JPS5862294A - カルバ−ト等の移動内型枠装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カルバート等の施工に使用する移動内型枠装
置に関するものである。

道路、鉄道等におけるカルバートや高架構造物等の施工
には、大型の移動５ｔ、ｉｉｉ枠装置が使用され。

高能率な施工が行なえるようになってきたが、その普及
にともない、大型移動式型枠に対する機能上の要求が増
加している。

ところで１例えばカルバートにおいて、その床面から天
井までの高さが種々変化するものもあるが、従来の移動
型枠装置では、その型枠の上下巾等を調節できないため
、このように高さ岬の変化する構造物の施工には、一般
的な手組み手払いによる型枠を用いなければならず、非
能率で高価な施工を強いられるという状態であって１寸
法上変化のある構造物の施工にも応じられる移動型枠装
置が強く要望されるようになってきた。

本発明は、前述の点に霞みなきれたもので、走行自在か
つ昇降自在とした台車に天井部型枠を支持し、該型枠の
両側端部に側壁部型枠を傾動調節自在に設けた。カルバ
ート等の移動型枠装置において、側壁部型枠を上部型枠
及び下部型枠により構成し、これら上部型枠と下部型枠
とを継き゛型枠材を介して高さ調節可能に連結させるよ
うにし。

それによって、床面から天井までの高さが変化するよう
なカルバート等の施工において、その変化、に対応して
型枠の上下巾を適宜調節できることになり、移動型枠装
置の適用を可能とし、高能率で安価な施工ができるよう
にしようとするものである。

以下１本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明装置の１断９面を示したもので。

図において１は走行台車で、施工場所の床面２に施設さ
れたレール５に沿って走行できる車輪４及び昇降装置５
を設けた脚車４６を有する主枠体乙７を前後ＫＰｋ要間
隔をおいて配置し、それらを連結材ａ８によって一体的
に結合して形成されている。

走行台車１の上面にはその長さ方向に沿って複数の支持
桁９．９が配置され、その上に天井部型枠１０が載設さ
れている。天井部型枠１０は、所要間隔をおいて多数配
列された梁材１１，１１の上面にせき板１２を取付けて
形成されている。また、この天井部型枠１００両側端部
には、それぞれ側壁部型枠１翫１３の上端部が回動自在
に設けられている。即ち。

側壁部型枠１５は、所要間隔をおいて多数配列された縦
バタ材１４．１４の外側にせき板１５を取付は形成され
、縦バタ材１４．１４と天井部型枠の梁材１１，１１の
各端をビン１６．１６により枢着されているのである。

そして側壁部型枠１４１５と主枠体スフとの各適所間は
、ターンバックル或はシリンダー等の伸縮装置１７．１
７により連結され、伸縮装置１７の伸縮操作により、側
壁部型枠１３は前記ピーン１６を軸として“第１図矢印
のように任意に傾動できるようになっている。

また、側壁部型枠１３は上部型枠１３ａと、下部型枠１
３１）とに分割して構成され、これら両型枠１３ａ。

１３ｂ間に継ぎ型枠１８を介在させることにより、ｌｌ
！ｌ壁部型枠１３の上下巾（高さ）を適宜調節できるよ
うになっている。

側壁部型枠１３の上下巾を調節する機構としては６糧の
ものが考えられるが、第１図乃１第３図にはその一実施
例が示しである。第３図は特にその要部を分解、拡大し
て示しである。この実施例では、上部型枠１３ａの下端
部に下方に向けて突出する接続杆１９が設けられている
と共に、下部型枠１５ｂにはこの接続杆１９を受は入れ
る部分を形成させておく。一般には、型枠を構成してい
る縦バタ材１４は０型材を単体或は複合させて用いるこ
とが多いので、接続杆１９を平板状に形成してやれに。

これを０型材の凹溝に挿入するか、０型材の合せ部に間
隙を作りそれに挿入す、ることかできる。そして、上部
型枠１５ａの下端部と下部型枠１３ｂの上端部にはそれ
ぞれブラケツ）　２（Ｌ　２１が取付けられ。

これらの一方のブラケット２０にジヤツキ２２の一端部
を枢着し、ジヤツキ２２のネジ杆２Ｂを回動して移動調
節されるピン２４を他方のプラケツ）２１に枢着させて
おく。このように、上部型枠１５＆と下部型枠１３１）
とは接続杆１９及びジヤツキ２２によって互に結合され
ており、ジヤツキのネジ杆２ｓを回動させて、この上部
型枠１３＆と下部型枠１５ｂとの間隔には、これに適合
した広さの継ぎ型枠１８を取付けるのである。この場合
、継ぎ型枠１８としてはせき板を用いこれを９例えば接
続杆１９を利用して取付けるとよい。なお、下部型枠１
３１）の下端は、床面２上に別途配設される型枠補助材
２５の上端面の内向き傾斜に当接されるように傾斜して
形成されている。

第４図は側壁部型枠１５の上下中調節機構の他の実施例
な示したもので、上部型枠１３ａの下端と下部型枠１３
１）の上端にはそれぞれフランジ２４２７が設けられ、
互にボルト・ナツト等によって連結自在となっており、
また、これら型枠１．５＆、　１！ａｍ）の間には紗ぎ
型枠１８がその上下端に前記の７ランジ私２７と連結自
在としたフランジ２ａ２９によって着脱できるようにさ
れている。したがって、この場合には継ぎ型枠１８の上
下巾の異るものを連結介在させることにより、側壁部型
枠１３の上下巾を適宜調節させることができる。

次に９本発明装置の作動について説明する。まず、型枠
装置は床面２に施設されたレール４３上を走行移動させ
て所定め施工位置におい【固定する。次に、昇降装置へ
５を調節して天井部型枠１０、　を所定の高さにセット
させると共に、伸縮装置１乙１７を操作して側壁部型枠
１へ１５の法縁合せを行ない、さらにジヤツキ２２．２
２を操作して下部型枠１５１）の下端を別途施設された
補助型枠２５の上端に係接させ、必要に応じこれらの型
枠１！５１）、　２５をボルト・ナツト等で結合させる
。ジヤツキ２２の調節によって形成された上部型枠、１
５ａと下部型枠１３ｂとの間には、その間隔に適合した
継ぎ型枠１Ｂを用意して取付けを行ない、これらの操作
によって型枠装置のセットが完了される。そして、別に
セットされた従来公知の外型枠（図示を略す）とそ間に
コンクリート２６を打設す。このコンクリートが硬化す
れば、型枠装置の脱型を行なうが、それにはまず、伸縮
装置１１１７を操作してこれを縮少させ、第２図のよう
に側壁部型枠１へ１５をピン１４１６を中心に内側へ傾
動させ０次いで昇降装置翫５を操作して走行台車１を低
くシ、天井部型枠１０を天井のコンクリート２６より下
方に剥離させる。これによって型枠装置は全体に縮少さ
れることＫなる。そして、型枠装置はその縮少された状
態で次の施工場所に走行移動させ、上述の操作を繰返し
て施工を進めて行（のである。

以上駿明したように１本発明は、天井部型枠の両側端部
に傾動調節自在に設けた側壁部型枠を。

上部型枠と下部型枠とに分割して構成し、上部型枠と下
部型枠とを継き′型枠を介して高さ調節自在に連結させ
るようにしたので、床面から天井までの高さが変化する
ようなカルバート吟の施工において、移動内型枠装置に
おける側壁部型枠の上下巾（高さ）をその変化に応じて
適宜簡易に調節しぞ施工に適合させることができ、高さ
方向に変化のあるカルバート勢においても移動型枠装置
を使用して施工することができ、施工が能率的、経済的
に実施できる等、多くの優れた効果を発揮するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示した、もので、第１図は本発
明装置の正断面図、第２図はコンクリート打設後側壁部
型枠を傾動させた状態を示す正断面図、第５図は側壁部
型枠の上下巾を調節する機構部分を分離拡大して示した
正断面図、第４図は同じく他の実施例の正断面図である
。 １・・・走行台車、２・・・床面、５・・・レール、４
・・・車輪。 第３図　　　　　第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 走行自在かつ昇降自在とした台車に天井部型枠を支持し
   、該型枠の両側端に側壁部型枠を傾動調節自在に設けた
   型枠装置において、側壁部型枠を上部型枠及び下部型枠
   に分割して構成し、上部型枠と下部型枠とを継ぎ型枠を
   介し【高さ調節自在に連結したことを特徴とする。カル
   バート勢の移動内型枠装置。