JP2005182388A - セル生産方法及びセル生産設備、並びに作業台車 - Google Patents
セル生産方法及びセル生産設備、並びに作業台車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005182388A JP2005182388A JP2003421122A JP2003421122A JP2005182388A JP 2005182388 A JP2005182388 A JP 2005182388A JP 2003421122 A JP2003421122 A JP 2003421122A JP 2003421122 A JP2003421122 A JP 2003421122A JP 2005182388 A JP2005182388 A JP 2005182388A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- cell production
- cart
- workpiece
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】1つのワーク8に対する複数の作業工程を一人の作業者が担うことができるセル生産方法である。複数のステーション31〜37、41間においてワーク8を搬送する際に、ワーク8を保持するワーク保持部と、ワーク保持部に保持されたワークに対して作業可能な状態で作業者9を乗車させることができる搭乗部とを備えた作業台車5を用い、ワーク保持部にワーク8を保持させると共に搭乗部に作業者9を乗せたまま作業台車5を予め定めた走行ルート5上において自動走行させる。
【選択図】図1
Description
この特許文献1に示されたセル生産方法は、手押しタイプの1台の作業台車を順次各工程部に移動させ、停止した作業台車上において各工程を実施することができ、また、各工程における作業を容易にするために作業台車の昇降操作を可能にしたものである。
しかしながら、この従来のセル生産方法では、作業台車の移動中においては何ら生産工程が進行しておらず、未だ作業効率が十分とは言い難い。
複数のステーション間においてワークを搬送する際に、ワークを保持するワーク保持部と、該ワーク保持部に保持されたワークに対して作業可能な状態で作業者を乗車させることができる搭乗部とを備えた作業台車を用い、上記ワーク保持部にワークを保持させると共に上記搭乗部に作業者を乗せたまま上記作業台車を予め定めた走行ルート上において自動走行させることを特徴とするセル生産方法にある(請求項1)。
予め定められた走行ルートと、該走行ルートに沿って配設された複数のステーションと当該ステーション間においてワークを搬送する作業台車とを有し、
該作業台車は、上記走行ルート上を自動走行可能であると共に、ワークを保持するワーク保持部と、該ワーク保持部に保持されたワークに対して作業可能な状態で作業者を乗車させることができる搭乗部とを備えていることを特徴とするセル生産設備にある(請求項2)。
該作業台車は、予め定められた走行ルートを自動走行可能に構成されていると共に、ワークを保持するワーク保持部と、該ワーク保持部に保持されたワークに対して作業可能な状態で作業者を乗車させることができる搭乗部とを備えていることを特徴とする作業台車にある(請求項13)。
また、上記ワークとしては、例えば、製造する製品の主体となる部品、より具体的な例としては、車両用自動変速機を製造する場合におけるケース、ハウジング、その他の様々な部品を適用することができる。
まず、上記複数のステーションのうち少なくとも1つは、上記作業台車の走行方向に平行に移動可能な移動ステーションよりなり、該移動ステーションは、上記作業台車の走行に同期して併走可能に構成されていることが好ましい(請求項10)。この場合には、上記作業台車が上記移動ステーションの位置に到達した場合に、停止することなくその移動ステーションとやりとりすることができる。例えば、上記移動ステーションとして、上記ワークに組み込む部品を供給するステーションを適用することにより、併走する上記移動ステーションから作業者が作業台車に乗ったままその部品を受け取ることができる。それ故、さらに生産効率を向上させることができる。
本発明の実施例に係るセル生産方法及びセル生産設備、並びに作業台車につき、図1〜図20を用いて説明する。
本例のセル生産設備1は、図1に示すごとく、1つのワーク8に対する複数の作業工程を一人の作業者9が担うことができるセル生産を行うためのセル生産設備である。
同図に示すごとく、セル生産設備1は、予め定められた走行ルート2と、該走行ルート2に沿って配設された複数のステーション31〜37、41と、これらのステーション間においてワーク8を搬送する作業台車5とを有している。
本例の作業台車5は、図2〜図4に示すごとく上記走行ルート2上を自動走行可能であると共に、ワーク8を保持するワーク保持部58と、該ワーク保持部58に保持されたワーク8に対して作業可能な状態で作業者9を乗車させることができる搭乗部59とを備えている。
以下、さらに詳しく説明する。
作業台車5は、図2〜図4に示すごとく、ワーク8を保持するワーク保持部58と、該ワーク保持部58に保持されたワーク8に対して作業可能な状態で作業者9を乗車させることができる搭乗部59とを備えている。
なお、図6に示すごとく、走行ルート2の床面上には、ルート全長にわたって幅方向中央に上記ガイドテープ25が張り巡らされており、ポイントマーカ26は、作業台車5の走行制御を行う必要がある位置にのみ幅方向左寄りに貼設されている。
なお、走行中に作業台車5を強制的に停止させる走行操作部としての停止スイッチ(図示略)は、後述する枠体部523に配設されている。
まず、枠体部523の後方側には、ワークに組み付ける組み付け部品を保持する部品保持部531と、ワークに対して行う作業に使用する工具、治具等を保持する工具保持部532とを設けてある。部品保持部531には、最初に積み込んだ部品や、途中で積み込んだ部品を置くことができるように棚状になっている。また、工具保持部532は、後述するような電動ドライバ71をはじめとする工具類や、後述する締め付け装置6に装着可能なツールを載置できるボックス状に構成されている。
図5に示すごとく、反転クランプ装置57は、ワーク8を保持したままその姿勢を作業台車5に対して変更する装置であり、枠体部523の上面に設けられた一対のガイドレール571上において前後方向にスライド可能に設けられている。
本例のステーションとしては、固定して設置したステーション31〜37と、移動可能に設けた移動ステーション41とがある。
まず、最初のステーションであるステーション31は、ワーク8を供給するワーク供給ライン311と、ワーク8に組み込む部品の一部を供給する部品供給ライン318とを有しており、作業台車5に対してワーク8の積み込みと部品の積み込みを行う積み込みステーションである。
サブステーション491は、ワーク8に組み込むオイルポンプアッシー83を組み立て、これを移動ステーション41に積み込むステーションである。
サブステーション492は、ワーク8に組み込むデフアッシー84を組み立て、これを移動ステーション41に積み込むステーションである。
サブステーション494は、ワーク8に組み込むカウンターギアアッシー86を組み立て、これを移動ステーション41に積み込むステーションである。
サブステーション495は、ワーク8に組み込むリアアッシー87を組み立て、これを移動ステーション41に積み込むステーションである。
また、上記移動ステーション41と作業台車5とは、互いに無線交信可能であると共に、無線交信によって送受信した制御データに基づいて同期して走行するように構成されている。本例では、互いに赤外線通信可能に構成してある。
走行ルート2のループの内側には、4箇所のボルト等の部品を供給するボルト供給ステーション391〜394が配設されている。走行ルート2の複線化部分をさらに進むと、ボルト供給ステーション392に対面するようにFIPG簡易塗布機を備えたステーション32が配設されている。
ステーション33は、ワーク8に組み込むバルブボディを組み立て、作業台車5に積み込むステーションである。
ステーション34は、ワーク8に組み込むT/Cアッシー892を組み立て、作業台車5に積み込むステーションである。
ステーション36は、ワーク8の洗浄機を備えたステーションであり、洗浄を行うためにワーク8を荷下ろしすると共に、洗浄が完了したワーク8を作業台車5に積み込むステーションである。
ステーション37は、ワーク8の出荷準備を行うために荷下ろしする荷下ろしステーションである。
まず、最初に、図1に示すごとく、待機ポジションP18に待機していた作業台車5を空のままステーション31の前のポジションP1まで自動走行させて停止させる。この停止は、走行ルート2に沿って配置されたポイントマーカ26が有する位置情報を位置検出用磁気センサ542によって検知して自動的に行われる。以下、この自動停止はすべてポイントマーカ26の検知によって行われる。
まず、載置テーブル580上のワーク8を反転クランプ装置57(図5)のクランププレート576に当接させ、クランパ578を回動させて固定する。そして、載置テーブル580をパレット89を載置させたまま下降させる。
次いで、クランププレート57を横軸部573を中心に90度回転させて固定し、ワーク8の第1の面(図7の矢印Aに向いた面)を上面に向け、この状態でワーク8に対する組み付け作業を開始する。
次いで、作業台車5がポジションP2からP3に移動する間に、ボルト供給ステーション391から必要なボルトを作業者9が拾い上げる。
次いで、作業台車5がポジションP4近傍に達した際には、作業者9がポジションP48近傍を併走する移動ステーション41上のデフアッシー84を拾い上げ、これをワーク8に組み込む作業を行う。
次いで、作業台車5がポジションP21近傍に達した際(この場合はメインの走行ルート2を直進することとする)には、作業者9がポジションP50近傍を併走する移動ステーション41上のオイルポンプアッシー83を拾い上げ、これをワーク8に組み込む作業を行う。
上記の作業台車5がポジションP2からP21に至る間には、作業台車5上の作業者9が、部品を拾い上げてはワーク8に組み付ける作業を行うが、いずれも作業台車5を走行させたまま行う。
次に、作業台車5がポジションP9を過ぎ、P10に到達する間に、走行しながら、ステーション33からバルブボディを受け取り、また、ボルト供給ステーション394から必要なボルトを受け取って組み付け作業を行う。
次に、作業台車5の搭乗部59上において作業者9がキックペダル525を足先で蹴ることにより、再び作業台車5の走行が開始される。この走行中に、作業者9は、T/Cアッシー892の組み付け作業を続ける。そして、すべての組み付け作業は、次のポジションP13に作業台車5が到着する頃に終了する。
作業台車5がポジションP17に停止している間には、ステーション37の移載装置(図示略)によって自動的にワーク8の荷下ろしが行われる。この荷下ろしが完了した後には、作業台車5は自動的に発進し、待機位置であるポジションP18に移動し、ここで自動停止して待機する。
図8、図9に示すごとく、ネームプレートかしめ固定作業は、かしめ治具72と、電動ドライバ71とを用いて行う。これらかしめ治具72及び電動ドライバ71は、上記工具保持部532に収納してあるので、これらを作業台車5が走行中に取り出して作業を行う。
電動ドライバ71は、図9に示すごとく、把持部719と、これに設けられたスイッチ部718を操作することにより回転する先端係合部711とを有している。
また、本体部720の先端部721には、上記プレート保持部727に対向するワーク当接部728が設けられている。
また、本体部720の中央部722には、かしめ治具72全体を取り扱うための取手部729が設けられている。
次いで、図9に示すごとく、かしめ治具72を、ワーク8におけるプレート取付部891に対してネームプレート801が対面するようにセットする。そして、上記ドライバジョイント部725の係合穴724に、電動ドライバ71の先端係合部711を挿入し、これが締め付け方向に回転するように操作する。
その後、電動ドライバ71の先端係合部711を反対方向に回転させることにより、かしめ治具72とワーク8との係合状態が解かれる。そして、かしめ治具72を作業台車5の工具保持部532に再び収納することにより、ネームプレートかしめ固定作業は完了する。
図10〜図12に示すごとく、ノックピン圧入作業は、ノックピン圧入治具73と、電動ドライバ71とを用いて行う。このノックピン圧入治具73も、上記工具保持部532に収納してあるので、これを作業台車5が走行中に取り出して作業を行う。
電動ドライバ71は、上記のネームプレートかしめ固定に用いたものと同じである。以下、その他の作業においても電動ドライバ71は同じものを用いる。
図11に示すごとく、クランプ部735は、いわゆるトグルクランプ機構を応用しており、トグルハンドル部736を操作することにより、圧入機構部740の先端に対向する当接部737が進退するようになっている。
その後、クランプ部735のトグルハンドル部736を操作して、クランプを解除する。そして、ノックピン圧入治具73をワーク8の上面から外して作業台車5の工具保持部532に再び収納することにより、ノックピン圧入作業が完了する。
図13、図14に示すごとく、オイルシール圧入作業は、シール圧入治具75のみを用いて行う。
シール圧入治具75は、図13に示すごとく、先端部751、中央部752、及び基部753を略コ字状に連ねた本体部750と、上記基部753に回動可能に配設されたトグル操作部755とを有している。トグル操作部755は、基部753の内部を貫く進退棒756と、この進退を操作するトグルハンドル部757を有する。進退棒756の先端には、オイルシール803を保持して上記進退棒756と共に進退するシール保持部754が設けられている。シール保持部754は、中央に突出軸部758を有し、これにOリング状のオイルシール803を貫通させてセットできるようになっている。また、本体部750には、シール圧入治具75全体を取り扱うための取手部759が設けられている。
その後、トグルハンドル部757をを元に戻してシール圧入治具75全体をワーク8から取り外す。シール圧入治具75を作業台車5の工具保持部532に再び収納することにより、オイルシール圧入作業が完了する。
図15〜図17に示すごとく、アウターレース811、インナーレース812、ニードルベアリング813の3つの部品の圧入作業は、アウターレース等圧入治具76と電動ドライバ71とを用いて一度に行う。
クランプ部761は、いわゆるトグルクランプ機構を応用したものであり、上述したノックピン圧入治具73におけるクランプ部735と基本的に同様である。
次いで、同図に示すごとく、まず、アウターレース圧入機構部762の上端突出部764に連結治具(図示略)をセットすると共に、この連結治具に電動ドライバ71の先端係合部711を係合させる。そして、電動ドライバ71を、締め付け方向に回転するように操作する。
これにより、インナーレース保持部775が前進し、これに保持されたインナーレース812が、ワーク8のインナーレース圧入部895に圧入される。次いで、電動ドライバ71の先端係合部711を反対方向に回転させることにより、インナーレース保持部775が後退する。
次に、ニードルベアリング圧入機構部782の上端突出部784に連結治具787をセットすると共に、この連結治具787に電動ドライバ71の先端係合部711を係合させる。そして、電動ドライバ71を、締め付け方向に回転するように操作する。
これにより、ニードルベアリング保持部785が前進し、これに保持されたニードルベアリング813が、ワーク8のニードルベアリング圧入部896に圧入される。次いで、電動ドライバ71の先端係合部711を反対方向に回転させることにより、ニードルベアリング保持部785が後退する。
図18〜図20に示すごとく、パーキングベアリング圧入作業は、パーキングベアリング圧入治具79と、電動ドライバ71とを用いて行う。このパーキングベアリング圧入治具79も、上記工具保持部532に収納してあるので、これを作業台車5が走行中に取り出して作業を行う。
また、本体部790の先端部791には、パーキングベアリング807をセットしやすいように、貫通穴799が設けられている。
また、本体部790の中央部792には、パーキングベアリング圧入治具79全体を取り扱うための取手部789が設けられている。
次いで、図20に示すごとく、パーキングベアリング圧入治具79を、ワーク8におけるパーキングベアリング圧入部897に対して対面するようにセットする。そして、上記ドライバジョイント部795の係合穴794に、電動ドライバ71の先端係合部711を挿入し、これが締め付け方向に回転するように操作する。
その後、電動ドライバ71の先端係合部711を反対方向に回転させることにより、ベアリング保持部797が後退し、パーキングベアリング圧入治具79とワーク8との係合状態が解かれる。そして、パーキングベアリング圧入治具79及び電動ドライバ71を作業台車5の工具保持部532に再び収納することにより、パーキングベアリング圧入作業が完了する。
2 走行ルート
31〜37 ステーション
41 移動ステーション
5 作業台車
8 ワーク
9 作業者
Claims (21)
- 1つのワークに対する複数の作業工程を一人の作業者が担うことができるセル生産方法であって、
複数のステーション間においてワークを搬送する際に、ワークを保持するワーク保持部と、該ワーク保持部に保持されたワークに対して作業可能な状態で作業者を乗車させることができる搭乗部とを備えた作業台車を用い、上記ワーク保持部にワークを保持させると共に上記搭乗部に作業者を乗せたまま上記作業台車を予め定めた走行ルート上において自動走行させることを特徴とするセル生産方法。 - 1つのワークに対する複数の作業工程を一人の作業者が担うことができるセル生産を行うためのセル生産設備であって、
予め定められた走行ルートと、該走行ルートに沿って配設された複数のステーションと、該ステーション間においてワークを搬送する作業台車とを有し、
該作業台車は、上記走行ルート上を自動走行可能であると共に、ワークを保持するワーク保持部と、該ワーク保持部に保持されたワークに対して作業可能な状態で作業者を乗車させることができる搭乗部とを備えていることを特徴とするセル生産設備。 - 請求項2において、上記作業台車は、上記ワークに組み付ける組み付け部品を保持する部品保持部と、上記ワークに対して行う作業に使用する工具を保持する工具保持部とを備えていることを特徴とするセル生産設備。
- 請求項2又は3において、上記作業台車は、回転動作が可能なツールと、該ツールを支持するアームとを有する締め付け装置を備えていることを特徴とするセル生産設備。
- 請求項4において、上記締め付け装置の上記ツールは着脱可能に構成されていると共に異なるツールに交換できるよう構成されており、上記作業台車は、上記ツールを保持するツール保持部を備えていることを特徴とするセル生産設備。
- 請求項2〜5のいずれか1項において、上記作業台車の上記ワーク保持部は、上記ワークを保持したままその姿勢を上記作業台車に対して変更する反転クランプ装置を有していることを特徴とするセル生産設備。
- 請求項2〜6のいずれか1項において、上記作業台車の上記ワーク保持部は、積み込まれたワークを載置する昇降可能な載置テーブルを有していることを特徴とするセル生産設備。
- 請求項2〜7のいずれか1項において、上記作業台車は、その走行状態を上記搭乗部に乗車した作業者によって操作可能な走行操作部を有していることを特徴とするセル生産設備。
- 請求項2〜8において、上記作業台車は、上記走行ルートに沿って配されたポイントマーカが有する位置情報を読み取る読み取りセンサを有していると共に、読み取った位置情報に基づいて走行状態を制御する車載制御装置を有していることを特徴とするセル生産設備。
- 請求項2〜9のいずれか1項において、上記複数のステーションのうち少なくとも1つは、上記作業台車の走行方向に平行に移動可能な移動ステーションよりなり、該移動ステーションは、上記作業台車の走行に同期して併走可能に構成されていることを特徴とするセル生産設備。
- 請求項10において、上記移動ステーションは、予め定められた移動ルート上を自動走行可能な無人搬送車よりなることを特徴とするセル生産設備。
- 請求項10又は11において、上記作業台車と上記移動ステーションとは、互いに無線交信可能であると共に、無線交信によって送受信した制御データに基づいて同期して走行するように構成されていることを特徴とするセル生産設備。
- 請求項2〜12のいずれか1項において、上記走行ルートは、少なくともその一部が複線化されていることを特徴とするセル生産設備。
- 1つのワークに対する複数の作業工程を一人の作業者が担うことができるセル生産に用いる作業台車であって、
該作業台車は、予め定められた走行ルートを自動走行可能に構成されていると共に、ワークを保持するワーク保持部と、該ワーク保持部に保持されたワークに対して作業可能な状態で作業者を乗車させることができる搭乗部とを備えていることを特徴とする作業台車。 - 請求項14において、上記作業台車は、上記ワークに組み付ける組み付け部品を保持する部品保持部と、上記ワークに対して行う作業に使用する工具を保持する工具保持部とを備えていることを特徴とする作業台車。
- 請求項14又は15において、上記作業台車は、回転動作が可能なツールと、該ツールを支持するアームとを有する締め付け装置を備えていることを特徴とする作業台車。
- 請求項16において、上記締め付け装置の上記ツールは着脱可能に構成されていると共に異なるツールに交換できるよう構成されており、上記作業台車は、上記ツールを保持するツール保持部を備えていることを特徴とする作業台車。
- 請求項14〜17のいずれか1項において、上記作業台車の上記ワーク保持部は、上記ワークを保持したままその姿勢を上記作業台車に対して変更する反転クランプ装置を有していることを特徴とする作業台車。
- 請求項14〜18のいずれか1項において、上記作業台車の上記ワーク保持部は、積み込まれたワークを載置する昇降可能な載置テーブルを有していることを特徴とする作業台車。
- 請求項14〜19のいずれか1項において、上記作業台車は、その走行状態を上記搭乗部に乗車した作業者によって操作可能な走行操作部を有していることを特徴とする作業台車。
- 請求項14〜20において、上記作業台車は、上記走行ルートに沿って配されたポイントマーカが有する位置情報を読み取る読み取りセンサを有していると共に、読み取った位置情報に基づいて走行状態を制御する車載制御装置を有していることを特徴とする作業台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003421122A JP2005182388A (ja) | 2003-12-18 | 2003-12-18 | セル生産方法及びセル生産設備、並びに作業台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003421122A JP2005182388A (ja) | 2003-12-18 | 2003-12-18 | セル生産方法及びセル生産設備、並びに作業台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005182388A true JP2005182388A (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=34782436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003421122A Pending JP2005182388A (ja) | 2003-12-18 | 2003-12-18 | セル生産方法及びセル生産設備、並びに作業台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005182388A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006068252A1 (ja) * | 2004-12-24 | 2006-06-29 | Aisin Aw Co., Ltd. | セル生産方法及びセル生産設備 |
WO2007140872A1 (de) * | 2006-06-06 | 2007-12-13 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren zum fertigen und/oder montieren von vorprodukten oder produkten in serien, verfahren zum montieren von getrieben, montageanlage und werkstückträger zur durchführung des verfahrens |
JP2010201519A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Daihatsu Motor Co Ltd | 組付設備 |
JP2010201518A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Daihatsu Motor Co Ltd | ワーク支持台及びそれを用いた組付設備 |
JP2013200647A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Nec Corp | 生産システムおよび生産方法 |
WO2013168706A1 (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-14 | 本田技研工業株式会社 | 車体用部品取付システム |
CN104625731A (zh) * | 2015-02-27 | 2015-05-20 | 苏州博众精工科技有限公司 | 一种自动对位多工站零件安装机 |
ITTO20130995A1 (it) * | 2013-12-05 | 2015-06-06 | Fiat Group Automobiles Spa | Linea per il montaggio di componenti a pezzi in lavorazione |
WO2019176611A1 (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 日本電産株式会社 | 生産ラインシステム、及びベースユニット |
JP2020138280A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 本田技研工業株式会社 | 製造システム |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6033173A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-20 | Fuji Heavy Ind Ltd | 作業用台車 |
JPS6034282A (ja) * | 1983-08-08 | 1985-02-21 | 株式会社日立製作所 | 着脱自在なマニプレ−タ |
JPH03279115A (ja) * | 1990-03-23 | 1991-12-10 | Kubota Corp | ワーク移載設備 |
JPH05108146A (ja) * | 1991-10-16 | 1993-04-30 | Matsuda Hiyuutec:Kk | 自走台車 |
JPH05318247A (ja) * | 1992-05-15 | 1993-12-03 | Olympus Optical Co Ltd | 組立作業システム |
JPH06119047A (ja) * | 1992-10-09 | 1994-04-28 | Daifuku Co Ltd | 搬送設備 |
JPH0733056A (ja) * | 1993-07-15 | 1995-02-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 作業台を備えた搬送装置 |
JPH0717433U (ja) * | 1993-09-06 | 1995-03-28 | 関東自動車工業株式会社 | ボルト・ナットの自動締付装置 |
JPH10207539A (ja) * | 1997-01-20 | 1998-08-07 | Mazda Motor Corp | 無人搬送車の制御装置 |
JP2002037157A (ja) * | 2000-07-25 | 2002-02-06 | Tachi S Co Ltd | 自動車用シートの組立、生産システム |
JP2003251575A (ja) * | 2002-03-01 | 2003-09-09 | Daifuku Co Ltd | セル生産方法およびセル生産設備ならびにセル生産用作業台車 |
-
2003
- 2003-12-18 JP JP2003421122A patent/JP2005182388A/ja active Pending
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6033173A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-20 | Fuji Heavy Ind Ltd | 作業用台車 |
JPS6034282A (ja) * | 1983-08-08 | 1985-02-21 | 株式会社日立製作所 | 着脱自在なマニプレ−タ |
JPH03279115A (ja) * | 1990-03-23 | 1991-12-10 | Kubota Corp | ワーク移載設備 |
JPH05108146A (ja) * | 1991-10-16 | 1993-04-30 | Matsuda Hiyuutec:Kk | 自走台車 |
JPH05318247A (ja) * | 1992-05-15 | 1993-12-03 | Olympus Optical Co Ltd | 組立作業システム |
JPH06119047A (ja) * | 1992-10-09 | 1994-04-28 | Daifuku Co Ltd | 搬送設備 |
JPH0733056A (ja) * | 1993-07-15 | 1995-02-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 作業台を備えた搬送装置 |
JPH0717433U (ja) * | 1993-09-06 | 1995-03-28 | 関東自動車工業株式会社 | ボルト・ナットの自動締付装置 |
JPH10207539A (ja) * | 1997-01-20 | 1998-08-07 | Mazda Motor Corp | 無人搬送車の制御装置 |
JP2002037157A (ja) * | 2000-07-25 | 2002-02-06 | Tachi S Co Ltd | 自動車用シートの組立、生産システム |
JP2003251575A (ja) * | 2002-03-01 | 2003-09-09 | Daifuku Co Ltd | セル生産方法およびセル生産設備ならびにセル生産用作業台車 |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8122579B2 (en) | 2004-12-24 | 2012-02-28 | Aisin Aw Co. Ltd. | Cell production method and cell production facility |
WO2006068251A1 (ja) * | 2004-12-24 | 2006-06-29 | Aisin Aw Co., Ltd. | セル生産方法及びセル生産設備 |
WO2006068253A1 (ja) * | 2004-12-24 | 2006-06-29 | Aisin Aw Co., Ltd. | セル生産方法及びセル生産設備 |
WO2006068252A1 (ja) * | 2004-12-24 | 2006-06-29 | Aisin Aw Co., Ltd. | セル生産方法及びセル生産設備 |
US8141223B2 (en) | 2004-12-24 | 2012-03-27 | Aisin Aw Co., Ltd. | Cell production method and cell production facility |
US8074335B2 (en) | 2004-12-24 | 2011-12-13 | Aisin Aw Co., Ltd. | Cell production method and cell production facility |
WO2007140872A1 (de) * | 2006-06-06 | 2007-12-13 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren zum fertigen und/oder montieren von vorprodukten oder produkten in serien, verfahren zum montieren von getrieben, montageanlage und werkstückträger zur durchführung des verfahrens |
JP2010201519A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Daihatsu Motor Co Ltd | 組付設備 |
JP2010201518A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Daihatsu Motor Co Ltd | ワーク支持台及びそれを用いた組付設備 |
JP2013200647A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Nec Corp | 生産システムおよび生産方法 |
WO2013168706A1 (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-14 | 本田技研工業株式会社 | 車体用部品取付システム |
JPWO2013168706A1 (ja) * | 2012-05-11 | 2016-01-07 | 本田技研工業株式会社 | 車体用部品取付システム |
US9586297B2 (en) | 2012-05-11 | 2017-03-07 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle body component mounting system |
ITTO20130995A1 (it) * | 2013-12-05 | 2015-06-06 | Fiat Group Automobiles Spa | Linea per il montaggio di componenti a pezzi in lavorazione |
CN104625731A (zh) * | 2015-02-27 | 2015-05-20 | 苏州博众精工科技有限公司 | 一种自动对位多工站零件安装机 |
WO2019176611A1 (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 日本電産株式会社 | 生産ラインシステム、及びベースユニット |
JP2019155529A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 日本電産株式会社 | 生産ラインシステム、及びベースユニット |
JP2020138280A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 本田技研工業株式会社 | 製造システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6505442B2 (ja) | 無人車 | |
CN209997856U (zh) | 一种全向输送喷涂生产线 | |
CN106271349A (zh) | 一种白车身焊装生产线 | |
JP2005182388A (ja) | セル生産方法及びセル生産設備、並びに作業台車 | |
CN217296052U (zh) | 一种车载电池合装用小车定位装置 | |
JP3333169B2 (ja) | 輪軸圧抜装置と輪軸圧入装置と輪軸着脱装置 | |
JP2002274451A (ja) | 車体組立装置 | |
CN203793383U (zh) | 新型四轮操舵物流运输车 | |
JPH06277882A (ja) | 車体の溶接装置 | |
JP2017095926A (ja) | 車両の搬送方法及び装置 | |
JP2007253813A (ja) | 車両組立用支持装置、搬送台車、車両組立システム、及び車両の製造方法 | |
JP5037151B2 (ja) | 組付コンベヤ装置 | |
JP2005292915A (ja) | 無人搬送車による部品供給装置 | |
JPS632844B2 (ja) | ||
JP5473120B2 (ja) | 台車、並びに台車を用いた切粉回収システム | |
JP2010155690A (ja) | 方向転換装置 | |
JPH0115487Y2 (ja) | ||
JPH08243792A (ja) | 片面溶接における裏当て部材の保持装置および保持方法 | |
CN107472798B (zh) | 一种机架移动装置 | |
JP3385782B2 (ja) | ワークの自動移載装置 | |
JP3085193B2 (ja) | 自動車のメインボディ組立て装置 | |
JP2884980B2 (ja) | シートの車体内自動搬入装置 | |
CN220055230U (zh) | 一种agv小车、夹具系统以及汽车生产系统 | |
JP2819949B2 (ja) | ハンガー使用の搬送設備 | |
JPH0527273Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080708 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080722 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090224 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090630 |