JPS6129542A - 化粧板の製造方法 - Google Patents

化粧板の製造方法

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JPS6129542A
JPS6129542A JP15168484A JP15168484A JPS6129542A JP S6129542 A JPS6129542 A JP S6129542A JP 15168484 A JP15168484 A JP 15168484A JP 15168484 A JP15168484 A JP 15168484A JP S6129542 A JPS6129542 A JP S6129542A
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JP
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decorative board
decorative
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宏夫 井上
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Dantani Plywood Co Ltd
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Dantani Plywood Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は住宅などの壁、天井、床などに施工して用い
る化粧板で、平行する複数本の細溝凹部を有する突板貼
り化粧板の製造方法に関する。
[従来の技術] 従来、化粧板の表面に細溝を形成する方法としては化粧
紙、合成樹脂フィルム、突板などの化粧シートを常用の
接着剤を介して合板やパーティクルボードなどの木質基
板やケイ酸力ルシュウム板、石膏板などの無機質基板の
表面に貼着して化粧板とした後、その化粧板の表面から
カッターや鋸を用いて基板の長側辺に平行に複数本の細
溝を切削し、つづいて該細溝内を所望の色に塗装するか
、短繊維を植毛したり、さらには細い紙テープを貼着後
1着色塗料を下塗するか、あるいは下塗り後細溝の切削
加工と細溝内の化粧を行なって後、最後に上塗り塗装す
るなどの方法が取られていた。
ところで、細溝の加工は前記の様に基板まで切削するか
ら、少なくとも3mm+以上、望ましくは4tm以上の
厚さを有する比較的厚手の基板を用いなければ均一な深
さや幅で、かつ化粧板の見掛けに立体感を付与すること
は出来ない。
さらに、合板やパーティクルボードを基板とした化粧板
の場合、合板を構成する表単板やパーティクルボードを
構成する表面のチップ層の厚さはわずか0.5〜1.0
mm程度と非常に薄いから、溝を形成するために切削加
工を行なうと単板の繊維方向が化粧板の長手方向と直行
する芯板単板や非常に粗大な芯層チップが表面に露出す
る。 木材はその繊維方向と直行する方向に切削された
場合はその切り口が毛羽立って美しい切削面とはならな
い。 そのため1合板の芯板やパーティクルボードの芯
層チップはカッターや鋸で切削されると、その部分が毛
羽立ち、化粧板の細溝内は非常に見苦しい仕上りとなら
ざるを得ない。 加えるに合板の芯板単板は表単板より
も低量−質の単板が用いられるから色調や肌目の粗な単
板などが継ぎあわされて用いられる事が多く、そんな場
合は溝内の色調を統一する必要上、濃色の塗料を溝内へ
多量に塗布したり、細い紙テープを貼着するなど、化粧
板の製造には非常に手間のかかる作業が必要であるなど
の問題点があった。
さらに、この発明者らの実験によると、化粧シートが貼
着されたままで下塗り塗装の施こされていない化粧板の
表面を直接平行する複数本の小凸部を有する型押しロー
ル又は型押し盤で押圧して複数本の細溝凹部を圧入形成
しても、属人された細溝凹部側面や平面との境界部が型
押しロールや型押し盤との摩擦によって他の部分より光
沢を持ち、その結果細溝凹部と平面部との境界が浮き上
がって見えるなどの問題点も崩していた。
[発明が解決しようとする問題点コ この発明は上記の様な従来の化粧板の溝加工に関する問
題点を解決し、美しく、化粧板を立体的に見せる細溝凹
部を有する化粧シート貼り化粧板の製造方法を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、この発明は基板上面に化粧
シートが貼着された化粧板の表面に、着色塗料を下塗り
後、ついで該化粧板の表面を平行する複数本の小凸部を
有する型押しロール又は型押し盤で押圧して複数本の細
溝凹部を圧入形成した後、透明又は着色透明の上塗り塗
料を塗布することを特徴とした化粧板の製造方法に係る
[作用] 以下、この発明の作用を添付図面を参照しながら詳述す
る。
第1図はこ゛の発明の方法を実施するための工程を示す
実施例的な側面略図である。
(1)は化粧板を示し、該化粧板(1)は基板(3)上
に化粧シート(2)としての突板がライン模様上に接着
剤を介して貼着されている。 なお、化粧シート(2)
としては重さが17〜50g/m’程度の範囲にある薄
紙、厚さ0.07〜0.1mm程度の合成樹脂フィルム
などで、その表面に各種の木目模様や抽象模様が印刷さ
れているものや、厚さが0.2〜1.0mm程度のセン
、シオジ、ケヤキ、サクシ、オークなどの天然や人工の
突板が使用出来る。 基板(3)は厚さが2.0〜12
mm程度の合板、パーティクルボード、ハードボード、
MDFなどの木質基板やケイ酸カルシューム板、石膏ボ
ード、石膏スラグ板、炭酸力ルシュウム板、石綿繊維板
、ガラス繊維板などの無機質基板などをさす。
化粧シート(2)を基板(3)に貼着するための接着剤
としては常用の酢酸ビニール樹脂系エマルジョンタイプ
の接着剤やEVA系樹脂接着剤さらには尿素樹脂系、メ
ラミン樹脂系、フェノール樹脂系、ゴム系などの接着剤
である。
前記の化粧板(1)の表面は第1図に示す様に、その表
面全体に着色塗料(4)が下塗りされる。
着色塗料(4)としてはラッカー、ポリウレタン、アミ
ノアルラド、ポリエステルなどの常用の着色不透明の塗
料で、それらを常用のロールコータ−などで平滑に塗布
したり、やスポンジロールなどで化粧シートの凹部へ摺
り込むように塗布する。 着色塗料(4)の塗布量とし
ては20〜50g/m’程度である。
ついで、それらの下塗りされた化粧板(1)を乾燥後、
化粧板(1)の表面を第2図に示すような平行する複数
本の小凸部(6)を有する型押しロール(7)で押圧し
て複数本の細溝凹部(8)を化粧板(1)の表面に圧入
形成する。
なお、細溝凹部(8)は型押し盤を用いて形成しても良
い。
型押しロール(7)の形状としては第2図の様に、ロー
ル(7)に高さ約0.5〜2.0mmでその開角度が約
60〜120度の範囲にある小凸部(4)がV字型に形
成されたものを使用し、化粧板(1)の厚さの約100
〜70%の間隔にセットした型押しロール(7)と送り
ロール(8)間を通過させる程度の押圧力を加えると化
粧シート(2)が破れず、かつ化粧面の立体観が強調さ
れて好ましいまた、型押しロール(7)の小凸部(6)
に種々あメツシュ加工を施しておくと、成型された細溝
凹部(8)に微小な凹凸が形成され、該凹凸が光を乱反
射して細溝凹部(8)内を艶消し状態にし、下塗りの着
色塗料(4)と相まって細溝凹部(8)深さが一層強調
される。
さらに、型押しロール(7)や型押し盤の小凸部(6)
を150〜500°C程度に加熱出来る様にしておくと
、化粧シート(2)や基板(1)の表面が可塑化されて
一層細溝(8)の形成が容易になり、好ましい。
つぎに、化粧板(1)表面に細溝凹部(8)形成後、表
面全体に透明塗料を上塗り(10)として塗’79する
。 上塗り塗料(10)としては下塗り塗料と同様にラ
ッカー、ポリウレタン、アミノアルキッド、ポリエステ
ルなどの透明塗料をそのままか、それらの塗料に染料や
透明性の顔料を添加して着色透明とした塗料である。
塗布量としては30〜100g/m’程度テ良い。
以上の様な工程を経て製造された化粧板は第3図の様な
見掛けとなる。
[実施例] 次にこの発明の実施例を記す。
厚さ12mm、幅30.3cm、長さ180cmの合板
表面に厚さ0.3mmの突板単板がレンガ積み模様上に
貼着された化粧板の表面全体にアミノアルキッド樹脂系
透明塗料13重量部に対し黒褐色の顔料を7重量部添加
し、80重量部の溶剤で希釈した着色剤をスポンジロー
ルを用いて塗布後、スティールロールで平坦部の着色剤
を突板の道管凹所に摺込むと同時に平坦部分の着色剤を
掻き取って木目模様を強調し、つづく乾燥機へ挿入して
50〜80℃で5〜10分程度程度した。
つづいて、突板単板の接合部分と同調する小凸部を有す
る金属製の型押しロールを用いて押圧し、幅1ml+、
深さ0.5mmの細溝凹部を属人形成し つぎに該化粧
板の表面全体に透明なアミノアルキッド樹脂塗料をフロ
ーコーターを用いて80g/rn’程度塗布し、ついで
乾燥機で乾燥して化粧板の表面全体に木目模様と細溝部
が美しく強調された化粧板を得た。
[発明の効果] この発明の化粧板は上記の様な方法により製造されるか
ら。
■ 合板やパーティクルボードの様に芯板や芯層の材質
が粗であったり、色の異なる基板を用いた突板貼り化粧
板の表面にも突板で表面を被!tI11本士峰廿砺山い
備−】1+−↓芋jヂ匍處曲句表J成するから、化粧板
の表面に芯板や芯層チップを露出させることなく、溝内
部の毛羽立ちや色違いのない、美しい突板貼り化粧板を
製造することができる。
■ 化粧板の表面に着色塗料を下塗り後、細溝凹所を形
成しているから、化粧板′の平坦部分と凹部との境界部
が光沢を発することなイ立体間に富んだ美しい細溝凹部
を形成することが出来るとともに、従来の様に細溝凹所
′の溝塗装を行う必要がなく、製造工程が簡略化出来る
■ 従来は細溝加工を施すことが出来なかった厚さ3I
Ilff1未満の薄い化粧板にも、この発明の方法を用
いると細溝を形成することが出来る。
などの効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法を実施するための工程を示す実
施例的な側面略図で、第2図は型押しロールで細溝凹部
を形成している状態を示す断面図。 第3図はこの発明の実施例となる化t#Wを示す断面図
である。 (1)−化粧板     (2)−化粧シート(3)一
基板      (4)−着色下一り塗料(5)−塗装
装置    (6)−型押しロールの小凸部 (7)−型押しロール  (8)−細溝凹部(8)−送
りロール   (lO)−上塗り塗料(11)−乾燥装

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板上面に化粧シートが貼着された化粧板の表面に
    、着色塗料を下塗り後、ついで該化粧板の表面を平行す
    る複数本の小凸部を有する型押しロール又は型押し盤で
    押圧して複数本の細溝凹部を圧入形成した後、透明又は
    着色透明の上塗り塗料を塗布することを特徴とした化粧
    板の製造方法。
JP15168484A 1984-07-20 1984-07-20 化粧板の製造方法 Granted JPS6129542A (ja)

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JP15168484A JPS6129542A (ja) 1984-07-20 1984-07-20 化粧板の製造方法

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JPS6129542A true JPS6129542A (ja) 1986-02-10
JPH0434461B2 JPH0434461B2 (ja) 1992-06-08

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001170554A (ja) * 1999-12-22 2001-06-26 Kyodo Printing Co Ltd 化粧紙の製造方法
JP2009517245A (ja) * 2005-11-28 2009-04-30 エルジー・ケム・リミテッド 天然木材のような外観及び質感を備えた木質プラスチック複合材パネルを製造するためのインラインプロセス及びそのための装置
JP2009517246A (ja) * 2005-11-28 2009-04-30 エルジー・ケム・リミテッド 天然木材のような外観及び質感を備えたプラスチック複合材パネル

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JP2001170554A (ja) * 1999-12-22 2001-06-26 Kyodo Printing Co Ltd 化粧紙の製造方法
JP2009517245A (ja) * 2005-11-28 2009-04-30 エルジー・ケム・リミテッド 天然木材のような外観及び質感を備えた木質プラスチック複合材パネルを製造するためのインラインプロセス及びそのための装置
JP2009517246A (ja) * 2005-11-28 2009-04-30 エルジー・ケム・リミテッド 天然木材のような外観及び質感を備えたプラスチック複合材パネル

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