JPS5859840A - 化粧板およびその製造方法 - Google Patents

化粧板およびその製造方法

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JPS5859840A
JPS5859840A JP15880381A JP15880381A JPS5859840A JP S5859840 A JPS5859840 A JP S5859840A JP 15880381 A JP15880381 A JP 15880381A JP 15880381 A JP15880381 A JP 15880381A JP S5859840 A JPS5859840 A JP S5859840A
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JP
Japan
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top coat
convex
film
extender pigment
concave
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JP15880381A
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JPH028900B2 (ja
Inventor
渡辺 満三
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Noda Plywood Mfg Co Ltd
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Noda Plywood Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表面に凹凸模様を形成した化粧板およびその製
造方法に関する。
従来表面に凹凸模様が形成され、これに任意の模様を附
加した化粧板の製造方法としては次のような方法が採用
されている。
■ 表面に下塗り塗膜を形成後中塗り塗装、上塗り塗装
を施こしその中塗り塗料あるいは上塗り塗料の流れを利
用して、凸部の中塗り塗料及び/または上塗り塗料を凹
部に流すようにし、その結果凸部にお′いてその塗膜厚
さを薄く、凹部において塗膜厚を厚く形成し、凸部、凹
部の塗膜厚さを異にすることによって色変化を付与する
と共に流れ模様を形成する。
しかしこの方法では塗膜厚さによる色変化であるため、
その変化の程度が弱く、意匠性は余り期待できないうら
みがある。
■ さらに■の方法を改良して■の方法において上塗り
塗料中に艶消し剤を混合し、凹凸模様に艶の変化を与え
た方法も次のように提案されている。すなわち、凸部の
塗料が凹部に向は流下する現象lこより、凸部lこおい
て塗膜厚さが薄く、凹部lトおいては厚くなる。このた
め凸部lこおいて艶消し剤θ5塗膜より露出し、艶消し
状を呈する。一方凹部lこおいては塗膜05厚いため、
艶消し剤は露出することなく、艶有り状を呈する。
このようlこして艶模様と凹凸模様が表現される。しか
し凹凸模様を施こされたうずくり木板、または塗り壁(
こ形成されるスタッコ模様などは凸部が艶有り状fこ、
凹部が艶消し状Iこ表現されるため、このような模様ヲ
■の方法では表現できない。すなわち、艶消し状の部分
と、艶有り状の部分が凹凸逆lこ表現されるからである
本発明はこのような従来方法の問題点を解決することを
目的とする。すなわち本発明は、基板l上tこまづ中塗
り塗料を塗布し、っぎlこ硬化した上塗り塗膜3の厚さ
より大きい粒径の体質顔料5を添加した上塗り塗料を、
中塗り塗料塗布後直ちlこ塗布し、さらlこその直後、
四部4のみを押圧することにより、凸部4において体質
顔料5を塗膜中に埋没せしめ、凹部6において塗膜より
露出せしめたものである。
本発明はこのような構成をとることによへ凹部6におい
て艶消し状、凸部4において艶有り状になる化粧板を提
供しようとするものである。以下本発明の実施例につい
て説明する。
(実施例の説明) ■ まづ木目模様、抽象柄模様、などの任意凹凸模様の
形成された基板lの表面に7−ラー処理、下塗り塗装な
どの下地処理を施こす。
基板は合板、繊維板、石膏板など有機、無機板脣た有機
、無機混合あるいは複合板であり、その表面にエンボス
加工、切削加工などによって凹凸模様を形成されるもの
であればいずれでもよい。
■ つぎに中塗り塗料を塗布する。中塗り塗料塗布後、
凹凸模様の凹部6−!たは凸部4のみに該中塗り塗料と
異なる色の塗料を塗布し、模様印刷を施こしてもよい。
■ 中塗り塗料の塗布後、該中塗り塗料が乾燥せず、あ
るいは指触乾燥程度の時点において上塗り塗料を塗布す
る。この未乾燥、指触乾燥の状態とは要するに塗料が乾
燥硬化されない状態であればよい。
上塗り塗料には体質顔料を添加しておく。
体質顔料としては珪藻土、硅酸マグネ7ウム、シリカ粉
、メルク、クレー、アルミナホワイト、炭酸マグネシウ
ム、ステアリン酸マグネシウムなどか用いられ、上塗り
塗料の硬化後の上塗り塗膜3の厚さ以上の平均粒径を持
つものに限られる。
■ 上塗り塗料の塗布後、直ちに押圧ロールを用いて凸
部4頂を抑圧−し、凸部4頂上の体質顔料5を中塗り塗
料2中に埋没する。
■ つぎに乾燥して塗料を硬化する。
このようにして凹凸模様の凸部4においては、上塗り塗
料中に添加された体質顔料5が中塗り塗料中に埋没され
る。この場合体質顔料5の粒径が、上塗り塗料の硬化後
の上塗り塗膜3の厚さより犬きくても体質顔料5は上塗
り塗膜3表面に露出することなく、平滑な表面が形成さ
れる。
一方凹部6においては、上塗り塗料6中に添加された体
質顔料5が中塗、り塗膜2中に残置されるため、体質顔
料5は、硬化後の上塗り塗膜3表面に露出され、表面が
粗面を呈し、艶消し状に形成される。
以上のように凹凸模様の凸部4部分の上塗り塗膜3は薄
く、凹部6部分の上塗り塗膜3は厚く形成されるととも
に、凸部4において体質顔料5が中塗り塗膜z中に埋没
され平滑に艶有り状に、凹部4においては体質顔料5が
露出し艶消し状になった化粧板が得られた。
本発明は以上のように凹凸模様の凸部と凹部との塗膜厚
さによる色変化と、この凹凸模様に同調した艶変化を有
する意匠性の高い化粧板を得る作用効果を有するもので
ある。
(実施例) 表面にエンボス加工による木目凹凸模様を形成された硬
質繊維板を基板とし基板の表面にロールコータ−によっ
てウレタン樹脂系ンーラーを60 g/m”  塗布し
た後、乾燥装置によって40〜90°C5分間乾燥を行
ない下地処理を施す。
つキニ、ロールコータ−によってアクリル樹脂系塗料を
809 / m”塗布した後、乾燥装置によって20〜
50°C】0分間乾燥を行ない半乾燥された中塗り塗膜
を形成する。
つぎに、平均粒径が50μ以上の珪砂な5重量%程度添
加されたアクリル樹脂系着色透明塗料をフローコーター
によって701 / m’塗布した後、直ちにアクリル
樹脂系着色透明塗料をロールコータ−にて塗布すると同
時に凸部頂を押圧し、凸部頂上の珪砂を中塗り塗膜内に
一部あるいは全部を埋設する。
つぎに、乾燥装置を用いて60〜110℃15分間の乾
燥を行ない塗膜の硬化をする。この乾燥硬化の結果その
透明塗料が膜厚40μに形成される。そのために凹部に
おいては粒径50μの珪砂の一部が塗膜表面に露出され
艶消し状を呈する。
以上の如くして木目凹凸模様を形成され、凹部と凸部の
塗膜厚による色変化凸部の艶有り、凹部の艶消しによっ
てうずくり木板様表面を呈する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明化粧板の断面図である。 1・・・・・・基板、 2・・・・・・中塗り塗膜、 3・・・・・・上塗り塗膜、 4・・・・・・凸部、 5・・・・・・体質顔料、 6・・・・・・凹部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  凹凸表面の基板値)上に中塗り塗膜e)上塗
    り塗膜(3)が凹凸表面の凹部(4)凸部(6)に沿っ
    て凹凸状に形成され、凹部(@においては体質顔料(5
    )が塗膜表面に露出し、凸部(4)においては塗膜内に
    埋没している、 ことを特徴とする化粧板。
  2. (2)凹凸表面の基板(1)上にまず中塗り塗料を塗布
    ′し、 つぎに硬化上た上塗り塗膜(3)の厚さより大きい粒径
    の体質顔料(5)を添加した上塗り塗料を、中塗り塗料
    が未硬化のうちに塗布し、ただちに凸部(4)のみを押
    圧することにより凸部(4)において体質顔料(場を塗
    膜中に埋没せしめ、凹部(6)において露出せしめた、
    ことを特徴とする化粧版の製造方法。
JP15880381A 1981-10-07 1981-10-07 化粧板およびその製造方法 Granted JPS5859840A (ja)

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JP15880381A JPS5859840A (ja) 1981-10-07 1981-10-07 化粧板およびその製造方法

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JP15880381A JPS5859840A (ja) 1981-10-07 1981-10-07 化粧板およびその製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS5859840A true JPS5859840A (ja) 1983-04-09
JPH028900B2 JPH028900B2 (ja) 1990-02-27

Family

ID=15679690

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017141665A (ja) * 2017-03-09 2017-08-17 大日本印刷株式会社 床用化粧シート及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5327992U (ja) * 1976-08-16 1978-03-09

Patent Citations (1)

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JPS5327992U (ja) * 1976-08-16 1978-03-09

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JP2017141665A (ja) * 2017-03-09 2017-08-17 大日本印刷株式会社 床用化粧シート及びその製造方法

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JPH028900B2 (ja) 1990-02-27

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