JPS5858043B2 - 耕深を自動調節するようになした乗用トラクタにおける橇及び広幅の橇体 - Google Patents

耕深を自動調節するようになした乗用トラクタにおける橇及び広幅の橇体

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JPS5858043B2
JPS5858043B2 JP15029577A JP15029577A JPS5858043B2 JP S5858043 B2 JPS5858043 B2 JP S5858043B2 JP 15029577 A JP15029577 A JP 15029577A JP 15029577 A JP15029577 A JP 15029577A JP S5858043 B2 JPS5858043 B2 JP S5858043B2
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tilling
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三衷 鈴江
一仁 伊藤
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SUZUE AGRIC MACH
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は乗用トラクタの耕うん部に感知発信装置を設け
、耕うんカバー〇後端に均平板の前端を回動可能に軸支
し、その下端部を後方に延設して感知発信装置と連動す
るようになした接地板を既耕地面に接地せしめ、接地板
の上下移動量を感知して発信する感知発信装置からの信
号を、耕うん部昇降機構に設けた応答装置の油圧レバー
に連動させて耕深を自動調節するようになした乗用トラ
クタにおける橋及び広幅の橋体に関するものであり、そ
の目的とするところは、耕うん作業時には往行時の耕深
と回行直後の耕深とを等しくして、耕深を安定させるの
に有用であるし、また代かき、均平作業時には既耕地表
面を均平するのに有用であって、耕深を自動調節するよ
うになした乗用トラクタに装着して使用し、農耕作業中
における圃場条件に対して幅広い適応性を発揮すること
ができる橋及び広幅の橋体を提供せんとするものである
耕深を自動制御するようになした乗用トラクタを使用す
る耕うん作業時においては、往行時の感知信号は耕うん
のtこめに耕土が盛り上った既耕地表面を基準として発
信するが、回行直後には未耕地表面を基準として発信す
るため、耕土の盛り上りが無く、その分だけ耕深が深く
なるし、また重量が重い耕うん部が降下する加速重圧で
耕うん刃が一時的に深く土中に立込んで耕深が深くなっ
て、耕深が安定しない欠陥があり、時にはエンジンが過
負荷になって停止するなどの不都合があったし、このよ
うな乗用トラクタでは代かき、均平作業時における既耕
地表面の均平能率が良好で無いなどの欠点があった。
本発明はこのような欠陥や不都合を排除し、前記の目的
を達成することができる橋及び広幅の橋体に関するもの
である。
即ち、第1番目の本発明は、乗用トラクタの耕うん部に
感知発信装置(その構成は以下において詳述され、明ら
かになる。
)を設け、耕うんカバー〇後端に均平板の前端を回動可
能に軸支し、その下端部を後方に延設して感知発信装置
の管軸を介してこれと連動するようになした接地板を既
耕地面に接地せしめ、接地板の上下移動量を感知して発
信する感知発信装置からの信号を、耕うん部昇降機構に
設けた応答装置の油圧昇降レバーに連動させて耕深を自
動調節するようになした乗用トラクタにおける橋であっ
て、該橋は接地板の左右の切欠部において、その上端が
、均平板に装着された横杆を介して、均平板に回動可能
に軸支され、その下端部は耕うん部の吊型時には接地板
よりも下方に位置するが、耕うん部を降下させて耕うん
を開始するに際し、接地板に先行して接地する橋の下端
部が後上方へ回動するにともなって接地板が接地するよ
うに、橋の下端部は横杆に固着された弾機か又は横杆に
固着され且つ弾発力か調節可能な弾機によって前下方に
回動させられる方向に付勢弾持されるとともに、耕うん
中には橋が接地板の左右の切欠部を補完する拡幅部とな
るものであることを特徴とする耕深を自動調節するよう
になした乗用トラクタにおける橋を提供するものである
また、第2番目の本発明は、乗用トラクタの耕うん部に
感知発信装置(その構成は以下において詳述され、明ら
かになる。
)を設け、耕うんカバーの後端に均平板の前端を回動可
能に軸支し、その下端部を後方に延設して感知発信装置
の管軸を介してこれと連動するようになした接地板を既
耕地面に接地せしめ、接地板の上下移動量を感知して発
信する感知発信装置からの信号を、耕うん部昇降機構に
設けた応答装置の油圧昇降レバーに連動させて耕深を自
動調節するようになした乗用トラクタにおける橋であっ
て、鉄橋は接地板の左右の切欠部において、その上端が
、均平板に装着された横杆を介して、均平板に回動可能
に軸支され、その下端部は耕うん部の吊型時には接地板
よりも下方に位置するが、耕うん部を降下させて耕うん
を開始するに際し、接地板に先行して接地する橋の下端
部が後上方へ回動するにともなって接地板が接地するよ
うに、橋の下端部は横杆に固着された弾機か又は横杆に
固着され且つ弾発力が調節可能な弾機によって前下方に
回動させられる方向に付勢弾持されるとともに、均平作
業中には橋が接地板に同位相に止着されて接地板の左右
の切欠部を補完する拡幅部となるものであることを特徴
とする耕深自動調節するようになした乗用トラクタにお
ける橋を提供するものである。
更に、第3番目の本発明は、乗用トラクタの耕うん部に
感知発信装置(その構成は以下において詳述され、明ら
かになる。
)を設け、耕うんカバーの後端に均平板の前端を回動可
能に軸支し、その下端部を後方に延設して感知発信装置
の管軸を介してこれと連動するようになした接地板を既
耕地面に接地せしめ、接地板の上下移動量を感知して発
信する感知発信装置からの信号を、耕うん部昇降機構に
設けた応答装置の油圧昇降レバーに連動させて耕深を自
動調節するようになした乗用トラクタにおける広幅の橋
体であって、該広幅の橋体は橋と鉄橋の一側面に脱着可
能に止着された拡幅板とにて構成されるものであり、橋
は接地板の左右の切欠部において、その上端が、均平板
に装着された横杆を介して、均平板に回動可能に軸支さ
れ、その下端部は耕うん部の吊型時には接地板よりも下
方に位置するが、耕うん部を降下させて耕うんを開始す
るに際し、接地板に先行して接地する橋の下端部が後上
方へ回動するにともなって接地板が接地するように、橋
の下端部は横杆に固着された弾機か又は横杆に固着され
且つ弾発力が調節可能な弾機によって前下方に回動させ
られる方向に付勢弾持されるとともに、耕うん中には橋
が接地板の左右の切欠部を補完する拡幅部となり、拡幅
板は橋の外側に位置するものであることを特徴とする耕
深を自動調節するようになした乗用トラクタにおける広
幅の橋体を提供するものである。
最後に、第4番目の本発明は、乗用トラクタの耕うん部
に感知発信装置(その構成は以下において詳述され、明
らかになる。
)を設け、耕うんカバーの後端に均平板の前端を回動可
能に軸支し、その下端部を後方に延設して感知発信装置
の管軸を介してこれと連動するようになした接地板を既
耕地面に接地せしめ、接地板の上下移動量を感知して発
信する感知発信装置からの信号を、耕うん部昇降機構に
設けた応答装置の油圧昇降レバーに連動させて耕深を自
動調節するようになした乗用トラクタにおける広幅の橋
体であって、該広幅の橋体は橋と鉄橋の一側面に着脱可
能に止着された拡幅板とにて構成されるものであり、橋
は接地板の左右の切欠部において、その上端が、均平板
に装着された横杆を介して、均平板に回動可能に軸支さ
れ、その下端部は耕うん部の吊型時には接地板よりも下
方に位置するが、耕うん部を降下させて耕うんを開始す
るに際し、接地板に先行して接地する橋の下端部が後上
方へ回動するにともなって接地板が接地するように、橋
の下端部は横杆に固着された弾機か又は横杆に固着され
且つ弾発力が調節可能な弾機によって前下方に回動させ
られる方向に付勢弾持されるとともに、均平作業中には
橋が接地板に同位相に止着されて接地板の左右の切欠部
を補完する拡幅部となり、拡幅板は橋の外側に位置する
ものであることを特徴とする耕深を自動調節するように
なした乗用トラクタにおける広幅の橋体を提供するもの
である。
以下において、本発明に係る橋及び広幅の橋体を装着し
た乗用トラクタを例示する図面に基いて詳細に説明する
1は乗用トラクタのエンジン、2はバンドル、3は座席
、4は変速機筺、5は油圧機構であって、油圧レバーT
(以下レバーと略称する)を後方に倒すと油圧機構が作
動して耕うん刃13を装備した耕うん部を吊型するリフ
トアーム6を上方向に回動さして耕うん部を吊上げ、ま
たレバー7を前方に倒する油圧回路が開き、耕うん部は
自重によって下降する方式の耕うん部昇降機構が設けら
れている。
8はリフトアーム6と耕うん部との間を連結する連杆で
あり、9は変速機筺4の後端に固着するヒツチであって
、耕うん部の前フレーム10の前端とをキングピン11
で回動的に連結する。
12は変速機筺4からの動力を耕うん刃13に伝えるチ
ェンケースであり、14は耕うんカバーであって、耕う
んカバー14の起立部15に後部梁16がピン17にて
枢支され、耕うんカバー14と後部梁16との間に上部
に回動バンドル18を有する耕深調節ネジ19が設置さ
れている。
20は耕うんカバー14の後端にその前端が回動可能に
軸支されている均平板であって、その下端部は既耕地面
に接地する接地板21となって後方へ延設されている。
22は接地板21の左右の切欠部に配設されている橋で
あって、均平板20に固着した横管24,24’に嵌入
する横杆23にその上端部が固着されていて、横杆23
を中心として均平板20に対し回動可能に軸支されてい
る。
25は横杆23に装着した弾機であって、橋22の下端
部が前下方に回動する方向に付勢弾持している。
25’ 、 25” 、 25″′は横管24′又は接
地板21に植立された弾機25の弾力調節ピンであって
、弾機25の一端を係止して弾力を調節するものである
26は横杆23に止着されているボルトであって、接地
板21に当接して橋22の前下方への回動量を規制する
とともに、弾機25の他端を係止させるものである。
27及び28は接地板21の切欠部に橋22を同位相に
止着するためのボルト及び蝶ナツトである。
次に、耕うん部昇降機構に設けた応答装置B及び耕うん
刃を装備した耕うん部に設けた感知発信装置Aについて
説明するに、29はリフトアーム6を昇降せしめるため
のレバー70回動軸であって、油圧機構5より側方に突
出している。
30はレバー7を側方に傾倒するピン、31は回動軸2
9に遊嵌する応答板であって、レバー7が傾倒して嵌合
する切欠32が穿設されている。
33゜33’は応答板31に植立する応答ピン、34は
応答フレームであって、ボルト35によって機体ニ固着
している。
36は応答フレーム34の起立縁であって、応答ピン3
3 、33’に嵌合係止するインナーワイヤー37 、
37’のアウクーケーブル38 、38’の係止溝が設
けられている。
以上の如く応答装置Bが構成されている。
39 、39’はインナーワイヤー37 、37’とア
ウターケーブル38 、38’で構成されたボーデンワ
イヤーであって、応答装置Bと対応して信号を発する発
信源40に連繋する。
41は発信源40に固着した支持軸であって、該支持軸
41にT形発信体42が回動可能に枢支されている。
このT形発信体42の上下には前記インナーワイヤー3
7 、37’を係止する発信ピン42’、42”が植立
し、また水平方向延長部には感度調節孔43゜43’
、 43”が穿設されている。
なお、発信源40は後部梁16に固着している。
44は後部梁16後端の面板であって、横杆45の取付
板46が取付けられている。
47は感知棒であって、その上端は感度調節孔43 、
43’ 、 43”の何れかへ枢支され、下端は管軸4
8に嵌入し、ボルト48′によって伸縮自在に固着され
る。
また、管軸48の下端はピン49によって接地板21に
回動枢支されている。
以上の如く感知発信装置Aが構成されている。
また横杆45は横杆ソケット50を貫通支持し、この横
杆ソケット50には弁杆支持具51が固着し、弁杆支持
具51の回動駒52に弁杆53が挿通し、弁杆53には
回動駒52の上下に位置する弾機54,54’が嵌合し
、弾機54/は弁杆53に穿孔した数個の貫通孔の内任
意の貫通孔に松葉ピン55を挿通して弾力調節式に弁杆
53に支承されている。
弁杆53の下部は、感知棒47と同様に管軸56に嵌入
して伸縮調節式に固着され、また下端はピン57によっ
て接地板21に枢支されている。
58は橋22の拡幅板であり、ボルト59、蝶ナツト6
0、蝶ボルト61によって橘22の外側面に着脱可能に
取付けられるものであって、その形状は側面視において
橋22と同じ形状をなしている。
次に、本発明に係る橋及び広幅の橋体を装備した乗用ト
ラクタの使用による耕うん作用状態について詳細に説明
する。
圃場耕うん作業において、往行時の耕うん作業が終り、
レバー7を握って応答板31の切欠32よりレバー7を
外して後方に倒すと、耕うん部が上昇する。
次にハンドル2を回動して機体を旋回させ、回行耕うん
姿勢をとることになる。
この時には、耕うん部が上昇点に達するとレバー7は図
示せざる牽制装置によって自動的に中立位置に復帰して
いる。
この中立位置に在るレバー7を握って前方に倒すと耕う
ん部は降下着地するので、次行程の耕うん作業が開始さ
れる。
従ってレバー7を前方に倒した時に、レバー7を外方に
倒して切欠32に嵌合させると、以後は均平板20の下
端部の接地板21が耕深を感知して、耕深が深くなると
接地板21が上り、耕深が浅くなると接地板21が下る
ので、感知棒47、T形発信体42、ボーデンワイヤー
39゜39′、応答板31を経由して信号が送られ、耕
深が浅くなるとレバー7を前方回動させて耕うん部を下
降させ、耕深が深くなるように修正するし、また耕深が
深くなるとレバー7を後方回動させて耕うん部を上昇さ
せ、耕深が浅くなるように修正シナがら、常に一定範囲
の耕深を保って耕うん作業を行う耕深自動制御耕うん作
業に移行して、連続して耕うん作業が行われるのである
ところが、同行直後の耕うん時には、第8図に示す如く
、接地板21は未耕地62上に接地するので、往行耕う
ん時の既耕地63上に接地板21が接地することを基準
として設定した耕深自動制御の制御耕深すよりも深く耕
して、耕深がCとなる不合理を生ずることになる(なお
図中aは未耕地62表面を基準とした耕深、第7図のb
は既耕地63表面を基準とした制御耕深、Cは回行直後
の耕うん時における未耕地620表面を基準とした耕深
を示す)ので、このような不合理を無くする必要がある
のである。
このために、本発明では接地板210幅を均平板20よ
りも狭く構成して、接地板21の左右に位置する切欠部
を形成し、この切欠部に配置されている橋22を均平板
20に回動軸支するとともに弾機25によって、その下
端部を常時前下方へ回動させる方向に付勢弾持されてい
るから、回行直後の耕うん時に接地板21が接地する以
前に橋22の下端部が垂下して先行着地できるようにな
し、未耕地62上に接地板21が接地しないように構成
したのであるから、機体が前進耕うんし橋22の下端部
が後上方へ回動して接地板21と位相が一致した時には
、接地板21の下側に耕起した土塊が来るようになるの
で、接地板21は往行耕うん時と同様に既耕地63上に
接地することができる。
従って、耕深はあらかじめ調節した制御耕深すとなって
、往行耕うん時の耕深と同じ耕深にて同行直後の耕うん
作業を行うことができる。
また、後上方への回動を終了した橋22は接地板210
両側にて接地板21とほぼ同位相に位置して接地板21
の左右の切欠部を補完する拡幅部となり、接地均平作業
を行うことができ、一挙両得の効果を発揮するのである
更に、横管24′又は接地板21に弾機25の弾力調節
ピン25’ 、 25″、 25”・・・・・・を設け
て弾機25による橋22の弾持力を調節可能として橋2
2を弾持しているので、接地板21の弾機54゜54’
の弾力と自重による圧接力に対応相似する弾力、圧接力
を橋22に付勢して接地板21の圧接力と橋22の圧接
力とを相等しくなして、耕うん跡地を均平にする重要な
機能を保有するものである。
また、湿田圃場の耕うん作業時に、土壌がやわらかい場
合には、同行直後の耕うん時に橋22が土中に陥没して
前述せる橋220作用目的が達成されずに、いつ気に接
地板21が未耕地面に接地する迄降下して、耕深が深く
なりすぎる場合が発生する。
このような場合には橋22の外側面に、ボルト59、蝶
ナツト60、蝶ボルト61などで拡幅板58を装着する
ことによって、橋22に拡幅板58を加えた広幅の橋体
が形成せられ土中に陥没することがなくなり、前述せる
橋22と同じ作用目的を達成できるように構成されてい
るものである。
また、代かき作業における乗用トラクタの同行時には耕
うん部を吊型することなく、そのままの状態で回行する
のが常法であるから、前述せる回行直後の耕深安定はも
はや不要となるわけであるから、橋22を、ボルト27
、蝶ナツト28などにて接地板21と同位相となるよう
に止着して使用することにより、既耕地の砕土礫の均平
状態を良好ならしめることができるし、またこのように
止着された橋22の外側面に拡幅板58を装着して使用
すれば、代かき均平作業の能率向上を計ることもできる
のである。
従って、拡幅板58は、湿田圃場の耕うん作業時に、橋
22が土中に陥没しないように広幅の橋体を形成して耕
深安定のための重要な一要素として使用される場合と、
代かき均平作業時に、橘22を接地板21と同位相に止
着し、拡幅板58に、よる均平作業幅の拡大を計るため
に使用される場合との2態の使い分けがなされるもので
ある。
以上詳述する通り、本発明に係る橘及び広幅の橋体は、
耕深を自動調節するようになした乗用トラクタに装着し
て使用するに当り、耕うん作業、代かき作業、均平作業
等の作業目的に合せて、それぞれの圃場条件に合致する
ように接地部分の形態を適宜選択して装備することがで
き幅広い作業内容と、種々の圃場条件の特性に対応して
使用することができる極めて優れた性能を発揮すること
ができるものである。
なお、本明細書並びに図面においては耕深自動調節装置
として機械的構成にて説明したのであるが、均平板又は
接地板の変位量を電気信号に変換して発信し、応答装置
の油圧昇降レバーに連動させて制御する、所謂電子式耕
深自動制御装置を装備した乗用トラクタに本発明に係る
橋及び広幅の橋体を設けても同様の目的を達成できるこ
とは容易に理解せられるべきである。
【図面の簡単な説明】
添付せる図面は本発明の実施の態様を例示せる図面であ
って、第1図は耕深を自動調節するようになした乗用ト
ラクタの側面図、第2図は耕うん部の背面図、第3図は
応答装置と感知発信装置との連結状態の説明図、第4図
は楢を接地板に回動せしめた状態を示す側面図、第5図
は接地板に橋を弾持さした状態の説明図、第6図は橋の
弾持方法の他の一例を示す説明図、第7図は回行直後の
耕うん時における橋の接地状態を示す説明図、第8図は
橋を装備しない従来方式の場合における回行直後の耕う
ん時の接地板の接地状態を示す説明図、第9図は往行耕
うん時と回行直後の耕うん時との耕深状態の変化を示す
説明図である。 これらの図面において7は油圧昇降レバー、13は耕う
ん刃、14は耕うんカバー、20は均平板、21は接地
板、22は橋、23は横杆、25は弾機、58は拡幅板
、Aは感知発信装置、Bは応答装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乗用トラクタの後部梁16に固着する発信源40と
    、該発信源40内で支持軸41に回動可能に枢支するT
    形発信体42と、該発信体42の水平方向延長部に上端
    が枢支されている感知棒47と該感知棒47の下端が伸
    縮自在に固着される管軸48とから構成される感知発信
    装置Aを乗用トラクタの耕うん部に設け、耕うんカバー
    140後端に均平板20の前端を回動可能に軸支し、そ
    の下端部を後方に延設し、管軸48を介して感知発信装
    置Aと連動するようになした接地板21を既耕地面に接
    地せしめ、接地板21の上下移動量を感知して発信する
    感知発信装置Aからの信号を、耕うん部昇降機構に設け
    た応答装置Bの油圧昇降レバー7に連動させて耕深を自
    動調節するようになした乗用トラクタにおける橋22で
    あって、鉄橋22は接地板21の左右の切欠部において
    、その上端が、均平板20に装着された横杆23を介し
    て、均平板20に回動可能に軸支され、その下端部は耕
    うん部の吊型時には接地板21よりも下方に位置するが
    、耕うん部を降下させて耕うんを開始するに際し、接地
    板21に先行して接地する橋22の下端部が後上方へ回
    動するにともなって接地板21が接地するように、橋2
    2の下端部は横杆23に固着された弾機25か又は横杆
    23に固着され且つ弾発力が調節可能な弾機25によっ
    て前下方に回動させられる方向に付勢弾持されるととも
    に、耕うん中には橋22が接地板21の左右の切欠部を
    補完する拡幅部となるものであることを特徴とする耕深
    を自動調節するようになした乗用トラクタにおける橋。 2 乗用トラクタの後部梁16に固着する発信源40と
    、該発信源40内で支持軸41に回動可能に枢支するT
    形発信体42と、該発信体42の水平方向延長部に上端
    が枢支されている感知棒47と、該感知棒47の下端が
    伸縮自在に固着される管軸48とから構成される感知発
    信装置Aを乗用トラクタの耕うん部に設け、耕うんカバ
    ー140後端に均平板20の前端を回動可能に軸支し、
    その下端部を後方に延設し、管軸48を介して感知発信
    装置Aと連動するようになした接地板21を既耕地面に
    接地せしめ、接地板21の上下移動量を感知して発信す
    る感知発信装置Aからの信号を、耕うん部昇降機構に設
    けた応答装置Bの油圧昇降レバー7に連動させて耕深を
    自動調節するようになした乗用トラクタにおける橋22
    であって、鉄橋22は接地板21の左右の切欠部におい
    て、その上端が、均平板20に装着された横杆23を介
    して、均平板20に回動可能に軸支され、その下端部は
    耕うん部の吊型時には接地板21よりも下方に位置する
    が、耕うん部を降下させて耕うんを開始するに際し、接
    地板21に先行して接地する橋22の下端部が後上方へ
    回動するにともなって接地板21が接地するように、橋
    22の下端部は横杆23に固着された弾機25か又は横
    杆23に固着され且つ弾発力が調節可能な弾機25によ
    って前下方に回動させられる方向に付勢弾持されるとと
    もに、均平作業中には橋22が接地板21に同位相に止
    着されて接地板21の左右の切欠部を補完する拡幅部と
    なるものであることを特徴とする耕深を自動調節するよ
    うになした乗用トラクタにおける橋。 3 乗用トラクタの後部梁16に固着する発信源40と
    、該発信源40内で支持軸41に回動可能に枢支するT
    形発信体42と、該発信体42の水平方向延長部に上端
    が枢支されている感知棒47と、該感知棒47の下端が
    伸縮自在に固着される管軸48とから構成される感知発
    信装置Aを乗用トラクタの耕うん部に設け、耕うんカバ
    ー14の後端に均平板20の前端を回動可能に軸支し、
    その下端部を後方に延設し、管軸48を介して感知発信
    装置Aと連動するようになした接地板21を既耕地面に
    接地せしめ、接地板21の上下移動量を感知して発信す
    る感知発信装置Aからの信号を、耕うん部昇降機構に設
    けた応答装置Bの油圧昇降レバー7に連動させて耕深を
    自動調節するようになした乗用トラクタにおける広幅の
    橋体であって、該広幅の橋体は橋22と鉄橋22の一側
    面に脱着可能に止着された拡幅板58とにて構成される
    ものであり、橋22は接地板21の左右の切欠部におい
    て、その上端が、均平板20に装着された横杆23を介
    して、均平板20に回動可能に軸支され、その下端部は
    耕うん部の吊型時には接地板21よりも下方に位置する
    が、耕うん部を降下させて耕うんを開始するに際し、接
    地板21に先行して接地する橋22の下端部が後上方へ
    回動するにともなって接地板21が接地するように、橋
    22の下端部は横杆23に固着された弾機25か又は横
    杆23に固着され且つ弾発力が調節可能な弾機25によ
    って前下方に回動させられる方向に付勢弾持されるとと
    もに、耕うん中には橋22が接地板21の左右の切欠部
    を補完する拡幅部となり、拡幅板58は橋22の外側に
    位置するものであることを特徴とする耕深を自動調節す
    るようになした乗用トラクタにおける広幅の橋体。 4 乗用トラクタの後部梁16に固着する発信源40と
    、該発信源40内で支持軸41に回動可能に枢支するT
    形発信体42と、該発信体42の水平方向延長部に上端
    が枢支されている感知棒47と、該感知棒47の下端が
    伸縮自在に固着される管軸48とから構成される感知発
    信装置Aを乗用トラクタの耕うん部に設け、耕うんカバ
    ー14の後端に均平板20の前端を回動可能に軸支し、
    その下端部を後方に延設し、管軸48を介して感知発信
    装置Aと連動するようになした接地板21を既耕地面に
    接地せしめ、接地板21の上下移動量を感知して発信す
    る感知発信装置Aからの信号を、耕うん部昇降機構に設
    けた応答装置Bの油圧昇降レバー7に連動させて耕深を
    自動調節するようになした乗用トラクタにおける広幅の
    橋体であって、該広幅の橋体は橋22と鉄橋22の一側
    面に着脱可能に止着された拡幅板58とにて構成される
    ものであり、橋22は接地板21の左右の切欠部におい
    て、その上端が、均平板20に装着された横杆23を介
    して、均平板20に回動可能に軸支され、その下端部は
    耕うん部の吊型時には接地板21よりも下方に位置する
    が、耕うん部を降下させて耕うんを開始するに際し、接
    地板21に先行して接地する橘22の下端部が後上方へ
    回動するにともなって接地板21が接地するように、橋
    22の下端部は横杆23に固着された弾機25か又は横
    杆23に固着され且つ弾発力が調節可能な弾機25によ
    って前下方に回動させられる方向に付勢弾持されるとと
    もに、均平作業中には橋22が接地板21に同位相に止
    着されて接地板21の左右の切欠部を補完する拡幅部と
    なり、拡幅板58は橋22の外側に位置するものである
    ことを特徴とする耕深を自動調節するようになした乗用
    トラクタにおける広幅の橋体。
JP15029577A 1977-12-12 1977-12-12 耕深を自動調節するようになした乗用トラクタにおける橇及び広幅の橇体 Expired JPS5858043B2 (ja)

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JPH0225621B2 (ja) * 1984-07-17 1990-06-05 France Bed Co

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