JPH0429710Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0429710Y2 JPH0429710Y2 JP1985107512U JP10751285U JPH0429710Y2 JP H0429710 Y2 JPH0429710 Y2 JP H0429710Y2 JP 1985107512 U JP1985107512 U JP 1985107512U JP 10751285 U JP10751285 U JP 10751285U JP H0429710 Y2 JPH0429710 Y2 JP H0429710Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraping
- culm
- protrusions
- blades
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 45
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 6
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 5
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 3
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、脱穀済の排稈等を該排稈の稈身方
向と平行な軸に固着する円盤刃と掻込体等により
切断するデイスクカツターに関するものである。
向と平行な軸に固着する円盤刃と掻込体等により
切断するデイスクカツターに関するものである。
従来技術
従来この種デイスクカツターにあつては、供給
される排稈を回転円盤刃と回転受刃との交差部で
ある切断部へ確実に掻込むべく、回転受刃軸と同
軸に外周に数個の掻込突起を形成する掻き込み体
を設けていた。
される排稈を回転円盤刃と回転受刃との交差部で
ある切断部へ確実に掻込むべく、回転受刃軸と同
軸に外周に数個の掻込突起を形成する掻き込み体
を設けていた。
考案が解決しようとする問題点
円盤刃と回転受刃との交差部である切断部へ排
稈を掻き込む掻き込み体は、外周に数個の掻込突
起を設け、該掻込突起により、搬送装置から供給
される排稈の絡み付きをほぐし、又、排稈量を均
一化させ、更に排稈の浮き上がりを防止して確実
に送り込む作用を行うものである。
稈を掻き込む掻き込み体は、外周に数個の掻込突
起を設け、該掻込突起により、搬送装置から供給
される排稈の絡み付きをほぐし、又、排稈量を均
一化させ、更に排稈の浮き上がりを防止して確実
に送り込む作用を行うものである。
しかしながら、排稈の株元側と穂先側とでは穂
先側の嵩が極端に少ない為、供給される排稈が滑
動し突起前面に全て集められ、ほぼ掻込突起間全
体に位置する株元側部分に対し稈身が傾斜して切
断部へ掻き込まれ、所定寸法によりも長寸に切断
されたり極端な場合には切断されず軸に巻き付き
を生じる等の問題点を有していた。又、穂先側の
掻込突起を小ピツチに形成して排稈の滑り範囲を
小さくすると、搬送装置からの排稈の受継ぎが悪
く、又、浮き上がり等を発生する欠点を有してい
た。
先側の嵩が極端に少ない為、供給される排稈が滑
動し突起前面に全て集められ、ほぼ掻込突起間全
体に位置する株元側部分に対し稈身が傾斜して切
断部へ掻き込まれ、所定寸法によりも長寸に切断
されたり極端な場合には切断されず軸に巻き付き
を生じる等の問題点を有していた。又、穂先側の
掻込突起を小ピツチに形成して排稈の滑り範囲を
小さくすると、搬送装置からの排稈の受継ぎが悪
く、又、浮き上がり等を発生する欠点を有してい
た。
この考案は、上記の如き欠点を解消し、嵩の多
い株元側と嵩の少ない穂先側とを稈身方向に傾斜
させることなく切断部へ平行に供給して排稈全長
に亘つて均一長さに切断しようとするものであ
る。
い株元側と嵩の少ない穂先側とを稈身方向に傾斜
させることなく切断部へ平行に供給して排稈全長
に亘つて均一長さに切断しようとするものであ
る。
問題点を解決するための手段
互いに逆方向に回転し供給される排稈姿勢と略
平行な一対の回転軸１，２を設け、一方側の回転
軸１には所定間隔毎に円盤刃３，３を取着し、他
方の回転軸２には、円盤刃３，３と対応して回転
受刃４，４と該回転受刃４より大径で外周に数個
の掻込突起５，５を形成する掻込体６，６とを円
盤刃３，３に外周一部を交差した状態で取着する
とともに、排稈の穂先側対応位置の該掻込体６の
掻込突起５，５間には、隣接する回転受刃４，４
と略同径若しくは大径でかつ掻込突起５，５より
も小径で小ピツチの補助掻込突起７，７を設けて
なるデイスクカツターの構成とする。
平行な一対の回転軸１，２を設け、一方側の回転
軸１には所定間隔毎に円盤刃３，３を取着し、他
方の回転軸２には、円盤刃３，３と対応して回転
受刃４，４と該回転受刃４より大径で外周に数個
の掻込突起５，５を形成する掻込体６，６とを円
盤刃３，３に外周一部を交差した状態で取着する
とともに、排稈の穂先側対応位置の該掻込体６の
掻込突起５，５間には、隣接する回転受刃４，４
と略同径若しくは大径でかつ掻込突起５，５より
も小径で小ピツチの補助掻込突起７，７を設けて
なるデイスクカツターの構成とする。
作 用
搬送装置から供給される排稈は、回転受刃４，
４と同軸に取着され該回転受刃４より大径で外周
に数個の掻込突起５，５を形成する掻込体６，６
により排稈の絡み付きをほぐしながら、又、排稈
を均一化させ、更に排稈の浮き上がりを防止しな
がら回転受刃４，４と円盤刃３，３の交差部であ
る切断部へ掻き込まれる。
４と同軸に取着され該回転受刃４より大径で外周
に数個の掻込突起５，５を形成する掻込体６，６
により排稈の絡み付きをほぐしながら、又、排稈
を均一化させ、更に排稈の浮き上がりを防止しな
がら回転受刃４，４と円盤刃３，３の交差部であ
る切断部へ掻き込まれる。
この掻き込みに際して、嵩の多い株元側は掻込
突起５，５間略全体に位置して掻き込まれ、又、
嵩の少ない穂先側にあつても、掻込突起５，５間
に形成される該掻込突起５よりも小径で小ピツチ
の補助掻込突起７，７により供給されたその位置
で滑動されることがなく係止して掻き込むもので
あるから、排稈全長に亘つて傾斜させることなく
回転受刃４，４と円盤刃３，３の交差部に平行に
送り込み一定寸法に確実に切断する。
突起５，５間略全体に位置して掻き込まれ、又、
嵩の少ない穂先側にあつても、掻込突起５，５間
に形成される該掻込突起５よりも小径で小ピツチ
の補助掻込突起７，７により供給されたその位置
で滑動されることがなく係止して掻き込むもので
あるから、排稈全長に亘つて傾斜させることなく
回転受刃４，４と円盤刃３，３の交差部に平行に
送り込み一定寸法に確実に切断する。
考案の効果
この考案は前記の如く構成するものであるか
ら、供給される排稈全長を外周に数個の掻込突起
５，５を形成する掻込体６，６によつて搬送装置
から確実に受け継ぎ更に排稈の絡み付きをほぐ
し、又、排稈を均一化させ、浮き上がりを防止し
て回転受刃４，４と円盤刃３，３の交差部へ確実
に送り込むことができるとともに、穂先側対応位
置の掻込体６の掻込突起５，５間に形成する該掻
込突起５よりも小径で小ピツチの補助掻込突起
７，７によつて、嵩の少ない細い穂先側排稈を滑
動させることなく供給位置で係止して掻き込むも
のであるから、従来の如く掻込突起５，５前面へ
穂先側排稈が滑動して集められ株元側に対し穂先
側の掻き込みが遅れ排稈が傾斜することなく、排
稈全長に亘つて同時に掻き込まれ回転受刃４，４
と円盤刃３，３の交差部において一定寸法に切断
できるものである。
ら、供給される排稈全長を外周に数個の掻込突起
５，５を形成する掻込体６，６によつて搬送装置
から確実に受け継ぎ更に排稈の絡み付きをほぐ
し、又、排稈を均一化させ、浮き上がりを防止し
て回転受刃４，４と円盤刃３，３の交差部へ確実
に送り込むことができるとともに、穂先側対応位
置の掻込体６の掻込突起５，５間に形成する該掻
込突起５よりも小径で小ピツチの補助掻込突起
７，７によつて、嵩の少ない細い穂先側排稈を滑
動させることなく供給位置で係止して掻き込むも
のであるから、従来の如く掻込突起５，５前面へ
穂先側排稈が滑動して集められ株元側に対し穂先
側の掻き込みが遅れ排稈が傾斜することなく、排
稈全長に亘つて同時に掻き込まれ回転受刃４，４
と円盤刃３，３の交差部において一定寸法に切断
できるものである。
実施例
なお、図例において８は脱穀部であり、該脱穀
部８後部の排稈搬送チエン９下方に本件考案のデ
イスクカツターを装着したものであり、カツター
枠１０上部には排稈の供給口１１を株に切断排稈
の放出口１２を設けてある。
部８後部の排稈搬送チエン９下方に本件考案のデ
イスクカツターを装着したものであり、カツター
枠１０上部には排稈の供給口１１を株に切断排稈
の放出口１２を設けてある。
カツター枠１０の両側板１３，１３間の搬送チ
エン９近傍位置に架設される軸２には、外周に刃
縁を形成する回転受刃４，４を所定間隔毎に取着
し、更に該回転受刃４と若干の間隙を有して該回
転受刃４より大径で外周に数個の掻込突起５，５
を形成する掻込体６，６を取着してある。更に、
排稈の穂先側イに対応する掻込体６の掻込突起
５，５間には、該掻込突起５よりも小径で小ピツ
チで、隣接の回転受刃４より大径の補助掻込突起
７，７を形成してある。又、該掻込体６は一枚の
鉄板をプレス加工して形成したものであり、基部
に回転受刃４との間隙を形成する筒部１４を、
又、掻込突起５の外縁形状に沿う補強部１５を形
成してある。
エン９近傍位置に架設される軸２には、外周に刃
縁を形成する回転受刃４，４を所定間隔毎に取着
し、更に該回転受刃４と若干の間隙を有して該回
転受刃４より大径で外周に数個の掻込突起５，５
を形成する掻込体６，６を取着してある。更に、
排稈の穂先側イに対応する掻込体６の掻込突起
５，５間には、該掻込突起５よりも小径で小ピツ
チで、隣接の回転受刃４より大径の補助掻込突起
７，７を形成してある。又、該掻込体６は一枚の
鉄板をプレス加工して形成したものであり、基部
に回転受刃４との間隙を形成する筒部１４を、
又、掻込突起５の外縁形状に沿う補強部１５を形
成してある。
軸２の後方下方位置には該軸２よりも高速回転
する軸１を架設し、該軸１には外周に刃縁を形成
する多数の円盤刃３，３を、上記回転受刃４と掻
込体６との間隙内に介入交差させた状態で取着し
てある。
する軸１を架設し、該軸１には外周に刃縁を形成
する多数の円盤刃３，３を、上記回転受刃４と掻
込体６との間隙内に介入交差させた状態で取着し
てある。
１６は、弾性材で形成される案内板であり排稈
の供給口１１後部に架設の軸１７に始端を止着さ
れるとともに掻込体６外周に沿つて延長し、自由
端を円盤刃３と掻込体６の交差部よりも下方に位
置させてある。１８は遊転カラーである。
の供給口１１後部に架設の軸１７に始端を止着さ
れるとともに掻込体６外周に沿つて延長し、自由
端を円盤刃３と掻込体６の交差部よりも下方に位
置させてある。１８は遊転カラーである。
搬送チエン９から送り出される排稈を掻込体
６，６の掻込突起５，５により掻き取りながら受
け継ぎこの際絡み付いた排稈をときほぐし、更
に、一時的に多量に供給される排稈を掻込突起
５，５で一定量づつ受け継ぎ排稈を均一化させな
がら円盤刃３と回転受刃４との間の交差部である
切断部１９へ掻き込む。
６，６の掻込突起５，５により掻き取りながら受
け継ぎこの際絡み付いた排稈をときほぐし、更
に、一時的に多量に供給される排稈を掻込突起
５，５で一定量づつ受け継ぎ排稈を均一化させな
がら円盤刃３と回転受刃４との間の交差部である
切断部１９へ掻き込む。
この掻き込みに際して、該掻込体６，６と該掻
込体６に向け弾発する案内板１６によつて嵩の多
い株元側も浮き上がらせることなく切断部１９へ
確実に案内して切断する。
込体６に向け弾発する案内板１６によつて嵩の多
い株元側も浮き上がらせることなく切断部１９へ
確実に案内して切断する。
又、排稈の穂先側イ部分では、嵩が少なく掻込
突起５，５間で滑動するものであるが、この案に
あつては掻込突起５，５間に形成する該掻込突起
５よりも小径で小ピツチの補助掻込突起７，７に
より細い穂先側の排稈を確実に係止して掻き込む
為、株元側から穂先側に亘つて傾斜させることな
く確実に切断部１９へ送り込み一定寸法に切断で
きるものである。
突起５，５間で滑動するものであるが、この案に
あつては掻込突起５，５間に形成する該掻込突起
５よりも小径で小ピツチの補助掻込突起７，７に
より細い穂先側の排稈を確実に係止して掻き込む
為、株元側から穂先側に亘つて傾斜させることな
く確実に切断部１９へ送り込み一定寸法に切断で
きるものである。
図は本考案の一実施例を示すものであつて、第
１図は側断面図、第２図は第１図のＡ矢視断面
図、第３図は掻込体５の側面図、第４図は第３図
のＢ−Ｂ断面図である。 図中、符号１，２は回転軸、３は円盤刃、４は
回転受刃、５は掻込突起、６は掻込体、７は補助
掻込突起を示す。
１図は側断面図、第２図は第１図のＡ矢視断面
図、第３図は掻込体５の側面図、第４図は第３図
のＢ−Ｂ断面図である。 図中、符号１，２は回転軸、３は円盤刃、４は
回転受刃、５は掻込突起、６は掻込体、７は補助
掻込突起を示す。
Claims (1)
- 互いに逆方向に回転し供給される排稈姿勢と略
平行な一対の回転軸１，２を設け、一方側の回転
軸１には所定間隔毎に円盤刃３，３を取着し、他
方の回転軸２には、円盤刃３，３と対応して回転
受刃４，４と該回転受刃４より大径で外周に数個
の掻込突起５，５を形成する掻込体６，６とを円
盤刃３，３に外周一部を交差した状態で取着する
とともに、排稈の穂先側対応位置の該掻込体６の
掻込突起５，５間には、隣接する回転受刃４，４
と略同径若しくは大径でかつ掻込突起５，５より
も小径で小ピツチの補助掻込突起７，７を設けて
なるデイスクカツター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985107512U JPH0429710Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985107512U JPH0429710Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6216245U JPS6216245U (ja) | 1987-01-30 |
| JPH0429710Y2 true JPH0429710Y2 (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=30983861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985107512U Expired JPH0429710Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0429710Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0649151B2 (ja) * | 1988-08-10 | 1994-06-29 | 極東開発工業株式会社 | ディスク形破砕機 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5431436U (ja) * | 1977-08-01 | 1979-03-01 | ||
| JPS5512676U (ja) * | 1978-07-11 | 1980-01-26 | ||
| JPS5519482U (ja) * | 1978-07-26 | 1980-02-07 | ||
| JPS5724120U (ja) * | 1981-06-25 | 1982-02-08 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS513998Y2 (ja) * | 1971-09-07 | 1976-02-04 | ||
| JPS53147267U (ja) * | 1977-04-27 | 1978-11-20 | ||
| JPS58189749U (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-16 | 株式会社四国製作所 | デイスクカツタ− |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP1985107512U patent/JPH0429710Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5431436U (ja) * | 1977-08-01 | 1979-03-01 | ||
| JPS5512676U (ja) * | 1978-07-11 | 1980-01-26 | ||
| JPS5519482U (ja) * | 1978-07-26 | 1980-02-07 | ||
| JPS5724120U (ja) * | 1981-06-25 | 1982-02-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6216245U (ja) | 1987-01-30 |
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