JPS585655Y2 - チェ−ン・クランプ - Google Patents

チェ−ン・クランプ

Info

Publication number
JPS585655Y2
JPS585655Y2 JP1976014026U JP1402676U JPS585655Y2 JP S585655 Y2 JPS585655 Y2 JP S585655Y2 JP 1976014026 U JP1976014026 U JP 1976014026U JP 1402676 U JP1402676 U JP 1402676U JP S585655 Y2 JPS585655 Y2 JP S585655Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
pin
endless chain
claw
connecting arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976014026U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52108231U (ja
Inventor
良平 野田
治明 柳沢
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 川崎製鉄株式会社 filed Critical 川崎製鉄株式会社
Priority to JP1976014026U priority Critical patent/JPS585655Y2/ja
Publication of JPS52108231U publication Critical patent/JPS52108231U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS585655Y2 publication Critical patent/JPS585655Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はチェーン・クランプに関する、更に詳しくは鉛
直平面内で作動する無端鎖に、該鉛直面に平行に敷設さ
れた軌道上を走行する台車を断続自在に接続するチェー
ン・クランプに関する。
製鉄所でインゴット、ビレット、スラブなど鋼材表面の
欠陥を除去するために行はれるスカーフィング作業は低
速度(例へば4米/分)で移動する鋼材に対して行はれ
る。
従って、スポットスカーファ−を用いて自動手入れを行
なう場合はスカーフィングトーチに対し鋼材の欠陥位置
がずれるためスカーフィング作業に必要な機械器具を鋼
材に同調して移動する台車に搭載する必要がある。
然しなから、これらの機械器具を搭載する台車はスカー
フィング作業以外のときは鋼材に同調して移動させる必
要はない。
例へば台車を1個の鋼材の手入れ完了後に次の鋼材の位
置まで動かす際には鋼材の運動に同調させることは出来
ない。
従って、鋼材を低速で移動させる無端鎖もしくはこの無
端鎖に同調して走行する第2の無端鎖に前記の台車を接
続することにより台車の移動を鋼材の移動に同調させる
場合には、この接続機構を所望の如く断続しうるちのと
しなければならない。
本考案は鋼材のスカーフィング作業用の台車の駆動に必
要なこの種の問題の解決に役立つものである。
本考案の目的は、軌道上を走行する台車などの如き可動
部材を、該軌道に平行な鉛直面内で走行する無端鎖に断
続自在に接続して可動部材を所望時にのみ駆動する簡単
な構造のチェーン・クランプを得ることにある。
本考案によれば、ピンを水平に置き所定方向に水平に移
動させる直線的走行部分を備え鉛直平面内で走行する無
端鎖と、前記鉛直平面に平行に敷設された軌道に沿い転
動する車輪を有し無端鎖の前記走行部分から上方に隔て
られたレベルに位置する車体を有する台車とを断続自在
に接続するチェーン・クランプであって、前記台車の下
面に取付けられ無端鎖走行部分の真上の位置まで垂下し
ている支持部材11.所定の長さを有し一端を回動ピン
14を介し該支持部材の下端に回動自在に接続させ他端
に無端鎖のピンに係止する爪13を有し前記鉛直平面内
で回動する接続腕12.ならびに一端を台車の車体に他
端を接続腕の爪に隣接する部分に回動自在に接続させ接
続腕をその爪が無端鎖のピンに係止する作動位置と爪が
無端鎖のピンから離脱する後退位置との間で回動させる
駆動シリンダー16を備え、前記接続腕12が爪13と
は反対側の端部に設けられ接続腕の長さに対し斜交する
長孔15に前記回動ピン14が嵌込ませていることを特
徴とするチェーン・クランプが得られる。
さて、本考案のチェーン・クランプをスカーフィング作
業用台車に応用した場合を添付図面について説明すると
次の如くである。
第1図を参照するに、手入れすべき鋼材Wl、W2、W
3・・・・・・を搭載して所定方向Aに低速で走行する
1対の無端鎖1.1’(以下に第1無端鎖と呼ぶ)と、
スカーフィング・トーチ(図示せず)を搭載して鋼材走
路に平行にその両側に敷設された軌道3,3′に沿い走
行する台車2とから成るスカーフィング装置9が示され
ている。
第1無端鎖1及び1′は相互に対称に配置せられ同一の
構成を有するものであるから、第1無端鎖1のみについ
て以下に説明する。
第1無端鎖1は駆動軸4に固着された駆動鎖歯車5と遊
転軸23に固着された遊転鎖歯車22とに掛けられてい
る。
駆動軸4は減速装置26を介し駆動モーター25により
駆動される。
台車2は1対の軌道3,3′に沿い転動する所定数の車
輪28.28’を備え、更にスカーフィング・トーチの
ノズルを搭載して鋼材の進行方向Aに対し直角の方向に
軌道27に沿い往復する第2の台車21を上部に装架さ
せている。
第2図に示す如く、台車2を軌道3,3′に沿い所望位
置に動かす駆動機構8が台車2に取付けられている。
台車2の下部から垂下する支持材31.31’に取付け
られた1対の軸承29.29’に廻転自在に装架された
廻転軸30に車輪28が取付けられている。
図示されていないが、車輪28は適宜のクラッチを介し
台車に搭載された駆動源に接続せられ、台車独自で移動
することができる。
第2図の台車駆動機構8に隣接する位置に台車2を鋼材
の移動に同調させて駆動する同調機構20が示されてい
る。
この同調駆動機構20は第1無端鎖1に同調して駆動さ
れる第2の無端鎖6と、台車2を断続自在に第2無端鎖
6に接続するチェーン・クランプ10とから構成されて
いる。
チェーン・クランプ10はこの場合クラッチ機構の役を
する。
第1図に戻り第2無端鎖6は駆動軸4に取付けられた第
2の鎖歯車7と、遊転軸23に取付けられた第2の鎖歯
車24とに掛けられ、第1無端鎖1と同一方向、同一速
度で走行するよう各部の寸法と構造とが定められている
駆動軸4と遊転軸23とはそれぞれ第2鎖歯車7及び第
2鎖歯車24と対称の位置に別の第2鎖歯車7′及び第
2鎖歯車24′を備え、別の第2無端鎖6′が第2鎖歯
車7′及び24′に掛けられ、第2無端鎖6′を台車2
に接続する別のチェーン・クランプ10′が設けられる
けれども、構成は第2無端鎖6及び゛チェーン・クラン
プ10と同一で゛あるから、詳細な説明を省略する。
第3図に示す如く、本考案のチェーン・クランプ10は
、台車2の下面に取付けられた第2無端鎖6の真上の位
置まで垂下する竪型支持部材11と、所定の長さを有し
一端をピン14により支持部材11の下端に回動自在に
接続させ他端に第2無端鎖6のピン17に係止する爪1
3を有し第2無端鎖6が走行する鉛直平面内で回動する
接続腕12と、一端を支持部材11の上端もしくは台車
2の車体に、他端を接続腕12の爪13に隣接する部分
にそれぞれピン18及び19により回動自在に接続させ
た油圧もしくは空気圧駆動シリンダー16とから構成さ
れる。
接続腕12は駆動シリンダー16により爪13が無端鎖
6のピン17に係合する作動位置(第4図)と、爪13
が無端鎖6のピン17から離脱する後退位置(第3図)
との間で往復回動させられる。
接続腕12が作動位置に降下されるとき爪13と無端鎖
6のピン17との係合を容易にするために回動ピン14
を挿入させる接続腕12の孔は長孔15となっている。
長孔15は接続腕12がその長さ方向に微小な運動をな
しうるよう接続腕12の長さの方向に例へば45°など
の如く斜交するものとする。
図から明らかな如く第4図の作動位置では台車2が第2
無端鎖6に接続され鋼材の移動に同調して駆動される。
この場合、台車2の車輪28は台車の駆動源(図示せず
)から絶縁される。
第5図は従前のチェーン・クランプを示すもので接続腕
12のピン孔を長孔にしていない。
従前の場合には爪13が無端鎖6のピン17に正しく係
止せずピン17の層部分に引懸り不確実な係止をするこ
とがある。
第6図に示す如く、無端鎖6のピン17に加えられる牽
引力Pの分力Pdが爪13とピン17との接触点32で
接続腕12に加えられるがこの分力Pdの回動ピン14
のまわりのモーメンI・が駆動シリンダー16による押
圧力の回動ピン14のまわりのモーメントに釣合う場合
には接続腕12が第5図の不確実な位置に保持されるこ
とも考へられるけれども、何等かの理由により接続腕1
2が衝撃もしくは振動を受けるときは爪13が無端鎖6
のピン17から外れ台車2の同調運動が妨げられ正確な
スカーフィング作業が妨げられる。
これに反し本考案のチェーン・クランプ10では第3図
の非作動位置(もしくは後退位置)に接続腕12が置か
れるときは駆動シリンダー16の自重により接続腕12
が全体として左側に寄せられピン14が長孔15の右端
に接触するが、第4図の作動位置に接続腕12が置かれ
るときは長孔15の左端にピン14が接触し、即ち接続
腕12が全体として僅かに右に寄せられ爪13が無端鎖
6のピン17の右側に深く押入れられ爪13とピン17
との係合を確実にし第5図の如き不確実な係合を生ずる
ことを防止することができる。
即ち長孔15により接続腕12が僅かに右に動き爪13
を確実にピン17に係合させる。
本考案のチェーン・クランプ10は、常時鋼材に同調し
て走行しており且つスカーフィング作業場の全長にわた
り延在している第2無端鎖6の上部に常に置かれ所望時
に駆動シリンダー16を作動しさえすれば直ちに接続腕
12の爪13を第2無端鎖6のピン17に係止させ台車
2を無端鎖6に確実に接続することができる。
台車2の無端鎖6からも離脱も駆動シリンダー16の作
動により極めて迅速に行はれる。
チェーン・クランプ10の各部品も全体構造も極めて簡
単で廉価に製作せられ取扱いの容易なことも本考案の装
置の利点である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置を使用しているスカーフィング作
業場を示す平面図、第2図は第1図の線II−IIに沿
う断面図、第3図は第2図の線III −IIIに沿う
側面図、第4図は第3図の装置の作場位置を示す側面図
、第5図は従前のチェーン・クランプの作動を示す説明
図、第6図は第5図の装置の要部に加わる力を示す線図
である。 1.1′・・・・・・第1無端鎖、2・・・・・・台車
、3,3′・・・・・・軌道、4・・・・・・駆動軸、
5,5′・・・・・・第1駆動鎖歯車、6,6′・・・
・・・第2無端鎖、7.7’・・・・・第2駆動鎖歯車
、8・・・・・・台車駆動機構、9・・・・・・スカー
フィング装置、10・・・・・・本考案のチェーン・ク
ランプ、11・・・・・・支持部材、12・・・・・・
接続腕、13・・・・・・爪、14・・・・・・回動ピ
ン、15・・・・・・長孔、16・・・・・・駆動シリ
ンダー、17・・・・・・無端鎖のピン、18・・・・
・・回動ピン、19・・・・・・回動ピン、20・・・
・・・同調機構、21・・・・・・第2台車、22.2
2’・・・・・・遊転鎖歯車、23・・・・・・遊転軸
、24゜24′・・・・・・遊転鎖歯車、25・・・・
・・駆動モーター、26・・・・・・減速装置、27・
・・・・・第2台車の軌道、28・・・・・・車輪、2
9゜29′・・・・・・軸承、30・・・・・・廻転軸
、31.31’・・・・・・支持材、32・・・・・・
爪とピンとの接触点(不確実位置)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピンを水平に置き所定方向に水平に移動させる直線的走
    行部分を備え鉛直平面内で走行する無端鎖と、前記鉛直
    平面に平行に敷設された軌道に沿い転動する車輪を有し
    無端鎖の前記走行部分から上方に隔てられたレベルに位
    置する車体を有する台車とを断続自在に接続するチェー
    ン・クランプであって、前記台車の下面に取付けられ無
    端鎖走行部分の真上の位置まで垂下している支持部材1
    1、所定の長さを有し一端を回動ピン14を介して該支
    持部材の下端に回動自在に接続させ他端に無端鎖のピン
    に係止する爪13を有し前記鉛直平面内で回動する接続
    腕12.ならびに一端を台車の車体に他端を接続腕の爪
    に隣接する部分に回動自在に接続させ接続腕をその爪が
    無端鎖のピンに係止する作動位置と爪が無端鎖のピンか
    ら離脱する後退位置との間で回動させる駆動シリンダー
    16を備え、前記接続腕12が爪13とは反対側の端部
    に設けられ接続腕の長さに対し斜交する長孔15に前記
    回動ピン14を嵌込ませていることを特徴とするチェー
    ン・クランプ。
JP1976014026U 1976-02-12 1976-02-12 チェ−ン・クランプ Expired JPS585655Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976014026U JPS585655Y2 (ja) 1976-02-12 1976-02-12 チェ−ン・クランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976014026U JPS585655Y2 (ja) 1976-02-12 1976-02-12 チェ−ン・クランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52108231U JPS52108231U (ja) 1977-08-17
JPS585655Y2 true JPS585655Y2 (ja) 1983-01-31

Family

ID=28474291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976014026U Expired JPS585655Y2 (ja) 1976-02-12 1976-02-12 チェ−ン・クランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS585655Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003276592A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Hitachi Zosen Corp 運搬設備

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5685023B2 (ja) * 2010-08-19 2015-03-18 泉陽興業株式会社 輸送システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4817213U (ja) * 1971-07-05 1973-02-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS481480U (ja) * 1971-05-24 1973-01-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4817213U (ja) * 1971-07-05 1973-02-27

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003276592A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Hitachi Zosen Corp 運搬設備

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52108231U (ja) 1977-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS585655Y2 (ja) チェ−ン・クランプ
JPH01274901A (ja) 鉄道車両の車輪ユニツトを加工するための旋盤
JP2005182388A (ja) セル生産方法及びセル生産設備、並びに作業台車
JPH06292991A (ja) ワーク反転装置
JPH0733242A (ja) ターンテーブルに固定された旋回レールと固定レールとの接合離反装置
JPH08243792A (ja) 片面溶接における裏当て部材の保持装置および保持方法
JPH0857781A (ja) 溶接設備
JPS62292342A (ja) 工作機械のパレツト交換装置
JP2765074B2 (ja) 水平すみ肉溶接装置
JPH05208309A (ja) ボックス構造の柱体における溶接開先及び余盛りデポジット等の自動切削装置
JP2620145B2 (ja) 長尺コンクリート板自動成形機
JPS6334069B2 (ja)
JPS6023885B2 (ja) 傾斜ロ−ラ型圧延機の円すいロ−ラを交換する装置
JPS61183600A (ja) トンネル用作業台車
JPH09262660A (ja) 自動注湯装置
JPS6239881Y2 (ja)
JPS61182878A (ja) 自動隅肉溶接装置
JPS6322141Y2 (ja)
JPH0272217U (ja)
JPH09136618A (ja) 洗車設備
JPS60167737A (ja) 自走式工具交換装置
JPS6348626Y2 (ja)
JPH0237448Y2 (ja)
JPS63139892A (ja) 乗客コンベアの清掃装置
JPS59220231A (ja) 加工物の搬送装置