JPH0856608A - 粉末マヨネーズ様調味料およびその製造法 - Google Patents
粉末マヨネーズ様調味料およびその製造法Info
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- JPH0856608A JPH0856608A JP6198370A JP19837094A JPH0856608A JP H0856608 A JPH0856608 A JP H0856608A JP 6198370 A JP6198370 A JP 6198370A JP 19837094 A JP19837094 A JP 19837094A JP H0856608 A JPH0856608 A JP H0856608A
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- mayonnaise
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 酸化による風味劣化を防止し、かつ、物性良
好なマヨネーズ風味を有する粉末マヨネーズ様調味料を
提供する。 【構成】 有機酸類およびタンパク質素材、さらに香辛
料、増粘剤、微結晶セルロースを含有してなる粉末マヨ
ネーズ様調味料およびその製造法。 【効果】 本発明の粉末マヨネーズ様調味料は、マヨネ
ーズのすぐれた風味を有し、酸化による風味劣化が少な
く、かつ物性良好な汎用性の広い調味料である。
好なマヨネーズ風味を有する粉末マヨネーズ様調味料を
提供する。 【構成】 有機酸類およびタンパク質素材、さらに香辛
料、増粘剤、微結晶セルロースを含有してなる粉末マヨ
ネーズ様調味料およびその製造法。 【効果】 本発明の粉末マヨネーズ様調味料は、マヨネ
ーズのすぐれた風味を有し、酸化による風味劣化が少な
く、かつ物性良好な汎用性の広い調味料である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末マヨネーズ様調味
料およびその製造法に関する。
料およびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マヨネーズは、調理パン、サラ
ダ、惣菜、スナック菓子、冷凍食品等、巾広く使われる
調味料であるが、保存性の面からその使用が制約されて
いる。そこで、マヨネーズを乾燥して保存性を高め、さ
らに汎用性を高めることを目的として粉末マヨネーズ
(特公昭61−260849号)などが提案されてい
る。
ダ、惣菜、スナック菓子、冷凍食品等、巾広く使われる
調味料であるが、保存性の面からその使用が制約されて
いる。そこで、マヨネーズを乾燥して保存性を高め、さ
らに汎用性を高めることを目的として粉末マヨネーズ
(特公昭61−260849号)などが提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
粉末マヨネーズは、油脂の含有率が高く、以下のような
問題点を有している。 (1)酸化により安定性が悪い。 (2)スナック菓子等の固形物への付着性、いわゆる
「のり」が悪い。 (3)ダマを生じやすく、また、流動性が悪いため、他
の原料と均一に混ぜることが難しい。 (4)マヨネーズ風味に欠ける。 (5)油脂を高含量使用しているため、乾燥前の前処理
工程で乳化工程を必要とし、作業が複雑である。
粉末マヨネーズは、油脂の含有率が高く、以下のような
問題点を有している。 (1)酸化により安定性が悪い。 (2)スナック菓子等の固形物への付着性、いわゆる
「のり」が悪い。 (3)ダマを生じやすく、また、流動性が悪いため、他
の原料と均一に混ぜることが難しい。 (4)マヨネーズ風味に欠ける。 (5)油脂を高含量使用しているため、乾燥前の前処理
工程で乳化工程を必要とし、作業が複雑である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決するため、マヨネーズ特有の風味形成に重要な
役割を果たしているが、酸化に対して不安定かつ物性上
好ましくない食用油脂をほとんど使用することなく、マ
ヨネーズらしい風味を発現させるべく鋭意検討を行い、
所望の、すぐれた品質の粉末マヨネーズ様調味料を製造
することに成功し、本発明を完成するに至った。
題を解決するため、マヨネーズ特有の風味形成に重要な
役割を果たしているが、酸化に対して不安定かつ物性上
好ましくない食用油脂をほとんど使用することなく、マ
ヨネーズらしい風味を発現させるべく鋭意検討を行い、
所望の、すぐれた品質の粉末マヨネーズ様調味料を製造
することに成功し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、(1)有機酸類およ
びタンパク質素材を含有してなる粉末マヨネーズ様調味
料、ことに、(2)さらに香辛料類を含有してなる前記
(1)記載の粉末マヨネーズ様調味料、(3)さらに増
粘剤を含有してなる前記(1)または(2)記載の粉末
マヨネーズ様調味料、(4)さらに微結晶セルロースを
含有してなる前記(1)〜(3)いずれかに記載の粉末
マヨネーズ様調味料、(5)タンパク質素材が、卵およ
び脱脂粉乳の少なくとも1種である前記(1)〜(4)
いずれかに記載の粉末マヨネーズ様調味料、および
(6)脂肪含量が0.5〜16重量%である前記(1)
〜(5)いずれかに記載の粉末マヨネーズ様調味料を提
供するものである。
びタンパク質素材を含有してなる粉末マヨネーズ様調味
料、ことに、(2)さらに香辛料類を含有してなる前記
(1)記載の粉末マヨネーズ様調味料、(3)さらに増
粘剤を含有してなる前記(1)または(2)記載の粉末
マヨネーズ様調味料、(4)さらに微結晶セルロースを
含有してなる前記(1)〜(3)いずれかに記載の粉末
マヨネーズ様調味料、(5)タンパク質素材が、卵およ
び脱脂粉乳の少なくとも1種である前記(1)〜(4)
いずれかに記載の粉末マヨネーズ様調味料、および
(6)脂肪含量が0.5〜16重量%である前記(1)
〜(5)いずれかに記載の粉末マヨネーズ様調味料を提
供するものである。
【0006】また、本発明は、(7)有機酸類およびタ
ンパク質素材を含有してなる分散液を加熱した後、乾燥
することを特徴とする粉末マヨネーズ様調味料の製造
法、ことに、(8)分散液が、さらに香辛料を含有して
なる分散液である前記(7)記載の粉末マヨネーズ様調
味料の製造法、(9)分散液が、さらに増粘剤を含有し
てなる分散液である前記(7)または(8)記載の粉末
マヨネーズ様調味料の製造法、および(10)分散液が、
さらに微結晶セルロースを含有してなる分散液である前
記(7)〜(9)いずれか1項記載の粉末マヨネーズ様
調味料の製造法を提供するものである。
ンパク質素材を含有してなる分散液を加熱した後、乾燥
することを特徴とする粉末マヨネーズ様調味料の製造
法、ことに、(8)分散液が、さらに香辛料を含有して
なる分散液である前記(7)記載の粉末マヨネーズ様調
味料の製造法、(9)分散液が、さらに増粘剤を含有し
てなる分散液である前記(7)または(8)記載の粉末
マヨネーズ様調味料の製造法、および(10)分散液が、
さらに微結晶セルロースを含有してなる分散液である前
記(7)〜(9)いずれか1項記載の粉末マヨネーズ様
調味料の製造法を提供するものである。
【0007】本発明で用いる有機酸類は、酢酸、代表的
には醸造酢(例、リンゴ酢、米酢、麦芽酢、高酸度酢
等)、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、フマル酸、
酢酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム、柑橘果汁(レモ
ン果汁、オレンジ果汁、グレープフルーツ果汁等)等
で、これらは単独でも2種以上を組み合わせて用いても
よい。有機酸類は、マヨネーズの爽やかな酸味を付与す
るために必要で、風味の観点から、醸造酢単独または醸
造酢の組み合わせ、あるいは醸造酢と他の有機酸類や果
汁との併用が好ましい。有機酸類の配合量は、特に限定
するものではないが、通常、0.3〜70重量%(後記
の、乾燥前の分散液として)の割合で配合され、好まし
くは、0.3〜4.0重量%(無水固形分換算)配合す
る。
には醸造酢(例、リンゴ酢、米酢、麦芽酢、高酸度酢
等)、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、フマル酸、
酢酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム、柑橘果汁(レモ
ン果汁、オレンジ果汁、グレープフルーツ果汁等)等
で、これらは単独でも2種以上を組み合わせて用いても
よい。有機酸類は、マヨネーズの爽やかな酸味を付与す
るために必要で、風味の観点から、醸造酢単独または醸
造酢の組み合わせ、あるいは醸造酢と他の有機酸類や果
汁との併用が好ましい。有機酸類の配合量は、特に限定
するものではないが、通常、0.3〜70重量%(後記
の、乾燥前の分散液として)の割合で配合され、好まし
くは、0.3〜4.0重量%(無水固形分換算)配合す
る。
【0008】本発明で用いるタンパク質素材は、鶏卵
(卵黄、卵白、全卵)、乳および乳製品(例、牛乳、全
脂粉乳、脱脂粉乳、ホエイタンパク、カゼイン等)、大
豆製品(例、大豆タンパク、豆乳等)等で、これらは単
独でも、2種以上を併用しても良い。タンパク質素材
は、風味上のコク、マイルド感、滑らかさを付与するも
のである。風味上からは、鶏卵または乳製品を用いるの
が好ましく、これらを単独または併用することにより、
コク、マイルド感、滑らかさ、酸味の緩和が図れる。通
常、タンパク質素材は2〜50重量%(無水固形物換
算)の割合で配合され、好ましくは5〜30重量%(無
水固形物換算)である。
(卵黄、卵白、全卵)、乳および乳製品(例、牛乳、全
脂粉乳、脱脂粉乳、ホエイタンパク、カゼイン等)、大
豆製品(例、大豆タンパク、豆乳等)等で、これらは単
独でも、2種以上を併用しても良い。タンパク質素材
は、風味上のコク、マイルド感、滑らかさを付与するも
のである。風味上からは、鶏卵または乳製品を用いるの
が好ましく、これらを単独または併用することにより、
コク、マイルド感、滑らかさ、酸味の緩和が図れる。通
常、タンパク質素材は2〜50重量%(無水固形物換
算)の割合で配合され、好ましくは5〜30重量%(無
水固形物換算)である。
【0009】本発明で用いる香辛料類としては、例え
ば、マスタード(からし粉)、ペッパー類、カルダモ
ン、セロリシード等で、香辛料粉末または精油等が挙げ
られ、これらはマヨネーズ様調味料に適した量で適宜、
単独または2種以上を併用する。
ば、マスタード(からし粉)、ペッパー類、カルダモ
ン、セロリシード等で、香辛料粉末または精油等が挙げ
られ、これらはマヨネーズ様調味料に適した量で適宜、
単独または2種以上を併用する。
【0010】本発明で用いる増粘剤は、主として、乾燥
前の分散液の分離、沈降を防ぐために使用され、例え
ば、キサンタンガム、海藻抽出物(例、寒天、カラギー
ナン、アルギン酸等)、種子粘質物(ローカストビーン
ガム、グァーガム、タマリンドガム等)、植物粘質物
(ペクチン等)、微生物産生粘質物(プルラン、カード
ラン、ジェランガム等)および動物性タンパク質(ゼラ
チン等)等が挙げられ、これらは単独もしくは2種以上
を併用しても良い。一般に、耐酸性、耐塩性および耐熱
性の観点から、キサンタンガム、タマリンドガム、カラ
ギーナン、アルギン酸、ペクチン、ジェランガム、ゼラ
チン等が好ましい。通常、増粘剤は、0.2〜10重量
%(後記の乾燥前の分散液として)好ましくは、0.1
〜2重量%(後記の乾燥前の分散液として)配合され
る。
前の分散液の分離、沈降を防ぐために使用され、例え
ば、キサンタンガム、海藻抽出物(例、寒天、カラギー
ナン、アルギン酸等)、種子粘質物(ローカストビーン
ガム、グァーガム、タマリンドガム等)、植物粘質物
(ペクチン等)、微生物産生粘質物(プルラン、カード
ラン、ジェランガム等)および動物性タンパク質(ゼラ
チン等)等が挙げられ、これらは単独もしくは2種以上
を併用しても良い。一般に、耐酸性、耐塩性および耐熱
性の観点から、キサンタンガム、タマリンドガム、カラ
ギーナン、アルギン酸、ペクチン、ジェランガム、ゼラ
チン等が好ましい。通常、増粘剤は、0.2〜10重量
%(後記の乾燥前の分散液として)好ましくは、0.1
〜2重量%(後記の乾燥前の分散液として)配合され
る。
【0011】本発明の粉末マヨネーズ様調味料は、有機
酸類およびタンパク質素材、要すれば、これらと、さら
に前記の香辛料等を適宜分散させた分散液を加熱した
後、乾燥して得られるものであり、特に、増粘剤や微結
晶セルロースを加えた分散液を加熱した後、乾燥したも
のが好ましい。本発明の粉末マヨネーズ様調味料は、酸
化に対して安定で、流動性にすぐれ、かつ、マヨネーズ
風味が非常に良好で、他の原料と均一に混ぜることが可
能で、汎用性の高い粉末調味料である。
酸類およびタンパク質素材、要すれば、これらと、さら
に前記の香辛料等を適宜分散させた分散液を加熱した
後、乾燥して得られるものであり、特に、増粘剤や微結
晶セルロースを加えた分散液を加熱した後、乾燥したも
のが好ましい。本発明の粉末マヨネーズ様調味料は、酸
化に対して安定で、流動性にすぐれ、かつ、マヨネーズ
風味が非常に良好で、他の原料と均一に混ぜることが可
能で、汎用性の高い粉末調味料である。
【0012】本発明では、前記の有機酸類、タンパク質
素材、香辛料類および増粘剤の他に、さらに種々の副原
料を併用してもよい。このような副原料としては、例え
ば、調味料類、色素類、ビタミン類、ミネラル類、香
料、酸化防止剤および賦形剤等が挙げられ、これらは1
種または2種以上を適宜選択して使用することができ
る。調味料類としては、核酸系調味料(例、5'−リボ
ヌクレオタイド二ナトリウム、5'−イノシン酸二ナト
リウム等)、アミノ酸系調味料(例、L−グルタミン酸
ナトリウム、DL−アラニン、グリシン等)、食塩、そ
の他塩類(例、塩化カリウム等)、糖類または糖アルコ
ール類(例、ぶどう糖、果糖、異性化糖、庶糖、リボー
ス、キシロース、還元澱粉分解物等)、タンパク加水分
解物(例、動物タンパク加水分解物、植物タンパク加水
分解物等)および発酵調味類などが挙げられる。
素材、香辛料類および増粘剤の他に、さらに種々の副原
料を併用してもよい。このような副原料としては、例え
ば、調味料類、色素類、ビタミン類、ミネラル類、香
料、酸化防止剤および賦形剤等が挙げられ、これらは1
種または2種以上を適宜選択して使用することができ
る。調味料類としては、核酸系調味料(例、5'−リボ
ヌクレオタイド二ナトリウム、5'−イノシン酸二ナト
リウム等)、アミノ酸系調味料(例、L−グルタミン酸
ナトリウム、DL−アラニン、グリシン等)、食塩、そ
の他塩類(例、塩化カリウム等)、糖類または糖アルコ
ール類(例、ぶどう糖、果糖、異性化糖、庶糖、リボー
ス、キシロース、還元澱粉分解物等)、タンパク加水分
解物(例、動物タンパク加水分解物、植物タンパク加水
分解物等)および発酵調味類などが挙げられる。
【0013】色素類としては、例えば、ビタミンB2、
カロチン色素などが挙げられる。ビタミン類としては、
水溶性ビタミン(例、ビタミンB群等)または脂溶性ビ
タミン(例、ビタミンA等)などが挙げられる。ミネラ
ル類としては、例えば、カルシウム、マグネシウム、鉄
分などが挙げられる。酸化防止剤としては、例えば、ト
コフェロール、ビタミンC、茶抽出物などが挙げられ
る。賦形剤としては、デキストリン、サイクロデキスト
リン、乳糖などが挙げられる。本発明において、前記の
副原料の使用量は、目的とする製品に応じ適宜選択され
る。
カロチン色素などが挙げられる。ビタミン類としては、
水溶性ビタミン(例、ビタミンB群等)または脂溶性ビ
タミン(例、ビタミンA等)などが挙げられる。ミネラ
ル類としては、例えば、カルシウム、マグネシウム、鉄
分などが挙げられる。酸化防止剤としては、例えば、ト
コフェロール、ビタミンC、茶抽出物などが挙げられ
る。賦形剤としては、デキストリン、サイクロデキスト
リン、乳糖などが挙げられる。本発明において、前記の
副原料の使用量は、目的とする製品に応じ適宜選択され
る。
【0014】また、本発明においては、所望により、風
味の増強等のため、少量の食用油脂、例えば、大豆油、
ナタネ油、綿実油、コーン油、ヤシ油、パーム油等の植
物性油脂、牛脂、ラード等の動物性油脂およびこれらの
水添脂、分別脂、エステル交換脂等を使用することを妨
げるものではない。しかし、食用油脂の配合量は、最
大、10重量%程度まで、好ましくは0〜5重量%とす
る。かくして、本発明の粉末マヨネーズ様調味料の脂肪
含有量は、タンパク素材由来の脂肪分(卵由来、乳製品
由来等)、香辛料由来、その他の副原料および食用油脂
から由来するもので、通常、0.5〜16重量%程度含
有される。本発明の粉末マヨネーズ様調味料は、通常、
乾燥粉末状の形態であるが、これに限らず、顆粒状等の
乾燥固形形態としてもよく、これらも含めて、便宜上、
本明細書では「粉末マヨネーズ様調味料」と称する。
味の増強等のため、少量の食用油脂、例えば、大豆油、
ナタネ油、綿実油、コーン油、ヤシ油、パーム油等の植
物性油脂、牛脂、ラード等の動物性油脂およびこれらの
水添脂、分別脂、エステル交換脂等を使用することを妨
げるものではない。しかし、食用油脂の配合量は、最
大、10重量%程度まで、好ましくは0〜5重量%とす
る。かくして、本発明の粉末マヨネーズ様調味料の脂肪
含有量は、タンパク素材由来の脂肪分(卵由来、乳製品
由来等)、香辛料由来、その他の副原料および食用油脂
から由来するもので、通常、0.5〜16重量%程度含
有される。本発明の粉末マヨネーズ様調味料は、通常、
乾燥粉末状の形態であるが、これに限らず、顆粒状等の
乾燥固形形態としてもよく、これらも含めて、便宜上、
本明細書では「粉末マヨネーズ様調味料」と称する。
【0015】以下、本発明の粉末マヨネーズ様調味料の
製造法を説明する。本発明の粉末マヨネーズ様調味料の
製造に際しては、まず、配合原料の水性分散液を調製す
る。該分散液は、例えば、タンパク質素材を水性媒体に
均一に分散させた後、有機酸類を加えて十分に分散させ
て得られる。また、微結晶セルロースを水または熱水に
分散させた後、タンパク質素材を均一に分散させた後、
有機酸類を十分に分散させてもよい。さらに、増粘剤を
添加して十分分散させてもよい。具体的には、水または
熱水さらには乳製品(たとえば牛乳等)に、微結晶セル
ロースを十分分散させ、これにタンパク質素材を添加し
て、均一になるまで混合する。ついで、有機酸類を均一
に分散させた後、香辛料、その他の該副原料(調味料
類、色素、酸化防止剤、賦形剤等)を添加して均一にな
るまで混合し、60〜95℃まで、好ましくは80〜9
0℃に加熱した後、50℃以下に冷却する。該副原料を
水または熱水に分散後微結晶セルロースを十分分散させ
る等、分散順序は限定されるものではない。
製造法を説明する。本発明の粉末マヨネーズ様調味料の
製造に際しては、まず、配合原料の水性分散液を調製す
る。該分散液は、例えば、タンパク質素材を水性媒体に
均一に分散させた後、有機酸類を加えて十分に分散させ
て得られる。また、微結晶セルロースを水または熱水に
分散させた後、タンパク質素材を均一に分散させた後、
有機酸類を十分に分散させてもよい。さらに、増粘剤を
添加して十分分散させてもよい。具体的には、水または
熱水さらには乳製品(たとえば牛乳等)に、微結晶セル
ロースを十分分散させ、これにタンパク質素材を添加し
て、均一になるまで混合する。ついで、有機酸類を均一
に分散させた後、香辛料、その他の該副原料(調味料
類、色素、酸化防止剤、賦形剤等)を添加して均一にな
るまで混合し、60〜95℃まで、好ましくは80〜9
0℃に加熱した後、50℃以下に冷却する。該副原料を
水または熱水に分散後微結晶セルロースを十分分散させ
る等、分散順序は限定されるものではない。
【0016】得られた分散液を一般的な方法で乾燥し、
粉末化する。すなわち、噴霧乾燥法、CVD、ドラム乾
燥法、凍結乾燥法等、各種乾燥法が適用できるが、コス
ト、生産性、熱覆歴による風味劣化等から、噴霧乾燥法
が好ましい。噴霧乾燥法は、特に限定するものではな
く、ノズル式、回転ディスク式等いずれの方式でも適用
できる。乾燥温度は、送風温度として120〜200℃
程度であるが130〜180℃が好ましい。また、顆粒
タイプを所望する場合、本品を流動造粒する方法が採用
できるが、熱覆歴による風味劣化が認められ加熱工程を
必要としない圧延造粒法を用いることが望ましい。本発
明の場合、食用油脂を使わないか、使っても配合量が低
いため、乳化工程を省略でき、一般の撹拌機のみで製造
を行うことができ、作業工程も簡略化される利点があ
る。
粉末化する。すなわち、噴霧乾燥法、CVD、ドラム乾
燥法、凍結乾燥法等、各種乾燥法が適用できるが、コス
ト、生産性、熱覆歴による風味劣化等から、噴霧乾燥法
が好ましい。噴霧乾燥法は、特に限定するものではな
く、ノズル式、回転ディスク式等いずれの方式でも適用
できる。乾燥温度は、送風温度として120〜200℃
程度であるが130〜180℃が好ましい。また、顆粒
タイプを所望する場合、本品を流動造粒する方法が採用
できるが、熱覆歴による風味劣化が認められ加熱工程を
必要としない圧延造粒法を用いることが望ましい。本発
明の場合、食用油脂を使わないか、使っても配合量が低
いため、乳化工程を省略でき、一般の撹拌機のみで製造
を行うことができ、作業工程も簡略化される利点があ
る。
【0017】本発明の粉末マヨネーズ様調味料は、その
まま調味料として食用に供することができ、あるいは、
各種加工食品の製造において、適当な工程で調味料とし
て使用できる。
まま調味料として食用に供することができ、あるいは、
各種加工食品の製造において、適当な工程で調味料とし
て使用できる。
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明するが、これらに限定されるものではない。
く説明するが、これらに限定されるものではない。
【0018】実施例1 溶解タンク(1500リットル容)に熱水(70℃)5
00リットルを入れ、ついで脱脂粉乳110kgを加えて
充分に分散溶解後、卵黄70kgを加え、充分に分散させ
た。ついで、醸造酢(酸度12%)150kgを加えて均
一に分散させ、からし粉20kgを加えて均一に分散させ
た後、分散液を85℃まで昇温し、5分間保持した。さ
らに、食塩15kg、庶糖20kg、グルタミン酸ナトリウ
ム5kg、キサンタンガム5kg、タマリンド種子5kg、カ
ロチン色素1kg、ビタミンC0.1kg、ビタミンE0.5
kg、デキストリン(パインフロー 松谷化学製)98.4
kgを均一に分散後、45℃に冷却した。分散液を42メ
ッシュで濾過した後、送風温度140℃、排風温度85
℃、マトマイザー回転数8000rpmの条件下、スプレ
ードライヤーにて噴霧乾燥し、所望の粉末マヨネーズ様
調味料を得た。
00リットルを入れ、ついで脱脂粉乳110kgを加えて
充分に分散溶解後、卵黄70kgを加え、充分に分散させ
た。ついで、醸造酢(酸度12%)150kgを加えて均
一に分散させ、からし粉20kgを加えて均一に分散させ
た後、分散液を85℃まで昇温し、5分間保持した。さ
らに、食塩15kg、庶糖20kg、グルタミン酸ナトリウ
ム5kg、キサンタンガム5kg、タマリンド種子5kg、カ
ロチン色素1kg、ビタミンC0.1kg、ビタミンE0.5
kg、デキストリン(パインフロー 松谷化学製)98.4
kgを均一に分散後、45℃に冷却した。分散液を42メ
ッシュで濾過した後、送風温度140℃、排風温度85
℃、マトマイザー回転数8000rpmの条件下、スプレ
ードライヤーにて噴霧乾燥し、所望の粉末マヨネーズ様
調味料を得た。
【0019】実施例2 溶解タンク(1500リットル容)に熱水(70℃)4
80リットルを入れ、アビセル(旭化成製)20kgを加
えて充分に分散溶解後、脱脂粉乳110kgを加え、充分
に分散溶解後、卵黄70kgを加え充分に分散させた。つ
いで、醸造酢(酸度12%)150kgを加えて均一に分
散させ、からし粉20kgを加えて均一に分散させた後、
分散液を85℃まで昇温し、5分間保持した。さらに、
食塩15kg、庶糖20kg、グルタミン酸ナトリウム5k
g、キサンタンガム5kg、タマリンド種子5kg、カロチ
ン色素1kg、ビタミンC0.1kg、ビタミンE0.5kg、
デキストリン(パインフロー 松谷化学製)98.4kgを
均一に分散後、45℃に冷却した。分散液を42メッシ
ュで濾過した後、送風温度140℃、排風温度85℃、
マトマイザー回転数8000rpmの条件下、スプレード
ライヤーにて噴霧乾燥し、所望の粉末マヨネーズ様調味
料を得た。
80リットルを入れ、アビセル(旭化成製)20kgを加
えて充分に分散溶解後、脱脂粉乳110kgを加え、充分
に分散溶解後、卵黄70kgを加え充分に分散させた。つ
いで、醸造酢(酸度12%)150kgを加えて均一に分
散させ、からし粉20kgを加えて均一に分散させた後、
分散液を85℃まで昇温し、5分間保持した。さらに、
食塩15kg、庶糖20kg、グルタミン酸ナトリウム5k
g、キサンタンガム5kg、タマリンド種子5kg、カロチ
ン色素1kg、ビタミンC0.1kg、ビタミンE0.5kg、
デキストリン(パインフロー 松谷化学製)98.4kgを
均一に分散後、45℃に冷却した。分散液を42メッシ
ュで濾過した後、送風温度140℃、排風温度85℃、
マトマイザー回転数8000rpmの条件下、スプレード
ライヤーにて噴霧乾燥し、所望の粉末マヨネーズ様調味
料を得た。
【0020】実施例3 溶解タンク(1500リットル容)に熱水(70℃)5
00リットルを入れ、ついで脱脂粉乳110kgを加えて
充分に分散溶解後、卵黄70kgを加え、充分に分散させ
た。ついで、醸造酢(酸度12%)150kgを加えて均
一に分散させ、からし粉20kg、食塩15kg、庶糖20
kg、グルタミン酸ナトリウム5kg、キサンタンガム5k
g、タマリンド種子5kg、カロチン色素1kg、ビタミン
C0.1kg、ビタミンE0.5kg、デキストリン(パイン
フロー 松谷化学製)98.4kgを均一に分散後、45℃
に冷却した。分散液を42メッシュで濾過した後、送風
温度140℃、排風温度85℃、マトマイザー回転数8
000rpmの条件下、スプレードライヤーにて噴霧乾燥
し、所望の粉末マヨネーズ様調味料を得た。
00リットルを入れ、ついで脱脂粉乳110kgを加えて
充分に分散溶解後、卵黄70kgを加え、充分に分散させ
た。ついで、醸造酢(酸度12%)150kgを加えて均
一に分散させ、からし粉20kg、食塩15kg、庶糖20
kg、グルタミン酸ナトリウム5kg、キサンタンガム5k
g、タマリンド種子5kg、カロチン色素1kg、ビタミン
C0.1kg、ビタミンE0.5kg、デキストリン(パイン
フロー 松谷化学製)98.4kgを均一に分散後、45℃
に冷却した。分散液を42メッシュで濾過した後、送風
温度140℃、排風温度85℃、マトマイザー回転数8
000rpmの条件下、スプレードライヤーにて噴霧乾燥
し、所望の粉末マヨネーズ様調味料を得た。
【0021】実施例1〜3の粉末マヨネーズ様調味料お
よび市販のマヨネーズ粉末の粉末状態(流動性)、風
味、壁内の付着について以下のとおり試験した。 粉末状態(流動性) ◎:流動性の良好な粉末 ○:流動性の概ね良好な粉末 △:やや流動性の悪い粉末 ×:流動性の悪い粉末 風味 ◎:非常に良好なマヨネーズ風味を有する ○:良好なマヨネーズ風味を有する △:マヨネーズ風味にやや欠ける ×:マヨネーズ風味に欠ける 壁内の付着 ◎:付着なく、生産性が極めて良好 ○:付着は認められるが生産性に問題ない △:付着が認められ生産性にやや問題がある ×:著しく付着し、生産性が非常に悪い 結果を表1に示す。
よび市販のマヨネーズ粉末の粉末状態(流動性)、風
味、壁内の付着について以下のとおり試験した。 粉末状態(流動性) ◎:流動性の良好な粉末 ○:流動性の概ね良好な粉末 △:やや流動性の悪い粉末 ×:流動性の悪い粉末 風味 ◎:非常に良好なマヨネーズ風味を有する ○:良好なマヨネーズ風味を有する △:マヨネーズ風味にやや欠ける ×:マヨネーズ風味に欠ける 壁内の付着 ◎:付着なく、生産性が極めて良好 ○:付着は認められるが生産性に問題ない △:付着が認められ生産性にやや問題がある ×:著しく付着し、生産性が非常に悪い 結果を表1に示す。
【0022】
【表1】 実施例1 実施例2 実施例3 X社マヨネーズ粉末 粉末状態 ○ ◎ ○ △ 〜 ○ (流動性) 風 味 ◎ ◎ ○ △ 〜 ○ 壁内の付着 ○ ◎ ○ −
【0023】実施例4 3mm厚にスライスしたじゃがいもをサラダ油にて180
℃でフライした後、フライ品100gに対して、実施例
2によって得られた粉末マヨネーズ様調味料5gをまぶ
し、冷却することにより、非常にマヨネーズ風味良好な
ポテトチップスを得た。
℃でフライした後、フライ品100gに対して、実施例
2によって得られた粉末マヨネーズ様調味料5gをまぶ
し、冷却することにより、非常にマヨネーズ風味良好な
ポテトチップスを得た。
【0024】実施例5 実施例2によって得られた粉末マヨネーズ様調味料30
kg、食塩8kg、グルタミン酸ナトリウム15kg、乳糖4
0kg、デキストリン7kgを均一混合した後、乾式造粒機
(大塚鉄工所製)にて、ロール圧力100kg/cm2、ロ
ールクリアランス0.4mmにて圧延造粒を行った後、オ
シレーター(菊水製作所製)にてスクリーン10メッシ
ュを用い整粒後、バイブシフターにて42メッシュで篩
過することにより、非常にマヨネーズ風味良好なマヨネ
ーズ風味ふりかけを得た。
kg、食塩8kg、グルタミン酸ナトリウム15kg、乳糖4
0kg、デキストリン7kgを均一混合した後、乾式造粒機
(大塚鉄工所製)にて、ロール圧力100kg/cm2、ロ
ールクリアランス0.4mmにて圧延造粒を行った後、オ
シレーター(菊水製作所製)にてスクリーン10メッシ
ュを用い整粒後、バイブシフターにて42メッシュで篩
過することにより、非常にマヨネーズ風味良好なマヨネ
ーズ風味ふりかけを得た。
【0025】実施例6 実施例2によって得られた粉末マヨネーズ様調味料50
kg、食塩10kg、乳糖20kg、粉末酢5kg、セロリシー
ドパウダー1kg、人参3kg、トマトパウダー2kg、グル
タミン酸ナトリウム9kgを均一混合した後、乾式造粒機
(大塚鉄工所製)にて、ロール圧力100kg/cm2、ロ
ールクリアランス0.4mmにて圧延造粒を行った後、オ
シレーター(菊水製作所製)にてスクリーン12メッシ
ュを用い整粒後、バイブシフターにて42メッシュで篩
過することにより、非常にマヨネーズ風味良好なインス
タント顆粒ドレッシングが得られた。
kg、食塩10kg、乳糖20kg、粉末酢5kg、セロリシー
ドパウダー1kg、人参3kg、トマトパウダー2kg、グル
タミン酸ナトリウム9kgを均一混合した後、乾式造粒機
(大塚鉄工所製)にて、ロール圧力100kg/cm2、ロ
ールクリアランス0.4mmにて圧延造粒を行った後、オ
シレーター(菊水製作所製)にてスクリーン12メッシ
ュを用い整粒後、バイブシフターにて42メッシュで篩
過することにより、非常にマヨネーズ風味良好なインス
タント顆粒ドレッシングが得られた。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、以下に示す特徴を有す
る粉末マヨネーズ様調味料を製造することができ、かつ
風味のすぐれた粉末マヨネーズ様調味料が得られる。 (1)脂肪含有量が少ないため、酸化に対して安定で長
期間安定した品質となる。 (2)脂肪含有量が少ないため、物性上サラッとしてダ
マを生じることなく流動性にすぐれている。かくして、
本発明の粉末マヨネーズ様調味料は他の原料と均一に混
ぜることが可能で汎用性が非常に高まった。すなわち、
本発明の粉末マヨネーズ様調味料は、スナック菓子(例
えば、ポテトチップス)、おかき、あられ、ふりかけ、
おにぎりの素、麺用調味料(例えば、ラーメン、スパゲ
ッティー、焼きソバ等)、サラダ用粉末ドレッシング、
冷凍食品(例えば、コロッケ、魚フライ等)、菓子パン
および調理パン等の原料として、汎用性の高い乾燥粉末
マヨネーズ用調味料である。 (3)加熱工程を加えることにより、脂肪含有量が少な
いにもかかわらず、良好なマヨネーズ風味を有する。 (4)微結晶セルロースを添加することにより生産上の
向上、たとえば噴霧乾燥における機内への付着が低減さ
れ収率が向上すると共に、高温で乾燥するにもかかわら
ず、醸造酢等の飛散が少なく良好なマヨネーズ風味を保
持できる。
る粉末マヨネーズ様調味料を製造することができ、かつ
風味のすぐれた粉末マヨネーズ様調味料が得られる。 (1)脂肪含有量が少ないため、酸化に対して安定で長
期間安定した品質となる。 (2)脂肪含有量が少ないため、物性上サラッとしてダ
マを生じることなく流動性にすぐれている。かくして、
本発明の粉末マヨネーズ様調味料は他の原料と均一に混
ぜることが可能で汎用性が非常に高まった。すなわち、
本発明の粉末マヨネーズ様調味料は、スナック菓子(例
えば、ポテトチップス)、おかき、あられ、ふりかけ、
おにぎりの素、麺用調味料(例えば、ラーメン、スパゲ
ッティー、焼きソバ等)、サラダ用粉末ドレッシング、
冷凍食品(例えば、コロッケ、魚フライ等)、菓子パン
および調理パン等の原料として、汎用性の高い乾燥粉末
マヨネーズ用調味料である。 (3)加熱工程を加えることにより、脂肪含有量が少な
いにもかかわらず、良好なマヨネーズ風味を有する。 (4)微結晶セルロースを添加することにより生産上の
向上、たとえば噴霧乾燥における機内への付着が低減さ
れ収率が向上すると共に、高温で乾燥するにもかかわら
ず、醸造酢等の飛散が少なく良好なマヨネーズ風味を保
持できる。
Claims (10)
- 【請求項1】 有機酸類およびタンパク質素材を含有し
てなる粉末マヨネーズ様調味料。 - 【請求項2】 さらに香辛料類を含有してなる請求項1
記載の粉末マヨネーズ様調味料。 - 【請求項3】 さらに増粘剤を含有してなる請求項1ま
たは2記載の粉末マヨネーズ様調味料。 - 【請求項4】 さらに微結晶セルロースを含有してなる
請求項1〜3いずれか1項記載の粉末マヨネーズ様調味
料。 - 【請求項5】 タンパク質素材が、卵および脱脂粉乳の
少なくとも1種である請求項1〜4いずれか1項記載の
粉末マヨネーズ様調味料。 - 【請求項6】 脂肪含量が0.5〜16重量%である請
求項1〜5いずれか1項記載の粉末マヨネーズ様調味
料。 - 【請求項7】 有機酸類およびタンパク質素材を含有し
てなる分散液を加熱した後、乾燥することを特徴とする
粉末マヨネーズ様調味料の製造法。 - 【請求項8】 分散液が、さらに香辛料類を含有してな
る分散液である請求項7記載の粉末マヨネーズ様調味料
の製造法。 - 【請求項9】 分散液が、さらに増粘剤を含有してなる
分散液である請求項7または8記載の粉末マヨネーズ様
調味料の製造法。 - 【請求項10】 分散液が、さらに微結晶セルロースを
含有してなる分散液である請求項7〜9いずれか1項記
載の粉末マヨネーズ様調味料の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6198370A JPH0856608A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 粉末マヨネーズ様調味料およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6198370A JPH0856608A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 粉末マヨネーズ様調味料およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0856608A true JPH0856608A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16389987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6198370A Pending JPH0856608A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 粉末マヨネーズ様調味料およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0856608A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007228846A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Masato Maeda | 甘味誘導物質 |
JP2010051191A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Q P Corp | 酸性水中油型乳化食品およびその用途 |
JP2011177151A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Q P Corp | 味付き固形食品の製造方法 |
JP2012000104A (ja) * | 2010-05-18 | 2012-01-05 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 油脂含有粒状食品 |
JP2015226512A (ja) * | 2014-06-02 | 2015-12-17 | キユーピー株式会社 | 酸性水中油型乳化調味料 |
CN110859271A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-03-06 | 四川白家食品产业有限公司 | 一种咸蛋黄拌面的制作方法 |
US20200383365A1 (en) * | 2020-06-08 | 2020-12-10 | Sayedalireza Moosavi | Mayonnaise powder composition and method of making a food product using the same |
JP2021151214A (ja) * | 2020-03-25 | 2021-09-30 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 分散化した結晶セルロース及びその製造方法 |
CN115462516A (zh) * | 2022-08-04 | 2022-12-13 | 华中农业大学 | 一种咸蛋黄风味调味料及其制备方法 |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP6198370A patent/JPH0856608A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007228846A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Masato Maeda | 甘味誘導物質 |
JP4544633B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2010-09-15 | 正人 前田 | 甘味誘導物質 |
JP2010051191A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Q P Corp | 酸性水中油型乳化食品およびその用途 |
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US20200383365A1 (en) * | 2020-06-08 | 2020-12-10 | Sayedalireza Moosavi | Mayonnaise powder composition and method of making a food product using the same |
CN115462516A (zh) * | 2022-08-04 | 2022-12-13 | 华中农业大学 | 一种咸蛋黄风味调味料及其制备方法 |
CN115462516B (zh) * | 2022-08-04 | 2023-08-25 | 华中农业大学 | 一种咸蛋黄风味调味料及其制备方法 |
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