JPS59227844A - アミノマロンアミドの製造法 - Google Patents

アミノマロンアミドの製造法

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JPS59227844A
JPS59227844A JP10271083A JP10271083A JPS59227844A JP S59227844 A JPS59227844 A JP S59227844A JP 10271083 A JP10271083 A JP 10271083A JP 10271083 A JP10271083 A JP 10271083A JP S59227844 A JPS59227844 A JP S59227844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ammonia
acid diester
water
reaction
chloromalonic acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP10271083A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Hinenoya
日根「野」谷 昌良
Mamoru Endo
護 遠藤
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ(発明は医桑品等の重要な合成原料であるアミノマロ
ンアミドの製造方法に関する。
従来、アミノマロンアミドの合成法としては例えば、J
、 Arn、 Cbam、 Soc、 71.78(1
949)、同左−7」、、 2,629(1956)に
よれば、派別のマロン酸ジエステルをニトロv化した後
、還元し、次いでアミド化することによって製造されて
いる。
しかし、二t・ロソ化の収率が悪い上に、反応エイ♀が
長く、又、目的物を単離するのが工業上困難である。
他方、クロルマロン酸ジエステルとアンモニアとの反応
についてはChe+n、Ber、+  15. 605
(1882)によれば、人前のアンモニアをアルコール
に溶解させたアンモニア/アルコール溶液を用いて封管
中にて130〜140℃で反応させ、冷却後結晶を取り
出し、水で充分洗浄し、更に水で古結晶させてイミドシ
マロンアミド責■)を得ており、同時に、たまたま1回
だげアミノマロンアミド責■)を得たという報告がある
。しかし、(II)の待惜が極端に悪く、更には反応膜
(iiitに加圧を必要とし、又、阿結晶等と精製工程
が繁雑である等、工業的製法としては問題が多い。
本発明者等は上記間:億点を考えながら錘々検削した結
果、従来の技術を改良した新しい事実を見い出し、本発
明に到達した。
即ち、本発明は、クロルマロ/11ンジエステル若しく
はクロルマロン酸ジアミドとアンモニアとを水の存在下
に反応させることを特徴とするアミノマロンアミドの製
造法である。
本発明の方法を実施すれば、出発原料がクロルマロン酸
ジエステルの場合、安価なマロン酸ジエステルと塩素か
ら容易に合成されるそれが利用できる。又、クロルマロ
ン酸化合物をアンモニアと水の存在「に反応させれば、
単一の反応釜でアミド化及びアミノ化反応(同時)若し
くはアミン化反応(単独)を温和な条件下で行うことが
できる。
史傾反応溶媒が水であるため、溶解度差を利用した1別
だけで副生じた塩化アンモニウムをl′5液側に除去す
ることが可能となり、目的物(結晶)を反応液から賓易
にQi l雅できる。等、優れた工業的釧値が期待され
る。
本発明にゲ:うクロルマロン酸化合物からアミノマロン
アミドを得るに際する反応式は次の如く考えられる。
ここ’C,Rは炭素数が1〜4の低級アルキル基である
本発明の方法を行なうに当っては、クロルマロン酸化合
物の水浴液中に、アンモニア(ガス又は飽和水溶液)を
・rf人するか、アンモニアの水溶液中にクロルマロン
1級化合物を尋人するかによって冥施される。水はip
、独あるいは任意に適当な有様済媒と組合わせて本発明
の目的に使用し得る。
水の使用量はクロルマロン自シ化合物を基べへとして約
05〜10倍(’、’lf 訃比)が適当である。
ところで、溶媒としてメタノール(単独)を使用した場
合、アミド化反応は進むが、アミン化反応は進み離い。
われわれの実験結果ではメタノールに大過」;1]のア
ンモニアを溶解された溶液とクロルマロン酸ジエステル
とを45℃で長時間反応させても、生成物の大部分はク
ロルマロンアミドであり、アミノマロンアミドは殆んど
生成していなかった。(対照例) 本発明に114用される出発原料、クロルマロン酸化は
物はクロルマロン酸ジエステル(具体的にはクロルマロ
ンrルジメチル、クロルマロン酸ジエチル等の低級エス
テルが例示される。) 若しくは、クロルマロン酸ジアミドである。
例えば、前者はマロン酸ジエステルと塩素から、父、イ
&者はクロルマロン酸ジエステルとアンモニアから等、
公知の方法を用いて合成される。クロルマロン酸化合物
とアンモニアとの仕込割合は前者を基準として、通常約
2〜12倍(モル比)のi?iiχ囲から:11べばれ
る。
反応(熟成)温度は約20〜60℃、好ましくは約30
・〜50 ”Cが適当である。温度10℃以下で反応す
ると、アミド化されるが、アミン化されないので、生成
物はクロルマロンアミドのみで止る。温度70℃以上で
反応すると、反応液中のアンモニア濃度が小さくなる。
又、出発原料がクロルマロン酸ジエステルの場合、加水
分解されるので高収率でアミノマロンアミドを利ること
ができない。反応(熟成)時間は通常約2〜6時間を要
する。この方法は連続操作又は回分操作のいずれにも応
用し得る。
かくして、得られた目的物を含む反応液から冷却、iコ
過、水洗、続く乾燥と周知の手段を用いて目的物が容易
に製品化される。
次に、実施例によって本発明の方法を更に詳細に説明す
る。なお、目的物質及び中間体はiRlNMR及び元素
分析を利用してFl定し、液クロマトグラフ分析で計惜
した。
実施例1 約23%アンモニア水(市販工留用)78゜、!7(1
,06モル)を温水浴で40℃に加熱後、該アンモニア
水中に攪拌下、純度945%のクロルマロン酸ジメチル
25.09 (0,141モル)を20分間かけて滴下
した。
その際、反応進行と共に結晶が析出し始めた。
引続き反応(熟成)温度40〜45°Cで4時間()是
拌 し ノこ 。
次いで、KF)もれた反応液を氷冷し、温度15℃で結
晶を゛吸引と1.過し、水洗した後、乾燥したところ、
アミノマロンアミド1 o2g (o、o s 3モル
)の白色結晶(FiA点170℃)を得た。(純度95
2%、収率584%) 実施例 約23%アンモニア水(市販工業用)66.8g(0,
90:(モル)及び純度947%のクロルマロン酸ジエ
チル2 s、og(0,121モル)を使用した以外、
実ノKIi例1と同様にして処理した。結果、アミノマ
ロンアミド7、7 g(0,063モル)の白色結晶な
イ;Iた。
実施例3゜ 約23%アンモニア水(市販工業用)7a、og(1,
06モル)を水冷で5℃に冷却後、該アンモニア水中に
攪拌下純朋945%のクロルマロン醒ジメチル25.0
 g(0,141モル)を45分かけて滴下した。その
際、滴下30分後にクロルマロンアミドの白色結晶が析
出し始めた。なお、中間サンプリングによって融点17
0℃及び前記の分析法でクロルマロンアミドを確認した
。又、反応液中にはアミノマロンアミドは痕跡程度しか
存在していなかった。(対照例) 上記反応液中に、アンモニア(ガス)116.9(0,
682モル)を20分間かげて吹込んだ後、温水浴で4
0℃に加熱した。その際、昇温中30℃で結晶は一旦浴
解したが、反応ヂ二行と共に再び結晶が析出し始めた。
引糾、き反応(熟成)温度40〜45℃で3時間攪拌し
た。
次いで、得られた反応液を氷冷し、温度15℃で結晶を
吸引j1過し、水、先した後、乾燥したところ、アミノ
マロンアミドエ3.4 g (0,109モル)を得た
。(純度955%、縮収率77.0%) 特1作出願人 グイセル化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クロルマロン酸ジエステル若しくはクロルマ+7ン酸ジ
    アミドとアンモニアとを、水の存在下に反応81コろご
    とを特徴とするアミノマロンアミドの製造法。
JP10271083A 1983-06-10 1983-06-10 アミノマロンアミドの製造法 Pending JPS59227844A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10271083A JPS59227844A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 アミノマロンアミドの製造法

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JP10271083A JPS59227844A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 アミノマロンアミドの製造法

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JPS59227844A true JPS59227844A (ja) 1984-12-21

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ID=14334822

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JP10271083A Pending JPS59227844A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 アミノマロンアミドの製造法

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JP (1) JPS59227844A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5101073A (en) * 1990-08-27 1992-03-31 Rohm And Haas Company Production of β-hydroxyalkylamides
CN113045447A (zh) * 2021-03-16 2021-06-29 南京红杉生物科技有限公司 2-氨基丙二酰胺及其合成方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5101073A (en) * 1990-08-27 1992-03-31 Rohm And Haas Company Production of β-hydroxyalkylamides
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