JPS5851736Y2 - 截断機の巻付防止装置 - Google Patents
截断機の巻付防止装置Info
- Publication number
- JPS5851736Y2 JPS5851736Y2 JP5185079U JP5185079U JPS5851736Y2 JP S5851736 Y2 JPS5851736 Y2 JP S5851736Y2 JP 5185079 U JP5185079 U JP 5185079U JP 5185079 U JP5185079 U JP 5185079U JP S5851736 Y2 JPS5851736 Y2 JP S5851736Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- rotary blade
- cutting machine
- sliding surface
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、回転中心にして刃縁を放射方向へ向けた回
転刃とこの回転刃に対向する固定刃で藁等の截断材料を
細かく剪断するようにした截断機において、回転刃を取
り付けた回転軸への截断材料の巻きを簡単な構成で防ぐ
ものである。
転刃とこの回転刃に対向する固定刃で藁等の截断材料を
細かく剪断するようにした截断機において、回転刃を取
り付けた回転軸への截断材料の巻きを簡単な構成で防ぐ
ものである。
上記截断機においては、回転刃と固定刃による剪断位置
が回転刃の回転中心近くにまで及ぶので、回転刃を取り
付けた回転軸に截断材料が巻き付き易いのである。
が回転刃の回転中心近くにまで及ぶので、回転刃を取り
付けた回転軸に截断材料が巻き付き易いのである。
そこで、この回転軸に刃物を設けて、巻き付こうとする
截断材料を切って放出させる方法があるが、この方法で
は、長い間使用していると、該刃物が鈍化して截断材料
を十分に切れず巻き付き勝ちになる。
截断材料を切って放出させる方法があるが、この方法で
は、長い間使用していると、該刃物が鈍化して截断材料
を十分に切れず巻き付き勝ちになる。
この考案は１．上記の如き不都合を簡単な構成で解消す
るもので、次の如く構成した。
るもので、次の如く構成した。
すなわち、回転中心に対して放射方向の刃縁を有する回
転刃１とこの回転刃１に対向させて設けた固定刃５で゛
截断材料を剪断する截断機において、固定刃５側に設け
る回転刃１用回転軸２を軸支する軸受メタル３の回転刃
１に対向する側を回転刃１の刃縁に接近させた摺動面４
に形成すると共に、回転刃１の回転中心から該摺動面４
の外周縁までの距離を、剪断作用位置イ側で長く、非剪
断作用位置口側で短く構成した。
転刃１とこの回転刃１に対向させて設けた固定刃５で゛
截断材料を剪断する截断機において、固定刃５側に設け
る回転刃１用回転軸２を軸支する軸受メタル３の回転刃
１に対向する側を回転刃１の刃縁に接近させた摺動面４
に形成すると共に、回転刃１の回転中心から該摺動面４
の外周縁までの距離を、剪断作用位置イ側で長く、非剪
断作用位置口側で短く構成した。
この考案は、上記の構成によって、次の如き技術的作用
効果を奏する。
効果を奏する。
すなわち、軸受メタル３の回転刃１側を、回転刃１の刃
縁に接近させた摺動面４に形成したので、回転刃１と軸
受メタル３との間隙が少なく、この間隙から截断材料が
入り込み難いと共に、截断材料が特に入り込み勝ちにな
る剪断作用位置イで、軸受メタル３の摺動面４の外周縁
を回転中心からの距離を長くして回転軸２から遠ざけて
いるので、截断材料が回転中心部の回転軸２に達し難く
、少し入り込んだとしても、軸受メタル３の外周縁を回
転中心からの距離を短くして回転軸２に近づけた非剪断
作用位置口において外れて排出されることになり、截断
材料が軸受メタル３に付き回って順次中心側に入り込み
、ついには回転軸２に巻き付き回転不能になるなどの支
障が無くなるのである。
縁に接近させた摺動面４に形成したので、回転刃１と軸
受メタル３との間隙が少なく、この間隙から截断材料が
入り込み難いと共に、截断材料が特に入り込み勝ちにな
る剪断作用位置イで、軸受メタル３の摺動面４の外周縁
を回転中心からの距離を長くして回転軸２から遠ざけて
いるので、截断材料が回転中心部の回転軸２に達し難く
、少し入り込んだとしても、軸受メタル３の外周縁を回
転中心からの距離を短くして回転軸２に近づけた非剪断
作用位置口において外れて排出されることになり、截断
材料が軸受メタル３に付き回って順次中心側に入り込み
、ついには回転軸２に巻き付き回転不能になるなどの支
障が無くなるのである。
しかも、この巻き付き防止装置は、従来の方法と比べて
極めて簡単な構成で、安価に製作できるのである。
極めて簡単な構成で、安価に製作できるのである。
次に、この考案の一実施例を図面で説明すると、３は、
回転軸２を軸受６で軸支する軸受メタルで、截断機の機
枠に設けたものである。
回転軸２を軸受６で軸支する軸受メタルで、截断機の機
枠に設けたものである。
回転軸２には、回転慣性作用及び切断物の跳ね出し作用
をする刃物取付台７を固着し、この刃物取付台７に回転
刃１を取り付ける。
をする刃物取付台７を固着し、この刃物取付台７に回転
刃１を取り付ける。
５、は固定刃で、該回転刃１の刃縁に接近させて裁断機
の機枠に固定する。
の機枠に固定する。
軸受メタル３の回転刃１側端面は、回転刃１の刃縁に接
近させた摺動面４に形成するのであるが、回転中心から
この摺動面４の外周縁までの距離を剪断位置イでは長く
し、この剪断位置イから回転中心に対して略対称位置で
ある非剪断位置口では、略９０°の回転角にわたって円
弧状に摺動面４の外周縁を形成し、その回転中心からの
距離は、剪断位置イの外周縁より短くする。
近させた摺動面４に形成するのであるが、回転中心から
この摺動面４の外周縁までの距離を剪断位置イでは長く
し、この剪断位置イから回転中心に対して略対称位置で
ある非剪断位置口では、略９０°の回転角にわたって円
弧状に摺動面４の外周縁を形成し、その回転中心からの
距離は、剪断位置イの外周縁より短くする。
摺動面４の回転刃１刃縁からの距離は、固定刃５との距
離と略同−で約０．３ｍｍ程度にする。
離と略同−で約０．３ｍｍ程度にする。
截断材料は、固定刃５と回転刃１の間に供給し、回転軸
２の回転によって、固定刃５と回転刃１で挾み切って、
刃物取付台７の跳ね出し作用で切断した材料を外方へ放
出する。
２の回転によって、固定刃５と回転刃１で挾み切って、
刃物取付台７の跳ね出し作用で切断した材料を外方へ放
出する。
この固定刃５と回転刃１による剪断作用中に剪断位置イ
で回転刃１と摺動面４との間に入り込んだ截断材料は、
略半回転して非剪断位置口で遠心力により外方へ放出さ
れて排出される。
で回転刃１と摺動面４との間に入り込んだ截断材料は、
略半回転して非剪断位置口で遠心力により外方へ放出さ
れて排出される。
従って、回転刃１と摺動面４との間隙が少ないので入り
込み難いのであるが、もし入り込んでも一回転する間に
遠心力で非剪断位置口で排出されるので、切断材料が付
き回って内部の回転軸２に巻き付くことがなくなる。
込み難いのであるが、もし入り込んでも一回転する間に
遠心力で非剪断位置口で排出されるので、切断材料が付
き回って内部の回転軸２に巻き付くことがなくなる。
図は、この考案の一実施例を示すもので、第１図は一部
を断面とした平面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図で
ある。 １・・・・・・回転刃、２・・・・・・回転軸、３・・
・・・・軸受メタル、４・・・・・・摺動面、５・・・
・・・固定刃、イ・・・・・・剪断位置、口・・・・・
・非剪断位置。
を断面とした平面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図で
ある。 １・・・・・・回転刃、２・・・・・・回転軸、３・・
・・・・軸受メタル、４・・・・・・摺動面、５・・・
・・・固定刃、イ・・・・・・剪断位置、口・・・・・
・非剪断位置。
Claims (1)
- 回転中心に対して放射方向の刃縁を有する回転刃１とこ
の回転刃１に対向させて設けた固定刃５で截断材料を剪
断する截断機において、固定刃５側に設ける回転刃１用
回転軸２を軸支する軸受メタル３の回転刃１に対向する
側を回転刃１の刃縁に接近させた摺動面４に形成すると
共に、回転刃１の回転中心から該摺動面４の外周縁まで
の距離を、剪断作用位置イ側で長く、非剪断作用位置口
側で短く構成してなる截断機の巻付防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5185079U JPS5851736Y2 (ja) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | 截断機の巻付防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5185079U JPS5851736Y2 (ja) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | 截断機の巻付防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55151156U JPS55151156U (ja) | 1980-10-31 |
| JPS5851736Y2 true JPS5851736Y2 (ja) | 1983-11-25 |
Family
ID=28941961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5185079U Expired JPS5851736Y2 (ja) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | 截断機の巻付防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5851736Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-18 JP JP5185079U patent/JPS5851736Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55151156U (ja) | 1980-10-31 |
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