JP2915515B2 - O―メチルイソ尿素硫酸塩の製造方法 - Google Patents

O―メチルイソ尿素硫酸塩の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬、農薬及び工業用薬品の中間体として
有用なO−メチルイソ尿素硫酸塩の新規な製造方法に関
し、詳しくは、O−メチルイソ尿素硫酸水素塩と遊離の
O−メチルイソ尿素とをメタノール含有の液状媒体中で
反応させることを特徴とするO−メチルイソ尿素(以
下、OMIUと略称することがある)硫酸塩の製造方法に関
する。
〔従来の技術〕
従来、OMIU硫酸塩の製造に関して、いくつかの方法が
提案されている。
例えば、“Biochimica et Biophysica Acta",第18巻
(1955年),第448頁には、結晶シアナミド(0.25モ
ル)の無水メタノール氷冷水溶液に濃硫酸(0.125モ
ル)を加え、少量の不溶分を濾過して除いてから室温で
4日間放置することによりOMIU硫酸塩の結晶を得たこと
が記載されている。
しかしながら上記提案の方法では、反応に室温で4日
間を要するなど反応速度が極めて遅く、その上、シアナ
ミドに対するOMIU硫酸塩の収率も44%と全く不十分であ
り、工業的なOMIU硫酸塩の製造方法としては採用しえな
いものであった。
また、米国特許番号第3931316号公報には、実質的に
等モル量のシアナミドとOMIU硫酸水素塩とを、必須成分
としてメタノールを含有してなる液体媒体中で、該OMIU
硫酸塩生成に要する時間、5〜40℃に保持することより
なるOMIU硫酸塩の調製方法に関して開示されている。
この方法は、公知の次のような反応式に従って生成
するOMIU硫酸水素塩を引き続きメタノール含有の液体媒
体中で反応式のようにシアナミドと反応させることに
よりOMIU硫酸塩を製造する事実上2段階反応よりなるも
のである。
しかしながら前記第2の提案でも、第2段目の反応速
度は緩慢であるため、反応時間はかなり長くなり、ま
た、シアナミドからのトータルの反応収率も十分とはい
い難い。そのためこの第2の提案では、第1段及び第2
段のOMIU硫酸水素塩及びOMIU硫酸塩分離後の母液をリサ
イクル使用することにより、それぞれOMIU硫酸水素塩及
びOMIU硫酸塩の生成収率を高めることを推奨している。
更に、この提案においても、その製造が煩雑で且つ危険
性のある結晶シアナミドの使用を前提としており、仮
に、例えば、50重量濃度などのシアナミド水溶液を用い
ると、特に第2段目の上記反応式の反応は進行せず、
代わりに次記反応式に示すような尿素生成反応が優先
してしまうという問題点があった。
〔発明の解決すべき問題点〕 本発明者等は、前記従来技術の問題点を解決して、比
較的短い反応時間で、高収率に高純度のOMIU硫酸塩を得
るべく研究を行った結果、例えば、シアナミドをメタノ
ール含有溶液中で該シアナミドとほぼ等モル量の濃硫酸
と反応させることによってOMIU硫酸水素塩を生成させ、
一方、このOMIU硫酸水素塩を、例えば、水酸化ナトリウ
ムなどのアルカリ金属の水酸化物などで中和してOMIUを
遊離化させ、次いで、該OMIU硫酸水素塩と該遊離OMIUと
をメタノール含有溶媒などの液状媒体中で反応させるこ
とにより、所期の目的を達成しうることを見出だすとと
もに、シアナミドとして前記のような問題点のある結晶
シアナミドを用いず、例えば、50重量%濃度などのシア
ナミド水溶液を用いてもかなりの高収率で目的OMIU硫酸
塩を生成しうることを見出だし、本発明を完成した。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、O−メチルイソ尿素硫酸塩の製造方法にお
いて、下記A及びB、 A. O−メチルイソ尿素硫酸水素塩、及び、 B. 上記O−メチルイソ尿素硫酸水素塩1モルに対して
0.95〜1.6モルの遊離O−メチルイソ尿素、をメタノー
ル含有の液状媒体中で反応させることを特徴とするO−
メチルイソ尿素硫酸塩の製造方法を提供するものであ
る。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明方法において用いるO−メチルイソ尿素(OMI
U)硫酸水素塩(A)は、必ずしも限定されるものでは
ないが、例えば、シアナミドと硫酸とをメタノール含有
溶媒中で反応させて得られるOMIU硫酸水素塩のメタノー
ル含有溶媒の溶液またはスラリー液が特に好適に用いら
れる。次に、この反応について説明する。
OMIU硫酸水素塩生成反応工程 この工程の反応は、前記反応式と同様に進行する。
上記のシアナミドとして結晶シアナミドを用いると、
OMIU硫酸塩生成のトータル収率の点では最も高くなる。
しかし本発明方法では、シアナミドとして必ずしも結晶
シアナミドの使用に限定されるものではなく、例えば、
特開平2−64009号公報記載の方法によるシアナミドの
メタノール溶液、すなわち、下記反応式に示すよう
に、石灰窒素のメタノール分散液中に炭酸ガスを吹き込
み、副生する固形物を濾過して除去することにより得ら
れるシアナミドのメタノール溶液を、必要に応じて濃縮
または希釈などして用いることができる。
また本発明者等の研究の結果、従来法によるシアナミ
ドの水溶液を用いても、例えば、シアナミド1モルに対
して3モル以上など、多量のメタノールの存在下では、
前記反応式のO−メチル化反応が、前記反応式の尿
素生成反応に優先し、尿素の生成が予想外に少ないこと
が見出だされ、40〜60重量%濃度のシアナミド水溶液の
使用も可能であることが判明した。
前記硫酸としては、一般に95重量%濃度以上の濃硫酸
の使用がよい。硫酸の使用量は、シアナミド1モルに対
して1.0〜1.2モルであるのがよい。
メタノールの使用量は、尿素生成反応抑制の観点か
ら、シアナミド1モルに対して2〜10モル、特には3〜
8モルであるのが好ましい。
この工程の反応方法としては、 (イ)濃硫酸とメタノールとの混合液中に結晶シアナミ
ドまたはシアナミド溶液を添加する方法、 (ロ)シアナミドのメタノール含有溶液中に濃硫酸を添
加する方法、 等を例示することができるが、(イ)の方法では、硫酸
とメタノールとの副反応(モノメチル硫酸生成反応)を
抑制するために、例えば5℃以下などの低温条件下での
反応が要求されるという問題があるので、(ロ)の方法
を採用するのが好ましい。
上記(ロ)の方法に従えば、反応温度は一般に30℃以
下、好ましくは5〜20℃であり、反応時間は反応のスケ
ールにより一概に決められないが、2〜12時間程度であ
る。
この反応工程の反応生成物は、OMIU硫酸水素塩のメタ
ノール含有溶媒の溶液、または、未溶解の該硫酸水素塩
の結晶を含んだ該溶媒のスラリー液の形態を有してい
る。該反応生成物はこのまま、または、必要に応じて濃
縮または希釈して、本発明の前記OMIU硫酸水素塩(A)
として使用することができると共に、後記するように、
遊離OMIU(B)の製造用にも使用できる。なお、該反応
生成物がスラリーの場合には、適量の水および/または
メタノールを添加して析出しているOMIU硫酸水素塩を完
全に溶解させ、均一な溶液として用いることができる。
本発明方法においては、前述の様にして得られたOMIU
硫酸水素塩(A)、及び、該OMIU硫酸水素塩1モルに対
して約当モルの遊離OMIU(B)をメタノール含有の液状
媒体中で反応させることにより、目的生成物であるOMIU
硫酸塩を製造する。
上記遊離OMIU(B)としては、特に限定されるもので
はなく、適宜な方法により得られた遊離のOMIU溶液であ
ればよいが、好ましくは、前記OMIU硫酸水素塩(A)の
溶液またはスラリー液(特に好ましくは溶液)を、該OM
IU硫酸水素塩及び生成する遊離のOMIUと好ましくない副
反応を起こすことのない適宜のアルカリ性化合物により
中和し、生ずる該アルカリ性化合物の硫酸塩を濾過によ
り除去して得られる遊離OMIUの溶液を用いるのがよい。
次にこの中和反応について説明する。
OMIU硫酸水素塩中和反応工程 この反応工程で用いるOMIU硫酸水素塩(A)の溶液ま
たはスラリー液としては、前記OMIU硫酸水素塩生成反応
工程の反応生成物であるOMIU硫酸水素塩のメタノール含
有溶媒溶液(OMIU硫酸水素塩を一般に3.1〜3.5モル/
含有)または該溶媒のスラリー液の使用が好ましい。ま
た、該反応生成物がスラリー液の場合には、前記のよう
に適量の水および/またはメタノールを添加して析出し
ているOMIU硫酸水素塩を完全に溶解させ、均一な溶液と
して用いることもできる。
また、この工程で用いることのできるアルカリ性化合
物としては、前記のように、OMIU硫酸水素塩及び生成す
る遊離OMIUと好ましくない副反応を起こすことのないも
のであることが必要であり、例えば、アルカリ金属の水
酸化物、または、アルカリ土類金属の水酸化物もしくは
酸化物等を挙げることができる。これらのアルカリ性化
合物のうち、反応性のよさ及び生成する遊離OMIU溶液の
分離操作性のよさなどの観点から、例えば、水酸化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ
金属水酸化物の使用が好ましい。
アルカリ性化合物として水酸化ナトリウムを用いる場
合、この工程の反応は次の反応式に従うものと考えら
れる。
アルカリ性化合物の使用量は、前記OMIU硫酸水素塩
(A)の溶液またはスラリー液中に含まれる水分量によ
って多少異なるが、一般に該溶液中の硫酸水素イオン1
モルに対して1.5〜2当量程度であるのがよく、前記OMI
U硫酸水素塩生成反応工程において、40〜60重量%程度
のシアナミド水溶液を用いた時は1.5〜1.9当量、結晶シ
アナミド又はシアナミドのメタノール溶液などを用いた
時は1.7〜2当量程度がよい。
この工程の反応方法としては、アルカリ性化合物のメ
タノール含有溶液中に、前記工程で得られたOMIU硫酸水
素塩(A)を添加する方法を採用するのが好ましい。
この方法に従えば、反応温度は一般に0〜30℃、好ま
しくは5〜15℃であるのがよく、反応時間は一般に、30
分〜3時間程度であるのがよい。
この反応により生ずる、例えば硫酸ナトリウムなど
の、本発明方法において好適に用いることのできるアル
カリ性化合物の硫酸塩は、メタノール過剰の条件下では
ある程度の水の存在下においてもその殆どが析出するの
で、この析出物を濾過して分離することにより容易に遊
離OMIUのメタノール含有溶液を製造することができる。
この反応工程で得られる遊離OMIUのメタノール含有溶
液は、その溶液中に遊離OMIUを通常0.8〜1.4モル/含
有している。該溶液はこのまま、又は、必要に応じて濃
縮して、後記するOMIU硫酸塩生成反応工程に使用するこ
とができる。
本発明方法においては、このようにして得られた遊離
OMIU(B)の溶液を、前記OMIU硫酸水素塩(A)の溶液
またはスラリー液と反応させることにより、本発明方法
の目的物であるOMIU硫酸塩を生成させる。次にこの反応
について説明する。
OMIU硫酸塩生成反応工程 この工程の反応は、次の反応式に従うものと考えら
れる。
この反応工程においては、OMIU硫酸水素塩(A)の溶
液として、前記OMIU硫酸水素塩生成反応工程で得られる
OMIU硫酸水素塩のメタノール含有溶液の使用が好まし
く、また、遊離OMIU(B)の溶液として、前記OMIU硫酸
水素塩中和反応工程で得られた遊離OMIUのメタノール含
有溶液の使用が好ましい。
また、前記遊離OMIU(B)の使用量は、前記OMIU硫酸
水素塩(A)に対して約等モルとなるような量、すなわ
ち、該OMIU硫酸水素塩1モルに対して、該遊離OMIU0.95
〜1.5モル程度の量であるのがよい。
この工程の反応方法としては、特に限定されるもので
はないが、例えば、OMIU硫酸水素塩のメタノール含有溶
液の中に、遊離OMIUのメタノール含有溶液を添加する方
法が好適に採用できる。なお、この場合の液体媒体は、
該OMIU硫酸水素塩を溶解しているメタノール含有溶媒で
ある。このように、本発明方法における液状媒体として
は、OMIU硫酸水素塩を溶解しているメタノール含有溶
媒、例えば、メタノール−水混合溶媒でよい。
反応温度は一般に−10〜20℃、好ましくは0〜10℃、
反応時間は一般に、30分〜1時間程度であるのがよい。
本発明方法の目的物であるOMIU硫酸塩は、メタノール
に対する溶解度が小さいので、反応の進行に伴って析出
してくる。従って反応終了後、析出している結晶を濾別
して乾燥することによりOMIU硫酸塩を得ることができ
る。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を一層詳細に説明する。
実施例1 (1)OMIU硫酸水素塩生成反応 500mlの撹拌装置、温度計及び原料投入装置を付けた
3ツ口フラスコに、メタノール128g(約4モル)及び結
晶シアナミド(純度98重量%、約1モル)を入れて撹拌
溶解した後、撹拌しながら、0〜10℃の条件下に98重量
%濃度の濃硫酸110g(約1.1モル)を約3時間かけて滴
下して反応させて、OMIU硫酸水素塩(A)のメタノール
含有溶媒のスラリー液281gを得た。このスラリー液中に
は0.95モルのOMIU硫酸水素塩(反応収率95%)が含まれ
ていた。
(OMIU硫酸水素塩濃度:3.38モル/) (2)OMIU硫酸水素塩生成反応 (1)と同様な装置に、メタノール210g(約6.6モ
ル)及び水酸化ナトリウム53g(純度99重量%、約1.32
モル)を入れて撹拌溶解した後、撹拌しながら、0〜5
℃の条件下に、(1)で作成したスラリー液169gを約60
分間かけて滴下して反応させる。次いで析出物(硫酸ナ
トリウム)を濾別してメタノール50gで洗浄し、この洗
浄液と濾液を合わせることにより、遊離OMIUのメタノー
ル含有溶液352gを得た。この溶液中には0.51モルのOMIU
が含まれていた。
(遊離OMIU濃度:約1.45モル/) (3)OMIU硫酸塩生成反応 1の撹拌装置、温度計及び原料投入装置を付けた3
ツ口フラスコに、(2)で作成した溶液352g(遊離OMIU
0.51モル含有)を入れ、撹拌しながら、0〜15℃の条件
下に、(1)で作成したスラリー液112g(OMIU硫酸水素
塩0.38モル、硫酸0.065モル含有)を約30分間かけて滴
下して反応させ、析出した結晶を濾過し、乾燥してOMIU
硫酸塩98.5g(純度約99重量%、約0.4モル)を得た。原
料のシアナミドに対する収率は約80%であった。
実施例2 (1)OMIU硫酸水素塩生成反応 実施例1において用いたと同様の装置に、メタノール
128g(約4モル)及び50重量%濃度のシアナミド水溶液
84g(約1モル)を入れて撹拌溶解した後、撹拌しなが
ら、0〜10℃の条件下に98重量%濃度の濃硫酸110g(約
1.1モル)を約3時間かけて滴下して反応させて、OMIU
硫酸水素塩のメタノール含有溶液322gを得た。この溶液
中には0.85モルのOMIU硫酸水素塩(反応収率85%)及び
0.15モルの尿素が含まれていた。
(OMIU硫酸水素塩濃度:3.17モル/) (2)遊離OMIU生成反応 (1)と同様な装置に、メタノール266g(約8.2モ
ル)及び水酸化ナトリウム66g(純度99重量%、約1.64
モル)を入れて撹拌溶解した後、撹拌しながら、0〜5
℃の条件下に、(1)で作成した溶液196gを約60分間か
けて滴下して反応させる。次いで析出物(硫酸ナトリウ
ム)を濾別してメタノール129gで洗浄し、この洗浄液と
濾液を合わせることにより、遊離OMIUのメタノール含有
溶液528gを得た。この溶液中には0.52モルのOMIUが含ま
れていた。
(遊離OMIU濃度:約0.9モル/) (3)OMIU硫酸塩生成反応 1の撹拌装置、温度計及び原料投入装置を付けた3
ツ口フラスコに、(2)で作成した溶液528g(遊離OMIU
0.52モル含有)を入れ、撹拌しながら、0〜15℃の条件
下に、(1)で作成した溶液126g(OMIU硫酸水素塩0.33
モル、硫酸0.10モル含有)を約30分間かけて滴下して反
応させ、析出した結晶を濾過し、乾燥してOMIU硫酸塩86
g(純度約99重量%、約0.35モル)を得た。原料のシア
ナミドに対する収率は約70%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭52−24007(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 275/70,273/02 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】O−メチルイソ尿素硫酸塩の製法におい
    て、下記A及びB、 A. O−メチルイソ尿素硫酸水素塩、及び、 B. 上記O−メチルイソ尿素硫酸水素塩1モルに対し
    て、0.95〜1.6モルの遊離O−メチルイソ尿素、 をメタノール含有の液状媒体中で反応させることを特徴
    とするO−メチルイソ尿素硫酸塩の製法。
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JP2023101031A (ja) * 2020-04-09 2023-07-20 三井化学クロップ&ライフソリューション株式会社 O-メチルイソ尿素硫酸塩の改良された製造方法
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