JPS6038353Y2 - 排ワラカツタ - Google Patents
排ワラカツタInfo
- Publication number
- JPS6038353Y2 JPS6038353Y2 JP3113981U JP3113981U JPS6038353Y2 JP S6038353 Y2 JPS6038353 Y2 JP S6038353Y2 JP 3113981 U JP3113981 U JP 3113981U JP 3113981 U JP3113981 U JP 3113981U JP S6038353 Y2 JPS6038353 Y2 JP S6038353Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- straw
- blade
- cutting
- receiving
- receiving blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、低速回転軸に円盤状の受刃を並置固着すると
ともに、各受刃と対をなす円盤状の切刃を高速回転軸に
並置固着し、各受刃の間には比較的大径の巻付き防止用
ドラムを介在させである排ワラカッタに関する。
ともに、各受刃と対をなす円盤状の切刃を高速回転軸に
並置固着し、各受刃の間には比較的大径の巻付き防止用
ドラムを介在させである排ワラカッタに関する。
上記排ワラカッタとしては、例えば第４図に示すように
、巻込み防止用ドラム４に掻込み用突起８を周部に有し
た回転体９を一体連設して、この回転体９と受刃５間に
形成した環状の凹部ａに回転切刃７を位置させ、回転体
９によって掻込んだ排ワラを高速回転する回転切刃７に
て切断していたものであるが、排ワラを細断する際、切
断ワラの一部や長ワラの一部（ハカマ）が前記凹部に挟
まり、受刃５の回転に伴い巻き込んで固く詰まってしま
い、これが大きく堆積成長して切刃近くにまで達すると
切断不良を招いたり、時には切刃７の刃先を折損するよ
うな問題があった。
、巻込み防止用ドラム４に掻込み用突起８を周部に有し
た回転体９を一体連設して、この回転体９と受刃５間に
形成した環状の凹部ａに回転切刃７を位置させ、回転体
９によって掻込んだ排ワラを高速回転する回転切刃７に
て切断していたものであるが、排ワラを細断する際、切
断ワラの一部や長ワラの一部（ハカマ）が前記凹部に挟
まり、受刃５の回転に伴い巻き込んで固く詰まってしま
い、これが大きく堆積成長して切刃近くにまで達すると
切断不良を招いたり、時には切刃７の刃先を折損するよ
うな問題があった。
本考案は、上記実情に鑑みて、簡単な改造でもってワラ
の巻込み堆積を防止し、円滑に排ワラの細断を行えるよ
うにすることを目的とする。
の巻込み堆積を防止し、円滑に排ワラの細断を行えるよ
うにすることを目的とする。
次に本考案の実施の態様を例示図に基づいて説明する。
コンバインの後部に付設した排ワラ搬送装置１の終端下
方に、低速回転軸２及び高速回転軸３を互いに平行に軸
架すると共に、前記低速回転軸２に比較的大径の巻付き
防止用ドラム４を介して軸芯方向に所定間隔を維持させ
た状態で円盤状の受刃５を並置固着し、他方前記高速回
転軸３にカラー６を介して軸芯方向に所定間隔を維持さ
せた状態で円盤状の切刃７を並置固着し、もって搬送装
置１によって送られてくる排ワラを連続的に切断するい
わゆる円盤型の排ワラカッタを構威しである。
方に、低速回転軸２及び高速回転軸３を互いに平行に軸
架すると共に、前記低速回転軸２に比較的大径の巻付き
防止用ドラム４を介して軸芯方向に所定間隔を維持させ
た状態で円盤状の受刃５を並置固着し、他方前記高速回
転軸３にカラー６を介して軸芯方向に所定間隔を維持さ
せた状態で円盤状の切刃７を並置固着し、もって搬送装
置１によって送られてくる排ワラを連続的に切断するい
わゆる円盤型の排ワラカッタを構威しである。
前記巻付き防止用ドラム４は、第２図に示すように、そ
の一側端に前記受刃径より大径の掻込み用突起８を周部
に有する回転体９を一体形成すると共に、この回転体９
を前記各受刃５の切刃７存往側とは反対側となる背部近
接位置に設けである。
の一側端に前記受刃径より大径の掻込み用突起８を周部
に有する回転体９を一体形成すると共に、この回転体９
を前記各受刃５の切刃７存往側とは反対側となる背部近
接位置に設けである。
前記受刃５の上方には搬送１によって送られてくる排ワ
ラを切断箇所に案内するガイド１０を設けてあり、その
背部とカッタ後壁には排ワラ切断に伴って切刃７、受刃
５等に付着する泥土及びワラ屑等を払い落すブラシ１１
を設けである。
ラを切断箇所に案内するガイド１０を設けてあり、その
背部とカッタ後壁には排ワラ切断に伴って切刃７、受刃
５等に付着する泥土及びワラ屑等を払い落すブラシ１１
を設けである。
尚、第３図に示すように、一側面に嵌合部１２をプレス
加工した単独部品としての回転体９と受刃５をカラー６
を介して低速回転軸２に軸芯方向に所定間隔を維持させ
た状態で設けると共に、前記カラー６と高速回転軸３に
設けたカラー６夫々に巻付き防止用ドラム４を回動自在
に遊嵌すべく構成してもよい。
加工した単独部品としての回転体９と受刃５をカラー６
を介して低速回転軸２に軸芯方向に所定間隔を維持させ
た状態で設けると共に、前記カラー６と高速回転軸３に
設けたカラー６夫々に巻付き防止用ドラム４を回動自在
に遊嵌すべく構成してもよい。
以上要するに、本考案は、冒記した排ワラカッタにおい
て、前記各受刃５の切刃７存在側とは反対側となる背部
近接位置に、切刃径より大径の掻込み用突起８を周部に
有する回転体９を設けであることを特徴とする。
て、前記各受刃５の切刃７存在側とは反対側となる背部
近接位置に、切刃径より大径の掻込み用突起８を周部に
有する回転体９を設けであることを特徴とする。
つまり、回転体９の設置位置を変更するだけの簡単な改
造でもって、切断箇所の近接位置にて掻込み作用させて
排ワラを効果的に細断しながらも、ワラの巻付き堆積し
やすい環状の凹部をなくして冒記したようなワラの挟み
込みや巻き付き等のない円滑良好な細断作業が行えるよ
うになった。
造でもって、切断箇所の近接位置にて掻込み作用させて
排ワラを効果的に細断しながらも、ワラの巻付き堆積し
やすい環状の凹部をなくして冒記したようなワラの挟み
込みや巻き付き等のない円滑良好な細断作業が行えるよ
うになった。
つまり従来より円盤型の排ワラカッタにおいては低速回
転する受刃とこれに接近並置した突起付き回転体で排ワ
ラを支持して、その中間を高速回転切刃で切断するのが
よいとされていたために受刃と回転体との間に形成され
る環状の凹部にワラが巻き付き堆積する官記問題が生じ
ていたのであるが掻込み用の回転体は切断箇所に近接し
さえすればその機能を発揮し切断作用に特に支障をきた
さないことが実験の結果確認でき、これに基づいて本考
案がなされたものである。
転する受刃とこれに接近並置した突起付き回転体で排ワ
ラを支持して、その中間を高速回転切刃で切断するのが
よいとされていたために受刃と回転体との間に形成され
る環状の凹部にワラが巻き付き堆積する官記問題が生じ
ていたのであるが掻込み用の回転体は切断箇所に近接し
さえすればその機能を発揮し切断作用に特に支障をきた
さないことが実験の結果確認でき、これに基づいて本考
案がなされたものである。
図面は本考案に係る排ワラカッタの実施の態様を例示し
、第１図はコンバイン後部を示す断面図、第２図は第１
図の■−■線断面図、第３図は変形構造を示す断面図、
第４図は従来構造を示す断面図である。 ２・・・・・・低速回転軸、３・・・・・・高速回転軸
、４・・・・・・巻付き防止用ドラム、５・・・・・・
受刃、７・・・・・・切刃、８・・・・・・掻込み用突
起、９・・・・・・回転体。
、第１図はコンバイン後部を示す断面図、第２図は第１
図の■−■線断面図、第３図は変形構造を示す断面図、
第４図は従来構造を示す断面図である。 ２・・・・・・低速回転軸、３・・・・・・高速回転軸
、４・・・・・・巻付き防止用ドラム、５・・・・・・
受刃、７・・・・・・切刃、８・・・・・・掻込み用突
起、９・・・・・・回転体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 低速回転軸２に円盤状の受刃５を並置固着するとと
もに、各受刃５と対をなす円盤状の切刃７を高速回転軸
３に並置固着し、各受刃５の間には比較的大径の巻付き
防止用ドラム４を介在させである排ワラカッタであって
、前記各受刃５の切刃７存在側とは反対側となる背部近
接位置に、切刃径より大径の掻込み用突起８を局部に有
する回転体９を設けであることを特徴とするυ１ワラカ
ッタ。 ■ 前記掻込み用突起付き回転体９と巻付防止用ドラム
４は一体形成されたものである実用新案登録請求の範囲
第■項に記載の排ワラカッタ。 ■ 前記掻込み用突起付き回転体９と巻付き防止用ドラ
ム４とは別体構成となっている実用新案登録請求の範囲
第■項に記載の排ワラカッタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3113981U JPS6038353Y2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | 排ワラカツタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3113981U JPS6038353Y2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | 排ワラカツタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57144437U JPS57144437U (ja) | 1982-09-10 |
| JPS6038353Y2 true JPS6038353Y2 (ja) | 1985-11-15 |
Family
ID=29828598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3113981U Expired JPS6038353Y2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | 排ワラカツタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038353Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-05 JP JP3113981U patent/JPS6038353Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57144437U (ja) | 1982-09-10 |
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