JPH0237448Y2 - - Google Patents

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JPH0237448Y2
JPH0237448Y2 JP8315282U JP8315282U JPH0237448Y2 JP H0237448 Y2 JPH0237448 Y2 JP H0237448Y2 JP 8315282 U JP8315282 U JP 8315282U JP 8315282 U JP8315282 U JP 8315282U JP H0237448 Y2 JPH0237448 Y2 JP H0237448Y2
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slab
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cart
bloom
blooms
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JP8315282U
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JPS58185317U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は連続鋳造されたスラブおよびブルーム
の上面と、スラブ、ブルームおよびそれらのサン
プルの端面に識別マークをマーキングするための
装置に関する。
連続鋳造設備においては、鋳片の品質確認と不
良品を少なくするためにサンプルを採集するが、
スラブ・ブルーム兼用機でブルームを連続鋳造す
る場合、1ストランド当り並列に2枚同時に鋳造
するため、サンプル切断すると、クロツプ台車上
にサンプルがランダムに落ちて区別が困難にな
る。
そこで本考案はかかる問題点を解消したマーキ
ング装置を提供するものであつて、その特徴とす
るところは、鋳片搬送経路に沿つて移動自在な第
1台車を設け、該第1台車上においてこの第1台
車の移動方向とは直交する方向に沿つて移動自在
な第2台車を設け、該第2台車に昇降自在に支持
された昇降体を設け、該昇降体の下部に上下方向
回動自在に連結された回動体を設け、該回動体を
回動させることによりこの回動体を鋳片の端面に
当接する姿勢と鋳片の上面に対向する姿勢とにす
る回動装置を設け、上記回動体の鋳片対向箇所に
マーキング本体を配設し、第2台車に昇降自在に
支持されると共に鋳片の端面に当接可能な上面マ
ーキング同調体を設けたことにあり、この構成に
よれば、スラブ、ブルームおよびそれらのサンプ
ルに鋳片搬送経路上において切断前に識別マーク
をマーキングすることができ、切断後のスラブ、
ブルームおよびそれらのサンプルの区別ができな
くなるという問題点を解消するものである。
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。第1図において1はモールド、2は該モール
ド1から下方へのびる鋳片搬送経路、3は該経路
2の水平部に矢印A,B方向移動自在に設けられ
た切断機、4は矢印A,B方向とは直交する方向
C,Dに沿つて移動自在なクロツプ台車、5は鋳
片搬送経路2に沿つてαの範囲内を往復移動自在
なマーキング装置であつて、その詳細は第2図〜
第4図のようになつている。すなわち、6はガイ
ドレール7に沿つて矢印A,B方向移動自在な第
1台車であつて、ガイドレール7に載置された車
輪8を有する一対の脚9と、該脚9上に配設され
た上板10と、該上板10上に配設された車輪駆
動装置11とを有し、該上板10には切欠部12
を形成してある。13は該切欠部12に矢印C,
D方向に沿つて配設された一対のガイドレール、
14は該ガイドレール13に沿つて往復移動自在
な第2台車であつて、その上板15上には車輪駆
動装置16を有する。17は上板15の後端部の
切欠部18に固定された枠体、19は本体の上端
が枠体17にピン連結されると共にピストンロツ
ドが上記切欠部18を通つて下方へのびる第1の
油圧シリンダ20は該第1油圧シリンダ19のピ
ストンロツド下端にピン連結された受板、21は
該受板20上に立設されたガイド板であつて、そ
の側面に配設した複数のガイドローラ22は枠体
17から垂下されたガイドバー23に対向してお
り、これによつてガイド板21および受板20は
昇降のみ自在とれている。24はL字枠であつ
て、その水平部の端は上記受板20の下面に固着
されている。25はL字枠24の垂直部の端に上
下方向回動自在にピン連結された回動体、26は
受板20上に立設されると共にガイド板21に固
着された支持板、27は本体が支持板26の上端
水平部のブラケツト28にピン連結されると共に
ピストンロツド先端が回動体25のブラケツト2
9にピン連結された第2油圧シリンダであつつ
て、回動体25の鋳片対向面25Aをスラブ3
0、ブルーム31またはクロツプ(図示せず)の
端面に当接する姿勢とスラブ30またはブルーム
31の上面に対向する姿勢とにするものである。
また上記鋳片対向面25Aにはスプレー方式のマ
ーキング本体32を配設してある。33は第2台
車14の上板15の下面中央から垂下されたガイ
ド枠であつて、互いに平行する一対の垂直板34
と、該各垂直板34の内側面に一対づつ平行に配
設されたガイド突条35とからなる。36は両側
面に配設したローラ37が上記ガイド突条35内
に挿入されて昇降のみ自在とされた上面マーキン
グ同調体であつて、スラブ30またはブルーム3
1の端面に対向する箇所には当たり板38を配設
してある。39は本体が第2台車14の上板15
のブラケツト40にピン連結されると共にピスト
ンロツドの下端が上記上板15の穴を貫通して上
面マーキング同調体36の上端にピン連結された
第3油圧シリンダ、41は切断機3に設けられた
一対の溶断トーチであつて、矢印C,D方向往復
移動自在である。
上記構成の作用を説明する。まずブルーム31
の端面にマーキングする場合には、第1図実線に
示す状態からマーキング装置5を矢印B方向へ移
動させて第1図仮想線で示す位置に待機させ、ま
た第2油圧シリンダ27のピストンロツドを伸長
させて回動体25を第2図および第3図に実線で
示す状態にし、第2台車14を矢印CまたはD方
向へ移動させて回動体25を一方のブルーム31
に対向する位置にもたらす。次にツインブルーム
の連続鋳造をおこない一方のブルーム31の端面
が回動体25の鋳片対向面25Aに当たると、マ
ーキング装置5はその一方のブルーム31ととも
に矢印A方向へ移動させられる。そしてこの一体
移動している間にマーキング本体32により一方
のブルーム31の端面にスプレー方式で識別マー
クをマーキングする。次に第1台車6を矢印A方
向へ一方のブルーム31よりも早く移動させて鋳
片対向面25Aを一方のブルーム31の端面から
離間させる。次に第2台車14を矢印CまたはD
方向へ移動させて回動体25を他方のブルーム3
1の端面に対向させた後、上記と同様にして鋳片
対向面25Aが他方のブルーム31の端面に当た
ると、アーキング本体32により他方のブルーム
31の端面に識別マークをマーキングする。以上
のマーキング作業が完了したならば、マーキング
装置6を矢印A方向へツイングルームよりも早く
移動させて第1図実線で示す位置にもたらし、第
1油圧シリンダ19のピストンロツドを縮小させ
て回動体25を持ち上げ、その下をツインブルー
ムが通過するのを許容するようにすればよい。
スラブ30およびクロツプの端面にマーキング
する場合にも、上記とほぼ同じ手順によりすれば
よいので説明を省略する。
次にブルーム31の上面にマーキングする場合
には、マーキング装置5を第1図仮想線位置に待
機させ、第2油圧シリンダ27のピストンロツド
を縮小させて回動体25を第2図仮想線状態にし
て鋳片対向面25Aを下向きにする。次に第1油
圧シリンダ19のピストンロツドを第2図および
第3図に示す状態から若干縮小させ、上記鋳片対
向面25Aをブルーム31の上面より若干上方の
位置にもたらす。また第3油圧シリンダ39のピ
ストンロツドを伸長させ、当たり板38を一方の
ブルーム31に対向する位置にもたらす。次にツ
インブルームの連続鋳造をおこない一方のブルー
ム31の端面が当たり板38に当たると、マーキ
ング装置5はその一方のブルーム31とともに矢
印A方向へ移動させられる。そしてこの一体移動
している間にマーキング本体32により一方のブ
ルーム31の上面に識別マークをマーキングす
る。次に第1台車6を矢印A方向へ早く移動さ
せ、第2台車も移動させて当たり板38を他方の
ブルーム31の端面に対向させた後、上記と同様
にして当たり板38が他方のブルーム31の端面
に当たると、マーキング本体32により他方のブ
ルーム31の上面に識別マークをマーキングすれ
ばよい。
スラブ30の上面にマーキングする場合にも、
上記とほぼ同じ手順によりすればよいので、説明
を省略する。
以上述べたごとく本考案の連続鋳造鋳片のマー
キング装置によれば、スラブ、ブルームおよびそ
れらのサンプルに鋳片搬送経路上において切断前
に識別マークをマーキングすることができ、切断
後のスラブ、ブルームおよびそれらのサンプルの
区別ができなくなるという問題点を解消するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は連続鋳
造設備の概略平面図、第2図は一部切欠き側面
図、第3図は一部切欠き正面図、第4図は一部切
欠き平面図である。 2……鋳片搬送経路、5……マーキング装置、
6……第1台車、14……第2台車、19……第
1油圧シリンダ、24……L字枠(昇降体)、2
5……回動体、25A……鋳片対向面、27……
第2油圧シリンダ(回動装置)、32……マーキ
ング本体、36……上面マーキング同調体、39
……第3油圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋳片搬送経路に沿つて移動自在な第1台車を設
    け、該第1台車上においてこの第1台車の移動方
    向とは直交する方向に沿つて移動自在な第2台車
    を設け、該第2台車に昇降自在に支持された昇降
    体を設け、該昇降体の下部に上下方向回動自在に
    連結された回動体を設け、該回動体を回動させる
    ことによりこの回動体を鋳片の端面に当接する姿
    勢と鋳片の上面に対向する姿勢とにする回動装置
    を設け、上記回動体の鋳片対向箇所にマーキング
    本体を配設し、第2台車に昇降自在に支持される
    と共に鋳片の端面に当接可能な上面マーキング同
    調体を設けたことを特徴とする連続鋳造鋳片のマ
    ーキング装置。
JP8315282U 1982-06-03 1982-06-03 連続鋳造鋳片のマ−キング装置 Granted JPS58185317U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8315282U JPS58185317U (ja) 1982-06-03 1982-06-03 連続鋳造鋳片のマ−キング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8315282U JPS58185317U (ja) 1982-06-03 1982-06-03 連続鋳造鋳片のマ−キング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58185317U JPS58185317U (ja) 1983-12-09
JPH0237448Y2 true JPH0237448Y2 (ja) 1990-10-11

Family

ID=30092174

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JP8315282U Granted JPS58185317U (ja) 1982-06-03 1982-06-03 連続鋳造鋳片のマ−キング装置

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JPS58185317U (ja) 1983-12-09

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