JP2620145B2 - 長尺コンクリート板自動成形機 - Google Patents

長尺コンクリート板自動成形機

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JP2620145B2
JP2620145B2 JP21682389A JP21682389A JP2620145B2 JP 2620145 B2 JP2620145 B2 JP 2620145B2 JP 21682389 A JP21682389 A JP 21682389A JP 21682389 A JP21682389 A JP 21682389A JP 2620145 B2 JP2620145 B2 JP 2620145B2
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二郎 浮田
藤吉 幸田
巖 井ノ下
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ツルガスパンクリート株式会社
日本スパンクリート機械株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は長尺コンクリート板自動成形機に関するもの
である。
(従来の技術) 従来の長尺コンクリート板自動成形機は、レール上を
走行する走行枠組台車に横行台車を載設し、この横行台
車にコンクリートホッパーを設けた構成であり、コンク
リートホッパーに形成した複数の排出口は、上記走行枠
組台車の走行方向側から手前にかけて、順次地表面から
の高さが高くなるようにしてあった。そして、長尺コン
クリート板の成形作業にあたっては、走行枠組台車を走
行させると共に、コンクリートホッパーの各排出口から
コンクリートを排出させ、地表面に一番近い走行側の排
出口から排出されるコンクリートの上に、次の地表面に
二番近い排出口から排出されるコンクリートを積層し、
更にこのコンクリートの上に次の排出口から排出される
コンクリートを積層して、走行枠組台車を200m位走行さ
せ長尺コンクリート板を成形していた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の長尺コンクリート板自動成
形機では、一列の成形作業が終了した後、次の成形作業
に入る場合、この作業列の終端で横行台車を横行させて
隣の作業列に移動させ、走行枠組台車の先の作業列のと
きとは逆に走行させたのでは、コンクリートホッパーの
各排出口の配列が逆になって長尺コンクリート板の成形
作業ができなくなる。そのため、走行枠組台車を再び先
の作業列の終端から元の位置に戻し、次に横行台車を横
行させて隣の作業列まで移動させ、再び走行枠組台車を
走行させて成形作業を行わねばならなかった。このこと
は、一列の成形作業が終了後、いちいち作業列の終端か
ら元の位置に走行枠組台車を戻さねば成らず、200m位あ
る作業列の終端から元の位置に走行枠組台車を戻す時
間、成形作業が中断し、また戻す時間も10分以上かかる
ため作業効率の点で問題であった。
本発明は上記のような点に鑑みて開発されたものであ
り、その目的とする処は、長尺コンクリート板の生産効
率を一段と向上できるようにした長尺コンクリート板自
動成形機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこで、本発明は上記目的を有効に達するために、次
のような構成にしてある。すなわち、所定間隔を以て並
設したレール上を走行する走行枠組台車と、走行枠組台
車に横設したレール上を走行する横行台車と、横行台車
に付設した環状レール上を旋回する旋回台車と、地表面
に対して順次高さの異なる複数の排出口を有し上記旋回
台車に昇降可能に吊設したコンクリートホッパーとから
なる構成にしてある。
(作用) 上記構成により、コンクリートホッパーに所定量のコ
ンクリートを充填し、走行枠組台車を走行させる。この
走行枠組台車の走行によって横行台車を介して旋回台車
に吊設されたコンクリートホッパーも、この走行枠組台
車と共に所定位置で移動し、コンクリートホッパーの地
表面に対して順次高さの異なる各排出口からコンクリー
トが排出され、走行枠組台車が走行した縦列方向に長尺
コンクリート板が形成される。
次に旋回台車を180゜旋回させてコンクリートホッパ
ーの排出口の位置を逆にすると共に、横行台車を横行さ
せてコンクリートホッパーを旋回台車と共に横方向に所
定距離だけ移動させる。そして再び走行枠組台車を前記
走行方向と逆方向に走行させ、前記同様縦列方向に長尺
コンクリート板を形成する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図〜第4図に基づいて説
明する。
図において、1は所定間隔を以て並設したレール2上
を走行する走行枠組台車、3は走行枠組台車1に横設し
たレール4上を走行する横行台車、5は横行台車3に付
設した環状レール6上を旋回する旋回台車、7は地表面
GLに対して順次高さの異なる複数の排出口8a,8b,8cを有
し上記旋回台車5に昇降可能に吊設したコンクリートホ
ッパーである。
より具体的に説明すると、上記走行枠組台車1は、例
えば幅11m位に並設されたレール2を跨ぐように鉄骨材
で門形状に形成され、車輪9を介してレール2上を走行
できるようにしてある。また、この走行枠組台車1には
所定幅を以て2本の桁10が横設してあり、この各桁2上
には上記レール2と直交するように横行レール11が付設
してある。12はこの走行枠組台車1を走行させるための
駆動装置である。
しかして、上記横行レール11上には、走行可能に横行
台車3が載設してある。この横行台車3の車体本体12は
鉄骨材で矩形状に形成され、上記レール11に対し転動可
能なように車体本体12の四隅の対向位置に横行車輪13が
枢着してある。このうち1対の横行車輪13にはそれぞれ
車体本体12に付設した駆動装置14が連結してある。14a
はこの駆動装置14を構成する駆動モータ、14bは減速機
である。
また、上記車体本体12の四隅には固定ピン穴ホルダー
12aが形成されている。横行台車3の横行方向の所定位
置で、このピン穴ホルダー12aに固定ピン(図示省略)
を挿入することによって、前記桁10の所定位置に穿設し
た穴に固定ピンの先が挿入され、横行台車3は所定位置
で桁10に固定(或いは位置決め)される。このことによ
って横行台車3の移動は阻止され、横行台車3を所定位
置に確実に固定させることができる。この所定位置と
は、横行台車3を固定して走行枠組台車1を縦列方向に
走行させ、横行台車3に設けたコンクリートホッパー7
からコンクリートを排出して各縦方向に長尺コンクリー
ト板を成形するときの横行台車3の横行方向の各位置で
ある。
しかして、上記車体本体12の上部には環状のレール15
が付設してある。この環状レール6上には、旋回台車16
が旋回可能に載設してある。この旋回台車16の台車本体
17は鉄骨材で長方形状に形成され、その中央は後述する
コンクリートホッパー7を昇降可能に配設できるように
長方形状の開口18が形成してある。この台車本体17の下
部には、上記環状レール15上を転動できるように四個の
旋回用車輪19が付設してある。そして、この車輪19のう
ち対角線上に配設した車輪19には、それぞれ台車本体17
に設けた駆動装置20が連結してある。
また、上記台車本体17にはピン穴17aが穿設してあ
る。すなわち、このピン穴17aは上記旋回台車16を180゜
旋回させたとき、その位置で旋回台車16を固定(或いは
位置決め)するために形成されたものであり、このピン
穴17aからピン(図示省略)を挿入して前記横行台車3
の車体本体12の所定位置に穿設した穴12bにピンの先を
挿入することによって、上記旋回台車16を横行台車3の
所定位置に固定できる。尚、ピン穴17aは少なくとも一
箇所に穿設すればよい。そしてこのピン穴17aに対応す
るように横行台車3の車体本体12に穴12bを穿設すれば
よい。
しかして、上記台車本体16にはその開口17にコンクリ
ートホッパー7が昇降可能に吊設してある。すなわち、
コンクリートホッパー7は、第一ホッパー部7aと第二ホ
ッパー部7bと第三ホッパー部7cとからなり、それぞれの
ホッパー部7a,7b,7cの下部に形成した各排出口8a,8b,8c
の地表面GLからの高さ(距離)は、前記走行枠組台車1
の走行方向(第1図に示す矢印Y方向)側から順次高く
形成してある。また、各ホッパー部7a,7b,7cの間には、
各ホッパー部7a,7b,7cから地表面GL上に排出され積層さ
れるコンクリートを叩く叩き装置(図示省略)が付設し
てある。
また、上記コンクリートホッパー7は、地表面GLから
の各排出口8a,8b,8cの高さを任意に調節できるよう昇降
装置21に吊設してある。すなわち、前記旋回台車本体17
の開口18の両側には回動軸22が軸受23によって枢支さ
れ、開口18の四隅に位置する回動軸22部分にはスプロケ
ット24が嵌着してある。この各スプロケット24にはそれ
ぞれ吊下チエーン25が係合してあり、各吊下チエーン25
の一端は上記コンクリートホッパー7の側面に固着して
あり、他端にはカウンターウエイト26が吊り下げてあ
る。
27は上記コンクリートホッパー7を昇降させる駆動モ
ータであって、旋回台車本体17上に載設されている。駆
動モータ27は減速機28を介して連動軸29に連結してあ
り、更にウオームギャー30、カップリング31を介して前
記各回動軸22に連結されている。32はガイドレール、33
はコンクリートホッパー7揺れ防止用のローラである。
上記構成からなる本発明に係る長尺コンクリート板自
動成形機にあっては、先ずコンクリートホッパー7にコ
ンクリートを充填し、走行レール2上のホームポジショ
ンから走行枠組台車1を走行させながら各ホッパー部7
a,7b,7cからコンクリートを排出し、第一ホッパー部7a
の排出口8aから排出されたコンクリート上に、第二ホッ
パー部7bの排出口8bから排出されたコンクリートを、更
にその上に第三ホッパー部7cの排出口8cから排出される
コンクリートを順次積層し、走行枠組台車1を走行終点
まで走行させて、長尺コンクリート板を地表面GL上に成
形する。
このようにして一列方向(縦列方向)に長尺コンクリ
ート板成形作業が完了すれば、走行枠組台車1の走行終
点位置で、横行台車3を横行させて次の列の所定位置に
移動させて固定する。そして旋回台車5を180゜旋回さ
せて固定し、各ホッパー部7a,7b,7cの位置を前記走行時
とは逆にしてコンクリートホッパー7にコンクリートを
充填すると共に、再び走行枠組台車1を走行させて、上
記同様コンクリートを排出して地表面GL上に長尺コンク
リート板を成形する。そして走行レール2の一端のホー
ムポジション側に走行してくる走行枠組台車1が位置
し、この列の長尺コンクリート板成形作業が完了すれ
ば、前記同様再び旋回台車5を旋回させて、順次長尺コ
ンクリート板成形作業を行う。
(発明の効果) 以上、叙述のように本発明の長尺コンクリート板自動
成形機では、コンクリートホッパーを旋回台車に設け、
この旋回台車を走行枠組台車に載設した横行台車に載設
し、旋回台車を180゜旋回させることによって、コンク
リートホッパーの各排出口の配列順を逆にできるので、
従来のように走行枠組台車をいちいち元の位置に戻した
後、横行台車を横行させて再び走行枠組台車を走行させ
て次の長尺コンクリート板成形作業に入らなくとも、成
形作業列の終端で上記旋回台車を180゜旋回させること
によって、走行枠組台車の走行向きが先の作業時とは逆
であっても上記排出口の配列順は先の走行枠組台車走行
作業時と同一にすることができる。したがって、走行枠
組台車を次の成形作業に入る前に元の位置に戻さなくて
もよいために、その戻し時間を作業時間全体として短縮
でき作業効率を一段と向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の要部を示す概略側面
図、 第2図は本発明の簡略正面図、 第3図は横行台車の平面図、 第4図は旋回台車の平面図。 1……走行枠組台車、2……レール、 3……横行台車、4……レール、 5……旋回台車、6……環状レール、 7……コンクリートホッパー、 8a,8b,8c……排出口、GL……地表面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔を以て並設したレール上を走行す
    る走行枠組台車と、走行枠組台車に横設したレール上を
    走行する横行台車と、横行台車に付設した環状レール上
    を旋回する旋回台車と、地表面に対して順次高さの異な
    る複数の排出口を有し上記旋回台車に昇降可能に吊設し
    たコンクリートホッパーとからなることを特徴とする長
    尺コンクリート板自動成形機。
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