JPS5870782A - 合成繊維の染色方法 - Google Patents

合成繊維の染色方法

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JPS5870782A
JPS5870782A JP56166405A JP16640581A JPS5870782A JP S5870782 A JPS5870782 A JP S5870782A JP 56166405 A JP56166405 A JP 56166405A JP 16640581 A JP16640581 A JP 16640581A JP S5870782 A JPS5870782 A JP S5870782A
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JP
Japan
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fibers
dyeing
synthetic fibers
fabric
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP56166405A
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English (en)
Inventor
嶋田 幸二郎
山口 達郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はすぐれ九均染性を有する合成繊維の染色方法に
@するものである。。
合成繊維例えばポリ・エステルやポリプロピレン系繊維
等紘疎水性であって、木綿や再生繊維に比べて吸水性が
著しく劣っている。そのために高密度の薄地繊編物を連
続的に染色する場合、染料を均一に繊維表面に付着させ
るこ・とが困難となシ、染色後の外観は斑のために着し
く品位が損われる。
本発明者らは、従来の欠点を改良するべく、繊維の吸水
性に着目し、本発明に到達したものである。
即ち1本発明は繊維1m!頁において繊維軸方向に連続
する少なくとも1この凹部を有する合成繊維で構成され
てなる布帛に、100センチポイズ以上の粘度を有する
染色液を付与した後、必要に応じて乾燥し、続い・て乾
熱又状湿熱処理することを特徴とする合成繊維の染色方
法である。
零発1jliKおける繊維の吸水性とは、分子構造上は
疎水性であ夛、いわゆる自己吸湿力を有さないが、繊維
の形状面において吸水性を有することをいう。
吸水性は以下の方法によって測定される。すなわち、繊
維を綿、糸、織物あるいは不織布状にして表面に水滴を
滴下したときのぬれ部分の拡がりの大小、あるいは織物
部を水に浸漬したのち遠心分離機にかけ、余分の水分を
除去したあとの残存水分量の多少を測定する。更に必要
ならば水の吸上は速度をみることによっても判断するこ
とができる。これらの現象を比較観察した結果、本発明
の繊維は従来の疎水性合成繊維に比べ非常に大きな吸水
性を有することが認められた。
従来、高密度の薄地織物たとえばタックあるいは羽二重
などの染色仕上加工はバッチ式で行なわれており、拡布
状で連続的に染色することはできなかった。この理由は
繊維の吸水性が低いため、染料を含む水溶液が繊維表面
あるいは織物内部へ均一に拡散せず、熱処理工程におけ
る発色段階で包理にな−るという欠点があったためであ
る。そのためやむを得ずバッチ式で染色せざるをえなか
ったのである。しかし、高い吸水性を有する興産断面繊
維を用い、かつ粘性の高−染色液を織物に付与させると
とKより、従来不可能であった高密度薄地織物の連続的
な染色が可能となつ九。
本発明でいう繊維表面に少なくとも1この凹部を有する
繊維とは通常の丸断面や三角断面あるいは中空断面社含
まれない。凹部の数としては1〜SS度で充分初期の目
的を達成できる。
凹部の果す役割については正確に把握してぃな−が、一
種の毛管現象によシその凹部にすみゃかに染料を含む水
溶液が吸引され、繊維表面が抱水せしめられ、その結果
染料が繊維に均一に付着せ・しめられることにあるもの
と推定される。
本発9I!KM−iる繊維はアルカリなどで表面処理す
ることでぬれやすさを更に向上せしめることもできる。
更に繊維′を仮撚加工することにより、ぬれを更に向上
せしめることができる。
本発明でいう繊維表面に少なくとも1この凹部を有する
繊維の抱水量を測定する場合、繊維、糸又紘織物5tを
水に5分間浸漬し友後、遠心分離機にかけ、1500G
で10分間遠心分離し、次いで処理後の水分を測定し、
繊維重量に対する百分率を抱水率として表示した。
通常の疎水性合成繊維の抱水率は高々8%程度であるが
、本発明の繊維の抱水率は少なくと412%以上、通常
はla%以上の値を示す。最も好ましい形状の繊維では
16〜17%の値を示した。な゛お、同じ測定方法で木
を綿は17%の値を示した。
本qF!Aに使用できる合成繊維とは20℃、65チR
H時での水分率が5−以下のものであって〈例えばポリ
エステル、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオ
レフィン、ナイロン、アクリル、ポリ塩化ビニル、ビニ
リデンなどが含まれるが、とくに水分率が2%以下でし
かも溶融紡糸して得られるポリエステルやポリプロピレ
ン、ポリエチレンなどが最も好ましい。ここでいうポリ
エステルとは、テレフタル酸と炭素数2〜4の脂肪族ジ
オール、l、4へキサメゾレンジメタノール、ナフタリ
ンジカルボン酸などからなる芳香族ポリエステルをさす
が、この他にこれらに20モルチ以下の第3成分を共重
合したものでもよい。共重合成分としてはイソフタル酸
、ナフタリンシカルギン酸、スルホイソフタル酸などの
芳香族ジカルボン酸、p−オキ、シ安息1ffi、 p
−β−オキシエトキシ安息香酸などのオキシカルボン酸
、アジピン酸、セパチン酸などの脂肪族ジカルボン酸、
シクロヘキサンジカルホン酸などの脂環式ジカルボンl
1%1.3プロパンジオール、 1.4ブタンジオール
、1,6ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールな
どの脂肪族ジオール、ペンタエリスリトール、ポリエチ
レングリコール、ポリブチレングリコール、メトキシポ
リエチレングリコールなト従来知られている化合物があ
る。本発明の繊維には、従来全知のつや消し剤、添加剤
、触媒、着色剤、改質剤などを含むことが出来る。本発
明の繊維としては通常2〜50程度のデニールのものが
適当であるが、必ずしもこれらに限定されない。
デニールは用途に応じて選定される。
これらの合成繊維で構成される布帛とは、織物、編物あ
るいは不織布などのいずれでもよく、特に限定されない
が、本発明ゴ特に顕著な効果を奏するのは、目付が50
〜150 f/rr?の薄地織物であシ、羽二重、タッ
クなど密度の高い平織物である。
これらの布帛を連続的に染色処理する場合、織物を拡布
状にして染色液に含浸した後、加圧ロールで適度な絞り
率で絞った後、熱処理によって発色させる。
染色液の粘度は100センチボイズ以上が必要である。
100センチボイズ未満では染色液のマイグレーション
により染料の付着斑を生じる。
染色液の特に好適な粘度は1000〜5000センチボ
イズである。
染色液の粘度を調整するには小麦澱粉、米ぬか、トラガ
ントゴム、アルギン酸ノーグー、O−カストビーンガム
、メチルセルロース0.カルボキシメチルセルロース、
ナフカクリスタルガム、ホリヒニルアルコール、ポリ酢
酸ビニル。
ポリアクリル酸ソーダー等の天然糊料、半合成糊料1合
成糊料を添加すればよい。
かくして染色液を付着させた後、一般には加圧ローラー
にて均一に絞る。加圧ローラーの圧力は一般に2〜6K
r/−で絞シ車は40〜100チの範囲が好ましい。
加熱処理方法としては以下のごとき方法を用いる仁とが
できる。
(1)乾熱法:100〜220℃の乾熱雰囲気中で30
秒〜20分間加熱する方法。
(2)蒸熱法:100〜130℃の飽和水蒸気雰囲気中
で5〜40分間加熱する方法。
(3)過熱蒸熱法=130〜200℃の゛過熱水蒸気雰
囲気中で5〜30分間加熱する方法。
なかでも特K(1)の乾熱法が本発明にとって好適であ
る。
以下に実施例によシ本発明を具体的に例示する。抱水率
は第5頁に記載し九測定法で測定し友値であシ、染色後
の外観は肉眼観察により条斑、イラツキ等を判定した。
実施例1〜4 ポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸し、第1表に示
した実施例1〜4の断面形状の繊維(50デニール/2
4フイラメント)を用いて、タフタ織物(経密度7′5
本/&79個、緯密度136本/a79eM)を製織し
た。該織物を潜水で30秒関拡布状で熱水処理し、糊抜
き後180℃にて1分間プレセットした。次いでO,1
,Dispers Blue 56のRe5oline
 Blue F B L (Bayer■社I3i )
 1oof/z。
アルギン酸ナトリウムlf/l  を含む水溶液の浴で
パッドし、マングル圧2 Kg/ d 、絞り率7゜チ
で絞つ九。該処理布を120℃で2分間予備乾燥し、次
いで200℃で1分間熱処理して発色せしめた。水洗後
、ビ誠ノールP−70(一方社油脂■製) 2 f/を
水溶液にて80℃で20分間洗浄した。得られた染色布
は条斑、イラツキが少なく良好な外観を有するものであ
った。
比較例1〜3 \ポリエチレンテレフタレートを用いて第1表に示した
比較例1〜3の丸断面、三角断面および中空断面形状の
繊維(SOデニール/24フィラメント)を作シ、経密
度75本/λ796+1、緯密度136本/ニア9信で
タフタ織物をj11!織した。
次いで実施例1と同様の処理を行なったが、得られ友染
色布は条斑およびイラツキが多く、外観が不良であつ九

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維表面において繊維軸方向に連続する少なくと
    も1この凹部を有する合成繊維で構成されてなる布帛に
    1”Goセンチポイズ以上の粘度を有する染色液を付与
    し死後、必要に応じて乾燥し、続いて乾熱又は温熱処理
    することを特徴とする合成繊維の染色方法。
  2. (2)合成繊維がポリエステル系繊維である辷とを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の谷底繊維の染色方法
  3. (3)合成繊維が12−以上の抱水量を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の合
    成繊維の染色方法。
JP56166405A 1981-10-20 1981-10-20 合成繊維の染色方法 Pending JPS5870782A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070404A (ja) * 2001-09-03 2003-03-11 Dainippon Jochugiku Co Ltd 燻煙殺虫剤及びこれを用いた燻煙方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4954680A (ja) * 1972-09-26 1974-05-28
JPS4993674A (ja) * 1973-01-16 1974-09-05
JPS5117317A (en) * 1974-07-31 1976-02-12 Kuraray Co Ikeidanmensenino boshiho

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