JPS5865255A - γ−アミノ酪酸カルシウム塩の製法 - Google Patents
γ−アミノ酪酸カルシウム塩の製法Info
- Publication number
- JPS5865255A JPS5865255A JP16374181A JP16374181A JPS5865255A JP S5865255 A JPS5865255 A JP S5865255A JP 16374181 A JP16374181 A JP 16374181A JP 16374181 A JP16374181 A JP 16374181A JP S5865255 A JPS5865255 A JP S5865255A
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- pyrrolidone
- salt
- hydrolyzed
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はγ−アミノ酪酸カルシウム塩の新規製法に関す
る。
る。
r−アミノ酪酸カルシウム塩は脳代謝・高次脳機能改善
剤として有用なホバテン酸カルシウム〔化学名: D
−(+)−4−(2,4−ジヒドロキシ−3,3−ジメ
チルブナラミド)酪酸カルシウム塩〕の合成中間体とし
て有用な化合物である。
剤として有用なホバテン酸カルシウム〔化学名: D
−(+)−4−(2,4−ジヒドロキシ−3,3−ジメ
チルブナラミド)酪酸カルシウム塩〕の合成中間体とし
て有用な化合物である。
従来、Y−アミノ酪酸カルシウム塩の製法としては、r
−アミン醋酸とカルシウムアルコラード 2− 1酸化カルシウム又は水酸化カルシウムとを反応させる
方法が知られている(特公昭4]−732号〕。しかし
ながら、該方法では1反応終了後。
−アミン醋酸とカルシウムアルコラード 2− 1酸化カルシウム又は水酸化カルシウムとを反応させる
方法が知られている(特公昭4]−732号〕。しかし
ながら、該方法では1反応終了後。
副生ないし未反応の水酸化カルシウムをろ去するのζこ
極めで長時間を要すると共に、得られると一アミノ酪酸
カルシウム塩の純度は必ずしも満足しうるものではなか
った。
極めで長時間を要すると共に、得られると一アミノ酪酸
カルシウム塩の純度は必ずしも満足しうるものではなか
った。
このような状況下1本発明者らは柚々研究を重ねた結果
1反応終了後のろ過操作が極めて容易であり、かつ高純
度のr−アミノ酪酸カルシウム塩を製造しうる方法を見
い出し本発明を完成するに至った。
1反応終了後のろ過操作が極めて容易であり、かつ高純
度のr−アミノ酪酸カルシウム塩を製造しうる方法を見
い出し本発明を完成するに至った。
すなわち9本発明は2−ピロリドンを硫酸で加水分解し
9次いでこの加水分解mWに酸化カルシウム、水酸化カ
ルシウム又は炭酸カルシウムを添加して塩形成反応させ
ることからなるr−アミノ酪酸カルシウム塩の製法であ
る。
9次いでこの加水分解mWに酸化カルシウム、水酸化カ
ルシウム又は炭酸カルシウムを添加して塩形成反応させ
ることからなるr−アミノ酪酸カルシウム塩の製法であ
る。
第1工程の加水分解反応は2−ピロリドンを硫酸に溶解
し、該溶液を加熱かく拌することlこより容易に実施す
ることができる。本反応で用いられ、−3− る硫酸としては、30〜50重カニ%のものが好ましく
、該硫酸は2−ピロリドン1モルに対し0.5〜1.5
モル用いるのが好ましい。また1本反応は100〜13
0°Cで実施するのが好ましい。かくして、r−アミノ
酪酸硫1酸塩を含有する加水分解溶液が得られる。
し、該溶液を加熱かく拌することlこより容易に実施す
ることができる。本反応で用いられ、−3− る硫酸としては、30〜50重カニ%のものが好ましく
、該硫酸は2−ピロリドン1モルに対し0.5〜1.5
モル用いるのが好ましい。また1本反応は100〜13
0°Cで実施するのが好ましい。かくして、r−アミノ
酪酸硫1酸塩を含有する加水分解溶液が得られる。
第2工程の塩形成反応は上記で得られた加水分解m液に
酸化カルシウム、水酸化カルシウム又は炭酸カルシウム
を添加し、かく拌すること番こより容易に実施すること
ができる。酸化カルシウム。
酸化カルシウム、水酸化カルシウム又は炭酸カルシウム
を添加し、かく拌すること番こより容易に実施すること
ができる。酸化カルシウム。
水酸化カルシウム又は炭酸カルシウムの添加量はり
、原料として用いた2−ピロリドン1モルに対し1〜2
モル程度が好ましい。また9本塩形成反応は50〜90
°Cで実施するのが好ましい。
モル程度が好ましい。また9本塩形成反応は50〜90
°Cで実施するのが好ましい。
上記塩形成反応により1反応混合物中にはY−アミノ醋
酸カルシウム塩と共に副生物としての硫酸カルシウム及
び酸化カルシウムもしくは水酸化カルシウムを用いた場
合にはさらに副生物乃至未反応物としての水酸化カルシ
ウムも含まれるか。
酸カルシウム塩と共に副生物としての硫酸カルシウム及
び酸化カルシウムもしくは水酸化カルシウムを用いた場
合にはさらに副生物乃至未反応物としての水酸化カルシ
ウムも含まれるか。
該混合物から副生成物及び未反応物の除去は反応特開[
]]a58−652552) 混合物をろ過することにより容易に行うことかでム塩の
みを含有する溶液を得ることができ、該溶液より溶媒を
Wt夫することにより西純IA”−アミノ醋酸カルシウ
ム塩を取得することができる。
]]a58−652552) 混合物をろ過することにより容易に行うことかでム塩の
みを含有する溶液を得ることができ、該溶液より溶媒を
Wt夫することにより西純IA”−アミノ醋酸カルシウ
ム塩を取得することができる。
」二記の如き本発明方法によれは、副生成物である硫酸
カルシウムは結晶として析出すると共に酸化カルシウム
もしくは水酸化カルシウムを用いた場合には副生物乃至
未反応物としての水酸化カルシウムは硫酸カルシウムの
結晶中に取込まれるため9反応終了後の操作を極めて円
滑かつ短時間で行′lfうことができ、しかも得られる
Y−アミノ酪酸カルシウム塩は極めて関純度であるとい
う利点が得られる。従って9本発明方法はr−アミノ醋
酸カルシウム塩の工業的製法として極めて擾れた方法で
ある。
カルシウムは結晶として析出すると共に酸化カルシウム
もしくは水酸化カルシウムを用いた場合には副生物乃至
未反応物としての水酸化カルシウムは硫酸カルシウムの
結晶中に取込まれるため9反応終了後の操作を極めて円
滑かつ短時間で行′lfうことができ、しかも得られる
Y−アミノ酪酸カルシウム塩は極めて関純度であるとい
う利点が得られる。従って9本発明方法はr−アミノ醋
酸カルシウム塩の工業的製法として極めて擾れた方法で
ある。
実施例 1
2−ピロリドン85.1Pを40車量カ硫酸220ノに
溶解し、115〜120°Cで4時間加熱か 5− く拌Aる。該溶液に炭酸カルシウム1437の水230
m1けん濁液を60〜85℃で加えて液性を中性とし、
bO〜70℃で2時間かく拌する。不溶物(硫酸カルシ
ウム]をろ別しく所要ろ過時間=2分間ノ、水で洗浄す
る。ろ液と洗液とを合わせ減圧下に水を留去することに
より、r−アミノ酪酸カルシウム塩119.0Pを結晶
として得る。
溶解し、115〜120°Cで4時間加熱か 5− く拌Aる。該溶液に炭酸カルシウム1437の水230
m1けん濁液を60〜85℃で加えて液性を中性とし、
bO〜70℃で2時間かく拌する。不溶物(硫酸カルシ
ウム]をろ別しく所要ろ過時間=2分間ノ、水で洗浄す
る。ろ液と洗液とを合わせ減圧下に水を留去することに
より、r−アミノ酪酸カルシウム塩119.0Pを結晶
として得る。
収率 97.4% ゛
M、p、 170−〜175℃(分解)IRvll”
01(cs’): 3375,3295,1610゜5
50 実施例 2 2−ピロリドン120グを40止訃チ硫酸3109に溶
解し、115〜120℃で4時間加熱か(拌する。該溶
tvに酸化カルシウム117 P (7)水320mt
けん副液を60〜80°Cで加えて液性を中性とし、6
0〜80℃で2時間か(拌する。不溶?I(硫酸カルシ
ウムと水酸化カルシウムとの混合物)をろ別しく所要ろ
過時間:;3分間)、ろ欣から減圧ドに水を’i’i’
l’去することにJミリ、γ−アミ 6− 0 収率 97.1% 氷晶の物理化学的性質は実施例1で得た標品と一致した
。
01(cs’): 3375,3295,1610゜5
50 実施例 2 2−ピロリドン120グを40止訃チ硫酸3109に溶
解し、115〜120℃で4時間加熱か(拌する。該溶
tvに酸化カルシウム117 P (7)水320mt
けん副液を60〜80°Cで加えて液性を中性とし、6
0〜80℃で2時間か(拌する。不溶?I(硫酸カルシ
ウムと水酸化カルシウムとの混合物)をろ別しく所要ろ
過時間:;3分間)、ろ欣から減圧ドに水を’i’i’
l’去することにJミリ、γ−アミ 6− 0 収率 97.1% 氷晶の物理化学的性質は実施例1で得た標品と一致した
。
実施例 :3
2−ピロリドン85.17を40重量多硫酸22()9
に溶解し、115〜120°Cで4時間加熱か(拌する
。該溶液に水酸化カルシウム105グの水230 nl
けん濁液を60〜80℃で加えて液性を中性とし、60
〜80℃で2時間か(拌する。
に溶解し、115〜120°Cで4時間加熱か(拌する
。該溶液に水酸化カルシウム105グの水230 nl
けん濁液を60〜80℃で加えて液性を中性とし、60
〜80℃で2時間か(拌する。
不溶物(硫酸カルシウムと水酸化カルシウムとの混合物
〕をろ別し、ろ液から減圧下に水を留去することにより
r−アミノ酪酸カルシウム塩118゜ログを結晶として
得る、 収率96.6’%本品の物理化学的性質は実施
例1で得た標品と一致した。
〕をろ別し、ろ液から減圧下に水を留去することにより
r−アミノ酪酸カルシウム塩118゜ログを結晶として
得る、 収率96.6’%本品の物理化学的性質は実施
例1で得た標品と一致した。
Claims (1)
- 2−ピロリドンを硫酸で加水分解し1次いでこの加水分
解液に酸化カルシウム、水酸什カルシウム又は炭酸カル
シウムを添加して塩形成反応を行なうことを特徴とする
Y−アミノ酪酸カルシウム塩の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16374181A JPS5865255A (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | γ−アミノ酪酸カルシウム塩の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16374181A JPS5865255A (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | γ−アミノ酪酸カルシウム塩の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5865255A true JPS5865255A (ja) | 1983-04-18 |
Family
ID=15779791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16374181A Pending JPS5865255A (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | γ−アミノ酪酸カルシウム塩の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5865255A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5091567A (en) * | 1989-08-25 | 1992-02-25 | Godecke Aktiengesellschaft | Process for the preparation of 1-aminomethyl-1-cyclohexaneacetic acid |
-
1981
- 1981-10-13 JP JP16374181A patent/JPS5865255A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5091567A (en) * | 1989-08-25 | 1992-02-25 | Godecke Aktiengesellschaft | Process for the preparation of 1-aminomethyl-1-cyclohexaneacetic acid |
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