JPS587628Y2 - 放電灯用安定器 - Google Patents
放電灯用安定器Info
- Publication number
- JPS587628Y2 JPS587628Y2 JP13423878U JP13423878U JPS587628Y2 JP S587628 Y2 JPS587628 Y2 JP S587628Y2 JP 13423878 U JP13423878 U JP 13423878U JP 13423878 U JP13423878 U JP 13423878U JP S587628 Y2 JPS587628 Y2 JP S587628Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- ballast
- coil
- insulating plate
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、放電灯用安定器として、その必要部品である
絶縁板及び端子板を、板材料の歩留り向上と節減を可能
とし、かつ同時加工形成によって工程の省略化と生産性
の向上を企図したものに関する。
絶縁板及び端子板を、板材料の歩留り向上と節減を可能
とし、かつ同時加工形成によって工程の省略化と生産性
の向上を企図したものに関する。
放電灯用安定器においては、特殊な場合を除き一般的に
はそのコイルに一端を挿止させた端子板を、コイルを囲
む鉄心の上面に重ね、端子板にリード線を半田付は等で
個定して端子とするのであるが、このさいその端子部分
の絶縁を完全とするために、端子板上部と絶縁板で被覆
する手段が行なわれる。
はそのコイルに一端を挿止させた端子板を、コイルを囲
む鉄心の上面に重ね、端子板にリード線を半田付は等で
個定して端子とするのであるが、このさいその端子部分
の絶縁を完全とするために、端子板上部と絶縁板で被覆
する手段が行なわれる。
このさい絶縁板と端子板は何れも夫々別々のプレート素
材より打抜きその他によって所要形状のもとに形成され
るのであり、絶縁板製作工程及び端子板製作工程が必要
であるし、又このさい打抜きロス部分は再利用されるこ
とがないので、これらロスの材料全量に対する比率が高
く、非経済的でもある。
材より打抜きその他によって所要形状のもとに形成され
るのであり、絶縁板製作工程及び端子板製作工程が必要
であるし、又このさい打抜きロス部分は再利用されるこ
とがないので、これらロスの材料全量に対する比率が高
く、非経済的でもある。
本考案はこのような不利をなくシ、その絶縁板と端子板
を一方の打抜きロス部分を利用して他方を同時に打抜き
形成可能としたものであり、その特徴とする処は、上下
ケース内に支持される鉄心、同鉄心内に装設されるコイ
ル、前記コイルの対応両側において鉄心の最上面に重合
されかつその一部がコイル内に挿支される一対のリード
線付設用端子板、前記端子板の上面と前記上ケースの下
面間に介入される絶縁板とから成る安定器であって、該
安定器の前記絶縁板が4辺形素材の周辺を占める4角窓
枠部材によって形成されると共に、前記一対のリード線
付設用端子板が同一4辺形素材の中央を占める一対の略
凸字型部材によって形成された点にある。
を一方の打抜きロス部分を利用して他方を同時に打抜き
形成可能としたものであり、その特徴とする処は、上下
ケース内に支持される鉄心、同鉄心内に装設されるコイ
ル、前記コイルの対応両側において鉄心の最上面に重合
されかつその一部がコイル内に挿支される一対のリード
線付設用端子板、前記端子板の上面と前記上ケースの下
面間に介入される絶縁板とから成る安定器であって、該
安定器の前記絶縁板が4辺形素材の周辺を占める4角窓
枠部材によって形成されると共に、前記一対のリード線
付設用端子板が同一4辺形素材の中央を占める一対の略
凸字型部材によって形成された点にある。
以下図示の実施例について本考案を詳述すると、第1図
は本考案実施例による素材と絶縁板及び端子板との同時
打抜き加工を示し、第2図は本考案による端子板と絶縁
板とを用いた安定器1例を示しているが、第1図におい
て1は4辺形の素材であり、2はこの素材1の4周を利
用して打抜き形成される4角窓枠部材であり、同時にこ
れが本考案の絶縁板であり、この絶縁板2の打抜き形成
によって素材1の中央部分は打抜きによる廃棄ロス部分
となるが、本考案ではこの中央ロス部分において、図示
のように略凸字型部材3,3の1対を対向状に打抜き形
成するのであり、この部材3゜3が同時に端子板3.3
となるのであり、これによって生じる素材1の打抜きロ
ス部分5,5は、図示のように1対の端子板3,3にお
ける白字型の突出頂部即ち後にコイル内への挿支部分と
なる舌片4.4の突き合せ部の両側に生じる僅少なロス
部分となるのであり、6,6はこれら1対の端子板3,
3における主体側の端子孔を示し、7,7は主体側の2
つ折り線を示している。
は本考案実施例による素材と絶縁板及び端子板との同時
打抜き加工を示し、第2図は本考案による端子板と絶縁
板とを用いた安定器1例を示しているが、第1図におい
て1は4辺形の素材であり、2はこの素材1の4周を利
用して打抜き形成される4角窓枠部材であり、同時にこ
れが本考案の絶縁板であり、この絶縁板2の打抜き形成
によって素材1の中央部分は打抜きによる廃棄ロス部分
となるが、本考案ではこの中央ロス部分において、図示
のように略凸字型部材3,3の1対を対向状に打抜き形
成するのであり、この部材3゜3が同時に端子板3.3
となるのであり、これによって生じる素材1の打抜きロ
ス部分5,5は、図示のように1対の端子板3,3にお
ける白字型の突出頂部即ち後にコイル内への挿支部分と
なる舌片4.4の突き合せ部の両側に生じる僅少なロス
部分となるのであり、6,6はこれら1対の端子板3,
3における主体側の端子孔を示し、7,7は主体側の2
つ折り線を示している。
この同時打抜形成にさいしてその寸法配置としては、図
示のようにA≧6Xでないと、端子板3における舌片4
の長さが短かく、コイルに挿支した場合抜は出るおそれ
があるのでこの点に配慮する必要力Jする。
示のようにA≧6Xでないと、端子板3における舌片4
の長さが短かく、コイルに挿支した場合抜は出るおそれ
があるのでこの点に配慮する必要力Jする。
本考案による絶縁板2と端子板3,3を用いた放電灯用
安定器の1例を第2図に示す。
安定器の1例を第2図に示す。
即ち図例ではその4角窓枠形の絶縁板2を外して示して
いるが、図において8は安定器の下ケース、9は鉄心、
10は鉄心9内に装設されるコイル、11は上ケースで
あり、端子板3,3は図例のようにコイル10の両側に
おいて、鉄心9の最上面に重合されると共に第1図で示
した舌片4,4がコイル内に挿支され、その端子孔6,
6にはリード線12.12が半田付は固定されており、
尚コイル側の目出線も図示省略しであるが予しめこの端
子孔6,6側に半田付は固定されていることは既知の通
りである。
いるが、図において8は安定器の下ケース、9は鉄心、
10は鉄心9内に装設されるコイル、11は上ケースで
あり、端子板3,3は図例のようにコイル10の両側に
おいて、鉄心9の最上面に重合されると共に第1図で示
した舌片4,4がコイル内に挿支され、その端子孔6,
6にはリード線12.12が半田付は固定されており、
尚コイル側の目出線も図示省略しであるが予しめこの端
子孔6,6側に半田付は固定されていることは既知の通
りである。
このさい従来はこの端子板3,3コイル10の上面に上
ケース11が下ケース8側の係止爪13等で被覆される
が、これではその端子部分14.14が露出して、他物
との接触その他のトラブルが生じるので、端子板3.3
上ケース11の下面の間に、絶縁板2を介入させて、上
ケース11の固定により共に固定することになる。
ケース11が下ケース8側の係止爪13等で被覆される
が、これではその端子部分14.14が露出して、他物
との接触その他のトラブルが生じるので、端子板3.3
上ケース11の下面の間に、絶縁板2を介入させて、上
ケース11の固定により共に固定することになる。
このさい絶縁板2はその4角窓枠形状により、その窓孔
2a内にコイル10の凸出部分が嵌り込んで絶縁板2は
横移動を阻止され、かつ上ケース11の4周における平
担な取付周縁11 aの下面に密着して安定な絶縁被覆
を行なうことになる。
2a内にコイル10の凸出部分が嵌り込んで絶縁板2は
横移動を阻止され、かつ上ケース11の4周における平
担な取付周縁11 aの下面に密着して安定な絶縁被覆
を行なうことになる。
本考案によれば、この安定器製作に当って必要な部品で
ある絶縁板2と端子板3,3が、絶縁板2の打抜き形成
と同時に、その打抜きによって生じる廃棄ロス部分を巧
みに活用して得られることにより、素材材料の歩留り向
上、端子板用材料の不要による材料の節減、絶縁板及び
端子板の1工程による同時製作による生産性の向上も得
られるのであり、きわめて利点大である。
ある絶縁板2と端子板3,3が、絶縁板2の打抜き形成
と同時に、その打抜きによって生じる廃棄ロス部分を巧
みに活用して得られることにより、素材材料の歩留り向
上、端子板用材料の不要による材料の節減、絶縁板及び
端子板の1工程による同時製作による生産性の向上も得
られるのであり、きわめて利点大である。
第1図は本考案による絶縁板、端子枠実施例の平面図、
第2図は同放電灯用安定器1−例の斜面図である。 1・・・・・・4辺形素材、2・・・・・・絶縁板(4
角窓枠部材)、3.3・・・・・・端子板(略凸字型部
材)、4・・・・・・舌片、5・・・・・・ロス部分、
6・・・・・・端子孔、8・・・・・・下ケース、9・
・・・・・鉄心、10・・・・・・コイル、11・・・
・・・上ケース、12・・・・・・リード線。
第2図は同放電灯用安定器1−例の斜面図である。 1・・・・・・4辺形素材、2・・・・・・絶縁板(4
角窓枠部材)、3.3・・・・・・端子板(略凸字型部
材)、4・・・・・・舌片、5・・・・・・ロス部分、
6・・・・・・端子孔、8・・・・・・下ケース、9・
・・・・・鉄心、10・・・・・・コイル、11・・・
・・・上ケース、12・・・・・・リード線。
Claims (1)
- 上下ケース内に支持される鉄心、同鉄心内に装設される
コイル、前記コイルの対応両側において鉄心の最上面に
重合されかつその一部がコイル内に挿支される一対のリ
ード線付設用端子板、前記端子板の上面と前記上ケース
の下面間に介入される絶縁板とから成る安定器であって
、該安定器の前記絶縁板が4辺形素材の周辺を占める4
角窓枠部材によって形成されると共に、前記一対のリー
ド線付設用端子板が同一4辺形素材の中央を占める一対
の略凸字型部材によって形成されたことを特徴とする放
電灯用安定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13423878U JPS587628Y2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 放電灯用安定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13423878U JPS587628Y2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 放電灯用安定器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5549575U JPS5549575U (ja) | 1980-03-31 |
JPS587628Y2 true JPS587628Y2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=29103437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13423878U Expired JPS587628Y2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 放電灯用安定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587628Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6974580B2 (ja) * | 2018-10-05 | 2021-12-01 | 株式会社タムラ製作所 | コイル部品 |
-
1978
- 1978-09-29 JP JP13423878U patent/JPS587628Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5549575U (ja) | 1980-03-31 |
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