツシユ)
、またその噴霧状態も良好であった。
実施例乙 極度牛脂硬化油900gを加熱溶融したのち、これに粉
末状の5′−イノシン酸ナトリウム300g、5′−グ
アニル酸ナトリウム300gおよびピロリン酸ナトリウ
ム500gを加えてホモジナイザーで十分に分散させ、
得られたペースト状混合物の温度を85℃に調整したの
ち、ノズル型噴霧装置を用いて30℃以下の室内に噴霧
して、被覆造粒した。得られた調味料製剤の粒子は細か
く(約28〜150メツシユ)良好であり、またその噴
霧状態も良好であった。
実施例Z 極度牛脂硬化油980gに大豆レシチン20gを加え加
熱溶融したのち、これに粉末状の5′−イノシン酸ナト
リウム500g、メタリン酸ナトリウム360g、ポリ
リン酸ナトリウム140gを用いて、実施例/に記載の
方法に準じて調味料製剤を製造した。得られた調味料製
剤の粒子は全体に細かく(約28〜150メツシユ)、
またその噴霧状態も良好であった。
実施例よ ひまし油硬化油600gに大豆サラダ油200gを加え
加熱溶融したのち、これに粉末状の5′−リポヌクレオ
タイドナトリウムを90%以上含有する例えば食品添加
物公定書第4版の品質に準する5′−リボヌクレオタイ
ドナトリウムsoog。
ポリリン酸ナトリウム500g、L−グルタミン酸20
0gを用いて、実施例/に記載の方法に準じて調味料製
剤を製造した。得られた調味料製剤の粒子は細かく(約
28〜150メツシユ)、またその噴霧状態も良好であ
った。
使用例/ スケトウダフ冷凍すり身(特級)6.65kg。
食塩0.2kg、バレイシミデフ1フ0.5糖0.15
kg.グルタミン酸ソーダ0.1噛,みりん0.23k
g,氷水21.3kgを用いて、常法に従って製造した
かまぼこ用仕上りすり身に第2表に記載の調味料類をそ
れぞれ所定量添加し、十分に混合した。この混合物を折
径4.5CIlのチューブに詰め、40℃で40分間の
坐りを行なったのち、85℃で50分間加熱してケーシ
ングかまぼこを製造した。このようにして製造したそれ
ぞれのかまぼこについて、5′−リボヌクレオチドを定
量すると同時にそれらの風味や弾力性を試験した。その
結果は第2表および第3表に示すとおりである。
第2表 第3表 以上の結果から、本発明の調味料製剤は対照区に比して
、40℃40分間の坐り工程をへての5′−イノシン酸
ナトリウムの残存率はきわめて高く、安定な状態で保た
れていた。
また、リン酸化合物類を被覆しないで添加する場合を対
照区として、上記に準する操作で比較実験したところ、
上記と同様の効果が得られ九。
使用例ユ 豚肉(赤身肉)40部、マトン肉10部をミンチしてサ
イレントカッターに投入し、食塩2部。
調味料1.2部、スパイス0.6部、キユアリング剤1
部、保存料0.2部、豚脂20部、でん粉5部、氷水2
0部および本発明の試料0.4部を加えて混合する。出
来上ったすり身を折径4.5αのfユーブに詰め、スモ
ーキングハウスに入れ50℃1時間スモーキングを行な
い、80℃で1時間加熱後流水中で冷却してソーセージ
を製造した。
実施例jでえた本発明の調味料製剤を添加したものと、
対照として被覆していない5′−リボヌクレオチド類と
共存物質を添加したものの2種類を調製し、5′−リボ
ヌクレオチド類の定量とソーセージの風味等を試験した
その結果、本発明品を添加したソーセージ中のダーリボ
ヌクレオチドの残存量は、対照区にくらべて、1.8倍
量あシ、風味は良好で、かつ硬さ、弾力性などの物性面
でも良好なソーセージとなり、本発明の効果が確かめら
れた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 5′−リボヌクレオチド類とリン酸化合物類および(!
    たは)アミノ酸類との混合物を油脂類で被覆した調味料
    製剤。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61239860A (ja) * 1985-04-15 1986-10-25 Ajinomoto Co Inc 5′−リボヌクレオチド類含有味噌・ス−プ類の製造法
JPS62215364A (ja) * 1986-03-17 1987-09-22 Ajinomoto Co Inc 油脂被覆された5′−リボヌクレオチド類
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