JPH05301211A - Ｌ型擁壁ブロック成型装置 - Google Patents
Ｌ型擁壁ブロック成型装置Info
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- JPH05301211A JPH05301211A JP13008292A JP13008292A JPH05301211A JP H05301211 A JPH05301211 A JP H05301211A JP 13008292 A JP13008292 A JP 13008292A JP 13008292 A JP13008292 A JP 13008292A JP H05301211 A JPH05301211 A JP H05301211A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンクリートの充填作業と締め固め作業を機
械化された一連の工程によって作業能率良く的確に行な
え、強度面の信頼性を高められるＬ型擁壁ブロック成型
装置を提供する。 【構成】 主桁１１に連結した走行用サドル１０の車輪
６６を機枠１のレール３に載せ、モータ６１の駆動で走
行用サドル１０をＸ軸方向に移動可能とし、横行台車５
の車輪６７を主桁１１のレール１２に載せ、モータ５９
の駆動で横行台車５をＹ軸方向に移動可能とし、Ｚ軸方
向に移動する昇降架台のレールにホッパー台車８の車輪
６８をレール７に載せ、モータ６０の駆動でホッパー台
車８をＹ軸方向に移動可能とし、昇降架台６と横行台車
５及び主桁１１，１１間の空間にホッパー９を配置し、
横行台車５のモータ５３で駆動するチェーン５５によっ
て昇降架台６を昇降させ、昇降架台６にバイブレータガ
イドフレーム１３を取り付け、バイブレータガイドフレ
ーム１３のウインチ５６で棒バイブレータ群６４をＺ軸
方向に移動させる。
械化された一連の工程によって作業能率良く的確に行な
え、強度面の信頼性を高められるＬ型擁壁ブロック成型
装置を提供する。 【構成】 主桁１１に連結した走行用サドル１０の車輪
６６を機枠１のレール３に載せ、モータ６１の駆動で走
行用サドル１０をＸ軸方向に移動可能とし、横行台車５
の車輪６７を主桁１１のレール１２に載せ、モータ５９
の駆動で横行台車５をＹ軸方向に移動可能とし、Ｚ軸方
向に移動する昇降架台のレールにホッパー台車８の車輪
６８をレール７に載せ、モータ６０の駆動でホッパー台
車８をＹ軸方向に移動可能とし、昇降架台６と横行台車
５及び主桁１１，１１間の空間にホッパー９を配置し、
横行台車５のモータ５３で駆動するチェーン５５によっ
て昇降架台６を昇降させ、昇降架台６にバイブレータガ
イドフレーム１３を取り付け、バイブレータガイドフレ
ーム１３のウインチ５６で棒バイブレータ群６４をＺ軸
方向に移動させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、三次元空間において移
動可能なホッパーと棒バイブレータを搭載したＬ型擁壁
ブロックの成型装置に関するものである。
動可能なホッパーと棒バイブレータを搭載したＬ型擁壁
ブロックの成型装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、鉄筋コンクリート製のＬ型擁壁ブ
ロックを成型するには、型枠内に鉄筋組立体を組み込ん
で所定位置に固定し、生コンクリートをホッパーから型
枠内に流し込み、作業者が手に持った棒バイブレーター
を生コンクリート中に一定間隔で挿入し、棒バイブレー
タから生コンクリートに内部振動を与えることによっ
て、生コンクリートを締め固めている。
ロックを成型するには、型枠内に鉄筋組立体を組み込ん
で所定位置に固定し、生コンクリートをホッパーから型
枠内に流し込み、作業者が手に持った棒バイブレーター
を生コンクリート中に一定間隔で挿入し、棒バイブレー
タから生コンクリートに内部振動を与えることによっ
て、生コンクリートを締め固めている。
【０００３】しかしながら、Ｌ型擁壁ブロックでは、水
平壁版部に相当する型枠部分と比較して垂直壁版部に相
当する型枠部分の深さが深くて横幅も広いため、このよ
うに作業員が棒バイブレーターを直接挿入する方法で
は、挿入始点では棒バイブレーターの挿入間隔が正しく
保持されていても、中間部や先端部では棒バイブレータ
ーが曲がってしまい、生コンクリートの締め固めが幅方
向または高さ方向にわたって不均一となり易い傾向にあ
り、内部に有害な巣が出来たりして、強度上の信頼性を
一定以上に確保することは容易でなかった。
平壁版部に相当する型枠部分と比較して垂直壁版部に相
当する型枠部分の深さが深くて横幅も広いため、このよ
うに作業員が棒バイブレーターを直接挿入する方法で
は、挿入始点では棒バイブレーターの挿入間隔が正しく
保持されていても、中間部や先端部では棒バイブレータ
ーが曲がってしまい、生コンクリートの締め固めが幅方
向または高さ方向にわたって不均一となり易い傾向にあ
り、内部に有害な巣が出来たりして、強度上の信頼性を
一定以上に確保することは容易でなかった。
【０００４】また、監督者不足や監督体制が不十分であ
るときには、作業者が所定の挿入間隔を無視し、意図的
にかなり広い間隔で棒バイブレーターを挿入してしまう
手抜き作業の恐れがあり、強度面の信頼性を高めるのは
容易でなかった。
るときには、作業者が所定の挿入間隔を無視し、意図的
にかなり広い間隔で棒バイブレーターを挿入してしまう
手抜き作業の恐れがあり、強度面の信頼性を高めるのは
容易でなかった。
【０００５】人力で棒バイブレーターを型枠の中に入れ
るとき、型枠や鉄筋に棒バイブレーターが接触して、棒
バイブレーターが不意に勢い良く飛び出てくることがあ
り、作業には危険が伴う。また、手作業による棒バイブ
レータの挿入では、作業能率が非常に悪くて労賃コスト
が嵩むことになった。
るとき、型枠や鉄筋に棒バイブレーターが接触して、棒
バイブレーターが不意に勢い良く飛び出てくることがあ
り、作業には危険が伴う。また、手作業による棒バイブ
レータの挿入では、作業能率が非常に悪くて労賃コスト
が嵩むことになった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、生コンクリートの充填作業と締め固め作業を機
械化された一連の工程によって作業能率良く的確に行な
え、強度面の信頼性を高められるＬ型擁壁ブロック成型
装置を提供することである。
目的は、生コンクリートの充填作業と締め固め作業を機
械化された一連の工程によって作業能率良く的確に行な
え、強度面の信頼性を高められるＬ型擁壁ブロック成型
装置を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明のＬ型擁壁ブロック成
型装置では、２本の主桁１１を互いに平行に水平面に配
置し、主桁１１の両端を主桁１１に対し直角な走行用サ
ドル１０で連結し、各走行用サドル１０に取り付けた複
数個の車輪６６を機枠１に水平に敷設したレール３に載
せ、特定の車輪６６をモータ６１で駆動して、走行用サ
ドル１０を主桁１１に直角なＸ軸方向に移動可能とし、
横行台車５に取り付けた複数個の車輪６７を主桁１１に
水平に敷設したレール１２に載せ、特定の車輪６７をモ
ータ５９で駆動して、横行台車５を主桁１１に沿ったＹ
軸方向に移動可能とする。
符号を用いて説明すると、本発明のＬ型擁壁ブロック成
型装置では、２本の主桁１１を互いに平行に水平面に配
置し、主桁１１の両端を主桁１１に対し直角な走行用サ
ドル１０で連結し、各走行用サドル１０に取り付けた複
数個の車輪６６を機枠１に水平に敷設したレール３に載
せ、特定の車輪６６をモータ６１で駆動して、走行用サ
ドル１０を主桁１１に直角なＸ軸方向に移動可能とし、
横行台車５に取り付けた複数個の車輪６７を主桁１１に
水平に敷設したレール１２に載せ、特定の車輪６７をモ
ータ５９で駆動して、横行台車５を主桁１１に沿ったＹ
軸方向に移動可能とする。
【０００８】主桁１１の上面と直角なＺ軸方向に移動可
能な昇降架台６を設け、ホッパー台車８に取り付けた複
数個の車輪６８を昇降架台６に水平に敷設したレール７
に載せ、特定の車輪６８をモータ６０で駆動して、ホッ
パー台車８を主桁１１に沿ったＹ軸方向に移動可能とす
る。昇降架台６と横行台車５及び主桁１１，１１間を貫
通する空間にホッパー９を配置し、ホッパー台車８のホ
ッパー支持フレーム１４にホッパー９を取り付け、操作
シリンダ−６２で開閉されるホッパーゲート４８をホッ
パー９の底部に設け、横行台車５に取り付けたモータ５
３で昇降架台６を昇降駆動させる。
能な昇降架台６を設け、ホッパー台車８に取り付けた複
数個の車輪６８を昇降架台６に水平に敷設したレール７
に載せ、特定の車輪６８をモータ６０で駆動して、ホッ
パー台車８を主桁１１に沿ったＹ軸方向に移動可能とす
る。昇降架台６と横行台車５及び主桁１１，１１間を貫
通する空間にホッパー９を配置し、ホッパー台車８のホ
ッパー支持フレーム１４にホッパー９を取り付け、操作
シリンダ−６２で開閉されるホッパーゲート４８をホッ
パー９の底部に設け、横行台車５に取り付けたモータ５
３で昇降架台６を昇降駆動させる。
【０００９】本発明の別の態様では、昇降架台６の一方
端部にバイブレータガイドフレーム１３を直角に取り付
け、縦長に配置した複数本の棒バイブレータ６４を主桁
１１の上面に直角なＸ軸方向に移動可能にバイブレータ
ガイドフレーム１３に支持させ、バイブレータガイドフ
レーム１３に取り付けたウインチ５６によって棒バイブ
レータ群６４を移動させる。
端部にバイブレータガイドフレーム１３を直角に取り付
け、縦長に配置した複数本の棒バイブレータ６４を主桁
１１の上面に直角なＸ軸方向に移動可能にバイブレータ
ガイドフレーム１３に支持させ、バイブレータガイドフ
レーム１３に取り付けたウインチ５６によって棒バイブ
レータ群６４を移動させる。
【００１０】
【作用】図３と図４に示された座標系に従って説明する
と、このＬ型擁壁ブロックの成型装置では、基礎に敷か
れたレール３に沿って走行用サドル１０が移動すること
により、装置全体がＸ軸方向に移動する。主桁１１に沿
って横行台車５が移動することにより、主桁１１と走行
用サドル１０を除く装置全体がＹ軸方向に移動する。
と、このＬ型擁壁ブロックの成型装置では、基礎に敷か
れたレール３に沿って走行用サドル１０が移動すること
により、装置全体がＸ軸方向に移動する。主桁１１に沿
って横行台車５が移動することにより、主桁１１と走行
用サドル１０を除く装置全体がＹ軸方向に移動する。
【００１１】昇降架台６に敷かれたレール７に沿ってホ
ッパー台車８が移動することにより、ホッパー台車８と
一体になっているホッパー９をＹ軸方向に移動する。横
行台車５に取り付けたモータ５３を作動させてチェーン
５０を巻き取ることにより、横行台車５を基準として、
昇降架台６とホッパー台車８とホッパー９とバイブレー
タガイドフレーム１３が一体となってＺ軸に沿って上下
動する。
ッパー台車８が移動することにより、ホッパー台車８と
一体になっているホッパー９をＹ軸方向に移動する。横
行台車５に取り付けたモータ５３を作動させてチェーン
５０を巻き取ることにより、横行台車５を基準として、
昇降架台６とホッパー台車８とホッパー９とバイブレー
タガイドフレーム１３が一体となってＺ軸に沿って上下
動する。
【００１２】更に、バイブレータガイドフレーム１３に
取り付けたウインチ５６を作動させてケーブル６５を巻
き取ることにより、複数本の棒バイブレータ６４が一体
となってＺ軸に沿って上下動する。
取り付けたウインチ５６を作動させてケーブル６５を巻
き取ることにより、複数本の棒バイブレータ６４が一体
となってＺ軸に沿って上下動する。
【００１３】Ｌ型擁壁ブロックの成型に当たっては、走
行用サドル１０をＸ軸方向に移動させて、位置決めを行
う。Ｘ軸についての位置が決定したならば、走行用サド
ル１０をその位置に固定して置き、今度は主桁１１上で
横行台車５を移動させて、Ｙ軸方向の位置決めを行う。
これにより、ＸーＹ平面内での成型装置の位置が決定す
る。
行用サドル１０をＸ軸方向に移動させて、位置決めを行
う。Ｘ軸についての位置が決定したならば、走行用サド
ル１０をその位置に固定して置き、今度は主桁１１上で
横行台車５を移動させて、Ｙ軸方向の位置決めを行う。
これにより、ＸーＹ平面内での成型装置の位置が決定す
る。
【００１４】このように決定した位置において、ホッパ
ー９から型枠２にコンクリート材料が投入される。この
とき、ホッパー台車８は昇降架台６のレール７上をＹ軸
に沿って移動スライドできるので、ホッパー９も一体と
なって動き、ホッパー台車８が移動可能な範囲において
コンクリート材料が投入される。
ー９から型枠２にコンクリート材料が投入される。この
とき、ホッパー台車８は昇降架台６のレール７上をＹ軸
に沿って移動スライドできるので、ホッパー９も一体と
なって動き、ホッパー台車８が移動可能な範囲において
コンクリート材料が投入される。
【００１５】コンクリート材料が型枠２の中に一定量ま
で充填されたとき、棒バイブレータ６４を型枠２の中に
入れて、内部振動を与えて締め固め作業を行なう。この
とき、型枠２には深い部分と浅い部分があるので、深さ
の位置決めを行なう必要がある。
で充填されたとき、棒バイブレータ６４を型枠２の中に
入れて、内部振動を与えて締め固め作業を行なう。この
とき、型枠２には深い部分と浅い部分があるので、深さ
の位置決めを行なう必要がある。
【００１６】主桁１１を基準として考えると、昇降架台
６をＺ軸に沿って下げれば、昇降架台６に取り付けたバ
イブレータガイドフレーム１３も一体となって下がり、
また、バイブレータガイドフレーム１３に取り付けたウ
インチ５６を作動させて棒バイブレータ６４をＺ軸に沿
って下げれば棒バイブレータ６４の先端の差し込み深さ
が最も深くなる。逆に、昇降架台６を最も高く上げて、
棒バイブレータ６４を最も高く巻き上げれば、差し込み
深さが最も浅くなる。このようにして、適当な差し込み
深さを設定して振動締固めを行う。
６をＺ軸に沿って下げれば、昇降架台６に取り付けたバ
イブレータガイドフレーム１３も一体となって下がり、
また、バイブレータガイドフレーム１３に取り付けたウ
インチ５６を作動させて棒バイブレータ６４をＺ軸に沿
って下げれば棒バイブレータ６４の先端の差し込み深さ
が最も深くなる。逆に、昇降架台６を最も高く上げて、
棒バイブレータ６４を最も高く巻き上げれば、差し込み
深さが最も浅くなる。このようにして、適当な差し込み
深さを設定して振動締固めを行う。
【００１７】このＸーＹ平面内の位置において、コンク
リートの充填作業が終了したならば、成型装置を次の場
所に移動させる。移動時には、棒バイブレータ６４の先
端を充分高くして、型枠内の鉄筋や既に充填されている
コンクリートに装置が接触しないように注意する。この
ようにして次々にＸーＹ平面内の位置を決定して、同様
の作業を繰り返し、型枠２の全体について、コンクリー
トの充填と締め固め作業を行ってＬ型擁壁ブロックを成
型する。
リートの充填作業が終了したならば、成型装置を次の場
所に移動させる。移動時には、棒バイブレータ６４の先
端を充分高くして、型枠内の鉄筋や既に充填されている
コンクリートに装置が接触しないように注意する。この
ようにして次々にＸーＹ平面内の位置を決定して、同様
の作業を繰り返し、型枠２の全体について、コンクリー
トの充填と締め固め作業を行ってＬ型擁壁ブロックを成
型する。
【００１８】
【実施例】図示の実施例では、Ｌ字型の型枠２の両側の
床面に機枠１，１を配置し、固定手段４によってレール
３を各機枠１の張出し部に取り付けてある。昇降架台６
の四隅に下向きに固設したガイドシャフト６３，６３の
下部間を主桁１１に直角な昇降支持フレーム２８で連結
し、昇降支持フレーム２８に取り付けた昇降スプロケッ
ト２９Ａと横行台車５に取り付けた昇降スプロケット２
９Ｂ，２９Ｃにチェーン５５を巻き掛け、チェーン５５
の一端を横行台車５に固定具３９で固定し、チェーン５
５の他端をモータ５３で駆動される昇降スプロケット３
０によって巻き取る。
床面に機枠１，１を配置し、固定手段４によってレール
３を各機枠１の張出し部に取り付けてある。昇降架台６
の四隅に下向きに固設したガイドシャフト６３，６３の
下部間を主桁１１に直角な昇降支持フレーム２８で連結
し、昇降支持フレーム２８に取り付けた昇降スプロケッ
ト２９Ａと横行台車５に取り付けた昇降スプロケット２
９Ｂ，２９Ｃにチェーン５５を巻き掛け、チェーン５５
の一端を横行台車５に固定具３９で固定し、チェーン５
５の他端をモータ５３で駆動される昇降スプロケット３
０によって巻き取る。
【００１９】２本の昇降支持フレーム２８，２８間には
主桁１１と平行な昇降繋ぎフレーム２７が連結されてい
る。昇降スプロケット２９Ａのシャフト１６Ａは、主桁
１１と平行に配置して昇降支持フレーム２８，２８に取
り付けられている。中間の昇降スプロケット２９Ｂ，２
９Ｃのシャフト１６Ｂ，１６Ｃは、主桁１１と平行に配
置して横行台車５に取り付けられている。ホッパーゲー
ト４８の操作シリンダー６２はモータ４８によって駆動
制御される。
主桁１１と平行な昇降繋ぎフレーム２７が連結されてい
る。昇降スプロケット２９Ａのシャフト１６Ａは、主桁
１１と平行に配置して昇降支持フレーム２８，２８に取
り付けられている。中間の昇降スプロケット２９Ｂ，２
９Ｃのシャフト１６Ｂ，１６Ｃは、主桁１１と平行に配
置して横行台車５に取り付けられている。ホッパーゲー
ト４８の操作シリンダー６２はモータ４８によって駆動
制御される。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明のＬ型擁壁ブロック
成型装置では、主桁１１に連結した走行用サドル１０の
車輪６６を機枠１のレール３に載せ、モータ６１の駆動
で走行用サドル１０をＸ軸方向に移動可能とし、横行台
車５の車輪６７を主桁１１のレール１２に載せ、モータ
５９の駆動で横行台車５をＹ軸方向に移動可能とし、Ｚ
軸方向に移動する昇降架台のレールにホッパー台車８の
車輪６８をレール７に載せ、モータ６０の駆動でホッパ
ー台車８をＹ軸方向に移動可能とし、昇降架台６と横行
台車５及び主桁１１，１１間の空間にホッパー９を配置
し、横行台車５のモータ５３で昇降架台６を昇降させ、
昇降架台６にバイブレータガイドフレーム１３を取り付
け、バイブレータガイドフレーム１３のウインチ５６で
縦長配置の棒バイブレータ群６４をＺ軸方向に移動させ
るものであり、コンクリートの充填作業と締め固め作業
を機械化された一連の工程によって作業能率良く的確に
行なえる。
成型装置では、主桁１１に連結した走行用サドル１０の
車輪６６を機枠１のレール３に載せ、モータ６１の駆動
で走行用サドル１０をＸ軸方向に移動可能とし、横行台
車５の車輪６７を主桁１１のレール１２に載せ、モータ
５９の駆動で横行台車５をＹ軸方向に移動可能とし、Ｚ
軸方向に移動する昇降架台のレールにホッパー台車８の
車輪６８をレール７に載せ、モータ６０の駆動でホッパ
ー台車８をＹ軸方向に移動可能とし、昇降架台６と横行
台車５及び主桁１１，１１間の空間にホッパー９を配置
し、横行台車５のモータ５３で昇降架台６を昇降させ、
昇降架台６にバイブレータガイドフレーム１３を取り付
け、バイブレータガイドフレーム１３のウインチ５６で
縦長配置の棒バイブレータ群６４をＺ軸方向に移動させ
るものであり、コンクリートの充填作業と締め固め作業
を機械化された一連の工程によって作業能率良く的確に
行なえる。
【００２１】更に本発明の成型装置では、装置を三次元
空間内で自由に移動させることができるので、この装置
を適当に制御すれば、等間隔に棒バイブレータ６４が型
枠２内に挿入されて、均一な締め固め作業を的確に行な
うことができ、そのためＬ型擁壁ブロックの強度面の信
頼性が向上する。
空間内で自由に移動させることができるので、この装置
を適当に制御すれば、等間隔に棒バイブレータ６４が型
枠２内に挿入されて、均一な締め固め作業を的確に行な
うことができ、そのためＬ型擁壁ブロックの強度面の信
頼性が向上する。
【図１】本発明の一実施例にかかるＬ型擁壁ブロック成
型装置の正面図である。
型装置の正面図である。
【図２】該成型装置の右側面図である。
【図３】該成型装置の平面図である。
【図４】該成型装置の使用状態を示す右側面図である。
１ 機枠 ２ 型枠 ３ レール ４ 固定手段 ５ 横行台車 ６ 昇降架台 ７ レール ８ ホッパー台車 ９ ホッパー １０ 走行用サドル １１ 主桁 １２ レール １３ バイブレータガイドフレーム １４ ホッパー支持フレーム １５ ガイドシャフト上部受けブロック １６ スプロケットシャフト １７ ガイドブロック １８ ガイドシャフト下部受けブロック １９ チェーン外れ止めプレート ２０ 軸受プレート ２１ ケーブルドラム用ピン ２２ チェーンカバー ２３ バイブレータフレーム繋ぎ板 ２４ 駆動シャフト ２５ ガイドローラシャフト ２６ ガイドローラ ２７ 昇降支持繋ぎプレート ２８ 昇降支持フレーム ２９ 昇降スプロケット ３０ 昇降スプロケット ３１ ケーブル用ドラム ３２ スプロケット用ブラケット ３３ バイブレータ支持ブロック ３４ バイブレータ支持フレーム ３５ ワイヤー端部固定ブロック ３６ ワイヤプーリー ３７ 上部フレーム ３８ プーリー軸 ３９ ローラチェーン受けボルト ４０ チェーンバケット ４１ ピニオンギヤ ４２ 抜け止め座金 ４３ 軸受プレート ４４ シリンダ受けブラケット ４５ ボルト ４６ ゲート支持ピン ４７ シリンダブラケット ４８ ホッパーゲート ４９ ゲート支持ブラケット ５０ プレート ５１ モータ架台 ５２ シャフト ５３ 昇降ブレーキ付きモータ ５４ 昇降ウォーム減速機 ５５ 昇降チェーン ５６ ウィンチ ５７ ケーブル巻き取りロール ５８ モータ ５９ モータ ６０ モータ ６１ モータ ６２ 操作シリンダ ６３ ガイドシャフト ６４ 棒バイブレータ ６５ ケーブル
Claims (2)
- 【請求項１】 ２本の主桁１１を互いに平行に水平面に
配置し、主桁１１の両端を主桁１１に対し直角な走行用
サドル１０で連結し、各走行用サドル１０に取り付けた
複数個の車輪６６を機枠１に水平に敷設したレール３に
載せ、特定の車輪６６をモータ６１で駆動して、走行用
サドル１０を主桁１１に直角なＸ軸方向に移動可能と
し、横行台車５に取り付けた複数個の車輪６７を主桁１
１に水平に敷設したレール１２に載せ、特定の車輪６７
をモータ５９で駆動して、横行台車５を主桁１１に沿っ
たＹ軸方向に移動可能とし、主桁１１の上面に直角なＺ
軸方向に移動可能な昇降架台６を設け、ホッパー台車８
に取り付けた複数個の車輪６８を昇降架台６に水平に敷
設したレール７に載せ、特定の車輪６８をモータ６０で
駆動して、ホッパー台車８を主桁１１に沿ったＹ軸方向
に移動可能とし、昇降架台６と横行台車５及び主桁１
１，１１間を貫通する空間にホッパー９を配置し、ホッ
パー台車８のホッパー支持フレーム１４にホッパー９を
取り付け、操作シリンダ−６２で開閉されるホッパーゲ
ート４８をホッパー９の底部に設け、横行台車５に取り
付けたモータ５３で昇降架台６を昇降駆動させるＬ型擁
壁ブロック成型装置。 - 【請求項２】 昇降架台６の一方端部にバイブレータガ
イドフレーム１３を直角に取り付け、縦長に配置した複
数本の棒バイブレータ６４を主桁１１の上面に直角なＺ
軸方向に移動可能にバイブレータガイドフレーム１３に
支持させ、バイブレータガイドフレーム１３に取り付け
たウインチ５６によって棒バイブレータ群６４を移動さ
せる請求項１に記載のＬ型擁壁ブロック成型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13008292A JPH05301211A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | Ｌ型擁壁ブロック成型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13008292A JPH05301211A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | Ｌ型擁壁ブロック成型装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05301211A true JPH05301211A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=15025553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13008292A Pending JPH05301211A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | Ｌ型擁壁ブロック成型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05301211A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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